説明

スキー場リフト乗車時のスノーボード両足吊り下げフック

【課題】スキー場リフト乗車時にスノーボードブーツをスノーボードエッジで傷付けることなく、両足でスノーボードを吊り下げるフックを提供する。
【解決手段】後ろ足のスノーボードブーツへ容易に装着でき、後ろ足スノーボードブーツを後ろ足スノーボードビンディングへ装着した際にも、その後ろ足スノーボードビンディングのトゥストラップに緩衝することなく、スキー場リフト乗車時に両足でスノーボードを吊り下げることを可能にした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スキー場リフト乗車時にスノーボードを両足で吊ることを可能にし、両足に重量配分するためのものである。
【背景技術】
【0002】
ウインタースポーツ人口は減少傾向にあるが、スキーならびにスノーボードへの入門の裾野は明らかにスノーボードが多くなっている。
【0003】
その入門者には子供や女性が多くみられ、その多くの方は脚力が弱いのが実情である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】TEAM D 倉敷スラローマー 第7号2005年2月倉敷からの雪山 蒜山ベアバレー特集
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
その脚力の弱いビギナーの方々がスキー場リフト乗車時に、滑走時に前足にあたるビンディングで固定された片方の足だけでスノーボードの全重量を吊り下げなくてはならず、片足だけがとても疲れてしまう。
【0006】
その疲れを軽減するため、リフト乗車時にスノーボードブーツのコウの部分にスノーボードを直接載せると、スノーボードのエッジでスノーボードブーツの靴ひもやコウ部の表皮が非常に傷ついてしまう。
【課題を解決するための手段】
【0007】
それを解消するのに、図1符号2のスノーボードブーツへの装着フックを後ろ足であるスノーボードブーツの靴ひも部分に装着し、リフト乗車時には図1符号1のヒールカップ吊り下げフックを後ろ足ビンディングの踵装着部であるヒールカップへ引っかけることにより、両足でスノーボードを吊り下げるようにした。
【発明の効果】
【0008】
その結果、両足でスノーボードを吊ることが出来るようになると大変楽になる
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】図1はスノーボード吊り下げフックを示した説明図である。
【図2】図2はスノーボード吊り下げフック装着をスノーボードブーツへ示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1符号2の様な形状であるので、靴ひもを解いてしまうことなく、ゲレンデでも容易に装着可能になっている。
【0011】
スノーボードブーツのトゥ部分に、図1符号1のヒールカップ吊り下げフックを密着した時に、図1符号2のスノーボードブーツへの装着フックが足首に近くなるよう、図1符号3の本体プレート部を長くした。
【0012】
これは、後ろ足スノーボードブーツを後ろ足スノーボードビンディングに装着した際に、図1符号2のスノーボードブーツへの装着フックが後ろ足スノーボードビンディングトゥストラップと緩衝することなく、本体プレートがスノーボートブーツと共にトゥストラップでビンディングへ固定されるためである。
【符号の説明】
【0013】
1 ヒールカップ吊り下げフック
2 スノーボードブーツへの装着フック
3 本体プレート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
後ろ足スノーボードブーツの靴ひも部分へ容易に装着するためのスノーボードブーツへの装着フックと、後ろ足スノーボードビンディングへのヒールカップ吊り下げフックを設けることにより、スキー場リフト乗車時に両足でスノーボードを吊り下げることが出来るフック。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−143347(P2012−143347A)
【公開日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−3086(P2011−3086)
【出願日】平成23年1月11日(2011.1.11)
【出願人】(709003089)
【Fターム(参考)】