説明

バッテリー内蔵ラベルおよびバッテリー内蔵ラベルを用いたプリンタ

【課題】ラベル基材を巻回した支管にバッテリーを組み込むとともに、バッテリーのみならず支管のリサイクルを併せて実現し、さらに、リサイクル情報を容易、かつ、確実に管理できるバッテリー内蔵ラベルを提供する。
【解決手段】筒状の回転支管部3と、バッテリー5を備え、回転支管部3の中心の中空部に嵌装された固定子部2と、回転支管部3の内周面3aと固定子部2との間に設けられた球体部材4と、から成る支管1を備え、回転支管部3にラベル基材8を巻回して形成されることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラベル基材を巻回した支管にバッテリーを組み込んだバッテリー内蔵ラベルおよびバッテリー内蔵ラベルを用いたプリンタに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、バッテリーから電力が供給されて駆動する携帯型プリンタが知られている。
例えば、特許文献1に開示される「バッテリー搭載型プリンタ」を図5にて説明すると、同プリンタ30は、本体側筐体31と、カバー32とにより構成され、カバー32は、回動軸33によって本体側筐体31に回動可能に取り付けられている。
プリンタ30は、本体側筐体31の内部に、ロール状に巻回された用紙(ラベル基材)34が回転自在に保持される用紙収納部35が形成されており、前記カバー32を外側に開き(同図の想像線にて図示)用紙収納部35へ用紙34を挿入する、いわゆる「投げ込みタイプ」の「プリンタ」である。
用紙収納部35に挿入して装着された用紙34は、サーマルヘッド36とプラテンローラ37を備える「印字手段(印字機構)」により所望の印字を施され、本体側筐体31より外部へ搬送されながら印字・発行される。
ところで、サーマルヘッド36は、電流を流すことによって発熱する発熱体(図示省略)の集合を有しており、発熱体に電圧を印加して電流を流すことにより発熱体を発熱させて用紙34の表面に印字を行うようになっている。特に、「携帯型プリンタ」は、電力(電源)を「バッテリー」より供給するようになっており、図示省略のバッテリー(バッテリーパック)をバッテリー収納部38に収納してバッテリーカバー39を閉じて装着するようになっているが、バッテリー収納部38が本体側筐体31において占める割合(スペース)が大きいため、小型化が実現しにくいという問題がある。
しかしながら、「プリンタ」の小型化を実現するため、バッテリーを小さくすると頻繁に充電が必要となり、劣化が激しくなるばかりか、バッテリーはユーザが管理するため、バッテリーの充電・放電の回数等を詳細に管理しないと劣化による印字品質の低下を招きかねないという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010-179461号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであり、用紙(ラベル基材)を巻回した支管にバッテリーを組み込むとともに、バッテリーのみならず支管のリサイクルを併せて実現し、さらに、リサイクル情報を容易、かつ、確実に管理できるバッテリー内蔵ラベルを提供することを課題とする。
【0005】
また、支管にバッテリーを組み込むことにより小型化を図ったプリンタを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明に係るバッテリー内蔵ラベルは、筒状の回転支管部と、バッテリーを備え、前記回転支管部の中心の中空部に嵌装された固定子部と、前記回転支管部の内周面と前記固定子部との間に設けられた球体部材と、から成る支管を備え、前記回転支管部にラベル基材を巻回して形成されることを特徴とする。
また、支管は、管理用の記憶媒体を備えるとともに、少なくともバッテリーに対する充放電状況および支管の使用状況を記憶媒体に記憶させることができる。
