説明

円型編機のループ編成シリンダ離脱機構およびそのシンカー

【課題】シリンダの加工工程の簡素化、コスト削減、シリンダの品質向上、シンカーの磨耗減少、効果向上、シンカーの寿命延長を実現する円型編機のループ編成シリンダ離脱機構及びそのシンカーを提供する。
【解決手段】シンカー溝11内をスライドするスライド部310を備えたスライドエリアと、スライド部の一方から上向きに延伸した後に外側に伸びるループ編成シリンダ離脱補助エリアと、スライドエリア上方に位置し案内体の働きを受ける従動エリアと、スライド部の一方側の、ループ編成シリンダ離脱補助エリアの下方に、内側に窪んだ形状で形成され、ループ編成シリンダ離脱補助エリアをシリンダ上方において直接フラット移動させる磨耗降下空間とを含むことにより達成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、円型編機の機構及びその部品に関し、特に、円型編機に応用し、ループ編成とシリンダからの離脱を助ける機構とそのシンカーに係る。
【背景技術】
【0002】
公知の円型編機のループ編成シリンダ離脱機構技術は、図1及び図2にはっきりと示されているとおり、図中のループ編成シリンダ離脱機構1aには、編針5aを垂直に配置したシリンダ4aを含み、シリンダ4aの上方には複数の修正溝41を必ず設ける。さらに、シリンダ4aの外側エッジに設け、複数のシンカー溝11aを水平に配置したシンカー盤10aを設け、各シンカー溝11a上にはシンカー3aを配置し、シンカー3a上方には複数の案内体20aを配置し、案内体20aは、シンカー3aを従動してそれを往復平移動させる。その内、シンカー3aはスライドエリア31aを含み、スライドエリア31aはシンカー溝11a内をスライドするスライド部310aを備える。ループ編成シリンダ離脱補助エリア32aは、スライド部310aの一方から上方向に延伸させた後、外側に延伸させ、ループ編成シリンダ離脱補助エリア32aには、編針5aがループを編成しシリンダから離脱するのを助けるための水平状態で内側に窪んだ形状の糸押圧溝320aを形成する。スライドエリア31a上方に位置し案内体20aに従動される従動エリア30aには、スライド部310aから上方向に延伸する突出部300aを含む。ループ編成シリンダ離脱補助エリア32aから下方向に延伸して形成される修正エリア34は、修正溝41内に挿設し、尚且つ、修正溝41の制限を受けて、編針5aがループを編成しシリンダから離脱するのを正確に補助するものである。これにより、シンカー3aが往復のフラット移動を行う時、修正エリア34の左側面、右側面、底面は、必然的に修正溝41に制限されて、修正溝41内には三面の接触摩擦が発生する。
【0003】
上述したとおり、公知技術は、編針のループ編成とシリンダ離脱を助ける機能を備えているものの、実際には次のような欠点が依然として存在する。
(1)公知技術の円型編機のループ編成シリンダ離脱機構1a及びそのシンカー3aについて。シンカー3aには修正エリア34を備えているため、シリンダ4a構造上に複雑度と加工過程における困難度を増す。よって、大幅にシリンダ4aの品質と歩留まりを低下させ、無形有形の原料および人事コストを増加させている。
(2)公知技術の円型編機のループ編成シリンダ離脱機構1a及びそのシンカー3aについて。シンカー3aに修正エリア34があるために、シンカー3aが往復フラット移動を繰り返す中、修正エリア34も必然的にシリンダ4aに設けた修正溝41内の往復を続け、摩擦接触を繰り返す。これにより、シンカー3aには、長時間の摩擦によって高温となり温度を下げられない問題が発生する。また、シンカー3aが高温環境において長時間の作業を続けると、極大な磨耗あるいは変形や損傷を招き、シンカー3aの使用寿命に大きな影響を及ぼす。