説明

ミラーキャビネット

【課題】高さ調整が可能で良好な意匠性を確保できるミラーキャビネットを提供する。
【解決手段】下端から下方に向かって別体のバックパネル6が垂設されてなるミラーキャビネット30であって、バックパネル6は、ミラーキャビネット本体30の下端の下端垂下片3aの裏側にその上端を呑み込ませ、この上端側の裏側に押え部材7を固設して、この押え部材7とミラーキャビネット本体30の下端垂下片3a間にバックパネル6の上端を挟み込んで連結する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ミラーキャビネットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、洗面化粧台の上方の壁面に設置されるミラーキャビネットとして、特許文献1に開示されているような構造のものがある。
特許文献1のミラーキャビネットの構造では、ミラーキャビネットと洗面化粧台間に配置されるスペーサーの上端を、ミラーキャビネットの下端の裏側に呑み込ませ、スペーサーによって洗面化粧台の全高の高さ調整を自在に行い、ミラーキャビネットの取り付け高さ寸法の異なる取り付け場所に対応できるものとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平2−145184号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示されている構造では、スペーサーがビスで壁面に固定されると、ビス打ちによる波打ち変形が生じやすく、設置状態の意匠性が悪くなるという問題点があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、高さ調整が可能で、設置状態の意匠性を確保できるミラーキャビネットの提供を目的とし、この目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明は、下端から下方に向かって別体のバックパネルが垂設されてなるミラーキャビネットであって、前記バックパネルは、ミラーキャビネットの下端裏側に上端側を呑み込ませ、該上端側の裏側に押え部材を固設して、該押え部材とミラーキャビネット間に挟み込まれていることを要旨とする。
【発明の効果】
【0006】
ミラーキャビネットの下端裏側にバックパネルの上端側を呑み込ませ、かつ裏側に押え部材を固設して、押え部材とミラーキャビネット間にバックパネルを挟み込んで固定することができ、バックパネルが薄い板状のものであっても押え部材により補強されて変形が防止され、良好な意匠性が確保されるものとなる。また、バックパネルを呑み込ませる量を調整することで高さ調整が容易に行えるものとなる。
【0007】
また、本発明のミラーキャビネットにおいて、前記バックパネルの左右両端側には裏側へ折曲された側面部が形成されてなり、該側面部には切断用溝が上下方向に所定間隔で形成されて高さ調整可能に構成され、高さ調整後の前記側面部の上端が、前記ミラーキャビネットの左右両端の側面部の下端に当接されて配置されるものとすることもできる。
【0008】
こうすれば、切断用溝に沿って現場でバックパネルの側面部を切断して良好に高さ調整することができ、切断して高さ調整したバックパネルの側面部の上端を、ミラーキャビネットの左右の側面部の下端に当接させて配置させることで、ミラーキャビネットの側面部とバックパネルの側面部が上下方向に面一状態をなして、正面から見て左右側に段が生ずることがなく、また、バックパネルの上端のミラーキャビネットの下端裏側への呑み込み部分および押え部材を隠すことができて、極めてすっきりとした設置状態が得られ意匠性が向上するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】化粧台の上方の壁面に設置されたミラーキャビネットの斜視構成図である。
【図2】ミラーキャビネットの下端側(鏡を取り外して水平に切断した状態)とバックパネルの連結状態の斜視構成図である。
【図3】ミラーキャビネットの下端側(鏡を取り外して水平に切断した状態)とバックパネルの連結構造を示す裏側から見た分解斜視構成図である。
【図4】ミラーキャビネットの下端側(鏡を取り外して水平に切断した状態)にバックパネルを連結した状態の正面構成図である。
【図5】ミラーキャビネットの下端側(鏡を取り外して水平に切断した状態)にバックパネルを連結した状態の裏面図である。
【図6】バックパネルの正面側から見た斜視構成図である。
【図7】バックパネルを裏側から見た斜視構成図である。
【図8】押え部材の正面側から見た斜視構成図である。
【図9】押え部材の正面構成図である。
【図10】押え部材の裏面構成図である。
【図11】バックパネルの上端側を切断して高さ調整する状態のバックパネルの裏側から見た斜視構成図である。
