説明

シェードストッパ

【課題】シェードストッパにおいて、サンシェードを閉位置に安定的にとめることができる。
【解決手段】対応部32におけるストッパ側曲面31(当接部)は、サンシェード12の前端部12aにおけるシェード側曲面12bに対応した形状となっている。従って、サンシェード12が閉位置にあるときのシェードストッパ30とサンシェード12との接触面積を増大させることができる。よって、サンシェード12を閉位置に安定的にとめることが可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、サンシェード装置において、サンシェードを閉位置にとめるシェードストッパに関する。
【背景技術】
【0002】
車両のルーフに形成される開口部には、透明な固定パネル又は可動パネルが設置されている。そして、この開口部における車室内側にはサンシェード装置が設置される。サンシェード装置は、ガイドレールと、そのガイドレールに沿ってスライド移動するサンシェードと、を備える。このサンシェードが開口部に対して開閉することで、車室内の光量を調節することができる。
【0003】
例えば、特許文献1に記載のサンシェード装置においては、サンシェードを閉じる際に、サンシェードを閉位置にとめるべくシェードストッパがガイドレール内に設けられている。
【0004】
また、特許文献2に記載のサンシェード装置においては、車両ボデーの一部にサンシェードの端部が当接するシェードストッパが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−297774号公報
【特許文献2】特開平6−320956号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1に記載のサンシェード装置においては、シェードストッパがガイドレール内に設けられているため、シェードストッパとサンシェードとの接触面積は小さくなる。シェードストッパとサンシェードとの接触面積が小さいと、サンシェードを閉位置に安定的にとめることが困難となるおそれがある。
【0007】
また、上記特許文献2に記載のサンシェード装置においては、シェードストッパが車両ボデーに設けられているため、上記接触面積がボデーの形状に応じて変化する。また、本構成においては、上記接触面積を考慮してサンシェード及びシェードストッパ等を構成していないため、サンシェードがシェードストッパに面接触せずに点接触又は線接触すると考えられる。よって、上記同様に、サンシェードを閉位置に安定的にとめることが困難となるおそれがある。
【0008】
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、サンシェードを閉位置に安定的にとめることができるシェードストッパを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、車室内の天井に対してサンシェードを開位置と閉位置との間でスライド可能に支持する1対のガイドレール間を連結するハウジングに設けられるとともに、前記サンシェードが閉位置にあるとき前記サンシェードの端部が当接可能に位置するシェードストッパにおいて、前記サンシェードが閉位置にあるとき前記サンシェードの端部に対応して位置する対応部と、前記対応部に設けられ、前記サンシェードが閉位置にあるとき前記サンシェードの端部の少なくとも一部が当接するとともに、その当接する端部に対応した形状でなる当接部と、車両に固定的に取り付けられるとともに、前記対応部の前記天井と反対側であって前記サンシェードの開方向に延出する取付部と、を備えたことをその要旨としている。
【0010】
同構成によれば、取付部を通じて、シェードストッパ、ひいてはハウジングは車両に固定的に取り付けられる。また、この取付部は、対応部の天井と反対側であってサンシェードの開方向に延出する。従って、取付部は、車室内から対応部が視認されることを抑制する、いわゆる目隠し機能も有する。
【0011】
また、対応部における当接部は、サンシェードの端部におけるシェードストッパに当接する部位に対応した形状となっている。従って、サンシェードが閉位置にある場合における、シェードストッパとサンシェードとの接触面積を増大させることができる。よって、サンシェードを閉位置に安定的にとめることが可能となる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシェードストッパにおいて、前記対応部は、前記サンシェードのスライド方向に対して直交する方向における中央部がその両端部に比べて車両高さ方向において低く形成されることをその要旨としている。