第2の発明に係るバッテリー内蔵ラベルを用いたプリンタは、筒状の回転支管部と、バッテリーを備え、前記回転支管部の中心の中空部に嵌装された固定子部と、前記回転支管部の内周面と前記固定子部との間に設けられた球体部材と、から成る支管を備え、前記回転支管部にラベル基材を巻回して形成されたバッテリー内蔵ラベルを用いたプリンタであって、前記バッテリー内蔵ラベルを装着する用紙収納部と、前記用紙収納部に装着された前記固定子部に対峙して設けられるコネクタ部と、前記コネクタ部を前記固定子部へ付勢する付勢手段と、を備え、前記固定子部およびコネクタ部の接触により前記バッテリーより電力を供給することを特徴とする。
また、ラベル基材は、球体部材を介して回転支管部が回転することにより繰り出されるようにできる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の第1の発明に係るバッテリー内蔵ラベルは、筒状の回転支管部と、バッテリーを備え、回転支管部の中心の中空部に嵌装された固定子部と、回転支管部の内周面と固定子部との間に設けられた球体部材と、から成る支管を備え、回転支管部にラベル基材を巻回して形成されるようにし、球体部材を介して回転支管部が回転することによりラベル基材を繰り出すようにしたので、繰り出しが容易であるという効果がある。
支管に、管理用の記憶媒体を備えるようにし、少なくともバッテリーに対する充放電状況および支管の使用状況を記憶媒体に記憶させるようにすれば、バッテリーおよび支管の使用状況を知ることができるので、リサイクルが容易となる。
第2の発明に係るバッテリー内蔵ラベルを用いたプリンタは、バッテリー内蔵ラベルを装着する用紙収納部と、用紙収納部に装着された固定子部に対峙して設けられるコネクタ部と、コネクタ部を固定子部へ付勢する付勢手段と、を備え、固定子部およびコネクタ部の接触により前記バッテリーより電力を供給するようにしたので、バッテリー収納部を必要としない分、プリンタの小型化が図れるという効果がある。
また、ラベル基材を、球体部材を介して回転支管部が回転することにより繰り出されるようにすれば、繰り出しが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明に係るプリンタで使用するバッテリー内蔵ラベルの概略斜視図である。
【図2】同、図1中、矢示II方向より見た概略正面図である。
【図3】同、図1中、III−III線に沿う概略断面図である。
【図4】同、バッテリーに充電を施す充電機構を示すブロック図である。
【図5】従来の携帯型のプリンタを示す概略説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施の形態につき、図1ないし図4に基づいて説明する。
なお、以下において、従来(「背景技術」)と同様の部分は同一符号を付すに止め、詳説を省略する。
図1は、本実施の形態に係るプリンタで使用するバッテリー内蔵ラベルの概略斜視図、図2は、図1中、矢示II方向より見た概略正面図、図3は、図1中、III−III線に沿う概略断面図である。
同図に示すように、バッテリー内蔵ラベルLは、円柱状を呈しており、固定子部2と、回転支管部3と、球体部材4を備える支管1と、ラベル基材8により形成されている。
固定子部2は、バッテリー(バッテリーセル)5を備えており、後述する「コネクタ部」を介してサーマルヘッド36やプラテンローラ37を回転させる図示省略のモータなどに電力を供給するようになっている。また、6は、バッテリー電極、7は、「位置決め係合部」としての係合凹部7を示す。なお、バッテリー5は、別途、充電ができるようになっている(詳細は後述する)。
回転支管部3は、ポリエステルなどの樹脂で作製された筒状を呈しており、中心の中空部に前記固定子部2を挿入した状態で、固定子部2の周りに嵌装されている。
また、回転支管部3には、これを「コア部材」としてラベル基材8が巻回されており、ラベル基材8が巻回された支管1を以て「プリンタ」で使用するバッテリー内蔵ラベルLが形成されるものである。
なお、回転支管部3の外周面3bには、後述する記録媒体Rが装着されている。
