説明

ヤロウィア・リポリティカ(YARROWIALIPOLYTICA)の高エイコサペンタエン酸生成株

総油画分中に25%を超えるエイコサペンタエン酸(EPA、ω−3多価不飽和脂肪酸)を生成できる油性酵母ヤロウィア・リポリティカ(Yarrowia lipolytica)の遺伝子操作された株について述べられる。これらの株は、異種性のデサチュラーゼ、エロンガーゼ、およびアシルトランスフェラーゼを発現する様々なキメラ遺伝子を含んでなり、場合によって様々な天然デサチュラーゼおよびアシルトランスフェラーゼノックアウトを含んでなり、EPAの合成および高蓄積を可能にする。生産宿主細胞が特許請求され、前記宿主細胞内でEPAを生成する方法もまた特許請求される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
a)Δ6デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
b)C18/20エロンガーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
c)Δ5デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、および
d)Δ17デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子
のω−3/ω−6脂肪酸生合成経路遺伝子を含んでなる遺伝子プールを含んでなる、背景ヤロウィア(Yarrowia)種を含んでなるエイコサペンタエン酸生成のための組換え生産宿主細胞。
【請求項2】
a)Δ15デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
b)Δ6デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
c)C18/20エロンガーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、および
d)Δ5デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子
のω−3/ω−6脂肪酸生合成経路遺伝子を含んでなる遺伝子プールを含んでなる、背景ヤロウィア(Yarrowia)種を含んでなるエイコサペンタエン酸生成のための組換え生産宿主細胞。
【請求項3】
a)Δ9エロンガーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
b)Δ8デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
c)Δ5デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、および
d)Δ17デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子
のω−3/ω−6脂肪酸生合成経路遺伝子を含んでなる遺伝子プールを含んでなる、背景ヤロウィア(Yarrowia)種を含んでなるエイコサペンタエン酸生成のための組換え生産宿主細胞。
【請求項4】
a)Δ15デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
b)Δ9エロンガーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
c)Δ8デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、および
d)Δ5デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子
のω−3/ω−6脂肪酸生合成経路遺伝子を含んでなる遺伝子プールを含んでなる、背景ヤロウィア(Yarrowia)種を含んでなるエイコサペンタエン酸生成のための組換え生産宿主細胞。
【請求項5】
遺伝子プールが、場合によりΔ12デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子を含んでなる請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の組換え生産宿主。
【請求項6】
背景ヤロウィア(Yarrowia)種が、Δ12デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードするあらゆる天然遺伝子を欠いている請求項5に記載の組換え生産宿主。
【請求項7】
前記ω−3/ω−6脂肪酸生合成経路遺伝子の少なくとも1つが、配列番号173〜183および389よりなる群から選択される核酸配列を有するプロモーター配列の制御下にある請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の組換え生産宿主。
【請求項8】
前記Δ12デサチュラーゼが、配列番号24、26、28、30、31、32、34、36、38、375、376、および378〜380よりなる群から選択されるアミノ酸配列を有する請求項5に記載の組換え生産宿主。
【請求項9】
前記Δ6デサチュラーゼが配列番号2および5よりなる群から選択されるアミノ酸配列を有し、前記C18/20エロンガーゼが配列番号18および21よりなる群から選択されるアミノ酸配列を有し、前記Δ5デサチュラーゼが配列番号7、9、12、370、および373よりなる群から選択されるアミノ酸配列を有し、前記Δ17デサチュラーゼが配列番号15に記載のアミノ酸配列を有する請求項1または2のいずれかに記載の組換え生産宿主細胞。
【請求項10】
前記Δ9エロンガーゼが配列番号50および18よりなる群から選択されるアミノ酸配列を有し、前記Δ8デサチュラーゼが配列番号58、60、および62よりなる群から選択されるアミノ酸配列を有する請求項3または4のいずれかに記載の組換え生産宿主細胞。
【請求項11】
前記Δ5デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子が、酵素基質として、
a)リノレン酸およびジホモ−γ−リノレン酸、
b)α−リノレン酸およびエイコサテトラエン酸、および
c)リノレン酸、ジホモ−γ−リノレン酸、α−リノレン酸、およびエイコサテトラエン酸
よりなる群から選択される少なくとも2つの脂肪酸を結合する二機能Δ5/Δ6デサチュラーゼポリペプチドをコードする請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の組換え生産宿主。
