説明

メモリカード

【課題】簡単操作により一目瞭然性を持って各種認証データを検索種別に閲覧する。
【解決手段】本発明のメモリカード1は、薄形ケース1a上に、表示部6と暗証番号などの秘密データを入力するための入力キー10a並びに呼出しキー9aとを有するキー操作部20を設け、ケース1a内には、メモリ22,23,26と、キー操作に応じて、メモリへの読出し書込みを行わせるとともに、その内容を表示部6に表示させるための統括制御を行う中央処理装置21とを具備してなり、前記呼出しキー9aは、ケース1aの表面に検索種別に表示された検索項目11毎に複数配置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯する本人のみが知りうる暗証番号などの秘密情報を、簡単な操作により、自在に閲覧しうるようにしたメモリカードに関する。
【背景技術】
【0002】
今日の情報化社会の中で個人情報管理は各種分野においてますます増加し、人間の記憶という領域を越えてしまった。すなわち、本人認証のための各種秘密データは、本人の記憶に頼るには限界を越えている一方、日常生活の中では、これら秘密データを構成する記号との共存を強いられる時代となっている。
【0003】
例えば、銀行、証券会社のATMで出金するときの暗証番号、インターネット、パソコンや携帯電話におけるパスワード、金庫やスーツケースの暗証番号等々、多種多様の数値、文字あるいはこれらの組合からなる秘密データは、当初登録時の個人記憶容量を遙かに越えるものとなっている。
【0004】
これら秘密データを、本人の誕生日や電話番号など、本人にとって覚えやすく関連づけされた数値に設定した場合には、第三者に容易に類推され易く、ために犯罪予防の観点からは推奨されず、かといって無意味な記号の羅列では忘れやすいものとなる。そして、照合結果が一旦「不一致」であると読取側に判定された場合には、本人確認のための問い合せ手続き、再設定作業など、極めて面倒な作業を要するものとなる。加えて、現在では、例えば、パスワードの硬直化を防止するために、システム側から定期的にパスワード変更を要求される場合もあり、こうなるとますます記憶に混乱を生ずる原因となる。
【0005】
このような場合に備えて、秘密データの登録時に、手帳に書込んでおけば、以後は必要に応じて手帳内のデータを探し出すことにより、該当する分野における秘密データの閲覧が可能となる。
【0006】
また、秘匿性を高めた電子式手帳(カード)の一例として、例えば下記特許文献1には、登録済の暗唱コードと入力された暗唱コードとの一致を利用し、一致していると判別されたときのみメモリ内容を読出して表示部に表示する機能を有するものが開示されている。
【特許文献1】特許出願公告平3−12754号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、手書式の手帳の場合には、基本的には記録容量が小さいため、他のメモなどにより手帳が満杯になると、新たな手帳と交換しなければならず、その都度認証データを新たな手帳に転載することが必要であり、管理が面倒である。また、電子式手帳は容量が大きいが、ポケットサイズとするために、各記憶エリアを呼出すために各種操作を要し、これらの操作を一々添付のマニアルに従って覚えなければならず、操作が複雑となり、記号、文字も小さいため、特に高齢者にとっては複雑に過ぎ、高負担となっていた。
【0008】
また、特許文献1に記載の電子式手帳では、予め暗号コードを設定しておけば、他人には見ることができないため安全であるが、これとても暗唱コードを忘れてしまった場合には使用できないとともに、スクロールボタンによって必要な秘密データを検索する必要があり、現在確認しようとする認証データまでたどり着くまでは、時間がかかり、面倒なスクロール操作を余儀なくされるため、前記と同様に高齢者にとっては操作が複雑に過ぎ、高負担となっていた。
【0009】
