説明

安定な粒状農薬組成物

【課題】 有効成分である有機リン系化合物の安定性が向上した粒状農薬組成物を提供する。
【解決手段】 本発明は、有機リン系化合物と焼成されたクレーを含有する粒状農薬組成物に関し、また本発明は、有機リン系化合物を有効成分として含有する粒状農薬組成物の製造において、焼成されたクレーを配合し、前記有効成分の安定性を向上させることを特徴とする、前記粒状農薬組成物の製造方法に関し、また本発明は、有機リン系化合物を有効成分として含有する粒状農薬組成物において、焼成されたクレーを配合し、前記有効成分の安定性を向上させる方法に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、(RS)-S-sec-ブチル O-エチル 2-オキソ-1,3-チアゾリジン-3-イルホスホノチオエート(一般名:ホスチアゼート/fosthiazate)又はO-エチル S-プロピル(E)-[2-(シアノイミノ)-3-エチルイミダゾリジン-1-イル]ホスホノチオエート(一般名:イミシアホス/imicyafos)の安定性が向上した粒状農薬組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には有害な昆虫類、ダニ類、線虫類に対し有効な防除作用を示す有機リン系化合物が開示され、また、特許文献2には有害動物防除剤の有効成分として有用な光学活性有機リン系化合物が開示されている。そして特許文献1および特許文献2では、有機リン系化合物を各種農薬補助剤と共に製剤調製できるとし、当該農薬補助剤の列挙の中に、クレーが担体の一例として記載されている。また、特許文献3には含水率が0.2%以下でかつ珪酸分(SiO2)が90%以上の珪酸質鉱物粒子の表面にイミシアホスを付着させたことを特徴とする土壌処理用粒剤組成物が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開昭63−211293
【特許文献2】特開平2−88590
【特許文献3】特開2005−41790
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
焼成されたクレーがホスチアゼート又はイミシアホスの安定化に寄与することを示す記載や示唆は上記した従来技術にはみられない。ホスチアゼート又はイミシアホス(以下、有機リン系化合物と略す)は、それを有効成分として含有する粒状農薬組成物を調製する際、使用する担体の種類によっては不安定となる場合がある。例えば、上記した従来技術に記載されている一般的なクレーを用いた場合、有機リン系化合物の十分な安定性が確保できないことがある。本発明は、有効成分である有機リン系化合物の安定性が向上した粒状農薬組成物を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決すべく種々の検討を行った結果、有機リン系化合物を有効成分として含有する粒状農薬組成物において、焼成されたクレーを使用することにより、有機リン系化合物の安定性が向上することを見出した。
即ち本発明は、以下の(1)から(8)に関する。
(1) (a)(RS)-S-sec-ブチル O-エチル 2-オキソ-1,3-チアゾリジン-3-イルホスホノチオエート又はO-エチル S-プロピル(E)-[2-(シアノイミノ)-3-エチルイミダゾリジン-1-イル]ホスホノチオエートと、(b)焼成されたクレーを含有する粒状農薬組成物。
(2) (a)の成分を0.5〜30重量%、(b)の成分を70〜99.5重量%含有する、前記(1)の組成物。
(3) (b)の成分が、900〜1300℃の温度でクレーを焼成することにより調製したものである、前記(1)の組成物。
(4) クレーの焼成時間が15分間〜2時間である、前記(3)の組成物。
(5) (b)の成分に含まれる水分量が1重量%以下である、前記(1)の組成物。
(6) (a)の成分が、(RS)-S-sec-ブチル O-エチル 2-オキソ-1,3-チアゾリジン-3-イルホスホノチオエートである、前記(1)の組成物。
(7) (RS)-S-sec-ブチル O-エチル 2-オキソ-1,3-チアゾリジン-3-イルホスホノチオエート又はO-エチル S-プロピル(E)-[2-(シアノイミノ)-3-エチルイミダゾリジン-1-イル]ホスホノチオエートを有効成分として含有する粒状農薬組成物の製造において、焼成されたクレーを配合し、前記有効成分の安定性を向上させることを特徴とする、前記粒状農薬組成物の製造方法。
(8) (RS)-S-sec-ブチル O-エチル 2-オキソ-1,3-チアゾリジン-3-イルホスホノチオエート又はO-エチル S-プロピル(E)-[2-(シアノイミノ)-3-エチルイミダゾリジン-1-イル]ホスホノチオエートを有効成分として含有する粒状農薬組成物において、焼成されたクレーを配合することを特徴とする、前記有効成分の安定性を向上させる方法。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、有効成分である有機リン系化合物の安定性が向上した粒状農薬組成物が得られる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