【請求項12】
前記二機能Δ5/Δ6デサチュラーゼポリペプチドが、配列番号370および373よりなる群から選択されるアミノ酸配列を有する請求項11に記載の組換え生産宿主。
【請求項13】
前記Δ5デサチュラーゼが、配列番号7、9、12、370、および373よりなる群から選択されるアミノ酸配列を有する請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の組換え生産宿主細胞。
【請求項14】
前記Δ17デサチュラーゼが、配列番号15に記載のアミノ酸配列を有する請求項3に記載の組換え生産宿主細胞。
【請求項15】
遺伝子プールが、場合によりΔ15デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子を含んでなる請求項1または3のいずれかに記載の組換え生産宿主細胞。
【請求項16】
前記Δ15デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子が、酵素基質としてオレイン酸およびリノール酸の双方を結合する二機能Δ15/Δ12デサチュラーゼポリペプチドをコードする請求項2または4のいずれかに記載の組換え生産宿主。
【請求項17】
前記二機能Δ15/Δ12デサチュラーゼポリペプチドが、配列番号40に記載のアミノ酸配列を有する請求項16に記載の組換え生産宿主。
【請求項18】
前記Δ15デサチュラーゼが、配列番号40、42、44、46、48、382、および384〜388よりなる群から選択されるアミノ酸配列を有する請求項2または4のいずれかに記載の組換え生産宿主。
【請求項19】
遺伝子プールが、場合により
a)Δ9デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
b)C16/18エロンガーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、および
c)C14/16エロンガーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子
よりなる群から選択されるω−3/ω−6脂肪酸生合成経路遺伝子を含んでなる請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の組換え生産宿主。
【請求項20】
前記C16/18エロンガーゼが配列番号64、67、および75よりなる群から選択されるアミノ酸配列を有し、前記C14/16エロンガーゼが配列番号78に記載のアミノ酸配列を有する請求項19に記載の組換え生産宿主。
【請求項21】
遺伝子プールが、場合により
(1)ジアシルグリセロールアシルトランスフェラーゼ(DGAT1)、
(2)ジアシルグリセロールアシルトランスフェラーゼ(DGAT2)、
(3)リン脂質:ジアシルグリセロールアシルトランスフェラーゼ(PDAT)、
(4)アシル−CoA:1−アシルリゾホスファチジルコリンアシルトランスフェラーゼ(LPCAT)、
(5)グリセロール−3−リン酸アシルトランスフェラーゼ(GPAT)、および
(6)リゾホスファチジン酸アシルトランスフェラーゼ(LPAAT)
よりなる群から選択されるアシルトランスフェラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子を含んでなる請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の組換え生産宿主。
【請求項22】
前記ジアシルグリセロールアシルトランスフェラーゼ(DGAT1)が配列番号95および97〜101よりなる群から選択されるアミノ酸配列を有し、前記ジアシルグリセロールアシルトランスフェラーゼ(DGAT2)が配列番号103、105、107、および109よりなる群から選択されるアミノ酸配列を有し、前記リン脂質:ジアシルグリセロールアシルトランスフェラーゼ(PDAT)が配列番号90に記載のアミノ酸配列を有し、前記グリセロール−3−リン酸アシルトランスフェラーゼ(GPAT)が配列番号111に記載のアミノ酸配列を有し、前記リゾホスファチジン酸アシルトランスフェラーゼ(LPAAT)が配列番号81、83、85、および88よりなる群から選択されるアミノ酸配列を有し、前記アシル−CoA:1−アシルリゾホスファチジルコリンアシルトランスフェラーゼ(LPCAT)が配列番号93に記載のアミノ酸配列を有する請求項21に記載の組換え生産宿主。
【請求項23】
a)Δ6デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
b)C18/20エロンガーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
c)Δ5デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
d)Δ17デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
e)C16/18エロンガーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、および
f)Δ12デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子
のω−3/ω−6脂肪酸生合成経路の遺伝子を含んでなる遺伝子プールを含んでなる、背景ヤロウィア(Yarrowia)種を含んでなるエイコサペンタエン酸生成のための組換え生産宿主細胞であって、
背景ヤロウィア(Yarrowia)種が、ペルオキシソームアシル−CoAオキシダーゼACO3(Pox3−)、リパーゼ1(Lip1−)、およびΔ12デサチュラーゼよりなる群から選択される酵素をコードするあらゆる天然遺伝子を欠いている組換え生産宿主細胞。
【請求項24】
a)Δ9エロンガーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
b)Δ8デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
c)Δ5デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
d)Δ17デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
