説明

ジアルキル亜鉛の製造方法

【課題】ハロゲン化亜鉛とトリアルキルアルミニウムを原料とするジアルキル亜鉛の製造方法において、副生物であるジアルキルアルミニウムハライドを変換処理して当該方法に再利用することにより、効率的かつ経済的にジアルキル亜鉛を製造できる方法を提供する。
【解決手段】ハロゲン化亜鉛とトリアルキルアルミニウムを反応させてジアルキル亜鉛とジアルキルアルミニウムハライドを製造する工程(1)、ジアルキルアルミニウムハライドと金属水素化物を反応させてジアルキルアルミニウムハイドライドを製造する工程(2)、ジアルキルアルミニウムハイドライドと炭素数2以上の直鎖状又は分岐状のオレフィンを反応させてトリアルキルアルミニウムを製造する工程(3)、及びこのトリアルキルアルミニウムを工程(1)に用いる為に供給する工程(4)を有するジアルキル亜鉛の製造方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、高分子重合や医薬品製造の触媒、あるいは太陽電池や半導体装置の電極用透明導電性膜を構成する酸化亜鉛の原料として使用されるジアルキル亜鉛の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、ジアルキル亜鉛は、例えば、高分子重合や医薬品製造の触媒、あるいは太陽電池や半導体装置の電極用透明導電性膜を構成する酸化亜鉛の原料として使用されている。
【0003】
特許文献1には、塩化亜鉛とトリアルキルアルミニウムを反応させてジアルキル亜鉛を製造することが記載されている。この反応液中には、副生物であるジアルキルアルミニウムハライドと未反応亜鉛成分が含まれている。したがって、まず反応液から沸点の低いジアルキル亜鉛を蒸留回収し、次いで沸点の高いジアルキルアルミニウムハライドを蒸留回収する。
【0004】
この副生物であるジアルキルアルミニウムハライドを廃棄する場合は、その廃棄処理に多額の費用が必要となる。
【0005】
また、副生物であるジアルキルアルミニウムハライドを、他の用途に使用することも考えられる。しかし、他の用途としては、金属不純物が含まれていないことが必要とされる用途が多い。したがって、上述のようにして蒸留回収したジアルキルアルミニウムハライドには亜鉛成分がまだ幾分含まれているので、亜鉛成分の低減処理が必要となる。
【0006】
特許文献2には、ジアルキル亜鉛を蒸留分離した後の残液と金属アルミニウムを混合接触させ、その後蒸留することにより、実質的に亜鉛成分を含まないジアルキルアルミニウムハライドを回収する方法が記載されている。しかし、このような工程には多大な労力を要する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2009−263322号公報
【特許文献2】特開2010−116339号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、以上説明した従来技術の課題を解決すべく為されたものである。すなわち本発明の目的は、ハロゲン化亜鉛とトリアルキルアルミニウムを原料とするジアルキル亜鉛の製造方法において、副生物であるジアルキルアルミニウムハライドを変換処理して当該方法に再利用することにより、効率的かつ経済的にジアルキル亜鉛を製造できる方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、上記課題を解決する為に鋭意検討した結果、副生物であるジアルキルアルミニウムハライドを金属水素化物と反応させてジアルキルアルミニウムハイドライドを製造し、さらにオレフィンと反応させてトリアルキルアルミニウムを製造し、これをジアルキル亜鉛の製造原料として再利用する方法が非常に有効であることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
すなわち本発明は、ハロゲン化亜鉛とトリアルキルアルミニウム(但しアルキル基は炭素原子数2以上の直鎖状又は分岐状のアルキル基である)を反応させて、ジアルキル亜鉛とジアルキルアルミニウムハライドを製造する工程(1)、
工程(1)で得たジアルキルアルミニウムハライドと金属水素化物を反応させて、ジアルキルアルミニウムハイドライドを製造する工程(2)、
工程(2)で得たジアルキルアルミニウムハイドライドと炭素数2以上の直鎖状又は分岐状のオレフィンを反応させて、トリアルキルアルミニウムを製造する工程(3)、
及び
工程(3)で得たトリアルキルアルミニウムを、工程(1)に用いる為に供給する工程(4)
