説明

建物における自然換気構造

【課題】 建物の所要階に亘って外気を室内へ取り入れることができ、且つ下層階の室内からの空気が竪穴を介して室内へ侵入するのを抑えることのできる自然換気構造。
【解決手段】 本発明の自然換気構造は、第1の階から屋上階まで貫通し且つ該屋上階において外気に開口可能な第1竪穴部(11)と、第1の階よりも下方の第2の階から屋上階まで貫通し且つ屋上階において外気に開口可能な第2竪穴部(12)とを備えている。第1竪穴部は、第1の階を含む1つまたは複数の階の室内空間と連通した第1下部空間(11c)と、該第1下部空間の上端階よりも上方の各階の室内空間から遮蔽された第1上部空間(11d)とを有し、第2竪穴部は、第2の階を含む1つまたは複数の階の室内空間と連通した第2下部空間(12c)と、該第2下部空間の上端階よりも上方の各階の室内空間から遮蔽された第2上部空間(12d)とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の階層を有する建物における自然換気構造に関する。
【背景技術】
【0002】
地球温暖化の抑制などの観点から、省エネルギーは建設分野において重要なテーマの一つである。省エネルギーを行うには、設備機械の高効率化を図るなど様々な手法があるが、自然エネルギーの利用も有効な手法である。特に通風効果の利用は省エネルギーのために良く用いられる手法であり、省エネルギーを図る建築物においては大変重要な技術となりつつある。
【0003】
この種の技術として、竪穴(ボイド・吹抜)による煙突効果を利用して自然換気を行う構造が知られている。竪穴を利用する自然換気構造では、屋内外の温度差が駆動力となって竪穴に圧力差が生じ自然換気が行われる。竪穴において圧力差が0になる位置である中性帯よりも下方の負圧側の階では外気が室内を通って竪穴に吸い込まれ、中性帯よりも上方の正圧側の階では竪穴からの空気が室内を通って外部へと流れる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のように、竪穴を利用する従来の自然換気構造では、中性帯よりも下方の階において外気が室内へ取り入れられ、室内の空気が竪穴へ排出される。しかしながら、中性帯よりも上方の階では、外気を室内へ取り入れることができず、下層階の室内からの空気が竪穴を介して室内へ侵入する。
【0005】
また、中性帯よりも下方の階では、室内へ流入する外気の風量(ひいては室内から竪穴へ排出される空気の風量)が高さにより大きく異なることがあり、風量も外気温や外部の風速によって決定されるため全く制御されない状態である。特に、室内へ吹き込む風量が大きいと、風切り音、開閉障害、気流(ドラフト)による不快感などの問題が起こり易い。
【0006】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたものであり、建物の所要階に亘って外気を室内へ取り入れることができ、且つ下層階の室内からの空気が竪穴を介して室内へ侵入するのを抑えることのできる自然換気構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明では、複数の階層を有する建物における自然換気構造であって、
第1の階から屋上階まで貫通し且つ該屋上階において外気に開口可能な第1竪穴部と、
前記第1の階よりも下方の第2の階から前記屋上階まで貫通し且つ前記屋上階において外気に開口可能な第2竪穴部とを備え、
前記第1竪穴部は、前記第1の階を含む1つまたは複数の階の室内空間と連通した第1下部空間と、該第1下部空間の上端階よりも上方の各階の室内空間から遮蔽された第1上部空間とを有し、
前記第2竪穴部は、前記第2の階を含む1つまたは複数の階の室内空間と連通した第2下部空間と、該第2下部空間の上端階よりも上方の各階の室内空間から遮蔽された第2上部空間とを有することを特徴とする自然換気構造を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、互いに異なる階から屋上階まで貫通した複数の竪穴部の協働作用により、すなわちその複数の下部空間の協働作用により、建物の所要階に亘って外気を室内へ取り入れることができ、室内の空気を竪穴部へ排出することができる。また、複数の竪穴部の上部空間の作用により、下層階の室内からの空気が、竪穴部を介して上層階の室内へ侵入することなく、確実に外部へ排出される。すなわち、本発明にかかる自然換気構造では、建物の所要階に亘って外気を室内へ取り入れることができ、且つ下層階の室内からの空気が竪穴を介して上層階の室内へ侵入するのを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の実施形態にかかる自然換気構造の構成を概略的に示す図である。
【図2】各竪穴部が屋上階において外気に開口可能に構成されている様子を示す図である。
【図3】竪穴を利用する従来の自然換気構造の不都合について説明する第1の図である。
【図4】竪穴を利用する従来の自然換気構造の不都合について説明する第2の図である。
