説明

アストラル体活性化エネルギー放射浄水器

【課題】常に大量の水を浄化することが可能で、しかも衛生管理上のメンテナンスも容易なアストラル体活性化エネルギー放射浄水器を提供する。
【解決手段】水を取り入れる入水口1と、浄水された水を出水する出水口2の間に、活性炭3と中空糸膜4とアストラル活性化エネルギーを放射するマークを設けたプレート5で構成し、カートリッジ6内を通る水にアストラル体活性化エネルギーを放射する。プレート5の表面に、水Wに接する面積が大きくなるように溝もしくは突起状の加工を施す。プレート5は、ジルコン(Zr)を主原料としたセラミックプレートで形成する。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水道水等の不純物を除去し水を浄化する機能を有した浄水器の中を通る水に、アストラル体活性化エネルギーを放射するアストラル体活性化エネルギー放射浄水器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、宇宙エネルギー、生体エネルギー、気功エネルギー、意識エネルギー、アストラル体など現在の科学技術では解明できないエネルギーが引き起こす現象について盛んに研究されたり、そのエネルギーを応用した商品が販売されるようになっている。本明細書では、未だ現代物理学では解明されていないが、経験的に確かに何らかの作用、効果が認められるエネルギーを総称してアストラル体活性化エネルギーとして定義する。このような、アストラル体活性化エネルギーを利用した技術については、例えば、深野一幸著「 宇宙エネルギーの超革命(廣済堂出版発行)」 に記載されており、アストラル体活性化エネルギーを利用した製品が数多く使用されるようになってきている。さらに、アストラル体活性化エネルギーには、次のような効果があると示されている。
【0003】例えば、アストラル体活性化エネルギーを照射することにより、食品に対して様々な効果がある。その効果を数例以下に示す。
1.水やコーヒーの味がまろやかになる。
2.二級のウイスキーや日本酒が特級なみにまろやかになったり、二日酔いしにくい酒になる。
3.すっぱいミカン等は、酸味が減少して甘くなる。
4.食用油は、酸化しにくい油になり、揚げた天麩羅等も軽い味になり、消化もよく、健康にもよくなる。
5.醤油は、とげとげしさが殆どなくなる。
6.豆腐は、水っぽさが殆どなくなり、大豆の風味が豊かな味になる。また、口に残るや化学調味料のえぐみも殆どなくなる。
【0004】以上示したように、アストラル体活性化エネルギーを物質に照射すると、物質が元々有していたエネルギー状態、すなわち自然界に存在していたエネルギーの高い状態に変化させることができるものである。
【0005】以下、従来の宇宙エネルギー付加方法について図面を参照しながら説明する。
【0006】図4は、従来の方法で宇宙エネルギーを付加したマドラーの使用状態を示す斜視図であり、液体に対して宇宙エネルギーを放射するように設計されている(実用新案登録第3020845 号)。図4において、符号101は液体を入れることのできるコップ、102はコップ101の中に入れられた水道水、103は棒状のマドラーで、このマドラー103をチャージ装置(図示せず)で宇宙エネルギーの超微粒子を注入することにより、マドラー103から半永久的に宇宙エネルギーが放出されるものである。
【0007】コップ101の中に入れられている水道水102を、マドラー103で攪拌したとき、マドラー103から水道水102へ宇宙エネルギーが放出され、カルキ臭さがなくなり、味がまろやかになるという効果がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上のような構成の宇宙エネルギーを放出するマドラーでは、コップなどに汲んだ水を浄化する構成になっているため、大量の水を浄化することができない。しかも、一つのマドラーを個々のコップに入れて攪拌するので、このマドラーを常に衛生的に管理しなければならず、衛生管理上の手間を要するものである。
【0009】そこで、本発明は上述の課題を解消すべく創出されたもので、常に大量の水を浄化することが可能で、しかも衛生管理上のメンテナンスも容易なアストラル体活性化エネルギー放射浄水器の提供を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するために本発明の第1の手段は、水を取り入れる入水口1と、浄水された水を出水する出水口2の間に、活性炭3と中空糸膜4とアストラル活性化エネルギーを放射するマークを設けたプレート5で構成し、カートリッジ6内を通る水にアストラル体活性化エネルギーを放射する。
【0011】第2の手段は、前記プレート5の表面に、水Wに接する面積が大きくなるように溝加工又は突起加工を施したことを課題解消のための手段とする。
【0012】第3の手段は、前記プレート5はジルコン(Zr)を主原料としたセラミックプレートで形成したことを課題解消のための手段とする。
【0013】本発明の構成によれば、アストラル体活性化エネルギーを放射するプレート5により、水が活性化されるため、水中の不純物や有害イオン、塩素臭、トリハロメタン、カビ臭、雑菌等が浄化作用を促進する。また、アストラル体活性化エネルギーによって活性炭及び中空糸膜の劣化が少なくなる。
【0014】更に、ジルコンを主成分としたセラミックプレート5は、不純物が蓄積しにくく交換を必要としない。このように、浄水器の寿命を大幅に向上せしめる。
【0015】さらに、アストラル体活性化エネルギーは、新陳代謝促進効果、自律神経調整効果、消炎効果、老廃物の排出効果等、人体に対して多くの健康促進効果を与えることができるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
【0017】図1は本発明の実施例における構造断面図を示したものである。図1において、符号1は、入水口、符号2は出水口、符号3は粒状活性炭を示している。本実施例の粒状活性炭3は、銀が添加されたヤシガラ活性炭を使用した。符号4は中空糸膜で、本実施例ではポリスルホンで構成される中空糸膜を使用した。符号5はセラミックプレートで、ジルコンを主成分として形成され、アストラル体活性化エネルギーを放射するマーク(図2参照)を設けている。符号6はカートリッジで、前記粒状活性炭3と中空糸膜4及びセラミックプレート5が所定の位置に配置されている。符号7はケースで、入水口1と出水口2とカートリッジ6とで構成する。このときカートリッジ6はケース7から着脱自在に設けている。また、Wは水であり、水の流れる方向を矢印で示している。