を有するジアルキル亜鉛の製造方法である。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、廃棄する場合は多額の費用が必要であり、また他の用途に使用する場合は多大な労力を要する副生物を変換処理して再利用できるので、全体的なプロセスからみて効率的かつ経済的にジアルキル亜鉛を製造できる。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の工程(1)〜(4)は、例えば工程(2)で1価の金属水素化物を用いる場合は、下記の各式で表わすことができる。
【0013】
【化1】

【0014】
各式中、ZnX2はハロゲン化亜鉛を示し、R3Alはトリアルキルアルミニウムを示し、R2Znはジアルキル亜鉛を示し、R2AlXはジアルキルアルミニウムハライドを示し、MHは金属水素化物を示し、R2AlHはジアルキルアルミニウムハイドライドを示し、MXは金属ハロゲン化物を示し、Rは炭素原子数2以上の直鎖状又は分岐上のアルキル基を示し、Xはハロゲン原子を示す。
【0015】
アルキル基(R)の炭素原子数は2以上であり、好ましくは2〜8個、より好ましくは2〜5個、特に好ましくは2〜4個である。1価の場合の金属原子(M)の具体例としては、リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属が挙げられる。中でも、ナトリウム、リチウムがより好ましい。ハロゲン原子(X)の具体例としては、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。中でも、塩素原子が好ましい。
【0016】
工程(1)は、ハロゲン化亜鉛(ZnX2)とトリアルキルアルミニウム(R3Al)を反応させて、ジアルキル亜鉛(R2Zn)とジアルキルアルミニウムハライド(R2AlX)を生成する工程である。
【0017】
工程(1)に用いるハロゲン化亜鉛(ZnX2)の具体例としては、塩化亜鉛、臭化亜鉛、ヨウ化亜鉛が挙げられる。中でも、塩化亜鉛が好ましい。
【0018】
工程(1)に用いるトリアルキルアルミニウム(R3Al)は、上述の好適なアルキル基(R)を有するものが好ましく、中でもトリエチルアルミニウムが好ましい。トリアルキルアルミニウムの使用量は特に限定されず、ジアルキル亜鉛生成反応が進行する量であればよい。経済的な観点からは、ハロゲン化亜鉛に対してトリアルキルアルミニウムを0.5〜1.5モル当量使用することが好ましい。
【0019】
工程(1)の反応は、溶媒の存在下で行うことができる。溶媒は特に限定されず、原料及び生成物と反応しない溶媒であればよい。その具体例としては、デカン、流動パラフィン等の炭化水素系溶媒が挙げられる。溶媒の使用量は特に限定されないが、通常、ハロゲン化亜鉛対して、0.4質量倍以上1.0倍質量以下の溶媒を用いることが好ましい。
【0020】
工程(1)におけるハロゲン化亜鉛とトリアルキルアルミニウムの反応温度は、特に限定されず、ジアルキル亜鉛生成反応が進行し、かつ原料及び生成物が分解しない温度であればよい。通常は0〜100℃である。
【0021】
工程(1)の反応を行った後の反応液には、目的物であるジアルキル亜鉛(R2Zn)と、副生物であるジアルキルアルミニウムハライド(R2AlX)が含まれている。この反応液を分離精製することにより、目的物であるジアルキル亜鉛が得られる。この分離精製は蒸留によることが好ましい。蒸留方法は、回分式、連続式の何れでもよい。目的物として得られるジアルキル亜鉛(R2Zn)は、上述の好適なアルキル基(R)を有するものが好ましく、中でもジエチル亜鉛が好ましい。
【0022】
本発明においては、効率的かつ経済的な製造プロセスを実現する為に、以上説明した工程(1)で生成した副生物であるジアルキルアルミニウムハライド(R2AlX)を、以下に説明する工程(2)及び(3)によってトリアルキルアルミニウム(R3Al)に変換し、これを工程(1)の製造原料として循環供給し再利用するのである。
【0023】
工程(2)は、工程(1)で副生物として生成したジアルキルアルミニウムハライド(R2AlX)と金属水素化物(MH)を反応させて、ジアルキルアルミニウムハイドライド(R2AlH)を生成する工程である。
【0024】
工程(2)に用いるジアルキルアルミニウムハライド(R2AlX)は、上述の好適なアルキル基(R)を有するものが好ましく、中でも、ジアルキルアルミニウムクロライドが好ましく、ジエチルアルミニウムクロライドがより好ましい。
【0025】
工程(2)に用いる金属水素化物の種類は、特に限定されず、ジアルキルアルミニウムハイドライド生成反応が進行するものであればよい。その具体例としては、水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等のアルカリ金属水素化物、水素化マグネシウム、水素化カルシウム等のアルカリ土類金属水素化物、水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素ナトリウム等の水素化アルカリ金属錯体、水素化アルカリ土類金属錯体が挙げられる。中でも、アルカリ金属水素化物が好ましく、水素化ナトリウム、水素化リチウムがより好ましい。金属水素化物の使用量は特に限定されず、アルキルアルミニウムハイドライド生成反応が進行する量であればよい。経済的な観点からは、アルキルアルミニウムハライドに対して0.5〜1.5モル当量の金属水素化物を用いることが好ましい。
