説明

ホームショッピング端末経由による単純化されたeマーチャンダイズショッピングのための方法及び装置

【課題】 テナントは、待ち時間がなく、また列に並ばずに注文を即座に処理することができる。
【解決手段】 ショッピング端末2のメモリ53へeサービス又はeマーチャンダイズプログラムのデータを保存することで、ショッピング端末2を、独立して動作するeコンシェルジェステーションに変え得る。それは、遅延なくかつオーダの即時処理、オーダの即時請求、そしてショッピング端末そのものでの取引を完了するために、ショッピング端末のモニタにメニュー及びサービスを表示することを可能にしている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、eマーチャンダイズ、eショッピングに関し、詳細には、建物入口と個々の他のアパートの部屋の間の通信を行うためのビデオインターホンシステムのモニタ端末を用いるものや、テレビ受像機をケーブルTVによって接続するものに関し、また、ネットワークあるいはインターネットによってeサービスコールステーション及び/又はeショッピングサイトに接続する方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
建物の入口監視と通信に使われるテレビインターホンモニタは、アパート内の壁面に取り付けられ、マトリックス・セレクタによって単一の入口に又は複数の入口システムに接続され、そしてインタフェース・ユニットによってネットワークを介してeコンシェルジェステーションに接続する(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】米国特許第6,603,842号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、このようなシステム、すなわち複数の入口のビデオインターホンシステムを、コンシェルジェステーションとインタフェースあるいはPC経由で接続し、あるいはeマーチャンダイズコールセンタと接続し、またあるいはオンラインeマーチャンダイズショッピングサイトに接続するシステムは、容量あるいは能力が限定され、特に忙しい時間帯には過負荷になることがある。例えば、建物へ多くの訪問者が殺到し、そして多くのテナントが同時にeマーチャンダイズコールセンタあるいはeマーチャンダイズショッピングサイトに電話をしようとするときなどである。
【0004】
このような同時的な通話は、建物自体の中で、あるいは建物からネットワークまでのシステムインタフェースによって、呼び出しをする者が列をなす状態を作り出し、通信処理の遅れを引き起こし得る。
【0005】
ある種の双方向テレビ装置は、通信と互換性について問題を有することが知られている。それは、ケーブルTVやアンテナシステム及び/又はインターネットを通してテレビブロードキャスター及びテレビプログラムの提供者と通信する場合である。
【0006】
非互換のeマーチャンダイズ標準に関する不適合性と通信上の問題、サーバー及び/又はネットワークの過負荷、eマーチャンダイズサイトにアクセスする際の待ち時間、そしてネットワークによってショッピングをしようとする間における複雑な検索が、ネットワークによってショッピングをしようとする際の混乱とフラストレーションを引き起こしている。
【0007】
本発明は、このような従来の問題を解決可能な方法と装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本明細書の記述における「ショッピング端末」は、eマーチャンダイズショッピングのために特に設計された装置、あるいはビデオインターホンシステムのビデオインターホンモニタユニット、有線あるいは無線のネットワークによって接続する双方向テレビ装置、モニタ及び/又は音声通信機能を有するコンピュータ機器であって公的あるいは専用のネットワークによって及び/又はインターネットによってeコンシェルジェに接続するものであり得る。
【0009】
本明細書の記述における「eショッピング」は、私的、公的あるいは専用のネットワークによって、及び/又はインターネットによるeショッピングを表す一般的な用語である。本明細書の記述における「eショッピング」は、選択、処理及びeコンシェルジェのようなeショッピング組織からの売買及び/又はサービスの注文を記述するために使われる。
【0010】
本明細書の記述における「ショッピング信号」あるいは本明細書での「ショッピング通信信号」は、所定の単一の信号あるいは複数の信号の組み合わせであって、eショッピングのために処理及び/又はeショッピングのために生成されたものに使用する。これらの信号には、テレビ、双方向テレビのような信号、ビデオ、オーディオ、データ、管理、コマンドとアラーム信号等の信号を含む。また売買やサービスの処理や注文のための信号の伝送を含み、これらは私的な、公共の、あるいは専用のネットワーク及び/又はインターネットを通して行われる。
【0011】
本明細書での「eコンシェルジェ」は私的な、公共の、あるいは専用のネットワーク及び/又はインターネットによってテナントを結び付けるサービス及び/又は売買をテナントに提供する組織であり得る。あるいは、eサービスとeマーチャンダイズプロバイダによって供給される、サービス及び/又は売買をテナントに提供することに対して、私的な、公共の、あるいは専用のネットワーク及び/又はインターネットによってテナントをeサービスとeマーチャンダイズプロバイダとに接続するための組織であり得る。あるいはサービスをテナントに提供し及び/又はテナントをeサービスプロバイダと接続し及び/又は売買をテナントに提供し及び/又はテナントをeマーチャンダイズ供給者と接続する組織でもあり得る。
【0012】
本明細書での「テナント」は、その自宅あるいはオフィスから、識別されたショッピング端末を通してeサービス及び/又はeマーチャンダイズを得るためにeコンシェルジェによって割り当てられた識別コードによって識別される、eコンシェルジェの顧客である。テナントは、直接あるいはインタフェースを通して私的な、公共の、あるいは専用のネットワーク及び/又はインターネットによってeコンシェルジェに接続できる。
【0013】
本明細書での「eサービスプロバイダ」と「eマーチャンダイズプロバイダ」は、それぞれサービスと売買をテナントに提供するために、私的な、公共の、あるいは専用のネットワーク及び/又はインターネットによってそしてeコンシェルジェを通してテナントに関係する組織である。
【0014】
本発明の目的は、eマーチャンダイズショッピングの方法と装置を提供することである。すなわち、サービス及び/又は売買の注文処理商品のために直ちに、遅延せずに、そしてテナントの声という便利な道具で、問い合わせ、リクエスト、コマンドに従って間接的にテナントの端末を操作することによって、eコンシェルジェコールステーションとの通信を行い、eコンシェルジェコールステーションのオペレータが、効果的にテナントのショッピング端末の遠隔オペレータになり得るようにするものである。
【0015】
さらに、オペレータ支援eショッピングのコストを減らすため、ショッピング端末は同様にテナント自身によって操作でき、そしてオーダの処理、及び、メニューの再現のために音声起動するプログラムを含み、テナントの音声によるコマンド及び/又はタッチスクリーン又はタッチキー処理の単純な操作によって、及び/又はリモートコントロール機器によって操作できるようにする。リモートコントロール機器としては、IRリモートコントロールユニットあるいは無線の(RF)リモートコントロールユニットがある。
【0016】
本発明に係る方法では、以下のようなデータを保存する。すなわち、eサービスとeマーチャンダイズプログラムのデータであり、eサービスとeマーチャンダイズメニュー、サービスと売買の価格、命令処理、価格計算と請求処理のデータであり、ショッピング端末のメモリに記憶させ、あるいはビデオインターホンシステムのインタフェース・ユニットのメモリに記憶させ、またあるいは建物全体のビデオインターホンシステムをコントロールするPCのメモリに記憶させる。あるいはデータを、ショッピング端末及び/又はインタフェース・ユニット及び/又はPCのメモリに記憶させる。
【0017】
ショッピング端末のメモリへeサービス、及びeマーチャンダイズプログラムのデータを保存することで、ショッピング端末を、独立して動作するeコンシェルジェステーションに変え得る。それは、遅延なくかつオーダの即時処理、オーダの即時請求、そしてショッピング端末そのものでの取引を完了するために、ショッピング端末のモニタにメニュー及びサービスを表示することを可能にしている。
【0018】
またショッピング端末及びインタフェース・ユニット又はビルディングのビデオインターホンシステムのPCの間でも可能にする。それによって、最も早い待ち時間でeコンシェルジェに対して、及び/又はeサービス及び/又はeマーチャンダイズプロバイダに対して、ネットワークタイミング容量及び制限の中で自動的に実行されるべき最終処理を可能にする。
【0019】
本発明の他の目的は、ショッピング端末、インタフェース・ユニット又はCAD(コンピュータ援用設計)プログラムを持つビルディングビデオインターホンシステムのPCを提供することである。
【0020】
そして、衣類、衣類サイズ、色、パターン、設計、及び形のようなアイテムの選択を処理できるようにし、そして、選択されたアイテム、例えばはき物と共に衣類等や宝石類やアクセサリ等を結合する表示を生成して出力する。選択は、様々な予めプログラムされ、もしくは自分で決めたサイズ、色、パターン、設計、及び形の中から行われる。
【0021】
CADプログラムを内蔵するショッピング端末は、さらに、家具、ランプ、カーテン、敷物、装飾、家庭で使用するホームアクセサリー等の装飾的アイテムに合わせて使うことができる。この場合、仮想のインテリアディスプレイを生成し、eマーチャンダイズとeサービス選択プログラムを基にして、家の内部の1つ以上の写真と結合する。写真は1つ以上のカメラによって撮影し、カメラはショッピング端末及びCADプログラムと接続する。
【0022】
そしてCADにより設計したインテリアの表示をテナントに提供する。これは仮想的ディスプレイ中でセットしたり、移動させたりすることをテナントが行え、自分が選択したものの適合性を再検討することを可能とする。同様に、選択したアイテムの取り付け、例えば衣服、はき物、宝石類、アクセサリ等の取り付けは、1つ以上の写真、例えば1つ以上のディジタルカメラによって撮影したテナントの体、テナントの足あるいはテナントの一般的な容姿のような写真に導入する処理をCADを使うことによって行う。
【0023】
ディジタルカメラはショッピング端末と連携させ、テナントの仮想の姿を生成し、選択されたデザイン、カラー、衣服、はき物のパターン、形と大きさ、宝石類あるいはアクセサリとその組み合わせ、を身につけているかのように見せる。テナントはその選択を再検討できる。
【0024】
本発明の他の目的は、ショッピング端末と共に1台以上の連動するカメラ、ショッピング端末のモニタの前に立っているテナントの仮想的リアル・タイムな連続運動表示、繰り返し彼又は彼女の衣装、フットウェア、宝石及びアクセサリの変更をテナントが可能にすること、テナントの色の再選択をディスプレイの更新によって示すこと、サイズ、デザイン、形及びパターンをテナントがあたかも仮想的な衣装、フットウェア、宝石あるいはアクセサリ店の鏡の前で選択されたアイテムを着ているかのように示すことである。
【0025】
本発明のさらに他の目的は、選択された仮想的表示の印刷を可能とし、あるいは選択されたeマーチャンダイズ内容を印刷するために、ショッピング端末に、プリンタあるいはプリンタ出力ドライバを供給することであり、新聞、雑誌及び他の出版物、及び/又は、規律正しいサービス及び/又は商品のための処理された注文、処理確認及びビリング又はインボイスのコピーを印刷可能とする。
【0026】
プリンタは、任意の標準的な公知のカラープリンタやモノクロプリンタで、PCと共に使用されるものを、ショッピング端末の一部として、あるいはアパート、家あるいはオフィスの壁掛け用に特に設計、製造したものとすることができる。
【0027】
カメラは、ディジタルカメラでもアナログカメラでも、ショッピング端末へ1台以上組み込み得るが、ショッピング端末のモニタ画面によって仮想的な鏡を生成するためにショッピング端末の近くに置くか、搭載することもできる。仮想的な鏡は二次元のものでも、三次元のものでもよい。また、鏡像として知られている左右が逆の像あるいは左右が逆になっていない像を生成するもののどちらでもよい。
【0028】
本発明の好ましい実施方法は、eサービス及びe販売促進活動プログラムのようなプログラム、CADプログラム、メニュー、価格、配達詳細、クレジット・ファシリティ、範囲、広告方法等について、すべての人あるいはグループまたあるいは任意にネットワーク及び/又はインターネットによってeコンシェルジェに接続されたテナントの誰でもが最新のプログラムをショッピング端末、インタフェース・ユニットあるいは建物のビデオインターホンシステムのPCへ周期的にダウンロードすることにより、eコンシェルジェのサービスを更新できる。
【0029】
本発明の他の目的は、有線及び/又はIR及びRF受信機のような入力を備えたショッピング端末を提供することである。初老のテナント及び/又は寝たきりのテナント、及び/又は病気のテナントのように、高齢者介護、看護士の看護、救急車を要する人々がIRあるいはRFリモコンによってそれを呼ぶことができる。IRあるいはRFリモコンは、ペンダント又は腕輪のようなテナントの体に取り付けられるもの、及び/又は遠隔で緊急事態を知らせるために使用する引っ張りコード、スイッチ、緊急救援活動を行わせるためのコードあるいはプッシュ・スイッチの使用により、ショッピング端末の入力によって再コールするように構成できる。
【0030】
また他の好ましい本発明の装置は、テレビ・ケーブル・ネットワークあるいは双方向テレビアンテナ系を接続するための双方向テレビインタフェース・ユニットを含み、建物又は家へ双方向テレビ信号を分配するのに使用する。公的な又は専用のネットワーク及び/又はインターネットによるeコンシェルジェステーションを伴う。
【0031】
テレビあるいは双方向テレビインタフェース・ユニットは、定められたRF周波数及び定められた帯域幅用のRF受信機、あるいは定められたチャンネルを選択的に受信するために帯域幅を変える多くのRF周波数及び/又は、データ信号を注入するためのRF変調器、及び情報信号、及びeコンシェルジェ情報信号、プログラム及びデータを備えたデータを含むテレビと双方向テレビの信号を変換し接続するための変換器/プロセッサ回路を含んでおり、それによって、それらのテレビ又は双方向テレビのセットによってテナントにeコンシェルジェステーションへのアクセスを提供する。テレビあるいは双方向テレビインタフェース・ユニットはさらに、リアル・タイム・テレビジョン信号の生成のための回路を含み、建物のケーブル・ネットワーク又はアンテナシステムを介してe販売及びeサービスプログラムを伝送し分配する。さらに、双方向テレビインタフェース及び/又は双方向テレビセットがメモリを含み得る。
【0032】
