ランニングマシーン緩衝板
【課題】 緩衝作用を向上させ、足裏マッサージの効果をも達成するランニングマシーン緩衝板を提供する。
【解決手段】
ランニングマシーン緩衝板は、適当な厚みと幅のテープ状竹10を備え、テープ状竹10を縦線テープ状竹11と横線テープ状竹に区分し、少なくとも1個の縦線テープ状竹11と少なくとも1個の横線テープ状竹12を相互に交差させて重ね編織し、編織竹ござ板1’を構成し、編織竹ござ板1’は、必要な厚みに達するまで相互に重ねて、編織竹ござスタッキング板1を構成し、縦線テープ状竹11をくっつけた後、くっつけた横線テープ状竹12と直接重ねて、スタッキング竹ござ板3を構成し、最上層の編織竹ござ板1’或はスタッキング竹ござ板3上には、接着剤により一層の滑り止め板2を接着し、プレスPを通して、滑り止め板2表面には編織竹ござ板1’或いはスタッキング竹ござ板3上のラインを浮き上がらせ、マッサージ用凹凸模様を生じる。
【解決手段】
ランニングマシーン緩衝板は、適当な厚みと幅のテープ状竹10を備え、テープ状竹10を縦線テープ状竹11と横線テープ状竹に区分し、少なくとも1個の縦線テープ状竹11と少なくとも1個の横線テープ状竹12を相互に交差させて重ね編織し、編織竹ござ板1’を構成し、編織竹ござ板1’は、必要な厚みに達するまで相互に重ねて、編織竹ござスタッキング板1を構成し、縦線テープ状竹11をくっつけた後、くっつけた横線テープ状竹12と直接重ねて、スタッキング竹ござ板3を構成し、最上層の編織竹ござ板1’或はスタッキング竹ござ板3上には、接着剤により一層の滑り止め板2を接着し、プレスPを通して、滑り止め板2表面には編織竹ござ板1’或いはスタッキング竹ござ板3上のラインを浮き上がらせ、マッサージ用凹凸模様を生じる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は緩衝板に関し、特にテープ状竹を縦横に交差させ重ねて編織し構成する編織竹ござ板、或いはくっつけて一緒にした縦線テープ状竹上に、くっつけて一緒にした横線テープ状竹を重ねて構成するスタッキング竹ござ板、或いは編織竹ござ板とスタッキング竹ござ板を相互に重ね、最上層に一層の滑り止め板を接着し、プレスを経た後は、滑り止め板表層には、ラインに沿ってマッサージ用の凹凸模様を生じ、これをランニングマシーンの緩衝板とすることで、緩衝作用を向上させ、足裏マッサージの効果をも達成するランニングマシーン緩衝板に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、ランニングマシーンは、緩衝板をランニングベルト下方の支えとしている。
しかし、ランニング時には、ステップが緩衝板に与える力は極めて大きく、緩衝弾力がなければ、ランニング者にとっては非常に不快である。
【0003】
よって、緩衝板下方に、クッションの他にさらに緩衝装置を設置し、しかも緩衝板上には一層の発泡層を塗布する。
【0004】
しかも、発泡層上にはさらに一層の織布層を粘着し、ランニングループベルトがスムーズに転動可能とし、同時に緩衝効果を備え、使用者に快適性を提供する。
【0005】
しかし、既存のランニングマシーンでは、緩衝後の回復効果が不良で、しかも柔軟性が十分でないためステップによる変形量が小さく、ランニング時に、足の関節に故障を来たし易い。
【0006】
すなわち、既存のランニングマシーンの緩衝板は、硬質材料により製造され、柔軟性に関しては、その上に設置する弾性材料にのみ依存し、四隅のクッションも不十分であるため、多くは緩衝装置により緩衝効果を補助している。
【0007】
そのため、構造が複雑にならざるを得ず、コストも押し上げている。
本発明は、従来のランニングマシーン緩衝板の上記した欠点に鑑みてなされたものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明が解決しようとする第一の課題は、少なくとも1個のテープ状竹を応用し、縦線と横線とをそれぞれ相互に重ねて編織し、編織竹ござ板を構成し、その上にはさらに一層の滑り止め板を接着してランニングマシーンのランニングベルトの緩衝板とするランニングマシーン緩衝板を提供することである。
【0009】
本発明が解決しようとする第二の課題は、少なくとも1個のテープ状竹を応用し、それぞれくっつけて一緒にした縦線テープ状竹上に、くっつけて一緒にした横線テープ状竹を重ねて構成するスタッキング竹ござ板の上に、さらに一層の滑り止め板を接着し、ランニングマシーンのランニングベルトの緩衝板とするランニングマシーン緩衝板を提供することである。
