説明

スタンプ台等の蓋体開閉装置

【課題】 簡素な構造で蓋体を開閉駆動することできる一方、手では開けにくい種々の蓋体を容易に開閉操作することができると共に、手で直接に触れると汚れやすい蓋体を手を汚すことなく開閉することができる蓋体開閉装置。
【解決手段】 台座2に開閉連結部13を中心に往復開閉自在に蓋体1を連結した蓋体開閉装置において、蓋体1に一体に旋回する従動部15を設ける一方、台座2に、蓋体閉じ位置と蓋体開き位置との中間位置で開き駆動部51と閉じ駆動部52が従動部15の両側に位置して開閉駆動を終了する開閉駆動部を先端部に有すると共に、後端部に操作部55を有する開閉駆動部材5を設けてなるスタンプ台等の蓋体開閉装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、手で直接持って開閉すると手が汚れたり、汚損する恐れがある蓋体、手で直接持って開閉し難い構造や状況のある蓋体、開いた直後に閉じておきたい蓋体等に適した化粧品容器、ゴミ容器、揮発性物容器、スタンプ台等の蓋体開閉装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一個の押しボタンによって蓋体を開閉操作するようにした蓋体開閉装置は知られている(特許文献1参照。)
この蓋体開閉装置は、押しボタンを弾力部材の復帰弾力に抗して押し込むと、押し棒部材の先端が押しボタンに近い距離位置にある蓋体の開き溝を押圧して、蓋体をヒンジ連結部の軸心を中心に回転して開放すると共に、弾力部材の復帰弾力により復帰した押しボタンを再度押し込むと、押し棒部材の先端が蓋体が閉じて近い距離に位置する閉じ溝を押圧して、蓋体をヒンジ連結部の軸心を中心に回転して閉じる構成であり、このとき、開閉切り換え部材が、前記押し棒部材の先端を蓋体の開閉に伴って閉じ状態の蓋体の開き溝と開き状態の蓋体の閉じ溝に切り換えて係合させる構成である。
【特許文献1】特開平6−321246号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この従来装置では、蓋体に開閉に伴って押しボタンに遠近する開き溝や閉じ溝を設ける必要があり、閉じた蓋体の下側に、押し棒部材、弾力部材、開閉切り換え部材を必要とし、構造が複雑になる課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
そこで、本発明は、請求項1に記載のように、台座に対して閉じ位置と開き位置との間を開閉連結部を中心に往復開閉自在に蓋体を連結した蓋体開閉装置において、蓋体に、開閉連結部を中心に蓋体と一体に旋回する従動部を設ける一方、台座に、蓋体閉じ位置において従動部の一側面の開き側面部に開き駆動部が当接し、蓋体開き位置において従動部の他側面の閉じ側面部に閉じ駆動部が当接し、蓋体閉じ位置と蓋体開き位置との中間位置で開き駆動部と閉じ駆動部が従動部の両側に位置して開閉駆動を終了する開閉駆動部を先端部に有すると共に、後端部に蓋体閉じ位置と蓋体開き位置とにおいて駆動開始位置に位置する操作部を有する開閉駆動部材を設けてなるスタンプ台等の蓋体開閉装置を提供するものである。
【0005】
また、本発明は、請求項2に記載のように、請求項1に記載の蓋体開閉装置において、開閉駆動部の開き駆動部と閉じ駆動部とを開閉連結部の中心の旋回軸心を間に同一回転位置に一体に開閉駆動部材に設け、開閉駆動時において蓋体開き位置と蓋体閉じ位置の中間位置で従動部を開き駆動部と閉じ駆動部との間に位置せしめて開放可能に開閉駆動を終了すると共に、蓋体を開閉駆動の慣性力によって中間位置から蓋体開き位置又は蓋体閉じ位置に旋回し、同時に従動部により開き駆動部又は閉じ駆動部を押し倒して操作部を伴って開閉駆動部材を開閉駆動開始位置に復帰回転駆動するように構成してなるスタンプ台等の蓋体開閉装置を提供するものである。