球状部材4は、前記固定子部2と回転支管部3の内周面3aとの間に設けられた「ベアリング4」であり、前記固定子部2に対して回転支管部3を回転し易くするために介在しており、回転支管部3が回転することにより、回転支管部3に巻回されたラベル基材8が繰り出されるようになっている。
【0010】
図3は、支管1の回転支管部3にラベル基材8が巻回された状態で形成されたバッテリー内蔵ラベルLを用紙収納部35に装着した状態を示す概略断面図であり、用紙収納部35に装着されたバッテリー内蔵ラベルLに対峙してコネクタ部10が設けられている。
コネクタ部10は、電極11および「位置決め係合部材」としての係合凸部12が形成された可動電極板13と、本体側筐体31との間に介在して前記可動電極板13を支管1の固定子部2側へ付勢する付勢手段14と、一端が前記電極11に接続されるとともに、他端が本体側筐体31に設けられた制御部16に接続される電線15とを備えている。
可動電極板13は、「付勢手段」としてのバネ14により固定子部2側へ付勢された際、係合凸部12が前記固定子部2の係合凹部7と係合して固定子部2を本体側筐体31に対して固定状態とするとともに、固定子部2のバッテリー電極6とコネクタ部10の可動電極板13の電極11が接触してバッテリー5から電線15を介して制御部16へ電力を供給するようになっている。
なお、制御部16は、サーマルヘッド36やプラテンローラ37を回転するモータ(図示省略)などの動作を制御するための制御回路である。
【0011】
次に、主に、図1ないし図3に基づき、バッテリー内蔵ラベルLを用いた「プリンタ」につき説明する。
ラベル基材8をサーマルヘッド36側に引き出した状態で、「プリンタ」の用紙収納部35にバッテリー内蔵ラベルLを装着して(投げ入れて)本体側筐体31のカバー32を閉じると、ラベル基材8がサーマルヘッド36とプラテンローラ37に挟持されるとともに、主に、図3に示すように、コネクタ部10の可動電極板13が「付勢手段」としてのバネ14により固定子部2側(矢示F方向)へ付勢されるようになっている。
可動電極板13が付勢され「位置決め係合部」としての係合凸部12と係合凹部7が係合すると、可動電極板13側の電極11とバッテリー電極6が接触し電線15を通してバッテリー5の電力が制御部16へ供給されるとともに、固定子部2は、本体側筐体31において回転しないよう固定される。
制御部16を介した制御によりサーマルヘッド36やプラテンローラ37を回転するモータ(図示省略)などに電力が供給され、印字動作が開始されると、用紙収納部35に装着されたバッテリー内蔵ラベルLよりラベル基材8がサーマルヘッド36およびプラテンローラ37側へ繰り出されるが、ラベル基材8が巻回された回転支管部3の内周面3aと本体側筐体31に固定された固定子部2の間に「球体部材」としてのベアリング4が介在しているため、ラベル基材8は円滑に繰り出されるものである。
また、用紙収納部35に装着されるバッテリー内蔵ラベルL(用紙)にバッテリー5を内蔵させたことにより別途、「バッテリー収納部」を必要としない分、プリンタの小型化が図れるものである。
【0012】
次に、主に、図4に基づき、バッテリー5および支管1のリサイクル状態につき説明する。
図4は、バッテリー5に充電を行なう充電機構20を示す図であり、同図は、バッテリー内蔵ラベルLのラベル基材8が消費されて支管1のみになり、管理用の記録媒体Rが回転支管部3の外周面3bに露呈した状態を示している。
バッテリー5は、ラベル基材8がなくなった状態、あるいは、バッテリー5の電圧が低下したときなどに回収され、充電機構20に装着される。
【0013】
充電機構20は、電力供給部21と、記録媒体読込み・書込み部22と、充電制御部23と、表示部24と、を備えている。
【0014】
電力供給部21は、一定電圧を所定時間印加する電源部25と、電極26および「位置決め係合部材」としての係合凸部27が形成された充電電極板28と、一端が前記電極26と接続されるとともに、他端が前記電源部25に接続される電線29とを備えている。
【0015】
記録媒体読込み・書込み部22は、回転支管部3に設けられた記録媒体Rに対し、非接触で電子的な情報(電子データ)を読み書きする装置である。
【0016】
