説明

スクロースホスホリラーゼ(SP)の耐熱化方法

【課題】天然のスクロースホスホリラーゼ(SP)を改変して得られる耐熱化SPおよびこの耐熱化SPの調製方法を提供さすること。
【解決手段】この耐熱化SPは、モチーフ配列1中の14位に相当する位置、29位に相当する位置、および44位に相当する位置;モチーフ配列2中の7位に相当する位置、19位に相当する位置、23位に相当する位置および34位に相当する位置;ならびにモチーフ配列3中の19位に相当する位置;からなる群より選択される少なくとも1つの位置において、天然のスクロースホスホリラーゼとは異なるアミノ酸残基を有し、かつ該耐熱化SPを20mM Tris緩衝液(pH7.0)中で55℃で20分間加熱した後の耐熱化SPの37℃における酵素活性が、該加熱前の耐熱化SPの37℃における酵素活性の20%以上である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
天然のスクロースホスホリラーゼを改変して得られる耐熱化スクロースホスホリラーゼであって、
該耐熱化スクロースホスホリラーゼは、
モチーフ配列1:AVGGVHLLPFFPSTGDRGFAPIDYHEVDSAFGDWDDVKRLGEKYYLMFDFMINHIS中の14位に相当する位置、29位に相当する位置、および44位に相当する位置;
モチーフ配列2:RPTQEDVDLIYKRKDRAPKQEIQFADGSVEHLWNTFGEEQID中の7位に相当する位置、19位に相当する位置、23位に相当する位置および34位に相当する位置;ならびに
モチーフ配列3:ILPEIHEHYTIQFKIADHDYYVYDFALPMVTLYSLYSG中の19位に相当する位置;
からなる群より選択される少なくとも1つの位置において、天然のスクロースホスホリラーゼとは異なるアミノ酸残基を有し、かつ
該耐熱化スクロースホスホリラーゼを20mM Tris緩衝液(pH7.0)中で55℃で20分間加熱した後の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性が、該加熱前の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性の20%以上である、
耐熱化スクロースホスホリラーゼ;
ただし、該モチーフ配列2中の34位に相当する位置におけるアミノ酸残基はセリンではなく、かつ該モチーフ配列3中の19位に相当する位置におけるアミノ酸残基はグリシンではない、耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項2】
前記天然のスクロースホスホリラーゼのアミノ酸配列が、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18および配列番号20からなる群より選択されるアミノ酸配列と少なくとも40%の同一性を有する、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項3】
前記天然のスクロースホスホリラーゼのアミノ酸配列が、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18および配列番号20からなる群より選択されるアミノ酸配列と少なくとも60%の同一性を有する、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項4】
前記天然のスクロースホスホリラーゼのアミノ酸配列が、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18および配列番号20からなる群より選択されるアミノ酸配列をコードする塩基配列からなる核酸分子とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸分子によってコードされる、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項5】
前記天然のスクロースホスホリラーゼのアミノ酸配列が、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18および配列番号20からなる群より選択される、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項6】
前記天然のスクロースホスホリラーゼが、Streptococcus mutans、Streptococcus pneumoniae、Streptococcus sorbinus、Streptococcus mitis、Leuconostoc mesenteroides、Oenococcus oeni、Lactobacillus acidophilusおよびListeria monocytogenesからなる群より選択される細菌由来である、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項7】
前記天然のスクロースホスホリラーゼが、Streptococcus mutans、Streptococcus pneumoniae、Streptococcus sorbinusまたはStreptococcus mitisに由来する、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項8】
前記天然のスクロースホスホリラーゼが、Streptococcus mutansまたはLeuconostoc mesenteroidesに由来する、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項9】
前記モチーフ配列1中の14位に相当する位置におけるアミノ酸残基が、セリンまたはイソロイシンである、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項10】