【0010】
本発明が解決しようとする第三の課題は、編織竹ござ板とスタッキング竹ござ板を相互に重ね、さらに一層の滑り止め板を接着し、ランニングマシーンのランニングベルトの緩衝板とするランニングマシーン緩衝板を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するため、本発明は下記のランニングマシーン緩衝板を提供する。
ランニングマシーン緩衝板は、編織竹ござ板、スタッキング竹ござ板を備え、
該編織竹ござ板は、必要に応じて2個以上の編織竹ござ板を重ねることができ、編織竹ござスタッキング板を構成し、緩衝板の強度を強化し、
該スタッキング竹ござ板は、必要に応じて2個以上のスタッキング竹ござ板を重ねることができ、スタッキング竹ござ重ね板を構成し、緩衝板の強度を強化するものである。
【0012】
ランニングマシーン緩衝板は、ランニングマシーンのランニングベルト下方に設置し、ランニングベルトの緩衝板とし、
テープ状竹を縦線テープ状竹と横線テープ状竹に区分し、該縦線テープ状竹と該横線テープ状竹を相互に交差させ重ねて編織し編織竹ござ板を構成し、該竹ござ板上には、滑り止め板を接着し、緩衝板を形成するものである。
【0013】
ランニングマシーン緩衝板は、ランニングマシーンのランニングベルト下方に設置し、ランニングベルトの緩衝板とし、
テープ状竹を縦線テープ状竹と横線テープ状竹に区分し、くっつけて一緒にした縦線テープ状竹にくっつけて一緒にした横線テープ状竹を重ねて、スタッキング竹ござ板を構成し、該スタッキング竹ござ板上には、滑り止め板を接着し、緩衝板を形成するものである。
【0014】
ランニングマシーン緩衝板は、ランニングマシーンのランニングベルト下方に設置し、ランニングベルトの緩衝板とし、
テープ状竹を縦線テープ状竹と横線テープ状竹に区分し、縦線テープ状竹と横線テープ状竹を相互に交差させ重ねて編織し編織竹ござ板を構成し、スタッキング竹ござ板上に接着し、
該スタッキング竹ござ板は、該テープ状竹を縦線テープ状竹と横線テープ状竹に区分し、該縦線テープ状竹をくっつけ、該横線テープ状竹もくっつけて、それと直接重ねて構成し、その上には編織竹ござ板を接着し、
該滑り止め板は、該編織竹ござ板に接着し、緩衝板を形成し、するものである。
【0015】
実施時には、該竹ござ板が使用する交差させ重ねて編織する縦線テープ状竹と横線テープ状竹の数量は、積載重量と面積に応じて決めることが好ましい。
【0016】
実施時には、該編織竹ござ板は、縦線テープ状竹に横線テープ状竹を交差させて重ね、編織して構成することが好ましい。
【0017】
実施時には、該編織竹ござ板は、2本の縦線テープ状竹に2本の横線テープ状竹を交差させて重ね、編織して構成することが好ましい。
【0018】
実施時には、該編織竹ござ板は、3本の縦線テープ状竹に3本の横線テープ状竹を交差させて重ね、編織して構成することが好ましい。
【0019】
実施時には、該編織竹ござ板は、少なくとも一層以上の編織竹ござ板を重ねて、編織竹ござスタッキング板を構成することが好ましい。
【0020】
実施時には、該スタッキング竹ござ板は、該くっつけて一緒にした縦線テープ状竹上に、くっつけて一緒にした横線テープ状竹を重ねて、スタッキング竹ござ板を構成することが好ましい。
【0021】
該スタッキング竹ござ板は、少なくとも一層の以上のスタッキング竹ござ板を重ねて、スタッキング竹ござ重ね板を構成することが好ましい。
【0022】
該編織竹ござ板とスタッキング竹ござ板を相互に重ね、さらに一層の滑り止め板を接着することが好ましい。
【0023】
該緩衝板は滑り止め板に対するプレスを経て、滑り止め板表層には、編織竹ござ板或いはスタッキング竹ござ板のラインに従い、マッサージ用凹凸模様を生じることが好ましい。
【0024】
公知の技術と比較すると、本発明ランニングマシーン緩衝板は、編織竹ござ板或いはスタッキング竹ござ板或いは両者を相互に重ね、さらに一層の滑り止め板を接着し、ランニングマシーンの緩衝板とし、緩衝作用を向上させ、足裏マッサージの効果をも達成することができる。
【発明の効果】
【0025】
本発明ランニングマシーン緩衝板は、滑り止め板表層にラインに沿ってマッサージ用の凹凸模様を生じ、これをランニングマシーンの緩衝板とすることで、緩衝作用を向上させ、足裏マッサージの効果をも達成する。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明第一実施例が構成する編織竹ござ板の立体分解図である。
