オフセット印刷における湿潤水特性改良の方法と装置
【課題】オフセット印刷における湿潤水特性改良の方法と装置の提供。
【解決手段】本発明は重力落下あるいは再搬送基地を通じて既存の再循環ユニットまでの印刷部品への戻り水から出るインク、泡および印刷残留物(ペーパー、溶剤等々)の分離および除去用の装置によってオフセットおよびロトオフセット印刷機械の湿潤水の特性を最適化するための方法および装置に関する。
【解決手段】本発明は重力落下あるいは再搬送基地を通じて既存の再循環ユニットまでの印刷部品への戻り水から出るインク、泡および印刷残留物(ペーパー、溶剤等々)の分離および除去用の装置によってオフセットおよびロトオフセット印刷機械の湿潤水の特性を最適化するための方法および装置に関する。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
本発明はオフセットおよびロトオフセット印刷機械における湿潤水特性を改良あるいは最適化する方法と装置に関する。
【0002】
オフセット印刷法において、印刷作業は、1本のブランケット(blanket)シリンダーと協働する1本のプレートシリンダーによって行われ、これらの間を印刷されるべき材料が通過するのであるが、前記材料は一般的に1枚のシート状(オフセット印刷向け)あるいは1本のロール(coil)状(ロトオフセット印刷向け)である。
【0003】
このような方法において、高度な印刷品質を提供するには印刷されるべき材料の湿潤特性を最適化することが極めて重要である。
【0004】
実際、知られている通り、印刷湿潤水は目標とするpH値と伝導率値を持たねばならないだけでなく、事前設定された一定温度に保たれねばならない。
【0005】
上述の機能はいわゆる「再循環」装置という冷却装置によって、一般的に、果たされている。
【特許文献1】伊国公開特許 MI2004A000484
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0006】
従って、本発明の目的は、このような装置を提供することであり、完全に独立した方法で、湿潤水のpH値および伝導率値を自動的に制御するかまたはモニターすることを可能にして、オフセット印刷における湿潤水の特性を改善あるいは最適化するための装置、特に、同じ申請人名で既に開示されている伊特許申請No.MI2004A000484と同様の装置を提供することに在る。
【0007】
上述の様な目的の範囲内で、本発明の主な目的は、極めて高度な効率性と安定性をもって印刷運転を果たすことの出来る装置を提供することにある。
【0008】
本発明のさらにもうひとつの目的は、印刷湿潤水を定期的に交換する必要のない装置を提供することにある。
【0009】
本発明のあるひとつの側面によれば、上述の狙いおよび目的は、以下により明らかになるその他の目的と同様に、オフセット印刷機における湿潤水の特性を改善する装置によって達成されるのであるが、前記装置の特徴としては、事前の粗濾過手段、1つ若しくはそれ以上の分離鉢を画定する分離手段、1つ若しくはそれ以上の前記分離鉢の頂部に設けられるインク回収手段、そして取出弁を有していることが挙げられる。
【0010】
本発明のもうひとつの側面によれば、上述の狙いおよび目的は、以降でより明らかになるその他の目的と同様に、オフセット印刷機における湿潤水の特性を改善する方法によって更に達成されるのであるが、前記方法の特徴としては、インク、泡、および印刷部品類から戻ってくる戻り水から出るペーパーや溶剤、その他の印刷残留物を、重力落下あるいは再搬送基地によって再循環ユニットへ搬送するといった、分離除去手段を含んでいる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
図の参照番号に関連して、全般的に参照番号1で示される本発明による装置は、本質的に既知の方法で知られる複数の印刷ユニット2、再循環装置3,および同一出願人名で伊国特許出願番号MI2004A000484号において既に先行して公開されているのと同様の湿潤水の改善または最適化のための装置4を含む全般的に参照番号110によって示されるオフセット印刷機に応用される。
【0012】
図2に示されるオフセット印刷機では、印刷湿潤水は冷却組立製品を含む再循環装置3によって連続して冷却される。
【0013】
より具体的には、適切に冷却された後の液体は印刷ユニット2に搬送されるとともに、その後、本発明による装置1に搬送される。
【0014】
