説明

建物の開口部構造

【課題】網戸による建物の景観悪化等を防止しうる。
【解決手段】例えば、一般的な住宅やビル等の建物に用いられる建物の開口部構造1である。この建物の開口部構造1は、開口部2の屋外側S1に配された外側サッシ3Aと、開口部2の屋内側S2に配された内側サッシ3Bとを有する二重サッシ3を具える。外側サッシ3Aと内側サッシ3Bとの間の空間Dに、サッシ面3As、3Bsと交差する向きの網面15sを有した網戸15が設けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の開口部構造に関し、詳しくは二重サッシを有した開口部において、網戸による建物の景観悪化等を防止しうる技術に関する。
【背景技術】
【0002】
図6には、建物の開口部aの横断面図が示される。従来、建物の開口部aには、サッシ窓b、bが設けられる。このサッシ窓b、bには、換気や通風を目的として、網戸cが設けられることが多い。この網戸cは、サッシ面sと実質的に平行にかつサッシ窓bの外側s1に設けられている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述のような網戸cは、風雨に曝される結果、汚損しやすく、建物の景観を損ねるという問題があった。
【0004】
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、二重サッシを構成する外側サッシと内側サッシとの間の空間に、サッシ面と交差する向きの網面を有した網戸を設けることを基本として、景観を損ねることがない建物の開口部構造を提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のうち請求項1記載の発明は、開口部の屋外側に配された外側サッシと、前記開口部の屋内側に配された内側サッシとを有する二重サッシを具えた建物の開口部構造であって、前記外側サッシと内側サッシとの間の空間に、サッシ面と交差する向きの網面を有した網戸が設けられたことを特徴とする。
【0006】
また、請求項2記載の発明は、前記外側サッシ及び前記内側サッシは、それぞれ引違い窓を構成するとともに、前記網戸は、サッシ幅の中間位置に設けられる請求項1記載の建物の開口部構造である。
【0007】
また、請求項3記載の発明は、前記網戸の網面は、前記サッシ面と直交する請求項1又は2記載の建物の開口部構造である。
【0008】
また、請求項4記載の発明は、前記網戸は、一対の縦框を有する額縁と、この額縁が囲む空間に配された前記網面を構成する網材とを含み、前記縦框の一方が、前記内側サッシ又は外側サッシの一方に垂直軸周りに揺動可能に取り付けられることにより、前記網戸は、前記網面をサッシ面と平行とする収納位置と、前記網面を前記サッシ面と交差する向きとする使用位置との間で揺動する請求項1乃至3のいずれかに記載の建物の開口部構造である。
【0009】
また、請求項5記載の発明は、前記縦框の他方には、前記内側サッシ又は外側サッシの他方に接して弾性変形するタイト材が設けられている請求項4記載の建物の開口部構造である。
【0010】
また、請求項6記載の発明は、前記網戸の収納位置を固定する固定手段が前記網戸及び/又は前記内側サッシ又は前記外側サッシの一方に設けられる請求項4又は5に記載の建物の開口部構造である。
【0011】
また、請求項7記載の発明は、前記外側サッシは、開口部の幅方向の一方側に設けた戸先錠で施錠可能であり、前記内側サッシは、開口部の幅方向の他方側に設けた戸先錠で施錠可能である請求項1乃至6のいずれかに記載の建物の開口部構造である。
【発明の効果】
【0012】
請求項1に記載の発明によれば、開口部の屋外側に配された外側サッシと、開口部の屋内側に配された内側サッシとを有する二重サッシを具えた建物の開口部構造において、外側サッシと内側サッシとの間の空間に、サッシ面と交差する向きの網面を有した網戸が設けられる。
【0013】
