説明

交通信号システム

【課題】様々な状況に応じて柔軟に対応することが可能な交通信号システムを提供する。
【解決手段】一の信号機1の信号灯2で誘導を示す表示色が点灯された場合に、他の信号機1Aの信号灯2では停止を示す表示色が点灯すべく構成され、一の信号機1の信号灯2の点灯が誘導を示す表示色から停止を示す表示色に切り替えられた場合に、点灯される表示色の切り替えタイミングから、若しくは、点灯される表示色の切り替えタイミングから所定期間経過後から、他の信号機1Aの信号灯2で点灯される表示色を切替可能に構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は交通信号システムに関する。詳しくは、例えば、道路工事区間等の交通整理を安全に行うための交通信号システムに係るものである。
【背景技術】
【0002】
従来より道路工事区間等の交通整理を行うための交通信号機システムとして、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。
具体的には、少なくとも2つの信号機のうちの片方の信号機が誘導を示す色の表示色の場合に、もう一方の信号機を停止を示す色の表示色で発光し、且つ、もう一方の信号機が停止を示す色の表示色を発光している期間に、片方の信号機が誘導を示す色の表示色から停止を示す色の表示色に切り替わることにより、所定の期間両方の信号機が停止を示す色の表示色がされるようにマイコンが制御するといった交通信号機システムが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−31138号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の交通信号機システムでは、一方の信号機の表示の切り替え指定に基づいて、他方の信号機の表示まで切り替えることを前提としており、こうした前提では、交通整理の実情に鑑みた場合に充分に対応ができないことがある。
【0005】
具体的には、例えば、緊急車両(救急車、消防車、パトカーなど)が接近している場合には、上り車両、下り車両を双方共に速やかに停止させ、緊急車両が通過し終えるまで双方の信号機の表示色を赤色としておく必要があるが、一方の信号機の表示色を赤色に切り替える指定に基づいて、他方の信号機の表示色が青色となる特許文献1に記載の交通信号機システムでは、こうした場合に充分であるとは言い難い。
【0006】
同様に、通行車両が連なって低速で通行する際には、最後尾の車両が通過し終わるまで両方の信号機の表示色を赤色としておく必要があり、また、信号機の指示に従わない車両が規制区間に進入した際には、安全確保のために両方の信号機の表示色を赤色としておく必要がある。こうした場合にも、一方の信号機の表示色を赤色に切り替える指定に基づいて、他方の信号機の表示色が青色となる特許文献1に記載の交通信号機システムでは充分であるとは言い難い。
【0007】
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、様々な状況に応じて柔軟に対応することが可能な交通信号システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明に係る交通信号機システムは、少なくとも誘導を示す表示色と停止を示す表示色を点灯する信号灯を有する2以上の信号機を備える交通信号システムにおいて、一の信号機の信号灯で誘導を示す表示色を点灯した場合に、他の信号機の信号灯では停止を示す表示色を点灯すべく構成され、前記一の信号機の信号灯の点灯が誘導を示す表示色から停止を示す表示色に切り替えられた場合に、点灯する表示色の切り替えタイミングから、若しくは、点灯する表示色の切り替えタイミングから所定期間経過後から、他の信号機の信号灯で点灯する表示色を切替可能に構成されている。
【0009】
ここで、一の信号機の信号灯の点灯が誘導を示す表示色から停止を示す表示色に切り替えられたタイミングから、若しくは、切り替えられたタイミングから所定期間経過後から、他の信号機の信号灯で点灯する表示色を切替可能に構成されたことによって、2以上の信号機が同時に誘導を示す表示色となることを防ぐと共に、状況に応じた柔軟な対応が可能となる。
【0010】
即ち、一の信号機の信号灯の切替に基づいて、他の信号機の信号灯は切替可能な状態となるのみであって、表示色が切り替えられるわけではないので、同時に誘導を示す表示色となることを防止した上で、任意のタイミングで他の信号機の信号灯の表示色を切り替えることができるために、上記した様に、状況に応じた柔軟な対応が可能となるのである。
【0011】
また、本発明に係る交通信号機システムは、少なくとも誘導を示す表示色と停止を示す表示色を点灯する信号灯と、該信号灯が点灯する表示色を制御する制御手段とを有する2以上の信号機を備える交通信号システムにおいて、前記制御手段は、一の信号機の信号灯で誘導を示す表示色を点灯した場合に、他の信号機の信号灯では停止を示す表示色を点灯すべく制御すると共に、前記一の信号機の信号灯の点灯が誘導を示す表示色から停止を示す表示色に切り替えられた場合に、点灯する表示色の切り替えタイミングから、若しくは、点灯する表示色の切り替えタイミングから所定期間経過後から、他の信号機の信号灯で点灯する表示色を切替可能に制御している。
