説明

制御機能を有する蛍光灯型LEDランプおよび蛍光灯型LEDランプ制御システム

【課題】 本発明は、蛍光灯型LEDランプの光源として使用されるLED素子の点灯または消灯状態を遠隔地で制御可能にし、無人の場所に蛍光灯型LEDランプが設置された場合、管理者が現場に行って確認していない状態で、その状態を制御し、モニタリングを可能にする制御機能を有する蛍光灯型LEDランプおよび蛍光灯型LEDランプ制御システムを提供する。
【解決手段】 本発明は、遠隔地に設置された蛍光灯型LEDランプ制御装置と無線で送受信できる手段を蛍光灯型LEDランプに備え、蛍光灯型LEDランプ制御装置からLED素子を点灯または消灯させることができる電源制御信号、またはLED素子の照度を調節するための照度調節信号を送出して遠隔地に設置されているLEDランプを点灯または消灯させることができるだけでなく、その照度も調節できるようにすることによって、無人の場所に設置されたLEDランプに対して、管理者が現場に行って確認していない状態で、その状態を制御し、モニタリングできる制御機能を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御機能を有する蛍光灯型LEDランプおよび蛍光灯型LEDランプ制御システムに関するものである。より詳細には、蛍光灯型LEDランプの光源として使用されるLED素子の点灯または消灯状態を遠隔地で制御可能にし、無人の場所に蛍光灯型LEDランプが設置された場合、管理者が現場に行って確認していない状態で、その状態を制御してモニタリングを可能にする制御機能を有する蛍光灯型LEDランプおよび蛍光灯型LEDランプ制御システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
蛍光灯は、一般のスーパーや電気屋で手軽に購入できるだけでなく、価格も安価で設置方法が容易であるため、老若男女を問わず、誰でも設置が可能であり、看板業界だけでなく全照明業界で最も長い間、最も多く使用されてきた光源である。
【0003】
しかし、蛍光灯の場合、黒点現象、短寿命などで交換が多く、色、形態などデザイン表現に限界があり、蛍光物質を使用するために、環境問題を重要視する照明市場の流れに反するため、次第に他光源に代替されている傾向にある。
【0004】
他光源として最も注目されているのはLED(LED,Light Emitting Diode)素子であり、これは1962年GaAsP化合物半導体を利用した赤色LED素子が商品化されたことをはじめとして、GaP:N系の緑色LED素子とともに今まで情報通信機器をはじめとする電子装置の表示用光源として用いられてきた。
【0005】
また、1990年代中盤以降、GaN青色LED素子が開発され、天然色ディスプレイが製造可能になった。
【0006】
代表的な利用分野としては、携帯電話の液晶表示素子やキーパッド用バックライトがあげられるが、これ以外にも屋外用大型電光掲示板、交通信号灯器、自動車の計器盤および尾灯、港湾、空港、高層ビルディングの警告灯および誘導灯など、多様なところに使用されている。
【0007】
また、LED素子は、半導体の迅速な処理速度と低い電力消耗などの長所とともに、環境にやさしくて省エネルギー効果が高いため、次世代国家戦略品目として注目されている。
【0008】
また、LED素子の長所は、既存の光源に比べて極小型であり、消費電力が低く、寿命が既存の電球に比べて10倍以上であり、反応速度が速く、既存の光源に比べて非常に優れた特性を有している。また、紫外線のような有害波の放出がなく、水銀およびその他放電用ガスを使用しない環境問題を考慮した光源である。
【0009】
しかし、LED素子はエネルギーが光の形態だけでなく、熱の形態でも放出されるため、高温になりやすい特性を有する。高温を冷却させるためにLEDランプの外部に通孔を構成する形態のランプが一部あるが、通孔を通じて流入した埃やその他害虫などによって、LEDランプの効率が著しく減少する。また、放熱による高温のためLEDの寿命が減少するため、LEDの発熱を冷却させるための研究は持続的に行われている。
【0010】
また、LED素子の光は直進性があり、LED素子の真下は非常に明るいが、周辺は暗い。したがって、一般ランプとして使用するためにはLED素子の直進性が強い光を拡散させることができる別途の装置が必要である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
これにより、本発明は、従来技術の問題点を解消して必要性により案出されたものであり、本発明は、蛍光灯型LEDランプの光源として使用されるLED素子の点灯または消灯状態を遠隔地で制御可能にし、無人の場所に蛍光灯型LEDランプが設置された場合、管理者が現場に行って確認していない状態で、その状態を制御してモニタリングが可能な制御機能を有する蛍光灯型LEDランプおよび蛍光灯型LEDランプ制御システムを提供することを目的とする。
【0012】