本発明は、以上の課題を解決するものであり、その目的とするところは、簡単操作により一目瞭然性を持って各種秘密データを検索種別に閲覧できるようにしたメモリカードを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記目的を達成するため、本発明は、薄形ケース上に、表示部と、暗証番号などの秘密データを入力するための入力キー並びに呼出しキーとを有するキー操作部を設け、前記ケース内には、メモリと、キー操作に応じて、メモリへの読出し書込みを行わせるとともに、その内容を表示部に表示させるための統括制御を行う中央処理装置とを具備してなり、 前記呼出しキーは、前記カードの表面に検索種別に表示された検索項目毎に複数配置されていることを特徴としている。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1において、前記中央処理装置は、前記メモリ内に予め設定した暗唱コードと、キー入力された暗唱コードの一致を判別し、一致と判定された時に前記メモリ、表示部並びにキー操作部を起動させることを特徴としている。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1において、前記ケース上にバイオメトリクスセンサを設けるとともに、前記中央処理装置は、バイオメトリクスセンサで検出された個人生体情報と予め登録された個人生体情報とを比較し、一致と判定された時に前記メモリ、表示部並びにキー操作部を起動させることを特徴としている。
【0013】
請求項4の発明は、請求項3において、前記バイオメトリクスセンサが、指紋認証センサであることを特徴としている。
【0014】
請求項5の発明は請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、前記検索項目が、当該検索項目をジャンル別に分類し、分類毎に定型文として印刷、あるいは手書を可能としたラベルからなり、当該ラベルをラベルシートから剥がして対応する前記呼出しキーの近傍に貼付するものであることを特徴としている。
【発明の効果】
【0015】
請求項1の発明によれば、検索種に対応したキーを押せば、直ちにその検索種に応じた認証データを表示部に表示させることができるため、面倒なスクロール操作を要することなく、一目瞭然性を持って秘密データの確認ができる。
【0016】
請求項2の発明によれば、請求項1の作用効果に加え、カードそのものに設定された暗唱コードにより、起動できるため、秘匿性を確保することができる。
【0017】
請求項3の発明によれば、請求項1の作用効果に加え、カード所有者の身体的特徴のみで所有者と判定されるため、面倒なコード入力作業も省略できる。
【0018】
請求項4の発明によれば、請求項3の作用効果に加え、指一本をセンサにタッチすれば、カード所有者の有無が直ちに判定できるため、カードそのものを小形化でき、比較的簡単に個人認証ができる。
【0019】
請求項5の発明によれば、請求項1〜4の作用効果に加え、ユーザの重要度や使用頻度に応じて、検索項目の配列をユーザ自身がカスタマイズできるため、使い勝手をさらに向上できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の実施形態につき、添付図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係るメモリカードの正面図、図2は斜視図である。
図において、メモリカード1は、扁平薄形であって、ほぼポケット手帳と同じような縦横寸法に形成されたケース1aの表面に、その上部側から順に、電源ボタン2、インジケータランプ3、並びにボタン横に配置された指紋照合センサ4と、その下部に配置されたソーラー電池パネル5と、パネル5の下部に配置された液晶表示部6と、表示部6の下部に配置されたキー操作領域7とを具備したものである。
【0021】
指紋照合センサ4は、矩形枠の内側に指先大の面積の接触式指紋リーダを設けたものであり、図2に示すように、ユーザの指先をリーダ面に押し当てることにより、ユーザ固有の指紋の読取り/照合を可能としたものである。
【0022】
液晶表示部6は、大形であって、文字が大きく見やすいものであるが、特に秘匿性を高めるため画面が正面から見ないと見えにくい、ことを逆のメリットとして、安価なSTN方式が推奨されるほか、その背面にはメモリカード1がアクチブになった状態で点灯する白色発光ダイオードからなるバックライト(図示略)などを備える。
【0023】