e)C16/18エロンガーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、および
f)Δ12デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子
のω−3/ω−6脂肪酸生合成経路の遺伝子を含んでなる遺伝子プールを含んでなる、背景ヤロウィア(Yarrowia)種を含んでなる、エイコサペンタエン酸生成のための組換え生産宿主細胞であって、
背景ヤロウィア(Yarrowia)種が、アシル−CoAオキシダーゼ2(Pox2−)、およびサッカロピンデヒドロゲナーゼ(Lys5−)よりなる群から選択される酵素をコードするあらゆる天然遺伝子を欠いている組換え生産宿主細胞。
【請求項25】
a)Δ15デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
b)Δ9エロンガーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
c)Δ8デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
d)Δ5デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、および
e)Δ12デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子
のω−3/ω−6脂肪酸生合成経路の遺伝子を含んでなる遺伝子プールを含んでなる、背景ヤロウィア(Yarrowia)種を含んでなるエイコサペンタエン酸生成のための組換え生産宿主細胞。
【請求項26】
a)(1)Δ6デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、C18/20エロンガーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、Δ5デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、およびΔ17デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
(2)Δ9エロンガーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、Δ8デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、Δ5デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、およびΔ17デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
(3)Δ15デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、Δ6デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、C18/20エロンガーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、およびΔ5デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、
(4)Δ15デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、Δ9エロンガーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、Δ8デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子、Δ5デサチュラーゼをコードする少なくとも1つの遺伝子
よりなる群から選択される少なくとも1組の遺伝子、および
b)(1)Δ12デサチュラーゼ、
(2)Δ9デサチュラーゼ、
(3)C14/16エロンガーゼ、
(4)C16/18エロンガーゼ
よりなる群から選択される酵素をコードする少なくとも1つの遺伝子、および
c)(i)DGAT1、DGAT2、およびPDATよりなる群から選択されるジアシルグリセロールアシルトランスフェラーゼ、
(ii)アシル−CoA:1−アシルリゾホスファチジルコリンアシルトランスフェラーゼ(LPCAT)、
(iii)グリセロール−3−リン酸アシルトランスフェラーゼ(GPAT)、
(iv)リゾホスファチジン酸アシルトランスフェラーゼ(LPAAT)、
(v)ホスホリパーゼC、および
(vi)ホスホリパーゼA2
よりなる群から選択される酵素をコードする少なくとも1つの遺伝子
のω−3/ω−6脂肪酸生合成経路の遺伝子を含んでなる遺伝子プールを含んでなる、背景ヤロウィア(Yarrowia)種を含んでなる、エイコサペンタエン酸生成のための組換え生産宿主細胞であって、
(1)背景ヤロウィア(Yarrowia)種が、Δ12デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードするあらゆる天然遺伝子を欠いており、
(2)背景ヤロウィア(Yarrowia)種が、リパーゼ1(Lip1−)、ペルオキシソームアシルCoAオキシダーゼACO3(Pox3−)、アシル−CoAオキシダーゼ2(Pox2−)、オロチジン−5’−リン酸デカルボキシラーゼ(Ura3−)、サッカロピンデヒドロゲナーゼ(Lys5−)、リパーゼ2(Lip2−)、およびイソプロピルリンゴ酸デヒドロゲナーゼ(Leu2−)よりなる群から選択される酵素をコードするあらゆる天然遺伝子を欠いている組換え生産宿主細胞。
【請求項27】
宿主が全脂肪酸の%として少なくとも約5%のエイコサペンタエン酸を含んでなる微生物油を生成する請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の組換え生産宿主。
【請求項28】
宿主がエイコサペンタエン酸を含んでなる微生物油を生成し、微生物油があらゆるγ−リノール酸を欠いている請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の組換え生産宿主。
【請求項29】
宿主がエイコサペンタエン酸を含んでなる微生物油を生成し、微生物油があらゆるドコサヘキサエン酸を欠いている請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の組換え生産宿主。
【請求項30】
