説明

ユニットルーム用床パンの支持構造

【課題】床パンの横振動を抑制するユニットルーム用床パンの支持構造を簡単な構造で容易に施工できるようにする。
【解決手段】設置床Gの上に複数本の垂直な支持脚3でユニットルーム用床パン2を支持するユニットルーム用床パンの支持構造であって、床パン2と設置床Gの間に、床パン2を水平方向に振動させる横振動Hを抑制する水平振動抑制用支持体4が、床パン2及び設置床Gに連結するようにして配置され、水平振動抑制用支持体4は、仮想垂直線Cの外回りに、床パン側となる上端から設置床側となる下端へ向かって行く程に該仮想垂直線Cから離れる3箇所以上の傾斜部分4aを分散して備えると共に、その下端側を設置床の分散した3箇所以上に連結したこと。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴室ユニット用床パン、シャワーユニット用床パン等のユニットルームの床パンの水平方向の横振動を抑制する床パンの支持構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図6に示す如く、床パン2をボルト(例えば、16mmφ)からなる垂直な支持脚3で支持する構造は、床パン2k垂直方向に振動する縦振動Vを抑制することができるが、床パン2の水平方向に振動する横振動Hを抑制し難いため横振動Hによる共振現象が床パン2に生じ易い。これは、縦振動Vにより生じる縦方向の力が支持脚3の縦軸力となって設置床Gへ伝達し、この縦軸力による支持脚3の縦方向の変形量が小さいため、縦振動Vを充分に抑制できるのに対して、横振動Hにより生じる横方向の力が支持脚3に曲げモーメントを生じさせ、この曲げモーメントによる支持脚3の横方向の撓み変形量が大きくなって横振動Hを抑制し難くなるからである。
【0003】
前記床パン2の固有振動数と部屋Rの空間の固有モード周波数が倍音関係となるときには、共振現象が生じ、床パン2を備えた部屋Rで生じた音を増幅させて、空気伝播で階下又は隣室へ伝達して騒音の原因となることがある。
【0004】
従来、床パンの横振動を抑制する構造には、図示は省略したが、床パンの裏面に適宜空間を形成してケース体を配設し、該ケース体内にモルタル等の硬化材を投入することにより、防水の裏面及び支持脚の回りに硬化材による補強層を形成して、補強層を含めた支持脚の曲げ剛性を大きくすることで、支持脚の横方向の撓み変形量を小さくして横振動を抑制しようとするものがある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実開平1−137373号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、従来の構造は、ケース体の配設と硬化材の投入に多くの手間を必要とし、コストを増大させる問題がある。そこで、本発明は、この問題を解決するために、簡単な構造で容易に施工できるユニットルーム用床パンの支持構造の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
簡単な構造で容易に施工できるようにするために請求項1記載の本発明が採用した手段は、図1及び図2に示す如く、設置床Gの上に複数本の垂直な支持脚3でユニットルーム用床パン2を支持するユニットルーム用床パンの支持構造において、床パン2と設置床Gの間に、床パン2に生じる水平方向の横振動Hを抑制する水平振動抑制用支持体4が、床パン2及び設置床Gに連結するようにして配置され、水平振動抑制用支持体4は、支持体4の仮想垂直線Cの外回りに、床パン側となる上端から設置床側となる下端へ向かって行く程に該仮想垂直線Cから離れる傾斜部分4aを分散して備えると共に、設置床へ3箇所以上に分散して又は環状に連続して連結したことを特徴とするユニットルーム用床パンの支持構造である。
【0008】
請求項1に記載の発明にあっては、横振動により生じる横方向の力が防水パンから水平振動抑制用支持体を介して設置床へ伝達するとき、該横方向の力により傾斜部分に加わる外力の大部分が、水平振動抑制用支持体の傾斜部分の傾斜方向に沿う軸力となり、この軸力による傾斜部分の傾斜方向の変形量を小さくして横振動を充分に抑制できると共に、水平振動抑制用支持体の下端側が仮想垂直線の外回りの分散した3箇所以上又は環状に連続した箇所で設置床へ連結するため、横振動の振動方向が前後又は左右の方向に関係なく横振動による力を設置床へ伝達させて横振動を抑制することができる。
【0009】