有機リン系化合物を有効成分として含有する粒状農薬組成物は、有機リン系化合物を製剤調製する際に焼成されたクレーを使用することにより、有機リン系化合物の安定性が向上する。
本明細書において、「有機リン系化合物」は、公知の方法(例えば日本国特開昭63−211293)にしたがって作製することができる。
本発明において、「安定性」とは、有機リン系化合物の化学的な安定性であり、主に製剤中における保存時の安定性を意味する。保存時の安定性は、例えばある保存条件における一定期間後の有機リン系化合物の分解率を測定することで判断することができる。具体的な方法としては、例えば本願明細書の実施例に記載の方法などが挙げられる。
本発明において、「安定性が向上する」とは、例えば焼成されていないクレーを使用した場合と比べ、焼成されたクレーを用いた場合の有効成分化合物の分解率が低いことを意味する。
本発明において、「粒状」とは、農薬分野で知られている粒剤や粉粒剤等の製剤型に相当すること、例えば組成物の粒子径がこれら製剤型の一般的な粒子径であることを意味する。
【0008】
焼成されたクレーとしては、天然に産出するクレーを焼成したもの、市販のクレーを焼成したもの、レンガを破砕したものなどが挙げられる。レンガは通常高温で加熱し製造され、レンガ中のクレーが焼成された状態となっていることから、そのレンガを破砕して本発明の粒状農薬組成物の調製に使用することもできる。レンガの製造過程では、その一部が欠けるなどの不良品が生じる場合があるが、このようなものは安価に入手できることもあり、商業的に有用となる場合もある。
【0009】
上記した天然に産出するクレーや市販のクレーは、必ずしも含有する成分や性状が一定とならない場合がある。そのような場合であっても本発明においては、当該クレーを焼成することにより有機リン系化合物の安定性に対する好ましくない影響を回避又は低減することができる。このように、本発明の粒状農薬組成物は、クレーの種類に依存することなく、有機リン系化合物を含有する安定な粒状農薬組成物を調製することができる。
クレーを構成する鉱物としては、例えばモンモリロナイト(Montmorillonite)、カオリナイト(Kaolinite)、パイロフィライト(Pyrophyllite)、ベントナイト(Bentonite)、バーミキュライト(Vermiculite)、タルク(Talc)、珪石(silica stone)が挙げられる。本発明において、クレーは上記の鉱物由来のクレーに限定して解釈されることなく、各種クレーが使用できる。
クレーは、粒状のクレーもしくは粉末状のクレーを粒状に成型したものを使用することができる。
クレーは、農薬分野で知られている、製剤の調製方法に準じて成型することができる。例えば、押し出し造粒、転動造粒、噴霧乾燥造粒、流動床造粒などの各種造粒方法に従ってクレーを粒状に成型することができる。クレーを粒状に成型する場合、成型したクレーの粒径は、例えば0.3〜2mmが好ましく、0.4〜1.2mmがより好ましい。
クレーの成型の際には各種補助剤を使用することができる。補助剤としては、例えば、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロースナトリウム、リグニンスルホン酸塩、デンプン、デキストリン、ゼラチンなどのような結合剤を用いることが好ましい。
クレーを焼成する際は、粒状のクレーを焼成してもよいし、粉末状のクレーを粒状に成型したものを焼成してもよい。
【0010】
焼成されたクレーの調製方法は、一概に規定されるものではない。具体的には、本発明の焼成されたクレーは好ましくは800℃以上の温度、さらに好ましくは900〜1300℃、より好ましくは1000〜1200℃で、好ましくは15分間〜2時間、より好ましくは30分間〜1時間かけてクレーを焼成することにより調製することができる。但し、クレーの産出場所、配合成分の種類や組成比などの条件に応じ焼成する温度や時間を適宜調整することができ、本発明では前記範囲に限定して解釈されるものではない。
【0011】
焼成されたクレーに含まれる成分の組成は、一概に規定されるものではない。具体的には、例えば酸化ケイ素が40〜95重量%、酸化アルミニウムが2〜40重量%、酸化鉄が0.1〜7重量%の割合の組成が挙げられる。クレー成型する際に結合剤を使用する場合、結合剤はクレーを焼成する際にほぼ全量が消失するため、焼成されたクレー中の割合を規定することは難しい。また、焼成されたクレーに含まれる水分量は極力少ないことが好ましい。具体的には、例えば1重量%以下が好ましく、0.2重量%以下がより好ましい。但し前記範囲は、クレーの産出場所、クレーを焼成する温度や時間などの条件に応じ変動する場合があり、本発明では前記範囲に限定して解釈されるものではない。
