説明

パイプサポート支持金具

【課題】上下方向に複数個積み重ねた際の積載性や運搬性が良く、かつ、軽量で施工性も良く、製造コストを低減することができるパイプサポート支持金具を提供すること。
【解決手段】底板部11と、底板部11の短手方向にある両側縁の少なくとも一部をそれぞれ対向し合うように折り曲げるとともに、それら側縁先端部がパイプサポートの台板の底面にそれぞれ当接状態で支持される一対の折曲側面部12a,12bと、を有し、一対の折曲側面部12a,12bは、その間隔が底板部11から離れるに従い広くなるように形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリート型枠を施工する際に用いるパイプサポート(支保工)を支持するためのパイプサポート支持金具に係り、特に、積載性や施工性を向上させたパイプサポート支持金具に関する。
【背景技術】
【0002】
コンクリート躯体を構築するにあたり、型枠はパイプサポートにより支持されつつ、そのサポートとチェーンで、押し引きして建入れ調整を行う。その際、パイプサポートの受け板とチェーンの一方側はそれぞれ型枠の上部に支持、掛合され、パイプサポートの台板とチェーンの他方側はそれぞれコンクリートスラブ上面に固定した金具によって支持、掛合される。
【0003】
そして、このスラブ上面に固定される金具として、例えば、鋼板の一端側を上方に折り曲げた正面視L字状の金具(例えば、特許文献1参照。)や、鋼板の両側縁をそれぞれ上方に折り曲げた断面コ字状の金具がある(例えば、特許文献2参照。)。また、本出願人も、鋼板の両側縁をそれぞれ上方に折り曲げたものを先に出願している(例えば、特許文献3参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開平06−016609号公報
【特許文献2】意匠登録第1292960号公報
【特許文献3】特開2010−112146号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、前記特許文献1に記載の正面視L字状のパイプサポート支持金具は、上方に折り曲げた折曲部でパイプサポートの台板を受ける構成であるが、その折曲部は、型枠からの荷重の方向に対抗するように折り曲げられているため、その折り曲げ位置を基点に変形してしまうおそれがある。実際、その変形を防止するために、鋼板の板厚を厚くして剛性を高めることになるが、これによってコストアップになるとともに、重量が増大することから、施工性が悪いという問題もある。
【0006】
なお、本金具については、板厚を厚くせずに、折り曲げ位置にリブを形成して剛性を高めたものも存在する。しかし、リブを加工する手間がかかるとともに、前述した変形を完全に抑えるには、リブの高さや幅を大きくする必要が有るため、それに応じて、重量およびコストが増大してしまう。
【0007】
一方、前記特許文献2,3に記載の断面コ字状のパイプサポート支持金具は、上方にそれぞれ折り曲げた側縁部においてパイプサポートの台板を受ける構成であるため、それら側縁部には前述したような変形が生じない。よって、鋼板の板厚を厚くすることもなく、特許文献1の金具よりも軽量であることから施工性は良い。
【0008】
しかしながら、鋼板の両側縁をそれぞれ上方に向けて直角に折り曲げているため、パイプサポート支持金具を複数個上下に重ね合わせることができず、仮に積み重ねたとしても、梱包や運搬をする際には嵩張ってしまう。さらに、配膳作業などの施工の準備を行う際には、一度に複数個を持ち運ぶことができず、作業効率が悪いという問題がある。
【0009】
また、本金具は、両側縁部のコーナー部において、パイプサポートの台板を点接触の状態で支持し、型枠からの荷重を受ける構成であるから、パイプサポートを構成する腰管の外周面の位置より内側で台板を支持した場合には、パイプサポートが左右にふらつく可能性がある。よって、パイプサポートを安定的に固定させるためには、腰管の外周面の位置から外側で台板を支持するのが好ましいのだが、両側縁部間の幅を拡げてしまうと、必然的に、同金具の幅も大きくなるため、重量が増えるとともに、コストアップにつながってしまう。
【0010】
さらに、パイプサポートの台板中央には、通常、パイプサポート同士を連結する部材が嵌挿される貫通孔が形成されている。そのため、一方の側縁部のコーナー部が貫通孔内に位置した場合でも、他方のコーナ一部は台板の底面に当接した状態、即ち、片当たりの状態になるおそれがある。よって、パイプサポートを安定した状態にさせるには手間および時間を要することになり、施工性については、さらなる改善の余地があった。
【0011】