【0006】
また、本発明は、請求項3に記載のように、請求項1又は2に記載の蓋体開閉装置において、蓋体開き位置と蓋体閉じ位置の中間位置を境に蓋体に開き方向又は閉じ方向に切り替わるばね弾力を付与してなるスタンプ台等の蓋体開閉装置を提供するものである。
【0007】
また、本発明は、請求項4に記載のように、請求項1、2又は3に記載の蓋体開閉装置において、開閉駆動部材の開閉駆動部と操作部との間に蓋体に弾性的に旋回力を付与するばね弾力を付与してなるスタンプ台等の蓋体開閉装置を提供するものである。
【0008】
また、本発明は、請求項5に記載のように、請求項4に記載の蓋体開閉装置において、開閉駆動部材の開閉駆動部と操作部をねじり弾力を有するばね線材で連結してなるスタンプ台等の蓋体開閉装置を提供するものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るスタンプ台等の蓋体開閉装置によれば、請求項1に記載のように、台座に対して閉じ位置と開き位置との間を開閉連結部を中心に往復開閉自在に蓋体を連結した蓋体開閉装置において、蓋体に、開閉連結部を中心に蓋体と一体に旋回する従動部を設ける一方、台座に、蓋体閉じ位置において従動部の一側面の開き側面部に開き駆動部が当接し、蓋体開き位置において従動部の他側面の閉じ側面部に閉じ駆動部が当接し、蓋体閉じ位置と蓋体開き位置との中間位置で開き駆動部と閉じ駆動部が従動部の両側に位置して開閉駆動を終了する開閉駆動部を先端部に有すると共に、後端部に蓋体閉じ位置と蓋体開き位置とにおいて駆動開始位置に位置する操作部を有する開閉駆動部材を設けてなる構成を有することにより、蓋体閉じ位置において、駆動開始位置に位置する開閉駆動部材の操作部を押しボタン等により操作して開き駆動部により、蓋体と一体に旋回する従動部を閉じ位置から開き位置に向かって旋回させ、蓋体閉じ位置と蓋体開き位置との中間位置で従動部を開放すると、蓋体はその勢いで閉じ位置に向かって旋回を継続し、開き位置に達することとなり、同時に従動部の閉じ側面部で閉じ駆動部を押し回して開閉駆動部材を駆動開始位置に復帰回動し、この蓋体開き位置において、再度前記押しボタン等により駆動開始位置に位置する開閉駆動部材の操作部を操作して閉じ駆動部により、蓋体と一体に旋回する従動部を開き位置から閉じ位置に向かって旋回させ、蓋体開き位置と蓋体閉じ位置との中間位置で従動部を開放すると、蓋体はその勢いで閉じ位置に向かって旋回を継続し、同時に従動部の開き側面部で開き駆動部を押し回して開閉駆動部材を駆動開始位置に復帰回動し、開き位置に達することとなり、先端部に開閉駆動部を有すると共に後端部に操作部を有する一個の開閉駆動部材によって簡素な構造で蓋体を開閉駆動することできる効果がある一方、手では開けにくい種々の蓋体を開閉駆動部材で容易に開閉操作することができると共に、手で直接に触れると手が汚れやすい開閉蓋体を手を汚すことなく開閉することができる等の効果がある。
【0010】
また、本発明は、請求項2に記載のように、請求項1に記載の蓋体開閉装置において、開閉駆動部の開き駆動部と閉じ駆動部とを開閉連結部の中心の旋回軸心を間に同一回転位置に一体に開閉駆動部材に設け、開閉駆動時において蓋体開き位置と蓋体閉じ位置の中間位置で従動部を開き駆動部と閉じ駆動部との間に位置せしめて開放可能に開閉駆動を終了すると共に、蓋体を開閉駆動の慣性力によって中間位置から蓋体開き位置又は蓋体閉じ位置に旋回し、同時に従動部により開き駆動部又は閉じ駆動部を押し回して操作部を伴って開閉駆動部材を開閉駆動開始位置に復帰回転駆動することができ、蓋体開き位置又は蓋体閉じ位置において開閉駆動部材を開閉駆動開始位置に自動的に復帰させることができる効果がある。
