説明

使い捨てカイロ

【課題】外装袋や外装シートなどを不要として、製造工程の簡素化、低コスト化を図れると共に、簡単に使用ができて、使用に伴うゴミの発生が少ない、外装レスタイプの新規な二個一組の使い捨てカイロを提供する。
【解決手段】発熱材1が封入された二つの袋体2,2を、非通気性シート4が外側に、通気性シート3が内側になるよう重ね合わせ、通気性シート3,3における互いに対向する周縁部同士を熱圧着したので、通気性シート3が空気に触れることのない密封状の包装構造となり、外装袋や外装シートなどの外装材を別途用いることなく使用時まで発熱材1が空気に触れない二個一組の使い捨てカイロaとなる。重ね合わせた袋体2,2の通気性シート3,3における互いに対向する周縁部同士を剥離可能に熱圧着して易剥離性接合部6としたので、該易剥離性接合部6を引き剥がして各袋体2を分離すれば、通気性シート3が露出して空気に触れ、空気中の酸素が通気性シート3を通過して鉄粉等と反応し、発熱材1が発熱して、各々が使用可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は使い捨てカイロに関し、詳しくは、通気性シートと非通気性シートの周縁部同士を熱圧着して形成される袋体内に発熱材を封入した使い捨てカイロであって、二個一組として使用する使い捨てカイロの包装構造の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
今日、鉄粉等を含有した発熱材を通気性のある扁平状の袋体内に封入した使い捨てカイロが広く普及している。この種使い捨てカイロは、非通気性シートよりなる外装袋の中に一つずつ気密状に封入して包装され、使用時にその外装袋を破って取り出したときに、空気中の酸素が袋体を通過して鉄粉等と反応し、発熱材が発熱するようになっている。
発熱材を封入する袋体は、通常、略同一形状の通気性シートと非通気性シート、又は通気性シートにおける、互いの周縁部同士を熱圧着して扁平袋状に形成される。
【0003】
このような従来の使い捨てカイロは、製造時に一つずつ外装袋に封入しなければならず、製造工程の簡素化、低コスト化に限界があった。また、使用時に外装袋を破って取り出さなければならないので面倒であるばかりか、外装袋はゴミになるので、地球環境保護の面からも改良が望まれていた。
【0004】
このような問題を解消するために、例えば特許文献1、2には、袋体を構成する通気性シートの外側に非通気性の外装用の剥離シート(外装シート)を剥離自在に接合して、外装袋を不要とすることが提案されている。
【0005】
また、特許文献3には、複数個の袋体を切取線を介して連設状とし、その切取線で折り曲げた状態で外装袋に封入し、使用時には外装袋から取り出して切取線から一つずつ切り離すようにした使い捨てカイロが提案されている。
【0006】
【特許文献1】実開昭61−80015号公報
【特許文献2】特開2002−360624号公報
【特許文献3】実開昭56−155817号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、特許文献1,2に開示された従来技術においても、袋体を構成する通気性シートの外側に外装シートを接合しなければならないので、製造工程の大幅な簡素化、低コスト化は困難であり、また、使用時に外装シートを剥さなければならないので面倒であるばかりか、剥した外装シートはゴミになるという問題が残っていた。
また、特許文献3においても、外装袋を使用するので、前記した問題の解消にはならなかった。
【0008】
本発明はこのような従来事情に鑑みて成されたもので、その目的とする処は、前述した外装袋や外装シートなどを一切不要として、製造工程の簡素化、低コスト化を図れると共に、簡単に使用ができて、カイロ本体以外のゴミを大幅に低減し得る、二個一組の新規な使い捨てカイロを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
以上の目的を達成するために、本発明は、通気性シートと非通気性シートの周縁部同士を熱圧着して形成された袋体を二つ備え、前記各袋体内に粉体状又はシート状などの発熱材が封入された扁平状の使い捨てカイロであって、前記二つの袋体を、非通気性シートが外側、通気性シートが内側になる状態で重ね合わせ、且つ各袋体における通気性シートの周縁部同士を剥離可能に熱圧着した密封状態と、前記熱圧着した通気性シートの周縁部同士を引き剥がして二つの袋体に分離した使用状態とに変形可能に形成したことを特徴とする。
【0010】
このような構成によれば、発熱材が封入された二つの袋体を、非通気性シートが外側に、通気性シートが内側になるよう重ね合わせ、且つその周縁部同士を剥離可能に熱圧着するので、通気性シートが空気に触れることのない、二個一組のカイロが一体化された包装構造となる。すなわち、外装袋や外装シートなどを用いることなく、使用時まで発熱材が空気に触れない二個一組の使い捨てカイロとなる。また、重ね合わせた各袋体の通気性シートにおける互いに対向する周縁部同士を剥離可能に熱圧着したので、該周縁部同士を引き剥がして、二個の袋体を分離させれば、各袋体の通気性シート面が露出して空気に触れ、空気中の酸素が通気性シートを通過して鉄粉等と反応し、各々の袋体における発熱材が発熱して使用可能となる。