そこで、本発明は、上下方向に複数個積み重ねた際の積載性や運搬性が良く、かつ、軽量で施工性も良く、さらに、製造コストを低減することができるパイプサポート支持金具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明のパイプサポート支持金具は、コンクリートスラブの上面に固定させる底板部と、該底板部の短手方向にある両側縁の少なくとも一部をそれぞれ対向し合うように折り曲げるとともに、それら側縁先端部がパイプサポートの台板の底面にそれぞれ当接状態で支持される一対の折曲側面部と、を有するパイプサポート支持金具であって、前記一対の折曲側面部は、その間隔が前記底板部から離れるに従って広くなるように形成されている、ことを特徴とする。
これにより、複数個のパイプサポート支持金具を上下方向に積み重ねた際の高さを小さくすることができる。
また、本願の請求項2の発明は、請求項1記載のパイプサポート支持金具において、前記各側縁先端部間の距離が、前記台板に接合されたパイプサポートの腰管の外径以上である、ことを特徴とする。
これにより、底板部の幅を大きくすることなく、パイプサポートを構成する腰管の外径よりも外側の位置で台板を支持することが可能になるため、安定した状態でパイプサポートを固定させることができる。
また、本願の請求項3の発明は、請求項1記載のパイプサポート支持金具において、前記各側縁先端部間の距離が、前記台板の中心線に対して一方の側端から中央に形成された貫通孔における当該側端とは反対側の内周縁までの距離以上である、ことを特徴とする。
これにより、各側縁先端部が台板の底面にそれぞれ当接する位置関係、若しくは一方の側縁先端部が貫通孔内に位置した場合、他方の側縁先端部は台板から外れた位置関係になるので、パイプサポートの台板が片当りの状態になることを確実に回避でき、施工性が改善される。
【発明の効果】
【0013】
本発明のパイプサポート支持金具では、対向する一対の折曲側面部の間隔が、底板部から離れるに従って広くなるように形成しているため、複数個を上下方向に積み重ねた際の高さを小さくすることができ、積載性や運搬性、さらには作業効率を改善することができる。また、底板部の幅を広げなくても安定した状態でパイプサポートを固定させることができる。さらに、安定支持のために底板部の幅を広げなくて済むことから、製造コストが低減できると共に、金具全体の重量も軽減できるため、施工性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】実施形態1のパイプサポート支持金具の一例を示す図である。
【図2】実施形態1のパイプサポート支持金具の一例を示す斜視図である。
【図3】本発明に係るパイプサポート支持金具の使用例を示す図である。
【図4】本発明に係るパイプサポート支持金具を複数個積み重ねた状態を示す図である。
【図5】実施形態2のパイプサポート支持金具の特徴を示す図である。
【図6】実施形態3のパイプサポート支持金具の特徴を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
次に、本発明に係るパイプサポート支持金具の実施形態1〜3について説明する。
【0016】
実施形態1.
図1(a)〜(c)は、それぞれ、実施形態1のパイプサポート支持金具1の平面図、正面図、右側面図である。図2は、パイプサポート支持金具1の斜視図である。
【0017】
図1(a)〜(c)および図2に示すように、このパイプサポート支持金具1は、後述するパイプサポート2の台板21やチェーン3を支持するものであり(図3参照。)、底板部11と、折曲側面部12a,12bと、チェーン掛止部13とを有する。
【0018】
底板部11は、コンクリートスラブに固定される部分で、大径のアンカー孔11aと、小径の釘孔11bがそれぞれ設けられている。なお、アンカー孔11aと釘孔11bは、少なくとも一方が設けられていれば十分であり、それらの位置や個数も任意である。
【0019】
一対の折曲側面部12a,12bは、底板部11の長手方向の一端部側において、その短手方向の両側縁の一部がそれぞれ上方に折り曲げられ、対向するように形成されている。そして、それら折曲側面部12a,12b間の距離が底板部11から離れるに従い、すなわち図1(c)上、上方に向かうに従い広くなるような逆ハの字状に形成されている。つまり、同図に示すように、底板部11に対する折曲側面部12a,12bの折曲げ角度αは、それぞれ90度未満となる。
【0020】
チェーン掛止部13は、底板部11の長手方向の他端部側を、一端部側に向けて折り曲げて形成されており、その中央部には後述するチェーン3やターンバックル31(図3参照。)を掛止させる掛止孔13aが設けられている。なお、図1(b)に示すように、底板部11に対するチェーン掛止部13の折曲げ角度βは、チェーン3等による引張力に伴うチェーン掛止部13自体の変形や、複数個のパイプサポート支持金具1を上下方向に重ね合わせることを考慮すると90度未満であることが望ましい。
【0021】
次に、図1に示すパイプサポート支持金具1の使用例について説明する。
【0022】