【図2】本発明第二実施例が構成する編織竹ござ板の立体分解図である。
【図3】本発明第三実施例が構成する編織竹ござ板の立体分解図である。
【図4】本発明の少なくとも一層の編織竹ござ板を重ねて接着し構成する編織竹ござスタッキング板の模式図である。
【図5】本発明の編織竹ござ板を重ねて構成する緩衝板の組合せ断面模式図である。
【図6】本発明の少なくとも一層の編織竹ござ板を重ねて構成する緩衝板の組合せ断面模式図である。
【図7】本発明の別種の実施例が構成するスタッキング竹ござ板の立体分解図である。
【図8】本発明の少なくとも一層のスタッキング竹ござ板を重ねて構成する緩衝板の模式図である。
【図9】本発明の少なくとも一層のスタッキング竹ござ板と少なくとも一層の編織竹ござ板を重ねて構成する緩衝板の模式図である。
【図10】本発明の少なくとも一層のスタッキング竹ござ板と少なくとも一層の編織竹ござ板を重ねて構成する緩衝板の組合せ断面模式図である。
【図11】本発明をランニングマシーンに応用する様子を示す外観図である。
【図12】本発明のさらに別種の実施例の組合せ断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下に図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
【実施例】
【0028】
図1、図2、図3に示すように、本発明ランニングマシーン緩衝板は、テープ状竹10を応用し、少なくとも1個の縦線テープ状竹11と少なくとも1個の横線テープ状竹12により、相互に交差させて重ねて編織することで、図1、図2、図3に示す竹ござ板1’、1”、1”’を構成する。
【0029】
竹ござ板1’、1”、1”’上には、滑り止め板2を接着し、緩衝板4(図5及び図6参照)を形成する。
【0030】
竹ござ板1’、1”、1”’自身は、弾性と極めて優れた快速回復特性を備えるため、図11に示す通り、ランニングマシーン5のランニングベルト51の緩衝板4とすることで、ランニングの快適性を向上させることができる。
【0031】
図1、図2、図3に示すように、縦線テープ状竹11と横線テープ状竹12の編織数は、積載重量レベルと必要な緩衝効果に応じて決定する。
【0032】
図1に示すように、第一実施例の竹ござ板1’は、縦線テープ状竹11に横線テープ状竹12を交差させて重ね、編織して構成する。
【0033】
図2に示すように、第二実施例の編織竹ござ板1”は、2本の縦線テープ状竹11に2本の横線テープ状竹12を交差させて重ね、編織して構成する。
【0034】
図3に示すように、第三実施例の編織竹ござ板1’”は、3本の縦線テープ状竹11に3本の横線テープ状竹12を交差させて重ね、編織して構成する。
【0035】
必要な緩衝効果を達成するため、上記したように、縦線テープ状竹11と横線テープ状竹12を交差させて重ねる数は、自由に決めることができる。
【0036】
また、上記したどの形態により構成する編織竹ござ板1’、1”、1”’もすべて編織竹ござ板1と総称し、上記した少なくとも1個の縦線テープ状竹11と少なくとも1個の横線テープ状竹12の交差編織は、そのステップの衝撃力を分散することができ、バランスのとれた緩衝効果を達成することができる。
【0037】
図4、図5、及び図6に示すように、上記した実施例に基づき、編織竹ござ板1’、1”、1’”は、必要な厚みと強度に基づき、少なくとも一層以上の編織竹ござ板1’、1”、1’”を重ねて、編織竹ござスタッキング板1(図4、図5参照)を構成し、さらにその上に滑り止め板2を接着し、緩衝板4、4’を強化し、しかもその弾性を維持することができる。
【0038】
図5及び図6に示すように、第二実施例中の緩衝板4’は、編織竹ござ板1’、1”、1’”或いは編織竹ござスタッキング板1の上に滑り止め板2を接着して構成する。
【0039】
図7及び図8に示すように、テープ状竹10を縦線テープ状竹11と横線テープ状竹12に区分し、くっつけて一緒にした縦線テープ状竹11にくっつけて一緒にした横線テープ状竹12を重ねて、スタッキング竹ござ板3を構成する。
【0040】
スタッキング竹ござ板上には、滑り止め板2を接着し、緩衝板4”を形成する。
【0041】
図7に示すように、くっつけて一緒にした縦線テープ状竹11にくっつけて一緒にした横線テープ状竹12を重ねて、スタッキング竹ござ板3を構成する。
