説明

剃刀

【解決手段】刃体を有するヘッドを把持するくわえ部材とそのヘッドを押圧する押圧部材とを有する組付体12を装着できる装着体10を備え、ホルダの頭部2で互いに間隔をあけて並設した両嵌着部4間にこの装着体10を架設し、この両嵌着部4を互いに結ぶ方向の両側でその装着体10の両端部を固定部材13により挟持して両嵌着部4に対し装着体10を位置決めしている。
【効果】組付体12を装着できる装着体10をホルダの頭部2とは別に設けたので、ホルダの頭部2と装着体10とをそれぞれ必要に応じた各種形態に形成し易い。その頭部2に設けた嵌着部4にこの装着体10を取り付け、その装着体10に可動部材11及び組付体12を装着して、固定部材13によりその装着体10を頭部2の嵌着部4に位置決めするので、ホルダの頭部2に対する装着体10と可動部材11及び組付体12と固定部材13との取付けが行い易くなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、刃体を有するヘッドをホルダの頭部に備えた剃刀において、そのヘッドに対し作用する各種支持部材を有する組付体をホルダの頭部に取り付ける構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば下記特許文献1では、刃体の刃先を表面側で露出させたヘッドの刃先延設方向をホルダの長手方向に対し交差させた所謂T型剃刀が開示されている。このT型剃刀においては、ホルダの頭部に対しヘッドがくわえ部材により着脱可能に支持されるとともに、押圧部材がヘッドにより押されてヘッドがホルダの頭部に対し首振りし得る。
【特許文献1】特開2005−218646号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記特許文献1では、くわえ部材や押圧部材などを含む各種部品からなる組付体が、ホルダの頭部で一体的に設けられた箱部にその口部から嵌め込まれるので、箱部を有するホルダの頭部の形態が制限されてその頭部を各種形態に形成しにくい。
【0004】
この発明は、剃刀において、組付体を装着できるホルダの頭部の形態の自由度を高めてその頭部を各種形態に形成し易くすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
後記実施形態の図面(図1〜6)の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1の発明にかかる剃刀においては、刃体45を有するヘッド44に対し作用する支持部材32を有する組付体12を装着できる装着体10を備え、ホルダ1の頭部2に設けた取付部4にこの装着体10を取り付けている。
【0006】
請求項1の発明を前提とする請求項2の発明において、前記取付部4はホルダ1の頭部2で互いに間隔をあけて複数並設され、前記装着体10はこの各取付部4間に架設されている。
【0007】
請求項2の発明を前提とする請求項3の発明において、前記装着体10の両端部が取り付けられる一対の特定取付部4を有している。
請求項3の発明を前提とする請求項4の発明において、前記装着体10の両端部は、この両特定取付部4を互いに結ぶ方向の両側でこの両特定取付部4に対し固定部材13により位置決めされている。
【0008】
請求項4の発明を前提とする請求項5の発明において、前記両特定取付部4を互いに結ぶ方向の両側でこの両特定取付部4に設けた係止部5に前記固定部材13が嵌め込まれて位置決めされているとともに、前記装着体10の両端部がこの両固定部材13間に挟持されてその固定部材13に対し位置決めされている。
【0009】
次に、請求項以外の技術的思想について実施形態の図面の符号を援用して説明する。
請求項5の発明を前提とする第6の発明において、前記装着体10はその両端部間で前記組付体12を装着する口部20を有している。
【0010】
第6の発明を前提とする第7の発明において、前記装着体10は前記組付体12を装着する口部20を前記両特定取付部4間で有する箱体15を備え、その装着体10の両端部はこの両特定取付部である嵌着部4に嵌め込まれている。