【0012】
焼成されたクレーの粒径は、粒状農薬組成物の施用場所や防除対象の種類などに応じ、適宜調整される場合がある。焼成されたクレーの粒径は、例えば0.1〜2mmが好ましく、0.3〜1.2mmがより好ましい。また、クレーを粒状に成型して焼成する場合であれば、焼成されたクレーの粒径は、例えば0.3〜2mm、望ましくは0.4〜1.2mmに成型したものを使用することができる。但し、前述した通りクレーの粒径は適宜調整することができ、本発明では前記範囲に限定して解釈されるものではない。
【0013】
本発明の粒状農薬組成物の製剤型としては、当該分野の各種製剤方法に従って調製される各種製剤型が挙げられる。具体的な製剤型としては、例えば粒剤、粉粒剤などが挙げられ、なかでも粒剤が望ましい。本発明の粒状農薬組成物は、例えば、押し出し造粒、転動造粒、噴霧乾燥造粒、流動床造粒などの各種造粒方法に従って調製することができる。
【0014】
製剤調製の際に使用することができる補助剤としては、当該分野で通常用いられる各種補助剤を挙げることができる。当該補助剤としては、特に限定されないが、例えば界面活性剤、増量剤、結合剤、安定化剤などが挙げられる。界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキレンエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンスチリルアリールエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンブロックポリマーのような非イオン系界面活性剤や、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、アルキルリン酸エステルのような陰イオン系界面活性剤などが挙げられる。結合剤としては、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロースナトリウム、リグニンスルホン酸塩、デンプン、デキストリン、ゼラチンなどが挙げられる。
【0015】
本発明の粒状農薬組成物中の各成分の配合割合は、一概に規定されるものではない。有機リン系化合物の配合割合は0.5〜30重量%が好ましく、1〜15重量%が好ましい。焼成されたクレーの配合割合は70〜99.5重量%が好ましく、85〜99重量%が好ましい。また、所望により各種補助剤を配合する場合、例えば、界面活性剤の配合割合は0.1〜10重量%が好ましく、0.1〜3重量%がより好ましい。但し、前記配合割合は、配合成分の種類などに応じ適宜調整することができ、本発明では前記範囲に限定して解釈されるものではない。
【0016】
焼成されたクレーは、有機リン系化合物の安定性に好ましくない影響を与える要因を取り除くこと或はその好ましくない影響を軽減することができると考えられる。
例えば、クレーを焼成することによりクレー中の含水量が低減され、有機リン系化合物の安定化に寄与することが考えられる。また、クレー中の成分、例えば酸化ケイ素や酸化アルミニウムなどが触媒作用的な働きをして有機リン系化合物の加水分解を引き起こす或はそれを促進することも考えられるが、クレーを焼成することによりその作用が不活性化され、有機リン系化合物の安定化に寄与することが考えられる。また、クレーを焼成することによりクレー中の各成分の比表面積が低下し、上記したような有機リン系化合物の安定性に好ましくない影響を与える可能性がある成分同士、或はそれと有機リン系化合物との接触が低減され、有機リン系化合物の安定化に寄与することが考えられる。
【実施例】
【0017】
本発明をより詳しく述べるために、以下に実施例を記載するが、本発明はこれらに限定して解釈されるものではない。
【0018】
実施例1
(製剤調製)
粉末クレー(商品名:フバサミKクレー、BXカオリン又はMNクレー)と、結合剤(商品名:セロゲン7Aの5重量%水溶液)を混練し、押出し造粒機(直径0.8mmスクリーン)で造粒した。その後、乾燥、整粒して、電気炉で30分間焼成し、焼成されたクレーを得た。また、粒状のクレー(商品名:TKRクレー)を電気炉で30分間焼成し、焼成されたクレーを得た。
上記焼成されたクレー89.58重量部およびホスチアゼート(純度96%)10.42重量部を混合し、粒剤を得た。
製剤調製に用いた各商品の詳細は以下の通りである。
・フバサミKクレー:フバサミクレー社製
・BXカオリン:カナヤ興産社製
・MNクレー:ネオライト興産社製
・TKRクレー:Anhui Mingmei Minerals Co. Ltd製
・セロゲン7A:第一工業製薬製のカルボキシメチルセルロースナトリウム
【0019】
(安定性試験)
上記粒剤をサンプル瓶に入れ、54℃に設定した恒温器内に4週間保持した後、液体クロマトグラフィーで分析して、ホスチアゼートの分解率を求めた。結果は、クレーの種類とその焼成温度毎に第1表に示す。また、焼成されていないクレーを用い製剤調製した場合の結果も第1表に合わせて示す。
