説明

ベランダ菜園・園芸培養土鉢と残土鉢残物の回収付き販売システム。

【課題】ベランダ園芸に適した種苗、植物の種類に合わせて調合し、植物の栽培期間に必要な分量を袋詰めした培養土、および栽培方法の指導などをパッケージとして販売貸し出しし、栽培終了後に、使用済みの培養土、鉢などを回収処理する営業システムを提供する。
【解決手段】まず、ベランダ菜園に適した植物を選定し、選定した植物の種類別に培養土を調合製作して、植物の収穫が十分できる容量の鉢容器詰め培養土を製作する。そして、種まき苗植えを専門家が指導又は代行し、種まき苗植え後の栽培方法、収穫の方法と時期などの定期的な指導又は代行を行う。鑑賞後・収穫修了後には、使用済みの培養土および鉢などの残物を回収する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベランダ菜園、園芸の土と栽培指導代行、鑑賞期収穫修了時の清掃代行、残土鉢残物などの回収処理を一括して行うシステムの事業に関するものです。
特にベランダ菜園は植物に合わせて土を作り、収穫完了時までの必要量を鉢詰めにして準備販売します。培養土はトマトでもスイカても種を蒔き苗を植えれば、誰にでも実を付けることができ食することができます。
ベランダ園芸菜園で、困ることは鑑賞期収穫期を過ぎた残土鉢や残物の清掃とその処理です。本発明は、残土残物回収処理付き販売のシステムです。なお、鉢には雨水による土の飛散防止カバーを装着しベランダ汚損の心配を払拭しています。
【背景技術】
【0002】
従来は、ベランダ菜園など必要としませんでしたから、本発明の植物別培養土肥料などを鉢に詰めた商品は存在しなかったのでしょう、現在も販売もされていません。
近年、園芸用に腐葉土や黒土赤玉土などの袋詰めは見られますが、これは求めた人が調合して使用する物で、素人の調合ですから植物にたいする適不適に付いては不明です。
また、現在数多くの種類の鉢物植木や鉢物草花が販売されていますが、花期後の空き鉢残土などの処理は、お客である買い主が行っています。
そして鉢は一回限りの使い捨てを前提に制作した物が大半で、再使用など考慮された物は見当たりません。これでよろしいのでしょうか。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の技術で述べましたが、ベランダ園芸は普及しているのですが、菜園はされていません。第一にベランダ菜園で花咲かせ、実を楽しみ、味を楽しむ栽培ができることを証明する培養土を詰めた鉢を商品化します。
第二は、種の蒔き方苗の植え方の指導。第三は、栽培指導とベランダ汚損防止の課題。
第四は、花木鑑賞後、野菜収穫修了後の残土、鉢、その他の残物の回収と廃棄処理を、販売システムの中で解決する課題。
第五は、宅配便による通信販売指導と残土残物の完全回収システム化の課題。残土残物の回収システムは、環境保護の課題をも解決します。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記第一の課題は、▲1▼ベランダ栽培に適した植物を選定し、その植物に最適な培養土を制作します。▲2▼その植物の栽培に最適な容量が入る大きさの鉢に培養土を詰めた鉢を作成します。
【0005】
第二は、植物栽培最初の課題で、種蒔きと苗の植え方です。これには第一の課題▲2▼の培養土鉢を配達するこの時に指導または代行します。
第三の課題は、日常手入れの問題に関することと、長期間の留守管理などです。これには、電話指導と係員が出向して対応します。
【0006】
第四の課題は、鑑賞期や野菜などの収穫修了の時期に、確認の連絡をし残土鉢や残物の回収をします。確認の連絡は、必然的に時期栽培物の新規注文が得られるので、サイクル販売システムの確立ができ営業活動を確立します。
第五の通信販売の課題は梱包と配送です。特に、残土残物の梱包です。そこで、これには容易に梱包できる「往復使用パッケージ」を制作し課題を解決しています。
現在宅配その他のパッケージは使い捨ての物が、本発明の「往復使用パッケージ」観は、包装梱包物の多発を防ぎ、植物通信販売教育だけの効果ではなく公害、資源枯渇、自然環境保護の課題をも解決します。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
発明の実施の形態について、図面により説明します。
図1は、植物種別の専用培養土容器詰めと栽培指導と代行、残土残物回収付きの店頭販売と通信販売システムの説明図です。
A.植物種別ごとの容器詰め専用培養土。
B.容器詰め培養土に適した種苗。
C−1.店頭販売。で、配達は販売店車両種まき苗植え指導と代行付き。
D−1.通信販売。で、配達は託送業者車両種まき苗植えの代行は別途依頼。
C−2.栽培管理。で、▲1▼と▲2▼を行いないます。
D−2.通信販売栽培管理。で、(1)と(2)を行いないます。
C−3.鑑賞・収穫後の管理。で、▲1▼と▲2▼を行いないます。
D−3.通信販売・鑑賞・収穫後の管理。で、(1)と(2)を行いないます。
E.回収物処理。は、店頭販売の物も通信販売の物も合わせて処理します。
【発明の効果】
【0008】
本発明は上述の通りです。
【0009】
本発明の培養土は、植物種類別に専用に制作した物です植物の寿命を容量を、ベランダ菜園・園芸に鉢詰めしてあるので、指定された手入れをすれば容易に誰でも、最高の栽培効果を上げることができます。
【0010】
温暖地の植物「欄」などの託送小包便を、容易に荷造りできる折り畳みバンド締め方式の「往復使用パッケージ」を発明、ベランダ園芸・菜園の残土鉢や残物の回収方法を解決、通信販売の方法で営業できるシステムを確立し効果を上げています。
【0011】
また、ベランダ菜園・園芸の難問、雨水による鉢土の飛散とベランダ汚損の問題を、鉢カバーを発明設置して防止し、ベランダ汚染の原因残土と残物処理を完全回収システムで解決しました。
美しく可愛い小玉スイカやトマトなどを鑑賞し、新鮮な取り立てが食べられるベランダ菜園は、現代の住環境を楽しむ方法の一つとして、必ず普及し効果が上げられます。なお、植物の栽培は雑草や害虫との戦いでもあり、教えられることの多い生きた教材として、優れた効果が得られます。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】は、植物種別の専用培養土容器詰めと栽培指導と代行、残土残物回収付きの店頭販売と通信販売システムの説明図です。
【符号の説明】
図1のA.は、植物種別の専用培養土容器詰め。
B.は、ベランダ菜園適した植物の種苗。
C−1.C−2.C−3.は、店頭販売関係のサービスシステムの記号。
D−1.D−2.D−3.は、通信販売関係のサービスシステムの記号。
E.は、残土残物回収物の焼却処理の記号。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
栽培植物に適した培養土の袋詰め植物鉢物詰めの販売貸し出しと、種苗蒔き植え清掃代行、使用済み残土不要鉢などの回収処理代行付き営業システム。
【請求項2】
請求項1の栽培鉢の培養土の雨水などによる飛散防止カバー、傘、鉢や鉢置き場の汚損防止用鉢置き台をセットしたベランダ菜園営業システム。
【請求項3】
請求項1の培養土種苗配達、残土残品の回収を宅配便で往復行う通信販売に通信・インターネットなどによる指導付き、ベランダ菜園・園芸営業システム。

【図1】
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【公開番号】特開2007−75080(P2007−75080A)
【公開日】平成19年3月29日(2007.3.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−298144(P2005−298144)
【出願日】平成17年9月12日(2005.9.12)
【出願人】(500107717)
【Fターム(参考)】