説明

多角竿

【課題】本発明は、竿体の各角部間に柱体を設け、この柱体の長手方向に沿って竿体を振ることにより、使い勝手を向上させるようにした多角竿を得ることを目的とする。
【解決手段】本発明による多角竿は、四個の長手V字型部材(A,B)と一対の長手平板部材(C)により六角形の竿体(F)を形成し、少なくとも一対の中空部(24,25)を有し、竿体(F)の各角部(22,22)間に柱体(21)を形成し、この柱体(21)の長手方向を竿体(F)の振り方向(X)とすることにより、軽くて剛性のある竿体(F)とした構成である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、多角竿に関し、特に、竿体の各角部間に柱体を設け、この柱体の長手方向に沿って竿体を振ることにより、使い勝手を向上させるための新規な改良に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、用いられていたこの種の多角竿としては、図19から図24で示される従来構成を挙げることが出来る。
すなわち、図19及び図20で示される従来構成は文献名は示していないが一般に用いられているもので、図19の構成は複数の長手三角部材30を密合させた中実状の構成である。
また、図20の構成は、断面台形をなす複数の長手平板部材Cを互いに接合させて中空部25を形成した中空状の構成である。
【0003】
図21の従来構成は、特許文献1に開示されたもので、断面T字型をなすT字型長手部材4と断面台形をなす長手平板部材Cの組合せによる構成で3個の中空部25が形成されている。
【0004】
図22の従来構成は、非特許文献1に開示されたもので、一対の断面T字型をなすT字型長手部材4と4個の前記長手平板部材Cを組合わせてなる偏平型中空六角竿が形成されている。
【0005】
図23の従来構成は、特許文献2及び3に開示されたもので、断面三角形をなす4個の前記長手三角部材30及び断面台形をなす一対の長手台形部材Cの組合せによる中実型の偏平六角型竿である。
【0006】
図24の従来構成は、文献名は示していないが、6個の前記T字型長手部材4を組合せた正六角形型の多角竿である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平10−124709号公報
【特許文献2】特開2004−73167号公報
【特許文献3】特開2002−159247号公報
【非特許文献】
【0008】
【非特許文献1】「バンブーロッドのいま」渡渉舎、2007年6月11日発行、213頁。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
従来の多角竿は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、図19で示されるソリッドの六角竿の場合、製造は容易であるが、重いため、軽快な動作の要望には応えることができなかった。
また、図20の中空六角柱の場合、竿が曲がった時に断面がつぶれやすく、剛性が弱い構成であった。
また、図21の中空部を3本足中空竿をなすT字型長手部材を用いた構成の場合、図21の状態で縦に振る場合は剛性は十分であるが、竿の角を前にして振る場合は十分な剛性を得ることは困難であった。
【0010】
また、図22の中空部を二分割する2本足偏平六角竿の場合、図22の状態で縦に振ると、剛性は保たれるが、風切り抵抗が大きく、使い勝手が良好ではなかった。
また、図23の場合、ソリッドで六角偏平竿であるため、風切り抵抗が大きく、横の角を前にして縦に振ると、横ぶれが発生し、使い勝手は良好ではなかった。
また、図24の6個のT字型長手部材を用いた六角竿の場合、中空部が狭くなるため、軽量化が困難であった。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明による多角竿は、全体形状が長手棒状をなし、その外周形状が断面多角形で形成された竿体からなる多角竿において、断面V字型をなす長手V字型部材を少なくとも4個有して少なくとも2個の中空部をなすと共に、前記各長手V字型部材の一部を重合させて直線状の柱体が形成され、前記柱体の両端には、前記竿体の角部が位置している構成であり、また、前記各長手V字型部材間には、断面台形をなす長手平板部材が設けられている構成であり、また、前記各長手V字型部材に形成された一対の接続面の面方向は、互いに同一方向の場合と互いに異なる方向の場合の何れかで形成されている構成であり、また、前記断面多角形は、断面六角形からなり、断面六角形の各辺が全て等しい場合と、二辺のみが他の辺よりも短い場合とで形成されている構成であり、また、前記角部には、釣り糸を案内するためのラインガイドが設けられている構成であり、また、前記第1長手V字型部材及び長手平板部材は、断面正三角形の長手三角部材の一部を切削して形成されている構成であり、また、前記第1長手V字型部材の第1接続面を上向き配設した時の前記第1長手V字型部材の第1高さと第1横幅と、前記第2長手V字型部材の第1接続面を上向きに配設した時の前記第2長手V字型部材の第2高さと第2横幅と、前記長手平板部材を形成する前の断面正三角形をなす長手三角部材の第3高さと第3横幅と、は次の条件(Ha=Hb=HcかつWa=Wb=Wc、又はHa>Hb=HcかつWa=Wb>Wc)で形成されている構成である。
【発明の効果】
【0012】
本発明による多角竿は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、全体形状が長手棒状をなし、その外周形状が断面多角形で形成された竿体からなる多角竿において、断面V字型をなす長手V字型部材を少なくとも4個有して少なくとも2個の中空部をなすと共に、前記各長手V字型部材の一部を重合させて直線状の柱体が形成され、前記柱体の両端には、前記竿体の角部が位置していることにより、竿をこの柱体の長手方向に沿って振ることができ、剛性が十分に得られ、かつ、振り方向に沿って竿がテーパ面となるため、風切り舌がなく、軽快で丈夫な六角竿を得ることができる。