【図12】ミラーキャビネットの下端側(鏡を取り外して水平に切断した状態)にバックパネルを呑み込ませて接続した状態の図5のB−B線断面構成図である。
【図13】図12におけるA部のビス止め前の拡大断面構成図である。
【図14】図13の状態からビスで連結した状態の断面拡大構成図である。
【図15】図5におけるB部の拡大構成図である。
【図16】図4のA−A線断面における上部側のビス止め状態の断面拡大構成図である。
【図17】図4のA−A線断面における下部部位のビス止め状態の拡大断面構成図である。
【図18】ミラーキャビネットの下端にバックパネルを連結した状態で左右に段が生じる場合の正面概略参考図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、ミラーキャビネットの設置状態の斜視構成図であり、洗面器2を備えた化粧台1の上方の壁面Wにミラーキャビネット3が設置される。
ミラーキャビネット3には3枚の鏡4,4,4が取り付けられており、鏡4,4,4の上方に照明ランプ5,5が設けられている。
また、ミラーキャビネット3の下端側には、下方へ向かって5mm程度突出した下端垂下片3aが一体形成されており、ミラーキャビネット3の左右両端側には裏側へ90°折り曲げて側面部3bが一体形成されている。
ミラーキャビネット3の下端垂下片3aの裏側に上端を呑み込ませた状態でミラーキャビネット3の下方にバックパネル6が垂設され、このバックパネル6により、ミラーキャビネット3の下端と化粧台1の上端間が連続状となる。
バックパネル6は、ミラーキャビネット3の左右端の側面部3b,3b間の横幅寸法と同一の横幅寸法に形成されており、左右端の両側には裏側へ90°折り曲げて一体状に側面部6b,6bが形成されている。
【0011】
なお、ミラーキャビネット3の下端側の本体30には、図2(鏡4を取り外して水平に切断した状態)で示すように、収納部31,31,31が後側へ凹み状に形成されており、また、図3(鏡4を取り外して水平に切断した状態)の裏面側から見た斜視図で示すように、ミラーキャビネットの本体30の裏側には、収納部31,31,31の下方に前面側へ凹ませて凹部32が形成され、この凹部32内に電子部品等が収納される。
また、ミラーキャビネットの本体30の下端の下端垂下片3aの裏側の中央部には、後方側へ突出して2個のボス33,33が一体状に突出形成されている。
【0012】
図3に示すように、ミラーキャビネットの本体30の下端の下端垂下片3aの裏側にバックパネル6の上端を呑み込ませ、呑み込ませたバックパネル6の上端の裏側に押え部材7をビス8で固定して、押え部材7とミラーキャビネット3間にバックパネル6の上端を挟み込んで、ミラーキャビネットの本体30とバックパネル6が強固に連結される。
【0013】
ミラーキャビネットの本体30(鏡4を取り外してミラーキャビネットの下端側を水平に切断した状態)とバックパネル6の連結状態の正面図は図4に示し、また、連結状態の裏面図は図5に示す。
バックパネル6は、図6の正面側から見た斜視図で、また、図7において裏面側から見た斜視図で示すような形状に形成されている。
バックパネル6は長方形平板状の正面部6aの左右両端側に裏側へ90°折曲して一体状に側面部6b,6bが形成されており、正面部6aの上下高さ寸法aは305mmで、側面部6bの上下高さ寸法a’は290mmとなっている。また、左右の側面部6b,6b間の横幅寸法bは748mmとなっている。また、側面部6bの前面側から後方側へ延びる奥行き幅寸法cは22mmとなっている。
【0014】
図7の裏面図で示すように、バックパネル6の左右側の側面部6b,6bには、それぞれ上下方向に10mmピッチ間隔で複数の断面V字状の切断用溝61,61,61が形成されている。また、正面部6aの裏側には、上下方向に30mmピッチ間隔(上端は25mm)で切断用の溝62,62,62が横方向にそれぞれ形成されている。
また、バックパネル6の正面部6aの裏側には、ミラーキャビネットのボス33,33に対応する位置と、左右端側の位置に、それぞれ切断用溝62と同じピッチ間隔で上下方向に複数の孔加工用凹部63,63,63が凹み状に形成されている。また、正面部6aの裏側下端の左右端側には、後方側へ突出してボス6c,6cが一体形成されている。
【0015】
また、図8には押え部材7の正面側から見た斜視図を示し、図9では押え部材7の正面構成図を、図10では押え部材7の裏面構成図を示す。
押え部材7は、後面側が開放されたコの字状断面で横方向へ延びる角柱状に形成されており、左右両端間の長さ寸法は、前記ミラーキャビネットの本体30およびバックパネル6の横幅寸法bとほぼ同等な寸法に設定されている。