前記モチーフ配列1中の29位に相当する位置におけるアミノ酸残基が、プロリン、アラニンまたはリジンである、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項11】
前記モチーフ配列1中の44位に相当する位置におけるアミノ酸残基が、ヒスチジン、アルギニンまたはトリプトファンである、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項12】
前記モチーフ配列1中の44位に相当する位置におけるアミノ酸残基が、アルギニンである、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項13】
前記モチーフ配列2中の7位に相当する位置におけるアミノ酸残基が、ロイシンまたはイソロイシンである、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項14】
前記モチーフ配列2中の19位に相当する位置におけるアミノ酸残基が、メチオニン、システイン、フェニルアラニン、イソロイシン、バリンまたはチロシンである、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項15】
前記モチーフ配列2中の19位に相当する位置におけるアミノ酸残基が、バリンまたはチロシンである、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項16】
前記モチーフ配列2中の23位に相当する位置におけるアミノ酸残基が、アルギニン、ヒスチジン、イソロイシン、リジンまたはバリンである、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項17】
前記モチーフ配列2中の23位に相当する位置におけるアミノ酸残基が、ヒスチジンである、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項18】
前記モチーフ配列2中の34位に相当する位置におけるアミノ酸残基がトレオニンである、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項19】
前記モチーフ配列3中の19位に相当する位置におけるアミノ酸残基が、システイン、ヒスチジン、リジン、ロイシン、アスパラギン、プロリン、グルタミン、アルギニンまたはセリンである、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項20】
前記耐熱化スクロースホスホリラーゼを、20mM Tris緩衝液(pH7.0)中で57℃で20分間加熱した後の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性が、該加熱前の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性の10%以上である、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項21】
前記耐熱化スクロースホスホリラーゼを、20mM Tris緩衝液(pH7.0)中で57℃で20分間加熱した後の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性が、該加熱前の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性の20%以上である、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項22】
前記耐熱化スクロースホスホリラーゼを、20%スクロースを含む20mM Tris緩衝液(pH7.0)中で65℃で20分間加熱した後の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性が、該加熱前の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性の10%以上である、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項23】
前記耐熱化スクロースホスホリラーゼを、20%スクロースを含む20mM Tris緩衝液(pH7.0)中で65℃で20分間加熱した後の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性が、該加熱前の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性の20%以上である、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項24】
少なくとも、モチーフ配列1中の14位に相当する位置において、前記天然のスクロースホスホリラーゼとは異なるアミノ酸残基を有する、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項25】
少なくとも、モチーフ配列3中の19位に相当する位置において、前記天然のスクロースホスホリラーゼとは異なるアミノ酸残基を有する、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項26】
耐熱化スクロースホスホリラーゼを調製する方法であって、
第一のスクロースホスホリラーゼをコードする塩基配列を含む第一の核酸分子を改変して、改変塩基配列を含む第二の核酸分子を得る工程;
該第二の核酸分子を含む発現ベクターを作製する工程;
該発現ベクターを細胞に導入して耐熱化スクロースホスホリラーゼを発現させる工程;
および
該発現された耐熱化スクロースホスホリラーゼを回収する工程