【0042】
図8に示すように、少なくとも一層の以上のスタッキング竹ござ板3を重ねて、スタッキング竹ござ重ね板31を構成する。
【0043】
図9及び図10に示すように、少なくとも一層の編織竹ござ板1’、1”、1’”と少なくとも一層のスタッキング竹ござ板3を相互に重ねて、さらに一層の滑り止め板2を接着し、緩衝板4’”を形成する。
【0044】
図8、図9、図10に示すように、緩衝板4、4’、4”、4’”は滑り止め板2に対するプレスPを経て、滑り止め板2表層には、編織竹ござ板1’、1”、1’”或いはスタッキング竹ござ板3のラインに従い、陥没し、マッサージ用の凹凸模様を形成する。これをランニングマシーンの緩衝板とする。
【0045】
図11及び図12に示すように、緩衝板4、4’、4”、4’”は、ランニングマシーン5のランニングベルト51下方に設置し、編織竹ござ板1’、1”、1”’或いは竹ござスタッキング板1或いはスタッキング竹ござ板3或いはスタッキング竹ござ重ね板31を、周辺に設置する数個のクッション41上に跨いで設置し、極めて優れた弾性を生じ、緩衝効果を発揮可能である。
【0046】
これにより、ランニングベルト51を踏み込む際に、快適性を提供し、さらにマッサージ用凹凸模様を応用し、足裏マッサージ作用を提供する。
【0047】
上記の本発明名称と内容は、本発明技術内容の説明に用いたのみで、本発明を限定するものではない。本発明の精神に基づく等価応用或いは部品(構造)の転換、置換、数量の増減はすべて、本発明の保護範囲に含むものとする。
【産業上の利用可能性】
【0048】
本発明は特許請求の要件である新規性を備え、従来の同類製品に比べ十分な進歩を有し、実用性が高く、社会のニーズに合致しており、産業上の利用価値は非常に大きい。
【符号の説明】
【0049】
1・・・編織竹ござスタッキング板 1’・・・シングル縦横編織竹ござ板
1”・・・ダブル縦横編織竹ござ板 1”’・・・トリプル縦横編織竹ござ板
2・・・滑り止め板 3・・・スタッキング竹ござ板 4、4’、4”、4’”・・・緩衝板
5・・・ランニングマシーン 10・・・テープ状竹 11・・・縦線テープ状竹
12・・・横線テープ状竹 31・・・スタッキング竹ござ重ね板
41・・・クッション 51・・・ランニングベルト P・・・プレス
【技術分野】
【0001】
本発明は緩衝板に関し、特にテープ状竹を縦横に交差させ重ねて編織し構成する編織竹ござ板、或いはくっつけて一緒にした縦線テープ状竹上に、くっつけて一緒にした横線テープ状竹を重ねて構成するスタッキング竹ござ板、或いは編織竹ござ板とスタッキング竹ござ板を相互に重ね、最上層に一層の滑り止め板を接着し、プレスを経た後は、滑り止め板表層には、ラインに沿ってマッサージ用の凹凸模様を生じ、これをランニングマシーンの緩衝板とすることで、緩衝作用を向上させ、足裏マッサージの効果をも達成するランニングマシーン緩衝板に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、ランニングマシーンは、緩衝板をランニングベルト下方の支えとしている。
しかし、ランニング時には、ステップが緩衝板に与える力は極めて大きく、緩衝弾力がなければ、ランニング者にとっては非常に不快である。
【0003】
よって、緩衝板下方に、クッションの他にさらに緩衝装置を設置し、しかも緩衝板上には一層の発泡層を塗布する。
【0004】
しかも、発泡層上にはさらに一層の織布層を粘着し、ランニングループベルトがスムーズに転動可能とし、同時に緩衝効果を備え、使用者に快適性を提供する。
【0005】
しかし、既存のランニングマシーンでは、緩衝後の回復効果が不良で、しかも柔軟性が十分でないためステップによる変形量が小さく、ランニング時に、足の関節に故障を来たし易い。
【0006】
すなわち、既存のランニングマシーンの緩衝板は、硬質材料により製造され、柔軟性に関しては、その上に設置する弾性材料にのみ依存し、四隅のクッションも不十分であるため、多くは緩衝装置により緩衝効果を補助している。
【0007】
そのため、構造が複雑にならざるを得ず、コストも押し上げている。
本発明は、従来のランニングマシーン緩衝板の上記した欠点に鑑みてなされたものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明が解決しようとする第一の課題は、少なくとも1個のテープ状竹を応用し、縦線と横線とをそれぞれ相互に重ねて編織し、編織竹ござ板を構成し、その上にはさらに一層の滑り止め板を接着してランニングマシーンのランニングベルトの緩衝板とするランニングマシーン緩衝板を提供することである。