メモリは、eサービス及びe販売促進活動プログラム、eサービス及びe商品メニュー、サービスと商品の価格、注文、処理、価格計算とビリングのデータの格納に用いる。双方向テレビセットのメモリあるいは双方向テレビインタフェース中へのeサービス及びe販売促進活動プログラムのデータの格納は、建物あるいは家の双方向テレビシステムを独立のeコンシェルジェステーショに変える。そのため、テレビジョンセット上へのメニューとサービスのリコール及び表示を遅滞なく可能にして、双方向テレビセット間及び双方向テレビインタフェース間の即時の注文処理、即時の広告を可能にする。それによって、最終処理がeコンシェルジェ及び/又はeサービス及び/又はe商品プロバイダに対して自動的に行われることを可能とする。これは、ネットワーク・タイミング・キャパシティー及び制限内の最も初期に行われる。
【0033】
本発明のさらに他の目的は、販売計画の生成及び衣装のようなアイテムの選択の処理のためにビデオプログラム及びCAD(コンピュータ利用設計)プログラムで双方向テレビインタフェースへ格納することである。双方向テレビセットにより、衣装サイズ、色、パターン、デザイン及び形、また表示の生成及び出力を行う。例えば選択されたアイテムを組み合わせること、フットウェア、宝石あるいはアクセサリに加えた衣装のように、いろいろな種類から選ばれ、あらかじめプログラムされ、あるいは自分で決めたサイズ、色、パターン、デザイン及び形を表示することを可能とする。
【0034】
そのようなビデオプログラム及びそのCADプログラムを伴う双方向テレビインタフェースは、さらに種々用い得る。双方向テレビセットに接続した1台以上のカメラによって得た家庭内の1枚以上の写真と結合したe販売促進活動及びeサービス選択プログラムに基づいて事実上の店内陳列の生成により家の内部で使用する家具、ランプ、カーテン、敷物、装飾、ホーム付属品及び同様の装飾アイテムのようなアイテムを適合させるために使用できる。
【0035】
双方向テレビケーブルやアンテナ及び/又は双方向テレビインタフェース及びCADプログラムは、テナントにCADで設計したインテリアの表示をその装飾等の選択と共に提供する。テナントは、その選択の適合性を一層調査するために、仮想ディスプレイ内で、選択されたアイテムを置いたり、周囲を動き回ったりすることができる。同様に、衣装、フットウェア、宝石、アクセサリのような選択されたアイテムの取り付けは、1つ以上の絵をCADの使用により画面上に表示して処理する。例えば、テナントの身体、テナントの脚あるいはテナントの全体的な外観である。これらは、1つ以上のディジタルカメラをテレビ、テレビケーブルあるいは双方向テレビインタフェースに接続して、テナントの仮想表示を生成し、あたかも選択されたデザイン、色、パターン、形及びサイズの衣装、フットウェア、宝石、アクセサリ等のテナントの選択したものの組み合わせを着用しているかのように見せる。
【0036】
本発明の他の目的は、双方向テレビによって、ショッピング端末と共に1台以上の連動するカメラ、ショッピング端末のモニタの前に立っているテナントの仮想的リアル・タイムな連続運動表示、繰り返し彼又は彼女の衣装、フットウェア、宝石及びアクセサリの変更をテナントが可能にすること、テナントの色の再選択をディスプレイの更新によって示すこと、サイズ、デザイン、形及びパターンをテナントがあたかも仮想的な衣装、フットウェア、宝石あるいはアクセサリ店の鏡の前で選択されたアイテムを着ているかのように示すことである。
【0037】
本発明のさらに他の目的は、選択された仮想的表示の印刷を可能とし、あるいは選択されたeマーチャンダイズ内容を印刷するために、双方向テレビ、プリンタあるいはプリンタ出力ドライバを供給することであり、新聞、雑誌及び他の出版物、及び/又は、規律正しいサービス及び/又は商品のための処理された注文、処理確認及びビリング又はインボイスのコピーを印刷可能とする。プリンタは、任意の標準的な公知のカラープリンタやモノクロプリンタで、PCと共に使用されるものを、ショッピング端末の一部として、あるいはアパート、家あるいはオフィスの壁掛け用に特に設計、製造したものとすることができる。記憶するeサービス及びe商品プログラムは、音楽、映画、ゲーム及び/又は他のソフトウェアを含み得る。
【0038】
本発明の双方向テレビセットには、ダウンロード端末を含み、映画、ゲーム、他のソフトウェアをPCあるいは映画用ディジタル・ビデオ・レコーダ、音楽用の周知のI.Pod及びゲーム用のゲーム・ボックスのような装置に受け入れる他のソフトウェアをも含み得る。
【0039】
カメラは、ディジタルカメラでもアナログカメラでも、ショッピング端末へ1台以上組み込み得るが、ショッピング端末のモニタ画面によって仮想的な鏡を生成するためにショッピング端末の近くに置くか、搭載することもできる。仮想的な鏡は二次元のものでも、三次元のものでもよい。また、鏡像として知られている左右が逆の像あるいは左右が逆になっていない像を生成するもののどちらでもよい。本発明の好ましい実施例の方法は、eサービス及びe販売促進活動プログラムのようなプログラム、CADプログラム、メニュー、価格、配達詳細、クレジット・ファシリティ、範囲、広告方法等について、すべての人あるいはグループまたあるいは任意にネットワーク及び/又はインターネットによってeコンシェルジェに接続されたテナントの誰でもが最新のプログラムをショッピング端末、インタフェース・ユニットあるいは建物のビデオインターホンシステムのPCへ周期的にダウンロードすることにより、eコンシェルジェのサービスを更新できる。
【0040】
本発明による双方向テレビセットは、テナントによって、それらのeサービス及びe販売促進活動(上記ビデオインターホンシステムのショッピング端末に似ている)に使用されるショッピング端末に変換することができることは明らかである。
【発明の効果】
【0041】
本発明の方法及び装置の利点は、特に以下の理由で、明白になるであろう。すなわちテナントは、待ち時間がなく、また列に並ばずに注文を即座に処理することができる。テナントはそれらの識別コードによって識別されて、固定のアドレスを割り振られる。テナントは、建物又は家内に、固定に設けた有線システムに付設し、閉回路ネットワーク中でeコンシェルジェステーションに接続される。そしてその理由により、テナント・コミュニケーションをしっかりと確認することができ、そのためにエラーと不正行為を防ぐことができる。オーダを閉じること、更に、eコンシェルジェ及び/又はサービスと商品のプロバイダによって供給されるサービス及び商品は、テナントのアドレスに伝送され、注文の確立及び配達は速やかに済む。したがって、非常に効率的なサプライ・チェーンを、テナントのニーズに従って、ローカルエリア内に確立でき、それによって、世界中の地域のすべてにおけるコミュニティーに適する最も効率的なeサービス及びe販売組織を作り得る。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】ショッピング端末、ビデオインターホン及び双方向テレビ受信機と通信するためのeコンシェルジェネットワークのブロックダイヤグラム。
【図2】本発明の好ましい実施例による、ショッピング回路を組込むテレビインターホンモニタの電気的な回路のブロックダイヤグラム。
【図3】情報伝送ライン経由で電力がテレビインターホンモニタに供給される図2中に示されるテレビインターホンモニタのブロックダイヤグラム。
【図4】AC電源によって電力がテレビインターホンモニタに供給される図2中に示すテレビインターホンモニタのブロックダイヤグラム。
【図5】本発明の好ましい実施例のショッピング端末の電気回路のブロックダイヤグラム。
【図6】情報伝送ライン経由で電力が供給された図5中に示すショッピング端末のブロックダイヤグラム。
【図7】本発明の好ましい実施例によるショッピング回路に取り付けられたテレビジョン受信機の電気回路のブロックダイヤグラム。
【図8】本発明の好ましい実施例によるショッピング回路に部分的に統合されたテレビジョン受信機の電気回路のブロックダイヤグラム。
【図9】本発明の好ましい実施例によるショッピング回路に完全に統合されたテレビジョン受信機の電気回路のブロックダイヤグラム。
【図10】eコンシェルジェステーションとビデオインターホンシステムを接続するためのインタフェース・ユニットの電気回路のブロックダイヤグラム。
【図11】通信ネットワークによってeコンシェルジェステーションとショッピング端末を接続するためのインタフェース・ユニットの電気回路のブロックダイヤグラム。
【図12】通信ネットワークによってeマーチャンダイズネットワークと双方向テレビを接続するためのインタフェース・ユニットの電気回路のブロックダイヤグラム。
【図13】呼び出し中のテナントに接続された関連のeコンシェルジェオペレータの好ましい具体例のブロックダイヤグラム。
【図14】リモコンを使用して衣装のショッピングために仮想的ミラーとして使用された好ましい具体例のテレビインターホンモニタあるいはショッピング端末を示す図。
【図15】テレビインターホンモニタあるいはタッチ・スクリーン・オペレーションを備えた好ましい具体例のショッピング端末を示す図。
【発明を実施するための最良の形態】
【0043】
以下本発明を実施するための最良の形態を、図を参照して説明する。
【0044】
図1は、通信ネットワーク5A、5B、5C及びインターネット5によってeコンシェルジェステーション4、ショッピング端末2及びテレビをテレビインターホンモニタ1、双方向テレビ3に接続するための装置を示す。
【0045】
図1中に示される通信ネットワーク5、5A、5B、5Cは、銅線、ケーブルあるいは光ファイバーラインを含むネットワークである。あるいは、地球上のネットワークあるいは衛星通信ネットワークのように、無線のネットワークでも良く、私的なネットワーク、専用ネットワーク、公衆網及びインターネットを含み、またそれの任意の組み合わせも含む。
【0046】
テレビインターホンモニタ1は、マトリックス・セレクタ1Bに接続する。マトリックス・セレクタ1Bはアナログあるいはディジタル・セレクター及び/又はハブとして組込んでもよい。それにより、エントリーパネル1Aあるいはビデオインターホン・インタフェース1Cを持つテレビインターホンモニタ1のうちのどれに対してでも通信信号を接続できる。ビデオインターホン・インタフェース1Cは、ビデオ、オーディオ、データ、アラーム及び制御信号からなるビデオインターホンの通信信号をeコンシェルジェステーションによって処理された信号と互換性をもつインタフェースされたデータ信号に変換し、通信ネットワーク5A、5B及び5C、あるいはインターネット5へ流す。
【0047】
同様に、ビデオインターホン・インタフェース1Cは、eコンシェルジェステーションによって処理されたeコンシェルジェデータ信号を抽出し、インタフェースする。この信号は、オーディオ、データ、アラーム及び制御信号を含む。またそれらを情報信号と互換性をもつ他の情報信号に変形する。他の情報信号はテレビ・インターホン・システムによって処理されたもので、テレビインターホンモニタ1、1−1、1−2のどれにでもインタフェースされた信号を、エントリーパネル1A又は建物の任意のローカルの警備・ステーションあるいはコンシェルジュ・ステーション(図示せず)に伝送する。そのために、テナントがテレビインターホンモニタ1、1−1、1−2によって通信することを可能にする。この通信は、eコンシェルジェステーション4、eサービスプロバイダ4A及びe商品プロバイダ4Bとの間で行う。同様に、ショッピング端末インタフェース2Cは、通信ネットワーク5A、5B及び5C、あるいはインターネット5によってショッピング端末2を、eコンシェルジェステーション4、eサービスプロバイダ及びe商品プロバイダ4Bに接続する。ショッピング端末インタフェース2Cは、ローカルネットワーク・ハブ2Dによってショッピング端末2に接続さし得る。あるいは、アナログあるいはディジタル・セレクター及び/又はハブを含み、eコンシェルジェステーション4を備えた建物のショッピング端末2のうちのどれにでも接続し得るようにすることができる。ショッピング端末2がショッピング通信信号を抽出、注入、インタフェースするための回路を含み、この信号をショッピング端末インタフェース2Cの回路に対して送出し得るので、ショッピング端末2−1は、図1中に示されるネットワーク5Aのようにネットワークに直接接続し得る。
【0048】
テレビあるいは双方向テレビ3は、アンテナ3T及びアンテナケーブル3R、あるいはケーブルテレビ3E及びそのネットワーク3Dによって双方向テレビインタフェース3Cに接続する。後述するように、テレビあるいは双方向テレビ3は、双方向テレビインタフェース3Cによってeコンシェルジェステーション4、eサービスプロバイダ4A及びe商品プロバイダ4Bと通信するためにショッピング回路を組込み、ネットワーク5A、5B、5Cによって、あるいはインターネット5及びそれの組み合わせによって接続する。
【0049】
建物、内部情報通信回線は銅線ケーブルか光ファイバーライン、及びそれらの組み合わせを含み、ショッピング端末2−1、2−2、2−3及び各種インタフェース1C、2C、3Cの間で、アナログ、ディジタル及びRF信号を個々にあるいはそれの多重組み合わせの中で伝送する。
【0050】
図2の情報伝送ライン16Aは、オーディオ、ビデオ、アラーム、コントロール及びデータ信号を含み、2つの通信方法を提供し、テレビインターホンモニタ1の操作のために定電圧化しDC電流を供給する。それは情報信号からDC成分を分離するためにDC信号インジェクタ/セパレータ回路49Cによって伝送路16Aに接続する。セパレータ回路49Cは結合コンデンサーを備え、信号プロセッサからのDC電流の流入を防ぎかつ信号を流し、RFフィルタによりDCラインから情報信号を取り除き、また信号変圧器あるいはオプティカル・カプラを備えてDC及びRFトラップからの情報信号を受信してDCラインから情報信号を除去する。ろ過されたDCラインは、インジェクタ/セパレータ回路49Cから電流制御回路49Bに接続する。
【0051】
電流制御回路49Bは、端末48による定電流及びバッテリ制御回路49AによってNi−Cdあるいは他のバッテリ49を介したトリクル電流がビデオインターホン回路45に与えられることを保証する。バッテリ制御回路は、端末48Aによってテレビモニタ回路にバッテリを接続するためのスイッチ・オン回路を備え、モニタ及びショッピング回路50を操作する。また停電中にテレビインターホンモニタ1を離れて操作するための予備電力を提供するために回路を備えている。
【0052】
定電流の供給及びバッテリの使用の詳細は、米国の特許5,923,363に完全に記述されており、それをここに開示して引用する。
【0053】
DC電力で図3のテレビインターホンモニタ1−1を駆動し、電力は、バッテリ49の充電のために端末48、48A及びバッテリ制御回路49Aを介して直接供給するバッテリ制御回路49Aは、電力損又は停電の場合には、テレビインターホンモニタ1−1の回路にバッテリ・バックアップ・パワーを供給するためにバッテリのスイッチを入れるために切り替え回路を含んでいる。定電力は図2中に示される伝送路16Aによってはテレビインターホンモニタ1−1に供給されないので、電流制御回路49B及びDC信号セパレータ/インジェクタ49Cは使用されない。