この装置1は、プレフィルター5によって構成される事前粗濾過装置、参照番号7によって全体的に示される1つ若しくはそれ以上の処理鉢を画定する複数の分離壁6、インクを回収するための処理鉢7の頂部に設けられるインク回収管8、および取出あるいは排出弁9を本質的に含む。
【0015】
本発明の一つの変更実施例によると、図2および図4に図式的に示されるとともに、全般的に参照番号101によって示される当該装置は、プレフィルター105を含む事前粗濾過装置、全般的に参照番号107によって示される1つ若しくはそれ以上の処理鉢を画定する一連のパイプ106、前記処理鉢107の頂部に設けられるインク回収パイプ108、取出弁109、レベル感知器112を含む集約タンク111、および再搬送ポンプ113を本質的に含む。
【0016】
本発明による装置は以下のように操作される。
【0017】
印刷ユニット2から出る戻り水は、事前粗濾過装置5、105を通過することによってインク分離装置に搬送され、分離壁6(図1および図3)あるいはパイプ106(図2および図4)を含む強制される(forced)流路を通って、以下の処理鉢7および107まで流れ、適切に設計されていれば、浮遊し易いインクや印刷残留物が分離される。
【0018】
このように、処理水はその後、装置1の方へ、重力落下によって送られるか、あるいは装置101内のポンプ113によって再循環装置3まで搬送され、印刷ユニット2に再送される。
【0019】
このように、定期的に、運転者はオーバーフロータイプの操作、すなわち図6から図8で模式的に示されているように、1本若しくはそれ以上のパイプ14を単に下方へ転回する事によって、分離装置鉢に堆積した残留物あるいは廃棄物質を回収できるのであるが、事前に設定された操作手順に従うと、前記パイプは液体を含んだインクや印刷残留物の頂部部分のみが排出されるように分離装置の外側に設けられ、これによりその後の処理用にこれは容器15の中に集められる。
【0020】
装置を完全に空にし、そうすることで異常時のメンテナンスが行なえるようにするために、底部排出バルブ9あるいは109が用いられる。
【0021】
図9および図10は、それぞれ、参照番号1に示される長方形横断面構成、および全般的に参照番号201によって示される円形横断面構成の装置の可能な2種の幾何学的構成を示す。
【0022】
本発明が、意図する狙いと目的を完全に果たしていることが実際に見て取れる。
【0023】
事実、本発明が提供する装置では、継続して非常に明確な条件下に保つことが出来るので、定期的に湿潤水を交換しなくても良い。
【0024】
本発明を応用する場合、当該使用材料は、材料自体の寸法および形状も含めて、必要の要件次第で決まる任意のものにすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0025】
本発明のさらなる特徴と利点は添付図における、本発明の好ましいが他を排するものではなく、明示的だがこれだけに限定されない例によって、例示された実施例に関する詳細な開示からさらに明らかになろう。
【図1】本発明による装置を含むオフセット印刷機械の概要図である。
【図2】本発明のもうひとつのより進んだ側面による装置を含むオフセット印刷機械の概要図である。
【図3】図1に示される印刷機械に応用されている本発明による装置の全体側面図である。
【図4】図2に示される印刷機械に応用されている本発明による装置のもうひとつの全体側面図である。
【図5】本発明による装置の主構成部品を模式的に示すもう一つの立面図である。
【図6】特に、オーバーフローのタイプの方法による残留物回収用の運転手段を示す主題装置のさらに付け加えられた立面図類である。
【図7】特に、オーバーフローのタイプの方法による残留物回収用の運転手段を示す主題装置のさらに付け加えられた立面図類である。
【図8】特に、オーバーフローのタイプの方法による残留物回収用の運転手段を示す主題装置のさらに付け加えられた立面図類である。
【図9】長方形横断面状装置を示す立面図および上面図である。
【図10】円形横断面状装置を図示するさらに付け加えられた立面図および上面図である。
【符号の説明】
【0026】
2 印刷ユニット
3 再循環装置
5 プレフィルター
【背景技術】
【0001】
本発明はオフセットおよびロトオフセット印刷機械における湿潤水特性を改良あるいは最適化する方法と装置に関する。
【0002】