【0020】
【表1】

【0021】
実施例2
焼成されたクレーとして、レンガの破砕粒状物(瑞佳猫砂制品有限公司製)を用い、前記実施例1と同様にホスチアゼートの粒剤を調製し、安定性試験を行った。その結果、ホスチアゼートの分解率は5.2%であった。
【0022】
実施例3
フバサミKクレー(商品名)を水で混練し、押出し造粒機(直径0.8mmスクリーン)で造粒した。その後、乾燥、整粒して、電気炉(1100℃)で30分間焼成し、焼成されたクレーを得た。この焼成されたクレーを用い、前記実施例1と同様にホスチアゼートの粒剤を調製し、安定性試験を行った。その結果、ホスチアゼートの分解率は6.5%であった。
【0023】
実施例4
TKRクレー(商品名)を電気炉(1100℃)で30分間焼成し、焼成されたクレーを得た。この焼成されたクレー94.79重量部およびホスチアゼート(純度96%)5.21重量部を混合し、粒剤を得た。この粒剤を用い、前記実施例1と同様に安定性試験を行った。その結果、ホスチアゼートの分解率は5.8%であった。
【0024】
実施例5
TKRクレー(商品名)を電気炉(1100℃)で30分間焼成し、焼成されたクレーを得た。この焼成されたクレー89.90重量部および焼成されていないTKRクレー89.90重量部に、それぞれイミシアホス(純度99%)10.10重量部を混合し、粒剤を得た。この両粒剤をサンプル瓶に入れ、54℃に設定した恒温器内に2週間保持した後、液体クロマトグラフィーで分析して、イミシアホスの分解率を求めた。その結果、焼成されていないTKRクレーを用いた粒剤のイミシアホスの分解率が43.3%であったのに対し、焼成されたTKRクレーを用いた粒剤のイミシアホスの分解率は8.5%であった。
【0025】
実施例6-11
前記実施例1に準じ、第2表に示した配合成分及び配合割合で粒剤を調製し、その安定性試験を行うことにより、有効成分が良好な安定性を示すことが確認される。
製剤調製に用いる界面活性剤の詳細は以下の通りである。
・ノイゲンEA-177:ポリオキエチレンジスチリルフェニルエーテル(第一工業製薬製)
・ラミゲンES-60:ポリオキシエチレンラノリン脂肪酸エステル(第一工業製薬製)
【0026】
【表2】

【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明によれば、有効成分である有機リン系化合物の安定性が向上した農薬組成物が得られる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)(RS)-S-sec-ブチル O-エチル 2-オキソ-1,3-チアゾリジン-3-イルホスホノチオエート又はO-エチル S-プロピル(E)-[2-(シアノイミノ)-3-エチルイミダゾリジン-1-イル]ホスホノチオエートと、(b)焼成されたクレーを含有する粒状農薬組成物。
【請求項2】
(a)の成分を0.5〜30重量%、(b)の成分を70〜99.5重量%含有する、請求項1の組成物。
【請求項3】
(b)の成分が、900〜1300℃の温度でクレーを焼成することにより調製したものである、請求項1の組成物。
【請求項4】
クレーの焼成時間が15分間〜2時間である、請求項3の組成物。
【請求項5】
(b)の成分に含まれる水分量が1重量%以下である、請求項1の組成物。
【請求項6】
(a)の成分が、(RS)-S-sec-ブチル O-エチル 2-オキソ-1,3-チアゾリジン-3-イルホスホノチオエートである、請求項1の組成物。
【請求項7】
(RS)-S-sec-ブチル O-エチル 2-オキソ-1,3-チアゾリジン-3-イルホスホノチオエート又はO-エチル S-プロピル(E)-[2-(シアノイミノ)-3-エチルイミダゾリジン-1-イル]ホスホノチオエートを有効成分として含有する粒状農薬組成物の製造において、焼成されたクレーを配合し、前記有効成分の安定性を向上させることを特徴とする、前記粒状農薬組成物の製造方法。
【請求項8】
(RS)-S-sec-ブチル O-エチル 2-オキソ-1,3-チアゾリジン-3-イルホスホノチオエート又はO-エチル S-プロピル(E)-[2-(シアノイミノ)-3-エチルイミダゾリジン-1-イル]ホスホノチオエートを有効成分として含有する粒状農薬組成物において、焼成されたクレーを配合することを特徴とする、前記有効成分の安定性を向上させる方法。

【公開番号】特開2012−106993(P2012−106993A)
【公開日】平成24年6月7日(2012.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−228421(P2011−228421)
【出願日】平成23年10月18日(2011.10.18)
【出願人】(000000354)石原産業株式会社 (289)
【Fターム(参考)】