【0054】
伝送路16に情報信号を注入するために、テレビインターホンモニタ1−1は信号プロセッサミキサ・インジェクタ回路32Aを使用する。図4のテレビインターホンモニタ1−2は、さらに、伝送路16に情報信号を注入するのに回路32Aを使用する。
【0055】
図4の端末48、48Aに直接電力を供給している電源レギュレータ回路48CによってAC動力源による電力が、図4のテレビインターホンモニタ1−2に供給される。バッテリはテレビインターホンモニタ1−2中に示していない。しかし、バックアップバッテリが必要な場合、図3の回路49Aのようなバッテリを充電しコントロールするための回路を、図4のテレビインターホンモニタ1−2に組み入れることができる。
【0056】
電力供給及び伝送路16、16Aへの情報信号の注入ポイントの以外では、本発明の好ましい具体化例のテレビインターホンモニタ1、1−1、1−2は、全く同様の回路を使用する。
【0057】
テレビインターホンモニタ1、1−1、1−2のビデオインターホン回路45は、操作キー34Aによってコントロールとオペレーションコードをセットするためのコードを生成するコードセット回路34を含み、ドアロックを開くためのキーの生成、あるいは定められた階へエレベータを呼ぶコードの生成、明かりを切り替えるためのコードの生成、eコンシェルジェステーションをリコールするためのコードの生成を行う。強盗や火災警報のような周辺のアラーム設備を介して手動であるいは自動的に能動化された時、アラーム入力端子35、及び図2、図3、図4中に示されるビデオインターホン回路45の警報接点35Aが、アラームを生成するために、コード信号生成回路33が起動する。
【0058】
図示のビデオインターホン回路45は、さらに無線トランシーバ21及び/又はIRトランシーバ23を含み、コード化されたアラーム、コマンド、コントロール及びデータ信号を、アラーム、コマンド、制御及びデータ信号を生成するコード信号生成回路33のコードに対応するように生成する。無線トランシーバ21、IRトランシーバ23及びコード信号生成回路33の生成コード信号には、周知の発信音周波数、あるいはFSK(周波数変位方式)、あるいは有名なRS422あるいはRS232連続信号、あるいはIPコード信号を使用し得る。IPコード信号は、信号プロセッサ/ミキサ32、32Aにコード化された信号を与えるためのもので、コード化された制御信号をマイクロホン36Aによって生成されマイクアンプ36によって供給された音声信号と混合するために及び/又は端末46及び/又は端末47を通って供給されるデータ信号が与えられたビデオ信号を供給し、そして図3と図4の伝送路16へ直接に信号プロセッサ/ミキサ32Aのインジェクタ部分によって混合信号を注入し、あるいはDC信号インジェクタ/分離回路49Cによって図2の伝送路16Aに信号を注入する。
【0059】
ビデオインターホン回路45はさらに信号抽出プロセッサ38を含む。信号抽出プロセッサ38は、伝送路16、16Aから情報信号を抽出する。この抽出信号は、スピーカ39Aに接続するスピーカアンプ39に供給され、音声でのコミュニケーションを実現する。信号抽出プロセッサ38はまたコードデコーダ41に接続する。コードデコーダ41は抽出したコード信号をデコードし、ファンクションドライバにそれを供給する。またビデオ/ディスプレイ信号抽出・復調プロセッサ43は、ビデオ信号を復調する、解凍あるいは解読し、ディスプレイ・モニタ回路44上にビデオディスプレイを生成する。
【0060】
信号プロセッサ/ミキサ32A、32が直接に伝送路16に対して、あるいはDC信号インジェクタ/セパレータ回路49Cによってコード化された信号を伝送路16Aに注入し、かつ信号抽出プロセッサ38として伝送路16、16Aからコード化された信号を抽出するとともに、またコードデコーダ41を通して関数ドライバ回路42に抽出されたコードを与え、それから明白なように、ビデオインターホン回路45は伝送路16、16Aによって全二重あるいは2通りの通信を可能にする。
【0061】
二重の能力には、受信した無線通信かIRコード化制御及びコマンド信号を含む。これは混合されて伝送路16、16Aに注入されるが、信号抽出プロセッサ38によって抽出することができ、関数ドライバ回路42の操作、ディスプレイ・モニタの操作及び選択/タッチキー・インタフェース54操作用のコードデコーダ41によって解読することができる。そしてその、選択されたテレビインターホンモニタを遠隔操作するための無線通信又はIRのリモコンの使用を可能にする。また、後述するように、ショッピング回路50も同様である。
【0062】
入口パネル(図1の1A)はコードセット及び生成回路を含んでいる(図示せず)。この回路は制御コードのセット及び制御信号の生成用である。この制御信号は、コードセット回路34、及び図2のコード信号生成回路33によって生成されるコードに似ている。そしてこの回路が生成するコードは、ベルの能動化、あるいはドアロックを開く、あるいは定められたフロアへエレベータを呼ぶ、またあるいは廊下の明かりのオン・オフを切り替えることに使える。入口パネルは、特定のアパートのテレビインターホンモニタに話しかけるための、あるいはアラームと同様にローカルのガードマン、ローカルのコンシェルジュあるいはeコンシェルジェステーションを予約するためのアドレス・キー及び制御回路をさらに含んでいる。それは、無線扉の鍵、磁気カード鍵、アクセス・コントロール設備及び強盗のような周辺装置あるいは火災警報設備を通し手動であるいは自動的に能動化される。
【0063】
入口パネルのコード信号セット、生成、混合回路は、周知の発信音周波数を使用できる。RS422かRS232、あるいはIPベースの信号のような連続信号も使用できる。これは、例えば、テレビインターホンモニタ1、1−1、1−2によって生成された信号に似ている、TCP/IP、イーサネット(登録商標)あるいはATMネットワークに使用されたものである。データ混合のコード化された制御、コマンド及び警急信号、オーディオ及びビデオ信号は伝送路16Eに注入される。伝送路16Eは、マトリックス・セレクタ1Bと入口パネルに接続する。そのため、入口パネル1Aを持つテレビインターホンモニタ1、1−1あるいは1−2のどれからでもビデオインターホン・インタフェース1Cとの間のマトリックス・セレクタ1Bと図1の伝送路17を介した完全双方向情報信号伝送を提供できる。
【0064】
テレビインターホンモニタシステムの十分な説明は米国特許第6,603,842号に開示されているので、テレビインターホンモニタ1、1−1あるいは1−2、入り口パネル1A、マトリックス1B及びネットワークへのそれらの接続は、上記の簡潔な説明にとどめる。
【0065】
図1及び図10のビデオインターホン・インタフェース1Cは、テレビ・インターホン・システムとeコンシェルジェステーション、eサービスプロバイダ及びe商品プロバイダの間でのインタフェースされたショッピング信号の伝送のための信号とコード変換回路を含む。図10中に示されるインタフェース1Cは、CPU52に情報信号を与えるための伝送路17によって伝送された情報信号を受け取る信号プロセッサ84を含む。CPU52は、ネットワーク5A、5B及び5C及びインターネット5により伝送するインタフェースされたショッピングにショッピング情報信号を再処理、変換する。インタフェースするプロセスは、圧縮したオーディオあるいはボイス・オーバーIPデータにアナログか又はデジタル・オーディオ信号を転換することを含み得る。同様にCPUは、差分JPEG、MPEG変化あるいは他の圧縮標準のような周知の圧縮規格をどれでも使用して、アナログ、差分信号あるいはデジタルビデオ信号を圧縮したビデオ信号に変換し得る。CPU52はシリアルのあるいはIPベースのプロトコルのような新しいデータフォーマットにコマンド、コントロール、アラーム及びデータ信号を転換することを促進し得る。図10のCPU52は、さらにインタフェースされたデータ信号を形成する変換信号を組み合わせて、インターネット/ネットワーク発信回路85にインタフェースされたデータ信号を与える。
【0066】
インターネット/ネットワーク発信回路85は、eコンシェルジェステーション4、eサービスプロバイダ4A、及びインターネット5及び通信ネットワーク5Aによるe商品プロバイダ4Bへのインタフェースされたショッピング信号、5B及び/又は5Cあるいはそれの組み合わせを供給する。eコンシェルジェリターンショッピング信号は、インターネット5及び通信ネットワーク5A、5B及び/又は5Cによって供給される。そしてインターネット/ネットワーク発信回路85によってCPU52へ供給される。
【0067】
戻りのショッピングあるいはデータ信号は、インタフェースされたショッピング信号と互換性を持ち、CPU52に供給され、ビデオインターホンシステムのユニットによって処理されたオーディオ、ビデオ、アラーム、コントロール及びデータ信号を含む情報信号に変換される。ビデオインターホンシステムのユニットは、例えば、入口パネル1A、テレビインターホンモニタ1、1−1、1−2のようなものである。再処理された戻りのショッピング信号は、その後、通信・信号プロセッサ回路84に供給され、そして、伝送路17及びマトリックス・セレクタ1Bにより、アドレスされた入口パネル1Aあるいはアドレスされたテレビインターホンモニタ1、1−1あるいは1−2及び/又はアドレスされたローカルのコンシェルジュ及び/又は守衛詰所(図示せず)あるいはそれらの任意の組み合わせへ供給される。それにより、十分な、eコンシェルジェネットワークとビデオインターホン・ネットワークの間の包括的な全二重のショッピング信号の伝送が提供される。
【0068】
図2、図3及び図4のテレビインターホンモニタ1、1−1、1−2によって生成された情報信号は、ビデオインターホン・インタフェース1Cによって再処理される代わりに、ビデオインターホン・モニタ1、1−1、1−2のショッピング回路50のCPU52によって再処理しインタフェースすることができる。テレビインターホンモニタ1、1−1、1−2のショッピング回路50のCPU52とビデオインターホン・インタフェース1CのCPU52を同一の装置として、情報信号を再処理するのに類似のソフトウエア・プログラムを使用することもできる。ショッピング回路50、89のCPU52は、ICパッケージの形態で使用できる。またオーディオ及び/又はビデオ信号を圧縮してデータ信号を変換するために周知のICを使用でき、及び/又は一般に利用可能な、周知のAD変換器を使用できる。また、図2、図3、図4及び図10のCPU52は、オーディオ及び/又はビデオ信号を圧縮するため、そしてアラーム、コマンド、コントロール及びデータ信号の再処理及びインタフェースのために周知のソフトウエア・プログラムを使用することができる。これは、ネットワークとインターネットによる伝送のために、インタフェースされたデータ信号の流れに再処理された信号を組み合わせる。
【0069】
テレビインターホンモニタ1、1−1、1−2を接続する伝送路16、16A及び17、入り口パネル1A及びビデオインターホン・インタフェース1Cは、インタフェースされたデータ信号を伝送することができ、同様に、オーディオ、ビデオ、アラーム、コントロール及びデータ信号を伝送可能である。
【0070】
したがって、ビデオインターホンシステムを操作するための、あるいは独立したショッピング端末としてテレビインターホンモニタ1、1−1、1−2を操作するためのインタフェースされたショッピング信号を伝送するための情報信号を伝送するのに、ビデオインターホンシステムの内部伝送路ネットワークを使用することができることは明白である。したがって、ビデオインターホン・インタフェース1Cのショッピング回路89によって、あるいはテレビインターホンモニタ1、1−1、1−2のショッピング回路50によってテレビインターホンモニタ1、1−1、1−2をショッピングに使用することができることは明白である。それはさらに、ビデオインターホン・インタフェース1Cのショッピング回路89を使用することによってビデオインターホン・インタフェース1Cが同時に扱えるテナントの数に関して限界があり、その一方、すべてのテレビインターホンモニタ1、1−1、1−2にショッピング回路50を採用することには、限界がなく、そして、全ての建物内のテナントがeサービス及び/又はe商品に関して自由に、いつでも、また列に並ばずにいつでもそのショッピングを処理することができることも明白である。
【0071】
図10の信号プロセッサ84は、その回路によって処理する信号を検知、識別でき、CPU52へ結合した混合情報信号を供給し、再処理しかつ識別したインタフェースされたショッピング信号を直接にインターネット/ネットワーク発信回路85に与え、ビデオインターホン・インタフェース1CのCPU52による再処理ステップを除去する。
【0072】
さらに、図10のビデオインターホン1インタフェース1CのCPU52は、それに接続されたシステムの個々のテレビインターホンモニタ1、1−1、1−2各々に関係するデータをメモリ53中に含み、したがって、テレビインターホンモニタで直接2方向のインタフェースされたショッピング信号を通信することを信号プロセッサ84及びインターネット/ネットワーク発信回路85に命じて指図することができる。また、CPU52によってビデオインターホンシステムの2方向の結合した混合信号をインタフェースすることができ、米国特許第6,603,842号で開示された既知のテレビインターホンモニタのようなショッピング回路50のないテレビインターホンモニタにインタフェースされた通信を供給する。
【0073】
テレビインターホンモニタ1、1−1、1−2の信号プロセッサミキサ・インジェクタ回路32、32Aは、オーディオ、ビデオ、アラーム、コントロール、コマンド及びデータ信号を含む全混合情報信号を、あるいは単なるビデオ及びデータを、あるいはオーディオ及びアラームを、またあるいはコントロール及びアラーム等の選択処理された信号を、CPU52、及び信号抽出プロセッサ38に直接送る。このため、インタフェースされたショッピング信号の再処理の回避によって、回路オペレーションはより効率的になり、それによって、各処理に必要な一部の信号を除き、処理用の信号の全部がCPU52に伝える必要がなくなり、また注入又は抽出される必要があるものも同様となる。
【0074】
図10のショッピング回路89、及び図2、図3及び図4のショッピング回路50のCPU(中央処理装置)52は、周知のペンティアム(登録商標)プロセッサ及びチップセットのようなマイクロプロセッサを含む。これらは周知のリナックス、ウインドウズ、あるいは同様のオペレーティング・ソフトのようなそのオペレーティング・ソフト・プログラムとともにデスクトップ、ポータブルあるいはポケットPCの周知のマザーボード中で使用されるものである。
【0075】
ショッピング回路50、89は、さらに周知のHDD(ハードディスク・ドライブ)及びCAD回路51やメモリ53を含む。CAD(Computer=Aided=Design)は、独立した周知のマイクロプロセッサ装置あるいはDSP(ディジタル信号プロセサ)装置を含み得る。あるいは、ショッピング回路50、89のCPU52のオペレーティング・ソフトを利用する周知のCADソフトウエア・プログラムにもあり得る。eコンシェルジェプログラム及びCADプログラムは、CPU52及び伝送路16、16A、17及び19からメモリ素子53にロードされ、周期的にあるいは任意に更新される。