オフセット印刷法において、印刷作業は、1本のブランケット(blanket)シリンダーと協働する1本のプレートシリンダーによって行われ、これらの間を印刷されるべき材料が通過するのであるが、前記材料は一般的に1枚のシート状(オフセット印刷向け)あるいは1本のロール(coil)状(ロトオフセット印刷向け)である。
【0003】
このような方法において、高度な印刷品質を提供するには印刷されるべき材料の湿潤特性を最適化することが極めて重要である。
【0004】
実際、知られている通り、印刷湿潤水は目標とするpH値と伝導率値を持たねばならないだけでなく、事前設定された一定温度に保たれねばならない。
【0005】
上述の機能はいわゆる「再循環」装置という冷却装置によって、一般的に、果たされている。
【特許文献1】伊国公開特許 MI2004A000484
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0006】
従って、本発明の目的は、このような装置を提供することであり、完全に独立した方法で、湿潤水のpH値および伝導率値を自動的に制御するかまたはモニターすることを可能にして、オフセット印刷における湿潤水の特性を改善あるいは最適化するための装置、特に、同じ申請人名で既に開示されている伊特許申請No.MI2004A000484と同様の装置を提供することに在る。
【0007】
上述の様な目的の範囲内で、本発明の主な目的は、極めて高度な効率性と安定性をもって印刷運転を果たすことの出来る装置を提供することにある。
【0008】
本発明のさらにもうひとつの目的は、印刷湿潤水を定期的に交換する必要のない装置を提供することにある。
【0009】
本発明のあるひとつの側面によれば、上述の狙いおよび目的は、以下により明らかになるその他の目的と同様に、オフセット印刷機における湿潤水の特性を改善する装置によって達成されるのであるが、前記装置の特徴としては、事前の粗濾過手段、1つ若しくはそれ以上の分離鉢を画定する分離手段、1つ若しくはそれ以上の前記分離鉢の頂部に設けられるインク回収手段、そして取出弁を有していることが挙げられる。
【0010】
本発明のもうひとつの側面によれば、上述の狙いおよび目的は、以降でより明らかになるその他の目的と同様に、オフセット印刷機における湿潤水の特性を改善する方法によって更に達成されるのであるが、前記方法の特徴としては、インク、泡、および印刷部品類から戻ってくる戻り水から出るペーパーや溶剤、その他の印刷残留物を、重力落下あるいは再搬送基地によって再循環ユニットへ搬送するといった、分離除去手段を含んでいる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
図の参照番号に関連して、全般的に参照番号1で示される本発明による装置は、本質的に既知の方法で知られる複数の印刷ユニット2、再循環装置3,および同一出願人名で伊国特許出願番号MI2004A000484号において既に先行して公開されているのと同様の湿潤水の改善または最適化のための装置4を含む全般的に参照番号110によって示されるオフセット印刷機に応用される。
【0012】
図2に示されるオフセット印刷機では、印刷湿潤水は冷却組立製品を含む再循環装置3によって連続して冷却される。
【0013】
より具体的には、適切に冷却された後の液体は印刷ユニット2に搬送されるとともに、その後、本発明による装置1に搬送される。
【0014】
この装置1は、プレフィルター5によって構成される事前粗濾過装置、参照番号7によって全体的に示される1つ若しくはそれ以上の処理鉢を画定する複数の分離壁6、インクを回収するための処理鉢7の頂部に設けられるインク回収管8、および取出あるいは排出弁9を本質的に含む。
【0015】
本発明の一つの変更実施例によると、図2および図4に図式的に示されるとともに、全般的に参照番号101によって示される当該装置は、プレフィルター105を含む事前粗濾過装置、全般的に参照番号107によって示される1つ若しくはそれ以上の処理鉢を画定する一連のパイプ106、前記処理鉢107の頂部に設けられるインク回収パイプ108、取出弁109、レベル感知器112を含む集約タンク111、および再搬送ポンプ113を本質的に含む。
【0016】
本発明による装置は以下のように操作される。
【0017】
印刷ユニット2から出る戻り水は、事前粗濾過装置5、105を通過することによってインク分離装置に搬送され、分離壁6(図1および図3)あるいはパイプ106(図2および図4)を含む強制される(forced)流路を通って、以下の処理鉢7および107まで流れ、適切に設計されていれば、浮遊し易いインクや印刷残留物が分離される。