簡単な構造とするために請求項2記載の本発明が採用した手段は、図1及び図2に示す如く、前記水平振動抑制用支持体4は、傾斜部分4aを形成する3本以上の棒材5と、各棒材5の上端側が接合されて床パン2に連結する取付板6とを備えた請求項1記載のユニットルーム用床パンの支持構造である。
なお、水平振動抑制用支持体4は、3本以上の棒材5の間に配管用空間Sを形成して、配管Pを貫通できるようにすることもある。
【0010】
施工を簡単にするため請求項3記載の本発明が採用した手段は、図3に示す如く、前記棒材5の各々の下端側を、前記支持脚3の下端寄りに連結22し、これら支持脚3の下端部を設置床Gに連結23した請求項2記載のユニットルーム用床パンの支持構造である。 なお、棒材5が長尺となる場合には、棒材5の途中と床パン2とを補助材25で連結26,27して、棒材5の座屈による撓み変形を阻止するようにするがある。
【0011】
扱い易くするため請求項4記載の本発明が採用した手段は、図4に示す如く、前記水平振動抑制用支持体34を形成する中刳した截頭錐状部35で傾斜部分34aを形成した請求項1記載のユニットルーム用床パンの支持構造である。
なお、中刳した截頭錐状部35に、傾斜部分34aを残して開口部35bを設け、開口部35bを配管の貫通等に利用できるようにすることもある。
【発明の効果】
【0012】
請求項1記載の発明に係るユニットルーム用床パンの支持構造は、傾斜部分を分散させて備えた簡単な形状の水平振動抑制用支持体を、床パン及び設置床に連結するように配置することで、横振動を充分に抑制できる構造を容易に施工することを可能にする。
【0013】
請求項2記載の発明に係るユニットルーム用床パンの支持構造は、傾斜部分を3本以上の棒材で形成することで水平振動抑制用支持体を簡単な構造とすることができる。
【0014】
請求項3記載の発明に係るユニットルーム用床パンの支持構造は、複数本の垂直な支持脚を有効利用して設置床との連結箇所を少なくすることで、施工を簡単にすることが可能となる。
【0015】
請求項4記載の発明に係るユニットルーム用床パンの支持構造は、1個の截頭錐状部材で複数の傾斜部分を一体形成することで、扱い易くすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明に係るユニットルーム用床パンの支持構造(以下、「本発明支持構造」と言う。)の第1の実施の形態を示すものであって、図(A)は本発明支持構造を備えた浴室ユニットの全体を中間省略して示す正面図、(B)は水平振動抑制用支持体を示す斜視図である。
【図2】第1の実施の形態の要部を拡大したものであり、図(A)は正面図、図(B)は設置床を除いて示す底面図である。
【図3】本発明支持構造の第2の実施の形態の要部を拡大したものであり、図(A)は正面図、図(B)は設置床を除いて示す底面図である。
【図4】本発明支持構造の第3の実施の形態の要部を拡大したものであり、図(A)は正面図、図(B)は設置床を除いて示す底面図である。
【図5】本発明支持構造の第3の実施の形態の別態様の要部を拡大したものであり、図(A)は正面図、図(B)は設置床を除いて示す底面図である。
【図6】従来のユニットルーム用床パンの支持構造を示すものであって、図(A)は浴室ユニットの全体を中間省略して示す正面図、図(B)は支持脚の部分を拡大して示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
(第1の実施の形態)
図1及び図2に示す第1の実施の形態に係る本発明支持構造1は、設置床Gの上にボルト(例えば、16mmφ)からなる複数本の垂直な支持脚3でユニットルーム用床パン2を支持すると共に、床パン2と設置床Gの間に、床パン2の水平方向の横振動Hを抑制するための適宜個数(本例は1個)の水平振動抑制用支持体4を、床パン2及び設置床Gに連結7,8するようにして配置したものである。水平振動抑制用支持体4は、その中心を通過する仮想垂直線Cの外回りに、床パン側Aとなる上端から設置床側Bとなる下端へ向かって行く程に仮想垂直線Cから離れる3箇所以上(本例は3箇所)の傾斜部分4aを略等間隔となるように分散して備えると共に、設置床Gの略等間隔で分散した3箇所以上(本例は3箇所)の各箇所Gaに傾斜部分4aの下端側を連結8したものである。
【0018】
前記水平振動抑制用支持体4は、傾斜部分4aを形成する3本以上(本例は3本)の棒材5と、各棒材5の上端側を接合した取付板6を備えた簡単な構造に構成されている。棒材5は、鋼、アルミニューム又は繊維強化プラスチック(FRP)等からなる中実棒,中空棒又はアングル材等の素材から成形され、同様に鋼、アルミニューム又は繊維強化プラスチック(FRP)等から成形した取付板6に、溶接,接着剤又はネジ止め等で強固に接合されている。支持体4は、棒材5,5の間に配管用空間Sを形成して、配管Pを貫通できるようにしてある。
