説明

大災害における、麺類、おかず等の食料品類。

【課題】大災害時においても、お湯さえあれば、直ちに食せるよう、麺、おかず等の冷凍食料品類を提供する。
【解決手段】麺類とおかずなどの食料品を、一人前ずつ定量したラップによる包装1とし、瞬間冷凍したのち、冷凍庫に入庫備蓄しておき、万一の大災害時においても直ちに沸騰したお湯で解凍すると同時に、避難民全員の食用に供することが出来るものとする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、大災害で食料品類が供給不足の際に充分に即時に麺類及びおかず等、その他、提供する食料品である。
【0002】
従来より、大地震など大災害において、一番水の不足及食料である。
【0003】
食料の多くは総て賞味期限があって、その期限がなくなると、全品取替えするのでその時間と手数を費やすことになり、又経済的にも膨大な費用、負担をともなうものである。
【0004】
余分な事であるが一番の次は水で、下記先行技術で解決することが出来るので検討してみる事を進めるものである。
【先行技術文献】
【特許文献1】 公開特許公報 2011−402
【0005】
【非特許文献】
【非特許文献】 特許第4546942号
大災害の予知する避難場所に設置しておいて、災害時のこの様な時において水を供給する供給装置である。
【発明の概要】

【発明を解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上記の様な従来の構成が有している諸問題を解決とするものであるが、賞味期間を大幅に延長できて、半永久的にとでも言えるものを実現することを目的とするものである。
【0007】
而して、その避難場所に大量に備蓄しておいて、災害時には即時に避難場所に避難している全員に即、容易に提供出来る様にした有用効果的な麺、おかずなどの食品類の実現とすることを目的とするものである。
【課題を解決する課題】
【0008】
そこで本発明は、上記の目的を達成するために、賞味期限を有しないもので、直ちに食する事の出来る食品を開発することである。
【0009】
次の角課題解決手段は、作用も次の通りである、即ち、一食毎の袋詰その手段を要しないこと、そしてこれらを廃止することである。
【0010】
そこで本発明は、例えば麺類であれば、従来の通り小麦粉などで手打ち或は機械で平面状に伸ばすなどして、適当な太さの麺状に切取りして設けて、即時に煮立して食することが出来るようにするとともに、先ずこれを一人前づつ定量にしてセロハン等で包んで角状にして形成する。
【0011】
また副食品も同時に即時食することが出来る、煮立て、一人前づつ定量にして同じくセロハンなどで角状に包んで形成する。
【0012】
上記の麺、副食品なども一人で持運び出来る程度前後の箱に立詰めして、瞬間冷凍庫に保存するものである。
【0013】
上記の様にすれば冷凍庫に入庫してある限り半永久的に保管できるので賞味期限を心配する必要を全く要しないものである。
【0014】
上記課題を解決する手段は下記の通りである、即ち、大地震により災害に会ったときに、広域の避難所においても、予めそこに避難した人員に要する量を備蓄しておいて、該麺、おかず等を直ちに全員に食することが出来るものである。
【0015】
釜を煮立てする水は、上記の大災害における給水装置、特許第4246942号を設置しておけば全くその心配はないものである。
【0016】
また、本発明の食品類は冷蔵庫に冷凍されてある限り上述した如く、半永久的に保管できる特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】 本発明のイ、ロ、は麺類、おかずは実施形態を図示した平面図。
【図2】 同、麺類、食料品等の詰合せ状態を示した縮小断面前面側面図。
【図3】 同、麺、食料品を箱詰めにする一例を示した縮小した断面側面全図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0019】
図において1は麺数、おかずなどの副食物を一人前づつラップ詰にした、大災害における全員に供給する分量を麺類、おかずの副食物等の食料品類に関する。
【0020】
図2は麺類を一人前をラップ等に詰込んだ麺包で、3はお菜等を一人前詰込んだ副食品類を包んで、箱内に平面状に適当数量を重ねた状態にした食品類箱である。
【0021】
上記本発明の麺類、おかずなどの各副食物は直ちに食することが出来る完全に煮立てしたもので各一人前の定量を角状にラップ包みしたものである。
【0022】
こうして、上記のように各ラップ包した麺類、おかずの副食品などは、一人前で持運びできる前後の箱に立詰めにして設ける構成するものである。
【0023】
この際、各食品類は例えば箱を横にして開口し、この開口部より一個宛横詰めにして満杯に入箱して閉口し立にすると、見事立詰めに設は箱詰体箱4が出来上がるが、どの様にして入箱してもよい。
【0024】
こうして本発明の麺類、おかずなどの食料品を箱詰した箱4は、直ちに瞬間冷凍庫に入庫して備蓄する。
【0025】
上記の様に構成した本発明は、大地震の予知されてある各避難所や集合所及全各家庭に上記の如くその数量を予め勘案し用意して、冷凍庫に保管備蓄しておくことを、強く求めるものである。
【0026】
上記の様に、本発明は各避難所、集合所などではそこに集合する人員の数を少なくとも7日分位の量を予め勘案してその全員に配分し得て食することができる様に手配するとともに、又家庭の人員に7日分の数量を用意して瞬間冷凍庫に備蓄して、災害時には釜等で沸騰した湯で解凍して、直ちに食用することが出来る特徴を有するものである。
【符号の説明】
【0027】
1・・・・・ラップした包み
2・・・・・立詰した食料品箱
3・・・・・横詰した食料品類

【特許請求の範囲】
【請求項1】
麺類を製造し、又おかず等を調理して各設けて、該麺類とおかず等をそれぞれ各食用出来るように煮たてして、各麺類とおかず等を定量の一人分を角状にラップ等で包んで成して、各麺類とおかず等をそれぞれ適当な箱に立詰めにして、この各麺類箱とおかず等を入箱の各食料品箱を瞬間冷蔵庫に入庫保管して、大災害に備えて備蓄構成した大災害において直ちに食料を供給できる様にした麺類、おかずなどの食料品類。
【請求項2】
大地震の起る地域の各避難所や集会所及その地域の全家庭に各その各人員数に合せてその人数に足る数量と入庫備蓄しておいて、大災害時に沸騰したお湯で解凍して、直ちに食用に供するよう構成した請求項1記載の大災害時における麺類、おかずなどの食料品類。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−231774(P2012−231774A)
【公開日】平成24年11月29日(2012.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−115201(P2011−115201)
【出願日】平成23年5月2日(2011.5.2)
【出願人】(595110210)
【Fターム(参考)】