説明

ピリジルアミノ酢酸化合物

【課題】EP2アゴニスト作用を有し、例えば、喘息や慢性閉塞性肺疾患などの呼吸器疾患に対する治療薬及び/又は予防薬として有用なピリジルアミノ酢酸化合物の合成中間体の提供。
【解決手段】下記一般式(11):


(式中、R及びRは、各々独立して、水素原子又はC1−C6アルキル基を示し、RはC1−C6アルキル基を示し、Bocは、tert−ブトキシカルボニル基を示し、Zは、ハロゲン原子、C1−C6アルキル基、ハロゲノC1−C6アルキル基、C1−C6アルコキシ基及びハロゲノC1−C6アルコキシ基よりなる群から選択される基で置換されていてもよい芳香環基若しくは5乃至6員環複素芳香環基を示す)で表されるスルホニルアミノメチルピリジン化合物。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式(11)
【化21】


[式中、
及びRは、各々独立して、水素原子又はC−Cアルキル基を示し、
は、C−Cアルキル基を示し、
Bocは、tert−ブトキシカルボニル基を示し、
Zは、ハロゲン原子、C−Cアルキル基、ハロゲノC−Cアルキル基、C−Cアルコキシ基及びハロゲノC−Cアルコキシ基よりなる群から選択される基で置換されていてもよい芳香環基若しくは5乃至6員環複素芳香環基を示す]
で表されるスルホニルアミノメチルピリジン化合物。
【請求項2】
及びRが、各々独立して、水素原子又はC−Cアルキル基を示す、請求項1に記載のスルホニルアミノメチルピリジン化合物。
【請求項3】
Zが、ハロゲン原子、C−Cアルキル基、ハロゲノC−Cアルキル基、C−Cアルコキシ基及びハロゲノC−Cアルコキシ基よりなる群から選択される基で置換されていてもよい芳香環基若しくは完全不飽和の5乃至6員環複素芳香環基を示す、請求項1又は2に記載のスルホニルアミノメチルピリジン化合物。
【請求項4】
Zが、ハロゲン原子、C−Cアルキル基、ハロゲノC−Cアルキル基、C−Cアルコキシ基及びハロゲノC−Cアルコキシ基よりなる群から選択される基で置換されていてもよい、フェニル基、チエニル基、イミダゾリル基、チアゾリル基、ピリジル基又はピリミジニル基を示す、請求項1〜3のいずれか1項に記載のスルホニルアミノメチルピリジン化合物。
【請求項5】
Zが、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、tert−ブチル基、トリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリクロロメチル基、ジクロロメチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、2,2,2−トリクロロエチル基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、tert−ブトキシ基、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基、トリクロロメトキシ基及びジクロロメトキシ基よりなる群から選択される基で置換されていてもよい、フェニル基、チエニル基、イミダゾリル基、チアゾリル基、ピリジル基又はピリミジニル基を示す、請求項4に記載のスルホニルアミノメチルピリジン化合物。
【請求項6】
及びRが、ともに水素原子を示す、請求項1〜5のいずれか1項に記載のスルホニルアミノメチルピリジン化合物。
【請求項7】
Zが、ハロゲン原子及びC−Cアルコキシ基よりなる群から選択される基で置換されていてもよい、フェニル基又はピリジル基を示す、請求項1〜6のいずれか1項に記載のスルホニルアミノメチルピリジン化合物。
【請求項8】
スルホニルアミノメチルピリジン化合物が、
(tert−ブトキシカルボニル{6−[(4−フルオロベンゼンスルホニル)アミノメチル]ピリジン−2−イル}アミノ)酢酸tert−ブチル、
(tert−ブトキシカルボニル{6−[(ピリジン−2−イルスルホニル)アミノメチル]ピリジン−2−イル}アミノ)酢酸tert−ブチル、又は、
(tert−ブトキシカルボニル{6−[(ピリジン−3−イルスルホニル)アミノメチル]ピリジン−2−イル}アミノ)酢酸tert−ブチル
である請求項1〜7のいずれか1項に記載のスルホニルアミノメチルピリジン化合物。

【公開番号】特開2013−63994(P2013−63994A)
【公開日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−251011(P2012−251011)
【出願日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【分割の表示】特願2010−502864(P2010−502864)の分割
【原出願日】平成21年3月12日(2009.3.12)
【出願人】(000000206)宇部興産株式会社 (2,022)
【Fターム(参考)】