【0013】
サンシェードが開かれた状態において、対応部の中央部は、その両端部に比べて車室内のユーザから視認され易い。上記構成によれば、対応部は、中央部がその両端部に比べて低く形成されている。よって、サンシェードが開いた状態にあっても、取付部が存在することで対応部の車室内からの視認がより確実に抑制される。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のシェードストッパにおいて、前記当接部は、前記サンシェードのスライド方向に対して直交する方向における前記対応部の両端部に形成され、前記対応部における前記両当接部間の部位は、前記スライド方向に対して直交する方向における中央部に向かうにつれて前記サンシェードと離間する態様で形成されることをその要旨としている。
【0015】
同構成によれば、当接部は対応部の両端部に形成される。従って、サンシェードがシェードストッパに片当たりすることが抑制される。サンシェードが両当接部に当接することによりサンシェードを閉位置に安定的にとめることが可能となる。
【0016】
また、対応部の両当接部間の部位は、その中央部に向かうにつれてサンシェードと離間する態様で形成されている。よって、サンシェードが開いた状態にあっても、取付部が存在することで対応部の車室内からの視認がより確実に抑制される。
【0017】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のシェードストッパにおいて、前記当接部は、前記ガイドレールに向かうにつれて前記サンシェード側に向かう面状に形成されていることをその要旨としている。
【0018】
同構成によれば、当接部はガイドレールに向かうにつれてサンシェード側に向かう面状に形成されている。よって、サンシェードが閉位置に存在するとき、両当接部によってスライド方向に対する直交方向にサンシェードがずれることが抑制される。従って、サンシェードを閉位置に安定的にとめることが可能となる。
【0019】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のシェードストッパにおいて、前記サンシェードの端部は、車両の高さ方向に反り返されて形成されることをその要旨としている。
【0020】
同構成によれば、サンシェードの端部は、車両の高さ方向に反り返されて形成される。よって、サンシェードが閉位置に存在するとき、サンシェードの端部と当接部との接触面積を増大させることができる。従って、サンシェードを閉位置に安定的にとめることが可能となる。
【発明の効果】
【0021】
本発明によれば、シェードストッパにおいて、サンシェードを閉位置に安定的にとめることができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の一実施例における車両のルーフを示す斜視図。
【図2】本発明の一実施例におけるサンシェード装置の上面図。
【図3】本発明の一実施例におけるサンシェードが閉じた状態にある図2の部分拡大図。
【図4】本発明の一実施例におけるサンシェードが開いた状態にある図2の部分拡大図。
【図5】本発明の一実施例における図3のB−B線断面図。
【図6】本発明の一実施例におけるフロントハウジングの正面図。
【図7】本発明の一実施例におけるサンシェードが開いた状態のサンシェード装置の斜視図。
【図8】本発明の一実施例におけるサンシェードの閉じた状態のサンシェード装置の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明を具体化した一実施形態について図1〜図8を参照して説明する。
図1に示されるように、車両のルーフ1には、略四角形のルーフ開口部2が形成されている。ルーフ開口部2には、日光等を透過する可動パネル3が設置されている。車室内のルーフ開口部2に対応する部分には、可動パネル3から透過する日光等を遮蔽するサンシェード装置10が設けられている。
【0024】
図2に示すように、サンシェード装置10は、ガイドレール11と、フロントハウジング20と、サンシェード12と、を備える。
ガイドレール11は、例えばアルミニウム合金の押出材からなるとともに、車両前後方向に延出する。ガイドレール11は、車両幅方向において対向する位置に1対設けられる。フロントハウジング20は、両ガイドレール11の前端部間を連結するように、両ガイドレール11の前端部に装着される。
【0025】
