説明

基礎埋設用排水管の施工方法

【課題】鞘管に内管を容易に装着できる基礎埋設用排水管の施工方法を提供する。
【解決手段】基礎埋設用排水管2は、鞘管10及び内管20の本体部11,21の曲げ半径S10,S11を互いに略同一に設定し、かつ、建物の基礎1に貫通状に埋設された該鞘管10内に該内管20が装着された状態において該鞘管10の管軸L1と該内管20の管軸L2、即ち円弧状の本体部11の管軸と本体部21の管軸とが略一致するようにし、さらに該内管20を建物の基礎1に埋設された該鞘管10内に挿入すべく該内管20の下流側管端部20Aを該鞘管10の上流側管端部10B内に差し込んだ後、該内管20を、該内管20の挿入方向を軸として回転させながら、該鞘管10の本体部11の管軸L1と該内管20の本体部21の管軸L2とが略一致する位置まで該鞘管10内へ挿入していく構成とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の基礎に埋設される基礎埋設用排水管に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、建物内に配置されているトイレ、洗面化粧台、浴室、縦樋(ルーフドレン配管)、あるいは集水ますなどの排水設備から出る排水を、該建物の基礎に貫通状に埋設した排水管を介して屋外へ排出するようにした排水構造が提供されている。
さらに、該排水管としては、基礎に埋設される鞘管と、該鞘管内に装着される内管とで構成されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このように基礎に貫通状に埋設される排水管を鞘管と内管とで構成すると、鞘管に対して該内管を脱着することができるため、該基礎を傷めることなく該内管の点検や交換等を簡単に行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−150889号公報(図2)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1の構成は、内管としての可撓管継ぎ手が直管形状の成形体からなり、作業者は、該可撓管継ぎ手をさや管内に装着する際に該可撓管継ぎ手を該さや管に沿って強制的に湾曲させる必要があるため、作業性が良くないという問題がある。
【0005】
また、上記のように、該可撓管継ぎ手は直管形状であって湾曲できる角度範囲に限界があり、これに伴い鞘管の形状が制限されて基礎の立ち上がり部と鞘管の屋内側開口との間隔が大きくなってしまい、建物の基礎周辺部において排水管をコンパクトに配管することが難しいという問題もある。
【0006】
そこで、本発明は、上記問題を解決することができる基礎埋設用排水管の施工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、建物の基礎に貫通状に埋設された側面視略C字状の鞘管と該鞘管内に装着された側面視略C字状の内管とからなる基礎埋設用排水管の施工方法であって、該鞘管及び該内管は、外形が円弧状に湾曲している本体部を有し、該鞘管及び該内管の各本体部の曲げ半径は互いに略同一に設定されており、かつ、建物の基礎に貫通状に埋設された該鞘管内に該内管が装着された状態において該鞘管の本体部の管軸と該内管の本体部の管軸とが略一致するような曲管形状とされた成形体で構成されており、該内管を建物の基礎に埋設された該鞘管内に挿入すべく該内管の下流側管端部を該鞘管の上流側管端部内に差し込み、次いで、該内管を、該内管の挿入方向を軸として回転させながら、該鞘管の本体部の管軸と該内管の本体部の管軸とが略一致する位置まで該鞘管内へ挿入していくことを特徴とする基礎埋設用排水管の施工方法である。
【0008】
内管及び鞘管を上記形状とすると、作業者は、該内管を強制的に湾曲させることなく該内管を該鞘管に沿って円弧を描くように該鞘管内へ滑り込ませることができる。また、鞘管内へ内管を挿入しようとする際に、例えば基礎から立ち上がる壁等の障害物と該内管とが干渉してしまう場合があっても、適宜、該障害物を避けるべく内管の向きを変更し、そして該内管を、該内管の挿入方向を軸として回転させながら適正位置まで該鞘管内へ挿入していくことができる。したがって、該基礎埋設用排水管の施工方法においては、内管に対して無理な力を与える必要がないため、作業性が極めて良い。
【0009】
上記構成において、基礎から立ち上がる壁が内管挿入時に邪魔なときは、該内管の下流側管端部を該鞘管の上流側管端部内に差し込んだ際に、該内管における本体部の上流側端部の向きと、該鞘管における本体部の下流側端部の向きとを異ならせるようにすればよい。
【0010】
また、該内管は、該本体部の上流側端部と下流側端部とに直管形状の受口部がそれぞれ設けられており、かつ、該本体部の外周面には、該本体部の周方向に沿って形成され、外向きに突出する環状凸部が該内管の管軸方向に沿って間隔をおいて複数形成されており、側面視した状態で該内管の該受口部は、側面視した状態で該本体部の各環状凸部の先端を結んで構成される内管最外円弧よりも該本体部の管軸側の領域に位置していることが望ましい。