【0076】
CAD設計パラメーター・プログラムはさらに周期的にあるいは任意に更新される場合があり、またCADに特定の修正のための設計プログラムを供給し、eコンシェルジェによって提示されたeサービス及びe商品プログラムの更新に一致させる。
【0077】
eコンシェルジェプログラムは、セキュリティ、アラーム監視、ショーとコンサートのチケット入手、調理済みの食物の配達、食事及び食料品店のようなサービス、医療サービス、救急隊、商品をショッピング、旅行、ホテル予約、銀行トランザクション等を登録されたテナントに、いろいろと提供する。プログラム・メニュー、価格表、注文処理、支払請求、クレジット及び支払いプログラムは、すべて、テレビインターホンモニタ1、1−1、1−2のショッピング回路50のメモリ53に供給され、格納される。それは登録された個人テナントの詳細に基づき、かつビデオインターホン・インタフェース1Cのショッピング回路89のメモリ53に、定められた建物のテナントの登録されたグループの詳細に基づいて記憶される。
【0078】
定められた建物のテナントはみな識別用に登録され、コード化されている。各登録テナントとテレビインターホンモニタは有線システムに接続し、追加的なコミュニケーション・セキュリティを提供し、eコンシェルジェステーション4、eコンシェルジェセンタ4−1、eサービスプロバイダ4A及びe商品プロバイダ4Bのコミュニケーション・ネットワークへの不正行為及び無許可のアクセスを防ぐ。
【0079】
さらに、暗号化、すなわち周知のファイア・ウォールによってeコンシェルジェネットワーク全体を保護することができ、そして単に公認のeサービス及びe商品プロバイダが登録アドレスから作動することを可能にすることによって、そしてサービスの提供、商品の販売を登録テナントにのみそれらの登録アドレスにおいて可能とし、テナントは、所有者のシステムに有線で接続させ、そして、ネットワーク5A、5B及び5C、インターネット5を主に使用してコミュニケーション伝送能力のみ行い、周知のウェブ・ネットワークは使用しないことで、eコンシェルジェネットワークのセキュリティ・レベルを本質的に向上させる。
【0080】
この安全な登録されたネットワーク環境で、eコンシェルジェは非常に効率的なサービスを提供することができる。例えば、テナントの登録内容の詳細をeコンシェルジェステーション4のオペレータが即座にディスプレイ上に呼び出し、あるいはサービス及び/又は商品のオーダをプリンタで印刷出力へ印刷し、eサービス4Aやe商品プロバイダ4B・ターミナルに伝送する。テナントの即時の識別と、そのアドレスを、テナントに最も近いeサービス4A及びe商品4Bステーションに対するテナント呼び出しのルーティングのために備え、最も速く、最も効率的なサービスを提供する。
【0081】
テナントとその位置を即時に識別する能力は、テナントとeコンシェルジェステーションの間での二重のコミュニケーションと関連し、eコンシェルジェステーションのオペレータとテナントの間でのオーディオ、コマンド及び制御信号を含み、音声コミュニケーションを可能とし、そしてeコンシェルジェステーションのオペレータがテレビ・ビデオ・インターホン1、1−1及び1−2の操作あるいはインターホンビデオインターフェース1Cの操作を遠隔で行って、テナントの音声リクエストあるいはコマンドに続けてメニューのリコール及びテナントの選択処理を行い、テナント選択に関係するデータを生成する。これは、テレビインターホンモニタ1、1−1あるいは1−2を介し、あるいはビデオインターホン・インタフェース1Cを介して、及び/又はeコンシェルジェステーションからeサービス及び/又はe商品プロバイダへのテナントのオーダの転送によって行う。テナントのオーダは、注文、量、配達確認、請求及び支払い(クレジットの認可、現金等)に関してアイテムを処理するコマンドを含んでいる。
【0082】
図13中に示したように、テナントは、例えば、単に彼のテレビインターホンモニタ1、1−1あるいは1−2のハンドセットを持ち上げ、eコンシェルジェ呼び出しボタンに触れ、eコンシェルジェステーションを呼んで予約するだけでよい。申し込まれたeコンシェルジェステーションのオペレータは、そのディスプレイ上で呼び出したテナントを即座に識別する。接続されたeコンシェルジェオペレータは、発信機4Cを使用することによってテナントの代わりに、ショッピング回路50、89を遠隔に操作することができ、テナントのコマンドをショッピング回路50に送信する。例えば、テナントがピザを求めたら、オペレータは、単にeコンシェルジェディスプレイ4Mのタッチスクリーンによってピザ・アイコンに触れる。あるいは、既知のマウス(示されない)によってピザ・アイコンをクリックする。あるいは、キーボード4Fによってeコンシェルジェ発信機を4C操作する。それにより、ピザ・メニュー、価格、配達詳細及び同種のものを呼び出す。すべてが、発信機ディスプレイ4Mの上に、そしてテナント・モニタ44上に、同時に呼び出される。そこでは、呼び出されたピザ・メニューは、テナントのアドレスの近くに位置する。ピザ・プロバイダのものである。次に、テナントがピザを選択し、納期、価格及び支払いを是認、そして、CPU52によって生成されたインボイスをチェックした後、処理を口頭で確認する。これは格納されたプログラムに基づいて行われ、その後、オペレータ300はピザ・プロバイダ4Bに注文を転送する。そして、ピザの現実的な引渡しは、e商品(ピザ)プロバイダ4Bによってなされる。
【0083】
一度、eコンシェルジェ、eサービス、及びe商品プログラム及びメニューが作動及び処理プログラムと共にショッピング回路50、89のメモリ53にインストールされると、明白に、ネットワーク5A、5B、5C及びインターネット5のキャパシティーあるいは帯域幅は、プログラム、メニュー及び/又は注文完了処理の速度又は時間に影響を及ぼさない。例えば、音声注文の場合には、それは単なる音声及びコントロール・データで、どちらも2〜3キロバイトの呈された限定された帯域幅を用いた伝送を要する。したがって、プログラムのインストールは、即時のアクセス及び呼び出しを可能とし、また即時テナント自身による遠隔的な音声による注文の処理、あるいは後述するタッチスクリーンによる処理、リモコンによる処理、またあるいはCAD援助を能動化し、可能とする。これはオペレータの援助なしで自動的にシステムを操作することによってコストの低減を可能とする。
【0084】
eコンシェルジェプログラムはテナントに、一連の商品、例えば衣装、宝石、フットウェア、アクセサリ、家具、ベッド・カバー、カーペット、カーテン等を、素材、形、デザイン、サイズ及びそれらの他の組み合わせに基づいて選択可能とするサービスを提供する。テナントにとって好ましい選択ツールを提供するため、CADプログラムはあらかじめ設計することができ、テナントは、自分の測定値データをCADプログラムに取り入れることができる。これは、CADセットメニューを介して、あるいは、テナントが自分の測定値を入力することで行う。図14中で示したように、テレビインターホンモニタ1、1−1あるいは1−2に取り付けた1つ以上のビデオカメラ202の使用が可能である。カメラ202はオブジェクトのサイズを正確に測定するためのもので、定められた距離で測定し、テナントのサイズ及び形に関して、あるいはテナントの体の定められた部分についてのデータをショッピング回路50のCAD51に供給する。
【0085】
ビデオ又は画像信号は、1つ以上のビデオカメラ202によって生成された測定データと共にビデオ端末46に供給され、そしてプロセサ信号ミキサ通ってCPU52及びテレビインターホンモニタ1、1−1及び1−2のCAD51あるいはCPU52に、またビデオインターホンC1のCAD51に接続される。
【0086】
図2、図3及び図4の大規模モニタ44の使用によって、テナントはテレビインターホンモニタの前に立つことができ、それはあたかも、テナントが仮想ミラーの前に立っているかのように見える。図14のテナント200は、あたかもミラーの前に立ってその手の中に無線通信又はIRのリモコン装置220を持っているかのように図示されている。リモコン装置220は、アイテムの選択のためのものである。例えば、アイテムとしては、服の素材、デザイン、形、色、サイズであり、仮想的に自分で修正できる。この修正は、モニタ44の前でリモコン装置220を使用し、メニュー中の異なるアイコンをクリックすることによって行う。同様に、CAD51プログラムを設計でき、ハウスの内外のイメージを変え、これをカメラ202によって得てテナントがハウス内部の表示の内部で、eコンシェルジェ4やe商品プロバイダ4Bにより提示された家具、カーテン、カーペットあるいは付属品等の選択されたアイテムをドラッグしたり変更したりすることができる。
【0087】
したがって、テナントは上述した衣服の選択の場合と同様に素材、色、形、デザイン及びサイズのようなアイテムを選択することができる。より大きなモニタ44の画面を持っているテレビインターホンモニタ1、1−1あるいは1−2の前のテナントがいる状態を図15で示す。スクリーンには、タッチスクリーン44A及び選択キー54が提供されている。図示されたテレビインターホンモニタは送受話器を使用しないが、代わりに個別のスピーカ39A及びマイクロホン36A、そのマイクロホン回路36、そしてスピーカアンプ39が提供されている。そして、電話及びインターホン・システムと共に一般に使用され、周知のハンズフリー音声コミュニケーションができ、ユーザが手に送受話器を握り締めずに通信することを可能にする。
【0088】
したがって、テナント200は、図15のテレビインターホンモニタ1、1−1あるいは1−2を操作することができる。それは、タッチスクリーン44Aによってキー55に触れ、あるいは周知の無線通信かIR遠隔制御装置のようなリモコン装置220を用いて買い物を処理するものとなる。この処理は、eコンシェルジェ4つのサービスによって、直接eサービス4A及びe商品プロバイダ4Bに対して、そして、ショッピング回路50、89によって即座に選択トランザクション、配達確認、請求及び支払いを終える。eコンシェルジェステーション4のオペレータの関与はない。
【0089】
CPU52のオペレーティング・ソフト・プログラムまたショッピング回路50のCAD51は、周知の音声認識プログラムまた音声による命令制御を含み得る。それにより、テレビインターホンモニタ1、1−1及び1−2のショッピング回路の操作を音によって行える。そのためメニューを呼び出す最も便利な方法を提供でき、eサービス及び/又はe商品のための注文を処理できる。それは、あたかもテナントがショップカウンタのセールスマンの前に立っているかのようである。
【0090】
無線トランシーバ21及びIRトランシーバ23は1つの操作手段になりえる。アンテナ22を介しコード化されたコマンドを無線の・リモコン装置220から受信し、あるいはIR受信レンズ26、及びフィルタとフォトトランジスタ25を介してIRリモコン装置220から受信する。これを図14に示す。無線通信及びIRトランシーバは、それぞれの送信装置の使用によって双方向操作手段になりえる。すなわち、無線アンテナ22による無線通信で赤外通信で、IR送信LED24及びIRレンズ26による。双方向送信は緊急時に必要である。例えば病院からの医療扶助の要求では、テナントは医師と通信でき、それは自身が保持するリモコン装置を介して行う。そして、テナント画像の送信を、データと共に送信する。データは、例えば心拍や血圧、あるいは医師との双方向の音声通信データである。IRリモコン装置220は、IR又は無線の・リモコンの装置に変更できる。ペンダントあるいは腕輪等のように、障害を有するテナントはその体に近接させることができ、緊急の場合にはすぐに助けを要求することを可能にする。
【0091】
ベッドに寝ているテナントには、引くことができるコード・スイッチを提供し得る。あるいは医師を緊急に呼ぶための緊急用スイッチ、引っ張りコード・スイッチあるいは緊急スイッチを図2、図3及び図4中に警報開閉器35Aで示してある。これらは、テレビインターホンモニタ1、1−1及び1−2のアラーム入力端子35に直接接続され、図14に示すリモコン装置220のように、無線の・リモコン装置を能動化するスイッチとなる。なおリモート・スイッチ・オプションは図示していない。
【0092】
タッチスクリーン44A、そしてその選択/タッチキー・インタフェース54には、周知のタッチスクリーン装置及びオペレーティング・ソフト・プログラムを使用し、アイコンの選択をLCD、PDMあるいはCRT等のディスプレイ・スクリーンから行う。選択キー55は標準アイテムのキーボードかキー配列によって選択することを可能にする。すなわち、インターホン機能の呼び出しや、警報機能の切替え、あるいはショッピング設備の操作を最初にモニタのスイッチを入れる必要をなくして可能とする。
【0093】
eコンシェルジェプログラムは、映画、音楽、ゲームあるいは任意のソフトウェアのダウンロードのようなサービスをさらに提供することができる。そのために、テレビインターホンモニタ1、1−1及び1−2にはダウンロード端子57が提供されている。周知のダウンロード手続き、例えば、周知のipod及び同様の装置に音楽をダウンロードするために使用されるものを用い得る。
【0094】
プリンタ端子56は周知のプリンタに接続することができる。あるいは、永久に内蔵プリンタに接続することができる(図示せず)。これはテレビインターホンモニタ1、1−1及び1−2の不可欠な部品になり得る。プリンタ出力は、注文確認、インボイス、受領証及び他の処理、例えば、eコンシェルジェ4によって提示される保険証書や、あるいは航空券、あるいはホテル予約、あるいは銀行の支店等のeサービスプロバイダ4Aで直接処理された銀行処理の詳細の印刷のために使用することができる。
【0095】
さらに、プリンタ端子56、インクジェット・プリンターあるいは他の既知のプリンタのような周知のプリンタの接続に使用することができ、コマンドに応じてeコンシェルジェ4及び/又は新聞及び雑誌によって提示されたサービスと商品のためのサービス/買い物マガジンあるいはカタログを印刷し、eコンシェルジェ4つ及びeサービス4Aによって売り出せるようにできる。
【0096】
図14で示されるカメラ202は、アナログあるいはディジタル又はネットワークカメラである。オブジェクトの測定のためにレンズが取り付けられ、レンズから3メーター等のように定められた距離でカメラが正確なX−Y方向(水平、垂直方向)のサイズを供給する。あるいは、2台以上のカメラ202を使用することが可能である。互いに垂直に2台以上のカメラの位置を決め、X−Y−Z方向(水平、垂直及び深さ)の測定を行い、オブジェクトのサイズを測定し、そして測定されたサイズデータをCAD51プログラムへロードする。サイズの測定の処理及びカメラ202によって得られたイメージのロードは、周知のCADのメニューへ予めプログラムすることができる。そして、プロセスを単純化し、測定値を記録するために、無線通信かIRリモコン装置220も使用できる。