【図5】従来技術と比較して本実施形態の作用効果を定性的に説明する図である。
【図6】本実施形態における自然換気の風量制御を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態を、添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる自然換気構造の構成を概略的に示す図である。本実施形態では、比較的単純な一例として、7階建ての建物に対して本発明を適用している。図1を参照すると、本実施形態にかかる自然換気構造は、互いに異なる階から屋上階まで鉛直方向に貫通した竪穴部11,12,13を備えている。
【0011】
第1竪穴部11は5階から屋上階まで貫通し、第2竪穴部12は3階から屋上階まで貫通し、第3竪穴部13は1階から屋上階まで貫通している。竪穴部11〜13は、図2に示すように、屋上階において外気に開口可能に構成されている。具体的に、竪穴部11〜13は、例えば屋上階の床から上方へ突出した部分の側面に形成された開口部11a,12a,13aと、開口部11a〜13aの開口面積を変化させるダンパー11b,12b,13bとを有する。
【0012】
再び図1を参照すると、第1竪穴部11は、5階および6階の室内空間25,26と連通した第1下部空間(図1中破線で示す)11cと、7階の室内空間27から遮蔽された第1上部空間(図1中実線で示す)11dとを有する。第2竪穴部12は、3階および4階の室内空間23,24と連通した第2下部空間(図1中破線で示す)12cと、5階〜7階の室内空間25〜27から遮蔽された第2上部空間(図1中実線で示す)12dとを有する。
【0013】
第3竪穴部13は、1階および2階の室内空間21,22と連通した第3下部空間(図1中破線で示す)13cと、3階〜7階の室内空間23〜27から遮蔽された第3上部空間(図1中実線で示す)13dとを有する。換言すると、第1上部空間11dは、第1下部空間11cの上端階である6階よりも上方の7階の室内空間27から遮蔽されている。第2上部空間12dは、第2下部空間12cの上端階である4階よりも上方の5〜7階の室内空間25〜27から遮蔽されている。
【0014】
第3上部空間13dは、第3下部空間13cの上端階である2階よりも上方の3〜7階の室内空間23〜27から遮蔽されている。こうして、第2下部空間12cの上端階である4階は、第1下部空間11cの下端階である5階よりも1つだけ下方の階である。第3下部空間13cの上端階である2階は、第2下部空間12cの下端階である3階よりも1つだけ下方の階である。
【0015】
また、第1下部空間11cは、第1竪穴部11の中性帯11eの下限位置よりも下方に設けられている。第2下部空間12cは、第2竪穴部12の中性帯12eの下限位置よりも下方に設けられている。第3下部空間13cは、第3竪穴部13の中性帯13eの下限位置よりも下方に設けられている。竪穴部11〜13の中性帯11e〜13eの下限位置については後述する。竪穴部11〜13は、吹き抜けスペース、パイプスペース、ダクトスペース(例えば、排煙用スペース)などを利用して構成されている。
【0016】
以下、本実施形態にかかる自然換気構造の作用効果の理解を容易にするために、竪穴を利用する従来の自然換気構造の不都合について説明する。図3および図4は、各階の室内と連通した従来の単一の竪穴を有する38階建ての実際のビルの解析結果であって、図3は竪穴の圧力上下分布を、図4は竪穴の風量分布を示している。図3および図4において、縦軸は階を示している。
【0017】
図3において、横軸は竪穴内の圧力と室内の圧力(ひいては屋外の圧力)との差を示している。圧力差が0になる位置(12階に相当する高さ位置:図3中矢印で示す)を中性帯31という。図4において、横軸は風量を示している。図3および図4において、縦軸よりも左側は負圧側であって室内から竪穴へ空気を取り入れる側であり、縦軸よりも右側は正圧側であって竪穴から外部へ空気を吐出する側である。
【0018】
すなわち、中性帯31よりも下方の階では外気が竪穴に入る側(自然換気により室内を介して外気を竪穴へ取り込む側)となり、中性帯31よりも上方の階では空気が竪穴から外部へ出る側(自然換気により室内からの空気を竪穴から外部へ排出する側)となる。その結果、竪穴を利用する従来の自然換気構造では、建物の中層階にある中性帯31よりも下方の階において外気を室内へ取り入れることができ、室内の空気を竪穴へ排出することができる。
【0019】
しかしながら、中性帯31よりも上方の階では、図4中の楕円32で示すように、外気を室内へ取り入れることができず、下層階の室内からの空気が竪穴を介して室内へ侵入する。下層階の室内から竪穴へ排出された空気は比較的高温であり、上層階の室内へ侵入すると空調負荷を増大させる。中性帯31よりも下方の階では、図4中の楕円33で示すように、室内へ流入する外気の風量(ひいては室内から竪穴へ排出される風量)が高さにより大きく異なる。特に、室内へ吹き込む風量が大きいと、風切り音、開閉障害、気流(ドラフト)による不快感などの問題が起こり易い。