尚且つ、電力の負荷量が増え、ループ編成シリンダ離脱機構1aの効能を損じ、全体の環境汚染問題を引き起こすことになる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の主な目的は、上述の欠点を解決し、シリンダの加工工程を簡素化し、効果的に人事および原料コストを削減し、シリンダの品質及び歩留まりを向上させ、シンカーの磨耗を大幅に減少させ、機構の効果を確実に高め、シンカーの使用寿命を延ばす目的を実現する円型編機のループ編成シリンダ離脱機構を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述目的を実現するために、本発明の提供する円型編機のループ編成シリンダ離脱機構及びそのシンカーにおいて、ループ編成シリンダ離脱機構には、複数の編針を垂直に配置するシリンダと、シリンダの外部エッジに設け、複数のシンカー溝を水平配置したシンカー盤と、各シンカー溝上に設けたシンカーと、シンカーの上方に配置し、複数の案内体を備えた案内台と、を含む。案内体には、シンカーをフラット移動させる第一レールと第二レールを備える。
また、前記シンカーには、スライドエリアと、ループ編成シリンダ離脱補助エリアと、従動エリアと、磨耗降下空間とを含む。
スライドエリアには、シンカー溝内をスライドするスライド部を備える。スライド部の一方から上向きに延伸した後に外側に伸びるループ編成シリンダ離脱補助エリアには、水平に内側に窪んだ形状で、編針のループ編成やシリンダ離脱を助ける糸押圧溝を備え、糸押圧溝の上側及び下側はそれぞれ、第一補助辺と第二補助辺とする。
スライドエリア上方に位置し案内体の働きを受ける従動エリアには、スライド部から上向きに延伸し、ループ編成シリンダ離脱補助エリアと間隔をあけて形成される突出部を備える。スライド部の一方側の、ループ編成シリンダ離脱補助エリアの下方には、内側に窪んだ形状の磨耗降下空間を形成し、それによって、ループ編成シリンダ離脱補助エリアは、シリンダ上方を直接、フラット移動する。
【0006】
本発明の円型編機のループ編成シリンダ離脱機構において、ループ編成シリンダ離脱補助エリアの下方と磨耗降下空間の上方の交わる箇所には臨界辺を設け、臨界辺は、最も好ましくは、シリンダとの間に隙間を備える。
【0007】
さらに、本発明の円型編機のループ編成シリンダ離脱機構において、ループ編成シリンダ離脱補助エリアに向き合う突出部の側辺には後収縮ガイド辺を備え、突出部に向き合うループ編成シリンダ離脱補助エリアの側辺には前延伸ガイド辺を備える。なお、第一レールは、後収縮ガイド辺に相対して設置し、第二レールは前延伸ガイド辺に相対して設置する。
【0008】
さらに、本発明の円型編機のループ編成シリンダ離脱機構において、編針と案内台の間のシンカー上方には糸ガイドを吊設する。
【0009】
さらに、上述の目的を実現するために、本発明の提供する円型編機のシンカーにおいて、シンカーは、スライドエリアと、ループ編成シリンダ離脱補助エリアと、従動エリアと、磨耗降下空間と、を含む。スライドエリアには、スライド部を備える。スライド部の一方から上向きに延伸した後、外側に伸びるループ編成シリンダ離脱補助エリアには、水平に内側に窪む形状の糸押圧溝を形成する。糸押圧溝の上側と下側はそれぞれ、第一補助辺と第二補助辺とする。スライドエリアの上方の従動エリアには、スライド部から上向きに延伸し、ループ編成シリンダ離脱補助エリアと間隔をあけて形成される突出部を備える。磨耗降下空間は、スライド部の一方側の、ループ編成シリンダ離脱補助エリアの下方に、内側に窪んだ形状で形成される。
【0010】
さらに、本発明の円型編機のシンカーには、ループ編成シリンダ離脱補助エリアの下方と磨耗降下空間の上方の交わる箇所には臨界辺を設ける。
【0011】