【0097】
カメラ202を仮想ミラー・ディスプレイの提供のために使用してもよいので、カメラ202に周知の左右逆転回路を組み込んだり、あるいは周知のソフトウエア・プログラムを使用して、カメラ202出力信号によって生成されるディスプレイの表示を逆にしたりして、鏡像を作成し、標準イメージの逆のイメージをテレビカメラによって生成することができる。
【0098】
図13中に示されるeコンシェルジェステーションは、eコンシェルジェ発信機4Cを含んでおり、ディスプレイ・モニタ4M、キーボード4F及びマイクロホン36A及びスピーカ39Aを含むヘッドセットを備えている。これは、テレビインターホンモニタのマイクロホン及びスピーカに似ている。eコンシェルジェステーションは他の装置を含み得る。例えばマウス、プリンタ及び他のPC周辺装置(図示しない)のようなものである。eコンシェルジェ発信機は、周知のPC、PCサーバーあるいはコンピューターベースの発信機とし得る。オーディオ、ビデオ、コントロール、コマンド、アラーム及びデータ信号の処理及び通信ために使用し、インターネット上にこれらの信号を流す。あるいはインタフェースされたデータ信号、ビデオインターホン・インタフェース1Cによって生成され、インタフェースされたデータ信号と互換性をもち、あるいは周知のLAN、WAN、ADSL、ATMと互換性をもつインタフェースされた信号、あるいは他の既知のネットワーク信号あるいは秘密のネットワーク信号をも流す。eコンシェルジェ発信機4Cには、周知のリナックス、ウインドウズあるいは他のオペレーティング・ソフトをインストールすることができる。特殊なオペレーティング・ソフトでもよい。また、ペンティアム(登録商標)あるいは他のマイクロプロセッサのような周知のマイクロプロセッサを含む。またHDDあるいはショッピング回路50、89のマイクロプロセッサ52とメモリ53のような他のメモリ素子を含む。
【0099】
eコンシェルジェプログラムは、eコンシェルジェ発信機のメモリへインストールされ、テナントの識別情報及び詳細情報を含んでいる。各eコンシェルジェステーション4のメモリにはテナントの詳細データがインストールされる。テナントの担当するeコンシェルジェステーション4に関わるエリア、位置が含まれる。但し、図1中に示されるeコンシェルジェセンタ4−1のメモリには、公認のテナントの識別及び詳細情報データ全てがインストールされている。
【0100】
図13中に示されるeコンシェルジェコミュニケーション・ディスプレイ・モニタ4Mは自動的に呼び出されたテナントの識別情報を表示する。そしてオペレータ300は、直ちに音声通信できる。テナント200との通信は、ヘッドホーンのマイクロホン36A及びスピーカ39Aによって行い、テナントは、テレビインターホンモニタ1、1−1あるいは1−2の送受話器を手に持って話すことになる。
【0101】
図13中に示されるネットワーク接続の伝送路19はビデオインターホン・インタフェース1Cをネットワーク5A、5B及び/又は5C及びインターネット5で伝送路18に接続し、それによってeコンシェルジェ発信機4Cに接続する。ネットワークは、ネットワーク5A、5B、5C及びインターネット5の任意の組み合わせあるいはセットアップとし得る。
【0102】
いったん予約されると、オペレータ300は、命令することができ、彼又は彼女のキーボード4Fによって、図12のショッピング回路50、89のディスプレイの呼び出しテンキーで制御コマンドの伝送をビデオインターホン・インタフェース1Cへのネットワークを介して行い、両方のモニタ、すなわちeコンシェルジェステーション4のモニタ4M、及びテレビインターホンモニタ1、1−1あるいは1−2のモニタ44、を呼び出してメニューを表示させる。そのため、テナント200のリクエストをフォローできる状態になり、テナントの注文を処理できる。一方、オペレータ300及びテナント200はともに同一の呼び出されたeサービス及びe商品メニューを見ており、そして音声、テレビインターホンモニタ1、1−1あるいは1−2の送受話器又は図13中に示されるようなオペレータ300のヘッドホーンによって通信する。
【0103】
いそがしいときには、eコンシェルジェオペレータをパートタイマー・オペレータとし、彼の家からeコンシェルジェ発信機4Cを使用してインターネット5に接続して操作できる。それは過負荷の状態のときのみ使用する。そのため、スタンバイ・オペレータを養うコストを本質的に縮小すること、もっとも忙しいときにおける、オペレータ支援eコンシェルジェショッピングに必要とされる。
【0104】
最繁時、オペレータ300がみな予約されている場合、そしてビデオインターホン・インタフェース1Cがその最大能力で作動している場合、テレビインターホンモニタ1、1−1及び1−2のショッピング回路50は、注文を処理し、トランザクションを終えることができる。たとえ、最終注文の送信が遅れても、整然としたプロセスで、またテナントの個人の関与を要求しないで行える。通信状態に余地が生じるとすぐに、プログラムは、遅延していたトランザクションをテレビインターホンモニタ1、1−1又は1−2、ならびにビデオインターホン・インタフェース1Cの間で通信し、eサービス4Aあるいはe商品4Bへの遅延したトランザクションの詳細を伝送することを目指すことができる。
【0105】
図1中に示されるeコンシェルジェセンタ4−1は、eコンシェルジェ発信機を含んでいる。これは図13中に示される発信機4Cのそのようなものである。eコンシェルジェセンタの発信機は、大容量メモリ及び大きな計算装置を含み、すべてのテナント及びすべてのeサービス4A及びe商品プロバイダ4Bに関するすべてのデータをすべてのeコンシェルジェ4つのプログラムと共にインストールすることができる。eコンシェルジェセンタ4−1は、eコンシェルジェプログラムの更新及び修正、例えば価格の変更、サービスの変更、商品選択の変更、テナントの削除、支払条件その他同種の変更等をすべてその設備を介しコントロールするか生成する。
【0106】
eコンシェルジェセンタ4−1はeコンシェルジェ格納プログラムを周期的にあるいは任意にネットワーク5A、5B、あるいは5C及びインターネット5によってあるいはそれらの組み合わせを介して更新する。これは、すべてのeコンシェルジェステーション4、eサービス4A及びe商品プロバイダ4Bに対して行うが、通信トラフィックが低い時間中が好ましい。
【0107】
eコンシェルジェステーション4は、テレビインターホンモニタ1、1−1又は1−2、ならびにビデオインターホン・インタフェース1Cの、さらにネットワーク5A、5B、5C及び/又は、インターネット5の、ショッピング回路50、89に格納されたeコンシェルジェプログラムの更新最新版サイクル及び/又は修正を完成させる。これは、できれば通信トラフィックの低い時間に、処理中のeコンシェルジェサービスを分裂させないように実行することが好ましい。
【0108】
ショッピングターミナル2を、図5中に示す。これは、図2のテレビインターホンモニタ1に似ている。ただしエントリーパネルには接続されない。したがって通信のためには使用されない。ビル入口でビジターを記録及び/又は観察することにも使用されない。さらに、ショッピングターミナル2は、ある特定の回路、例えばコード信号生成回路33及びコードセット回路34のように図2のテレビインターホンモニタ1によって使用される回路を採用しない。同様に、ショッピングターミナルは信号プロセッサミキサ32、信号プロセッサミキサ及びインジェクタ32A、信号抽出プロセッサ38及びビデオ/ディスプレイ信号抽出・復調プロセッサ43を採用しない。これらはすべて、テレビインターホンモニタ1、1−1及び1−2と共に使用される。
【0109】
マイクロホン、スピーカ、データ、コントロール、コマンド、アラーム及びビデオ信号の処理のために、図5と図6のショッピングターミナル2、2−1はCPU52を使用する。周知のPC、マイクロプロセッサあるいはDSPベースの装置によりオーディオ、ビデオ、コントロール、コマンド、アラーム及びデータ信号を処理するのにテレビインターホンモニタ1、1−1及び1−2の回路32、32A、33、34、38及び43が不要であるのと同様である。
【0110】
同様に、ショッピングターミナル2、2−1は必ずしもコードデコーダ41あるいは関数ドライバ回路42を必要をしない。ショッピングターミナルの主要な使用目的が、ドア開閉、エレベータの呼び出し又はライトのスイッチングのそのような機能の操作のためではないからである。機能の制限があるため、ディスプレイ・モニタやCPU52のI/O(入力/出力)上のスイッチングのように、直接提供することができまる。これを図5と図6中に示す。
【0111】
図5と図6のショッピングターミナル2、2−1は、それらの電源を除き同一である。伝送路2Bによって電力が、図5のショッピングターミナル2に供給される。これは、伝送路16Aによって図2のテレビインターホンモニタ1に電力を供給するのに似ている。DC信号セパレータインジェクタ49C、電流制御回路49B、バッテリ制御回路49A及びバッテリ49はテレビインターホンモニタ1の回路を同様に作動する。
【0112】
図6のショッピングターミナル2−1は、電流制御回路49Bを介して電源に接続し、ショッピングターミナルの回路50Aに電力を供給する。この供給される電流は、端子48経由で抑制された電流であり、スリープモードとして公知の操作を可能にする。またバッテリ制御回路49Aにも電力が供給され、バッテリ49を充電する。バッテリ制御回路49Aは、テレビインターホンモニタ1の回路49Aと同様に、ディスプレイ・モニタとショッピングターミナルの回路50Aを起動するスイッチを入れるのにスイッチ・オン回路を使用している。
【0113】
電力が伝送路2Aによってショッピングターミナル2−1に供給されないのでDC信号セパレータインジェクタを49Cを必要としない。従ってコミュニケーション・信号プロセッサ回路59は、ショッピングターミナル2−1とショッピングターミナルインターフェース2Cの間で、あるいは、後述するように、ショッピングターミナル2−1とネットワーク5A、5B、5Cあるいはインターネット5の間での双方向の節層処理をされたオーディオ、ビデオ、コントロール、コマンド、アラーム及びデータ信号を処理する。しかしながら図5のショッピングターミナル2のコミュニケーション・信号プロセッサ59は、接続処理されたオーディオ、ビデオ、コントロール、コマンド、アラーム及びデータ信号を供給しかつ受信する。これはDC信号セパレータインジェクタ回路49Cを介して行われるので、図2のテレビインターホンモニタ1の回路49Cに似ている。図6のショッピングターミナル2−1用の電源はAC又はDCの電源のどちらでもよく、電力は、バッテリ49を使用せずにショッピングターミナル2−1に供給することができる。図4のテレビインターホンモニタ1−2の電源48Cと同様である。
【0114】
したがって図6中にバッテリ49と共に示された電流制御回路49B、バッテリ制御回路49Aは、必要ではなく、使用されない。従って、ショッピングターミナル2、2−1間の電源供給における変化を含む両者の違いは、コミュニケーション・信号プロセッサ59と伝送路2Aあるいは2Bが図6中には直接接続されるように示され、図5中にはDC信号セパレータインジェクタ49Cを介するように示されている点である。好ましい具体例のショッピングターミナル2、2−1の他のショッピング回路は、類似の回路を用いる。
【0115】
上述のように、ショッピングターミナル2、2−1の主要な機能はテレビインターホンモニタ1、1−1及び1−2のショッピング回路50の機能に類似している。それによってテナントはeコンシェルジェステーション4、eサービス4Aあるいはe商品プロバイダ4Bを呼び出して予約することができる。それには、例えば図5と図6の単独のキー34Aや音声通信、例えば、マイクロホン36A、拡声器/プロセッサ36、スピーカアンプ/プロセッサ39及びスピーカ39Aによって実行する。テナントは即時に表示されたメニューあるいは価格表を見ることができ、注文、インボイス、確認、また支払いをディスプレイ・モニタ回路44を介し見直せる。テレビインターホンモニタ1、1−1及び1−2のショッピング回路50が提供するものと同じ方法となる。一方、eコンシェルジェオペレータ300は、テナント音声及びリクエストに基づいて、ショッピングターミナル2、2−1を遠隔で操作できる。遠隔にテレビインターホンモニタ1、1−1及び1−2のショッピング回路50を操作することと同様である。
【0116】
さらに、テナントは、無線通信又はIRの遠隔制御装置によってCAD51を操作することができる。RFトランシーバ21あるいはIRトランシーバ23を介して行うが、プリンタ・コネクタ56を介してカメラ202、印刷出力インボイス、マガジンあるいは他の出版物を使用する。これらの選択は、キー55やタッチスクリーン44Aを使用し、及び/又は音声入力プログラムを介して、ショッピングターミナル2あるいは2−1を起動して行う。このプログラムはサービス、商品のためにあるいはショッピングターミナル及びCADの操作のためにテナントの音声コマンドによってインストールされる。テナントはダウンロード・コネクタ57を介して音楽、映画、ゲームあるいは他のソフトウエア・プログラムをダウンロードすることができる。同様にテナントは、彼の買い物を使用、操作、処理する。これは、テレビインターホンモニタ50は1、1−1及び1−2のショッピング回路を介して行う。
【0117】
データ・コネクタ47、ビデオコネクタ46及びアラーム・コネクタ35は、周辺装置の組み込みを可能にする。これらは処理データのために自己使用中のテナントのアパートの内部から、様々なアラーム周辺装置及び/又は例えばアラーム、eコンシェルジェステーション4へのビデオ及びデータを送信するために用いられeサービス4A及びe商品プロバイダ4Bは将来のサービスにeコンシェルジェプログラムによって与えられる十分な柔軟性を供給することができ、そしてショッピングターミナルの増強のために用途の広いEショッピングツールとして使用できる。
【0118】
ショッピングターミナル2、2−1のCPU52は、オーディオ、ビデオ、アラーム、コントロール、コマンド及びデータ信号を処理する。そして、コミュニケーション・信号プロセッサ59を介して、処理された信号を供給するか受信する。テレビインターホンモニタ1、1−1及び1−2によって生成された信号と同一の信号を処理、出力することができる。その場合には、伝送路2Aあるいは2Bには低価格の撚り対線を用いることができ、これをショッピングターミナルインターフェース2Cに接続する。ショッピングターミナルインターフェース2Cはそのコミュニケーション信号抽出回路、インジェクタ及び図11のプロセッサ94を持っているがそれは図10のビデオインターホン・インタフェース1Cのコミュニケーション信号抽出・注入及びプロセッサ84に類似している。
【0119】
