説明

カメラの絞り制御方法及びカメラ

【課題】 カメラボディに、写真フィルムバックと、CCDを内蔵したデジタルスチル撮影バックとの一方を、選択的に着脱自在に装着し得るように構成したカメラにおいて、デジタルスチル撮影時にユーザが撮影レンズの絞りを開放状態にしなかったために撮影に失敗するという事態を防止する。
【解決手段】 カメラ10のカメラボディ12は、撮影レンズ14と、この撮影レンズ14の絞り16を制御する自動絞り制御機構30とを備える。カメラ10の使用時には、カメラボディ12に、写真フィルムバックと、CCDを内蔵したデジタルスチル撮影バック18との一方を装着する。デジタルスチル撮影バック18がカメラボディ12に装着されていることが電気信号によって表示され、絞り制御回路64がその電気信号に応答することによって、自動絞り制御機構30が撮影レンズ14の絞り16を開放状態に保持するようにした。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラボディに、写真フィルムバックとデジタルスチル撮影バックとの一方を、選択的に着脱自在に装着し得るように構成したカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】カメラボディに、写真フィルムバックと、CCDを内蔵したデジタルスチル撮影バックとの一方を、選択的に着脱自在に装着し得るように構成したカメラが知られている。この種のカメラは多くの場合、ブローニーフィルムを使用するいわゆる中型カメラであり、通常はカメラボディと写真フィルムバックとを組にしたものが1台のカメラとして販売され、デジタルスチル撮影バックはそのカメラの交換バックとして別売されている。この種のカメラでは、既にそのカメラを所有しているユーザにとっては、デジタルスチル撮影バックを買い足すだけで、撮影レンズ(通常、交換式レンズである)や三脚等のカメラの付属品をそのまま使用してデジタルスチル撮影ができるという利点が得られる。
【0003】デジタルスチル撮影バックに内蔵されている撮像素子であるCCDは、その撮像面の大きさが写真フィルムのコマの大きさと比べてはるかに小さいものがある。その様なものではデジタルスチル撮影バックには、結像の大きさを写真フィルムのコマの大きさからCCDの撮像面の大きさに縮小するための光学系が備えられている。従って入射光は、カメラボディに装備された撮影レンズとデジタルスチル撮影バックの光学系との両方を通過してCCDに結像するため、撮影レンズに装備されている絞りを操作して絞り制御を行うと、撮影画面の周辺にケラレが発生するおそれがある。そこで、このケラレを防止するために、デジタルスチル撮影バックの光学系に絞りを装備し、デジタルスチル撮影時には、撮影レンズの絞りは開放状態にしておき、デジタルスチル撮影バックの光学系の絞りを操作するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デジタルスチル撮影をしようとするときに、カメラのユーザが撮影レンズの絞りを開放状態にするのを失念することがあり、そのため重要なシャッターチャンスに臨んで撮影に失敗することがあった。本発明は前記事情に鑑み案出されたものであり、本発明の目的は、撮影レンズと該撮影レンズの絞りを制御する自動絞り制御機構とを備えたカメラボディに、写真フィルムバックと、CCDを内蔵したデジタルスチル撮影バックとの一方を、選択的に着脱自在に装着し得るように構成したカメラにおいて、デジタルスチル撮影時にユーザが撮影レンズの絞りを開放状態にしなかったために撮影に失敗するという事態を確実に防止し得るようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため、本発明にかかるカメラの絞り制御方法は、撮影レンズと該撮影レンズの絞りを制御する自動絞り制御機構とを備えたカメラボディに、写真フィルムバックと、CCDを内蔵したデジタルスチル撮影バックとの一方を、選択的に着脱自在に装着し得るように構成したカメラの絞り制御方法において、前記デジタルスチル撮影バックが前記カメラボディに装着されていることを表す装着表示信号に応答して、前記自動絞り制御機構が前記撮影レンズの絞りを開放状態に保持するようにしたことを特徴とする。また、本発明にかかるカメラは、撮影レンズと該撮影レンズの絞りを制御する自動絞り制御機構とを備えたカメラボディに、写真フィルムバックと、CCDを内蔵したデジタルスチル撮影バックとの一方を、選択的に着脱自在に装着し得るように構成したカメラにおいて、前記デジタルスチル撮影バックが前記カメラボディに装着されていることを表す装着表示信号を発生させる装着表示信号発生手段と、前記装着表示信号に応答して前記自動絞り制御機構に前記撮影レンズの絞りを開放状態に保持させる手段とを備えたことを特徴とする。また、本発明は、前記装着表示信号発生手段が、前記カメラボディと前記デジタルスチル撮影バックとの合わせ面に設けたカメラボディ側端子及びデジタルスチル撮影バック側端子を含んであり、それら端子が接触することで前記装着表示信号が得られるようにしたことを特徴とする。また、本発明は、前記撮影レンズが、交換式撮影レンズであることを特徴とする。また、本発明は、前記デジタルスチル撮影バックが、結像の大きさを写真フィルムのコマの大きさからCCDの撮像面の大きさに縮小するための光学系を備えていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ、本発明にかかるカメラの絞り制御方法の実施の形態及びカメラの実施の形態について説明して行く。図1は本発明の実施の形態にかかるカメラの模式的縦断面図、図2は図1のカメラに備えた自動絞り制御機構の模式図である。