【0011】
また、本発明は、請求項3に記載のように、請求項1又は2に記載の蓋体開閉装置において、蓋体開き位置と蓋体閉じ位置の中間位置を境に蓋体に開き方向又は閉じ方向に切り替わるばね弾力を付与してなる構成を有することにより、例えば、台座に山形の板ばね等からなるばね弾性部材を設け、蓋体の旋回の中間位置で従動部の端部が山形の板ばね等を乗り越えることによって、乗り越えた後で蓋体に開き方向又は閉じ方向に切り替わる板ばね等のばね弾力を付与して、蓋体を開き位置又は閉じ位置に旋回するのを補助することができる効果がある。
【0012】
また、本発明は、請求項4に記載のように、請求項1、2又は3に記載の蓋体開閉装置において、開閉駆動部材の開閉駆動部と操作部との間に蓋体に弾性的に旋回力を付与するばね弾力を付与してなる構成を有することにより、開閉駆動時にばね弾力を伴って蓋体を旋回駆動することができ、蓋体を軽快に開閉操作することができる効果がある。
【0013】
また、本発明は、請求項5に記載のように、請求項4に記載の蓋体開閉装置において、開閉駆動部材の開閉駆動部と操作部をねじり弾力を有するばね線材で連結してなる構成を有することにより、開閉駆動部材の開閉駆動部と操作部との間に簡単に蓋体に弾性的に旋回力を付与するばね弾力を付与することができる効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下図示する実施例のより、本発明に係る蓋体開閉装置を説明する。
【実施例1】
【0015】
図に記載のスタンプ台の蓋体開閉装置の実施例のおいて、蓋体1は、図1及び図2に記載のように、台座2に対して閉じ位置と開き位置との間を開閉連結部4を中心に往復開閉自在に設けてある。
実施例の場合、図3及び図4に記載のように、台座2はその上面にスタンプ台枠3を一体に備えており、蓋体1は実質的にはスタンプ台枠3を開閉するように構成してある。スタンプ台枠3には図では省略したスタンプ台が嵌着されて使用される。
【0016】
蓋体1と台座2との開閉連結部4は、台座2の上向きの軸受枠21、22の軸受溝23とスタンプ台枠3の下向きの軸受枠31、32の軸受溝33との間に、蓋体1の連結枠11、12に設けたヒンジ軸13を挟持する形で回転自在に軸受けするように構成してある。
14は蓋体1の開閉連結部4の両側に設けたカバー枠部である。
【0017】
蓋体1には、開閉連結部4の回転中心に位置して蓋体1と一体に旋回する従動部15が設けてあり、図4において、従動部15はほぼ閉じた状態の蓋体1とほぼ平行な水平状態に設けてあり、従動部15の上面側が閉じ側面部15aで、下側面側が開き側面部15bとなっている(図5又は図6参照。)。
また、台座2には、蓋体閉じ位置で従動部15の下側の開き側面部15bが相対すると共に、蓋体開き位置において従動部15の下側の閉じ側面部15aが相対する部分に、側面板部24が設けてあり、従動部15は蓋体1の回転に伴って側面板部24の上方で回転可能である。
【0018】
前記従動部15と側面板部24との間には、開閉駆動部材5の開き駆動部51と閉じ駆動部52がヒンジ軸13の軸心と直交する方向の回転軸心を中心に回転するように設けてあり、蓋体1及び従動部15が側面板部24と平行するほぼ水平な開閉駆動開始位置と、蓋体1及び従動部15が側面板部24に直交するほぼ垂直な蓋体開閉中間位置の開閉駆動終了位置との間で、往復回転可能に設けてある。
開閉駆動部材5は、実施例の場合、ねじり弾性を有するばね線材からなる回転軸部53を具備し、回転軸部53は台座2の側面板部24の一端側に沿って設けた軸受溝25と26に装着して、その上から前記スタンプ台枠3を台座2に嵌着することにより、開閉駆動開始位置と駆動終了位置との間で往復回転可能に軸受けされている。