【0011】
ここで上記環状凸部は、該内管を該鞘管内に挿入する際や該内管を該鞘管から抜き出す際などの脱着作業中に該鞘管と該内管との接触面積を減少させて該鞘管と該内管との間で生ずる摩擦抵抗を低減するものであるが、上記受口部の寸法形状を上記内管最外円弧よりも該本体部の管軸側の領域に配置されるように設定することにより該内管は鞘管内で引っかかることなく円滑かつ容易に移動可能となる。
【0012】
また、該内管を該鞘管内に挿入した後、該内管の下流側管端部と該鞘管の下流側管端部との間隙に下流側シールリングを介在させる際に、該鞘管内で該内管を下流側に移動させて該鞘管の下流側管端部から該内管の下流側管端部を突出させ、次いで、該突出させた該内管の下流側管端部の外周に下流側シールリングを嵌着させながら該内管を該鞘管内で上流側に移動させて、該鞘管の下流側管端部と該内管の下流側管端部との間隙に該下流側シールリングを介在させるようにしてもよい。
【0013】
上記構成において、該内管は該鞘管内において管軸方向に沿って容易に移動させることができるため、該内管の下流側管端部を適宜動かして下流側シールリングの装着を容易に行うことができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明の基礎埋設用排水管の施工方法は、鞘管内に内管を挿入する際に該内管に対して無理な力を与える必要がないため、作業性が極めて良いという効果があり、また、鞘管内に内管を挿入する際に該内管の向きを適宜変更して周囲の障害物に邪魔されることなく挿入作業を行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】基礎埋設排水管の縦断面図
【図2】a)は鞘管の縦断面図、b)は内管の縦断面図
【図3】内管を鞘管内に挿入する過程を説明する図であり、上段が斜視図、中段が平面図、下段が側面図である。
【図4】内管を鞘管内に挿入する過程を説明する図であり、上段が斜視図、中段が平面図、下段が側面図である。
【図5】内管を鞘管内に挿入する過程を説明する図であり、上段が斜視図、中段が平面図、下段が側面図である。
【図6】内管を鞘管内に挿入する過程を説明する図であり、上段が斜視図、中段が平面図、下段が側面図である。
【図7】内管を鞘管内に挿入する過程を説明する図であり、上段が斜視図、中段が平面図、下段が側面図である。
【図8】下流側シールリングを装着する際の状態を示す説明図
【発明を実施するための形態】
【0016】
図1等に従って、建物の基礎1に埋設されて用いられる基礎埋設用排水管2の施工方法を説明する。
図1に示すように、該基礎埋設用排水管2は、該基礎1に埋設される鞘管10を備えている。該鞘管10は、図2aに示すように、断面円形で内外周面が非凹凸形とされ、側面視略C字状の曲管形状とされた成形体で構成され、具体的には、円弧状に湾曲した本体部11(円弧部分)と、該本体部11の上流側端部11Bから延出された上流側の直管部12Bと、該本体部11の下流側端部11Aから延出された下流側の直管部12Aとを有している。そして、該鞘管10にあっては、基礎1に埋設された際に、下流側の管端部10Aが屋外側で略水平方向に開口し、上流側の管端部10Bが該基礎1の床部側で略鉛直上向きに開口する。
【0017】
該鞘管10は、例えば硬質塩化ビニル樹脂材によって成形される構成が好ましい。
【0018】
本実施例における鞘管5においては、図2aに示す内径S1は129.2mm、外径S2は135mmに設定されていると共に、該鞘管10における本体部11の曲げ半径S10は300mmに設定されている。また、上流側の直管部12Bにおける軸長S3は57mm、下流側の直管部12Aにおける軸長S4は57mmに設定され、該鞘管5の管軸L1の全軸長S5は585mmに設定されている。
【0019】
また、図1に示すように、該基礎埋設用排水管2は、該鞘管10内に装着される内管20を備えている。該内管20は、図2bに示すように、断面円形で内周面が非凹凸形とされ、断面変形自在な側面視略C字状の曲管形状とされた成形体で構成される。
【0020】
内管20についてさらに詳述すると、該内管20は、円弧状に湾曲している本体部21(円弧部分)と、該本体部21の上流側の端部21Bに設けられた直管形状の上流側受口部22Bと、該本体部21の下流側の端部21Aに設けられた直管形状の下流側受口部22Aとを有している。
【0021】
該内管20の本体部21は、例えばスチレン-ブタジエンゴム(SBR)等の合成ゴムや熱可塑性エラストマー、あるいは軟質塩化ビニル樹脂材で成形される構成が好ましく、該内管20の受口部22A,22Bは、例えば硬質塩化ビニル樹脂材で成形される構成が好ましい。