【0009】
本発明が解決しようとする第二の課題は、少なくとも1個のテープ状竹を応用し、それぞれくっつけて一緒にした縦線テープ状竹上に、くっつけて一緒にした横線テープ状竹を重ねて構成するスタッキング竹ござ板の上に、さらに一層の滑り止め板を接着し、ランニングマシーンのランニングベルトの緩衝板とするランニングマシーン緩衝板を提供することである。
【0010】
本発明が解決しようとする第三の課題は、編織竹ござ板とスタッキング竹ござ板を相互に重ね、さらに一層の滑り止め板を接着し、ランニングマシーンのランニングベルトの緩衝板とするランニングマシーン緩衝板を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するため、本発明は下記のランニングマシーン緩衝板を提供する。
ランニングマシーン緩衝板は、編織竹ござ板、スタッキング竹ござ板を備え、
該編織竹ござ板は、必要に応じて2個以上の編織竹ござ板を重ねることができ、編織竹ござスタッキング板を構成し、緩衝板の強度を強化し、
該スタッキング竹ござ板は、必要に応じて2個以上のスタッキング竹ござ板を重ねることができ、スタッキング竹ござ重ね板を構成し、緩衝板の強度を強化するものである。
【0012】
ランニングマシーン緩衝板は、ランニングマシーンのランニングベルト下方に設置し、ランニングベルトの緩衝板とし、
テープ状竹を縦線テープ状竹と横線テープ状竹に区分し、該縦線テープ状竹と該横線テープ状竹を相互に交差させ重ねて編織し編織竹ござ板を構成し、該竹ござ板上には、滑り止め板を接着し、緩衝板を形成するものである。
【0013】
ランニングマシーン緩衝板は、ランニングマシーンのランニングベルト下方に設置し、ランニングベルトの緩衝板とし、
テープ状竹を縦線テープ状竹と横線テープ状竹に区分し、くっつけて一緒にした縦線テープ状竹にくっつけて一緒にした横線テープ状竹を重ねて、スタッキング竹ござ板を構成し、該スタッキング竹ござ板上には、滑り止め板を接着し、緩衝板を形成するものである。
【0014】
ランニングマシーン緩衝板は、ランニングマシーンのランニングベルト下方に設置し、ランニングベルトの緩衝板とし、
テープ状竹を縦線テープ状竹と横線テープ状竹に区分し、縦線テープ状竹と横線テープ状竹を相互に交差させ重ねて編織し編織竹ござ板を構成し、スタッキング竹ござ板上に接着し、
該スタッキング竹ござ板は、該テープ状竹を縦線テープ状竹と横線テープ状竹に区分し、該縦線テープ状竹をくっつけ、該横線テープ状竹もくっつけて、それと直接重ねて構成し、その上には編織竹ござ板を接着し、
該滑り止め板は、該編織竹ござ板に接着し、緩衝板を形成し、するものである。
【0015】
実施時には、該竹ござ板が使用する交差させ重ねて編織する縦線テープ状竹と横線テープ状竹の数量は、積載重量と面積に応じて決めることが好ましい。
【0016】
実施時には、該編織竹ござ板は、縦線テープ状竹に横線テープ状竹を交差させて重ね、編織して構成することが好ましい。
【0017】
実施時には、該編織竹ござ板は、2本の縦線テープ状竹に2本の横線テープ状竹を交差させて重ね、編織して構成することが好ましい。
【0018】
実施時には、該編織竹ござ板は、3本の縦線テープ状竹に3本の横線テープ状竹を交差させて重ね、編織して構成することが好ましい。
【0019】
実施時には、該編織竹ござ板は、少なくとも一層以上の編織竹ござ板を重ねて、編織竹ござスタッキング板を構成することが好ましい。
【0020】
実施時には、該スタッキング竹ござ板は、該くっつけて一緒にした縦線テープ状竹上に、くっつけて一緒にした横線テープ状竹を重ねて、スタッキング竹ござ板を構成することが好ましい。
【0021】
該スタッキング竹ござ板は、少なくとも一層の以上のスタッキング竹ござ板を重ねて、スタッキング竹ござ重ね板を構成することが好ましい。
【0022】
該編織竹ござ板とスタッキング竹ござ板を相互に重ね、さらに一層の滑り止め板を接着することが好ましい。
【0023】
該緩衝板は滑り止め板に対するプレスを経て、滑り止め板表層には、編織竹ござ板或いはスタッキング竹ござ板のラインに従い、マッサージ用凹凸模様を生じることが好ましい。
【0024】