サンシェード12は、例えば樹脂材を複数層に設けることにより構成され、ガイドレール11に沿って車両前後方向に移動する。具体的には、サンシェード12は、ルーフ開口部2を隠蔽する閉位置と、ルーフ開口部2を露出させる開位置との間を移動する。
【0026】
フロントハウジング20にはモータ21が内蔵される。モータ21は、駆動することで、フロントハウジング20、ガイドレール11内に延出するベルト(図示略)及びこのベルトに連結される機能部品(図示略)を、ガイドレール11の延出方向に沿って移動させる。この機能部材が可動パネル3に連結されているため、モータ21が一方向に駆動することにより可動パネル3が全閉位置からチルドアップし、モータ21が他方向に駆動することにより可動パネル3が全閉位置からチルドダウンして後方にスライドする。これにより、可動パネル3の開閉が可能となる。なお、機能部材にはレインチャンネルRが連結しており、レインチャンネルRは可動パネル3の後方への移動とともに後方に移動する。サンシェード12の後方部には車両上方に突出する突起部12Aが設けられており、レインチャンネルRの後方部R1が当接可能となっている。そのため、可動パネル3が全閉位置からチルドダウンして後方にスライドする際に、サンシェード12も連動して後方にスライドして自動でサンシェード12を開放することができる。
【0027】
また、サンシェード12の内面(車室内側の面)には取手19が形成される。サンシェード12は、取手19を通じて手動で閉位置とされる。もちろん、サンシェード12は、取手19を通じて手動で開位置とされることも可能である。
【0028】
また、図5に示すように、サンシェード12の前端部12aは、サンシェード12の上面に対して上方に反るように形成されている。すなわち、前端部12aは、車両高さ方向に沿うように形成される。
【0029】
図3及び図4に示すように、サンシェード12の前端部12aにおける各ガイドレール11側にはシェード側曲面12bが形成されている。このシェード側曲面12bは、各ガイドレール11に向かうにつれてフロントハウジング20と離間する態様で形成されている。図3はサンシェード12が全閉状態にあるときの上面図であって、図4はサンシェード12が僅かに開いた状態にあるときの上面図である。
【0030】
また、図2に示すように、フロントハウジング20は、シェードストッパ30を備える。このシェードストッパ30は、射出成形によりフロントハウジング20の他の樹脂部分と一体成形される。シェードストッパ30は、サンシェード12の前端部12aに対応する態様で形成されている。
【0031】
具体的には、シェードストッパ30は、対応部32と、取付部34とを有する。図6に示すように、対応部32は、サンシェード12の前端部12aに対応するように車両幅方向に延出する。そして、対応部32の両端部には、上記シェード側曲面12bに対応するストッパ側曲面31が形成されている。図3及び図8に示すように、サンシェード12が閉位置にあるとき、シェード側曲面12bはストッパ側曲面31に面接触する。なお、ストッパ側曲面31は当接部に相当する。
【0032】
図5に示すように、取付部34は、対応部32の下側であって、サンシェード12の開方向(図中の右側)に延出している。この取付部34は、車室内天井のトリム15に結束部材16を介して取り付けられている。これにより、シェードストッパ30、ひいてはフロントハウジング20は車両に固定される。この取付部34は、図5の矢印の視線で示すように、車室内のユーザによって対応部32が視認されることを抑制するべく、対応部32と車室内との間に設けられている。
【0033】
また、図8に示すように、対応部32には、車両幅方向における中央部に向かうにつれて、サンシェード12の前端部12aと離間する湾曲部33が形成されている。すなわち、この湾曲部33は、その中央部で最も大きい隙間Lにてサンシェード12に対して離間し、各ガイドレール11側に向かうにつれてその隙間Lが小さくなる。そして、ストッパ側曲面31に達したときに隙間Lがなくなる。
【0034】
また、図6に示すように、湾曲部33は、車両幅方向において各ガイドレール11側から中央部に向かうにつれて、高さが低くなるように曲面状に上面33aが形成されている。
【0035】
以下、上記構成の作用について説明する。
図7に示すように、サンシェード12が開位置にある状態から取手19を通じて、手動でサンシェード12が閉方向に移動される。そして、図8に示すように、サンシェード12が閉位置に達すると、シェード側曲面12bがストッパ側曲面31に面接触する。これにより、サンシェード12の閉方向への移動が規制される。
【0036】