キー操作領域7のうち、上半部の印刷された破線8で囲われた領域は、呼出しキー領域9、下半部は暗証番号などの秘密データを入力するための登録キー領域10である。
【0024】
呼出しキー領域9の最上部中央には、枠で囲った「メニュー」なる文字が印刷、刻印などにより表示され、その下部には縦5列、横2列の配置で、合計10個のボタン形の呼出しキー9aが配列され、各呼出しキー9aの横には登録されるべき秘密データの検索項目が、ラベル11の貼り付けにより表示されている。
【0025】
各ラベル11は、メモリカード1の付属品として、販売時に図示しないラベルシートに貼着した状態で添付されるものであり、当該メモリカード1のユーザが、その検索項目の重要性や利用頻度などに応じて任意にその検索項目に対応する定型文を印刷した複数のラベル11を選んでラベルシートから剥がし、対応する呼出しキー9aの横に貼付けることにより、ユーザ自身によるカスタマイズが可能となっている。
【0026】
図例では、一例として、最上部左側の「1」と印刷された呼出しキー9aは、銀行・郵便局の暗証番号を印刷したラベル11が貼付けられ、以下「2」のキー9aには証券暗証番号が、「3」のキー9aには、クレジットの暗証番号・・・・と、「8」のキー9aの対応位置まで各種定型文を印刷したラベル11が貼着され、さらに「9」、「10」のキー9aに対応するラベルには「その他」と印刷されている場合を示している。なお、「9」、「10」のキー9aについては、無印刷のラベル11を用意しておき、この表面にペンなどによりユーザが利用している固有の検索項目を書込んでも良い。
【0027】
また、例えば取引銀行などは1社に限らず、複数社ある場合が通常であり、同様にして他の検索項目においても複数ある場合が多いので、登録または閲覧に際し、呼出しキー9aを押す毎に当該検索項目内の別画面に次々にスクロールするようになっている。
【0028】
登録用キー領域10の最上部中央には、枠で囲った「登録」なる文字が印刷、刻印などにより表示されているとともに、その下部には携帯電話のキー配列と同様に縦5列、横3列、合計15個の楕円形の入力キー10aが配列されている。
【0029】
各入力キー10aのうち、最上部横3列は、それぞれ、文字/記号の変換用キー、データクリアキー、登録用キーなどの設定用キーであり、その下部側は入力操作用のキーとなっており、これらの各入力キー10aを駆使することによって、表示部6の表示に従って対話方式による数字・文字などの入力作業が可能であり、特に携帯電話でのメールのやりとりに慣れた人にとっては、通常の操作方式となっている。
【0030】
図3は以上のメモリカード1の回路構成を示す。図において、20は前記呼出しキー9aの群および入力キー10aの群に対応したキー操作部、21は中央処理装置(以下CPUと略称する)であり、CPU21は、キー操作部20からの入力操作に応じてROM22に内蔵された制御プログラム、およびRAM23に内蔵された記憶内容に基づき、表示部6に対する表示およびメモリなどを統括制御する。なお、25はRAM23に対するバックアップ用バッテリであり、電源断時において前記ソーラー電池パネル5で得られた電源と協働してメモリバックアップを行う。
【0031】
ROM22は一部書込み可能としたものであり、外部接続端子27を介して図示しないROMライターなどに接続可能としている。
【0032】
メモリカード1に対する指紋の登録方法は次の通りである。まずメモリカード1の購入時において、ROMライターを接続し、指紋照合センサ4の検出面に購入したユーザの指先を押付けることにより、センサ4で指紋画像を読取ると、読取られた画像をセンサ4に設けた図示しない変換部に内蔵した所定のアルゴリズムに従って指紋データ(コードデータ)に変換し、この指紋データを、ROMライターなどを介してROM22にその指紋データを書込んで登録するようになっており、一旦書込まれたデータは消去されることなく、永続的となる。なお、登録に当っては、購入したユーザ本人のみでなく、ユーザに信用のおける肉親、親近者など複数人の登録を可能とすべく、その書込み領域の容量を確保しておけばよい。また、ROMライターなどは通常は個人持ちすることはないので、購入する店舗側で用意しておき、これに購入したメモリカード1を接続して登録を行えばよい。