【0007】図1に示すように、カメラ10はカメラボディ12を備えている。カメラボディ12には、交換式レンズである撮影レンズ14が装着されており、この撮影レンズ14は絞り16を備えている。カメラ10は、写真フィルム撮影とデジタルスチル撮影との両方が可能に構成されており、写真フィルム撮影の際には、写真フィルムを収容したフィルムバック(不図示)をカメラボディ12の背面に装着して使用する。また、デジタルスチル撮影の際には、図1に示したように、撮像素子であるCCD20を内蔵したデジタルスチル撮影バック18をカメラボディ12の背面に装着して使用する。従ってこのカメラ10は、カメラボディ12に、写真フィルムバックと、CCD20を内蔵したデジタルスチル撮影バック18との一方を、選択的に着脱自在に装着し得るように構成されている。また、カメラボディ12には、撮影レンズ14の絞り16を制御する自動絞り制御機構30(図2)が内蔵されており、この機構については後に詳述する。
【0008】CCD20の撮像面の大きさは、写真フィルムのコマの大きさと比べてはるかに小さい。そのためデジタルスチル撮影バック18には、結像の大きさを写真フィルムのコマの大きさからCCD20の撮像面の大きさに縮小するための光学系が備えられている。この光学系は、コンデンサーレンズ22と結像レンズ24とを含んでおり、結像レンズ24は絞り26を備えている。入射光は、撮影レンズ14とデジタルスチル撮影バック18の光学系との両方を通過してCCD20に結像するため、撮影レンズ14の絞り16を操作して絞り制御を行うと、撮影画面の周辺にケラレが発生するおそれがある。このケラレを防止するには、デジタルスチル撮影時には撮影レンズ14の絞り16は開放状態に保持して、デジタルスチル撮影バック18の光学系の絞り(即ち、結像レンズ24の絞り26)を操作するようにすればよい。ただし、デジタルスチル撮影時にカメラのユーザが手動で撮影レンズの絞りを開放状態にしなければならないようであると、ユーザがその操作を失念したときに撮影に失敗するおそれがある。
【0009】そのような事態を防止するため、カメラ10は、カメラボディ12にデジタルスチル撮影バック18が装着されたならば、撮影レンズ14の絞り16が自動的に開放状態に保持されるように構成されている。これについて以下に図2を参照して説明する。図2において、絞り羽根32は、図1の撮影レンズ14の絞り16を構成している複数枚の絞り羽根のうちの1枚を示したものである。撮影レンズ14には、絞り羽根32を枢着ピン34の周りに回動させて絞り16を開閉するための絞り板36と、この絞り板36を、絞り16を閉じる方向(図中の矢印Cで示した方向)に付勢するバネ38とを備えている。ただし、図示した絞り板36及びバネ38は、それら部材の機能を明らかにするために模式的に示したものであり、図中のそれら部材の形状は、実際の形状を反映してはいない。
【0010】自動絞り制御機構30は作動板40を備えており、この作動板40は、不図示の案内機構に案内されて図中の上下方向に移動自在とされている。また、作動板40は、絞り板36と係合しており、そのため、絞り板36を付勢しているバネ38の力によって図中上方へ付勢されている。自動絞り制御機構30は更に、作動板40に対して係脱自在な係止レバー42を備えている。係止レバー42は、普段は作動板40に係合した状態にあって、作動板40がバネ38の力によって上方へ移動されるのを阻止しており、カメラ10のシャッタボタンが押下されると同時に不図示の作動機構によって作動されて、作動板40との係合が解かれるようにしてある。作動板40はラック部40aを有し、このラック部40aがラチェットホイール46のピニオン部44と噛合している。ラチェットホイール46は回転エンコーダ48を備えており、この回転エンコーダ48が出力するパルスをカウントすることで、ラチェットホイール46の回転角度を検出できるようにしてある。ラチェットホイール46の回転角度は作動板40の上下方向位置に対応し、更に、この作動板40の上下方向位置は撮影レンズ14の絞り16の開度に対応するため、回転エンコーダ48の出力から絞り16の開度を検出することができる。回転エンコーダ48は、ラチェットホイール46に同心円状に形成した多数のスリットと、それらスリットによって光線が断続されるように配設したフォトカプラー50とで構成されており、1つのスリットがフォトカプラー50を通過する度に、フォトカプラー50から電気パルスが1つ出力される。