また、本発明は、LED駆動装置を蛍光灯型LEDランプ本体の外部に装着させることによって、LED駆動装置の作動時に発生する熱による影響を最小化することができる制御機能を有する蛍光灯型LEDランプおよび蛍光灯型LEDランプ制御システムを提供することを目的とする。
【0013】
また、本発明は、LED素子にDC電源を供給するLED駆動装置の外側に温度調節部を備え、LED駆動装置の装置内部または装置外部の温度により発熱または吸熱機能を行うことによって、LED駆動装置の装置内部温度または装置外部温度を上昇または下降させることができる制御機能を有する蛍光灯型LEDランプおよび蛍光灯型LEDランプ制御システムを提供することを目的とする。
【0014】
また、本発明は、温度調節部外側に放熱部材をさらに備え、温度調節部による温度上昇または温度下降機能がさらに効率的に行われるようにする制御機能を有する蛍光灯型LEDランプおよび蛍光灯型LEDランプ制御システムを提供することを目的とする。
【0015】
また、本発明は、光源として使用されるLED素子を外部から隔離させることができるカバーを拡散物質が含まれた材質である部材を用いて製作することによって、別途の拡散板または拡散フィルムを備えなくても、LED素子から放出される光がスムーズに拡散してLED素子の残像などを未然に除去できる制御機能を有する蛍光灯型LEDランプおよび蛍光灯型LEDランプ制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0016】
上記目的を達成するために、本発明の実施例は、LED素子を光源として使用する蛍光灯型LEDランプと、AC電源をDC電源に変換する電源変換部と、外部の遠隔調整機から遠隔制御信号を受信する無線送受信部と、上記無線送受信部を通じて受信される遠隔制御信号に応じて電源制御信号を出力する制御部と、上記制御部の電源制御信号に応じて上記電源変換部のDC電源を上記LED素子に供給または遮断させるスイッチ部を含むLED駆動装置とを含んでなることを特徴とする。
【0017】
また、本発明の他実施例は、LED素子を光源として使用する蛍光灯型LEDランプと、AC電源をDC電源に変換する電源変換部と、外部から遠隔制御信号を受信する無線送受信部と、上記無線送受信部を通じて受信される遠隔制御信号に応じて電源制御信号を出力する制御部と、上記制御部の電源制御信号に応じて上記電源変換部のDC電源を上記LED素子に供給または遮断させるスイッチ部を含むLED駆動装置と、管理者の操作により、またはあらかじめセットされている条件により、上記LED駆動装置に遠隔制御信号を送出する蛍光灯型LEDランプモニタリング装置とを含んでなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
したがって本発明は、蛍光灯型LEDランプの光源として使用されるLED素子の点灯または消灯状態を遠隔地で制御可能にし、無人の場所に蛍光灯型LEDランプが設置された場合、管理者が現場に行って確認していない状態で、その状態を制御してモニタリングを可能にするという効果がある。
【0019】
また、本発明は、LED駆動装置を蛍光灯型LEDランプ本体の外部に装着させることによって、LED駆動装置の作動時に発生する熱による影響を最小化できるという効果がある。
【0020】
また、本発明は、LED素子にDC電源を供給するLED駆動装置の外側に温度調節部を備え、LED駆動装置の装置内部または装置外部の温度により、発熱または吸熱機能を行うことによって、LED駆動装置の装置内部温度または装置外部温度を上昇または下降させることができるという効果がある。
【0021】
また、本発明は、温度調節部の外側に放熱部材をさらに備え、温度調節部による温度上昇または温度下降機能がさらに効率的に行われるという効果がある。
【0022】
また、本発明は、光源として使用されるLED素子を外部から隔離させることができるカバーを拡散物質が含まれた材質である部材を利用して製作することによって、別途の拡散板または拡散フィルムを備えなくても、LED素子から放出される光がスムーズに拡散してLED素子の残像などを未然に除去できるという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下、本発明の一実施例を添付図面により詳しく説明する。ただし、本発明は本実施例に限定されるものではない。
【0024】
本発明が適用された蛍光灯型LEDランプは、上部カバー20に拡散カバー30を結合させて半円筒形状を有し、LED駆動装置60が物理的力によって上部カバー20に装着または脱着可能に備える一方、上部カバー20の上部に半円筒状の放熱部材70を備え、蛍光灯型LEDランプ100の両端部がチューブ形状を有するように製作される。
【0025】
これにより、本発明が適用された蛍光灯型LEDランプは、従来の蛍光灯と同一の形状を有し、既に設置されている蛍光灯の接続端子に本発明が適用された蛍光灯型LEDランプ100の端子ピン51、52を結合させることによって、従来の蛍光灯設置方式と同一の方式で設置することができる。
【0026】
上記制御機能を有する蛍光灯型LEDランプについて、図1ないし図6を参照して詳細に説明する。
【0027】