また、前記各長手V字型部材間には、断面台形をなす長手平板部材が設けられていることにより、簡単に六角柱の竿を得ることができる。
また、前記各長手V字型部材に形成された一対の接続面の面方向は、互いに同一方向の場合と互いに異なる方向の場合の何れかで構成されていることにより、柱体を容易に得ることができる。
また、前記断面多角形は、断面六角形からなり、断面六角形の各辺が全て等しい場合と、二辺のみが他の辺よりも短い場合とで形成されていることにより、柱体を振り方向に有する正六角形と偏平六角形の竿を容易に得ることができる。
また、前記角部には、釣り糸を案内するためのラインガイドが設けられていることにより、柱体を振り方向に有する六角竿を形成することができる。
また、前記第1長手V字型部材及び長手平板部材は、断面正三角形の長手三角部材の一部を切削して形成されていることにより、第1長手V字型部材及び長手平板部材を容易に得ることができる。
また、前記第1長手V字型部材の第1接続面を上向き配設した時の前記第1長手V字型部材の第1高さと第1横幅と、前記第2長手V字型部材の第1接続面を上向きに配設した時の前記第2長手V字型部材の第2高さと第2横幅と、前記長手平板部材を形成する前の断面正三角形をなす長手三角部材の第3高さと第3横幅と、は次の条件(Ha=Hb=HcかつWa=Wb=Wc、又はHa>Hb=HcかつWa=Wb>Wc)で構成されていることにより、振る方向に沿って柱体を有する六角竿を自在に作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明による多角竿を示す正面図である。
【図2】図1の他の形態を示す正面図である。
【図3】図1の他の形態を示す正面図である。
【図4】図3の他の形態を示す正面図である。
【図5】図1の要部を示す正面図である。
【図6】図1の要部を示す正面図である。
【図7】図1の要部を示す正面図である。
【図8】本発明による多角竿の斜視図である。
【図9】図8の他の形態を示す斜視図である。
【図10】図8の他の形態を示す斜視図である。
【図11】図10の他の形態を示す斜視図である。
【図12】本発明における長手三角部材の切出し方法を示す説明図である。
【図13】図12の説明図から第1長手V字型部材を示す説明図である。
【図14】本発明における突部付き長手三角部材の切出し方法を示す説明図である。
【図15】図14の突部付き長手三角部材を切削する状態を示す説明図である。
【図16】本発明における第2長手V字型部材を切削する状態を示す説明図である。
【図17】本発明における長手平板部材を加工する前の母材である長手三角部材を切削する説明図である。
【図18】図17の長手三角部材を切削して長手平板部材を形成する状態を示す説明図である。
【図19】従来の多角竿を示す斜視図である。
【図20】図19の他の従来例を示す斜視図である。
【図21】図20の他の従来例を示す斜視図である。
【図22】図21の他の従来例を示す斜視図である。
【図23】図22の他の従来例を示す斜視図である。
【図24】図23の他の従来例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明は、竿体の各角部間に柱体を設け、この柱体の長手方向に沿って竿体を振ることにより、使い勝手を向上させるようにした多角竿を提供することを目的とする。
【実施例】
【0015】
以下、図面と共に本発明による多角竿の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明する。
図1において符号Aで示されるものは、後述の図12及び図13の製法により製作された第1長手V字型部材であり、この第1長手V字型部材Aの両端には図5で示されるように、一対の第1、第2接続面10,11が設けられ、この各接続面10,11の第1、第2面方向12,13は互いに同一方向で形成されている。
【0016】
前記第1長手V字型部材Aには第2長手V字型部材Bが断面形状が台形状をなす長手平板部材Cを介して組合せされており、この第2長手V字型部材Bの両端には第1、第2接続面14,15が形成されている。
前記第2長手V字型部材Bの各接続面14,15の第1、第2面方向16,17は互いに異なる方向になるように形成されている。
【0017】
従って、図1の構成においては、まず、図1の中心線Eから右半分の構成において、一対の第1長手V字型部材Aの第1、第2接続面10,11のうち一方の第1接続面10は長手平板部材Cを介して第2長手V字型部材Bの第2接続面15に接続され、他方の第2接続面11は第2長手V字型部材Bの第1接続面14に接続されている。
また、図1の中心線Eから左半分の構成において、第1長手V字型部材Aの第1、第2接続面10,11のうち、一方の第2接続面11は長手平板部材Cを介して第2長手V字型部材Bの第2接続面15に接続され、他方の第1接続面10は第2長手V字型部材Bの第1接続面14に接続されている。
【0018】
前記各長手V字型部材A,Bの一部は、多角竿20を構成する竿体Fの左右対称となる中心線Eにおいて互いに重合して直線状に接続されることにより、柱体21が形成され、この柱体21の両端には、この竿体Fの角部22が位置しており、この竿体Fの上部に位置する角部22には、釣り糸(図示せず)を案内するためのラインガイド23が設けられている。