さらに、本発明の円型編機のシンカーにおいて、ループ編成シリンダ離脱補助エリアに向き合う突出部の側辺には後収縮ガイド辺を備え、突出部に向き合うループ編成シリンダ離脱補助エリアの側辺には前延伸ガイド辺を備える。
【発明の効果】
【0012】
本発明の円型編機のループ編成シリンダ離脱機構は、シンカーに磨耗降下空間を凹設しているため、シリンダの製造加工過程において、上方に複数の修正溝を加工する必要がなく、シリンダの加工工程を簡素化し、効果的に人事および原料コストを削減し、シリンダの品質及び歩留まりを向上させる。
本発明の円型編機のループ編成シリンダ離脱機構は、シンカーに磨耗降下空間を凹設しているため、シリンダがフラット移動する時に、シリンダの修正溝に進入する問題がなく、シンカーの磨耗を大幅に減少させ、機構の効果を確実に高め、シンカーの使用寿命を延ばす目的を実現する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】公知技術の平面図である。
【図2】公知技術の図1中のシンカーについての平面図である。
【図3】本発明の好ましい実施例についての一部立体図である。
【図4】本発明の図3中のシンカーについての平面図である。
【図5】本発明の図3についての平面図である。
【図6】本発明の図5中のシンカーについての動作図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の技術内容、構造特徴、達成する目的を詳細に説明するため、以下に実施例を挙げ並びに図面を組み合わせて説明する。
【0015】
まず、図3から図5に示すとおり、本発明の提供する円型編機のループ編成シリンダ離脱機構において、ループ編成シリンダ離脱機構1には、複数の編針5を垂直に配置するシリンダ4と、シリンダ4の外部エッジに設け、複数のシンカー溝11を水平配置したシンカー盤10と、各シンカー溝11上に設けたシンカー3と、シンカー3の上方に配置し、複数の案内体20を備えた案内台2を含む。案内体20には、シンカー3をフラット移動させる第一レール21と第二レール22を備える。
【0016】
本発明の特徴は、シンカー3にあり、それは、スライドエリア31と、ループ編成シリンダ離脱補助エリア32と、従動エリア30と、磨耗降下空間33とを含む。スライドエリア31には、シンカー溝11内をスライドするスライド部310を備える。スライド部310の一方から上向きに延伸した後に外側に伸びるループ編成シリンダ離脱補助エリア32には、水平に内側に窪んだ形状で形成され、編針5のループ編成やシリンダ離脱を助ける糸押圧溝320を備え、糸押圧溝320の上側及び下側はそれぞれ、第一補助辺と第二補助辺とする。スライドエリア31上方に位置し案内体20の働きを受ける従動エリア30には、スライド部310から上向きに延伸し、ループ編成シリンダ離脱補助エリア32と間隔をあけて形成される突出部300を備え、本発明の突出部300は、好ましくは、スライド部310の一方側から上向きに形成されるものとする。スライド部310の一方側の、ループ編成シリンダ離脱補助エリア32の下方には、内側に窪んだ形状の磨耗降下空間33を形成し、それによって、ループ編成シリンダ離脱補助エリア32は、シリンダ4上方を直接フラット移動する。ループ編成シリンダ離脱補助エリア32の下方と磨耗降下空間33の上方の交わる箇所には臨界辺323を設け、臨界辺323は、最も好ましくは、シリンダ4との間に隙間を備える。また、臨界辺323をシリンダ4の上部エッジに接触させて水平動作をおこなわせることも可能であるが、シンカー3が片状であるため、公知技術と比較すると、臨界辺323がシリンダ4の上部エッジに接触して水平動作をおこなう場合に生じる摩擦面積が、公知技術の摩擦面積と比較して、かなり小さい面積となる。
【0017】