(制御機能を有する蛍光灯型LEDランプ)
図1は、本発明が適用された制御機能を有する蛍光灯型LEDランプの分解斜視図である。図1に示すように、LED素子11を光源として使用する蛍光灯型LEDランプ100と、LED素子11にDC電源を供給するためのLED駆動装置60とで構成される。
【0028】
LED駆動装置60はAC電源をDC電源に変換する電源変換部67と、外部の遠隔調整機から遠隔制御信号を受信する無線送受信部69と、無線送受信部69を通じて受信される遠隔制御信号に応じて電源制御信号を出力する一方、上記遠隔制御信号がランプ照度調節信号であるかどうかを判断し、ランプ照度調節信号の場合、上記遠隔制御信号に対応するランプ照度調節制御信号を出力する制御部66と、制御部66の電源制御信号に応じて電源変換部67のDC電源をLED素子11に供給または遮断させるスイッチ部68と、制御部66のランプ照度調節制御信号に応じて上記複数のLED素子11に供給される電源の出力レベルを調節する電源調節部96と、蛍光灯型LEDランプの周辺の照度を測定する照度センサ97とで構成される。
【0029】
このとき、制御部66は、照度センサ97から入力される照度測定信号をチェックしてチェック結果に対応するランプ照度調節制御信号を生成し、電源調節部96に出力する。
【0030】
ここで、照度センサ97は、LED駆動装置60の外側の一面に取り付けて備えられ、LED駆動装置60の周辺照度を測定する。
【0031】
LED駆動装置60は、蛍光灯型LEDランプ100に物理的に加えられる力によって装着脱可能に結合される。
【0032】
蛍光灯型LEDランプ100は、図1に示すように、LED素子11が一定間隔で固定配列され、複数のAC電源供給端子12、13および複数のDC電源供給端子14、15が備えられた回路基板10と、回路基板10がその下部に取付固定され、複数のAC電源供給端子12、13および複数のDC電源供給端子14、15が外部に露出するように結合孔25が形成された上部カバー20と、回路基板10の上側に備えられ、上部カバー20に結合してLED素子11から放出された光を拡散する拡散カバー30と、結合した拡散カバー30と上部カバー20の両端にはめ込まれて結合し、商用電源がAC電源供給端子12、13に供給されるようにするAC電源供給ライン41が備えられた電気接続部40と、電気接続部40上部に結合して電気接続部40と電気的に接続される一対の端子ピン51、52が備えられており、電気接続部40を外部環境から分離させる端子部50と、LED駆動装置の両側面に所定間隔で離隔された状態で結合部材によって上部カバーに結合する放熱部材70とで構成される。
【0033】
放熱部材70は、複数の放熱ピン71が形成されており、その形状が半円筒形状である。
【0034】
AC電源供給端子12、13またはDC電源供給端子14、15と結合孔25の間に防水部材26が備えられ、防水部材26はオーリング形状であり、絶縁材質からなる。
【0035】
回路基板10は、上部カバー20の両側端部から所定間隔で離隔された状態で備えられ、電気接続部40のAC電源供給ライン41は、回路基板10と上部カバー20の間に形成された空間の内側に位置する。
【0036】
上部カバー20と拡散カバー30の結合面に防水部材80が備えられ、このとき、防水部材80は、防水テープである。
【0037】
回路基板10に固定配列されたLED素子11の離隔間隔は、LED素子11の光放出角度によって、一定個数のLED素子11から放出される光が重畳するように決定される。
【0038】
拡散カバー30は、その内側にLED素子11から放出される光が重畳するように位置することが望ましい。拡散カバー30は、拡散物質を含有している材質からなることが望ましい。
【0039】
LED素子11を光源として使用する蛍光灯型LEDランプの作動電圧は、100〜240Vである。
【0040】
上記のように構成された制御機能を有する蛍光灯型LEDランプの作用について説明する。
【0041】
複数個のLED素子11が所定間隔で離隔配列された回路基板10のAC電源供給端子12、13およびDC電源供給端子14、15が、上部カバー20に形成された結合孔25を通じて外部に露出された状態で、回路基板10が上部カバー20に結合するようにする。このとき、結合方式はねじなどのような固定部材を用いても、接着剤などのような接着部材を用いても良い。
【0042】
このとき、LED素子11から放出される光の重畳地点が拡散カバー30の内側に位置するように回路基板10が拡散カバー30と離隔された状態で上部カバー20に結合し、光の重畳地点までの距離dは、回路基板10の厚さを調節することによって調節可能である。
【0043】
上記のように、複数のLED素子11間の離隔間隔および回路基板10から拡散カバー30の中心点までの距離を光の重畳および重畳した距離を利用して決定することによって、LED素子11が点灯する場合、拡散カバー30の外部面にLED素子11の形状や残像が現れなくなる。
【0044】