【0026】
工程(2)の反応は、溶媒の存在下で行うことができる。溶媒の種類は特に限定されず、原料及び生成物と反応しない溶媒であればよい。特に沸点が100℃より高い溶媒が好ましい。溶媒の具体例としては、デカン、ドデカン、流動パラフィン、灯油、鉱油等の脂肪族炭化水素、トルエン、キシレン、1,3,5−トリメチルベンゼン、1,3−ジイソプロピルベンゼン等の芳香族炭化水素が挙げられる。また、脂肪族炭化水素と芳香族炭化水素を任意の割合で混合して用いることも可能である。溶媒の使用量は特に限定されないが、通常、アルキルアルミニウムハライドに対して0.5質量倍以上20質量倍以下の溶媒を用いることが好ましい。
【0027】
工程(2)におけるジアルキルアルミニウムハライドと金属水素化物の反応温度は、特に限定されず、ジアルキルアルミニウムハイドライド生成反応が進行する温度であればよい。ただし収率及び反応時間の点から、好ましくは100℃より高い温度、より好ましくは110℃以上である。反応温度の上限は特に限定されず、原料及び生成物が分解しない温度に設定すればよい。好ましくは200℃以下、もしくは溶媒の沸点以下である。
【0028】
工程(2)の反応を行った後の反応液に対して、濾過、蒸留等の操作を行うことにより、ジアルキルアルミニウムハイドライド(R2AlH)が得られる。また、ジエチルアルミニウムハイドライドを含む反応液の濾過後の濾液を、そのまま次の工程(3)に使用してもよい。
【0029】
工程(3)は、工程(2)で得たジアルキルアルミニウムハイドライド(R2AlH)とオレフィンを反応させて、トリアルキルアルミニウム(R3Al)を生成する工程である。
【0030】
工程(3)に用いるジアルキルアルミニウムハイドライド(R2AlH)は、上述の好適なアルキル基(R)を有するものが好ましく、中でも、ジエチルアルミニウムハイドライドが好ましい。
【0031】
工程(3)に用いるオレフィンは、炭素数2以上の直鎖状又は分岐状のオレフィンである。具体的には、ジアルキルアルミニウムハイドライド(R2AlH)のアルキル基(R)に対応するオレフィン、すなわちそのアルキル基(R)と炭素原子数が同じオレフィンを用いることが好ましい。例えばアルキル基(R)がエチル基の場合は、オレフィンとしてエチレンを用いることが好ましい。
【0032】
工程(3)の反応において溶媒は特に必要ではないが、溶媒を使用することも可能である。溶媒は特に限定されず、原料及び生成物と反応しない溶媒であればよい。溶媒の具体例は工程(2)の溶媒の具体例と同じである。そのほかにトリアルキルアルミニウムなどを溶媒として用いることができる。
【0033】
工程(3)におけるジアルキルアルミニウムハイドライドとオレフィンの反応温度は、特に限定されず、トリアルキルアルミニウム生成反応が進行し、かつ原料及び生成物が分解しない温度であればよい。通常は0〜200℃である。反応圧力も特に限定されないが、反応時間の点から0.1〜10.0MPaが好ましい。
【0034】
工程(3)の反応が終了した後、反応液からトリアルキルアルミニウム(R3Al)を分離精製する。この分離精製は、蒸留により行うことが好ましい。蒸留方法は、回分式、連続式の何れでもよい。
【0035】
工程(4)は、工程(3)で得たトリアルキルアルミニウム(R3Al)を、工程(1)に用いる為に供給する工程である。すなわち本発明においては、工程(1)で生成した副生物であるジアルキルアルミニウムハライド(R2AlX)を、工程(2)及び(3)によってトリアルキルアルミニウム(R3Al)に変換し、これを工程(1)のジアルキル亜鉛(R2Zn)の製造原料として循環供給し、再利用するのである。このような副生物の有効利用によって、目的物であるジアルキル亜鉛を、製造プロセス全体の見地から効率的かつ経済的に製造できることになる。
【実施例】
【0036】
以下、実施例により本発明をさらに詳細に示す。ただし、本発明はこれらに限定されない。
【0037】
<実施例1>
[工程(1)]
窒素雰囲気下、トリエチルアルミニウム23.0gを反応容器内に装入した。その後、反応温度が40℃以下となるように塩化亜鉛14.0gを断続的に加えた。塩化亜鉛の装入が終わった後に反応液の温度を40℃に維持し、2時間熟成反応を行った。そして反応終了後の懸濁液を蒸留精製して、目的物であるジエチル亜鉛11.0gと、副生物であるジエチルアルミニウムクロライドを得た。
