説明

モジュラープラグRJ45保護キャップ

【課題】移動のために取り外したLAN用モジュラープラグRJ45付ケーブルを持ち運ぶ場合、LAN用モジュラープラグRJ45の変形や傷付きを防止すると共に、紛失の可能性のないモジュラープラグRJ45保護キャップを提供する。
【解決手段】LAN用モジュラープラグRJ45先端にLAN用モジュラープラグRJ45保護キャップ1を取付ける。またLAN用モジュラープラグRJ45先端の抜け止め用つめ片11を押し下げると、簡単に外れる構造となっている。LAN用モジュラープラグRJ45付ケーブル12を機器等に接続した場合、RJ45モジュラープラグ保護キャップ1は不要となり、紛失することが考えられるが、LAN用モジュラープラグRJ45付ケーブル12に紐状のストラップ5をひばり結びで取付け一体化することにより、紛失を防ぐことが出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、モジュラープラグRJ45保護キャップに関する。さらに詳しくは、モジュラープラグRJ45の保護のために用いる、モジュラープラグRJ45保護キャップである。
【背景技術】
【0002】
移動のために取り外したLAN用モジュラープラグRJ45付ケーブルを持ち運ぶ場合、LAN用モジュラープラグRJ45がむき出しになり、変形や傷が付きやすく、使用できなくなることがあった。
【0003】
LAN用モジュラープラグRJ45付ケーブルを本来の目的で使用する際、モジュラープラグRJ45保護キャップは不要となるため、紛失の可能性もあった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
取り外したLAN用モジュラープラグRJ45付ケーブルを持ち運ぶ際にLAN用モジュラープラグRJ45を傷つける恐れがあり、使用できなくなることがあった。
【0005】
LAN用モジュラープラグRJ45付ケーブルを機器等に接続した場合、モジュラープラグRJ45保護キャップは不要となるため、紛失することが考えられた。
【0006】
そこで、この発明はLAN用モジュラープラグRJ45先端にモジュラープラグRJ45保護キャップを取付けつることによりLAN用モジュラープラグRJ45を保護することが可能となる。またLAN用モジュラープラグRJ45先端の抜け止め用つめ片と勘合し、容易に外れにくいが、LAN用モジュラープラグRJ45先端の抜け止め用つめ片を押し下げると、簡単に外れる構造となっている。
【0007】
LAN用モジュラープラグRJ45付ケーブルを機器等に接続した場合、モジュラープラグRJ45保護キャップは不要となり、紛失することが考えられるが、両端モジュラープラグRJ45LANケーブルに、紐状のストラップを、ひばり結びで取付け一体化することにより、紛失を防ぐことが出来る。
【課題を解決するための手段】
【0008】
モジュラープラグRJ45先端の保護の為に被せるキャップであって、このキャップの横断部は、下方がコ字状(31)、上方がアーチ形(21)をなしており、コ字状(31)の後方は箱体(3)であり、この箱体(3)の終端部分(4)は半筒状をなし、アーチ状(21)の後方は、後ろに行くに従い、アーチの高さが低くなり、幅も狭くされている尻すぼまり状(41)の半ドーム状笠体(2)になっていて、上記箱状(3)の天井部に設けられた開口部(6)つながっていることを特長とする、モジュラープラグRJ45保護キャップ(1)。
【0009】
モジュラープラグRJ45保護キャップ(1)の、箱体(3)の底面に紐状のストラップ(5)を取付けたことを特長とする請求項1記載のモジュラープラグRJ45保護キャップ。
【発明の効果】
【0010】
本発明のキャップの形状が、上記のようになされているのは、モジュラープラグRJ45(10)の抜け止め用つめ片(11)と勘合し、挿抜しやすい形状となっている。
【0011】
請求項1記載のモジュラープラグRJ45保護キャップ(1)は以上説明した形状となっているので、未使用時にモジュラープラグRJ45(10)を保護し、先端を傷つけることを防ぐことが出来るとともに、嵌めたときには、抜けにくく、且つ、脱着が容易である。
【0012】
請求項2記載のモジュラープラグRJ45保護キャップ(1)は、備えた紐状ストラップ(5)を用いて、LAN用モジュラープラグRJ45付ケーブル(12)と、ひばり結びで結び付けることにより、紛失を防ぐことが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【実施例】
【0013】
以下本発明の実施例につき、図を用いて説明する。モジュラープラグRJ45保護キャップ(1)の開口部は、コ字状(31)が幅14mm、高さ8.6mm、箱体(3)の奥行き15mm、半筒状の終端部分(4)の半円筒半径3.5mm、アーチ状(2)の笠体の高さ14.4mm、幅11.94mm、奥行き4.5mmで、後ろに行くと低く、高さ3.40mm、幅6.70mmとし、箱体(3)の天井には、幅6.5mm、奥行き9mmの開口部を設けている形状とした。
【0014】
図2は、本発明を上から見た説明図である。
【0015】
図3は、実施の一例を示す。モジュラープラグRJ45保護キャップ(1)がLAN用モジュラープラグRJ45(10)と結合装着する様子を示している。モジュラープラグRJ45保護キャップ(1)のアーチ状笠体(2)にモジュラープラグRJ45(10)の抜け止め用つめ片(11)が挿入され、尻すぼまり状(41)部分で固定され抜けにくくなる。モジュラープラグRJ45(10)の抜け止め用つめ片(11)を上から押さえ、モジュラープラグRJ45保護キャップ(1)を引くと容易に取り外すことが出来る。紐状のストラップ(5)がひばり結び(51)でLAN用モジュラープラグRJ45付ケーブル(12)と結ばれており、紛失を防ぐ様子を表している。ひばり結び(51)で結ぶことにより、LAN用モジュラープラグRJ45付ケーブル(12)から外れにくく、且つ意図的に簡単に取り外すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】 本発明の斜視図
【図2】 図1を上から見た説明図
【図3】 本発明のモジュラープラグRJ45保護キャップを実際に装着する説明を示す説明図。
【符号の説明】
1 モジュラープラグRJ45保護キャップ
2 半ドーム状笠体
3 箱体
4 終端部分
5 紐状のストラップ
6 天井部に設けられた開口部
10 モジュラープラグRJ45
11 抜け止め用つめ片
12 LAN用モジュラープラグRJ45付ケーブル
21 アーチ形
31 コ字状
41 尻すぼまり状
51 ひばり結び

【特許請求の範囲】
【請求項1】
モジュラープラグRJ45先端の保護のために被せるキャップであって、このキャップの横断部は、下方がコ字状(31)、上方がアーチ形(21)をなしており、コ字状(31)の後方は箱体(3)であり、この箱体(3)の終端部分(4)は半筒状をなし、アーチ状(21)の後方は、後ろに行くに従い、アーチの高さが低くなり、幅も狭くされている尻すぼまり状(41)の半ドーム状笠体(2)になっていて、上記箱状(3)の天井部に設けられた開口部(6)つながっていることを特長とする、モジュラープラグRJ45保護キャップ(1)。
【請求項2】
モジュラープラグRJ45保護キャップ(1)の、箱体(3)の底面に紐状のストラップ(5)を取付けたことを特長とする請求項1記載のモジュラープラグRJ45保護キャップ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−161049(P2010−161049A)
【公開日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−24264(P2009−24264)
【出願日】平成21年1月8日(2009.1.8)
【出願人】(301001269)ハーモネット株式会社 (3)
【Fターム(参考)】