前述したように、上部カバー20に回路基板10を結合させた後、拡散カバー30を上部カバー20の下端部から加圧によって結合させる。このとき、上部カバー20と拡散カバー30とを結合させる前に、上部カバー20と拡散カバー30が密着する面に防水テープ80を貼着させ、内側に蒸気などのような水分が浸透しないようにする。
【0045】
この結合過程の場合、生産工程時には、別途に形成された結合ジグにより行われる。
【0046】
上記のように、上部カバー20と拡散カバー30を結合させた後、上部カバー20の両端部に半円筒状の放熱部材70を接着剤などのような接着部材を用いて貼着させる。これにより、両端部は一般的な蛍光灯のようにチューブ形態の円筒形状を有するようになる。
【0047】
放熱部材70を上部カバー20に取り付けた後、放熱部材70と拡散カバー30との結合によって形成されたチューブ形態の両先端に電気接続部40をまずはめ込み、電気接続部40の上部に端子部50をかぶせて電気接続部40を外部環境から隔離させる。このとき、端子部50には、電気接続部40と電気的に結合し、商用電源が供給され、電気接続部40のAC電源供給ライン41およびAC電源供給端子12、13を通じてLED駆動装置60に供給するための端子ピン51、52が備えられる。
【0048】
LED駆動装置60は、図7に示すように、ACコネクター(図示せず)を通じて入力されるAC電源を電源変換部67に出力し、電源変換部67は、上記AC電源をLED素子11を点灯させることができるDC電源に変換し、DC電源供給端子14、15を通じてLED素子11に供給されて点灯させる。
【0049】
1.点灯制御モード
点灯制御モードは、2種類の方式で適用可能である。第1方式は、外部で遠隔調整機を用いて、使用者がLED素子11を点灯または消灯させる方式であり、第2方式は、照度センサ97を用いて、周辺が暗くなると自動的に点灯し、明るくなると消灯する方式である。
【0050】
第1方式について以下のようにより詳細に説明する。
【0051】
使用者が遠隔調整機を用いて、遠隔制御信号の点灯要請信号を送出すると、LED駆動装置60の無線送受信部69は、上記点灯要請信号を受信して制御部66に出力する。
【0052】
これにより、制御部66は、スイッチ部68がオンになるように制御し、電源変換部67のDC電源をLED素子11に供給して点灯させる。一方、使用者が遠隔調整機を用いて遠隔制御信号の消灯要請信号を送出すると、LED駆動装置60の無線送受信部69は、上記消灯要請信号を受信して制御部66に出力し、制御部66は、スイッチ部68がオフになるように制御し、LED素子11に供給されるDC電源を遮断させる。
【0053】
第2方式について以下のようにより詳細に説明する。
【0054】
LED駆動装置60の外側面の所定位置に照度センサ97を備え、蛍光灯型LEDランプ100が設置されている場所の照度を測定して測定された照度値を制御部66に送る。
【0055】
これにより、制御部66は、入力された照度値をすでにセットされている基準照度値と比較して周辺が暗いと判断する場合、スイッチ部68をオンにし、電源変換部67のDC電源をLED素子11に供給して点灯させる。一方、LED素子11が点灯した状態でも、照度センサ97は、照度を持続的に測定して測定された照度値を制御部66に出力する。
【0056】
これにより、制御部66は、照度値を基準照度値と比較して周辺が明るいと判断する場合、スイッチ部68をオフにし、LED素子11に供給される電源変換部67のDC電源を遮断してLED素子11を消灯させる。
【0057】
上記第2方式は使用者によって、自動モードに設定された後になされるように実現することもでき、上記基準照度値はLED素子を点灯させるか否かを判断するための第1照度値と、LED素子を消灯させるか否かを判断するための第2照度値からなる。
【0058】
一方、上記2種類の点灯モード以外に一箇所に多数の蛍光灯型LEDランプが設置されている場合、多数の蛍光灯型LEDランプのうち、所望の蛍光灯型LEDランプだけを選択的に点灯できるように実現することもできる。
【0059】
2.照度調節モード
本発明によって実現された照度調節モードについて以下のように説明する。
【0060】
使用者が遠隔調整機を用いて遠隔制御信号の照度調節要請信号を送出するとLED駆動装置60の無線送受信部69は、遠隔制御信号の照度調節要請信号を受信して制御部66に出力する。
【0061】
これにより、制御部66は入力された照度調節要請信号をチェックして照度を認知し、制御部66は、LED素子11が認知された照度の明るさだけを有するように照度調節制御信号を電源調節部96に出力し、電源調節部96は、上記照度調節制御信号に応じてスイッチ部68に出力されるDC電源の出力レベルをアップまたはダウンさせる。
【0062】
スイッチ部68は、制御部66の制御によってオンになった後、上記出力レベルが調節されたDC電源をLED素子11に供給し、LED素子11は、DC電源の出力レベル程度の照度を有する状態で点灯される。
【0063】
照度調節モードも自動モードに実現することができるが、その方式は制御部66の内部メモリーに時間と出力レベル情報を保存させておき、照度調節自動モードでLED駆動装置60を転換させれば良い。