【0019】
図6の蓋体1が開いた状態で、開閉駆動開始位置の開閉駆動部材5の先端方向の閉じ駆動部52が従動部15の閉じ側面部15aに相対しており、手前側の開き駆動部51は従動部15の手前側に外れて位置するように配置してあり、図6において、閉じ駆動部52を時計方向に回転すると、閉じ駆動部52によって従動部15はヒンジ軸13の軸心13aを中心に反時計方向の閉じ方向に旋回して、図5の開閉中間位置で旋回駆動を終了し、引き続き蓋体1の慣性力によって従動部15が閉じ方向に向かって旋回して、開き駆動部51を従動部15の開き側面部15bで押し倒しながら、今度は図6において従動部15の開き側面部15bで開き駆動部51をほぼ水平に押し倒した状態で、先端側の閉じ駆動部52は従動部15の先方に外れて位置するように配置してあり、開閉駆動部材5を元の開閉駆動開始位置に復帰させるように構成してある。
実施例の場合、開閉駆動部材の開閉駆動部51,52は、回転軸部53に連なる線材を開き駆動部51で二重に折り曲げ、連結部54を経て閉じ駆動部52で二重に折り曲げて簡素に成形してある。
【0020】
開閉駆動部材5の手前側には回転軸部53からクランク式に屈曲した操作部55が設けてあり、前記開閉駆動部51,52に対して時計方向に90°を越えて、好ましくは、100°から160°程度の角度に設けてあり、図6の90°以上に傾斜した操作部55を水平方向に向かって時計方向に回転操作したとき、水平状態の開閉駆動部51,52を時計方向に回転するように構成してあり、操作部55がほぼ水平になった駆動終了状態で、図5に記載のように、開閉駆動部51,52が時計方向において90°以下の、好ましくは30°から80°の反転可能な角度で、ほぼ90°に傾斜して更に蓋体1と共に旋回駆動をする従動部15に押し倒されて、操作部55が開閉駆動開始位置に復帰することができるように構成してある。
【0021】
なお、図5の記載において、操作部55が駆動を終了したほぼ水平な駆動終了位置において、開閉駆動部51,52の起立角度は、開閉駆動部51,52と従動部15の開閉側面部15b,15aの間隔、或いは、当接する開閉駆動部51,52と開閉側面部15b,15aの摩擦抵抗の大小によって適宜に変更可能である。
図1乃至図4において、操作部55は、台座2の軸受溝部26の外方の押しボタン枠部27内に突出して、押しボタン枠部27内に回転軸部53とほぼ平行に遠く離れて設けた支点軸28に、一端部を軸受部34で支持された押しボタン35の下側に当接してあり、したがって、押しボタン35の他端部は操作部55で支持され、且つ、押しボタン35は操作部55を介して開閉駆動部材5の回転軸部53のねじりばね弾力を受けて弾性的に支持されるように構成してある。
【0022】
押しボタン35の軸受部34側の上面凹部36には、スタンプ台枠3の手前側に突設した水平板状の押え板37が設けてあると共に、先端部側の先端凹部38には同様に水平板状の押え板39が設けてあり、押しボタン35の押しボタン部が押え板37,39の間に面一若しくは突出して位置するように構成してある。
29は押しボタン35を復帰可能に押し下げることができるように押しボタン枠部27に設けた操作切り欠き部である。
【実施例2】
【0023】
なお、図では省略したが、蓋体開閉装置において、蓋体開き位置と蓋体閉じ位置の中間位置を境に蓋体1に開き方向又は閉じ方向に切り替わるばね弾力を付与してなる構成を付加することにより、例えば、台座2に山形の板ばねからなるばね弾性部材を設け、蓋体1の開閉駆動時に、蓋体1の旋回の中間位置まで従動部15の先端部が、山形の板ばねのばね弾力に抗して開閉駆動部材5によって板ばねの山を乗り越えるまで旋回駆動され、乗り越えた後では、板ばねのばね弾力を受けて従動部15と蓋体1に引き続いて開き方向又は閉じ方向に板ばねのばね弾力を付与して、蓋体1を開き位置又は閉じ位置に旋回するのを補助すると共に、蓋体1をばね弾力で開き位置又は閉じ位置に付勢しておく構成にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明装置の一実施例の一作動状態を示す概略側面図。