【0011】ラチェットホイール46に近接して、このラチェットホイール46の回転を所望の回転位置で停止させるための係止部材52が設けられている。係止部材52はレバー状の部材であり、一端にラチェットホイール46の外周のラチェット部46aと噛合する爪部54が形成され、中央部がピン56で枢着され、他端にマグネット吸着部58が備えられている。係止部材52は、バネ60によって、爪部54がラチェットホイール46のラチェット部46aと噛合する方向に付勢されているが、ただし普段は、マグネット吸着部58がコンビネーションマグネット62に吸着されているため、爪部54とラチェット部46aとは噛合していない。コンビネーションマグネット62は、永久磁石とソレノイドとを組み合わせて構成したものであり、ソレノイドに通電されていないときには外部へ磁力を発生しているが、ソレノイドに通電されたならば永久磁石とソレノイドの磁力が打ち消しあい、外部へ発生していた磁力が消滅する。従って、コンビネーションマグネット62に通電したならば、マグネット吸着部58がコンビネーションマグネット62から離れるため、係止部材52の爪部54がラチェット部46aと噛合する。これによってラチェットホイール46の回転を、そのときの回転位置で停止させることができる。
【0012】自動絞り制御機構30は更に、絞り制御回路64を含んでいる。絞り制御回路64は、フォトカプラー50と、コンビネーションマグネット62と、絞りの大きさを指示する信号を発生する回路(不図示)とに接続されている。絞りの大きさを指示する信号を発生する回路は、自動露出装置を備えたカメラ(AEカメラ)には必ず備えられているものであり、周知のものであるため説明を省略する。
【0013】以上の構成において、カメラ10のシャッタボタンが押下されると、係止レバー42が作動されて作動板40との間の係合が解かれ、そのため撮影レンズ14のバネ38の付勢力によって作動板40が上方へ引き上げられ、絞り16が閉じ始める。写真フィルム撮影の際には、これに伴って、ラチェットホイール46が回転を開始し、回転エンコーダ48のフォトカプラー50がパルスを出力し始める。絞り制御回路64がそのパルスの発生個数をカウントし、そのカウント値が目標とする絞りの大きさに対応した値になったならば、絞り制御回路64はコンビネーションマグネット62に通電してラチェットホイール46の回転を停止させる。これによって撮影レンズ14の絞り径が定まり、この直後にシャッタが作動して写真フィルムが露出される。
【0014】一方、既に述べたように、デジタルスチル撮影の際には、撮影レンズの14の絞り16が絞られると撮影画面にケラレが生じるおそれがある。そのような事態を防止するために、このカメラ10は次のように構成されている。先ず、カメラボディ12に一対の端子(カメラボディ側端子)66a、66bが装備されており、それら端子66a、66bは絞り制御回路64に接続されている。一方、デジタルスチル撮影バック18に、このデジタルスチル撮影バック18をカメラボディ12に装着したときにカメラボディ側端子66a、66bに夫々が接触する一対の端子(デジタルスチル撮影バック側端子)68a、68bが装備されており、それら端子68a、68bは互いに接続されている。
【0015】これらカメラボディ側端子66a、66b及びデジタルスチル撮影バック側端子68a、68bは、カメラボディ12とデジタルスチル撮影バック18との合わせ面に設けられており、それら端子が接触することで、デジタルスチル撮影バック18がカメラボディ12に装着されていることを表す装着表示信号が得られる。即ち、この構成は、カメラボディ12にデジタルスチル撮影バック18が装着されているときにだけ、一対のカメラボディ側端子66a、66bが互いに接続された状態にあるようにしたものである。そのため、デジタルスチル撮影バック18が装着されているということを絞り制御回路64において検出することができる。更に、絞り制御回路64は、デジタルスチル撮影バック18が装着されているときには、シャッタボタンの押下によって係止レバー42の係止が解かれてフォトカプラー50が最初のパルスを送出した時点で、コンビネーションマグネット62への通電を開始してラチェットホイール46の回転を阻止するように構成されている。そのため、デジタルスチル撮影バック18が装着されているときには、シャッタボタンを押下しても撮影レンズ14の絞り16は閉じることがなく、開放状態に保持される。
【0016】以上の構成においては、カメラボディ側端子66a、66bと、デジタルスチル撮影バック側端子68a、68bと、絞り制御回路64と、それらを接続する配線とによって、デジタルスチル撮影バック18がカメラボディ12に装着されていることを表す装着表示信号を発生させる装着表示信号発生手段が形成されている。また、絞り制御回路64のうちで、その装着表示信号に応答して、フォトカプラー50が最初のパルスを送出してきた時点でコンビネーションマグネット62への通電を開始するように機能する部分は、その装着表示信号に応答して自動絞り制御機構20に撮影レンズ14の絞り16を開放状態に保持させる手段を形成している。そして、ここで採用している絞り制御方法は、デジタルスチル撮影バック18がカメラボディ12に装着されていることを表す装着表示信号に応答して、自動絞り制御機構30が撮影レンズ14の絞り16を開放状態に保持するようにした方法である。