このような網戸は、外側サッシの外側に配されないため、風雨に曝されることがなく、汚損が防止される。また、網面がサッシ面と交差する向きに配されるため、屋外側からも視認され難いため、建物の景観を向上しうる。さらに、網面がサッシ面と交差する向きに配されるため、虫等の侵入を防ぎつつ、外気を屈曲させて取り込むことができ、外気の勢いを効果的に抑えうる。
【0014】
また、請求項2記載の発明によれば、二重サッシは、外側サッシ及び内側サッシがともに引違い窓を構成するとともに、網戸は、サッシ幅の中間位置に設けられる。このような網戸は、屋外側からの視認性がより一層低下し、建物の景観をさらに向上しうる。
【0015】
また、請求項3記載の発明によれば、網戸の網面は、前記サッシ面と直交するため、網戸の屋外側からの視認性がより一層低下し、建物の景観をさらに向上しうる。
【0016】
また、請求項4記載の発明によれば、網戸は、一対の縦框を有する額縁と、この額縁が囲む空間に配され網面を構成する網材とを含み、縦框の一方が、内側サッシ又は外側サッシの一方に垂直軸周りに揺動可能に取り付けられることにより、網戸は、網面をサッシ面と平行とする収納位置と、網面をサッシ面と交差する向きとする使用位置との間で揺動することができる。このような網戸は、折り畳んで収納できるため、掃除やメンテナンス時等において、使い勝手が向上する。
【0017】
また、請求項5記載の発明によれば、縦框の他方には、内側サッシ又は外側サッシの他方に接して弾性変形するタイト材が設けられる。このような網戸は、内側サッシ又は外側サッシとの間の隙間から、虫等が進入するのをより確実に防止できる。
【0018】
また、請求項6記載の発明によれば、前記網戸の収納位置を固定する固定手段が前記網戸及び/又は前記内側サッシ又は前記外側サッシの一方に設けられる。このような網戸によれば、網戸の不使用時の収納位置において、安定して保持されるため、使い勝手が向上する。
【0019】
また、請求項7記載の発明によれば、前記外側サッシは、開口部の幅方向の一方側に設けた戸先錠で施錠可能であり、前記内側サッシは、開口部の幅方向の他方側に設けた戸先錠で施錠可能であることにより、優れた防犯性を発揮しうる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本実施形態の建物の開口部構造を示す縦断面図である。
【図2】建物の開口部構造の横断面図である。
【図3】外側サッシ及び内側サッシをスライドさせた建物の開口部構造を示す横断面図である。
【図4】(a)は使用位置の網戸を示す横断面図、(b)は収納位置の網戸を示す横断面図である。
【図5】網戸及び第2外側サッシを示す部分斜視図である。
【図6】従来の建築の開口部構造を示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1及び図2に示されるように、本実施形態の建物の開口部構造(以下、単に「開口部構造」ということがある)1は、例えば、一般的な住宅やビル等の建物の開口部2に用いられる。この開口部構造1は、開口部2の屋外側S1に配された外側サッシ3Aと、開口部2の屋内側S2に配された内側サッシ3Bとを有する二重サッシ3を具える。
【0022】
前記各サッシ3A、3Bは、開口部2に固着されるサッシ枠4によって、該開口部2の幅方向にスライド可能に保持される。このサッシ枠4は、開口部2の上縁に配される上枠4aと、下縁に配される下枠4bと、幅方向の両縁に配される一対の側枠4c、4cとを含んで構成される。
【0023】
前記上枠4aには、その屋外側S1で下方に突出し、かつ開口部2の幅方向に連続してのびる一対の外側上レール部6a、6aと、該外側上レール部6a、6aよりも屋内側S2に離間した位置で下方に突出し、かつ幅方向に連続してのびる一対の内側上レール部7a、7aとが設けられる。
【0024】
また、前記下枠4bには、屋外側S1で上方に突出する一対の外側下レール部6b、6bと、該外側下レール部6b、6bよりも屋内側S2に離間した位置で上方に突出する一対の内側下レール部7b、7bとが設けられる。
【0025】