【0033】
登録後、CPU21は、指紋検出センサ4の検出データとROM22に書込まれた登録データとを照合し、登録データとも一致しない場合、すなわち、非登録者と判定された場合には、電源スイッチ2が押されても内部回路は休止状態に保たれたままとし、一致した場合には、内部回路を立上げ、以後はキー9a,10aの操作による各認証データの閲覧や、登録が可能となっている。
【0034】
この状態変化は、インジケータランプ3の点灯や、表示部6のバックライトの点灯などによって容易に目視確認できるほか、特に非登録者が当該メモリカード1を不正に取得した場合に備えて、図示しないブザーなどを内蔵しておき、照合データが一致しない場合には、警報音を発生することも可能である。
【0035】
また、指紋検出センサ4による照合アルゴリズムは、指紋隆起線から特徴点抽出を行う方法(マニューシャ法)や、指紋画像を波形とてみなし、その周波数スペクトルを個人の特徴として照合する方法などがあり、その詳細については省略するが、極めて高い確度で本人(登録者)と赤の他人(非登録者)との識別が可能である。
【0036】
次に、以上のメモリカード1に対する認証コードの閲覧・登録手順の一例を図4,5を用いて説明する。なお、前述のごとき方法により、ユーザの指紋登録は既になされることを前提として説明する。各図において、電源ボタン2のオンにより内部回路初期化されるが、休止モードに保たれ、同時にタイマ処理がなされる。
【0037】
この後ユーザがその指をセンサ4に押付けることにより、登録者との照合がなされ、判定結果がNOの場合には、休止状態に保たれ、表示部6の画面は黒のままインジケータランプ3が点滅したまま推移し、このまま放置あるいはセンサ4の検出データが登録データに一致しなければ、所定時間経過後にタイムアップ信号が出力され、自動的に電源断となる(以上図4のST1〜ST6参照)。つまり第3者には全く使えないものとなる。
【0038】
これに対し、タイマの設定時間内にセンサ4による検出データが、登録データに一致と判定されると、CPU21はアクティブとなり、各部を起動し、インジケータランプ3が点灯するとともに、表示部6のバックライトが点灯し、表示部6に初期画面が表示される(図4のST7参照)。
【0039】
初期画面には、例えば「データ閲覧/呼出しボタンを押す、登録/入力ボタン操作」などの文字が2行に亘って表示される(図5(a)参照)。
【0040】
ここで例えば、銀行、郵便局の欄に認証データのいくつかが既に入力されているとして、「1」の呼出しキー9aを一回押せば、最初に登録された銀行名とカード暗唱番号を一セットとした閲覧画面(1)が表示され、二回押せば、次の銀行名とカード暗証番号を一セットとした閲覧画面(2)が表示される(図4のST8.9、図5(b),(c)参照)。
【0041】
引続き3回目を押したときに、当該閲覧画面(3)が未登録画面であった場合(図4のST10、図5(d)参照)は、「登録/入力ホタン操作」などの入力操作を促す第2の初期画面が表示される。このとき、別の銀行のカード暗証番号の登録の必要性がある場合には、入力キー10aを操作し、銀行名と、カード暗証番号を入力する。入力操作後、登録する場合には、入力キー10a中の登録キーを押せば、閲覧画面(3)として登録される(図4のST11〜13、図5(e)参照)。また不要であると判断したら、入力キー10a中のクリアキーを押せば、閲覧画面(3)は、元の未登録画面となる(図4のST14,15参照)。
【0042】
このようにして、銀行・郵便局欄、およびその他の検索項目の閲覧および/または登録作業が終ったならば、電源ボタン2を再度押せば(図4のSTn参照)電源断となり、閲覧・登録作業とも終了する。また登録を行った場合には、次回からのメモリカード1の立上げ時に該当する検索項目内の特定閲覧画面に登録したデータが表示されるものとなる。
【0043】