また、ループ編成シリンダ離脱補助エリア32に向き合う突出部300の側辺には後収縮ガイド辺301を備え、突出部300に向き合うループ編成シリンダ離脱補助エリア32の側辺には前延伸ガイド辺302を備える。第一レール21は後収縮ガイド辺301に相対して設置し、第二レール22は前延伸ガイド辺302に相対して設置する。当然ながら、前延伸ガイド辺302は、突出部300の他方の側辺上に直接配置する。すなわち、第二レール22は、案内体20に設けた位置において前延伸ガイド辺302に相対して設置されるのなら、それでよい。
【0018】
最後に、編針5と案内台2の間のシンカー3上方には糸ガイド6を吊設する。その糸ガイド6は、編地を編成するために、糸を(未図示)編針5とシンカー3に継続的に供給するものである。上述したとおり、本発明の円型編機のループ編成シリンダ離脱機構は、シリンダの加工工程を簡素化し、効果的に人事および原料コストを削減し、シリンダの品質及び歩留まりを向上させ、シンカーの磨耗を大幅に減少させ、機構の効果を確実に高め、シンカーの使用寿命を延ばす目的を実現する。
【0019】
図4に示すとおり、本発明の提供する円型編機のシンカーにおいて、シンカー3は、スライドエリア31と、ループ編成シリンダ離脱補助エリア32と、従動エリア30と、磨耗降下空間33を含む。スライドエリア31には、スライド部310を備え、スライド部310の一方から上向きに延伸した後、外側に伸びるループ編成シリンダ離脱補助エリア32には、水平に内側に窪む形状の糸押圧溝320を形成する。糸押圧溝320の上側と下側はそれぞれ、第一補助辺321と第二補助辺322とする。スライドエリア31の上方の従動エリア30には、スライド部310から上向きに延伸し、ループ編成シリンダ離脱補助エリア32と間隔をあけて形成される突出部300を備え、本発明の突出部300は、好ましくは、スライド部310の一方側から上向きに形成されるものとする。スライド部310の一方側の、ループ編成シリンダ離脱補助エリア32の下方には、内側に窪んだ形状の磨耗降下空間33を形成する。ループ編成シリンダ離脱補助エリア32の下方と磨耗降下空間33の上方の交わる箇所には臨界辺323を設ける。ループ編成シリンダ離脱補助エリア32に向き合う突出部300の側辺には後収縮ガイド辺301を備え、突出部300に向き合うループ編成シリンダ離脱補助エリア32の側辺には前延伸ガイド辺302を備える。
【0020】
こうして、本発明の円型編機のシンカーは、シンカーの磨耗を大幅に減少させ、機構の効果を確実に高め、シンカーの使用寿命を延ばす目的を実現する。
【0021】
説明書を読む方に、本発明の使用状態での連続動作をご理解頂くために、図4から図6の図面を用いて説明をおこなう。まず、図5には、ループ編成シリンダ離脱機構1の継続動作状態を示す。図は、シンカー3が、編針5の動きに合わせて往復水平移動をおこなっている状態であり、その繰り返し動作を図5および図6に示した。ループ編成シリンダ離脱補助エリア32の下方には、内側に窪んだ形状の磨耗降下空間33があるため、ループ編成シリンダ離脱補助エリア32は、編針5のループ編成とシリンダ離脱を助ける機能を完了させるとともに、シンカーの磨耗を大幅に抑制し、機構の効果を向上させ、シンカーの使用寿命を延ばす目的を果たす。
【0022】
以上述べたことは、本発明の実施例にすぎず、本発明の実施の範囲を限定するものではなく、本発明の特許請求の範囲に基づきなし得る同等の変化と修飾は、いずれも本発明の権利のカバーする範囲内に属するものとする。
【符号の説明】
【0023】
1、1a ループ編成シリンダ離脱機構
10、10a シンカー盤
11、11a シンカー溝
2、2a 案内台
20、20a 案内体
21 第一レール
22 第二レール
3、3a シンカー
30、30a 従動エリア
300、300a 突出部
301 後収縮ガイド辺
302 前延伸ガイド辺
31、31a スライドエリア
310、310a スライド部
32、32a ループ編成シリンダ離脱補助エリア