【0011】
第7の発明を前提とする第8の発明においては、前記支持部材32を複数の状態P,Qにする際に各状態P,Q間で移動してそれぞれの状態P,Qで支持部材32に作用する可動部材11を前記箱体15内に設け、この可動部材11を各状態P,Qにする操作部24,26をこの箱体15の外側に露出させている。
【0012】
第8の発明を前提とする第9の発明においては、前記可動部材11は前記装着体10の両端部間を結ぶ方向へ第一状態Pと第二状態Qとの間で往復移動し、その往復移動方向の両側のうち一方の側でこの可動部材11に第一の操作部24が設けられているとともに他方の側でこの可動部材11に第二の操作部26が設けられている。
【0013】
第9の発明を前提とする第10の発明において、前記両固定部材13は前記第一の操作部24または第二の操作部26を貫通させて露出させる操作孔40を有している。
【発明の効果】
【0014】
請求項1〜5の発明では、組付体12を装着できる装着体10をホルダ1の頭部2とは別に設けたので、ホルダ1の頭部2と装着体10とをそれぞれ必要に応じた各種形態に形成し易い。また、請求項4または請求項5の発明では、その頭部2に設けた取付部4にこの装着体10を取り付け、その装着体10に可動部材11及び組付体12を装着して、固定部材13によりその装着体10を頭部2の取付部4に位置決めするので、ホルダ1の頭部2に対する装着体10と可動部材11及び組付体12と固定部材13との取付けが行い易くなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の一実施形態にかかるT型剃刀について図面を参照して説明する。
図1及び図2(a)に示すホルダ1の頭部2においては、ホルダ1の長手方向Xに対し直交する幅方向Yの両側で支持腕部3が互いに間隔をあけて延設され、両支持腕部3はその先端部に向うほど幅方向Yの間隔を広げるように傾斜してその先端部で最大の幅方向Yの間隔を有している。その両支持腕部3の先端部には取付部としての嵌着部4が互いに間隔をあけて並設されている。この両嵌着部4においては、係止孔6を有する係止部としての円形状の環部5と、その環部5の後側で相対向して幅方向Yへ突設された半円弧状の壁部7とを有し、その両壁部7の前方が開放されているとともに、その環部5の後側に円弧状の切欠き8が形成されている。
【0016】
図1及び図2(a)に示すように、ホルダ1の頭部2に取り付けられる支持機構9は、装着体10と可動部材11と組付体12と固定部材13と摘み14とを備えている。
図2(a)に示す前記装着体10においては、上壁部16と下壁部17と後壁部18とによりコ字形状をなす箱体15が幅方向Yへ延設され、この箱体15の幅方向Yの両端部に端壁部19が形成されている。この箱体15の前側には上壁部16と下壁部17との間で口部20が後壁部18に面して形成されている。この箱体15の両端壁部19には係止孔21が形成されている。この係止孔21の上下両側には切欠き21aが形成されている。この箱体15の後壁部18には取付孔22が形成されている。
【0017】
図2(a)に示す前記可動部材11において、スライド板部23の幅方向Yの両端部のうち一方には幅方向Yに対し垂直な操作端面24aを有する円柱状の規制操作部24が連結されているとともに他方には幅方向Yに対し垂直な操作端面26aを有する円柱状の規制解除操作部26が連結され、このスライド板部23の下側には規制操作部24の付近で受け部25が形成されているとともに規制解除操作部26の付近で受け部27が形成されている。また、図3(b)及び図5(b)に示すようにこのスライド板部23にはスリット28aにより形成された両持ち梁状の板ばね部28により弾性を有する係止突起29が形成されている。
【0018】
前記摘み14は互いに連結可能な指当部14aとばね支持部14bとからなり、そのばね支持部14bが前記組付体12の一部として組付けられる。