【0017】尚、以上の実施の形態においては、デジタルスチル撮影バック18がカメラボディ12に装着されていることを表す装着表示信号は電気信号であるが、この装着表示信号を、例えばリンク部材の変位等の、機械的信号とすることも可能であり、また自動絞り制御機構30の構成も、上に開示したものに限られず、様々なものとすることができる。ただし、この実施の形態に採用している、カメラボディ12とデジタルスチル撮影バック18との合わせ面に設けた端子どうしの接触によって装着表示信号が得られるようにした構成は、信頼性の高い動作が確保されるという点で好ましいものである。更に、以上の実施の形態によれば、撮影レンズ14に対しては何ら改造を加える必要がないため、通常の交換式撮影レンズをそのまま使用することができるという利点が得られる。また、既に説明したように、以上の実施の形態は、デジタルスチル撮影バック18が、結像の大きさを写真フィルムのコマの大きさからCCDの撮像面の大きさに縮小するための光学系を備えている場合に特に有用なものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるカメラの絞り制御方法は、撮影レンズと該撮影レンズの絞りを制御する自動絞り制御機構とを備えたカメラボディに、写真フィルムバックと、CCDを内蔵したデジタルスチル撮影バックとの一方を、選択的に着脱自在に装着し得るように構成したカメラの絞り制御方法において、前記デジタルスチル撮影バックが前記カメラボディに装着されていることを表す装着表示信号に応答して、前記自動絞り制御機構が前記撮影レンズの絞りを開放状態に保持するようにしたものである。また、本発明にかかるカメラは、撮影レンズと該撮影レンズの絞りを制御する自動絞り制御機構とを備えたカメラボディに、写真フィルムバックと、CCDを内蔵したデジタルスチル撮影バックとの一方を、選択的に着脱自在に装着し得るように構成したカメラにおいて、前記デジタルスチル撮影バックが前記カメラボディに装着されていることを表す装着表示信号を発生させる装着表示信号発生手段と、前記装着表示信号に応答して前記自動絞り制御機構に前記撮影レンズの絞りを開放状態に保持させる手段とを備えたものである。そのため、デジタルスチル撮影時にユーザが撮影レンズの絞りを開放状態にしなかったために撮影に失敗するという事態を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるカメラの模式的縦断面図である。
【図2】図1のカメラに備えた自動絞り制御機構の模式図である。
【符号の説明】
10 カメラ
12 カメラボディ
14 撮影レンズ
16 絞り
18 デジタルスチル撮影バック
20 CCD
30 自動絞り制御機構
64 絞り制御回路
66a、66b カメラボディ側端子
68a、68b デジタルスチル撮影バック側端子

【特許請求の範囲】
【請求項1】 撮影レンズと該撮影レンズの絞りを制御する自動絞り制御機構とを備えたカメラボディに、写真フィルムバックと、CCDを内蔵したデジタルスチル撮影バックとの一方を、選択的に着脱自在に装着し得るように構成したカメラの絞り制御方法において、前記デジタルスチル撮影バックが前記カメラボディに装着されていることを表す装着表示信号に応答して、前記自動絞り制御機構が前記撮影レンズの絞りを開放状態に保持するようにした、ことを特徴とするカメラの絞り制御方法。
【請求項2】 撮影レンズと該撮影レンズの絞りを制御する自動絞り制御機構とを備えたカメラボディに、写真フィルムバックと、CCDを内蔵したデジタルスチル撮影バックとの一方を、選択的に着脱自在に装着し得るように構成したカメラにおいて、前記デジタルスチル撮影バックが前記カメラボディに装着されていることを表す装着表示信号を発生させる装着表示信号発生手段と、前記装着表示信号に応答して前記自動絞り制御機構に前記撮影レンズの絞りを開放状態に保持させる手段と、を備えたことを特徴とするカメラ。
【請求項3】 前記装着表示信号発生手段は、前記カメラボディと前記デジタルスチル撮影バックとの合わせ面に設けたカメラボディ側端子及びデジタルスチル撮影バック側端子を含んであり、それら端子が接触することで前記装着表示信号が得られるようにした請求項2記載のカメラ。
【請求項4】 前記撮影レンズは交換式撮影レンズである請求項2記載のカメラ。
【請求項5】 前記デジタルスチル撮影バックは、結像の大きさを写真フィルムのコマの大きさからCCDの撮像面の大きさに縮小するための光学系を備えている請求項2記載のカメラ。

【図1】
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【図2】
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