図3(a),(b)は、図1に示すパイプサポート支持金具1の使用状態を示す全体図、要部拡大斜視図である。
【0023】
図3(a),(b)は、コンクリートスラブ(床面)4上にコンクリート壁5を構築するための型枠6が、パイプサポート支持金具1を介して、パイプサポート2と、チェーン3、ターンバックル31により支持された状態を示している。
【0024】
パイプサポート2等を支持するパイプサポート支持金具1は、例えば、コンクリートスラブ4上の所定位置に予め埋設されたアンカー体7の位置に底板部11のアンカー孔11aを合致させて、ボルト及びナット等で締め付けることにより固定されている。
【0025】
パイプサポート2は、パイプサポート支持金具1に当接する台板21と、その台板21が接合された腰管22と、この腰管22に進退自在に挿入された差込み管23と、差込み管23の端部に接合され、型枠6に当接する受け板24とで構成している。そして、図示しない支持ピンや調整ネジ等により、腰管22に対し差込み管23の長さを変えることにより、傾斜状態で型枠6に対し押圧力を付与できる。
【0026】
チェーン3は、例えば、その上端側が型枠6に設けられた横バタ材61に連結される一方、下端側がターンバックル31を介してパイプサポート支持金具1のチェーン掛止部13に連結されている。そのため、ターンバックル31を回転させることにより、型枠6に対し引張力を付与できる。なお、チェーン3は、ターンバックル31を介し掛止孔13aに掛止するだけでなく、掛止孔13aに直接巻きつけて施工されることもある。
【0027】
そして、図3(a),(b)に示すように、台板21は、その底面が折曲側面部12a,12bの各側縁先端部に当接した状態で支持されることになる。
【0028】
図4(a),(b)は、図1に示すパイプサポート支持金具1を5個積み重ねた状態を示す正面図、右側面図である。
【0029】
パイプサポート支持金具1は、一対の折曲側面部12a,12bが底板部11から離れるに従い、すなわち同図上、上方に向かうに従い広くなるように形成されている。これにより、複数個を上下方向に積み重ねた場合、折曲側面部12a,12b同士が部分的に重ね合わさるので、上下方向の高さを小さくすることができる。
【0030】
よって、実施形態1のパイプサポート支持金具1によれば、複数個を上下方向に重ね合わせることが可能になるため、積み重ねた際の高さを小さくすることができ、積載性や運搬性が改善される。さらに、施工を準備する際の作業効率も向上する。
【0031】
また、このパイプサポート支持金具1では、折曲側面部12a,12bが底板部11から離れるに従い広くなるように形成されているので、折曲側面部12a,12bをそれぞれ垂直に折り曲げた場合よりも、パイプサポート2の台板21を広い間隔で支持することが可能になり、安定した状態でパイプサポート2を固定させることができる。さらに、パイプサポート2の安定支持のために底板部11の幅を広げなくて済むことから、製造コストが低減できると共に、金具全体の重量が軽減できるため、施工性が向上する。
【0032】
また、このパイプサポート支持金具1では、底板部11、折曲側面部12a,12bおよびチェーン掛止部13が全て、1枚の鋼板を折り曲げることにより形成しているため、製造および構造が簡単であり、この点からも製造コストを削減することができる。
【0033】
実施形態2.
次に、実施形態2のパイプサポート支持金具1’の特徴について説明する。
【0034】
図5(a),(b)は、パイプサポート2下部の台板21の底面図、実施形態2のパイプサポート支持金具1’の側面図である。
【0035】
図5(a)に示すように、パイプサポート2下部の台板21の中央には、パイプサポート2同士を連結する部材を挿入させるための貫通孔21aが形成されている。そして、その同軸上に接合されている腰管22の内径および外径(同図上、破線で示す。)は、貫通孔21aの直径以上である。ここで、腰管22の外径をL1とする。
【0036】
そして、このパイプサポート支持金具1’は、図5(b)に示すように、折曲側面部12a’,12b’の側縁先端部間の距離H1が、パイプサポート2の腰管22の外径L1以上で、かつ、台板21の幅L0以内に形成されていることを特徴としている。なお、チェーン掛止部13’等の他の構成については、前述したパイプサポート支持金具1の実施形態と同様である。
【0037】
従って、このパイプサポート支持金具1’では、腰管22の中心と、折曲側面部12a’,12b’の側縁先端部間の中心とを一致させれば、折曲側面部12a’,12b’の各側縁先端部がそれぞれ腰管22の外側に位置することになるので、底板部11’の幅を広げなくても、安定した状態でパイプサポート2の台板21を支持することが可能となる。さらに、パイプサポート2の安定支持のために底板部11’の幅を広げなくて済むことから、製造コストが低減できるだけでなく、金具全体の重量も軽減されるため、施工性が向上する。
【0038】
実施形態3.