公知の技術と比較すると、本発明ランニングマシーン緩衝板は、編織竹ござ板或いはスタッキング竹ござ板或いは両者を相互に重ね、さらに一層の滑り止め板を接着し、ランニングマシーンの緩衝板とし、緩衝作用を向上させ、足裏マッサージの効果をも達成することができる。
【発明の効果】
【0025】
本発明ランニングマシーン緩衝板は、滑り止め板表層にラインに沿ってマッサージ用の凹凸模様を生じ、これをランニングマシーンの緩衝板とすることで、緩衝作用を向上させ、足裏マッサージの効果をも達成する。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明第一実施例が構成する編織竹ござ板の立体分解図である。
【図2】本発明第二実施例が構成する編織竹ござ板の立体分解図である。
【図3】本発明第三実施例が構成する編織竹ござ板の立体分解図である。
【図4】本発明の少なくとも一層の編織竹ござ板を重ねて接着し構成する編織竹ござスタッキング板の模式図である。
【図5】本発明の編織竹ござ板を重ねて構成する緩衝板の組合せ断面模式図である。
【図6】本発明の少なくとも一層の編織竹ござ板を重ねて構成する緩衝板の組合せ断面模式図である。
【図7】本発明の別種の実施例が構成するスタッキング竹ござ板の立体分解図である。
【図8】本発明の少なくとも一層のスタッキング竹ござ板を重ねて構成する緩衝板の模式図である。
【図9】本発明の少なくとも一層のスタッキング竹ござ板と少なくとも一層の編織竹ござ板を重ねて構成する緩衝板の模式図である。
【図10】本発明の少なくとも一層のスタッキング竹ござ板と少なくとも一層の編織竹ござ板を重ねて構成する緩衝板の組合せ断面模式図である。
【図11】本発明をランニングマシーンに応用する様子を示す外観図である。
【図12】本発明のさらに別種の実施例の組合せ断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下に図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
【実施例】
【0028】
図1、図2、図3に示すように、本発明ランニングマシーン緩衝板は、テープ状竹10を応用し、少なくとも1個の縦線テープ状竹11と少なくとも1個の横線テープ状竹12により、相互に交差させて重ねて編織することで、図1、図2、図3に示す竹ござ板1’、1”、1”’を構成する。
【0029】
竹ござ板1’、1”、1”’上には、滑り止め板2を接着し、緩衝板4(図5及び図6参照)を形成する。
【0030】
竹ござ板1’、1”、1”’自身は、弾性と極めて優れた快速回復特性を備えるため、図11に示す通り、ランニングマシーン5のランニングベルト51の緩衝板4とすることで、ランニングの快適性を向上させることができる。
【0031】
図1、図2、図3に示すように、縦線テープ状竹11と横線テープ状竹12の編織数は、積載重量レベルと必要な緩衝効果に応じて決定する。
【0032】
図1に示すように、第一実施例の竹ござ板1’は、縦線テープ状竹11に横線テープ状竹12を交差させて重ね、編織して構成する。
【0033】
図2に示すように、第二実施例の編織竹ござ板1”は、2本の縦線テープ状竹11に2本の横線テープ状竹12を交差させて重ね、編織して構成する。
【0034】
図3に示すように、第三実施例の編織竹ござ板1’”は、3本の縦線テープ状竹11に3本の横線テープ状竹12を交差させて重ね、編織して構成する。
【0035】
必要な緩衝効果を達成するため、上記したように、縦線テープ状竹11と横線テープ状竹12を交差させて重ねる数は、自由に決めることができる。
【0036】
また、上記したどの形態により構成する編織竹ござ板1’、1”、1”’もすべて編織竹ござ板1と総称し、上記した少なくとも1個の縦線テープ状竹11と少なくとも1個の横線テープ状竹12の交差編織は、そのステップの衝撃力を分散することができ、バランスのとれた緩衝効果を達成することができる。
【0037】
図4、図5、及び図6に示すように、上記した実施例に基づき、編織竹ござ板1’、1”、1’”は、必要な厚みと強度に基づき、少なくとも一層以上の編織竹ござ板1’、1”、1’”を重ねて、編織竹ござスタッキング板1(図4、図5参照)を構成し、さらにその上に滑り止め板2を接着し、緩衝板4、4’を強化し、しかもその弾性を維持することができる。
【0038】
図5及び図6に示すように、第二実施例中の緩衝板4’は、編織竹ござ板1’、1”、1’”或いは編織竹ござスタッキング板1の上に滑り止め板2を接着して構成する。