【0020】
再び図1を参照して、第1竪穴部11に着目すると、第1下部空間11cは中性帯11eの下限位置よりも下方にあり、且つ第1下部空間11cは5階および6階の室内空間25,26と連通している。したがって、第1下部空間11cは常に負圧側にあり、5階および6階において新鮮な外気を室内空間25,26へ取り入れることができ、室内の空気を室内空間25,26から第1竪穴部11へ排出することができる。
【0021】
室内空間25,26から第1竪穴部11へ排出された空気は、浮力作用により正圧側にある第1上部空間11dへ移動する。しかしながら、第1上部空間11dは7階の室内空間27から遮蔽されているので、5階および6階の室内空間25,26からの空気が第1竪穴部11を介して7階の室内空間27へ侵入することなく、屋上階の床よりも上方の開口部11aに設けられたダンパー11bを介して、確実に外部へ排出される。
【0022】
第2竪穴部12では、第2下部空間12cは中性帯12eの下限位置よりも下方にあり、且つ第2下部空間12cは3階および4階の室内空間23,24と連通している。したがって、第2下部空間12cは常に負圧側にあり、3階および4階において新鮮な外気を室内空間23,24へ取り入れることができ、室内の空気を室内空間23,24から第2竪穴部12へ排出することができる。
【0023】
室内空間23,24から第2竪穴部12へ排出された空気は、浮力作用により正圧側にある第2上部空間12dへ移動する。しかしながら、第2上部空間12dは5階〜7階の室内空間25〜27から遮蔽されているので、3階および4階の室内空間23,24からの空気が第2竪穴部12を介して5階〜7階の室内空間25〜27へ侵入することなく、屋上階の床よりも上方の開口部12aに設けられたダンパー12bを介して、確実に外部へ排出される。
【0024】
同様に、第3竪穴部13では、第3下部空間13cは中性帯13eの下限位置よりも下方にあり、且つ第3下部空間13cは1階および2階の室内空間21,22と連通している。したがって、第3下部空間13cは常に負圧側にあり、1階および2階において新鮮な外気を室内空間21,22へ取り入れることができ、室内の空気を室内空間21,22から第3竪穴部13へ排出することができる。
【0025】
室内空間21,22から第3竪穴部13へ排出された空気は、浮力作用により正圧側にある第3上部空間13dへ移動する。しかしながら、第3上部空間13dは3階〜7階の室内空間23〜27から遮蔽されているので、1階および2階の室内空間21,22からの空気が第3竪穴部13を介して3階〜7階の室内空間23〜27へ侵入することなく、屋上階の床よりも上方の開口部13aに設けられたダンパー13bを介して、確実に外部へ排出される。
【0026】
図5は、従来技術と比較して本実施形態の作用効果を定性的に説明する図である。単一の竪穴を用いる従来技術の場合、図5の上側の図に示すように、竪穴の中性帯よりも下方の階では外気を室内へ取り入れることができるが、図5中の楕円50で示すように、中性帯よりも上方の階では外気を室内へ取り入れることができない。しかも、中性帯よりも下方の階の室内からの空気が、中性帯よりも上方の階の室内へ侵入してしまう。
【0027】
これに対し、本実施形態にかかる自然換気構造では、図5の下側の図において参照符号51で示すように、第1竪穴部11の第1下部空間11cの作用により5階および6階において外気を室内空間25,26へ取り入れることができる。第2竪穴部12の第2下部空間12cの作用により、参照符号52で示すように、3階および4階において外気を室内空間23,24へ取り入れることができる。第3竪穴部13の第3下部空間13cの作用により、参照符号53で示すように、1階および2階において外気を室内空間21,22へ取り入れることができる。
【0028】
そして、第1竪穴部11の第1上部空間11dの作用により、室内空間25,26からの空気が7階の室内空間27へ侵入することが回避される。第2竪穴部12の第2上部空間12dの作用により、室内空間23,24からの空気が5階〜7階の室内空間25〜27へ侵入することが回避される。第3竪穴部13の第3上部空間13dの作用により、室内空間21,22からの空気が3階〜7階の室内空間23〜27へ侵入することが回避される。
【0029】
このように、本実施形態にかかる自然換気構造では、互いに異なる階から屋上階まで貫通した3つの竪穴部11〜13の協働作用により、すなわち3つの下部空間11c〜13cの作用により、1階〜6階において常に外気を室内空間21〜26へ取り入れることができ、室内の空気を室内空間21〜26から竪穴部11〜13へ排出することができる。また、3つの上部空間11d〜13dの作用により、1階〜6階の室内空間21〜26からの空気が、竪穴部11〜13を介して3階〜7階の室内空間23〜27へ侵入することなく、確実に外部へ排出される。
【0030】