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)対応部32におけるストッパ側曲面31(当接部)は、サンシェード12の前端部12aにおけるシェード側曲面12bに対応した形状となっている。従って、サンシェード12が閉位置にあるときのシェードストッパ30とサンシェード12との接触面積を増大させることができる。よって、サンシェード12を閉位置に安定的にとめることが可能となる。
【0037】
また、取付部34を通じて、シェードストッパ30、ひいてはフロントハウジング20はトリム15に固定的に取り付けられる。また、この取付部34は、対応部32の天井と反対側であってサンシェード12の開方向に延出する。従って、取付部34は、車室内から対応部32が視認されることを抑制する、いわゆる目隠し機能も有する。よって、車室内からのシェードストッパ30の見栄えがよくなる。
【0038】
また、上記接触面積を大きくすることで、サンシェード12がシェードストッパ30に接触するときに生じる接触音を低減することができる。さらに、サンシェード12の接触時にシェードストッパ30に加わる単位面積あたりの力も低減できる。このため、シェードストッパ30の耐久性を向上させること、若しくは、シェードストッパ30のストッパ側曲面31に対応する部位を薄く形成するなどシェードストッパ30をより簡易に構成することができる。
【0039】
また、シェードストッパ30は樹脂にて射出成形される。よって、切削加工等に比べて、シェードストッパ30を容易にサンシェード12の前端部12aに対応した形状とすることができる。
【0040】
さらに、従来のガイドレール内に弾性材のシェードストッパを設ける構成に比べて、より少ない工数にて安定的にサンシェード12を閉位置にとめることができる。
(2)サンシェード12が開かれた状態においては、シェードストッパ30(対応部32)の中央部は比較的車室内から視認され易い。そこで、シェードストッパ30には、その中央部に向かうにつれて、サンシェード12の前端部12aと離間する湾曲部33が形成されている。これにより、サンシェード12が開位置にあるときにも、取付部34が存在することで湾曲部33を車室内のユーザによって視認できない位置とすることができる。よって、車室内からのシェードストッパ30の見栄えがよくなる。
【0041】
(3)湾曲部33は、各ガイドレール11側から中央部に向かうにつれて、高さが低くなるように曲面状に上面33aが形成されている。これにより、サンシェード12が開位置にあるときにも、取付部34が存在することで湾曲部33を車室内のユーザによって視認できない位置とすることができる。よって、車室内からのシェードストッパ30の見栄えがよくなる。
【0042】
(4)ストッパ側曲面31は対応部32の両端部に形成されている。従って、サンシェード12がシェードストッパ30に片当たりすることが抑制される。サンシェード12が両ストッパ側曲面31に当接することによりサンシェード12を閉位置に安定的にとめることが可能となる。
【0043】
(5)ストッパ側曲面31は、各ガイドレール11に向かうにつれてサンシェード12の開方向に向かう態様で形成されている。よって、サンシェード12が閉位置に存在するとき、両ストッパ側曲面31によって車両幅方向にサンシェード12がずれることが抑制される。従って、サンシェード12を閉位置に安定的にとめることが可能となる。
【0044】
(6)サンシェード12の前端部12a(シェード側曲面12bを含む)は、車両の高さ方向に向くように反って形成される。よって、サンシェード12が閉位置にあるとき、シェード側曲面12b(反った部分の外面)がストッパ側曲面31に面接触する。これにより、サンシェード12とシェードストッパ30との接触面積を増大させることができる。従って、サンシェード12を閉位置に安定的にとめることが可能となる。
【0045】
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態においては、フロントハウジング20は、ガイドレール11に対して車両前方に設けられていた。しかし、フロントハウジング20はガイドレール11に対して車両後方に設けられていてもよい。この場合、サンシェード12は、車両の後方へ閉じられる。
【0046】
・上記実施形態においては、モータ21は、ガイドレール11に対して車両前方に設けられていた。しかし、ガイドレール11に対して車両後方にリアハウジング(図示なし)を設けて、モータ21を支持してもよい。すなわち、フロントハウジングは、ガイドレール11間を連結していれば、モータ21を支持する部材でなくてもよい。この場合、サンシェード12は車両の前方へ閉じられる。