次に、実施形態3のパイプサポート支持金具1”の特徴について説明する。
【0039】
図6(a),(b)は、パイプサポート2下部の台板21の底面図、実施形態3のパイプサポート支持金具1”の側面図である。
【0040】
図6(a)に示すように、台板21の中心線に対して、一方(図上左側)の側端から貫通孔21aにおける当該側端とは反対側の内周縁までの距離をL2とする。
【0041】
そして、このパイプサポート支持金具1”は、図6(b)に示すように、折曲側面部12a”,12b”の側縁先端部間の距離H2が、L2以上で、かつ、台板21の幅L0以内に形成したことを特徴とする。なお、チェーン掛止部13” 等の他の構成については、前記実施形態1及び2のパイプサポート支持金具1,1’と同様である。
【0042】
ここで、図6(a)に示すように、台板21の中央には、貫通孔21aが形成されている。そして、図3に示すような型枠の施工時において、作業者は立ち上った状態でパイプサポート2の差込み管23の長さを調整しながら設置作業を行うが、その際に、作業者からは、台板21の底面側を目視により確認できない。つまり、折曲側面部12a”,12b”の各側縁先端部と台板21との当接状態を見ることができない。
【0043】
そのため、折曲側面部12a”,12b”の側縁先端部間の距離H2がL2より小さい場合、作業者は折曲側面部12a”,12b”の側縁先端部の両方が台板21の底面にそれぞれ当接されていると判断しても、実際は、いずれか一方の側縁先端部が貫通孔21a内に位置し、片当たりの状態になっているおそれがある。そのため、作業者は、常に台板21の底面を覗き込んで、片当りの状態であるか否かを確認しながらの作業になるので、施工性が悪い。
【0044】
これに対し、パイプサポート支持金具1”は、折曲側面部12a”,12b”の側縁先端部間の距離H2がL2以上に形成しているため、折曲側面部12a”,12b”の側縁先端部の両方が台板21の底面にそれぞれ当接した位置関係となり、いずれか一方の側縁先端部が貫通孔21a内に位置するようなことはない。また、仮に、一方の側縁先端部が貫通孔21a内に位置した場合、他方の側縁先端部は底面に当接することなく、台板21から外れてしまう位置関係になる。
【0045】
よって、実施形態3のパイプサポート支持金具1”によれば、パイプサポート2の台板21が片当りの状態になることを確実に回避できるため、作業者は、常に台板21の底面側を覗き込んで確認することもなく、立ち上がった状態で上方から折曲側面部12a”,12b”の側縁先端部の両方に台板21を支持させることが可能になり、施工性が改善する。また、実施形態2のパイプサポート支持金具1’と同様に、折曲側面部12a”,12b”の各側縁先端部は、腰管22の外側にそれぞれ位置することになるため、底板部11”の幅を広げなくても、安定した状態でパイプサポート2を支持することできる。さらに、製造コストが低減できると共に、金具全体の重量が軽減することから、施工性が向上する。
【0046】
なお、前記実施形態1〜3において、チェーン掛止部13や掛止孔13aは、底板部11から延設した部分に形成しているが、その掛止構造や形状、位置は、特に限定されない。例えば、特許文献2のように、底板部11の長手方向の他端部側においても両側縁部を折り曲げて起立させるとともに、その両側縁部間に架け渡したピンをチェーン掛止部としても良い。また、特許文献1のようなチェーンの取付部材を設けることも可能である。なお、前者の場合には、積載性や運搬性を考慮して、前記実施形態の折曲側面部12a,12b,12a’,12b’,12a”,12b”のような逆ハの字状に両側縁部を折り曲げて起立させたほうが良い。
【符号の説明】
【0047】
1,1’,1” パイプサポート支持金具
11,11’,11” 底板部
12a,12b,12a’,12b’,12a”,12b” 折曲側面部
13,13’,13” チェーン掛止部
2 パイプサポート
21 台板
3 チェーン
4 コンクリートスラブ
5 コンクリート壁
6 型枠
7 アンカー体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンクリートスラブの上面に固定させる底板部と、該底板部の短手方向にある両側縁の少なくとも一部をそれぞれ対向し合うように折り曲げるとともに、それら側縁先端部がパイプサポートの台板の底面にそれぞれ当接状態で支持される一対の折曲側面部と、を有するパイプサポート支持金具であって、
前記一対の折曲側面部は、その間隔が前記底板部から離れるに従って広くなるように形成されている、ことを特徴とするパイプサポート支持金具。
【請求項2】
請求項1記載のパイプサポート支持金具において、
前記各側縁先端部間の距離が、前記台板に接合されたパイプサポートの腰管の外径以上である、ことを特徴とするパイプサポート支持金具。
【請求項3】
請求項1記載のパイプサポート支持金具において、
前記各側縁先端部間の距離が、前記台板の中心線に対して一方の側端から中央に形成された貫通孔における当該側端とは反対側の内周縁までの距離以上である、ことを特徴とするパイプサポート支持金具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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