を包含し、
該耐熱化スクロースホスホリラーゼは、
モチーフ配列1:AVGGVHLLPFFPSTGDRGFAPIDYHEVDSAFGDWDDVKRLGEKYYLMFDFMINHIS中の14位に相当する位置、29位に相当する位置、および44位に相当する位置;
モチーフ配列2:RPTQEDVDLIYKRKDRAPKQEIQFADGSVEHLWNTFGEEQID中の7位に相当する位置、19位に相当する位置、23位に相当する位置および34位に相当する位置;ならびに
モチーフ配列3:ILPEIHEHYTIQFKIADHDYYVYDFALPMVTLYSLYSG中の19位に相当する位置;
からなる群より選択される少なくとも1つの位置において、該第一のスクロースホスホリラーゼのアミノ酸残基とは異なるアミノ酸残基を有し、かつ
該耐熱化スクロースホスホリラーゼを20mM Tris緩衝液(pH7.0)中で55℃で20分間加熱した後の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性が、該加熱前の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性の20%以上である、
ただし、該モチーフ配列2中の34位に相当する位置におけるアミノ酸残基はセリンではなく、かつ該モチーフ配列3中の19位に相当する位置におけるアミノ酸残基はグリシンではない、方法。
【請求項27】
前記第一のスクロースホスホリラーゼのアミノ酸配列が、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18および配列番号20からなる群より選択されるアミノ酸配列と少なくとも40%の同一性を有する、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記第一のスクロースホスホリラーゼのアミノ酸配列が、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18および配列番号20からなる群より選択されるアミノ酸配列と少なくとも60%の同一性を有する、請求項26に記載の方法。
【請求項29】
前記第一のスクロースホスホリラーゼのアミノ酸配列が、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18および配列番号20からなる群より選択されるアミノ酸配列をコードする塩基配列からなる核酸分子とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸分子によってコードされる、請求項26に記載の方法。
【請求項30】
前記第一のスクロースホスホリラーゼのアミノ酸配列が、配列番号2、配列番号4、配列番号6、配列番号8、配列番号10、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18および配列番号20からなる群より選択される、請求項26に記載の方法。
【請求項31】
前記第一のスクロースホスホリラーゼが、Streptococcus mutans、Streptococcus pneumoniae、Streptococcus sorbinus、Streptococcus mitis、Leuconostoc mesenteroides、Oenococcus oeni、Lactobacillus acidophilusおよびListeria monocytogenesからなる群より選択される細菌由来である、請求項26に記載の方法。
【請求項32】
前記第一のスクロースホスホリラーゼが、Streptococcus mutans、Streptococcus pneumoniae、Streptococcus sorbinusまたはStreptococcus mitisに由来する、請求項26に記載の方法。
【請求項33】
前記第一のスクロースホスホリラーゼが、Streptococcus mutansまたはLeuconostoc mesenteroidesに由来する、請求項26に記載の方法。
【請求項34】
前記耐熱化スクロースホスホリラーゼを、20mM Tris緩衝液(pH7.0)中で57℃で20分間加熱した後の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性が、該加熱前の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性の10%以上である、請求項26に記載の方法。
【請求項35】
前記耐熱化スクロースホスホリラーゼを、20mM Tris緩衝液(pH7.0)中で57℃で20分間加熱した後の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性が、該加熱前の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性の20%以上である、請求項26に記載の方法。
【請求項36】
前記耐熱化スクロースホスホリラーゼが、少なくとも、モチーフ配列1中の14位に相当する位置において、前記第一のスクロースホスホリラーゼとは異なるアミノ酸残基を有する、請求項26に記載の方法。
【請求項37】
前記耐熱化スクロースホスホリラーゼが、少なくとも、モチーフ配列3中の19位に相当する位置において、前記第一のスクロースホスホリラーゼとは異なるアミノ酸残基を有する、請求項26に記載の方法。
【請求項38】
請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼをコードする塩基配列を含む、核酸分子。
【請求項39】
請求項38に記載の核酸分子を含む、ベクター。
【請求項40】
請求項38に記載の核酸分子を含む、細胞。
【請求項41】