【0022】
本実施例における該内管20においては、図2bに示す内径S6は107mm、外径は114mmに設定されていると共に、該内管20における本体部21の曲げ半径S11は、上記鞘管10の本体部11の曲げ半径S10と同じ値に設定されている。また、上流側受口部22Bにおける軸長S8は50mm、下流側受口部22Aにおける軸長S9は50mmに設定され、上記鞘管10における管軸L1の軸長S5と、該内管20における管軸L2の軸長とが略同一となるように設定されている。
【0023】
また、該内管20の本体部21の外周面には、該本体部21の周方向に沿って環状のリング体が外嵌されることにより構成された環状凸部23が形成されている。該環状凸部23は、該本体部21の外周面に対して外向きに突出し、該内管20の本体部21の管軸方向に沿って間隔をおいて複数形成されている。該環状凸部23は、該内管20を該鞘管10内に挿入する際や該内管20を該鞘管10から抜き出す際などの脱着作業中に該鞘管10と該内管20との接触面積を減少させて該鞘管10と該内管20との間で生ずる摩擦抵抗を低減するものである。
【0024】
そして、図2bに示すように、側面視した状態で該内管20の該受口部22A,22Bは、側面視した状態で該本体部21の各環状凸部23の先端を結んで構成される内管最外円弧kよりも管軸L2側の領域に位置するように設定されている。
【0025】
次に、上記した基礎埋設用排水管2の施工方法を図3〜図7(aからeの順番)に基づき詳述する。
まず、基礎1に鞘管10を埋設し、図3に示すように、埋設された鞘管10の上流側管端部10Bに該内管20の下流側管端部20Aを差し込む。このとき、基礎1上に立ち上がる壁(図示省略)と内管20とが干渉するのを避けるべく、該内管20における本体部21の上流側端部21Bの向きm2と、該鞘管10における本体部11の下流側端部11Bの向きm1とを異ならせておく。
【0026】
次いで、図4〜図6に示すように、該内管20を、該鞘管10内において、該内管20の挿入方向を軸として回転させながら(図4〜図6においては平面視時計回り)、該内管20を強制的に湾曲させることなく、該鞘管10の管軸L1と該内管20の管軸L2とが略一致する位置(図1,図7参照)まで該鞘管10内へ滑り込ませるように挿入していく。
【0027】
次に、図1,図8に示すように、該内管20を該鞘管10内に挿入した状態において、該内管20の下流側管端部20Aと該鞘管10の下流側管端部10Aとの間隙G1に下流側シールリング30Aを介在させると共に、該内管20の上流側管端部20Bと該鞘管10の上流側管端部10Bとの間隙には、上流側シールリング30Bを介在させる。
【0028】
ここで、上記下流側シールリング30Aの具体的な装着方法を述べると、図8に示すように、該鞘管10内に挿入した該内管20を該鞘管10内で下流側に移動させて(図8a)、該鞘管10の下流側管端部10Aから該内管20の下流側管端部20Aを突出させる。そして、該突出させた内管20の下流側管端部20Aの外周に下流側シールリング30Aを嵌着しながら(図8b)、該内管20を鞘管10内へ押し込んで再び下流側管端部20Aを鞘管10内に配置し、上記間隙G1に下流側シールリング30Aを介在させる(図8c)。
これにより、鞘管10と内管20との間の水密が確保されて、基礎埋設用排水管2の施工が完了する。
【0029】
なお、上記の施工完了状態においては、図1に示すように、該鞘管10の管軸L1と、該内管20の管軸L2とが一致し、これにより、少なくとも該鞘管10の本体部11の管軸と該内管20の本体部21の管軸とが一致した状態となる。また、図1に示す該施工完了状態における該内管20と該鞘管20との間隔(鞘管20の内周面と内管20の環状凸部23先端とのクリアランス)Tは、少なくとも3.1mm以上となるように設定されている。
【0030】
上記基礎埋設用排水管2の下流側は、例えば屋外に埋設される排水ます(図示省略)に連通させることができる。一方、上流側はトイレ等の排水設備(図示省略)に連通させることができる。また、該鞘管10の上流側管端部10Bにおいては、別体の継ぎ足し用鞘管40を脱着可能に接続して継ぎ足し自在とすることにより、該継ぎ足し用鞘管40を介して該排水設備に連通させることができる。
【0031】
上記該施工完了状態においては、該内管20は成形体としての曲管形状を維持したまま鞘管10内に配置されており、該内管20の内周面には排水を妨げる凹凸が形成されにくい。
また、上記施工方法にあっては、図3〜図7に示すように、該内管20に軽い挿入力を与えるだけで容易に鞘管10内へ挿入でき、また下流側シールリング30Aを間隙G1に容易に装着できる。
【0032】
なお、図1に示すように、上記下流側シールリング30Aの外周面には、外向きに突出する当接段部31が形成されており、該下流側シールリング30Aが該内管20と該鞘管10との間に介装された状態で、該当接段部31が該鞘管10の下流側管端部10Aの管口縁と当接する。したがって、装着時に該下流側シールリング30Aが鞘管10の内部へ入り込みすぎることがない。