【0039】
図7及び図8に示すように、テープ状竹10を縦線テープ状竹11と横線テープ状竹12に区分し、くっつけて一緒にした縦線テープ状竹11にくっつけて一緒にした横線テープ状竹12を重ねて、スタッキング竹ござ板3を構成する。
【0040】
スタッキング竹ござ板上には、滑り止め板2を接着し、緩衝板4”を形成する。
【0041】
図7に示すように、くっつけて一緒にした縦線テープ状竹11にくっつけて一緒にした横線テープ状竹12を重ねて、スタッキング竹ござ板3を構成する。
【0042】
図8に示すように、少なくとも一層の以上のスタッキング竹ござ板3を重ねて、スタッキング竹ござ重ね板31を構成する。
【0043】
図9及び図10に示すように、少なくとも一層の編織竹ござ板1’、1”、1’”と少なくとも一層のスタッキング竹ござ板3を相互に重ねて、さらに一層の滑り止め板2を接着し、緩衝板4’”を形成する。
【0044】
図8、図9、図10に示すように、緩衝板4、4’、4”、4’”は滑り止め板2に対するプレスPを経て、滑り止め板2表層には、編織竹ござ板1’、1”、1’”或いはスタッキング竹ござ板3のラインに従い、陥没し、マッサージ用の凹凸模様を形成する。これをランニングマシーンの緩衝板とする。
【0045】
図11及び図12に示すように、緩衝板4、4’、4”、4’”は、ランニングマシーン5のランニングベルト51下方に設置し、編織竹ござ板1’、1”、1”’或いは竹ござスタッキング板1或いはスタッキング竹ござ板3或いはスタッキング竹ござ重ね板31を、周辺に設置する数個のクッション41上に跨いで設置し、極めて優れた弾性を生じ、緩衝効果を発揮可能である。
【0046】
これにより、ランニングベルト51を踏み込む際に、快適性を提供し、さらにマッサージ用凹凸模様を応用し、足裏マッサージ作用を提供する。
【0047】
上記の本発明名称と内容は、本発明技術内容の説明に用いたのみで、本発明を限定するものではない。本発明の精神に基づく等価応用或いは部品(構造)の転換、置換、数量の増減はすべて、本発明の保護範囲に含むものとする。
【産業上の利用可能性】
【0048】
本発明は特許請求の要件である新規性を備え、従来の同類製品に比べ十分な進歩を有し、実用性が高く、社会のニーズに合致しており、産業上の利用価値は非常に大きい。
【符号の説明】
【0049】
1・・・編織竹ござスタッキング板 1’・・・シングル縦横編織竹ござ板
1”・・・ダブル縦横編織竹ござ板 1”’・・・トリプル縦横編織竹ござ板
2・・・滑り止め板 3・・・スタッキング竹ござ板 4、4’、4”、4’”・・・緩衝板
5・・・ランニングマシーン 10・・・テープ状竹 11・・・縦線テープ状竹
12・・・横線テープ状竹 31・・・スタッキング竹ござ重ね板
41・・・クッション 51・・・ランニングベルト P・・・プレス
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ランニングマシーン緩衝板は、ランニングマシーンのランニングベルト下方に設置し、ランニングベルトの緩衝板とし、
テープ状竹を縦線テープ状竹と横線テープ状竹に区分し、前記縦線テープ状竹と前記横線テープ状竹を相互に交差させ重ねて編織し編織竹ござ板を構成し、前記編織竹ござ板上には、滑り止め板を接着し、緩衝板を形成することを特徴とするランニングマシーン緩衝板。
【請求項2】
ランニングマシーン緩衝板は、ランニングマシーンのランニングベルト下方に設置し、ランニングベルトの緩衝板とし、
テープ状竹を縦線テープ状竹と横線テープ状竹に区分し、前記縦線テープ状竹をくっつけ、くっつけた横線テープ状竹と直接相互に重ねて、スタッキング竹ござ板を構成し、前記スタッキング竹ござ板上には、滑り止め板を接着し、緩衝板を形成することを特徴とするランニングマシーン緩衝板。
【請求項3】
ランニングマシーン緩衝板は、ランニングマシーンのランニングベルト下方に設置し、ランニングベルトの緩衝板とし、
テープ状竹を縦線テープ状竹と横線テープ状竹に区分し、前記縦線テープ状竹と前記横線テープ状竹を相互に交差させ重ねて編織し、編織竹ござ板を構成し、スタッキング竹ござ板上に接着し、
前記スタッキング竹ござ板は、前記テープ状竹を縦線テープ状竹と横線テープ状竹に区分し、前記縦線テープ状竹をくっつけ、前記横線テープ状竹もくっつけて、それと直接重ねて構成し、その上には編織竹ござ板を接着し、