図2(a)に示す前記組付体12においては、図4(a)(b)及び図6(a)(b)に示すように、前記摘み14のばね支持部14bが台部30上で箱体15の後壁部18の取付孔22に挿入され、このばね支持部14bに支えられた圧縮コイルばね31により弾性を有する支持部材としての押圧部材32が前後方向Zへ移動可能に載置されているとともに、その押圧部材32の幅方向Yの両端部で突設された押圧腕部33が台部30の前壁部34から透孔34aを通して前方へ突出している。この押圧部材32の幅方向Yの両側のうち、一方の側には係入凹部47a内で規制部47が形成され、他方の側には回避凹部48aと規制部48とが互いに隣接して形成されている。また、この組付体12においては、図4(b)及び図6(b)に示すようにこの台部30上の幅方向Yの両側でくわえ部材35が支軸36により回動可能に支持されているとともに、その両くわえ部材35のくわえ腕部37がこの押圧腕部33の下側で台部30の前壁部34から透孔34aを通して前方へ突出してその前壁部34に形成された突板部38上に支えられている。
【0019】
図2(a)に示す前記固定部材13においては、環部39内に操作孔40が形成され、その環部39の内端面に両係止爪部41が突設されているとともに、その環部39の外周に円弧状の係止突部42が形成されている。
【0020】
図2(b)に示すように、前記装着体10の箱体15の両端部は前記ホルダ1の頭部2で両嵌着部4の壁部7内に嵌め込まれ、その箱体15の両端壁部19が両嵌着部4の環部5の内側に重なるとともに、箱体15の口部20が両嵌着部4間で前方を向く。従って、装着体10は両嵌着部4に位置決めされ、前方への装着体10の動き以外は規制される。
【0021】
前記可動部材11については、その規制操作部24と規制解除操作部26とのうち、一方を前記装着体10の箱体15の両端壁部19のうち一方の端壁部19に前記嵌着部4の環部5の係止孔6を介して外側から対向させて一方の端壁部19の係止孔21に対し両切欠き21aを利用して内側へ挿入した後、その一方を他方の端壁部19の係止孔21に対し両切欠き21aを利用して前記嵌着部4の環部5の係止孔6を介して外側へ突出させるとともに、他方も前記嵌着部4の環部5の係止孔6を介して外側から一方の端壁部19の係止孔21に対し両切欠き21aを利用して内側へ挿入し、次に90度回動させると、図2(c)に示すように、この可動部材11は装着体10の箱体15内に幅方向Yへ嵌め込まれ、一方の係止孔21に規制操作部24が挿嵌されるとともに他方の係止孔21に規制解除操作部26が挿嵌され、図3(b)及び図5(b)に示すようにこの箱体15の後壁部18に形成された両係止溝43a,43bのうちいずれかにこの可動部材11の係止突起29が弾性的に係入されて位置決めされる。
【0022】
図2(c)に示すように、前記組付体12は、前記装着体10の箱体15内にその口部20から挿嵌され、係止凹凸部または溶着や接着により固定されて前記可動部材11のスライド板部23及び両受け部25,27の下側で箱体15内に位置決めされる。この組付体12の台部30の前壁部34がこの口部20を閉塞するとともに、この組付体12の両押圧腕部33及び両くわえ腕部37が箱体15の前方へ両透孔34aから突出する。また、図4(b)及び図6(b)に示すように、前記摘み14を圧縮コイルばね31の弾性に抗して前方へ押すと、前記両くわえ部材35が回動して両くわえ腕部37が互いに開き、その摘み14を離すと、圧縮コイルばね31の弾性により両くわえ腕部37が互いに閉じる。
【0023】
図2(d)に示すように、前記固定部材13の環部39が前記嵌着部4の環部5の係止孔6に嵌め込まれてその環部5の切欠き8にその環部39の係止突部42が係合され、この固定部材13がこの嵌着部4に位置決めされる。また、この固定部材13の環部39の両係止爪部41が前記箱体15の両端壁部19の係止孔21で両切欠き21aに係入され、前記装着体10がこの固定部材13に位置決めされて前方へ抜け落ちない。従って、嵌着部4と箱体15と固定部材13とが一体的に固定される。前記可動部材11の規制操作部24は一方の固定部材13の環部39で幅方向Yに対し垂直な外側側面に形成された操作孔40に挿入されて外側へ露出し、前記可動部材11の規制解除操作部26は他方の固定部材13の環部39で幅方向Yに対し垂直な外側側面に形成された操作孔40に挿入されて外側へ露出する。この組付け状態では、可動部材11の規制操作部24と規制解除操作部26とのうちいずれかが操作孔40から突出し、前記ホルダ1の頭部2における両支持腕部3と突出状態の規制操作部24の外周面または突出状態の規制解除操作部26の外周面との間に段差部が生じる。