【0018】図2は本発明の一実施例におけるセラミックプレートに加工された溝の正面図である。この溝は、アストラル体活性化エネルギーを放射するマークを象っている。また、溝の変わりに突起状に設けてもよい。
【0019】以上のように構成された浄水器について、その動作を説明する。
【0020】先ず本発明の浄水器について水の流れを説明すると、水道の蛇口等よりケース7の入水口1を経て矢印の方向にカートリッジ6へと流れる。そして活性炭3を通過する際に、各種の臭いや濁り、さび等が濾過される。またこのとき活性炭3層内に配置されたセラミックスプレート5がアストラル体活性化エネルギーを放射し、その効果により水Wが活性化される。そして最後に中空糸膜4を通過するとき、活性炭3では除かれなかった細かい不純物そして細菌や原虫類などが除かれ出水口2より流出され飲料用に供されることになる。
【0021】また、本発明の浄水器では効率良く水Wを濾過するため、使用するろ材を粒状活性炭と中空糸膜を用いた。水中の不純物や有害イオン、塩素臭、トリハロメタン、カビ臭、雑菌等を濾過するため、水の流れの上流側に粒状活性炭3を配置し、下流側に中空糸膜4を配置した。そしてセラミックプレート5は粒状活性炭3に埋まるようにして配置した。
【0022】粒状活性炭3はその吸着作用によって通過する水W中の濁り、カビ臭、カルキ臭、さび等を吸着する。
【0023】次にアストラル体活性化エネルギーによる遠赤外線の放射について説明する。図2はアストラル体活性化エネルギーを放射するマークであり、マークによる遠赤外線放射効果を図3に示した。図3において、四角枠で囲まれた部分にセラミックプレートが配置されており、左側は通常プレート、右側は溝加工が施されている。図からも明らかなように、溝加工を施されたセラミックプレートのマークから遠赤外線が放射されていることが確認できる。
【0024】なお、本実施例において活性炭3には粒状の活性炭を使用したが、これに限らず繊維状活性炭や粒状活性炭と繊維状活性炭を任意に組み合わせて使用してもよい。
【0025】本実施例において中空糸膜4にポリスルホン繊維を使用したが、これに限らずポリエステル繊維やポリプロピレン繊維を用いてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上の構成から本発明の浄水器は当初の目的を達成した。
【0027】すなわち、請求項1、2に記載のアストラル体活性化エネルギーを放射するマークが加工されたプレートにより、本発明浄水器を通過する大量の水を活性化することができる。しかも、アストラル体活性化エネルギーの放射によって、水中の不純物や有害イオン、塩素臭、トリハロメタン、カビ臭、雑菌等が浄化され易くなった。また、アストラル体活性化エネルギーの放射は、活性炭及び中空糸膜の劣化も防止する。
【0028】さらに、アストラル体活性化エネルギーは、新陳代謝促進効果、自律神経調整効果、消炎効果、老廃物の排出効果等があり、人体に対して多くの健康促進効果を与えることができるアストラル体活性化エネルギー放射浄水器を提供できる。
【0029】また、請求項3に記載のジルコン(Zr)を主原料としたセラミックプレートによって、セラミックプレート自体も不純物が蓄積しにくく交換を必要としないため浄水器の寿命が大幅に向上され、メンテナンスも容易に行なえる。
【0030】このように、本発明によると、常に大量の水を浄化することが可能で、しかも衛生管理上のメンテナンスも容易におこなえるなどとといった有益な種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浄水器の構造断面図。
【図2】本発明のセラミックプレートに加工された溝の正面図。
【図3】本発明のセラミックプレートによる遠赤外線の効果を示した図。
【図4】従来の宇宙エネルギーを付加したマドラーの使用状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 入水口
2 出水口
3 活性炭
4 中空糸膜
5 プレート
6 カートリッジ
7 ケース
W 水
101 コップ
102 水道水
103 マドラー

【特許請求の範囲】
【請求項1】 水を取り入れる入水口と、浄水された水を出水する出水口の間に、活性炭と中空糸膜とアストラル活性化エネルギーを放射するマークを設けたプレートとを配置したことを特徴とするアストラル体活性化エネルギー放射浄水器。
【請求項2】 前記プレートの表面は、水に接する面積が大きくなるように溝加工又は突起加工が施されている請求項1記載のアストラル体活性化エネルギー放射浄水器。
【請求項3】 前記プレートは、ジルコン(Zr)を主原料としたセラミックプレートで形成することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のアストラル体活性化エネルギー放射浄水器。

【図1】
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【図2】
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【図4】
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【図3】
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【公開番号】特開2000−308880(P2000−308880A)
【公開日】平成12年11月7日(2000.11.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願平11−119092
【出願日】平成11年4月27日(1999.4.27)
【出願人】(000105752)コロナ工業株式会社 (6)
【出願人】(597108785)株式会社ホワイトスターアベニュー (2)
【Fターム(参考)】