【0018】
このように、処理水はその後、装置1の方へ、重力落下によって送られるか、あるいは装置101内のポンプ113によって再循環装置3まで搬送され、印刷ユニット2に再送される。
【0019】
このように、定期的に、運転者はオーバーフロータイプの操作、すなわち図6から図8で模式的に示されているように、1本若しくはそれ以上のパイプ14を単に下方へ転回する事によって、分離装置鉢に堆積した残留物あるいは廃棄物質を回収できるのであるが、事前に設定された操作手順に従うと、前記パイプは液体を含んだインクや印刷残留物の頂部部分のみが排出されるように分離装置の外側に設けられ、これによりその後の処理用にこれは容器15の中に集められる。
【0020】
装置を完全に空にし、そうすることで異常時のメンテナンスが行なえるようにするために、底部排出バルブ9あるいは109が用いられる。
【0021】
図9および図10は、それぞれ、参照番号1に示される長方形横断面構成、および全般的に参照番号201によって示される円形横断面構成の装置の可能な2種の幾何学的構成を示す。
【0022】
本発明が、意図する狙いと目的を完全に果たしていることが実際に見て取れる。
【0023】
事実、本発明が提供する装置では、継続して非常に明確な条件下に保つことが出来るので、定期的に湿潤水を交換しなくても良い。
【0024】
本発明を応用する場合、当該使用材料は、材料自体の寸法および形状も含めて、必要の要件次第で決まる任意のものにすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0025】
本発明のさらなる特徴と利点は添付図における、本発明の好ましいが他を排するものではなく、明示的だがこれだけに限定されない例によって、例示された実施例に関する詳細な開示からさらに明らかになろう。
【図1】本発明による装置を含むオフセット印刷機械の概要図である。
【図2】本発明のもうひとつのより進んだ側面による装置を含むオフセット印刷機械の概要図である。
【図3】図1に示される印刷機械に応用されている本発明による装置の全体側面図である。
【図4】図2に示される印刷機械に応用されている本発明による装置のもうひとつの全体側面図である。
【図5】本発明による装置の主構成部品を模式的に示すもう一つの立面図である。
【図6】特に、オーバーフローのタイプの方法による残留物回収用の運転手段を示す主題装置のさらに付け加えられた立面図類である。
【図7】特に、オーバーフローのタイプの方法による残留物回収用の運転手段を示す主題装置のさらに付け加えられた立面図類である。
【図8】特に、オーバーフローのタイプの方法による残留物回収用の運転手段を示す主題装置のさらに付け加えられた立面図類である。
【図9】長方形横断面状装置を示す立面図および上面図である。
【図10】円形横断面状装置を図示するさらに付け加えられた立面図および上面図である。
【符号の説明】
【0026】
2 印刷ユニット
3 再循環装置
5 プレフィルター
【特許請求の範囲】
【請求項1】
事前粗濾過手段、1つ若しくはそれ以上の分離鉢を定める分離手段、1つ若しくはそれ以上の前記分離鉢の頂部に設けられるインク回収手段、および取出弁を有することを特徴とするオフセット印刷機械の湿潤水の特性を改善するための装置。
【請求項2】
前記事前粗濾過手段が、プレフィルターを有することを特徴とする請求項1記載の装置。
【請求項3】
前記分離手段が、1つ若しくはそれ以上の分離壁を有することを特徴とする請求項1記載の装置。
【請求項4】
前記分離手段が、1本若しくはそれ以上のパイプを有することを特徴とする請求項1記載の装置。
【請求項5】
前記装置が、さらに、集約タンクを有することを特徴とする請求項1記載の装置。
【請求項6】
前記集約タンクの中にレベル感知器を有することを特徴とする請求項5記載の装置。
【請求項7】
前記装置が、さらに、再搬送ポンプを有することを特徴とする請求項1記載の装置。
【請求項8】
前記装置において、印刷機械の印刷ユニットから出る戻り水が、前記事前粗濾過手段を通過して、前記分離手段を有する強制搬送路を通り、次に処理鉢まで流れることによって前記分離手段まで搬送され、浮遊印刷インクおよび残留材料が除去されることを特徴とする請求項1記載の装置。
【請求項9】
重力落下あるいはポンプによる再搬送によって、処理水が、装置内の前記再循環装置に送られ、再び印刷ユニットへ再搬送されることを特徴とする請求項8記載の装置。
【請求項10】