コミュニケーション・信号プロセッサ59はさらに、圧縮、あるいは非圧縮のシリアル通信信号を生成することができる。また、その信号を周知のLAN、WAN、ADSL、ATMあるいは他の周知の専用のネットワーク信号に変換し、このインタフェースされた信号を受信する。あるいは、インタフェースされた信号を、伝送路2Aを介して図1中に示し周知のネットワーク・ハブ2Dによって受信する。その場合には、ショッピングターミナルインターフェース2Cの抽出・注入及びプロセッサ94がさらに処理し2つのインタフェースされた双方向信号を伝送する信号は、周知のLAN、WAN、ADSL、ATMと、あるいは他の周知の専用のネットワーク信号と互換性を持つ。
【0120】
図1は単一のショッピングターミナル2−1を示す。それは、ネットワーク5Aに直接接続されているが、ネットワーク5B、5Cに接続すること、あるいはインターネット・ネットワーク5に接続することができる。図6に示されたショッピングターミナル2−1のコミュニケーション・信号プロセッサ59は、ネットワークに直接接続され、上述のようにショッピングターミナルのインタフェース2Cのプロセッサ94のように、双方向ショッピング信号の伝送とショッピング信号の伝送とインタフェース処理を行い、周知のLAN、WAN、ADSL、ATMあるいはそれによって他の周知の専用ネットワーク信号と互換性をもたせ、それによってショッピングターミナル2−1がスタンドアロンのショッピングターミナルになることを可能とし、個人の家庭でのインストールを個人の家庭には不必要に高価なショッピングターミナルインターフェース2Cによってショッピングターミナルを接続、操作する必要なく行えるようにする。
【0121】
図10中に示されるビデオインターホン1Cのコミュニケーション信号抽出・注入及びプロセッサ84は、伝送路17のn番目に接続される。17本の伝送路は、テナントの番号nに十分対応しeコンシェルジェステーション4と通信し同時にeサービス4A及びe商品プロバイダ4Bと通信することを可能とする。eコンシェルジェ、eサービス及びe商品プロバイダとの数人のテナントによる同時的あるいは同時のコミュニケーションは、通信チャンネルの数に制限される。図1中に示されるビデオインターホンシステムのマトリックス・セレクタ1Bによって提供される。マトリックス・セレクタの詳細な記述はここでは省略する。マトリックス・セレクタ1Bは、例えば米国特許第6,603,842号に開示されている。
【0122】
しかしながら明らかに、ビデオインターホンシステムに供給される、より多くの通信チャンネルで、より速いアクセス及び改善されたキャパシティーをより多くのテナントに利用可能とし、遅延なしでeコンシェルジェステーション4、eサービス4A及びe商品プロバイダ4Bと予約できるようすることが可能である。
【0123】
図11のショッピングターミナルのインタフェース2Cのコミュニケーション信号抽出・注入及びプロセッサ94は、伝送路2Bの番号nとの接続のための番号nの入力端子を含む。図1中では、ショッピングターミナルインターフェース2Cは、番号nの伝送路2Bによって、あるいは単一の伝送路2Bによって、ハブ2Dとn番の伝送路2Aを介してショッピングターミナル2のn番目に直接接続されている。n本のライン2Aあるいは2Bをハブ2Dあるいは直接ショッピングターミナルインターフェース2Cに接続するこの配置は、逆にするか混合することができる。
【0124】
ショッピングターミナル2を、図5中に示すがこれは、伝送路2Bによって接続され、伝送路2Bを介した定電流供給を行い、従って、ハブ2D、あるいはショッピングターミナルのインタフェース2Cで、定電流の供給源を、伝送路2Bに接続可能とする。定電流の供給源は、図1と図10中では示していない。また、既知の定電流供給回路の詳細を省略する。それらは、米国特許第5,923,363号に開示されている。
【0125】
さらに、ショッピングターミナル2あるいは2−1のコミュニケーション信号プロセッサ59は、処理した信号をテレビインターホンモニタ1、1−1及び1−2によって生成された信号と同様にオーディオ、ビデオ、アラーム、コントロール、コマンド及びデータと組み合わせ得る。その場合、図1のハブ2Dあるいは図11のコミュニケーション信号抽出・注入及びプロセッサ94が、n本のライン2Bを選択的にコミュニケーション信号抽出・注入及びプロセッサ94の抽出回路とインジェクタの回路(図示せず)に接続するためのマトリックス・セレクタかルーターを含み得る。
【0126】
図5と図6のショッピングターミナル2あるいは2−1のコミュニケーション・信号プロセッサ59、インタフェースされたショッピング信号の通信を行う。この信号は、例えば周知のLAN、WAN、ADSL、ATMあるいは他の周知の専用ネットワーク信号による信号と互換性をもつデータ信号のように、図11のコミュニケーション信号抽出・注入及びプロセッサ94に含まれるハブ2D及びハブ(図示せず)を介して、回路94の抽出回路及びインジェクタ回路部分へn通信チャンネルラインにより送られる。
【0127】
図10のコミュニケーション信号抽出・注入及びプロセッサ84と同様に、図11のコミュニケーション信号抽出・注入及びプロセッサ94は、インタフェースされた信号を図5と図6のコミュニケーション信号プロセッサ59によって、インターネット/ネットワーク発信回路85に直接伝送し、あるいは、オーディオ、ビデオ、アラーム、コントロール、コマンド及びデータ信号を組み合わせて、処理された信号を転換し、コミュニケーション信号プロセッサ59によって、図11のCPU52に送り、双方向信号の再処理及びインタフェースのために、インターネット/ネットワーク発信回路85によって、双方向信号を伝送する。それにより、例えばテレビ・インターホン・システム1、1−1及び1−2によって内部に通信される処理された信号と、また境界面エコー周知のLAN、WAN、ADSL、ATMによって使用され、あるいは他の周知の専用ネットワーク信号及び/又はインターネットで使用されるインタフェースされた番号の両方に対するインタフェースを供給する。
【0128】
コミュニケーション信号抽出回路、インジェクタとプロセッサ84及び94の外部で図10の他のすべての回路及びビデオインターホンのプログラムインターフェース1C及び図11のショッピングターミナルインターフェース2Cは、類似している。図10中に示さなかったものの多くは、テレビ・インターホンインターフェース1Cのコネクタであり、例えばカメラ用204、ビデオ用46、データ用47、プリンタ用56、ダウンロード用57、アラーム用35である。これらコネクタの多くは、テレビインターホンモニタシステムのマトリックス1B及び/又はそのコントロールPC中に組込まれる。しかしながら、もし必要ならば、上記のリストされたコネクタは、すべて、ビデオインターホン・インタフェース1に同様に含むことができる。図10中に示した数少ないコネクタはディスプレイ・コネクタ86であり、ディスプレイ信号を提供し、メンテナンスのために、あるいはインタフェース1Cのディスプレイをテレビ・インターホン・システムに接続するために用いる。またコントロール・コネクタ87は、テレビ・インターホン・システム(図示せず)の制御PCへのマトリックス・セレクタ1B及び/又はコントロール・ネットワークに接続することができる。
【0129】
カメラを接続するためのコネクタ204、ビデオ用46、データ用47、プリンタ出力用56、ダウンロード用57、またアラーム用35は、ショッピングターミナルインターフェース2Cのもので、建物自体のeコンシェルジェネットワーク及び設備に対する接続に使用することができ、また所定の建物のテナントの全体あるいは一部に共通のサービスを提供するために用い得る。アラーム、緊急事態、健診、買い物、音楽映画及びゲームあるいは他のソフトウエア・プログラムのダウンロード、出版物の印刷、ニュースを含むサービスは、建物に直接供給することができ、テナントの全体あるいはテナントのうちの数人が、ショッピングターミナルインターフェース2Cをそしてビデオインターホン1Cを介して直接接続する。
【0130】
上述のように、図10と図11のCPU52はCAD51及びそれらのメモリ53と共に、すべては、建物全体に関するデータを含むビデオインターホン・インタフェース1Cのメモリ53とまたショッピングターミナルのインタフェース2Cを除き、CPU52、CAD51、及びテレビインターホンモニタ1、1−1及び1−2のショッピング回路50あるいはショッピングターミナル2、2−1のショッピング回路50Aのメモリ53、と同様に作動する。一方、ショッピング回路50とショッピング回路50Aのメモリ53は、テナント自身のデータだけを含んでいる。ショッピングターミナルインターフェース2Cのメモリ53のロード及び更新プロセスは、ビデオインターホン・インタフェース1Cにロードされ更新されるプログラムと同一で、既述のように、任意にあるいは周期的に、eコンシェルジェステーション4から好ましくはトラフィックが低い通時間にインターネット5を介してあるいはネットワーク5A、5Bあるいは5Cのうちのどれかあるいはそれらの組み合わせを介してロード及び更新される。
【0131】
これによって明らかに、eコンシェルジェ4、eサービス4A及びe商品プロバイダ4Bは、テレビインターホンモニタ1、1−1あるいは1−2を持っているテナントにeサービス及びe商品を供給することができる。またショッピングターミナル2そして2−1を持っている、テナントにも遅延なく同じ方法で、並んで待ったり既知の検索エンジンの長いリストされたウェブサイトを介する等のフラストレーションを感じたりせず、サービスを提供できる。また、明らかに、閉回路eマーチャンダイズ環境内の制御されたサービス、テナントの近くにあるプロバイダから提供され、それは効率的にテナントのために役立ち、CAD回路を包むことで、テレビインターホンモニタを持つテナントとショッピングターミナルを持つテナントの両方にそれらのアパート等の建物内でテナントがより正確に品物の種類を選択することができ、それによりe販売促進活動の質が改善され、無駄がなくなる。
【0132】
テレビジョン受信機70Aに接続されたショッピング回路50Cを含むショッピングターミナル3を、図7中に示す。ショッピング回路50Cのショッピングターミナル3は、ショッピングターミナル2そして2−1のショッピング回路50Aに似ている。
【0133】
ただし図5と図6中に示すディスプレイ・モニタ回路44、タッチスクリーン44A、選択キー55、そしてその、選択/タッチキー・インタフェース回路54は異なっているショッピングターミナル2そして2−1のディスプレイ・モニタ回路44は、テレビジョン受信機70Aのテレビか双方向テレビディスプレイ44Bと取り替えることができ、タッチスクリーン44A、選択キー55そして1つの選択/タッチキー・インタフェース54を含めテレビジョン受信機70Aに対する、1つの内蔵あるいは追加の回路を構成できる。図7中に示したライン44Cは、ショッピング回路50CのCPU52をテレビディスプレイ44Bと選択/タッチキー・インタフェース54に接続し、ショッピング回路ディスプレイ信号及びコマンド・コントロール・アラーム及びデータ信号をショッピング回路50Cとテレビジョン受信機70Aの間で伝送する。
【0134】
さらに、接続ライン44Cは、ショッピング回路50Aとテレビジョン受信機70Aの間でのオーディオとビデオの2多方向接続を行い得る。その場合、ビデオコネクタ40、カメラ・コネクタ204、スピーカ39A及びショッピング回路50Cのスピーカアンプ39は不要で、使用されないこともあり得る。
【0135】
ショッピング回路50Cは、図5と図6のショッピング回路50Aに似ており、情報伝送ライン2Aあるいは2Bによってショッピングターミナルインターフェース2C接続され、オーディオ、ビデオ、コントロール、コマンド、アラーム及びデータ信号を含む情報信号を、ショッピングターミナル3とeコンシェルジェステーション4、eサービス4A及びe商品4Bの間で、伝送し、ショッピングターミナルインターフェース2C及びネットワーク5A、5B、5C及びインターネット5、あるいはそれらの組み合わせにより、図1中に示したように接続する。
【0136】
図7のテレビ又は双方向テレビCPU及び回路72は、図14のリモコン装置220のような周知の遠隔制御装置を備え、テレビジョン受信機のコントロール及び操作を行い得る。あるいは、その他の周知のコントロール及び操作キー(図示せず)を備え得る。これらはすべて、ためにどれが適応されるかもしれないかの、選択/タッチインターフェース54に交換することができ、テレビジョン受信機70A及びショッピング回路50Aの両方の選択及びコントロールを可能にするものである。
【0137】
また、テレビジョン受信機70Aへショッピング回路50Cを追加すれば、ショッピング回路50Cをテレビジョン受信機70Aのディスプレイ44B及び図14中に示したIR又は無線のリモコン装置220のような遠隔制御装置によって操作してもよい。この遠隔制御は、ショッピング回路50AのIRトランシーバ23あるいはRFトランシーバ21及び/又はテレビジョン受信機70Aの操作に使用されるリモート・コントロール(図示せず)によって行う。さらに、タッチスクリーン44Aあるいは選択キー55によって、ショッピング回路50Cを操作することが可能である。これは、テレビジョン受信機70Aや受信装置にショッピングアダプターボックス(図示せず)の形で内蔵する。ケーブル・アンテナボックスあるいは衛星変換ボックスのような周知の形態である。
【0138】
さらに、周知のオーディオ及びビデオ入力(図示せず)、及びテレビジョン受信機70Aのスピーカ39Aの使用によってショッピングアダプターボックス(図示せず)あるいはショッピング回路50Cを単純化することができ、音声コミュニケーション及びビデオディスプレイ信号をテレビ又はテレビ又は双方向テレビCPU及び回路72によって処理することができる。これは、余分にマイクロホンアンププロセッサ36、マイクロホン36A、スピーカ39A及びスピーカ・アンプ・プロセッサ39を作るようなものである。同様にショッピング回路50Cを遠隔に操作するためにテレビジョン受信機70Aの遠隔制御装置(図示せず)が使用される場合、RFトランシーバ21及びIRトランシーバ23を余分にすることができる。
【0139】
図7中に示したテレビジョン受信機70Aは、テレビ番組を受け取るためのケーブル配電線3Dあるいはアンテナ配電線3Rに接続される。しかし、後述するように、図12中に示す双方向テレビインタフェース3Cと通信し、図7のショッピングターミナル3をeコンシェルジェ4、eサービス4A及びe商品プロバイダ4Bにコミュニケーション・ネットワーク5A、5B及び5Cそしてインターネット5及びそれの組み合わせによって接続する。
【0140】
図8中に示したショッピングターミナル3−1は、テレビ又は双方向テレビ受信機70Bを利用し、ショッピング回路50B及びテレビジョン受信機70Bの連結及び統合を行う。たとえ、図8のショッピングターミナル3−1が図7のショッピングターミナル3の回路に類似する回路を含んでいても、ショッピング回路50Bと図8中に示されるようなテレビジョン受信機70Bの間の拡張した相互の接続は、ショッピングターミナル3−1内の一層の統合を可能とし、そのために回路効率が改善される。
【0141】