この押え部材7の正面側は、両面テープを貼着可能な貼着面7aとなっており、貼着面7aの左右両端側に下方が開放されて逆U字状をなすネジ通し凹部7b,7bが形成され、各ネジ通し凹部7b,7bの先端側に、外側へ突出して隙間隠し突起7c,7cがそれぞれ左右側に一体形成されている。
押え部材7の裏面側は複数のリブ71,71で補強されており、リブ71の交差する部分にはボス部72,72が一体形成されている。なお、貼着面7a側には、中央部の2個のボス部72,72の位置にボス孔72a,72aが形成されている。
【0016】
次に、図11においてバックパネル6の高さ調整について説明する。
図1におけるミラーキャビネット3の上端の高さを、現場において周辺に設置されているキャビネットの高さと合わせるような場合等に、現場において、ノコギリでバックパネル6をカットしてバックパネルの高さ調整を行う。
即ち、図11に示すように、例えばバックパネル6の側面部6bの上下高さ寸法a’を270mmに調整する場合を例示すると、切断用溝62に沿ってノコギリで正面部6aおよび側面部6bを横方向に切断し、上端側を25mmカットして、上部カット片6axを切断除去する。また、左右両側の側面部6b,6bの上端を切断用溝61に沿って10mmカットして、側面カット片6bx,6bxを切断除去する。
【0017】
次に、上部カット片6axおよび側面カット片6bxを除去した後のバックパネル6の正面部6aの上端側に、最上段の孔加工用凹部63,63,63,63を目印にして4個の孔加工を施す。即ち、左右両端側の孔加工用凹部63,63には壁取付孔63b,63bを孔加工し、中央部の孔加工用凹部63,63には本体固定用の本体固定孔63a,63aを孔加工して、上端側に4個の孔を形成する。
また、正面部6aの下端の左右両端側に形成されているボス6c,6cに孔加工を施して、ボス6c,6c内をそれぞれ前後方向に貫通させる。
なお、バックパネル6の側面部6bの上下寸法aが50mm以下に高さ調整される場合には、このボス6c,6cには孔加工を施さないものとする。
【0018】
このように、上端を切断して高さ調整し、上端側に4個の孔63a,63a,63b,63bを横列に形成させ、さらに、ボス6c,6cを孔加工した後のバックパネル6を用いて、このバックパネル6の上端を、図3のようにミラーキャビネット本体30の下端垂下片3aの裏側に重ね合わせて呑み込ませ、ミラーキャビネット本体30側のボス33,33とバックパネル6に形成した本体固定孔63a,63aを整合させ、さらにその裏側に押え部材7を取り付けて、押え部材7とミラーキャビネット本体30の下端垂下片3a間にバックパネル6の上端側を挟み込んで、ミラーキャビネット本体30とバックパネル6を連結する。この連結状態は図12(図5におけるB−B線断面拡大図)に示す。
【0019】
なお、図13および図14は、図12におけるA部の拡大図であり、図13に示すように、ミラーキャビネット本体30の下端垂下片3aの裏側に、バックパネル6の上端を呑み込ませて、バックパネル6に形成した本体固定孔63a,63a内にそれぞれミラーキャビネット本体30側のボス33,33を挿入し、このボス33,33は、裏側に両面テープ等を介し貼着等される押え部材7のボス部72,72内に挿通させ、バックパネル6と押え部材7を位置決めした状態で、図14に示すように、ビス8,8をそれぞれボス33,33内にネジを切りながら裏側から締め付けてゆくと、ビス8の頭部が押え部材7のボス部72を押圧して、押え部材7と下端垂下片3a間にバックパネル6の上端が強固に挟み込まれる。
なお、ビス8は締め付けてもその先端はボス33内に留まり、ミラーキャビネット本体30の前面側へ突出することはない。
【0020】
なお、押え部材7はバックパネル6の横幅寸法とほぼ同一の長さ寸法に設定されているため、バックパネル6の横幅方向全域が押え部材7で押え付けられることとなり、バックパネル6に反りなどの変形が生ずることはなく、バックパネル6の正面部6aは平板状の極めてすっきりとした意匠性を呈してミラーキャビネット本体30に強固に連結されるものである。
【0021】
なお、バックパネル6の裏側にリブが設けられておれば変形しにくいものとなるが、裏側にリブを設けてバックパネル6を形成すると、リブの部分が収縮して正面部6aの表側に凹み等が生ずる虞があるため、バックパネル6の正面部6aは裏側にリブの存在しない平板状に形成されており、そのため変形しやすいものであるが、押え部材7を用いて挟み付けてミラーキャビネット本体30に連結することで、正面部6aの変形が防止されて意匠性が確保されるものである。
【0022】
このバックパネル6を押え部材7を用いて取り付けた状態では、図5の裏面図で示すように、ミラーキャビネット本体30の側面部3b,3bの下端とバックパネル6の側面部6b,6bの上端がほぼ当接状態となり、ミラーキャビネットの側面部3bとバックパネルの側面部6bが上下方向に面一状態をなして、正面から見て、図18の参考図のような段Sが生ずることがなく、良好な意匠性が得られる。