滑り止め板は、前記編織竹ござ板に接着し、緩衝板を形成することを特徴とするランニングマシーン緩衝板。
【請求項4】
前記編織竹ござ板は、縦線テープ状竹に横線テープ状竹を交差させて重ね、編織して構成することを特徴とする請求項1或いは3に記載のランニングマシーン緩衝板。
【請求項5】
前記編織竹ござ板は、2本の縦線テープ状竹に2本の横線テープ状竹を交差させて重ね、編織して構成することを特徴とする請求項1或いは3に記載のランニングマシーン緩衝板。
【請求項6】
前記編織竹ござ板は、3本の縦線テープ状竹に3本の横線テープ状竹を交差させて重ね、編織して構成することを特徴とする請求項1或いは3に記載のランニングマシーン緩衝板。
【請求項7】
前記編織竹ござ板は、少なくとも一層以上の編織竹ござ板を重ねて、編織竹ござスタッキング板を構成することを特徴とする請求項1に記載のランニングマシーン緩衝板。
【請求項8】
前記スタッキング竹ござ板は、少なくとも一層以上を重ねて、スタッキング竹ござ重ね板を構成することを特徴とする請求項2或いは3に記載のランニングマシーン緩衝板。
【請求項1】
ランニングマシーン緩衝板は、ランニングマシーンのランニングベルト下方に設置し、ランニングベルトの緩衝板とし、
テープ状竹を縦線テープ状竹と横線テープ状竹に区分し、前記縦線テープ状竹と前記横線テープ状竹を相互に交差させ重ねて編織し編織竹ござ板を構成し、前記編織竹ござ板上には、滑り止め板を接着し、緩衝板を形成することを特徴とするランニングマシーン緩衝板。
【請求項2】
ランニングマシーン緩衝板は、ランニングマシーンのランニングベルト下方に設置し、ランニングベルトの緩衝板とし、
テープ状竹を縦線テープ状竹と横線テープ状竹に区分し、前記縦線テープ状竹をくっつけ、くっつけた横線テープ状竹と直接相互に重ねて、スタッキング竹ござ板を構成し、前記スタッキング竹ござ板上には、滑り止め板を接着し、緩衝板を形成することを特徴とするランニングマシーン緩衝板。
【請求項3】
ランニングマシーン緩衝板は、ランニングマシーンのランニングベルト下方に設置し、ランニングベルトの緩衝板とし、
テープ状竹を縦線テープ状竹と横線テープ状竹に区分し、前記縦線テープ状竹と前記横線テープ状竹を相互に交差させ重ねて編織し、編織竹ござ板を構成し、スタッキング竹ござ板上に接着し、
前記スタッキング竹ござ板は、前記テープ状竹を縦線テープ状竹と横線テープ状竹に区分し、前記縦線テープ状竹をくっつけ、前記横線テープ状竹もくっつけて、それと直接重ねて構成し、その上には編織竹ござ板を接着し、
滑り止め板は、前記編織竹ござ板に接着し、緩衝板を形成することを特徴とするランニングマシーン緩衝板。
【請求項4】
前記編織竹ござ板は、縦線テープ状竹に横線テープ状竹を交差させて重ね、編織して構成することを特徴とする請求項1或いは3に記載のランニングマシーン緩衝板。
【請求項5】
前記編織竹ござ板は、2本の縦線テープ状竹に2本の横線テープ状竹を交差させて重ね、編織して構成することを特徴とする請求項1或いは3に記載のランニングマシーン緩衝板。
【請求項6】
前記編織竹ござ板は、3本の縦線テープ状竹に3本の横線テープ状竹を交差させて重ね、編織して構成することを特徴とする請求項1或いは3に記載のランニングマシーン緩衝板。
【請求項7】
前記編織竹ござ板は、少なくとも一層以上の編織竹ござ板を重ねて、編織竹ござスタッキング板を構成することを特徴とする請求項1に記載のランニングマシーン緩衝板。
【請求項8】
前記スタッキング竹ござ板は、少なくとも一層以上を重ねて、スタッキング竹ござ重ね板を構成することを特徴とする請求項2或いは3に記載のランニングマシーン緩衝板。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【公開番号】特開2011−217971(P2011−217971A)
【公開日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−90830(P2010−90830)
【出願日】平成22年4月9日(2010.4.9)
【出願人】(595081851)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年4月9日(2010.4.9)
【出願人】(595081851)
【Fターム(参考)】
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