【0012】
ここで、制御手段により、一の信号機の信号灯の点灯が誘導を示す表示色から停止を示す表示色に切り替えられたタイミングから、若しくは、切り替えられたタイミングから所定時間経過後から、他の信号機の信号灯で点灯する表示色を切替可能に制御することによって、2以上の信号機が同時に誘導を示す表示色となることを防ぐと共に、状況に応じた柔軟な対応が可能となる。
【0013】
即ち、一の信号機の信号灯の切替に基づいて、他の信号機の信号灯は切替可能な状態となるのみであって、表示色が切り替えられるわけではないので、同時に誘導を示す表示色となることを防止した上で、任意のタイミングで他の信号機の信号灯の表示色を切り替えることができるために、上記した様に、状況に応じた柔軟な対応が可能となるのである。
【0014】
また、本発明に係る交通信号機システムは、少なくとも誘導を示す表示色と停止を示す表示色を点灯する信号灯と、該信号灯が点灯する表示色を切り替える切替手段と、該切替手段を制御する制御手段とを有する2以上の信号機を備える交通信号システムにおいて、前記制御手段は、一の信号機の信号灯で誘導を示す表示色を点灯した場合に、他の信号機の信号灯では停止を示す表示色を点灯し、他の信号機の切替手段を動作不能に制御すると共に、前記一の信号機の信号灯の点灯が誘導を示す表示色から停止を示す表示色に切り替えられた場合に、点灯する表示色の切り替えタイミングから、若しくは、点灯する表示色の切り替えタイミングから所定期間経過後から、他の信号機の切替手段を動作可能に制御している。
【0015】
ここで、制御手段により、一の信号機の信号灯の点灯が誘導を示す表示色から停止を示す表示色に切り替えられたタイミングから、若しくは、切り替えられたタイミングから所定時間経過後から、他の信号機の切替手段を動作可能に制御することによって、2以上の信号機が同時に誘導を示す表示色となることを防ぐと共に、状況に応じた柔軟な対応が可能となる。
【0016】
即ち、一の信号機の信号灯の切替に基づいて、他の信号機の信号灯は切替可能な状態となるのみであって、表示色が切り替えられるわけではないので、同時に誘導を示す表示色となることを防止した上で、任意のタイミングで他の信号機の信号灯の表示色を切り替えることができるために、上記した様に、状況に応じた柔軟な対応が可能となるのである。
【発明の効果】
【0017】
本発明の交通信号システムによれば、様々な状況に応じて柔軟に対応することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明を適用した交通信号システムの信号機の一例を示す説明図である。
【図2】本発明を適用した交通信号システムの信号機の作動機構を示すブロック回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態を図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
【0020】
図1は、本発明を適用した交通信号システムの一例の信号機を示す説明図であり、ここで示す信号機1は、誘導を示す表示色(以下では、誘導を示す表示色を「青色」と記載する)と停止を示す表示色(以下では、停止を示す表示色を「赤色」と記載する)を点灯する信号灯2と、送受信機3と、制御部4とを備えている。
【0021】
また、信号機1には操作ペダル等の操作スイッチ5がケーブルによって接続され、警備員のマニュアル操作により赤色から青色、あるいは青色から赤色の信号灯2に切り替えることができる構成とされている。
【0022】
なお、本実施の形態では、ケーブルで接続された操作スイッチ5を有する信号機1を例に挙げて説明を行っているが、信号機1の表示色を切り替えることができれば充分であり、必ずしも操作スイッチ5を有する必要は無く、リモコンによって表示色を切替可能に構成しても良い。
【0023】
ここで、本発明の交通信号システムの実現のためには、複数の信号機1が互いに連携する必要があるが、こうした信号機1同士の連携については、制御部4による制御に基づいて実現されることとなる。以下、制御部4による制御について詳細に説明を行う。
【0024】
先ず、制御部4は、「信号機1が青色表示を行っている場合」には送受信機3に「青色表示を行っている」といった旨の信号を送信する様に制御している。この様に制御することによって、青色表示を行っている信号機1からは「青色表示を行っている」といった旨の信号が発信されることとなる。
【0025】
また、制御部4は、「青色表示を行っている信号機1の表示を赤色表示に切り替える場合」には送受信機3に「青色表示から赤色表示に切り替える」といった旨の信号を送信する様に制御している。この様に制御することによって、青色表示から赤色表示に表示色を切り替える信号機1からは「青色表示から赤色表示に切り替える」といった旨の信号が発信されることとなる。
【0026】
