説明

グリーンリサイクル農法

【課題】 吸水力、保水力があり、弾力性のある有機質の土壌にすることにより、大雨、ゲリラ豪雨等による土壌流失を防止しかつ冠水被害を防止する、又、1年くらいの日照りによる干害を防止する。弾力性のある有機質の土壌にすることで、根張りがよくなり、野菜が生長しやすく、微量要素等いろんな栄養の吸収が容易になり、栄養価の高い野菜を栽培できる。現代の文明の利器を使用すれば、あらゆる場所で有機栽培が可能。有機質の素材を利用することで小麦、野菜等を増産できる。
【解決手段】 庭木、街路樹等の剪定木、森林開発、宅地造成等で伐採した木を集積、粉砕機にかけて、粉末状にした生バーク、自然発酵したバーク堆肥を利用。雑草、利用価値の無い木等を焼却炉で灰にし利用。生バークを利用し動物性糞を発酵させ堆肥として利用。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【001】
本発明は、赤土、黒土、砂質土壌等において、世界中で、(化成肥料を使用しなくても)野菜、小麦等を栽培できる農法です。
【背景技術】
【002】
大雨、ゲリラ豪雨時に可能な限りの土壌流失を防止し、かつ冠水被害を防止、さらに1年くらいの日照りに対して、干害防止になる農法。洪水被害を受ける低地でなければ、冠水は防止できる。
【先行技術文献】
この農法に関する文献を知らない。
【問題を解決しようとする課題】
【003】
有機質の弾力性のある土壌にすることで、小麦、野菜栽培への被害を最小限に防止する農法。
【課題を解決するための手段】
【004】
街路樹、庭木等の剪定木、また、森林開発時に伐採する木を集積し、粉砕機にかけて、できるだけ粉末状にした生バークと、それを自然発酵したバーク堆肥の使用。
生バークを使用し、馬糞、牛糞等を発酵させて使用。焼却炉での純粋な草木灰を作り使用。
【発明の効果】
【005】
吸水力、保水力を有し、大雨、ゲリラ豪雨等時の冠水被害を防止し、1年くらいの日照り続き時の干害を防止できる。弾力性のある有機質の土壌にすることで、小麦、野菜等の根張りが良くなり、微量要素を吸収し易く、栄養価の高い野菜栽培が容易になる。タンクローリー、給水車等、又は、井戸が確保出来て、水を供給し、砂漠地帯の縁から、2,3mの緑樹を移植する。ある程度の林が出来、蒸散作用等で水蒸気の流れができ、雨が降り、水の確保ができれば、砂漠地帯でも野菜栽培が可能である。現代の輸送手段を持ってすれば、吸水力、保水力を有するので、不毛の地である中近東辺りでも野菜栽培が確実に可能である。この地で緑の野菜を栽培し、いきなり雨が降っても、抜群の吸水力を有するので土の流失を防止できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
吸水力、保水力を兼ね備えた層を作り、小麦、野菜栽培の表土を有機質の土壌にすることにより、冠水被害、干害を防止できる。この農法によって改良された畑では、誰もが、小麦、有機野菜栽培ができる。水が確保できれば、砂地でも野菜栽培が可能である。

【公開番号】特開2012−196195(P2012−196195A)
【公開日】平成24年10月18日(2012.10.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−85779(P2011−85779)
【出願日】平成23年3月22日(2011.3.22)
【出願人】(511088807)
【Fターム(参考)】