【0047】
・上記実施形態においては、サンシェード12は基本的に手動にて開閉するものであったが、例えばサンシェード12をサンシェード用モータ(図示略)の駆動により開閉するものとしてもよい。この場合、フロントハウジング20は、サンシェード用モータを支持してもよい。もちろん、この場合、フロントハウジング20は、サンシェード用モータを支持し、モータ21を支持しなくてもよい。
【0048】
・上記実施形態においては、ガイドレール11はサンシェード12及び可動パネル3を移動自在に支持する部材であったが、ガイドレール11はサンシェード12のみを移動自在に支持する部材であってもよい。
【0049】
・上記実施形態においては、シェードストッパ30には一対のストッパ側曲面31が形成されている。しかし、これらストッパ側曲面31を省略し、それらを平面状に形成してもよい。この場合、サンシェード12のシェード側曲面12bも平面状に形成する。
【0050】
・また、湾曲部33を省略して、対応部32を車両幅方向に直線状に延出するように形成してもよい。この場合、サンシェード12の前端部12aが全域に亘って対応部32に接触する。よって、対応部32と、サンシェード12との接触面積を増大させることができる。また、湾曲部33の上面33aを曲面状ではなく、平面状に形成してもよい。
【0051】
・上記実施形態においては、サンシェード12の前端部12aは上方に反るように形成されている。しかし、前端部12aが反ることなく、サンシェード12の平面に沿って形成されていてもよい。
【0052】
・上記実施形態において、シェードストッパ30はフロントハウジング20と別体で形成されてもよい。
【符号の説明】
【0053】
10…サンシェード装置、11…ガイドレール、12…サンシェード、12a…前端部、12b…シェード側曲面、15…トリム、20…フロントハウジング、30…シェードストッパ、31…ストッパ側曲面、32…対応部、33…湾曲部、33a…上面、34…取付部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車室内の天井に対してサンシェードを開位置と閉位置との間でスライド可能に支持する1対のガイドレール間を連結するハウジングに設けられるとともに、前記サンシェードが閉位置にあるとき前記サンシェードの端部が当接可能に位置するシェードストッパにおいて、
前記サンシェードが閉位置にあるとき前記サンシェードの端部に対応して位置する対応部と、
前記対応部に設けられ、前記サンシェードが閉位置にあるとき前記サンシェードの端部の少なくとも一部が当接するとともに、その当接する端部に対応した形状でなる当接部と、
車両に固定的に取り付けられるとともに、前記対応部の前記天井と反対側であって前記サンシェードの開方向に延出する取付部と、を備えたシェードストッパ。
【請求項2】
請求項1に記載のシェードストッパにおいて、
前記対応部は、前記サンシェードのスライド方向に対して直交する方向における中央部がその両端部に比べて車両高さ方向において低く形成されるシェードストッパ。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のシェードストッパにおいて、
前記当接部は、前記サンシェードのスライド方向に対して直交する方向における前記対応部の両端部に形成され、
前記対応部における前記両当接部間の部位は、前記スライド方向に対して直交する方向における中央部に向かうにつれて前記サンシェードと離間する態様で形成されるシェードストッパ。
【請求項4】
請求項3に記載のシェードストッパにおいて、
前記当接部は、前記ガイドレールに向かうにつれて前記サンシェード側に向かう面状に形成されているシェードストッパ。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか一項に記載のシェードストッパにおいて、
前記サンシェードの端部は、車両の高さ方向に反り返されて形成されるシェードストッパ。

【図1】
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【図5】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−91358(P2013−91358A)
【公開日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−233291(P2011−233291)
【出願日】平成23年10月24日(2011.10.24)
【出願人】(000000011)アイシン精機株式会社 (5,421)