また、側面部3b,6bにより押え部材7の側面が隠されるとともに、下端垂下片3aの裏側に呑み込ませたバックパネル6の上端も隠されて、極めてすっきりとした意匠性が確保されるものである。
【0023】
また、図5におけるB部を図15に拡大して示すように、押え部材7の左右両端側に突出されている隙間隠し突起7cが、ミラーキャビネット本体30の側面部3bとバックパネル6の側面部6bの当接する当接部Pの内側に配置されるため、この当接部Pに隙間が生じても、隙間隠し突起7cにより側面側から見た場合に隙間が隠されて良好な意匠性が得られるものとなる。
【0024】
なお、本例では、バックパネル6の側面部6bはミラーキャビネット本体30の側面部3bの内側へ呑み込ませる構造ではないため、ミラーキャビネット本体の側面部3bとバックパネル6の側面部6bが上下方向に面一状態をなして、段差が生ずることがなく、左右何れか側の側面部3b,6bが部屋の壁面に当接されて設置される場合でも、壁面との間に段差による隙間が生ずることはなく、極めてすっきりとした設置状態が得られるものである。
【0025】
なお、バックパネル6の上端の呑み込み代は20〜45mmの範囲で任意に現場で設定できるが、あまり呑み込み代が大きい場合には、ミラーキャビネット本体30の凹部32の裏側をバックパネル6が覆ってしまうこととなり、凹部32内に収納される電子部品等と干渉しやすいものとなるため、呑み込み代は20〜45mmの範囲内で決定されるものである。
【0026】
このように押え部材7を介してミラーキャビネット本体30の下端にバックパネル6を連結した後に、ミラーキャビネット本体30を壁面にタッピングネジ9を用いて取り付け固定することができる。
即ち、図16および図17には、図4のA−A線断面拡大図を示す。
ミラーキャビネット本体30の前面側から、下端垂下片3aおよびバックパネル6の壁取付孔63bを通し、さらに押え部材7の左右両端側のネジ通し凹部7b内を通して、タッピングネジ9を壁面Wにねじ込み、タッピングネジ9を介してミラーキャビネット本体30を壁面Wに固定することができ、この状態では、壁面Wに押え部材7の裏面が当接状態となり、壁面Wへの取り付け時のタッピングネジ9の締め付けによっても、押え部材7を介してバックパネル6の変形が良好に防止されて、意匠性が確保されるものである。
【0027】
なお、図17に示すように、バックパネル6の下端側のボス6cに形成した孔内に表側からタッピングネジ9を通して、タッピングネジ9を壁面Wにねじ込むことで、バックパネル6の下端側を強固に壁面Wに固定することができる。
なお、バックパネル6を切断して高さ調整した状態で、バックパネル6の高さ寸法aが50mm以下の時には、このボス6cには孔加工をせずに、タッピングネジ9を用いることなくバックパネル6の下端は壁面Wに当接されることとなる。
【符号の説明】
【0028】
1 化粧台
3 ミラーキャビネット
3a 下端垂下片
3b 側面部
4 鏡
6 バックパネル
6a 正面部
6b 側面部
6c ボス
6ax,6bx カット片
7 押え部材
7a 貼着面
7b ネジ通し凹部
7c 隙間隠し突起
8 ビス
9 タッピングネジ
32 凹部
33 ボス
61,62 切断用溝
63 孔加工凹部
63a 本体固定孔
63b 壁取付孔
72 ボス部
72a ボス孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下端から下方に向かって別体のバックパネルが垂設されてなるミラーキャビネットであって、
前記バックパネルは、ミラーキャビネットの下端裏側に上端側を呑み込ませ、該上端側の裏側に押え部材を固設して、該押え部材とミラーキャビネット間に挟み込まれている
ことを特徴とするミラーキャビネット。
【請求項2】
前記バックパネルの左右両端側には裏側へ折曲された側面部が形成されてなり、該側面部には切断用溝が上下方向に所定間隔で形成されて高さ調整可能に構成され、
高さ調整後の前記側面部の上端が、前記ミラーキャビネットの左右両端の側面部の下端に当接されて配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のミラーキャビネット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公開番号】特開2011−104023(P2011−104023A)
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−260497(P2009−260497)
【出願日】平成21年11月13日(2009.11.13)
【出願人】(000000479)株式会社INAX (1,429)