ここで記録媒体Rにつき説明すると、記録媒体Rは、RFID(Radio Frequency IDentification)内蔵のラベルにて作製されており、下記の情報が電子データとして記憶されている。
1)RFID番号:例えば、「2010−1015−048」
2)支管管理情報
a)支管作製日:例えば、「2010−10−15」
b)支管リサイクル回数:例えば、「3回」
3)バッテリー管理情報
a)バッテリー作製日:例えば、「2010−10−15」
b)前回充電日:例えば、「2011−02−28」
c)充電回数:例えば、「3回」
記録媒体読込み・書込み部22では、記録媒体Rとの間において非接触で前記電子データの送受信を行い、充電制御部23に受け渡すようになっており、電子データの内、支管回収回数、充電回数を更新するようになっている。
また、上記の電子データの内、支管作成日、バッテリー作製日は、「初期データ」として目視可能なように記録媒体Rの表面に印字して表示してある。
【0017】
充電制御部23は、前記電力供給部21および記録媒体読込み・書込み部22と接続され、下記の制御を行うようになっている。
1)バッテリー5の電圧、内部抵抗の確認
電力供給部21を介してバッテリー5の電圧、内部抵抗を計測し、後述の表示部24に表示するようになっている。
2)バッテリー作製日から所定日付経過しているか否かの確認
バッテリー作製日から所定日付経過しているか否か判定し、所定日付経過している場合は、表示部24に表示するとともに、図示省略のブザーあるいはランプの点灯などの手段により操作者に報せる。
経過していない場合は、充電の後、記録媒体読込み・書込み部22を介して前回充電日として本日日付を記録媒体Rに記憶する。
3)バッテリー充電回数の確認
バッテリー5の充電回数が所定回数に達しているか否か判定し、所定回数に達していた場合は表示部24に表示するとともに、図示省略のブザーあるいはランプの点灯などの手段により操作者に報せる。
また、達していない場合は、充電の後、記録媒体読込み・書込み部22を介して充電回数を「1」カウントアップする。
4)充電制御
電源部25より電線29、電極26およびバッテリー電極6を介してバッテリー5に充電を行なうとともに、所定の電圧に達したか否か判定し、達した場合は電源部25に対し電力の供給停止を指示する。
5)支管作製日から所定日付経過しているか否かの確認
支管作製日から所定日付経過しているか否か判定し、所定日付経過している場合は、表示部24に表示するとともに、図示省略のブザーあるいはランプの点灯などの手段により操作者に報せる。
6)支管リサイクル回数
支管1のリサイクル回数が所定回数に達しているか否か判定し、所定回数に達していた場合は表示部24に表示するとともに、図示省略のブザーあるいはランプの点灯などの手段により操作者に報せる。
また、達していない場合は、充電の後、記録媒体読込み・書込み部22を介して支管リサイクル回数を「1」カウントアップする。
【0018】
表示部24は、前述したように、記録媒体Rの記憶内容や充電制御部23による判定結果などを表示するための「表示器」であり、LCD(Liquid Crystal display)の採用が可能である。
【0019】
次に、主に、図4に基づき、バッテリー5および支管1のリサイクル手順を説明する。
バッテリー5の電圧低下、あるいは、ラベル基材8が消費された状態で支管1が回収されてくると、充電機構20に装着される。そして、支管1の固定子部2の係合凹部7と充電電極板28の係合凸部27を係合すると、支管1側のバッテリー電極6と充電電極板28の電極26が接触し、支管1に内蔵されたバッテリー5と充電機構20側とが通電してバッテリー5の内容を表示部24に表示するとともに、記録媒体Rより記録媒体読込み・書込み部22を介してバッテリー5の電子データおよび支管1の使用状態を表示部24に表示する。
バッテリー5の電圧や抵抗値に異常が有る場合には、電源部25より所定の電圧に達するまで電力を供給する。
また、支管1の使用状況も、表示部24に表示された支管作製日および使用回数との判定結果に基づき、そのまま使用、あるいは、廃棄するなどが決定される。
【0020】
