説明

反転表示機能付デジタル時計

【課題】美容院・理容室・家庭の洗面所などでは、デジタル時計の時刻などの表示が鏡に映っていても大変理解しにくく、後ろを振り返ることもなかなか出来ない。
【解決手段】デジタル表示時計の時刻などの表示を反転して表示させる機能を付けて、スイッチで通常の時刻などの表示と反転させた表示とに切り替えて使用が出来るようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は美容院・理容室・家庭の洗面所など鏡を見ているところでデジタル表示の時計の数字の表示を反転表示にすることにより、通常の数字で時刻などを誰でも簡単に認識出来るようにしたものである。
【背景技術】
【0002】
従来は時刻表示などの表示を反転させて表示できるデジタル時計はなかった。
【特許文献】
【0003】
該当文献については知りません。
【非特許文献】
【0004】
該当文献については知りません。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
美容院・理容室・家庭の洗面所などでは、デジタル時計の時刻などの表示が鏡に映っていても大変分かりづらく、後ろを振り返ることもなかなか出来ない。
本発明はデジタル時計の時刻などの表示を反転して表示させる機能を付けて、鏡に映ったデジタル時計の時刻などが誰でもそのまま簡単に認識をすることが出来るように課題を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題を解決するための請求項1の発明は、デジタル表示時計の時刻などの表示を反転して表示させる機能を付けて、スイッチで通常の時刻などの表示と反転させた表示とに切り替えて使用が出来るようにする。
【0007】
また、請求項2の発明は、表示装置の数字などの表示の桁数を2桁増やして合計8桁にしたことを特徴とする。これは時刻などの表示を反転表示させるときに「秒」などを表示させるためである。通常表示の場合は「時」表示2桁、「分」表示2桁、「秒」表示2桁の合計6桁で、時刻表示の場合は2桁無表示状態になる。反転表示の場合は「時」表示2桁、「分」表示2桁、「秒」表示2桁で秒の表示部は通常の時刻表示の時に無表示になっている2桁を使用し、通常の時刻表示の時に秒を表示している表示部は反転表示の時は無表示になる。
【発明の効果】
【0008】
本発明のデジタル時計を使用すれば時刻などの表示を反転して表示させた状態であれば、美容院・理容室・家庭の洗面所などで鏡に向かっている時に、デジタル時計の時刻などの表示を誰でも簡単に認識することができる。しかも、時刻などの表示の向きをスイッチで切り替えることが出来るため、通常表示のデジタル時計としても使用することが可能である。時計本体に防水機能を持たせれば浴室でも使用が出来るため、更に用途は広くなる。
【実施例1】
【0009】
図1は本発明のデジタル表示の時計で通常の時刻表示をしている場合の表示例であり、この場合は表示装置に向かって左側の表示部2桁は無表示である。
【0010】
図2は本発明のデジタル表示の時計で反転した表示で時刻表示をしている場合の表示例であり、この場合は表示装置に向かって右側の表示部2桁が無表示になる。
【0011】
本発明の時刻などのデジタル表示の表示装置の表示方法は液晶表示やLED(発光ダイオード)表示、蛍光表示などの表示方法がある。
【産業上の利用可能性】
【0012】
本発明に係るデジタル時計は、工業的に量産する事が可能であるため、産業上の利用可能性を有する。
【図面の簡単な説明】
【00013】
【図1】 本発明のデジタル表示時計の平面図である。表示装置は通常の時刻表示の例を示している。
【図2】 本発明のデジタル表示時計の平面図である。表示装置は反転表示している時刻表示を示している。
【符号の説明】
【0014】
1 デジタル時計の表示装置の表示パネル
2 時刻などの表示を反転表示させる場合の「秒」表示部2桁

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発明はデジタル時計の表示装置に時刻などの表示を反転して表示させる機能を付けて、鏡に映ったデジタル時計の時刻などが誰でも簡単にそのまま認識をすることが出来るように課題を解決するものである。表示装置の表示はスイッチで通常の時刻などの表示と反転させた表示とに切り替えて使用が出来るようにし、本デジタル時計の用途を広くする。
【請求項2】
本発明のデジタル時計の表示装置の桁数は「時」表示2桁、「分」表示2桁、「秒」表示2桁使用し、時刻などの反転表示をさせる時の「秒」表示のために2桁を増やし、合計8桁にする。従来のデジタル時計は「時」表示2桁、「分」表示2桁、「秒」表示2桁の合計6桁なので、表示装置の桁数は従来のものよりも2桁多くする。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2007−24846(P2007−24846A)
【公開日】平成19年2月1日(2007.2.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−233710(P2005−233710)
【出願日】平成17年7月15日(2005.7.15)
【出願人】(505304920)
【Fターム(参考)】