【0019】
前記水平振動抑制用支持体4は、床パン2の裏面側に形成した取付部2aに取付板6をビス止め又は接着剤等で連結7すると共に、設置床Gに棒材5の折曲げた下端部5aをエポキシ樹脂又はモルタル等の接着剤で連結8してある。棒材5の下端部5aと設置床Gの間に隙間が生じているときには、この隙間をスペーサ(図示略)で埋めて隙間を無くするようにして連結8するとよい。
【0020】
前記床パン2は、図1(A)に示す如く、繊維強化プラスチック(FRP)等から成形され、洗い場部2b及び浴槽設置部2cが形成され、裏面側に補強用のリブ2dが設けられている。床パン2で形成される部屋(浴室)Rは、床パン2の外周縁部に立設した壁パネル9及び開閉扉(図示略)と、壁パネル9及び開閉扉の上端に載置した天井板11で囲まれるようにして形成される。
【0021】
本発明支持構造1は、図2(A)に示す如く、横振動Hにより生じる横方向の力F1が防水パン2から支持体4を介して設置床Gへ伝達するとき、横方向の力F1により傾斜部分4a(棒材5)に加わる外力の大部分が、水平振動抑制用支持体4の傾斜部分4aの傾斜方向に沿う軸力F2となり、この軸力F2による傾斜部分4a(棒材5)の傾斜方向の変形量を小さくして横振動Hを充分に抑制できると共に、支持体4の下端側が仮想垂直線Cの外回りの分散した3箇所で設置床Gに連結8するため、横振動Hの振動方向が前後又は左右の方向に関係なく横振動Hによる力F1を設置床Gへ伝達させ、設置床Gから受ける反力で横振動Hを抑制することができる。本発明支持構造1は、3箇所の傾斜部分4a(棒材5)を分散させて備えた簡単な形状の支持体5を、床パン2及び設置床Gに連結7,8するように配置することで、横振動Hを充分に抑制できる構造を容易に施工することを可能にする。
【0022】
本発明支持構造1は、別に縦振動Vにより生じる縦方向の力F2が防水パン2から支持体4を介して設置床Gへ伝達したとき、縦方向の力F3により傾斜部分4a(棒材5)に加わる外力の大部分が、水平振動抑制用支持体4の傾斜部分4aの傾斜方向に沿う軸力F2となるので、この軸力F2による傾斜部分4a(棒材5)の傾斜方向の変形量を小さくして縦振動Vを充分に抑制することもできる。
【0023】
本発明支持構造1は、床パン2に生じる横振動Hを充分に抑制することで、床パン2の固有振動数を高い周波数に変換し、固有振動数による部屋Rの共振現象を抑制して、空気伝播で階下又は隣室へ伝達する音を騒音とならないレベルまで低減することを可能にできる。
【0024】
(第2の実施の形態)
図3に示す第2の実施の形態に係る本発明支持構造21は、設置床Gに連結23した対応する支持脚3の下端寄りに、支持体4を形成する棒材5の各々の下端側を連結22した点が前記第1の実施の形態係る本発明支持構造1(図1及び図2参照)と大きく異なり、その他の部分については第1の実施の形態と実質的に同一であり、図3において図1及び図2と同一符号は相当部分を示す。支持脚3は、下端部を設置床Gにエポキシ樹脂又はモルタル等の接着剤で連結23してある。
【0025】
前記棒材5は、その下端に接合したナット24を支持脚3に螺着して連結22してある。本例の如く棒材5が長尺となる場合には、床パン2と棒材5の途中を補助材25で連結26,27して、棒材5の座屈による撓み変形を阻止するとよい。補助材25は、棒材5と同様に鋼、アルミニューム又は繊維強化プラスチック(FRP)等からなる中実棒,中空棒又はアングル材等の素材から成形され、その上端に接合した取付板28を床パン2の取付部2eに接着剤又はビス止め等で連結26すると共に、下端を棒材5に溶接,接着剤又はネジ止め等で強固に連結27する。なお、棒材5が短尺で座屈による撓み変形を無視できるときには、図示は省略したが、床パン2と棒材5の途中を補助材25で連結する必要はない。
【0026】
本発明支持構造21は、複数本の垂直な支持脚3を有効利用して設置床Gとの連結箇所を少なくすることで、施工を簡単にすることが可能となる。
【0027】
(第3の実施の形態)
図4に示す第3の実施の形態に係る本発明支持構造31は、水平振動抑制用支持体34を形成する中刳した截頭錐状部35で複数個の傾斜部分34a(第1の実施の形態に係る水平振動抑制用支持体4の傾斜部分4aに相当する部分)を形成した点が前記第1の実施の形態係る本発明支持構造1(図1及び図2参照)と大きく異なり、その他の部分については第1の実施の形態と実質的に同一であり、図4において図1及び図2と同一符号は相当部分を示す。図4に示す本発明支持構造31は、中刳した截頭錐状部35に複数個の傾斜部分34aを連続させて形成している。