上述したように、支管1に貼り付けた記録媒体Rに、支管管理情報(支管作製日、支管リサイクル回数)およびバッテリー管理情報(バッテリー作製日、前回充電日、充電回数)を記憶し、バッテリー5電圧低下時、あるいは、ラベル基材8の消費時などに非接触で読み取れるようにしたので、バッテリー5の劣化によるプリンタの印字品質低下を防止することができるとともに、支管1およびバッテリー5のリサイクルが可能となる。
【0021】
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
【0022】
例えば、バッテリー管理情報としては、「前回充電日」を1つ設けて書き換える例で説明したがこれに限定されないことは勿論であり、複数個の「充電日」を設けることができる。そして、充電機構20にて充電する際、充電制御部23において「今回充電日−前回充電日」および「前回充電日−前々回充電日」より「充電サイクル(日数)」を算出して比較することにより、バッテリー5の劣化状態を判定することも可能である。
【符号の説明】
【0023】
L バッテリー内蔵ラベル
R 記録媒体
1 支管
2 固定子部
3 回転支管部
3a 内周面
3b 外周面
4 球体部材(ベアリング)
5 バッテリー(バッテリーセル)
6 バッテリー電極
7 位置決め係合部(係合凹部)
8 ラベル基材
10 コネクタ部
11 電極
12 位置決め係合部(係合凸部)
13 可動電極板
14 付勢手段(バネ)
15 電線
16 制御部
20 充電機構
21 電源供給部
22 記録媒体読込み・書込み部
23 充電制御部
24 表示部
25 電源部
26 電極
27 位置決め係合部(係合凸部)
28 充電電極板
29 電線
30 プリンタ
31 本体側筐体
32 カバー
33 回動軸
34 用紙(ラベル)
35 用紙収納部
36 サーマルヘッド
37 プラテンローラ
38 バッテリー収納部
39 バッテリーカバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状の回転支管部と、
バッテリーを備え、前記回転支管部の中心の中空部に嵌装された固定子部と、
前記回転支管部の内周面と前記固定子部との間に設けられた球体部材と、から成る支管を備え、
前記回転支管部にラベル基材を巻回して形成されることを特徴とするバッテリー内蔵ラベル。
【請求項2】
前記支管は、管理用の記憶媒体を備えるとともに、少なくとも前記バッテリーに対する充放電状況および前記支管の使用状況を前記記憶媒体に記憶させることを特徴とする請求項1に記載のバッテリー内蔵ラベル。
【請求項3】
筒状の回転支管部と、
バッテリーを備え、前記回転支管部の中心の中空部に嵌装された固定子部と、
前記回転支管部の内周面と前記固定子部との間に設けられた球体部材と、から成る支管を備え、
前記回転支管部にラベル基材を巻回して形成されたバッテリー内蔵ラベルを用いたプリンタであって、
前記バッテリー内蔵ラベルを装着する用紙収納部と、
前記用紙収納部に装着された前記固定子部に対峙して設けられるコネクタ部と、
前記コネクタ部を前記固定子部へ付勢する付勢手段と、を備え、
前記固定子部およびコネクタ部の接触により前記バッテリーより電力を供給することを特徴とするバッテリー内蔵ラベルを用いたプリンタ。
【請求項4】
前記ラベル基材は、前記球体部材を介して前記回転支管部が回転することにより繰り出されることを特徴とする請求項3に記載のバッテリー内蔵ラベルを用いたプリンタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−214283(P2012−214283A)
【公開日】平成24年11月8日(2012.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−81744(P2011−81744)
【出願日】平成23年4月1日(2011.4.1)
【出願人】(307010993)株式会社サトー知識財産研究所 (588)
【出願人】(000130581)サトーホールディングス株式会社 (1,153)
【Fターム(参考)】