【0064】
これにより、制御部66は、内部に備えられたタイマーを利用して時間をチェックし、上記指定された時間になると、スイッチ部68を通じて出力されるDC電源の出力レベルを電源調節部96を通じて指定された出力レベルに変換させた後、LED素子11に供給されるようにすれば良い。
【0065】
(蛍光灯型LEDランプ制御システム)
本発明による蛍光灯型LEDランプ制御システムは、LED素子を光源として使用する蛍光灯型LEDランプ100と、LED素子11にDC電源を供給するためのLED駆動装置60と、管理者の操作により、またはあらかじめセットされている条件により、LED駆動装置60に遠隔制御信号を送出する蛍光灯型LEDランプモニタリング装置300とで構成される。
【0066】
LED駆動装置60は、AC電源をDC電源に変換する電源変換部67と、外部の遠隔調整機から遠隔制御信号を受信する無線送受信部69と、無線送受信部69を通じて受信される遠隔制御信号に応じて電源制御信号を出力する一方、上記遠隔制御信号がランプ照度調節信号であるかどうかを判断し、ランプ照度調節信号である場合、上記遠隔制御信号に対応するランプ照度調節制御信号を出力する制御部66と、制御部66の電源制御信号に応じて電源変換部67のDC電源をLED素子11に供給または遮断させるスイッチ部68と、制御部66のランプ照度調節制御信号に応じて上記複数のLED素子11に供給される電源の出力レベルを調節する電源調節部96と、蛍光灯型LEDランプの周辺の照度を測定する照度センサ97とで構成される。
【0067】
このとき、制御部66は、照度センサ97から入力される照度測定信号をチェックしてチェック結果に対応するランプ照度調節制御信号を生成し、電源調節部96に出力する。
【0068】
ここで、照度センサ97は、LED駆動装置60の外側一面に取り付けて備えられ、LED駆動装置60の周辺照度を測定する。
【0069】
LED駆動装置60は、蛍光灯型LEDランプ100に物理的に加えられる力によって装着脱可能に結合する。
【0070】
制御部66は、複数のLED素子11の異常有無をチェックしてそのチェック結果を蛍光灯型LEDランプモニタリング信号として生成し、無線送受信部69を通じて蛍光灯型LEDランプモニタリング装置300に送出させ、蛍光灯型LEDランプモニタリング装置300は、上記蛍光灯型LEDランプモニタリング信号を受信して非正常に動作する蛍光灯型LEDランプ100の有無をチェックし、異常がある場合、非正常に動作する蛍光灯型LEDランプの情報を提供して管理者に知らせることによって、現場でいちいち確認しなくても蛍光灯型LEDランプの異常有無が把握でき、異常が発生する場合、速かに交換や修理ができるようにする。
【0071】
LED駆動装置60は、蛍光灯型LEDランプ100に物理的に加えられる力によって装着脱可能に結合する。
【0072】
蛍光灯型LEDランプ100は、図1に示すように、LED素子11が一定間隔で固定配列され、複数のAC電源供給端子12、13および複数のDC電源供給端子14、15が備えられた回路基板10と、回路基板10がその下部に取付固定され、複数のAC電源供給端子12、13および複数のDC電源供給端子14、15が外部に露出するように結合孔25が形成された上部カバー20と、回路基板10の上側に備えられ、上部カバー20に結合してLED素子11から放出された光を拡散する拡散カバー30と、結合した拡散カバー30と上部カバー20の両端にはめ込まれて結合し、商用電源をAC電源供給端子12、13に供給させるAC電源供給ライン41が備えられた電気接続部40と、電気接続部40の上部に結合して電気接続部40と電気的に接続される一対の端子ピン51、52が備えられており、電気接続部40を外部環境から分離させる端子部50と、LED駆動装置の両側面に所定間隔で離隔された状態で結合部材によって上記上部カバーに結合する放熱部材70とで構成される。
【0073】
放熱部材70は、複数の放熱ピン71が形成されており、その形状が半円筒形状である。
【0074】
AC電源供給端子12、13またはDC電源供給端子14、15と結合孔25の間に防水部材26が備えられ、防水部材26はオーリング形状であり、絶縁材質からなる。
【0075】
回路基板10は、上部カバー20の両側端部から所定間隔で離隔された状態で備えられ、電気接続部40のAC電源供給ライン41は、回路基板10と上部カバー20との間に形成された空間の内側に位置する。
【0076】
上部カバー20と拡散カバー30の結合面に防水部材80が備えられ、このとき、防水部材80は防水テープである。
【0077】
回路基板10に固定配列されたLED素子11の離隔間隔は、LED素子11の光放出角度によって、一定個数のLED素子11から放出される光が重畳するように決定される。
【0078】
拡散カバー30は、その内側にLED素子11から放出される光が重畳するように位置することが望ましい。拡散カバー30は、拡散物質を含有している材質からなることが望ましい。
【0079】
LED素子11を光源として使用する蛍光灯型LEDランプの作動電圧は、100〜240Vである。