宿主がエイコサペンタエン酸およびγ−リノール酸の双方を含んでなる微生物油を生成し、エイコサペンタエン酸およびγ−リノール酸の比率が約1:1である請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の組換え生産宿主。
【請求項31】
a)請求項1、2、3、または4のいずれか一項に記載の生産宿主を培養して、エイコサペンタエン酸を含んでなる微生物油が生成され、
b)場合によりステップ(a)の微生物油を回収すること
を含んでなるエイコサペンタエン酸を含んでなる微生物油の生成方法。
【請求項32】
請求項31に記載の方法によって生成される微生物油。
【請求項33】
油が少なくとも約5%のエイコサペンタエン酸を含有する請求項32に記載の微生物油。
【請求項34】
油があらゆるγ−リノール酸を欠いている請求項32に記載の微生物油。
【請求項35】
油があらゆるドコサヘキサエン酸を欠いている請求項32に記載の微生物油。
【請求項36】
油がリノール酸、γ−リノレン酸、エイコサジエン酸、ジホモ−γ−リノール酸、アラキドン酸、α−リノレン酸、ステアリドン酸、エイコサトリエン酸、エイコサテトラエン酸、ドコサペンタエン酸、およびドコサヘキサエン酸よりなる群から選択される脂肪酸を含んでなる請求項33に記載の混合油。
【請求項37】
請求項31に記載の方法によって生成される有効量の微生物油を含んでなる食品。
【請求項38】
類似食品、肉製品、穀物製品、ベーカリー食品、スナック食品、および乳製品よりなる群から選択される請求項37に記載の食品。
【請求項39】
請求項31に記載の方法によって生成される有効量の微生物油を含んでなる、メディカルフード、栄養補助食品、乳児用調製粉乳、および医薬品よりなる群から選択される製品。
【請求項40】
請求項31に記載の方法によって生成される有効量の微生物油を含んでなる動物飼料。
【請求項41】
ペットフード、反芻動物飼料、家禽飼料、および水産養殖飼料よりなる群から選択される請求項40に記載の動物飼料。
【請求項42】
有効量の微生物油を含んでなり、場合により請求項1、2、3または4のいずれか一項に記載の組換え宿主を含んでなる酵母バイオマスを含んでなる動物飼料。
【請求項43】
酵母バイオマスが、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、および核酸よりなる群から選択される飼料栄養素を含んでなる請求項42に記載の動物飼料。
【請求項44】
請求項31に記載の方法によって生成される微生物油と食品とを組み合わせることを含んでなるエイコサペンタエン酸で栄養強化された食品の製造方法。
【請求項45】
メディカルフード、栄養補助食品、乳児用調製粉乳、および医薬品よりなる群から選択される製品の製造方法であって、請求項31に記載の方法によって生成される微生物油と製品とを組み合わせることを含んでなるエイコサペンタエン酸で製品が栄養強化される方法。
【請求項46】
請求項31に記載の方法によって生成される微生物油と動物飼料とを組み合わせることを含んでなるエイコサペンタエン酸で栄養強化された動物飼料の製造方法。
【請求項47】
請求項46に記載の動物飼料と飼料栄養素を含んでなる酵母バイオマスとを組み合わせることを含んでなるエイコサペンタエン酸を含んでなる動物飼料を飼料栄養素で栄養強化する方法。
【請求項48】
飼料栄養素が、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、および核酸よりなる群から選択される請求項47に記載の方法。
【請求項49】
請求項31に記載の方法によって生成される微生物油を消費可能形態でヒトまたは動物に提供して臨床症状が処置されることを含んでなるヒトまたは動物における臨床症状の処置方法。
【請求項50】
臨床症状が、冠動脈心疾患、高血圧、炎症性疾患、タイプII糖尿病、潰瘍性大腸炎、クローン病、神経性食欲不振症、火傷、骨関節炎、骨粗鬆症、異脂肪血症、および注意欠陥/多動性障害よりなる群から選択される請求項49に記載の方法。
【請求項51】
ヒトまたは動物によって消費可能または使用可能な形態でエイコサペンタエン酸を含有する請求項31に記載の方法によって生成される微生物油を提供することを含んでなるエイコサペンタエン酸で強化された栄養補助食品をヒト、動物または水産養殖生物に提供する方法。
【請求項52】
エイコサペンタエン酸の欠乏症を処置するために、ヒトまたは動物によって消費可能または使用可能な形態でエイコサペンタエン酸を含有する請求項31に記載の方法によって生成される微生物油を提供することを含んでなる動物またはヒトにおけるエイコサペンタエン酸(EPA)の欠乏症の処置方法。
【請求項53】
ATCC名称ATCC を有するヤロウィア・リポリティカ(Yarrowia lipolytica)Y2047、ATCC名称ATCC を有するヤロウィア・リポリティカ(Yarrowia lipolytica)Y2201、およびATCC名称ATCC を有するヤロウィア・リポリティカ(Yarrowia lipolytica)Y2096よりなる群から選択されるエイコサペンタエン酸生成に有用な組換え生産宿主。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【図7C】
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【図8A】
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【図8B】
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【図9A】
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【図9B】
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【図9C】
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【図9D】
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【図9E】
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【図10A】
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【図10B】
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【図10C】
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【図10D】
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【図10E】
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【図11A】
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【図11B】
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【図11C】
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【図11D】
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【図12】
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【図13】
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【図14A】
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【図14B】
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【図14C】
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【図14D】
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【図15A】
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【図15B】
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【図15C】
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【図15D】
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【図16A】
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【図16B】
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【図16C】
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【図16D】
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【図17A】
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【図17B】
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【図17C】
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【図17D】
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【図18A】
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【図18B】
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【図18C】
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【図18D】
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【図18E】
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【図19】
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【図20】
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【図21A】
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【図21B】
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【図21C】
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【図21D】
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【図22A】
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【図22B】
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【図22C】
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【図22D】
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【図22E】
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【公表番号】特表2008−518627(P2008−518627A)
【公表日】平成20年6月5日(2008.6.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−540126(P2007−540126)
【出願日】平成17年11月3日(2005.11.3)
【国際出願番号】PCT/US2005/040255
【国際公開番号】WO2006/052870
【国際公開日】平成18年5月18日(2006.5.18)
【出願人】(390023674)イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー (2,692)
【氏名又は名称原語表記】E.I.DU PONT DE NEMOURS AND COMPANY
【Fターム(参考)】