説明

ロールペーパーリサイクル巻取機

【課題】
一流ホテル、旅館の宿泊施設等の毎日の客室、バス、トイレの清掃後にトイレのロールペーパーは新しい物に交換する、回収された中途半端に使用されるロールペーパーは充分に使用できる物を継ぎ合わせ規格寸法にロールペーパーリサイクル再生させる技術を提供する。
【解決手段】
中途半端なロールペーパーの残量の大小の巻数にもよるが複数個継ぎ合わせ規格寸法に作り出すロールペーパーリサイクル巻取機は巻取作業簡素化の為に開閉扉を開きロールペーパー横入れ装着方法に段違いの2個の半円ホルダー及び半円ホルダーゲージとその側面に規格寸法巻取自動停止装置を設置する又上下中央部分に糊付作業台を装着するロールペーパーリサイクル再生方法及び巻取機に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高級ホテル側では宿泊客のチェックアウトされた後ルームサービス係が客室、バス、トイレの清掃に備品交換、補充、トイレのロールペーパーの新しい物との交換され回収される中途半端に使用されたロールペーパーはそのホテルの客室の数に相当するロールペーパーが毎日一つの大型ホテルでは数千個単位に廃棄処分されている又、充分に使用できる中途半端なロールペーパーを複数個継ぎ合わせ新品同形状の規格寸法にリサイクル用に再生できる装置の提供である。
【背景技術】
【0002】
日本一の3679の客室数を誇る東京、品川プリンスホテル始め大小の高級ホテルは8800が存在する、ホテル側では宿泊客がチェックアウトされた後に客室、バス、トイレの清掃に備品交換補充、さらにトイレのロールペーパー等使用され多少巻数が減ったロールペーパーは全て新しい物に交換される、交換で回収されたロールペーパーの一部は従業員トイレ等で消費されるが、一つの高級ホテルの一例をみて宿泊客室の同様前後の毎日数千単位の膨大なロールペーパーが廃棄処分されている、その多くは充分に使用できるロールペーパーが多いと言う、ホテル以外に高級旅館、温泉や観光地の旅館等の宿泊施設を含めると数十万の宿泊建数になる、高級ホテル同様に旅館も同様の悩みを抱えている、そこで大量に回収された中途半端な再生可能な資源のロールペーパーどうしを糊で接着継ぎ合わせ一方に巻取る規格寸法の大きさまで再生、リサイクルとロールペーパーで最後まで使い切る装置を提供しようとするものである。
【0003】
しかし、これまでの〔特許文献1〕特開平6−127759号公報のロールペーパー再生方法及び同再生装置によると、半端に使用されたトイレットペーパーを複数個原料として新品規格寸法に適合するロールペーパーに再生する技術の説明には、半端に使用されたロールペーパーの芯筒に巻出軸を入れ、又一方の巻取軸にもロールペーパー芯筒を入れる、ロールペーパーの端どうしを糊で接着し再生装置の溝孔状軸受部分のそれぞれに上から接着しモーター又はハンドルで回転させ半端なロールペーパーは巻取外周直径11.5cmの規格寸法になったらトイレットペーパーを切り離しロールペーパー再生の完成となる。
【0004】
【特許文献1】特開平6−127759号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、本来技術のロールペーパー再生方法および同再生装置によれば半端なロール芯筒に巻出軸を入れる、又一方のロールペーパーに巻取軸を入れる再生装置の外でロールペーパーの両方の端を糊で接着後にそれぞれの巻出軸、巻取軸を再生装置の構孔状軸受にロールペーパーを両手で持ち上げ設置する方法や又外部での糊付け作業では時間がかかる等不都合が多い、又ロールペーパーを巻取り規格寸法外形が11.5cmになったらどのような方法でロールペーパー外径を計り切り離す方法は開示されておらずその示唆もされていない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する方法に、本発明は段違いにロールペーパーを設置する下段の巻出用の半円ホルダーと上段の巻取軸の半円ホルダーゲージはロールペーパーの外形寸法巻取規格寸法形状になっている又、半円ホルダーに規格寸法巻上げ自動停止板と帰正スプリングと安全スイッチが一対の装置である、又段違いの二個の半円ホルダーの中央部分にガード付き回転ローラーの中心は作業台になっている、この作業台はペーパーの端どうしの糊付け作業に又はペーパー切離しカッター台として利用できる、又、相方の半円ホルダーには開閉扉を設置、下段の巻出用半円ホルダー中心部分に多少上下移動する軽量ウェートローラー棒を設置する又、上段の巻取用半円ホルダーゲージの中心に設置する回転巻取駆動細軸の中心部分に突起バネを装着する、この細軸に摩擦ゴム付き巻取棒を装着する、又上部作業台の上に折りたたみ紙押さえを設置する。
【0007】