図示のショッピング回路50BのCPU52は、テレビ又は双方向テレビCPU及び回路72と直接接続してたコミュニケーションが改善され、また両方向のアクセスができるようになっており、図7のショッピング回路のスピーカアンプ/プロセッサ39に加えたスピーカ39Aも使用されておらず、また、マイクロホン36Aは、ショッピング回路50B及びテレビジョン受信機70Bの両方へ2つの態様で接続している。他の余分の回路あるいは二重にされた回路は、遠隔制御装置のように省くことができる。ショッピングターミナル3について上述したのと同様である。図8中で示されたような集積化によって、ショッピング回路50Bとテレビジョン受信機70Bの間の通信速度は改善され、またコストが低減する。
【0142】
さらに、アンテナ配電線3Rあるいはケーブル配電線3Dをショッピング回路50Bのコミュニケーション信号抽出・注入及び処理回路71に接続する。コミュニケーション信号抽出・注入及び処理回路71は、信号抽出プロセッサ38及び43、ビデオインターホン回路1、1−1及び1−2の信号プロセッサミキサ及びインジェクタ32A、あるいはショッピングターミナル2、2−1のコミュニケーション・信号プロセッサ59等のいくつかの回路を組み合わせて構成する。さらに、コミュニケーション信号抽出・注入及び処理回路71は、周知のRF信号受信機71A及び復調器71Bを含み得る。これは、コミュニケーション信号の抽出のためで、コミュニケーション信号は、オーディオ、ビデオ、コントロール、コマンド、アラーム及びデータ信号を含んでおり、アンテナ配電線3Rあるいはケーブル配電線3Dによって伝送され、また周知のRFモジュレータ71Cを結合した処理済みショッピング信号の注入のために備え、アンテナ配電線3Rあるいはケーブル配電線3Dへ処理済みショッピング信号を注入するようになっている。RF変調器71Cに加え、RFレシーバー71A及び復調器71Bは、詳細な説明を省略する。それらは周知のAM及びFM信号の受信、復調、変調に周知の回路であり、テレビ等に使用され、またディジタル信号の受信、復調、変調用に双方向テレビで使用されているからである。
【0143】
図12中に、双方向テレビインタフェース3Cのコミュニケーション信号抽出・注入及び処理104は、図8の変調器71Cのショッピングターミナル3−1及び3−2によって注入されたショッピング信号の抽出のために、周知のRFレシーバー104A及び復調器104Bを含み得る。また、アンテナ配電線3Rあるいはケーブル配電線3Dにショッピング信号を注入するための変調器104Cをショッピングターミナル3−1及び3−2の受信機71Aへの注入された信号の伝送のために含み得る。それにより双方向あるいは二重の相互の受信に備えて、復調処理及びアンテナ配電線3R及びケーブル配電線3Dによって伝送されるショッピング信号注入を提供し得る。多数のチャンネルに同時にショッピングコミュニケーション信号を多数伝送するために、受信機71A、及びショッピングターミナル3−1及び3−2、及び双方向テレビインタフェース3Cのレシーバー104Aをマルチ・チャンネル・レシーバーに組み込み得る。
【0144】
周知の自働タイミングマルチ・チャンネル・レシーバーあるいは周知の周波数スキャナ・レシーバーあるいは複合又は単一の受信機71Aあるいは104Aを、周知のマルチ周波数変調器71C及び104Cと共に、あるいは、多くの変調器を71C及び104Cとともに使用でき、そのために、同時に調整された信号を注入し、受信することが可能になる。信号の送受信は、アンテナ配電線3R及び/又はケーブル配電線3Dによって行うが、送受する信号は、ショッピングコミュニケーション信号の伝送のために必要とされる帯域幅と比例した異なる周波数及び帯域幅を持ち、オーディオ、ビデオ、ディスプレイ、コマンド、コントロール、アラーム、データを含み後述のように、リアル・タイム・テレビジョン信号をも含む。
【0145】
したがってショッピングターミナル3−1が双方向テレビインタフェース3Cとアンテナ配電線3Rあるいはケーブル配電線3D、及び/又は伝送路2Aあるいは2Bを介して通信できる。
【0146】
さらに、注入されたショッピングコミュニケーション信号に含まれていたビデオ、ディスプレイあるいはデータ信号の各々は、排他的なコード化されたアドレス、例えば周知のIPアドレスやIDコード・アドレスに割り当て得る。それによって、1つの周波数範囲あるいはチャンネルに関する多数のショッピングコミュニケーション信号の同時伝送が可能になり、ショッピングコミュニケーション信号の検索、抽出、処理をデコードされたIPアドレスかIDアドレスに基づいて行える。
【0147】
図12のコミュニケーション信号抽出・注入及び処理104は符号nを付した端子を備え、伝送路2Aあるいは2Bによってショッピングターミナル3、3−1あるいは3−2と接続し、この接続は、アンテナ配電線3R及びケーブル配電線3Dによるショッピングコミュニケーション信号の双方向伝送に加えて、ショッピングコミュニケーション信号を伝送する際に、ショッピングターミナル3、3−1と3−2ならびに双方向テレビインタフェース3C間の接続に十分な柔軟性を提供する。
【0148】
双方向テレビインタフェースのメモリ53に格納されたEショッピング・プログラムは、リアルタイムの生放送を含み、あるe商品及びeサービスの促進のためにテレビか双方向テレビレシーバー3、3−1あるいは3−2上で再生し、テナントにオンコマンドを提供してリアルタイムのライブのショッピングテレビプログラムをメモリ53から検索して提供し、そして、アンテナ配電線3Rあるいはケーブル配電線3Dによって伝送し、そしてアンテナ配電線3R、ケーブル配電線3D及び情報伝送路2A、2Bによる即時の選択及びeショッピングを可能とする。
【0149】
図9中に示すショッピングターミナル3−2はテレビジョン受信機あるいは双方向テレビレシーバーであり、CAD回路51及びメモリ53を内蔵するショッピング回路を組み込んであるショッピングターミナル3−2は、テレビあるいは双方向テレビ72BのCPUを使用し、図8中に示すショッピングターミナル3−1のCPU52の代わりにショッピング回路の処理を行う。
【0150】
テレビあるいは双方向テレビ回路の操作及びショッピングターミナル3−2のショッピング回路のために、共通のCPUの使用以外は、他のショッピング回路は、ショッピングターミナル回路3−1に類似している。ショッピングターミナル3−2は、伝送路2Aあるいは2Bそしてアンテナ配電線3Rあるいはケーブル配電線3Dに接続する。
【0151】
その接続は、ショッピングターミナル3−1を双方向ショッピングコミュニケーション信号の伝送のために図12中に示す双方向テレビ3Cとショッピングターミナル3−2との接続と同様である。従って、ショッピングターミナル3−2は完全にテレビ又は双方向テレビセット70Cに組み込まれ得る。そして、他のすべてのショッピングターミナル1、1−1、1−2、2、2−1、3及び3−1が操作され、コントロールされるのと同様に操作され、コントロールされる。
【0152】
同様に、図12の双方向テレビインタフェース3Cは、ビデオインターホン・インタフェース1C及びショッピングターミナルインターフェース2Cと同様に、構築され、作動する。ただし、図10、図11及び図12のコミュニケーション信号抽出・注入処理回路84、94及び104を除く。これらは上述のように、信号の受信、検索、処理、注入に用いる。内部伝送路2A、2B、3R、3Dあるいは17で均等に、また、ショッピングターミナル1、1−1、1−2、2、2−1、3、3−2のタイプに応じて、使用する。さらに、単一の結合回路へ異なる回路84、94及び104を組み合わせ、インターフェース(図示せず)を提供することが可能である。これは、ショッピングターミナルのタイプのすべてについて共通であり、建物内でショッピングターミナルの種類を問わず接続を可能とし建物内のテナントに好みのショッピングターミナルを選択することを可能とする。
【0153】
また明らかに、本発明のショッピングターミナルは、ショッピングターミナルがビデオインターホン・モニタあるいはテレビジョン受信機あるいは双方向テレビ受信機あるいは専用ショッピングターミナルであるかどうかを考慮することなく、公認で安全な閉回路eコンシェルジェサービス環境内のEショッピングに使用することができる。それには周知のネットワーク及びインターネットの使用がデータと信号の伝送のために一つの構造的条件となる。テナント自身の家やアパート内にeショッピング設備を備えているとしても、特別の販売計画に基づいて遅延なくあるいは列に並ばずにテナントが注文を選択、実行することを可能にする。そしてこれは、世界中のすべてのテナント・コミュニティーの必要を満たし、そして、最も効率的なeコンシェルジェ、eサービス及びe販売促進活動プログラムを提供する。
【0154】
本明細書に開示した発明は単なる一例であり、本発明は上述した好ましい実施例だけに限定されず本発明の精神及び請求の範囲から逸脱することのない変更及び修正をすべてカバーするように意図されている。
【符号の説明】
【0155】
1、1−1、1−2 テレビインターホンモニタ
1A エントリーパネル
1B マトリックス・セレクタ
1C ビデオインターホン・インタフェース
2、2−1 ショッピング端末
2C ショッピング端末インタフェース
2D ローカルネットワーク・ハブ
3 双方向テレビ
3C 双方向テレビインタフェース
4C eコンシェルジェ発信機
4M モニタ
4 eコンシェルジェステーション
5 インターネット
5A、5B、5C 通信ネットワーク
16、17 伝送路
21 RFトランシーバ
22 リモコン
23 IRトランシーバ
24 LED
25 フォトトランジスタ
26 IRレンズ
32 信号プロセッサミキサ
32A 信号プロセッサミキサ及びインジェクタ
33 コード信号生成回路
34 コードセット回路
34A 操作キー
36 マイクロホンアンププロセッサ
38 信号抽出プロセッサ
39 スピーカアンプ/プロセッサ
41 コードデコーダ
42 関数ドライバ回路
43 ビデオ/ディスプレイ信号抽出・復調プロセッサ
44 ディスプレイ・モニタ回路
44A タッチスクリーン
45 ビデオインターホン回路
46 ビデオ用コネクタ
47 データ用コネクタ
48C 電源
49 バッテリ
49A バッテリ制御回路
49B 電流制御回路
49C インジェクタ/セパレータ回路
50、50A、50B、50C、89、99 ショッピング回路
51 CAD
52 CPU
53 メモリ
54 選択/タッチキー・インタフェース
55 キー
56 プリンタ端子
57 ダウンロード端子
59 コミュニケーション・信号プロセッサ回路
70A、70B テレビジョン受信機
70C 双方向テレビセット
71 コミュニケーション信号抽出・注入及び処理回路
71A RF信号受信機
71B 復調器
71C RF変調器
72 テレビ又は双方向テレビCPU及び回路
84、94、104 コミュニケーション信号抽出・注入処理回路
85、95 インターネット/ネットワーク発信回路
200 テナント
202、204 カメラ
220 リモコン装置
300 eコンシェルジェオペレータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ショッピング信号に応答するプロバイダ側eショッピング・プログラムを含むeショッピング設備を、通信ネットワークと、内部通信ラインと、少なくとも1つのインタフェース・ユニットとを介して、メモリ及び中央処理装置を備える少なくとも1つのeショッピング装置に接続する方法であって、
(a)前記プロバイダ側eショッピング・プログラムと関係を有する顧客側eショッピング・プログラムと、少なくとも1つのソフトウエア・プログラムとを前記メモリにインストールし、
(b)前記顧客側eショッピング・プログラム及び前記ソフトウエア・プログラムを基に、前記中央処理装置を動作させて、eサービス又はeマーチャンダイズのオーダを選択、処理及び完了し、
(c)完了したオーダに対応する前記ショッピング信号を生成し、該ショッピング信号を前記内部通信ラインを経由して前記eショッピング装置と前記インタフェース・ユニットとの間に伝送し、
(d)前記ショッピング信号を前記インタフェース・ユニットに通してインタフェースし、
(e)インタフェースされたショッピング信号を、前記eショッピング装置と前記eショッピング設備との間に、前記通信ネットワークを介して伝送することを含み、
前記eショッピング設備は、eコンシェルジェステーション、eサービスプロバイダ、eマーチャンダイズプロバイダ、及びそれらの組み合わせからなるグループから選択され、
前記通信ネットワークは、プライベートネットワーク、専用ネットワーク、公共ネットワーク、インターネット、及びそれらの組み合わせからなるグループから選択され、
前記内部通信ラインは、アナログ通信ライン、ディジタル通信ライン、ネットワークライン、ケーブルテレビライン、テレビアンテナライン、及びそれらの組み合わせからからなるグループから選択され、
前記インタフェース・ユニットは、テレビインターホンモニタインタフェース、ショッピング端末インタフェース、双方向テレビインタフェース、及びそれらの組み合わせからなるグループから選択され、
前記e-ショッピング装置は、テレビインターホンモニタ、ショッピング端末、TVセット、双方向テレビ、ショッピングアダプターボックス、ケーブル・アンテナボックス、衛星変換ボックス、及びそれらの組み合わせからなるグループから選択され、
前記ソフトウエア・プログラムは、eコンシェルジェプログラム、eサービスプログラム、eマーチャンダイズプログラム、リアルタイムテレビ売買プログラム、リアルタイム双方向テレビ売買プログラム及びそれらの組み合わせからなるグループから選択され、
前記ショッピング信号は、テレビ信号、双方向テレビ信号、ビデオ信号、音声信号、制御信号、コマンド信号、アラーム信号、データ信号、及びそれらの組み合わせからなるグループから選択される、方法。
【請求項2】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項1に係る方法において、前記eショッピング装置がCAD回路を含み、前記ソフトウエア・プログラムのインストールが前記CADソフトウエア・プログラムをインストールするステップを含む、方法。
【請求項3】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項1に係る方法において、前記ソフトウエア・プログラムのインストールを行う前記ステップが、前記通信ネットワークを介して前記eコンシェルジェステーションにより、周期的かつ任意に前記ソフトウエア・プログラムを更新するステップをさらに含む、方法。
【請求項4】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項2に係る方法において、前記CADソフトウエア・プログラムをインストールする前記ステップが、前記通信ネットワークを介して前記eコンシェルジェステーションにより、周期的かつ任意に前記CADソフトウエア・プログラムを更新するステップをさらに含む、方法。
【請求項5】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項1に係る方法において、前記インタフェース・ユニットが前記中央処理装置に統合され、前記内部通信ラインが前記eショッピング装置中の内部通信ラインであり、前記eショッピング装置を独立のeショッピング装置に変換する、方法。