【図2】その平面図。
【図3】その一分解斜視図。
【図4】その他の分解斜視図。
【図5】その要部の一作動状態を示す概略斜視図。
【図6】その要部の他の作動状態を示す概略斜視図。
【符号の説明】
【0025】
1 蓋体
2 台座
3 スタンプ台枠
4 開閉連結部
5 開閉駆動部材
11,12 連結枠
13 ヒンジ軸
14 カバー枠部
15 従動部
21,22 軸受枠
23 軸受部
24 側面板部
25,26 軸受溝
27 押しボタン枠部
28 支点軸
29 操作切り欠き部
31,32 軸受枠
33 軸受溝
34 軸受溝
35 押しボタン
36 上面凹部
37 押え板
38 先端凹部
39 押え板
51 開き駆動部
52 閉じ駆動部
53 回転軸部
54 連結部
55 操作部



【特許請求の範囲】
【請求項1】
台座に対して閉じ位置と開き位置との間を開閉連結部を中心に往復開閉自在に蓋体を連結した蓋体開閉装置において、蓋体に、開閉連結部を中心に蓋体と一体に旋回する従動部を設ける一方、台座に、蓋体閉じ位置において従動部の一側面の開き側面部に開き駆動部が当接し、蓋体開き位置において従動部の他側面の閉じ側面部に閉じ駆動部が当接し、蓋体閉じ位置と蓋体開き位置との中間位置で開き駆動部と閉じ駆動部が従動部の両側に位置して開閉駆動を終了する開閉駆動部を先端部に有すると共に、後端部に蓋体閉じ位置と蓋体開き位置とにおいて駆動開始位置に位置する操作部を有する開閉駆動部材を設けてなるスタンプ台等の蓋体開閉装置。
【請求項2】
請求項1に記載の蓋体開閉装置において、開閉駆動部の開き駆動部と閉じ駆動部とを開閉連結部の中心の旋回軸心を間に同一回転位置に一体に開閉駆動部材に設け、開閉駆動時において蓋体開き位置と蓋体閉じ位置の中間位置で従動部を開き駆動部と閉じ駆動部との間に位置せしめて開放可能に開閉駆動を終了すると共に、蓋体を開閉駆動の慣性力によって中間位置から蓋体開き位置又は蓋体閉じ位置に旋回し、同時に従動部により開き駆動部又は閉じ駆動部を押し倒して操作部を伴って開閉駆動部材を開閉駆動開始位置に復帰回転駆動するように構成してなるスタンプ台等の蓋体開閉装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の蓋体開閉装置において、蓋体開き位置と蓋体閉じ位置の中間位置を境に蓋体に開き方向又は閉じ方向に切り替わるばね弾力を付与してなるスタンプ台等の蓋体開閉装置。
【請求項4】
請求項1、2又は3に記載の蓋体開閉装置において、開閉駆動部材の開閉駆動部と操作部との間に蓋体に弾性的に旋回力を付与するばね弾力を付与してなるスタンプ台等の蓋体開閉装置。
【請求項5】
請求項4に記載の蓋体開閉装置において、開閉駆動部材の開閉駆動部と操作部をねじり弾力を有するばね線材で連結してなるスタンプ台等の蓋体開閉装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−127037(P2008−127037A)
【公開日】平成20年6月5日(2008.6.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−312566(P2006−312566)
【出願日】平成18年11月20日(2006.11.20)
【出願人】(000234627)シロウマサイエンス株式会社 (40)
【Fターム(参考)】