尚、前記柱体21における前記各長手V字型部材A,Bの各接続面10,11,14の面方向は正面から見て直線状に連続して形成されていると共に、柱体21の両側に台形状をなす一対の第1、第2中空部24,25が形成されている。また、この柱体21の長手方向は竿体Fの振り方向Xと同一方向に形成されている。
【0019】
図2の多角竿20を構成する竿体Fの構成は、図1の他の形態を示すもので、図1と異なる部分についてのみ説明し、他の部分の説明は省略する。前記柱体21における前記各長手V字型部材A,Bの各接続面10,11,14の面方向は、前述の図1の構成のように直線状ではなく、への字型に形成され、前記柱体21の両端には、一対の第1長手V字型部材A,A及びB,Bが位置している。尚、前述の図1及び図2の多角竿20の構成は正六角形で形成されている。
【0020】
図3の多角竿20の構成は、図1の他の形態を示すもので、図1の正六角形ではなく、偏平六角形の形態であり、図1と異なる部分についてのみ説明し、他の部分の説明は省略する。
図3における第1、第2長手V字型部材A,B及び長手平板部材Cの接続組合わせは、図1と同様であり、各第2長手V字型部材B,Bの一部の長さが図1の構成よりも短く形成されているため、各接続面10,11,14の面方向は、前述の図1及び図2のように、直線状又はへの字状に連続したものではなく、二段状に分離した状態となる。
【0021】
すなわち、図3の多角竿20の形態において、偏平六角形型の六個の各辺C〜Cは、C,C,C,Cが互いに等しく、CとCが他の辺C,C,C,Cより短く形成されている。
尚、前述の図1及び図2の正六角形の多角竿20を示す竿体Fの場合の各辺C〜Cは同一長さである。
【0022】
図4の多角竿20をなす竿体Fの構成は、図3の偏平六角形の構成の他の形態で、かつ、図2の正六角形の構成と同様に各長手V字型部材A,Bを配設しており、柱体21における各接続面10,11,14の構成は前述の図2と同様である。
尚、他の部分は、図2と同様に構成されているため、同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0023】
前述の図1から図4に開示した本発明による多角竿20をなす竿体Fの各構成における第1長手V字型部材A、第2長手V字型部材B及び長手平板部材Cについては、図5から図7で示されるように構成されている。
すなわち、図5の第1長手V字型部材Aは、断面V字型の長手部材よりなり、第1接続面10を上向きに配設した時の前記第1長手V字型部材Aの第1高さHaと第1横幅Waと、図6の第2長手V字型部材Bの第1接続面14を上向きに配設した時の第2長手V字型部材Bの第2高さHbと第2横幅Wbと、前記長手平板部材Cを形成する前の断面正三角形をなす長手三角部材30の第3高さHcと第3横幅Wcと、は、次の条件(Ha=Hb=HcかつWa=Wb=Wc、又は、Ha>Hb=HcかつWa=Wb>Wc)で構成されている。
【0024】
即ち、図1及び図2の正六角形型の多角竿20は、前述の条件がHa=Hb=HcかつWa=Wb=Wcであり、図3及び図4の偏平六角形型の多角竿20は、前述の条件がHa>Hb=HcかつWa=Wb>Wcである。
【0025】
図8は、前述の図1の多角竿20の斜視状態を示し、図9は、前述の図2の多角竿20の斜視状態を示している。
図10は、前述の図3の多角竿20の斜視状態を示し、図11は、前述の図4の斜視状態を示している。
【0026】
図12及び図13は、前述の第1長手V字型部材Aを切削する場合を示しており、まず、図12のように、60℃のアンギュラーカッター31を2枚重ねた切削刃32で断面正三角形をなす長手三角部材30を切出し、この長手三角部材30をアンギュラーカッター31で切削することにより、第1長手V字型部材Aを製作することができる。
【0027】
次に、図14から図16は、前述の第2長手V字型部材Bを切削する場合を示しており、まず、図14のように、二枚のアンギュラーカッター31を重ねると共に、アンギュラーカッター31の肩の部分を90度に切り欠いた切欠部33を有する切削刃32により、素材(図示せず)を切削することにより、突部34を有する突部付き長手三角部材35が得られる。尚、この突部付き長手三角部材35の底辺35aの長さは第1長手V字型部材Aの底辺の長さと同一である。
【0028】
前述の突部付き長手三角部材35を、図15で示されるように、平刃36で突部34を切削し、その後、図16で示されるように、突部付き長手三角部材35を治具37上でアンギュラーカッター31で切削することにより、第2長手V字型部材Bを製作することができる。
【0029】
次に、図17及び図18は、断面台形状をなす長手平板部材Cを切削する場合を示しており、図17の切削刃32によって素材(図示せず)から断面三角形の長手三角部材30を形成し、この長手三角部材30を図18で示す平刃36によって所定高さまで切削して長手平板部材Cが製作できる。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明による多角竿は、軽量化と耐久性の両方を有することができ、多方面の竿に適用できるものである。
【符号の説明】
【0031】
A 第1長手V字型部材
B 第2長手V字型部材
C 長手平板部材
〜C
10 第1接続面
11 第2接続面
12 第1面方向
13 第2面方向
14 第1接続面
15 第2接続面
16 第1面方向
17 第2面方向
Ha 第1高さ
Wa 第1横幅
Hb 第2高さ
Wb 第2横幅
Hc 第3高さ
Wc 第3横幅
20 多角竿
21 柱体
22 角部
23 ラインガイド
24 第1中空部
25 第2中空部
30 長手三角部材
31 アンギュラーカッター
32 切削刃
33 切欠部
34 突部
35 突部付き長手三角部材
35a 底辺
36 平刃
E 中心線
F 竿体
X 竿の振り方向