【0011】
前記密封状態にある二つの袋体を容易に分離し得るようにするために、前記各袋体における前記通気性シートの最外層が、該最外層の周縁部同士を熱圧着した際に、易剥離性をもって接合されるフィルム(所謂イージーピールフィルム)からなることが好ましい。
イージーピールフィルムとしては、例えば、ポリエチレンフィルムの表面にスチロール樹脂などを配位してなり、手で引き剥がし可能な剥離強度をもって相互に熱圧着されるイージーピール性を有するフィルム(例えば、東レフィルム加工(株)社製の「CFフィルム7601Eシリーズ」など)を用いることができる。
【0012】
前記した各袋体における周縁部は、前記易剥離性をもって熱圧着される前記通気性シートの周縁部同士の接合強度よりも大きい接合強度をもって熱圧着されている。すなわち、前記通気性シートと前記非通気性シートの周縁部同士を、難剥離性をもって熱圧着して前記各袋体が形成されていることが好ましい。
【0013】
より具体的には、袋体が形成される際の、通気性シートと非通気性シートの周縁部同士の熱圧着によるシール強度(接合強度)を、例えば15(N/25mm)以上、好ましくは20(N/25mm)以上として袋体自体の周縁部を難剥離性接合部とする一方、重ね合わせた各袋体における前記通気性シートの周縁部同士の熱圧着によるシール強度(剥離強度)を、例えば8〜24(N/25mm)、好ましくは10〜17(N/25mm)程度とし、且つ前記シール強度(接合強度)>該シール強度(剥離強度)となるようにして、袋体同士の周縁部を易剥離性接合部とする。
尚、前記した各シール強度(接合強度、剥離強度)は、熱圧着された二枚のシートを中央にしてその端部を180度開き、その状態で、各シートの端部を引張試験機のつかみ具に固定した後、前記熱圧着された二枚のシートが剥離するまで引張応力を加えて、剥離するまでの最大応力を求めたものである。
【0014】
使用時において、前記した易剥離性接合部を引き剥がして重ね合わせ状態の各袋体を分離し易くするために、前記密封状態にある二つの袋体における、互いに熱圧着された前記通気性シートの周縁部の一部に、該熱圧着された周縁部を引き剥がす際の操作片が延設されていることが好ましい。
該操作片は、前記各袋体を重ね合わせてその通気性シートにおける互いに対向する周縁部同士を剥離可能に熱圧着して易剥離性接合部を形成する際に、該易剥離性接合部の外側に、前記通気性シートの縁部の一部を非熱圧着部とすることで容易に形成することができる。
【0015】
以上説明した分離型使い捨てカイロは、例えば、衣服のポケットなどに入れて使用する、所謂「貼らないタイプ」として用いるものであるが、本発明は、肌着などに貼り付けて使用する、所謂「貼るタイプ」のものに適用することもできる。
その場合、前記非通気性シートの外側に粘着剤層を設けると共に、該粘着剤層を剥離自在な剥離シートで覆う構成を付加すれば良い。ここで、粘着剤層は、非通気性シートの外側に部分的に設けても良いし、該外側の全面に設けても良い。
このような構成とした場合、剥離シートを剥して粘着剤層を露出させれば、肌着などに貼り付けて使用する所謂「貼るタイプ」の使い捨てカイロとして使用することができる。
【0016】
また、本発明に係る分離型使い捨てカイロは、発熱材が封入された袋体を二個一組として備えるので、例えば、手袋内の加温用又は靴内の加温用などのように、左右一組として必要とされる場合に好適に用いることができる。
【発明の効果】
【0017】
以上説明したように本発明は、使用時まで発熱材が空気に触れないようにした二個一組の使い捨てカイロであって、重ね合わせた袋体の周縁部同士を剥離可能に熱圧着し、該周縁部同士を引き剥がして各袋体を分離させれば、各袋体内の発熱材が発熱して使用可能となる。よって、外装袋や外装シートなどの外装材が不要となり、製造工程の簡素化、低コスト化を促進し得ると共に、袋体を分離するだけで簡単に使用することができる。また、外装材を不要とした極めて簡素な外装レスタイプの包装構造を実現して、使用後のゴミの発生を大幅に低減し、地球環境にも優しい使い捨てカイロとして提供し得る。さらに、二個一組のカイロであるので、左右のポケットに入れて使用したり、手袋内の加温用又は靴内の加温用などのように、左右一組として必要とされる場合に好適に用いることができるなど、多くの効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明に係る使い捨てカイロの実施形態の例を図面に基づいて説明する。
本例の使い捨てカイロaは、図1及び図2に示すように、発熱材1が封入された略扁平状の袋体2,2を重ね合わせその周縁部同士を剥離可能に熱圧着してなる。