320、320a 糸押圧溝
321 第一補助辺
322 第二補助辺
323 臨界辺
33 磨耗降下空間
34 修正エリア
4、4a シリンダ
41 修正溝
5、5a 編針
6 糸ガイド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ループ編成シリンダ離脱機構は、
複数の編針を垂直に配置するシリンダと、
シリンダの外部エッジに設け、複数のシンカー溝を水平配置するシンカー盤と、
各シンカー溝上に設けたシンカーと、
シンカーの上方に配置し、シンカーをフラット移動させるための第一レールと第二レールを備える複数の案内体を配置した案内台と、を含んでなり、
前記シンカーは、
シンカー溝内をスライドするスライド部を備えたスライドエリアと、
スライド部の一方から上向きに延伸した後に外側に伸び、尚且つ、水平に内側に窪んだ形状をなし、編針のループ編成やシリンダ離脱を助ける糸押圧溝を備え、その糸押圧溝の上側及び下側はそれぞれ、第一補助辺と第二補助辺とするループ編成シリンダ離脱補助エリアと、
スライドエリア上方に位置し案内体の働きを受け、尚且つ、スライド部から上向きに延伸し、ループ編成シリンダ離脱補助エリアと間隔をあけて形成される突出部を備える従動エリアと、
スライド部の一方側の、ループ編成シリンダ離脱補助エリアの下方に、内側に窪んだ形状で形成され、ループ編成シリンダ離脱補助エリアをシリンダ上方において直接、フラット移動させる磨耗降下空間と、
を含むことを特徴とする円型編機のループ編成シリンダ離脱機構。
【請求項2】
前記ループ編成シリンダ離脱補助エリアの下方と磨耗降下空間の上方の交わる箇所には臨界辺を設け、臨界辺は、最も好ましくは、シリンダとの間に隙間を備えることを特徴とする請求項1に記載の円型編機のループ編成シリンダ離脱機構。
【請求項3】
前記ループ編成シリンダ離脱補助エリアに向き合う前記突出部の側辺には後収縮ガイド辺を備え、突出部に向き合うループ編成シリンダ離脱補助エリアの側辺には前延伸ガイド辺を備え、第一レールは、後収縮ガイド辺に相対して設置し、第二レールは前延伸ガイド辺に相対して設置することを特徴とする請求項1或いは2に記載の円型編機のループ編成シリンダ離脱機構。
【請求項4】
シンカーは、
スライド部を備えたスライドエリアと、
スライド部の一方から上向きに延伸した後に外側に伸び、尚且つ、水平に内側に窪んだ形状をなして上側及び下側をそれぞれ第一補助辺と第二補助辺とする糸押圧溝を形成するループ編成シリンダ離脱補助エリアと、
スライドエリア上方に位置し、尚且つ、スライド部から上向きに延伸し、ループ編成シリンダ離脱補助エリアと間隔をあけて形成される突出部を備える従動エリアと、
スライド部の一方側の、ループ編成シリンダ離脱補助エリアの下方に、内側に窪んだ形状で形成された磨耗降下空間と、
を含むことを特徴とする円型編機のシンカー。
【請求項5】
前記ループ編成シリンダ離脱補助エリアの下方と磨耗降下空間の上方の交わる箇所には臨界辺を設けることを特徴とする請求項4に記載の円型編機のシンカー。
【請求項6】
前記ループ編成シリンダ離脱補助エリアに向き合う前記突出部の側辺には後収縮ガイド辺を備え、突出部に向き合うループ編成シリンダ離脱補助エリアの側辺には前延伸ガイド辺を備えることを特徴とする請求項4或いは5に記載の円型編機のシンカー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−67914(P2013−67914A)
【公開日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−207474(P2011−207474)
【出願日】平成23年9月22日(2011.9.22)
【出願人】(393010101)佰龍機械廠股▲ふん▼有限公司 (33)
【Fターム(参考)】