前記処理鉢あるいは前記分離装置の鉢に蓄積される前記残留物質が、オーバーフローによって、1本若しくはそれ以上のパイプを下方に転回させることによって回収され、前記パイプが、前記液体の処理用の集約容器中に前記液体を集め、液体を保持する印刷インクおよび残留物の頂部面からのみ排出を可能にするレベルにて前記分離装置の外側に設けられることを特徴とする請求項8記載の装置。
【請求項11】
前記装置が前記装置の内容物を完全に空にする一連の複数の底部取出バルブを有することを特徴とする請求項1記載の装置
【請求項12】
重力落下によってあるいは再搬送基地を通じて再循環ユニットまで再搬送される前記印刷部品から帰る戻り水から出る印刷インク、泡、およびペーパー、溶剤等々の残留物の分離および除去の手段を有することを特徴とするオフセット印刷機械の湿潤水の特性を改善するための方法
【請求項1】
事前粗濾過手段、1つ若しくはそれ以上の分離鉢を定める分離手段、1つ若しくはそれ以上の前記分離鉢の頂部に設けられるインク回収手段、および取出弁を有することを特徴とするオフセット印刷機械の湿潤水の特性を改善するための装置。
【請求項2】
前記事前粗濾過手段が、プレフィルターを有することを特徴とする請求項1記載の装置。
【請求項3】
前記分離手段が、1つ若しくはそれ以上の分離壁を有することを特徴とする請求項1記載の装置。
【請求項4】
前記分離手段が、1本若しくはそれ以上のパイプを有することを特徴とする請求項1記載の装置。
【請求項5】
前記装置が、さらに、集約タンクを有することを特徴とする請求項1記載の装置。
【請求項6】
前記集約タンクの中にレベル感知器を有することを特徴とする請求項5記載の装置。
【請求項7】
前記装置が、さらに、再搬送ポンプを有することを特徴とする請求項1記載の装置。
【請求項8】
前記装置において、印刷機械の印刷ユニットから出る戻り水が、前記事前粗濾過手段を通過して、前記分離手段を有する強制搬送路を通り、次に処理鉢まで流れることによって前記分離手段まで搬送され、浮遊印刷インクおよび残留材料が除去されることを特徴とする請求項1記載の装置。
【請求項9】
重力落下あるいはポンプによる再搬送によって、処理水が、装置内の前記再循環装置に送られ、再び印刷ユニットへ再搬送されることを特徴とする請求項8記載の装置。
【請求項10】
前記処理鉢あるいは前記分離装置の鉢に蓄積される前記残留物質が、オーバーフローによって、1本若しくはそれ以上のパイプを下方に転回させることによって回収され、前記パイプが、前記液体の処理用の集約容器中に前記液体を集め、液体を保持する印刷インクおよび残留物の頂部面からのみ排出を可能にするレベルにて前記分離装置の外側に設けられることを特徴とする請求項8記載の装置。
【請求項11】
前記装置が前記装置の内容物を完全に空にする一連の複数の底部取出バルブを有することを特徴とする請求項1記載の装置
【請求項12】
重力落下によってあるいは再搬送基地を通じて再循環ユニットまで再搬送される前記印刷部品から帰る戻り水から出る印刷インク、泡、およびペーパー、溶剤等々の残留物の分離および除去の手段を有することを特徴とするオフセット印刷機械の湿潤水の特性を改善するための方法
【図3】
【図1】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図1】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【公開番号】特開2006−69208(P2006−69208A)
【公開日】平成18年3月16日(2006.3.16)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2005−248810(P2005−248810)
【出願日】平成17年8月30日(2005.8.30)
【出願人】(505094364)エコグラフィカ エス.アール.エル. (1)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年3月16日(2006.3.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−248810(P2005−248810)
【出願日】平成17年8月30日(2005.8.30)
【出願人】(505094364)エコグラフィカ エス.アール.エル. (1)
【Fターム(参考)】
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