以上のように、ユーザは電源ボタン2を押し、指紋照合センサ4に指を押付けるだけで、その後は自由に該当する検索項目における暗証番号、パスワードなどを閲覧できるため、例えば、銀行などのATMでの暗証番号の入力に際しては、持っているメモリカード1の表示部6を見ながら操作すれば良く、極めて便利で間違いもない。また登録時における入力キー10aの操作は高齢者にとっては若干面倒であるが、例えば肉親のうち、若年層は携帯メールの入力操作に慣れているため、当初の入力操作は、その肉親に教わりながら行うことによって入力操作も順次慣れるうえ、世代の離れた肉親間の対話などにも好適である。
【0044】
なお、他のバイオメトリックセンサー手段、例えば虹彩センサやCCDによる顔などの撮像データと予め登録されたデータとを照合することによって本人確認を行うこともできるが、前記実施例のように、指紋照合センサ4が、コストや簡易性、および年齢による本人の固有性の変化がないなどの点で最も有効である。
【0045】
また、本発明では、最初に暗唱コードの入力により、メモリカード1の使用ができるようにしても良い。さらに、認証手段を全て廃し、電源を入れれば直ちに閲覧、登録できるようにすれば、さらに使い勝手が良いものとなる。
【0046】
いずれにおいても、本発明においては同一検索項目内では、押しボタン操作によるスクロールが必要ではあるものの、検索項目が検索項目別に整然と区画されているため、従来のようなスクロールなどによる面倒で複雑な手順を通ることなく、一目瞭然性を持って暗証番号などを直ちに検索できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明に係るメモリカードの正面図である。
【図2】同斜視図である。
【図3】内部回路構成を示すブロック図である。
【図4】閲覧・検索手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】(a)〜(e)は、同手順における表示画面の変化を示す説明図である。
【符号の説明】
【0048】
1 メモリカード
1a 薄形ケース
2 電源ボタン
4 指紋照合センサ
6 液晶表示部
9a 呼出しキー
10a 入力キー
11 ラベル(検索項目)
20 キー操作部
21 中央処理装置(CPU)
22,23 メモリ(22 ROM、23 RAM)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
薄形ケース上に、表示部と暗証番号などの秘密データを入力するための入力キー並びに呼出しキーとを有するキー操作部を設け、前記ケース内には、メモリと、キー操作に応じて、メモリへの読出し書込みを行わせるとともに、その内容を表示部に表示させるための統括制御を行う中央処理装置とを具備してなり、
前記呼出しキーは、前記ケースの表面に検索種別に表示された検索項目毎に複数配置されていることを特徴とするメモリカード。
【請求項2】
前記中央処理装置は、前記メモリ内に予め設定した暗唱コードと、キー入力された暗唱コードの一致を判別し、一致と判定された時に前記メモリ、表示部並びにキー操作部を起動させることを特徴とする請求項1記載のメモリカード。
【請求項3】
前記ケース上にバイオメトリクスセンサを設けるとともに、前記中央処理装置は、バイオメトリクスセンサで検出された個人生体情報と、予め登録された個人生体情報とを比較し、一致と判定された時に前記メモリ、表示部並びにキー操作部を起動させることを特徴とする請求項1記載のメモリカード。
【請求項4】
前記バイオメトリクスセンサが、指紋照合センサであることを特徴とする請求項3記載のメモリカード。
【請求項5】
前記検索項目が、当該検索項目をジャンル別に分類し、分類毎に定型文として印刷、あるいは手書を可能としたラベルからなり、当該ラベルをラベルシートから剥がして対応する前記呼出しキーの近傍に貼付するものであることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載のメモリカード。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−54109(P2009−54109A)
【公開日】平成21年3月12日(2009.3.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−222810(P2007−222810)
【出願日】平成19年8月29日(2007.8.29)
【出願人】(507290700)
【Fターム(参考)】