グルコース−1−リン酸の合成方法であって、該方法は、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ、スクロースおよび無機リン酸を含む反応溶液を反応させて、グルコース−1−リン酸を生産する工程を包含する、方法。
【請求項42】
前記反応が、50℃〜70℃の温度で行われる、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
グルコース重合体の合成方法であって、該方法は、請求項1に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼと、α−グルコース−1−リン酸を基質とする第二のホスホリラーゼと、スクロースと、プライマーと、無機リン酸またはグルコース−1−リン酸とを含む反応液を反応させて、グルコース重合体を生産する工程を包含する、方法。
【請求項44】
前記グルコース重合体がα−グルカンである、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
前記第二のホスホリラーゼが、α−グルカンホスホリラーゼである、請求項43に記載の方法。
【請求項46】
前記第二のホスホリラーゼが、セロビオースホスホリラーゼ、セロデキストリンホスホリラーゼ、ラミナリビオースホスホリラーゼ、ラミナリデキストリンホスホリラーゼ、β−1,3−グルカンホスホリラーゼおよびトレハロースホスホリラーゼからなる群より選択される、請求項43に記載の方法。
【請求項47】
前記反応が、50℃〜70℃の温度で行なわれる、請求項43に記載の方法。
【請求項48】
天然のスクロースホスホリラーゼを改変して得られる耐熱化スクロースホスホリラーゼであって、
該耐熱化スクロースホスホリラーゼは、配列番号2のアミノ酸配列の47位トレオニン(T47)に相当する位置、62位セリン(S62)に相当する位置、77位チロシン(Y77)に相当する位置、128位バリン(V128)に相当する位置、140位リジン(K140)に相当する位置、144位グルタミン(Q144)に相当する位置、155位アスパラギン(N155)に相当する位置および249位アスパラギン酸(D249)に相当する位置からなる群より選択される少なくとも1つの位置において、該天然のスクロースホスホリラーゼとは異なるアミノ酸残基を有し、かつ
該耐熱化スクロースホスホリラーゼを20mM Tris緩衝液(pH7.0)中で55℃で20分間加熱した後の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性が、該加熱前の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性の20%以上である、
耐熱化スクロースホスホリラーゼ。
【請求項49】
耐熱化スクロースホスホリラーゼを調製する方法であって、
第一のスクロースホスホリラーゼをコードする塩基配列を含む第一の核酸分子を改変して、改変塩基配列を含む第二の核酸分子を得る工程;
該第二の核酸分子を含む発現ベクターを作製する工程;
該発現ベクターを細胞に導入して耐熱化スクロースホスホリラーゼを発現させる工程;
および
該発現された耐熱化スクロースホスホリラーゼを回収する工程
を包含し、
該耐熱化スクロースホスホリラーゼは、配列番号2のアミノ酸配列の47位トレオニン(T47)に相当する位置、62位セリン(S62)に相当する位置、77位チロシン(Y77)に相当する位置、128位バリン(V128)に相当する位置、140位リジン(K140)に相当する位置、144位グルタミン(Q144)に相当する位置、155位アスパラギン(N155)に相当する位置および249位アスパラギン酸(D249)に相当する位置からなる群より選択される少なくとも1つの位置において、該第一のスクロースホスホリラーゼのアミノ酸残基とは異なるアミノ酸残基を有し、かつ
該耐熱化スクロースホスホリラーゼを20mM Tris緩衝液(pH7.0)中で55℃で20分間加熱した後の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性が、該加熱前の耐熱化スクロースホスホリラーゼの37℃における酵素活性の20%以上である、
方法。
【請求項50】
グルコース−1−リン酸の合成方法であって、該方法は、請求項48に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼ、スクロースおよび無機リン酸を含む反応溶液を反応させて、グルコース−1−リン酸を生産する工程を包含する、方法。
【請求項51】
グルコース重合体の合成方法であって、該方法は、請求項48に記載の耐熱化スクロースホスホリラーゼと、α−グルコース−1−リン酸を基質とする第二のホスホリラーゼと、スクロースと、プライマーと、無機リン酸またはグルコース−1−リン酸とを含む反応液を反応させて、グルコース重合体を生産する工程を包含する、方法。

【図1A】
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【図1B】
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【図1C】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−195255(P2009−195255A)
【公開日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−139486(P2009−139486)
【出願日】平成21年6月10日(2009.6.10)
【分割の表示】特願2005−513633(P2005−513633)の分割
【原出願日】平成16年8月31日(2004.8.31)
【出願人】(000000228)江崎グリコ株式会社 (187)
【Fターム(参考)】