【特許請求の範囲】
【請求項1】
全体形状が長手棒状をなし、その外周形状が断面多角形で形成された竿体(F)からなる多角竿において、
断面V字型をなす長手V字型部材(A,B)を少なくとも4個有して少なくとも2個の中空部(24,25)をなすと共に、前記各長手V字型部材(A,B)の一部を重合させて直線状の柱体(21)が形成され、
前記柱体(21)の両端には、前記竿体(F)の角部(22)が位置していることを特徴とする多角竿。
【請求項2】
前記各長手V字型部材(A,B)間には、断面台形をなす長手平板部材(C)が設けられていることを特徴とする請求項1記載の多角竿。
【請求項3】
前記各長手V字型部材(A,B)に形成された一対の接続面(10,11,14,15)の面方向(12,13,16,17)は、互いに同一方向の場合と互いに異なる方向の場合の何れかで構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の多角竿。
【請求項4】
前記断面多角形は、断面六角形からなり、断面六角形の各辺(C1〜C6)が全て等しい場合と、二辺のみ(C2,C5)が他の辺(C1,C3,C4,C6)よりも短い場合とで構成されていることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の多角竿。
【請求項5】
前記角部(22)には、釣り糸を案内するためのラインガイド(23)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の多角竿。
【請求項6】
前記第1長手V字型部材(A)及び長手平板部材(C)は、断面正三角形の長手三角部材(30)の一部を切削して形成されていることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の多角竿。
【請求項7】
前記第1長手V字型部材(A)の第1接続面(10)を上向き配設した時の前記第1長手V字型部材(A)の第1高さ(Ha)と第1横幅(Wa)と、前記第2長手V字型部材(B)の第1接続面(14)を上向きに配設した時の前記第2長手V字型部材(B)の第2高さ(Hb)と第2横幅(Wb)と、前記長手平板部材(C)を形成する前の断面正三角形をなす長手三角部材(30)の第3高さ(Hc)と第3横幅(Wc)と、は次の条件(Ha=Hb=HcかつWa=Wb=Wc、又はHa>Hb=HcかつWa=Wb>Wc)で構成されていることを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載の多角竿。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate

【図20】
image rotate

【図21】
image rotate

【図22】
image rotate

【図23】
image rotate

【図24】
image rotate


【公開番号】特開2012−187017(P2012−187017A)
【公開日】平成24年10月4日(2012.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−51822(P2011−51822)
【出願日】平成23年3月9日(2011.3.9)
【出願人】(508321856)
【Fターム(参考)】