上記課題を解決する方法に本発明にロールペーパーリサイクル巻取機には中途半端に使用されたロールペーパーを複数個から一個の規格寸法にロールペーパーリサイクル作成方法は段違いの下段の半円ホルダーと上段のホルダーゲージの中央部分に作業台とガード板付き回転ローラーを設置又、下段の半円ホルダー中央部分に軽量ローラーウェート棒を設置そこにロールペーパー芯筒を入れそのペーパーの端は作業台上に折りたたみ紙押さえで押えておく、さらに上段の半円ホルダーゲージの中央部分の摩擦ゴム巻取棒にロールペーパー芯筒を装着しペーパーの端を作業台の上で紙押さえを外したペーパーの端どうしを合せ糊付け装着したロールペーパーの巻取開始に手動ハンドル付き歯車に直結の巻取駆動細軸に装着した摩擦ゴム巻取棒に装着したロールペーパーで巻取る、その時巻出用ロールペーパー芯筒内でローラーウェート棒と下段から上段に巻き上げる一定のテンションをかけることでダボ付き緩みの無い奇麗な巻取を可能にした又ロールペーパーの装着方法は横入装着方法と開閉扉でペーパー側面を押さえる方法でロールペーパー装着方法の簡素化をする又、糊で装着したロールペーパーは最初は糊の接着の剥がれ防止に手動ハンドル付き歯車を静かに巻取る後はモーターで巻き取る半円ホルダーゲージ内のロールペーパーが規格寸法になる時点で規格寸法巻上自動停止装置が作動しロールペーパーリサイクルの規格寸法が出来上がる。
【発明の効果】
【0008】
以上に説明したように、本発明のロールペーパーリサイクル巻取機を用いてロールペーパーリサイクルはパルプ等の原材料、石油燃料の高騰の中において中途半端に使用され回収された大量のロールペーパーはゴミとして廃棄されている大切な現物資源を複数合わせて一つの規格寸法のロールペーパーリサイクルで最後の一巻まで利用する又消毒処理を施すことによりリサイクル再生紙での一般的な利用方法になる、又ゴミの消滅、地球温暖化防止効果にもなります。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
1の外装ケースの上下左右に別れ段違いに設置の巻出用の2の半円ホルダーの4の開閉扉を開き中途半端のロールペーパー芯筒の中心に3のローラーウェート棒に装着開閉板を閉じるがロールペーパー芯筒内部で軽量ローラーウェート棒がロールペーパーが巻取りの時に上下移動で軽くテンションを掛け巻取防止装置である。上段5の半円ホルダーゲージの内部側面に6の規格寸法巻上自動停止装置と連動の7の帰正スプリングと8の安全スイッチは一対の装置である。又中心に装着する9の巻上駆動細軸の中央部分に10の突起バネを取り付けそこに11の摩擦ゴム付き巻取棒を装着する、半円ホルダーの中央上部に12のガード板付き回転ローラーを設置する、この多少広い空間部分が13の作業台で又作業台中央に上下移動する14の折りたたみ紙押しウェートが設置され通常は上部に上げられている。中途半端なロールペーパー芯筒を半円ホルダーゲージの摩擦ゴム付き巻取棒に差し入れるロールペーパーの端は作業台の上で紙押しウェートで押えておくことで両手が使える、又巻出し用半円ホルダーに収納したロールペーパーの端を引き出し作業台の上の紙押しウェートを外して左右のペーパーの端どうしを糊で接着したロールペーパーは19の手動ハンドル付き歯車は巻取駆動細軸と直結してある、又手動ハンドル付き歯車に20の切替レバー付きラチェットは通常逆回転止め装置であるがロールペーパー装着する作業に手動ハンドル付き歯車をフリーに左右回転するに便利である、15のスイッチに16の小型モーターにモーター直結の17の駆動歯車に18の伝達車に噛み合う19の手動ハンドル付き歯車に20のレバー切替ラチェット爪が装着される、又このレバーが切替ラチェット爪は常に一定方向回転の逆転止め装置であるがペーパーの巻取作業上に手動ハンドルで両回転が必要な時が多くある為の装着である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明に係るロールペーパーリサイクル巻取機の一部点線で示す正面図である。
【図2】ロールペーパーリサイクル巻取機を上部から見た所で左右の開閉扉を少し開いた所を示す平面図である。
【図3】ロールペーパーリサイクル巻取機を裏から見た歯車の輪列と半円ホルダーゲージと規格寸法巻上自動停止装置と帰正スプリング及び安全スイッチを示す一部断面図及び裏面図である。
【図4】摩擦ゴム付き巻取棒の平面図である。
【図5】摩擦ゴム付き巻取棒の側面図である。
【符号の説明】
【0011】
1 外装ケース
2 半円ホルダー
3 ローラーウェート棒
4 開閉扉
5 半円ホルダーゲージ
6 規格寸法巻上自動停止装置
7 帰正スプリング
8 安全スイッチ
9 巻取駆動細軸
10 突起バネ
11 摩擦ゴム付き巻取棒
12 ガード板付き回転ローラー
13 作業台
14 紙押えウェート
15 スイッチ
16 小型モーター
17 駆動歯車
18 伝達車
19 手動ハンドル付き歯車
20 レバー切替ラチェット爪


【特許請求の範囲】
【請求項1】
半円ホルダーの中心部分に多少の上下運動する巻き出し用のロールペーパー芯軸にテンションを掛ける装置のウェートローラー棒を設置し、その先端を支える開閉扉の中央部分にも上下移動用縦孔を設ける、又一方の半円ホルダーゲージはロールペーパーの新しい大きさに相当する形状ゲージになっている又その側面部分に規格寸法巻取自動停止装置と帰正スプリングと安全スイッチが一対の装置となる、半円ホルダーゲージの中心部分に巻取駆動細軸の中央に突起バネを有する、そこに摩擦ゴム付き巻取棒を設置する、又上部中央部分にガード付き回転ローラー装置の中心部に糊付け用の作業台を設置する又、中途半端なロールペーパーどうしを接着した巻取時にダホ付いた緩み巻き防止方法に軽量ウェートローラー部分でロールペーパー芯筒に多少のテンションを掛けながらのロールペーパーリサイクル巻取機に関する。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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