【0024】
図3,4及び図5,6に示すヘッド44においては、刃体45の刃先45aが露出する表側に対し反対側になる裏側の幅方向Yの両側に設けられた連結部46で、圧縮コイルばね31の弾性により付勢された押圧部材32の両押圧腕部33が圧接されるとともに、両くわえ部材35のくわえ腕部37が着脱される。前記摘み14を押すと、両くわえ腕部37が開閉するため、ヘッド44をホルダ1の頭部2に対し着脱することができる。ヘッド44は、この両くわえ腕部37の先端部を互いに結ぶ回動中心線37aを中心に回動して首振りを行うことができる。前記可動部材11は、この回動中心線37aに沿って幅方向Y(装着体10の箱体15の両端部を結ぶ方向、ヘッド44の刃体45の刃先45aの延設方向)へ直線的に往復移動し得る。
【0025】
図3,4に示すように、この可動部材11で操作孔40から突出する規制解除操作部26の操作端面26aを押すと、その規制解除操作部26が所定寸法(約2mm、好ましくは1〜5mm)だけ固定部材13の環部39の操作孔40に没入するとともに、その規制解除操作部26に連動する規制操作部24が同一寸法(約2mm、好ましくは1〜5mm)だけ固定部材13の環部39の操作孔40から突出し、可動部材11の係止突起29が箱体15の係止溝43aに対し弾性的に係入されて位置決めされる。その際、前記組付体12で押圧部材32の幅方向Yの両側のうち、一方の側で可動部材11の受け部25が係入凹部47a及び規制部47から外れるとともに、他方の側で可動部材11の受け部27が規制部48から外れて回避凹部48aに面する。この可動部材11の規制解除状態Qでは、ヘッド44の首振り時に押圧部材32がヘッド44により押されて圧縮コイルばね31の弾性に抗して移動し得るため、ヘッド44を所定回動角度範囲で首振りさせることができる。
【0026】
図5,6に示すように、この可動部材11で操作孔40から突出する規制操作部24の操作端面24aを押すと、その規制操作部24が所定寸法(約2mm、好ましくは1〜5mm)だけ固定部材13の環部39の操作孔40に没入するとともに、その規制操作部24に連動する規制解除操作部26が同一寸法(約2mm、好ましくは1〜5mm)だけ固定部材13の環部39の操作孔40から突出し、可動部材11の係止突起29が箱体15の係止溝43bに対し弾性的に係入されて位置決めされる。その際、前記組付体12で押圧部材32の幅方向Yの両側のうち、一方の側で可動部材11の受け部25が係入凹部47aに係入されて規制部47に係止可能となり、他方の側で可動部材11の受け部27が回避凹部48aから外れて規制部48に係止可能となる。この可動部材11の規制状態Pでは、ヘッド44の首振り時に押圧部材32がヘッド44により押されても後方への押圧部材32の移動が制限され、ヘッド44が首振り不能にロックされるか、または、首振り時におけるヘッド44の回動角度範囲が可動部材11の規制解除状態Q時の所定回動角度範囲よりも小さくなる。
【0027】
このようにして可動部材11の規制解除操作部26の操作端面26aや可動部材11の規制操作部24の操作端面24aを押す際には、例えば、両支持腕部3に当てがった指を両支持腕部3の傾斜に沿って移動させながら、両支持腕部3と突出状態の規制操作部24の外周面または突出状態の規制解除操作部26の外周面との間の前記段差部にその指を当て、その後に指をこれらの操作端面24a,26aに当てがう。従って、両支持腕部3の傾斜を利用して指を移動させ易いとともに、指がこの段差部に一旦当るので、不用意に操作端面24a,26aを押すことを防止することができる。
【0028】
本実施形態は下記の効果を有する。
