説明

各指袋の間に膜を設けた手袋、並びに各指袋の間に網を設けた手袋。

【目的】 手の指と指の間に幕を付けた手袋を使用する事により、水泳をする時水をつかみ易くし、泳ぎを楽しくする。手の指と指の間に網を付けた手袋を使用する事により、物を沢山掴める。
【構成】 手袋の指と指の間に膜(1)を設け、その先端部に補強ひも(2)を設ける事を特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【技術分野】
【0001】
この発明は、手袋の指袋と指袋の間に膜、または網を設け、手に装着して使用するもの、並びに指サックと指サックの間に膜、または網を設けて手に装着して使用するものに関するものである。
【背景技術】
【0002】
(イ)従来の手袋は指袋と指袋の間が一本一本離れていて、隙間があった。
(ロ)従来の指サックは一本一本単独で指にかぶせて使用するものであった。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために、次のような欠点があった。
(イ)流動物を手で捕えるとき、指の間からこぼれて捉え難かった
(ロ)水泳の時、手で水を掻いても指の間の隙間から水が逃げて、推進力を得ることができ難かった。
(ハ)海であさりを取るとき、手では指の間からこぼれ落ちてしまい、少ししか掴むことができなかった。
(ニ)畑で茶の葉を摘むとき、一度には小量しか摘めず少し摘んでは籠に入れることを頻繁に繰り返さなければならないという煩わしさがあった。
本発明は、これらの欠点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
(イ)手袋の各指袋(1)の間に膜(2)を設けた手袋。
(ロ)手袋の各指袋(1)の間に網(3)を設けた手袋。
(ハ)各指サック(4)を扇状に間隔を開けて並べ、その間に膜(2)を設けた手装着具。
(ニ)各指サック(4)を扇状に間隔を開けて並べ、その間に網(3)を設けた手装着具。
本発明は、以上の構成からなる手に装着するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)手袋の各指袋(1)の間に手の指を自由に動かせるように膜(2)を設ける。
(ロ)膜(2)の端部に沿って適当な太さの補強紐(5)を付着する。
【0006】
本発明は、以上のような構造でこれを使用するときは、手袋に手を入れて、手を閉じると膜も閉じ、手を広げると、指と指の間の膜も広がり、泳ぐ時は、指を閉じて水の抵抗を受けないように前方へ手を水中に突っ込み、水を掻く時は指を広げ手の面積を大きくし水をよく捕えて後方へ押しやり、水掻のある蛙の手のように使用する。海で貝や海藻等をとるときも手で海水を掻いて潜る時に同様に使用し手を広げて膜を広げ貝や海藻を沢山手にとることができる。
【0007】
以下、他の実施例に付いて説明する。
(イ)指サックを扇状に間隔を空けて並べ、その間に膜を設けたものを手に装着して、膜の付いた手袋と同様に水泳補助用品として使用する。
(ロ)膜の代りに網を手袋の指袋と指袋の間に設け、手を広げ、あさりやしじみを捕れば網の間から砂や水は抜け出て貝のみ沢山手にとることができる。及びにさくらんぼや梅の実やきのこを収穫するとき、手を広げて指の間の網を広げ手の面積を大きくし沢山の実をこぼさず手に掴むことができる。
(ハ)指サックを扇状に間隔を空けて並べ、その間に網を設けたものを手に装着して、畑で茶の葉を摘むと指の間からこぼれ落ちず沢山手にとることができる
【発明の効果】
【0008】
(イ)指袋の間に膜を設けた手袋を使用すると、水掻のある蛙の手のようになり泳ぎや潜水に便利である。
(ロ)膜の付いた指サックを指にはめ、指を広げると、指と指の間の膜が広がり手で水を掻くと水をつかまえ易く、水泳の練習の補助具となる。
(ハ)指袋の間に網の付いた手袋に手を入れ、手を広げると、指と指の間の網が広がり手の面積が大きくなり果実などを沢山、手に掴むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の斜視図である。
【図2】 本発明の斜視図である。
【図3】 本発明の斜視図である。
【符号の説明】
1手袋
2指サック
3膜
4紐
5網

【特許請求の範囲】
【請求項1】
各指袋(1)の間に膜(2)を設けた手袋。
【請求項2】
各指袋(1)の間に網(3)を設けた手袋。
【請求項3】
各指サック(4)を扇状に間隔を空けて並べ、その間に膜(2)を設けた、手装着具。
【請求項4】
各指サック(4)を扇状に間隔を空けて並べ、その間に網(3)を設けた、手装着具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−21132(P2007−21132A)
【公開日】平成19年2月1日(2007.2.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−231309(P2005−231309)
【出願日】平成17年7月12日(2005.7.12)
【出願人】(505301882)
【Fターム(参考)】