発熱材1は、例えば鉄粉、水、バーミキュライト、活性炭、塩類等が混合された混合粉体で、酸素と反応して発熱するものである。尚、発熱材として、前記混合粉体をシート状に成形したり、シート状物に前記混合粉体を保持させたものを用いることもできる。
【0019】
袋体2は、内部の発熱材1に酸素を供給できるように少なくともその一部分が通気性を有するようになっており、詳しくは、略同一形状の通気性シート3と非通気性シート4の周縁部同士を、20(N/25mm)程度のシール強度(接合強度)をもって熱圧着して難剥離性接合部5とすることにより、略扁平な袋状に形成されている。
【0020】
通気性シート3は、図4に示すように、最内層(非通気性シート4との接合面)が低密度ポリエチレンフィルムなどからなる難剥離性接合層3aであり、その上に、ナイロンフィルムなどからなる強度維持層3bを積層し、その上に、最外層(袋体2の内面層)としてのイージーピールフィルムからなる易剥離性接合層3cを積層した積層シートであって、周縁部以外の部分に微小径の貫通孔(不図示)が多数形成された多孔シートからなる。
【0021】
非通気性シート4は、図4に示すように、最内層(通気性シート3との接合面)が低密度ポリエチレンフィルムなどからなる難剥離性接合層4aであり、その上に、塩化ビニリデンフィルムなどからなるバリアー層4bを積層し、その上に、最外層(袋体2の外面層)としてのポリプロピレンフィルムからなる非通気層4cを積層した積層シートからなる。
【0022】
このような通気性シート3と非通気性シート4の周縁部同士を、所定温度と所定圧をもって熱圧着することで、互いの最内層である難剥離性接合層(低密度ポリエチレンフィルム)3a,4a同士が20(N/25mm)程度のシール強度をもって接合され、これにより難剥離性接合部5が形成されて、前述の袋体2が構成される。
【0023】
それぞれの袋体2は、図2のように、通気性シート3が内側になるように重ね合わせ、且つ、各々の袋体2の通気性シート3,3における互いに対向する周縁部同士を剥離可能に熱圧着して、重ね合わせた袋体2,2の周縁部同士を易剥離性接合部6とし、該易剥離性接合部6を引き剥がして分離可能なよう、密封状に接合されている。
【0024】
すなわち、重ね合わせた袋体2,2における通気性シート3の互いに対向する周縁部同士を、所定温度と所定圧をもって熱圧着することで、互いの最外層である易剥離性接合層(イージーピールフィルム)3c,3cの周縁部同士が10〜17(N/25mm)程度のシール強度(剥離強度)をもって接合され、これにより易剥離性接合部6が形成されて、二つの袋体2,2が密封状に接合された分離型の使い捨てカイロaを構成する。
【0025】
重ね合わせた袋体2,2における熱圧着された周縁部(易剥離性接合部6)の一部には、該易剥離性接合部6を引き剥がす際の操作片7a,7bが延設されている。
操作片7a,7bは、前記周縁部を剥離可能に熱圧着して易剥離性接合部6を形成する際に、該易剥離性接合部6の外側に、通気性シート3の縁部の一部を非熱圧着部とすることで容易に形成することができる。
このようにして形成された操作片7a,7bを備えることで、使用時において、易剥離性接合部6を引き剥がして、密封状に重ね合わせた袋体2,2を、図3に示すように、容易に分離することができる。
【0026】
以上の構成になる本例の使い捨てカイロaによれば、製造時に、内部に発熱材1が封入された袋体2を二個形成し、且つ、これら袋体2,2同士を、通気性シート3が内側になるように重ね合わせ、その通気性シート3,3における互いに対向する周縁部同士を剥離可能に熱圧着して、該周縁部を易剥離性接合部6とした分離型使い捨てカイロaを形成する(図1,図2)。
【0027】
このような分離型使い捨てカイロaは、袋体2の通気面(通気性シート3で形成された面)が空気に触れることのない密封構造となるので、非通気性シートからなる外装袋に封入したり外装シートで覆うような必要なく、そのままの状態で保管、搬送が可能な包装構造となる。
【0028】
使用する際は、操作片7a,7bを指で摘んで周縁部(易剥離性接合部6)を引き剥がし、重ね合わせ状態の袋体2,2を分離すれば、通常の使い捨てカイロaが二つある状態になる(図3)。この状態で、各袋体2の通気性シート3が露出して空気に触れ、空気中の酸素が通気性シート3を通過して鉄粉等と反応し、発熱材1が発熱して、各々が使用可能となる。
よって、各々の袋体2,2を左右のポケットに入れて使用したり、手袋内の加温用又は靴内の加温用などのように、左右一組として必要とされる場合に好適に用いることができる。
【0029】
前記した使い捨てカイロaは、本発明を、所謂「貼らないタイプ」のカイロとして適用したものであり、図5〜図7に、所謂「貼るタイプ」のカイロに適用した例を示す。
この例の使い捨てカイロa’は、図1〜図4に示す使い捨てカイロaの外側に粘着剤層11を設けて「貼るタイプ」のカイロとして構成したもので、それ以外の構成部分は前記した使い捨てカイロaと同様のため、図中に同一の符号を付すなどして、重複する図示及び説明を一部省略する。
【0030】