* 可動部材11及び組付体12を装着できる装着体10の箱体15をホルダ1の頭部2とは別に設けた。そのため、ホルダ1の頭部2と装着体10の箱体15とをそれぞれ必要に応じた各種形態に形成し易い。
【0029】
* その頭部2に設けた嵌着部4にこの装着体10を取り付け、その装着体10の箱体15に可動部材11及び組付体12を装着して、固定部材13によりその装着体10を頭部2の嵌着部4に位置決めする。そのため、ホルダ1の頭部2に対する装着体10と可動部材11及び組付体12と固定部材13との取付けが行い易くなる。
【0030】
前記実施形態以外にも例えば下記のように構成してもよい。
・ 前記ホルダ1の頭部2において、一つの嵌着部4を設けたり、三以上の嵌着部4を並設したりしてもよい。
【0031】
・ 前記ホルダ1の頭部2において両支持腕部3を閉塞部で互いに連結してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】(a)は本実施形態にかかるT型剃刀全体をホルダの背側から見た斜視図であり、(b)は同じくホルダの腹側から見た斜視図である。
【図2】(a)はこのT型剃刀においてヘッドを取り外したホルダの頭部側を分解して示す部分斜視図であり、(b)はこのホルダの頭部の嵌着部に装着体を取り付けた状態を示す部分斜視図であり、(c)はこの装着体に可動部材と組付体及び摘みとを取り付けた状態を示す部分斜視図であり、(d)はこの嵌着部に対し装着体を固定部材により位置決めした状態を示す部分斜視図である。
【図3】(a)はこのT型剃刀においてヘッドを取り付けたホルダの頭部側の規制解除状態を示す部分平面図であり、(b)は同じくこの規制解除状態でホルダの頭部側を破断して示す部分平面図である。
【図4】(a)(b)はそれぞれこの規制解除状態でヘッドを取り付けたホルダの頭部側を破断して示す部分平面図である。
【図5】(a)はこのT型剃刀においてヘッドを取り付けたホルダの頭部側の規制状態を示す部分平面図であり、(b)は同じくこの規制状態でホルダの頭部側を破断して示す部分平面図である。
【図6】(a)(b)はそれぞれこの規制状態でヘッドを取り付けたホルダの頭部側を破断して示す部分平面図である。
【符号の説明】
【0033】
1…ホルダ、2…ホルダの頭部、4…特定取付部としての嵌着部、5… 係止部としての環部、10…装着体、12…組付体、13…固定部材、32…支持部材である押圧部材、44…ヘッド、45…刃体。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
刃体を有するヘッドに対し作用する支持部材を有する組付体を装着できる装着体を備え、ホルダの頭部に設けた取付部にこの装着体を取り付けたことを特徴とする剃刀。
【請求項2】
前記取付部はホルダの頭部で互いに間隔をあけて複数並設され、前記装着体はこの各取付部間に架設されていることを特徴とする請求項1に記載の剃刀。
【請求項3】
前記装着体の両端部が取り付けられる一対の特定取付部を有していることを特徴とする請求項2に記載の剃刀。
【請求項4】
前記装着体の両端部は、この両特定取付部を互いに結ぶ方向の両側でこの両特定取付部に対し固定部材により位置決めされていることを特徴とする請求項3に記載の剃刀。
【請求項5】
前記両特定取付部を互いに結ぶ方向の両側でこの両特定取付部に設けた係止部に前記固定部材が嵌め込まれて位置決めされているとともに、前記装着体の両端部がこの両固定部材間に挟持されてその固定部材に対し位置決めされていることを特徴とする請求項4に記載の剃刀。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−178401(P2009−178401A)
【公開日】平成21年8月13日(2009.8.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−21075(P2008−21075)
【出願日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【出願人】(000001454)株式会社貝印刃物開発センター (123)