【0080】
上記のように構成された蛍光灯型LEDランプ制御システムの作用について、以下のように説明する。
【0081】
まず、蛍光灯型LEDランプモニタリング装置300は、無線通信網を通じて無線送受信部69を備えている蛍光灯型LEDランプ100と、双方向通信を通じて現場にある蛍光灯型LEDランプ100の点灯または消灯状態を制御し、蛍光灯型LEDランプ100が正常に動作するか否かを判断して修理または交換されるようにする。
【0082】
1.点灯制御モード
管理者は、蛍光灯型LEDランプモニタリング装置300を通じて、所望の場所に設置されている蛍光灯型LEDランプ100を選択し、無線通信網(図示せず)を通じて点灯要請信号を送出すると、LED駆動装置60の無線送受信部69は、上記無線通信網を通じて、上記点灯要請信号を受信して制御部66に出力する。
【0083】
これにより、制御部66はスイッチ部68がオンになるように制御し、電源変換部67のDC電源をLED素子11に供給して点灯させる。一方、管理者が蛍光灯型LEDランプモニタリング装置300を通じて遠隔制御信号の消灯要請信号を送出すると、LED駆動装置60の無線送受信部69は、上記消灯要請信号を受信して制御部66に出力し、制御部66はスイッチ部68がオフになるように制御してLED素子11に供給されるDC電源を遮断させる。
【0084】
一方、汽車または電車のプラットホームやトンネルなどのように、一箇所に多数の蛍光灯型LEDランプが設置されている場合、多数の蛍光灯型LEDランプの所望の蛍光灯型LEDランプだけを選択的に点灯できるように実現することもできる。
【0085】
2.照度調節モード
管理者が蛍光灯型LEDランプモニタリング装置300を通じて、遠隔制御信号の照度調節要請信号を送出すると、LED駆動装置60の無線送受信部69は、遠隔制御信号の照度調節要請信号を受信して制御部66に出力する。
【0086】
これにより、制御部66は、入力された照度調節要請信号をチェックして照度の程度を認知し、制御部66は、LED素子11が認知された照度の明るさだけ有するように照度調節制御信号を電源調節部96に出力し、電源調節部96は、上記照度調節制御信号に応じてスイッチ部68に出力されるDC電源の出力レベルをアップまたはダウンさせる。
【0087】
スイッチ部68は、制御部66の制御によってオンにされた後、上記出力レベルが調節されたDC電源をLED素子11に供給し、LED素子11は、DC電源の出力レベル程度の照度を有した状態で点灯される。
【0088】
したがって、深夜などのように利用する使用者や車両が多くない場合、蛍光灯型LEDランプ100の照度を落として省エネルギーが可能とする。
【0089】
3.異常有無チェックモード
蛍光灯型LEDランプモニタリング装置300は、LED駆動装置60によってDC電源が供給され、蛍光灯型LEDランプ100が動作する間、LED駆動装置60に異常発生の有無確認要請信号を送出する。
【0090】
これにより、LED駆動装置60の無線送受信部69は、上記異常発生有無確認要請信号を受信して制御部66に出力し、制御部66は、上記異常発生有無確認要請信号に応じて蛍光灯型LEDランプ100のLED素子11が正常に駆動しているかをチェックする。
【0091】
チェックの結果、異常が発生する場合、制御部66は、蛍光灯型LEDランプ100の識別情報とともに、異常発生信号を無線通信網を通じて上記蛍光灯型LEDランプモニタリング装置300に送る。
【0092】
蛍光灯型LEDランプモニタリング装置300は、蛍光灯型LEDランプ100の識別情報と異常発生メッセージを画面上に出力したり、あらかじめ保存されている移動通信端末機番号などを利用して送ることによって、管理者に知らせて速かに対処できるようにする。
【0093】
一方、制御部66は、異常が発生しない場合にも、蛍光灯型LEDランプ100の識別情報とともに、正常確認信号を送ることによって、蛍光灯型LEDランプモニタリング装置300は、LED駆動装置60から正常確認信号が入力されなかった場合、LED駆動装置60が正常に動作しないと認識する。
【0094】
したがって、異常が発生した蛍光灯型LEDランプに対して、LED素子11が備えられた回路基板10を交換するのか、あるいはLED駆動装置60を交換するのかあらかじめ知らせて、交換または修理時に必要な道具や製品を準備できるようにする。
【図面の簡単な説明】
【0095】
【図1】本発明に係る制御機能を有する蛍光灯型LEDランプの斜視図である。
【図2】本発明に係る制御機能を有する蛍光灯型LEDランプの正断面図である。
【図3】本発明に係る制御機能を有する蛍光灯型LEDランプの側断面図である。
【図4】LED素子から放出される光の重畳地点を説明するための図である。
【図5】本発明に係る制御機能を有する蛍光灯型LEDランプを概念的に示すブロック図である。
【図6】本発明に係る蛍光灯型LEDランプ制御システムを説明するためのブロック図である。
【図7】図6および図7に適用されたLED駆動装置の構成を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