【0028】
前記水平振動抑制用支持体34は、鋼、アルミニューム又は繊維強化プラスチック(FRP)等から成形された中刳した截頭錐状部35と、截頭錐状部35と一体に形成され又は別体に形成されて截頭錐状部35に接合した取付板36と、截頭錐状部35の下端縁から外側へ等間隔で突設した3個以上のブラケット37と、各ブラケット37に螺着した高さ調節用ボルト38とを備えている。支持体34は、床パン2の裏面側に形成した取付部2aに取付板36をビス止め又は接着剤等で連結7すると共に、設置床Gに高さ調節したボルト38の下端部をエポキシ樹脂又はモルタル等の接着剤で連結8してある。高さ調節用ボルト38は、上下寸法が非常に短いものを用い、横振動Hにより生じる横方向の力で曲げモーメントが生じても、この曲げモーメントによる水平方向の撓み変形量を非常に小さくして無視できる程度にしてある。
【0029】
前記水平振動抑制用支持体34は、ブラケット37及び高さ調節用ボルト38を省略して、截頭錐状部35の環状下端縁の全周又は等間隔で分散させた3箇所以上を設置床Gに接着剤で連結することもある。もし、截頭錐状部35の下端縁と設置床Gの間に隙間が生じているときには、この隙間をスペーサ(図示略)で埋めて隙間を無くするようにして連結8するとよい。
【0030】
前記支持体34は、図5に示す如く、截頭錐状部35に3箇所以上の傾斜部分34aを残して開口部35bを設け、開口部35bを配管の貫通等に利用できるようにすることもある。
【0031】
本発明支持構造31は、1個の截頭錐状部35で複数の傾斜部分34aを一体形成することで、扱い易くすることが可能となる。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明支持構造1(21,31)は、ユニット浴室の床パン2に適用する以外に、シャワーユニット用床パン等のユニットルームの床パンの水平方向の横振動を抑制する目的で適用することも可能である。
【符号の説明】
【0033】
1(21,31)…本発明支持構造、2…床パン、2a…取付部、2b…洗い場部、2c…浴槽設置部、2d…リブ、2e…取付部、3…支持脚、4(34)…水平振動抑制支持体、4a(34a)…傾斜部分、4c…中心、5…棒材、5a…下端部、6…取付板、7…床パン2と支持体4との連結、8…設置床Fと支持体4との連結、9…壁パネル、10…天井板、22…棒材5と支持脚3との連結、23…支持脚3と設置床Gとの連結、24…ナット、25…補助材、26…床パン2と補助材24との連結、27…補助材24と棒材5との連結、28…取付板、35…截頭錐状部、35b…開口部、36…取付板、37…ブラケット、38…高さ調節用ボルト、A…床パン側、B…設置床側、C…仮想垂直線、F…力、F1…横振動Hにより生じる横方向の力、F2…傾斜部分4aに加わる軸力、G…設置床、H…横振動、P…配管、R…部屋、S…配管用空間、V…縦振動

【特許請求の範囲】
【請求項1】
設置床の上に複数本の垂直な支持脚でユニットルーム用床パンを支持するユニットルーム用床パンの支持構造において、床パンと設置床の間に、床パンに生じる水平方向の横振動を抑制する水平振動抑制用支持体が、床パン及び設置床に連結するようにして配置され、水平振動抑制用支持体は、支持体の仮想垂直線の外回りに、床パン側となる上端から設置床側となる下端へ向かって行く程に該仮想垂直線から離れる傾斜部分を分散して備えると共に、設置床へ3箇所以上に分散して又は環状に連続して連結したことを特徴とするユニットルーム用床パンの支持構造。
【請求項2】
前記水平振動抑制用支持体は、傾斜部分を形成する3本以上の棒材と、各棒材の上端側が接合されて床パンに連結する取付板とを備えた請求項1記載のユニットルーム用床パンの支持構造。
【請求項3】
前記棒材の各々の下端側を、前記支持脚の下端寄りに連結し、これら支持脚の下端部を設置床に連結した請求項2記載のユニットルーム用床パンの支持構造。
【請求項4】
前記水平振動抑制用支持体を形成する中刳した截頭錐状部で傾斜部分を形成した請求項1記載のユニットルーム用床パンの支持構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−63995(P2011−63995A)
【公開日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−215612(P2009−215612)
【出願日】平成21年9月17日(2009.9.17)
【出願人】(000000479)株式会社INAX (1,429)
【Fターム(参考)】