説明

三つ折りポケット付きあかすりタオル

【課題】 従来のあかすりタオルでは、背中のくぼみの一番かゆみのある所に当たりが弱すぎてまるでこすれた気がしませんでした。
【解決手段】 あかすりタオル全体の長さの中央部分に、凸凹の形状を裏表両面に持ち少し弾力性のあるゴムでできたマッサ−ジユニットを入れるためのポケットを3個縦に並べて作り、このポケットの中にマッサ−ジユニットを入れたまま三つ折りに重ねると凸凹の形状そのままのふくらみがあかすりタオルの中央部分に出来るので、このふくらみのある部分を背中に当てながらあかすりタオルの両端を持って引っ張りながら上下左右にこすると、とても気持ち良い力具合で背中をこすることが出来るようになります。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自分一人で、背中の手の届かない所まで気持ち良くこすることが出来るようにした、あかすりタオルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のあかすりタオルは、タオルの素材や編み方により、肌ざわりの違いによる変化は付けられました。また、中心部分にスポンジを縫い込んでふくらみをもたせた物や、ネット状の素材のタオル生地をねじってふくらみをもたせた物などもありました。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
以上のような従来のあかすりタオルでは、背中のくぼみの一番かゆみのある所に当たりが弱すぎてまるでこすれた気がしませんでした。
【0004】
本発明は、このような従来のあかすりタオルが有していた問題を解決しようとするものであり、背中のくぼみの一番かゆみのある所にしっかりとタオルが当たり、かつ、ただ当たるだけではなく誰か他の人が背中をこすってくれているような気持ちの良いこすり具合を、自分ひとりで実現出来るようになります。
【0005】
さらに、本発明のタオルの3カ所のポケットに、マッサ−ジユニットを1個入れるか2個入れるか、3個とも入れるかで、背中に当たる力具合を変えることが出来るようになります。
【0006】
それから、本発明のタオルのポケットに、マサ−ジユニットを入れないで使用すればからだ全体をこするボディタオルとして使えるので、このあかすりタオル1本で、背中とからだ全体をこする事が出来るようにする事を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そして、本発明は、上記目的を達成するために、あかすりタオル全体の長さの中央部分に、凸凹の形状を裏表両面に持ち少し弾力性のあるゴムでできたマッサ−ジユニットを入れるためのポケットを作ります。
【0008】
そのためにまず、あかすりタオル本体の中央部分に、あかすり本体の幅でマッサ−ジユニットの長さの1.5倍の布を置き、この布が3等分になる位置であかすり本体に縫い付け、マッサ−ジユニットを出し入れするための入れ口を開けておいて、その他の3辺の布の端をあかすり本体に縫い付けると、マッサ−ジユニットを入れるポケットが3個縦に並んで出来るのでこのポケットの中にマッサ−ジユニットを入れ、三つ折りに重ねて、凸凹の形状そのままのふくらみが、あかすりタオルの中央部分に出来るようにしたものである
【発明の効果】
【0009】
上述したように、あかすりタオルの中央部分に付けた3個のポケットに、マッサ−ジユニットを入れて三つ折りに重ねると、凸凹の形状そのままのふくらみが出来るので、このふくらみのある部分を背中に当ててあかすりタオルの両端を持って、引っ張りながら上下左右にこすると、とても気持ち良い力具合で背中をこすることが出来るようになります。
【0010】
また、マッサ−ジユニットをポケットから取り出して使用すると、普通のあかすりタオルとして使用できるので、このあかすりタオル一本で、身体全体を気持ち良くこすり洗いをする事が出来るようになります。
【発明の実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図4により説明する。
【0012】
図1においては、あかすりタオル本体1.の中心部分に、ポケット用布片2.を3等分になる位置に縫い付け、マッサ−ジユニット3.を出し入れするための入れ口を開けておいて、その他の3辺の布の端を縫い付け線4.の通りあかすり本体1.に縫い付けると、マッサ−ジユニット3.を入れるためのポケット6.が縦に3個並んで出来る。
【0013】
図1のように縫い付けて出来た3個のポケット6.の中に、マッサ−ジユニット3.をそれぞれに入れると、図2の状態になります。
【0014】
図2の状態から、ポケット6.の入れ口をふさぐように矢印のように三つ折りにすると図3の状態になりあかすりタオル本体1.の中心部分に凸凹の形状そのままのふくらみ7.が出来るので、このふくらみのある部分を背中に当てながら、あかすりタオル本体1.の両端を持って引っ張りながら上下左右にこすると、とても気持ち良い力具合で背中を自分ひとりでこすることが出来るようになります。
【0015】
図4はマッサ−ジユニット3.の形状である。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の実施形態を示す縫い付け図
【図2】同あかすりタオルにマッサ−ジユニットを入れた全体図
【図3】同あかすりタオルの三つ折り図
【図4】同マッサ−ジユニットの形状図
【符号の説明】
【0017】
1.あかすりタオル本体
2.ポケット用布片 A 真横から見た図
3.マッサ−ジユニット−−−−−− B 斜め上から見た図
4.縫い付け線 C 真上から見た図
5.マッサ−ジユニット入れ口
6.マッサ−ジユニット入れポケット
7.ポケットにマッサ−ジユニットを入れて三つ折りにしたふくらみ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
あかすりタオル全体の長さの中央部分に、凸凹の形状を裏表に持ち少し弾力性のあるゴムでできたマッサ−ジユニットを入れるためのポケットを3個縦に並べて作り、このポケットの中にマッサ−ジユニットを入れたまま三つ折りに重ねると、凸凹の形状そのままのふくらみがあかすりタオルの中央部分に出来るようにした、三つ折りポケット付きあかすりタオル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−284458(P2010−284458A)
【公開日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−156158(P2009−156158)
【出願日】平成21年6月9日(2009.6.9)
【出願人】(506242083)
【Fターム(参考)】