更に、制御部4は、「青色表示を行っている」といった旨の信号を送受信機3が受信した場合には、複数の信号機1が同時に青色表示となる状況を回避すべく、信号機1の赤色表示を維持する必要があるために、青色表示の表示回路(図示せず)をOFFの状態とし、赤色表示の表示回路(図示せず)をONの状態とする様に制御している。
【0027】
同様に、制御部4は、「青色表示を行っている」といった旨の信号を送受信機3が受信した場合には、複数の信号機1が同時に青色表示となる状況を回避すべく、信号機1の赤色表示を維持する必要があるために、信号機1の操作スイッチ5を動作不能に制御している。
【0028】
なお、ここでの「動作不能」とは、例えば、操作スイッチ5のボタンが固定される等により操作スイッチ5自体が物理的に操作不能となる場合や、操作スイッチ5のボタンを押すことは可能であるが操作スイッチ5の操作が信号機1の表示に反映されない場合の双方を含む。
【0029】
また、制御部4は、「青色表示から赤色表示に切り替える」といった旨の信号を送受信機3が受信した場合には、「青色表示から赤色表示に切り替える」といった旨の信号を受信したタイミングから信号機1の操作スイッチ5を動作可能に制御している。
【0030】
ここで、本実施の形態では、制御部4は、送受信機3が「青色表示から赤色表示に切り替える」といった旨の信号を受信したタイミングから信号機1の操作スイッチ5を動作可能に制御する場合を例に挙げて説明を行っているが、送受信機3が「青色表示から赤色表示に切り替える」といった旨の信号を受信した後、所定期間(例えば、10秒)が経過した後から、操作スイッチ5を動作可能に制御しても良い。
【0031】
なお、所定期間(例えば、10秒)が経過した後から操作スイッチ5を動作可能に制御した場合には、所定期間は必然的に全ての信号機1の表示が赤色表示となる。そのために、全ての信号機1の表示を赤色表示とする期間を確保する必要がある場合には、送受信機3が「青色表示から赤色表示に切り替える」といった旨の信号を受信した後、所定期間(例えば、10秒)が経過した後から、操作スイッチ5を動作可能に制御した方が良い。
【0032】
以下、上記の様に構成された信号機1を2つ利用した交通信号システム、即ち、第1の信号機1Aと第2の信号機1Bを利用した交通信号システムについて図2を参照しながら説明を行う。
【0033】
なお、本実施の形態では、第1の信号機1A及び第2の信号機1Bには、それぞれの信号機1の表示色の切り替えを行う警備員が配置されていることを前提として説明を行う。
【0034】
先ず、初期状態では第1の信号機1Aが青色表示を行っているとすると、第1の信号機1Aの送受信機3から「青色表示を行っている」といった旨の信号aが送信されることとなる。
【0035】
そして、こうした信号aを第2の信号機1Bの送受信機3が受信すると、第2の信号機1Bの制御部4は、第2の信号機1Bの青色表示の表示回路をOFFとし、赤色表示の回路をONの状態とすべく制御を行って、第2の信号機1Bを赤色表示とする。
即ち、初期状態で第1の信号機1Aが青色表示を行っているとすると、第2の信号機1Bは赤色表示を行うこととなる。
【0036】
なお、第1の信号機1Aが信号aを送信している期間、即ち、第1の信号機1Aが青色表示を行っている期間は、例え、警備員が誤って第2の信号機1Bの操作スイッチ5で第2の信号機1Bの表示を青色表示に切り替えようとしたとしても、切替ができない様に制御されている。この様に制御することで、第1の信号機1Aと第2の信号機1Bの双方が青色表示となることを防止している。
【0037】
次に、第1の信号機1Aが青色表示を行っている状態から、警備員が第1の信号機1Aの操作スイッチ5によって赤色表示に変更すると、第1の信号機1Aの送受信機3から「青色表示から赤色表示へと表示変更を行う」といった旨の信号bが送信されることとなる。
【0038】
そして、こうした信号bを第2の信号機1Bが受信すると、第2の信号機1Bの制御部4は、信号bを受信したタイミングから、第2の信号機1Bについて、第2の信号機1Bの操作スイッチ5が動作可能となり、第2の信号機1の表示が変更可能な状態となる。
【0039】
その後、警備員が第2の信号機1Bの操作スイッチ5で第2の信号機1Bの表示を青色表示に切り替えるマニュアル操作を行うことによって、第2の信号機1Bの表示を青色表示に切り替えることができる。
【0040】
なお、第2の信号機1Bが青色表示を行っている場合には、第2の信号機1Bの送受信機3から信号aが送信されることとなり、信号aを受信している限りは第1の信号機1Bの制御部4は第1の信号機1Aの赤色表示を維持し続けることとなる。
【0041】
以下、同様にして第1の信号機1Aと第2の信号機1Bとで信号aと信号bの送受信を繰り返しながら、第1の信号機1Aと第2の信号機1Bの表示を切り替えていくこととなる。
【0042】
本発明を適用した交通信号システムでは、第2の信号機1Bが信号bを受信したタイミングで赤色表示から青色表示に変更するのではなく、第2の信号機1Bが信号bを受信した後、警備員による操作スイッチ5のマニュアル操作を経て赤色表示から青色表示に変更がなされるために、赤色表示から青色表示に変更を行うタイミングを警備員が自由に決定することができ、様々な状況に応じて柔軟な対応が可能となる。