【0038】
[工程(2)]
窒素雰囲気下、水素化ナトリウム17.8g(純度61.6質量%)と鉱油(出光興産株式会社製ダウニーオイルKP−15)36.0gを反応容器内に装入し、懸濁させた。次にこの懸濁液を120℃まで加熱し、工程(1)で副生物として生成したジエチルアルミニウムクロライド58.31g(純度91.6質量%)を45分かけて滴下して反応させ、その後反応液を120℃で1時間熟成反応させることにより、ジエチルアルミニウムハイドライドを生成させた。この反応液を濾過し、濾過液中の塩素濃度を測定することにより、ジエチルアルミニウムクロライドの反応率を算出した。その反応率は98.8%であった。
【0039】
[工程(3)]
窒素雰囲気下、工程(2)で得たジエチルアルミニウムハイドライドを含む反応液の濾過後の濾液10.0g(純度25.7質量%)を、耐圧反応器に装入した。次いで、ガス部の窒素をエチレンガスにより置換し、エチレンガス圧を0.7MPaにして反応させた。さらに、反応によりエチレンが消費されて圧力が低下するたびにエチレンガスを追加補給し、室温から120℃まで4時間かけて反応液を昇温し反応を継続した。反応終了後、反応液を加水分解することで発生したガス組成より反応液中のアルキルアルミニウムの組成を算出した。その組成は、アルミニウムトリハイドライド0.2質量%、トリエチルアルミニウム94.2質量%、その他5.6質量%であった。その後、反応液の蒸留を行って鉱油及びその他の成分を分離し、トリエチルアルミニウムを得た。蒸留収率は86%であった。
【0040】
[工程(4)及び工程(1)]
工程(3)で得たトリエチルアルミニウムを用いたこと以外は前記の工程(1)と同一条件で、塩化亜鉛とトリエチルアルミニウムの反応を行った。その結果、前記と同様に良好にジエチル亜鉛を得ることができた。
【0041】
<実施例2>
工程(2)を以下の通り変更したこと以外は、実施例1と同様にして副生物の変換、再利用を行った。その結果、実施例1と同様に良好にジエチル亜鉛を得ることができた。
【0042】
[工程(2)]
窒素雰囲気下、水素化ナトリウム34.9g(純度65.4質量%)と1,3−ジイソプロピルベンゼン75.2gを反応容器内に装入し、懸濁させた。次にこの懸濁液を110℃まで昇温し、工程(1)で副生物として生成したジエチルアルミニウムクロライド119.8g(純度99.6質量%)を90分かけて滴下して反応させ、その後反応液を110℃で1時間熟成反応させることにより、ジエチルアルミニウムハイドライドを生成させた。その反応率は99.0%であった。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハロゲン化亜鉛とトリアルキルアルミニウム(但しアルキル基は炭素原子数2以上の直鎖状又は分岐状のアルキル基である)を反応させて、ジアルキル亜鉛とジアルキルアルミニウムハライドを製造する工程(1)、
工程(1)で得たジアルキルアルミニウムハライドと金属水素化物を反応させて、ジアルキルアルミニウムハイドライドを製造する工程(2)、
工程(2)で得たジアルキルアルミニウムハイドライドと炭素数2以上の直鎖状又は分岐状のオレフィンを反応させて、トリアルキルアルミニウムを製造する工程(3)、
及び
工程(3)で得たトリアルキルアルミニウムを、工程(1)に用いる為に供給する工程(4)
を有するジアルキル亜鉛の製造方法。
【請求項2】
工程(2)における反応温度が、100℃より高い温度である請求項1記載の製造方法。
【請求項3】
工程(1)におけるトリアルキルアルミニウムがトリエチルアルミニウムであり、ジアルキル亜鉛がジエチル亜鉛であり、ジアルキルアルミニウムハライドがジエチルアルミニウムクロライドであり、工程(3)におけるオレフィンがエチレンである請求項1又は2記載の製造方法。
【請求項4】
工程(2)における金属水素化物が、アルカリ金属水素化物、アルカリ土類金属水素化物、水素化アルカリ金属錯体及び水素化アルカリ土類金属錯体からなる群より選ばれる化合物である請求項1〜3の何れか一項記載の製造方法。
【請求項5】
工程(2)における金属水素化物が、水素化ナトリウム又は水素化リチウムである請求項4記載の製造方法。
【請求項6】
工程(1)におけるハロゲン化亜鉛が、塩化亜鉛である請求項1〜5の何れか一項記載の製造方法。

【公開番号】特開2013−49647(P2013−49647A)
【公開日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−188526(P2011−188526)
【出願日】平成23年8月31日(2011.8.31)
【出願人】(591153178)日本アルキルアルミ株式会社 (4)
【Fターム(参考)】