【0096】
10 回路基板
11 LED素子
12、13 AC電源供給端子
14、15 DC電源供給端子
20 上部カバー
25 結合孔
30 拡散カバー
40 電気接続部
41 AC電源供給ライン
50 端子部
51、52 端子ピン
60 LED駆動装置
70 放熱部材
80 防水部材
100 蛍光灯型LEDランプ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
LED素子を光源として使用する蛍光灯型LEDランプと、
AC電源をDC電源に変換する電源変換部と、
外部の遠隔調整機から遠隔制御信号を受信する無線送受信部と、
上記無線送受信部を通じて受信される遠隔制御信号に応じて電源制御信号を出力する制御部と、
上記制御部の電源制御信号に応じて上記電源変換部のDC電源を上記LED素子に供給または遮断させるスイッチ部を含むLED駆動装置と、
を含んでなることを特徴とする制御機能を有する蛍光灯型LEDランプ。
【請求項2】
上記制御部は、上記遠隔制御信号がランプ照度調節信号であるかどうかの可否を判断し、ランプ照度調節信号の場合、上記遠隔制御信号に対応するランプ照度調節制御信号を出力することを特徴とし、
上記制御部のランプ照度調節制御信号に応じて上記複数のLED素子に供給される電源の出力レベルを調節する電源調節部をさらに含む請求項1に記載の制御機能を有する蛍光灯型LEDランプ。
【請求項3】
上記制御機能を有する蛍光灯型LEDランプは、
蛍光灯型LEDランプの周辺の照度を測定する照度センサをさらに含み、
上記制御部は、上記照度センサから入力される照度測定信号をチェックしてチェック結果に対応するランプ照度調節制御信号を生成し、上記電源調節部に出力することを特徴とする請求項2に記載の制御機能を有する蛍光灯型LEDランプ。
【請求項4】
上記LED駆動装置は、上記蛍光灯型LEDランプに物理的に加えられる力によって装着脱可能に結合することを特徴とする請求項1に記載の制御機能を有する蛍光灯型LEDランプ。
【請求項5】
上記蛍光灯型LEDランプは、
上記LED素子が一定間隔で固定配列される回路基板と、
上記回路基板がその下部に取付固定され、複数のAC電源供給端子および複数のDC電源供給端子が外部に露出するように結合孔が形成された上部カバーと、
上記回路基板の上側に備えられ、上記上部カバーに結合して上記LED素子から放出された光を拡散する拡散カバーと、
結合した上記拡散カバーと上記上部カバーの両端にはめ込まれて結合し、商用電源を上記AC電源供給端子に供給させるAC電源供給ラインが備えられた電気接続部と、
上記電気接続部の上部に結合して上記電気接続部と電気的に接続される一対の端子ピンが備えられており、上記電気接続部を外部環境から分離させる端子部と、
を含んで備えられることを特徴とする請求項1に記載の制御機能を有する蛍光灯型LEDランプ。
【請求項6】
上記蛍光灯型LEDランプは、
上記LED駆動装置の両側面に所定間隔で離隔された状態で結合部材によって、上記上部カバーに結合する放熱部材をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の制御機能を有する蛍光灯型LEDランプ。
【請求項7】
上記放熱部材は、
複数の放熱ピンが形成されたことを特徴とする請求項6に記載の制御機能を有する蛍光灯型LEDランプ。
【請求項8】
上記放熱ピンが形成された放熱部材は半円筒形状であることを特徴とする請求項7に記載の制御機能を有する蛍光灯型LEDランプ。
【請求項9】
上記上部カバーは、「H」形状であることを特徴とする請求項5に記載の制御機能を有する蛍光灯型LEDランプ。
【請求項10】
上記AC電源供給端子またはDC電源供給端子と上記結合孔の間に防水部材が備えられることを特徴とする請求項5に記載の制御機能を有する蛍光灯型LEDランプ。
【請求項11】
上記回路基板は、上部カバーの両側端部から所定間隔で離隔された状態で備えられ、上記電気接続部のAC電源供給ラインは上記回路基板と上部カバーの間に形成された空間内側に備えられることを特徴とする請求項5に記載の制御機能を有する蛍光灯型LEDランプ。
【請求項12】
上記防水部材は、絶縁材質からなることを特徴とする請求項10に記載の制御機能を有する蛍光灯型LEDランプ。
【請求項13】
上記防水部材は、オーリング形状であることを特徴とする請求項12に記載の制御機能を有する蛍光灯型LEDランプ。
【請求項14】
上記上部カバーと上記拡散カバーの結合面に防水部材が備えられることを特徴とする請求項5に記載の制御機能を有する蛍光灯型LEDランプ。
【請求項15】
上記回路基板に固定配列されたLED素子の離隔間隔は、
LED素子の光放出角度によって、一定個数のLED素子から放出される光が重畳するように決定されることを特徴とする請求項5に記載の制御機能を有する蛍光灯型LEDランプ。
【請求項16】
上記拡散カバーは、その内側に上記LED素子から放出される光が重畳するように位置することを特徴とする請求項5に記載の制御機能を有する蛍光灯型LEDランプ。
【請求項17】