【0043】
具体的には、例えば、緊急車両等が通行する場合であって、規制区間を通行止めにしたい場合、即ち、第1の信号機1A及び第2の信号機1Bの双方を赤色表示としたい場合には、信号bを受信した後もマニュアル操作を行わず、第2の信号機1Bの青色表示への変更タイミングを緊急車両等の通過後に行えば良いこととなる。
【0044】
また、第2の信号機1Bが信号aを受信している限りは青色表示に変更を行うことができないために、第1の信号機1Aと第2の信号機1Bの双方が青色表示となることを回避することができ、安全性も充分に確保することができる。
【0045】
更に、第1の信号機1Aと第2の信号機1Bとの信号aや信号bの送受信が無線方式によって行われるために、信号機1の設置が制限されることがなく、既存の信号機システムと同様の使い勝手の良さを実現することができる。
【0046】
ここで、本実施の形態では、青色表示を行っている信号機1が信号aや信号bを送信し、それに応じて交通信号システム全体を制御する場合を例に挙げて説明を行っている。しかし、青色表示を行っている信号機以外の信号機について赤色表示とすると共に、青色表示を行っている信号機が赤色表示に表示変更を行った後に赤色表示を行っていた他の信号機をマニュアル操作で青色表示に変更可能に制御することができれば充分であり、必ずしも青色表示を行っている信号機1からの信号aや信号bに基づいて交通信号システム全体を制御する必要はない。
【0047】
また、本実施の形態では、第1の信号機1Aと第2の信号機1Bの2つの信号機1を利用した交通信号システムを例に挙げて説明を行っている。しかし、青色表示を行っている信号機以外の信号機について赤色表示とすると共に、青色表示を行っている信号機が赤色表示に表示変更を行った後に赤色表示を行っていた他の信号機をマニュアル操作で青色表示に変更可能に制御することができれば充分であり、必ずしも2つの信号機1を利用した交通信号システムに限定される必要は無く、3以上の信号機1を利用した交通信号システムであっても良い。
【符号の説明】
【0048】
1 信号機
1A 第1の信号機
1B 第2の信号機
2 信号灯
3 送受信機
4 制御部
5 操作スイッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも誘導を示す表示色と停止を示す表示色を点灯する信号灯を有する2以上の信号機を備える交通信号システムにおいて、
一の信号機の信号灯で誘導を示す表示色を点灯した場合に、他の信号機の信号灯では停止を示す表示色を点灯すべく構成され、
前記一の信号機の信号灯の点灯が誘導を示す表示色から停止を示す表示色に切り替えられた場合に、点灯する表示色の切り替えタイミングから、若しくは、点灯する表示色の切り替えタイミングから所定期間経過後から、他の信号機の信号灯で点灯する表示色を切替可能に構成された
交通信号システム。
【請求項2】
少なくとも誘導を示す表示色と停止を示す表示色を点灯する信号灯と、該信号灯が点灯する表示色を制御する制御手段とを有する2以上の信号機を備える交通信号システムにおいて、
前記制御手段は、一の信号機の信号灯で誘導を示す表示色を点灯した場合に、他の信号機の信号灯では停止を示す表示色を点灯すべく制御すると共に、
前記一の信号機の信号灯の点灯が誘導を示す表示色から停止を示す表示色に切り替えられた場合に、点灯する表示色の切り替えタイミングから、若しくは、点灯する表示色の切り替えタイミングから所定期間経過後から、他の信号機の信号灯で点灯する表示色を切替可能に制御する
交通信号機システム。
【請求項3】
少なくとも誘導を示す表示色と停止を示す表示色を点灯する信号灯と、該信号灯が点灯する表示色を切り替える切替手段と、該切替手段を制御する制御手段とを有する2以上の信号機を備える交通信号システムにおいて、
前記制御手段は、一の信号機の信号灯で誘導を示す表示色を点灯した場合に、他の信号機の信号灯では停止を示す表示色を点灯し、他の信号機の切替手段を動作不能に制御すると共に、
前記一の信号機の信号灯の点灯が誘導を示す表示色から停止を示す表示色に切り替えられた場合に、点灯する表示色の切り替えタイミングから、若しくは、点灯する表示色の切り替えタイミングから所定期間経過後から、他の信号機の切替手段を動作可能に制御する
交通信号機システム。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−76510(P2011−76510A)
【公開日】平成23年4月14日(2011.4.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−229230(P2009−229230)
【出願日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【出願人】(000100942)アイレック技建株式会社 (45)
【出願人】(508075373)太陽建機レンタル株式会社 (4)
【Fターム(参考)】