すなわち、この例の分離型使い捨てカイロa’は、前記した非通気性シート4の外側の全面又は部分的に粘着剤層11を設けると共に、この粘着剤層11を、ポリエチレンフィルムなどの剥離自在な剥離シート12で覆ったものである。
また、各袋体2は、手袋の内側や靴の内底、靴下などに貼り付けて使用する場合を考慮し、図5に示すように、手や足の形状に合わせた略手形状又は略足形状に形成されている。
【0031】
このような構成としたこの例の分離型使い捨てカイロa’は、前記した使い捨てカイロaと同様の作用効果を有すると共に、使用時に、剥離シート12を剥して粘着剤層11を露出させれば、肌着、手袋、靴下などに貼り付けて使用する所謂「貼るタイプ」の使い捨てカイロとして使用することができる。
【0032】
尚、図1〜図4の例では、長方形状の通気性シート3と非通気性シート4からなる四角形状の袋体2からなるカイロを示し、図5〜図7の例では略手形状又は略足形状の袋体2からなるカイロを示したが、袋体の形状はこれらに限定されず、通気性シート3と非通気性シート4を各種形状に裁断するなどして、例えば、三角形状、五角形状、円形状、楕円形状、半円形状、半楕円形状とするなど、その形状は適宜選択可能である。
【0033】
以上、本発明に係る分離型使い捨てカイロの実施形態例を図面に基づいて説明したが、本発明は図示例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇において各種の変更が可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明を「貼らないタイプ」の使い捨てカイロに適用した実施形態の一例に係り、二つの袋体が密封状に接合された状態(包装状態)の斜視図である。
【図2】図1に示すカイロの中央縦断面図である。
【図3】図1に係るカイロを二つに分離した状態(使用状態)の中央縦断面図である。
【図4】図3に示すカイロの袋体における周縁部の拡大図である。
【図5】本発明を「貼るタイプ」の使い捨てカイロに適用した実施形態の一例に係り、二つの袋体が密封状に接合された状態(包装状態)の斜視図である。
【図6】図5に示すカイロの中央縦断面図である。
【図7】図5に示すカイロを二つに分離した状態(使用状態)の中央縦断面図である。
【符号の説明】
【0035】
a:使い捨てカイロ(貼らないタイプ)
a’:使い捨てカイロ(貼るタイプ)
1:発熱材
2:袋体
3:通気性シート
4:非通気性シート
5:難剥離性接合部
6:易剥離性接合部
7a,7b:操作片
11:粘着剤層
12:剥離シート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通気性シートと非通気性シートの周縁部同士を熱圧着して形成された袋体を二つ備え、前記各袋体内に発熱材が封入された使い捨てカイロであって、
前記二つの袋体を、非通気性シートが外側、通気性シートが内側になる状態で重ね合わせ、且つ各袋体における通気性シートの周縁部同士を剥離可能に熱圧着した密封状態と、
前記熱圧着した通気性シートの周縁部同士を引き剥がして二つの袋体に分離した使用状態とに変形可能に形成した分離型使い捨てカイロ。
【請求項2】
前記各袋体における前記通気性シートの最外層が、該最外層の周縁部同士を熱圧着した際に、易剥離性をもって接合されるフィルムからなることを特徴とする請求項1記載の分離型使い捨てカイロ。
【請求項3】
前記通気性シートと前記非通気性シートの周縁部同士を、難剥離性をもって熱圧着して前記各袋体が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の分離型使い捨てカイロ。
【請求項4】
前記密封状態にある二つの袋体における、互いに熱圧着された前記通気性シートの周縁部の一部に、該熱圧着された周縁部を引き剥がす際の操作片が延設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の分離型使い捨てカイロ。
【請求項5】
前記非通気性シートの外側に粘着剤層を設けると共に、該粘着剤層を剥離自在な剥離シートで覆ったことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の分離型使い捨てカイロ。
【請求項6】
前記二つに分離された袋体が、手袋内の加温用又は靴内の加温用として用いられることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の分離型使い捨てカイロ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−296061(P2007−296061A)
【公開日】平成19年11月15日(2007.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−125788(P2006−125788)
【出願日】平成18年4月28日(2006.4.28)
【出願人】(000000550)オカモト株式会社 (118)
【Fターム(参考)】