【0033】
また、該鞘管10の下流側管端部10の管壁は、屋外側に拡がるテーパー形状に設定されており、装着済みの下流側シールリング30Aよりも上流位置において、該下流側シールリング30Aの厚みより狭い寸法に設定された狭隙部G2が形成されるようになっている。すなわち、上記構成においては、下流側シールリング30Aは狭隙部G2を通過することができないため、該下流側シールリング30Aが鞘管10内へ入り込みすぎることがない。
【0034】
ところで、作業者が漏水防止のため該基礎埋設用排水管2を点検等する際には、該内管20を該鞘管10内でわずかに下流側へ移動させて、該鞘管10の下流側管端部10Aから該内管20の下流側管端部20Aを突出させながら、該下流側シールリング30Aを取り外すことができる。このように、上記した基礎埋設用排水管2は、下流側シールリング30Aの脱着作業が容易に行える。
【0035】
本発明は、上記実施例に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。
例えば、上記内管20はスチレン-ブタジエンゴム(SBR)等の合成ゴムや熱可塑性エラストマー、あるいは軟質塩化ビニル樹脂材の成形体であるが、これらに代えて硬質塩化ビニル樹脂材の成形体であってもよい。
【符号の説明】
【0036】
1 基礎
2 基礎埋設用排水管
10 鞘管
10A 下流側管端部
10B 上流側管端部
11 本体部(円弧部分)
11A,11B 本体部の端部
20 内管
20A 下流側管端部
20B 上流側管端部
21 本体部(円弧部分)
21A,21B 本体部の端部
22A,22B 受口部
23 環状凸部
30A 下流側シールリング
k 内管最外円弧
L1,L2 管軸
S10,S11 曲げ半径
m1 鞘管における本体部の下流側端部の向き
m2 内管における本体部の上流側端部の向き

【特許請求の範囲】
【請求項1】
建物の基礎に貫通状に埋設された側面視略C字状の鞘管と該鞘管内に装着された側面視略C字状の内管とからなる基礎埋設用排水管の施工方法であって、
該鞘管及び該内管は、
外形が円弧状に湾曲している本体部を有し、
該鞘管及び該内管の各本体部の曲げ半径は互いに略同一に設定されており、
かつ、建物の基礎に貫通状に埋設された該鞘管内に該内管が装着された状態において該鞘管の本体部の管軸と該内管の本体部の管軸とが略一致するような曲管形状とされた成形体で構成されており、
該内管を建物の基礎に埋設された該鞘管内に挿入すべく該内管の下流側管端部を該鞘管の上流側管端部内に差し込み、次いで、該内管を、該内管の挿入方向を軸として回転させながら、該鞘管の本体部の管軸と該内管の本体部の管軸とが略一致する位置まで該鞘管内へ挿入していくことを特徴とする基礎埋設用排水管の施工方法。
【請求項2】
該内管の下流側管端部を該鞘管の上流側管端部内に差し込んだ際に、該内管における本体部の上流側端部の向きと、該鞘管における本体部の下流側端部の向きとを異ならせる請求項1記載の基礎埋設用排水管の施工方法。
【請求項3】
該内管は、
該本体部の上流側端部と下流側端部とに直管形状の受口部がそれぞれ設けられており、
かつ、該本体部の外周面には、該本体部の周方向に沿って形成され、外向きに突出する環状凸部が該内管の管軸方向に沿って間隔をおいて複数形成されており、
側面視した状態で該内管の該受口部は、側面視した状態で該本体部の各環状凸部の先端を結んで構成される内管最外円弧よりも該本体部の管軸側の領域に位置している請求項1又は請求項2記載の基礎埋設用排水管の施工方法。
【請求項4】
該内管を該鞘管内に挿入した後、該内管の下流側管端部と該鞘管の下流側管端部との間隙に下流側シールリングを介在させる構成において、
該鞘管内で該内管を下流側に移動させて該鞘管の下流側管端部から該内管の下流側管端部を突出させ、次いで、該突出させた該内管の下流側管端部の外周に下流側シールリングを嵌着させながら該内管を該鞘管内で上流側に移動させつつ該鞘管の下流側管端部と該内管の下流側管端部との間隙に該下流側シールリングを介在させる請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の基礎埋設用排水管の施工方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−7390(P2012−7390A)
【公開日】平成24年1月12日(2012.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−144549(P2010−144549)
【出願日】平成22年6月25日(2010.6.25)
【出願人】(000000505)アロン化成株式会社 (317)
【Fターム(参考)】