竪穴部11〜13では、中性帯11e〜13eの高さ位置が、ダンパー11b〜13bの作用により決定される開口部11a〜13aの開口面積に依存して変化する。すなわち、ダンパー11b〜13bの作用により開口部11a〜13aの開口面積を小さく(大きく)すると、中性帯11e〜13eの高さ位置が下降し(上昇し)、室内空間21〜26へ取り入れることのできる風量が低減される(増大する)。中性帯11e〜13eの下限位置は、開口部11a〜13aの開口面積を0に近づけたときの中性帯11e〜13eの高さ位置である。
【0031】
したがって、本実施形態にかかる自然換気構造では、図5に示す状態よりも開口部11aの開口面積を大きくし且つ開口部13aの開口面積を小さくすることにより、室内空間21〜26へ取り入れる外気の風量を一定化することができる。具体的には、開口部11aの開口面積を大きくし且つ開口部13aの開口面積を小さくすると、図6に示すように、室内空間25,26へ取り入れる外気の風量が増大(参照符号51で示す分布から参照符号51aで示す分布への変化)し、室内空間21,22へ取り入れる外気の風量が低減(参照符号53で示す分布から参照符号53aで示す分布への変化)される。
【0032】
その結果、第1下部空間11cの作用により室内空間25,26へ取り入れられる外気の風量の分布、および第3下部空間13cの作用により室内空間21,22へ取り入れられる外気の風量の分布を、第2下部空間12cの作用により室内空間23,24へ取り入れられる外気の風量の分布に近づけることができる。このように、竪穴部11〜13の上部開口面積をそれぞれ変化させることにより、中性帯11e〜13eの位置および自然換気の風量を制御することができる。そして、階により異なっていた自然換気の風量をほぼ一定に保つだけでなく、必要に応じて取り込む風量を制御することができ、風切り音や開閉障害、気流(ドラフト)による不快感を防ぐことができるようになる。
【0033】
なお、上述の説明では、一例として、7階建ての建物に対して、3つの竪穴部を備えた特定の構成を有する自然換気構造を適用している。しかしながら、これに限定されることなく、建物の階数、建物の構成、竪穴部の数、複数の竪穴部の配置、各竪穴部の具体的な構成などについては様々な形態が可能である。
【符号の説明】
【0034】
11,12,13 竪穴部
11a,12a,13a 開口部
11b,12b,13b ダンパー
11c,12c,13c 下部空間
11d,12d,13d 上部空間
11e,12e,13e 中性帯
21〜27 室内空間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の階層を有する建物における自然換気構造であって、
第1の階から屋上階まで貫通し且つ該屋上階において外気に開口可能な第1竪穴部と、
前記第1の階よりも下方の第2の階から前記屋上階まで貫通し且つ前記屋上階において外気に開口可能な第2竪穴部とを備え、
前記第1竪穴部は、前記第1の階を含む1つまたは複数の階の室内空間と連通した第1下部空間と、該第1下部空間の上端階よりも上方の各階の室内空間から遮蔽された第1上部空間とを有し、
前記第2竪穴部は、前記第2の階を含む1つまたは複数の階の室内空間と連通した第2下部空間と、該第2下部空間の上端階よりも上方の各階の室内空間から遮蔽された第2上部空間とを有することを特徴とする自然換気構造。
【請求項2】
前記第1下部空間は、前記第1竪穴部の中性帯の下限位置よりも下方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の自然換気構造。
【請求項3】
前記第2下部空間は、前記第2竪穴部の中性帯の下限位置よりも下方に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の自然換気構造。
【請求項4】
前記第2下部空間の上端階は、前記第1下部空間の下端階よりも1つだけ下方の階であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の自然換気構造。
【請求項5】
前記第1竪穴部および前記第2竪穴部のうちの少なくとも一方は、前記屋上階における外気への開口面積を変化させるダンパーを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の自然換気構造。
【請求項6】
前記第1竪穴部および前記第2竪穴部のうちの少なくとも一方は、吹き抜けスペース、パイプスペース、ダクトスペース、または排煙スペースを利用して構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の自然換気構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−104259(P2013−104259A)
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−250218(P2011−250218)
【出願日】平成23年11月16日(2011.11.16)
【出願人】(000000549)株式会社大林組 (1,758)
【Fターム(参考)】