【請求項6】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項2に係る方法において、前記インタフェース・ユニットが前記中央処理装置に統合され、前記内部通信ラインが前記eショッピング装置中の内部通信ラインであり、前記eショッピング装置を独立のeショッピング装置に変換する、方法。
【請求項7】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項1に係る方法において、前記ショッピング端末を操作すること及び該ショッピング端末が備える再充電可能なバッテリを充電するための定電流を前記内部通信ラインを介して流す、方法。
【請求項8】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項2に係る方法において、前記ショッピング端末を操作すること及び該ショッピング端末が備える再充電可能なバッテリを充電するための定電流を前記内部通信ラインを介して流す、方法。
【請求項9】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項1に係る方法において、前記中央処理装置を操作するステップがさらに前記eコンシェルジェステーションと連絡する連絡コマンドを生成するステップを含み、前記eコンシェルジェステーションと前記インタフェースされたショッピング信号を伝達するステップが前記eショッピング装置と前記eコンシェルジェステーションの間の双方向の音声通信を含む、方法。
【請求項10】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項2に係る方法において、前記中央処理装置を操作するステップが、前記CADソフトウエア・プログラムを基にして正確にeサービス又はeマーチャンダイズを選択しオーダする、方法。
【請求項11】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項1に係る方法において、前記eショッピング端末のディスプレイを仮想的ミラーに変換するために、前記eショッピング装置が少なくとも1つのカメラを使用する、方法。
【請求項12】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項2に係る方法において、eサービス又はeマーチャンダイズの注文と選択とに便利さと改善された正確さを加えるために、前記eショッピング装置が少なくとも1つのカメラを使用する、方法。
【請求項13】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項1に係る方法において、前記中央処理装置を操作するステップが選択された設備を通して行われ、該選択された設備は、IRリモートコントロール、RF無線のリモートコントロール、タッチスクリーン、選択キー、マウス、音声で作動するプログラム、アラームセンサー、アラームスイッチ、緊急スイッチ、コマンドデータのインプットとそれらの組み合わせからなるグループから選択したものである、方法。
【請求項14】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項1に係る方法において、前記eショッピング装置が選択されたプリントを行うためにプリンタを有し、該選択されたプリントが、定期刊行物、雑誌、新聞、広告、カタログ、マニュアル、写真、招待、報告、バランス、販売の申し出、インボイス、請求書、オーダ、オーダ確認、メール、プログラムとそれらの組み合わせからなるグループから選択されたものである、方法。
【請求項15】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項1に係る方法において、前記eショッピング装置がプログラムをダウンロードするダウンロード端末を含み、該プログラムが、音楽、ムービー、ゲーム、ソフトウェアパッケージからなるグループから選択されたものである、方法。
【請求項16】
eショッピング設備を、通信ネットワークと、内部通信ラインと、少なくとも1つのインタフェース・ユニットとを介して、メモリと中央処理装置を備える少なくとも1つのe-ショッピング装置に接続する装置であって、
前記eショッピング設備は、ショッピング信号に応答するプロバイダ側eショッピング・プログラムを含み、
前記メモリは、前記プロバイダ側eショッピング・プログラムと関係を有する顧客側ショッピング・プログラムと、少なくとも1つのソフトウエア・プログラムとをインストールされて、前記中央処理装置が、前記顧客側ショッピング・プログラム及び前記ソフトウエア・プログラムを基に、eサービス又はeマーチャンダイズのオーダを選択、処理、及び完了できるようにし、
前記中央処理装置は、完了したオーダに対応する前記ショッピング信号を生成し、該ショッピング信号を前記内部通信ラインを経由して前記ショッピング装置と前記インタフェース・ユニットの間に伝送し、
前記インタフェース・ユニットは、前記ショッピング信号をインタフェースし、前記通信ネットワークを介して前記eショッピング装置と前記eショッピング設備との間にインタフェースされたショッピング信号を伝送し、
前記eショッピング設備は、eコンシェルジェステーション、eサービスプロバイダ、eマーチャンダイズプロバイダ、及びそれらの組み合わせからなるグループから選択され、
前記通信ネットワークは、プライベートネットワーク、専用ネットワーク、公共ネットワーク、インターネット、及びそれの組み合わせからなるグループから選択され、
前記内部通信ラインは、アナログ通信ライン、ディジタル通信ライン、ネットワークライン、ケーブルテレビライン、テレビアンテナライン、及びそれらの組み合わせからからなるグループから選択され、
前記インタフェース・ユニットは、テレビインターホンモニタインタフェース、ショッピング端末インタフェース、双方向テレビインタフェース、及びそれらの組み合わせからなるグループから選択され、
前記e-ショッピング装置は、テレビインターホンモニタ、ショッピング端末、TVセット、双方向テレビ、ショッピングアダプターボックス、ケーブル・アンテナボックス、サテライトコンバーターボックス、及びそれらの組み合わせからなるグループより選択され、
前記ソフトウエア・プログラムは、eコンシェルジェプログラム、eサービスプログラム、eマーチャンダイズプログラム、リアルタイムテレビ売買プログラム、リアルタイム双方向テレビ売買プログラム、及びそれらの組み合わせからなるグループから選択され、
前記ショッピング信号は、テレビ信号、双方向テレビ信号、ビデオ信号、音声信号、制御信号、コマンド信号、アラーム信号、データ信号、及びこれらの組み合わせからなるグループから選択される、装置。
【請求項17】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項16に係る装置において、前記eショッピング装置がCAD回路を含み、前記ソフトウエア・プログラムが前記CADソフトウエア・プログラムを含む、装置。
【請求項18】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項16に係る装置において、前記ソフトウエア・プログラムが、前記通信ネットワークを介して前記eコンシェルジェステーションにより、周期的かつ任意に更新される、装置。
【請求項19】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項17に係る装置において、前記CADソフトウエア・プログラムが、前記通信ネットワークを介して前記eコンシェルジェステーションにより、周期的かつ任意に更新される、装置。
【請求項20】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項16に係る装置において、前記インタフェース・ユニットが前記中央処理装置に統合され、前記内部通信ラインが前記eショッピング装置中の内部通信ラインであり、前記eショッピング装置を独立のeショッピング装置に変換する、装置。
【請求項21】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項17に係る装置において、前記インタフェース・ユニットが前記中央処理装置に統合され、前記内部通信ラインが前記eショッピング装置中の内部通信ラインであり、前記eショッピング装置を独立のeショッピング装置に変換する、装置。
【請求項22】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項16に係る装置において、前記ショッピング端末を操作すること及び該ショッピング端末が備える再充電可能なバッテリを充電するための定電流を前記内部通信ラインを介して流す、装置。
【請求項23】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項17に係る装置において、前記ショッピング端末を操作すること及び該ショッピング端末が備える再充電可能なバッテリを充電するための定電流を前記内部通信ラインを介して流す、装置。
【請求項24】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項16に係る装置において、さらに、前記eコンシェルジェステーションと連絡する連絡コマンドを生成する少なくとも1つのキーを含み、前記インタフェースされたショッピング信号が、前記eショッピング装置と前記eコンシェルジェステーションの間の双方向の音声通信を含む、装置。
【請求項25】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項16に係る装置において、前記eショッピング端末のディスプレイを仮想的ミラーに変換するために、前記eショッピング装置が少なくとも1つのカメラを使用する、装置。
【請求項26】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項17に係る装置において、eサービス又はeマーチャンダイズの注文と選択とに便利さと改善された正確さを加えるために、前記eショッピング装置が少なくとも1つのカメラを使用する、装置。
【請求項27】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項16に係る装置において、前記中央処理装置を操作するステップが選択された設備を通して行われ、該選択された設備は、IRリモートコントロール、RF無線のリモートコントロール、タッチスクリーン、選択キー、マウス、音声で作動するプログラム、アラームセンサー、アラームスイッチ、緊急スイッチ、コマンドデータのインプットとそれらの組み合わせからなるグループから選択したものである、装置。
【請求項28】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項16に係る装置において、前記eショッピング装置が選択されたプリントを行うためにプリンタを有し、該選択されたプリントが、定期刊行物、雑誌、新聞、広告、カタログ、マニュアル、写真、招待、報告、バランス、販売の申し出、インボイス、請求書、オーダ、オーダ確認、メール、プログラムとそれらの組み合わせからなるグループから選択されたものである、装置。
【請求項29】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項16に係る装置において、前記eショッピング装置がプログラムをダウンロードするダウンロード端末を含み、該プログラムが、音楽、ムービー、ゲーム、ソフトウェアパッケージからなるグループから選択されたものである、装置。
【請求項30】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項16に係る装置において、前記双方向テレビインタフェースがRF受話器とRF変調器を含み、前記内部通信ラインによってテレビ信号を受、送信し、かつeショッピング設備の前記ショッピング信号を通信、処理、インタフェースする、装置。
【請求項31】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項16に係る装置において、前記双方向テレインターフェースがRF受話器とRF変調器を含み、前記内部通信ラインによってテレビ信号を受、送信し、かつ前記eショッピング設備の前記ショッピング信号を、前記双方向テレビセットの前記双方向テレビ信号とともに通信、処理、インタフェースする、装置。
【請求項32】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項30に係る装置において、前記双方向テレビインタフェースがメモリと中央処理装置を備えて前記eショッピング・プログラムをインストールするようにし、前記双方向テレビインタフェースが、前記テレビセットに前記内部通信ラインに前記リアルタイム売買プログラムを送出し、前記リアルタイムテレビ売買プログラムを前記テレビセットへ送る、装置。
【請求項33】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項31に係る装置において、前記双方向テレビインタフェースがメモリと中央処理装置を備えて前記eショッピング・プログラムをインストールするようにし、前記双方向テレビインタフェースが、前記テレビセットに前記内部通信ラインに前記リアルタイム売買プログラムを送出し、前記リアルタイムテレビ売買プログラムを前記双方向テレビセットへ送る、装置。
【請求項34】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項30に係る装置において、前記テレビセットがRF受話器とRF変調器を含み、前記テレビアンテナ線や前記ケーブルテレビ線によって前記双方向テレビインタフェースへ前記ショッピング信号を受、送信する、装置。
【請求項35】
通信ネットワークを介してeショッピング設備をeショッピング装置と接続する請求項31に係る装置において、前記双方向テレインターフェースがRF受話器とRF変調器を含み、前記テレビアンテナ線や前記ケーブルテレビ線によって前記双方向テレビインタフェースへ前記ショッピング信号を受、送信する、装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2011−142639(P2011−142639A)
【公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−4455(P2011−4455)
【出願日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【分割の表示】特願2004−300870(P2004−300870)の分割
【原出願日】平成16年10月15日(2004.10.15)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.リナックス
2.ウィンドウズ
【出願人】(000103231)エルベックスビデオ株式会社 (5)
【Fターム(参考)】