LED素子を光源として使用する蛍光灯型LEDランプと、
AC電源をDC電源に変換する電源変換部と、外部から遠隔制御信号を受信する無線送受信部と、上記無線送受信部を通じて受信される遠隔制御信号に応じて電源制御信号を出力する制御部と、上記制御部の電源制御信号に応じて上記電源変換部のDC電源を上記LED素子に供給または遮断させるスイッチ部を含むLED駆動装置と、
管理者の操作により、またはあらかじめセットされている条件により、上記LED駆動装置に遠隔制御信号を送出する蛍光灯型LEDランプモニタリング装置と、
を含んでなることを特徴とする蛍光灯型LEDランプ制御システム。
【請求項18】
上記制御部は、上記遠隔制御信号がランプ照度調節信号であるかどうかを判断し、ランプ照度調節信号の場合、上記遠隔制御信号に対応するランプ照度調節制御信号を出力することを特徴とし、
上記制御部のランプ照度調節制御信号に応じて上記複数のLED素子に供給される電源の出力レベルを調節する電源調節部をさらに含む請求項17に記載の蛍光灯型LEDランプ制御システム。
【請求項19】
上記制御機能を有する蛍光灯型LEDランプは、
蛍光灯型LEDランプの周辺の照度を測定する照度センサをさらに含み、
上記制御部は、上記照度センサから入力される照度測定信号をチェックしてチェック結果に対応するランプ照度調節制御信号を生成し、上記電源調節部に出力させることを特徴とする請求項18に記載の蛍光灯型LEDランプ制御システム。
【請求項20】
上記制御部は、複数のLED素子の異常有無をチェックしてそのチェック結果を蛍光灯型LEDランプモニタリング信号として生成し、上記無線送受信部を通じて上記蛍光灯型LEDランプモニタリング装置に送出させ、
上記蛍光灯型LEDランプモニタリング装置は、上記蛍光灯型LEDランプモニタリング信号を受信して非正常に動作する蛍光灯型LEDランプの有無をチェックし、異常がある場合、非正常に動作する蛍光灯型LEDランプの情報を提供することを特徴とする請求項17に記載の蛍光灯型LEDランプ制御システム。
【請求項21】
上記蛍光灯型LEDランプは、
上記LED素子が一定間隔で固定配列される回路基板と
上記回路基板がその下部に取付固定され、複数のAC電源供給端子および複数のDC電源供給端子が外部に露出するように結合孔が形成された上部カバーと、
上記回路基板の上側に備えられ、上記上部カバーに結合して上記LED素子から放出された光を拡散する拡散カバーと、
結合した上記拡散カバーと上記上部カバーの両端にはめ込まれて結合し、商用電源を上記AC電源供給端子に供給させるAC電源供給ラインが備えられた電気接続部と、
上記電気接続部の上部に結合して上記電気接続部と電気的に接続される一対の端子ピンが備えられており、上記電気接続部を外部環境から分離させる端子部と、
を含んで備えられることを特徴とする請求項17に記載の蛍光灯型LEDランプ制御システム。
【請求項22】
上記蛍光灯型LEDランプは、
上記LED駆動装置の両側面に所定間隔で離隔された状態で結合部材によって上記上部カバーに結合する放熱部材をさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の蛍光灯型LEDランプ制御システム。
【請求項23】
上記放熱部材は、
複数の放熱ピンが形成されたことを特徴とする請求項22に記載の蛍光灯型LEDランプ制御システム。
【請求項24】
上記放熱ピンが形成された放熱部材は、半円筒形状であることを特徴とする 請求項23に記載の蛍光灯型LEDランプ制御システム。
【請求項25】
上記上部カバーは、「H」形状であることを特徴とする請求項24に記載の蛍光灯型LEDランプ制御システム。
【請求項26】
上記AC電源供給端子またはDC電源供給端子と上記結合孔の間に防水部材が備えられることを特徴とする請求項21に記載の蛍光灯型LEDランプ制御システム。
【請求項27】
上記回路基板は、上部カバーの両側端部から所定間隔で離隔された状態で備えられ、上記電気接続部のAC電源供給ラインは上記回路基板と上部カバーの間に形成された空間の内側に備えられることを特徴とする請求項21に記載の蛍光灯型LEDランプ制御システム。
【請求項28】
上記防水部材は、絶縁材質からなることを特徴とする請求項26に記載の蛍光灯型LEDランプ制御システム。
【請求項29】
上記防水部材は、オーリング形状であることを特徴とする請求項28に記載の蛍光灯型LEDランプ制御システム。
【請求項30】
上記上部カバーと上記拡散カバーの結合面に防水部材が備えられることを特徴とする請求項21に記載の蛍光灯型LEDランプ制御システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−40495(P2010−40495A)
【公開日】平成22年2月18日(2010.2.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−208730(P2008−208730)
【出願日】平成20年8月13日(2008.8.13)
【出願人】(508220076)株式会社エムエスエムテック (4)
【Fターム(参考)】