本実施形態の外側サッシ3Aは、屋外側S1に配される第1外側サッシ3Aaと、該第1外側サッシ3Aaよりも屋内側S2に配される第2外側サッシ3Abとを含む。これらの各外側サッシ3Aa、3Abは、開口部2の幅方向の最大長さL1が、サッシ幅L2の略半分の大きさに設定され、引違い窓として構成される。ここで、サッシ幅L2とは、サッシ枠4の幅方向の長さとする。
【0026】
前記第1外側サッシ3Aa及び第2外側サッシ3Abは、矩形に枠組みされた枠材9と、この枠材9が囲む空間に、互いに離間して嵌め込まれる一対のガラス板G、Gとを含んで構成される。この枠材9は、各外側サッシ3Aa、3Abの上縁側に配される上框9a、下縁側に配される下框9b、及び側縁側に配されかつ上框9aと下框9bとの間を上下にのびる一対の縦框9c、9cを含んで構成される。
【0027】
前記上框9aには、その上端から下方へ凹み、かつ前記上枠4aの外側上レール部6aに嵌め込まれる上レール溝10aが設けられる。また、下框9bには、回転自在に支持され、かつ下枠4bの外側下レール部6bの上端を転動する戸車10bとが設けられる。
【0028】
このような第1外側サッシ3Aa及び第2外側サッシ3Abは、それらの上レール溝10a及び戸車10bが、サッシ枠4の外側上レール部6a、6a及び外側下レール部6b、6bに案内され、開口部2の幅方向へスライド可能に保持される。
【0029】
本実施形態の内側サッシ3Bは、外側サッシ3Aと同様に、屋外側S1に配される第1内側サッシ3Baと、該第1内側サッシ3Baよりも屋内側S2に配される第2内側サッシ3Bbとを含み、引違い窓として構成される。
【0030】
前記第1内側サッシ3Ba及び前記第2内側サッシ3Bbは、上框11aと、下框11bと、一対の縦框11c、11cとを有する枠材11、及びこの枠材11に互いに離間して嵌め込まれる一対のガラス板G、Gを含む。
【0031】
前記上框11aには、前記上枠4aの内側上レール部7aが嵌め込まれる上レール溝12aが設けられる。また、前記下框11bには、前記下枠4bの内側下レール部7bの上端を転動する戸車12bが設けられる。
【0032】
このような第1内側サッシ3Ba及び第2内側サッシ3Bbは、それらの上レール溝12a及び戸車12bが、サッシ枠4の内側上レール部7a、7a及び内側下レール部7b、7bに案内され、開口部2の幅方向にスライド可能に保持される。
【0033】
そして、本実施形態の開口部構造1には、外側サッシ3Aと内側サッシ3Bとの間の空間Dに、該外側サッシ3Aのサッシ面3As及び該内側サッシ3Bのサッシ面3Bsと交差する向きの網面15sを有した網戸15が設けられる。
【0034】
前記網戸15は、上框16aと、下框16bと、一対の縦框16c、16cとを有する額縁16、及びこの額縁16が囲む空間に配されかつ前記網面15sを構成する網材17を含む。本実施形態では、網戸15が、第2外側サッシ3Abと第1内側サッシ3Baとの間、かつサッシ幅L2の中間位置に配置される。また、網戸15は、その上縁及び下縁が、サッシ枠4の上枠4a及び下枠4bにそれぞれ固着される。
【0035】
図3に示されるように、開口部構造1は、例えば、第2外側サッシ3Abを一方側(第1外側サッシ3Aa側)にスライドさせ、かつ第1内側サッシ3Baを、他方側(第2内側サッシ3Bb側)にスライドさせることにより、網戸15が虫等の侵入を防ぎつつ、外気Wをクランク状に屈曲させて取り込むことができ、外気Wの勢いを効果的に抑えうる。
【0036】
また、網戸15は、外側サッシ3Aと内側サッシ3Bとの間の空間Dに配されるため、風雨に直接曝されることがなく、汚損が防止される。さらに、網戸15は、その網面15sがサッシ面3As、3Bsと交差する向きに配されるため、屋外側S1からも視認され難く、建物の景観を向上しうる。しかも、本実施形態では、網戸15が、サッシ幅L2の中間位置に設けられるため、屋外側S1からの視認性がより一層低下し、建物の景観を向上させることができる。
【0037】
前記網戸15の網面15sは、サッシ面3As、3Bsと直交するのが望ましい。これにより、網戸15は、屋外側S1からの視認性がより一層低下するため、さらに建物の景観を向上しうる。
【0038】
また、開口部構造1には、第1外側サッシ3Aaに、開口部2の幅方向の一方側で施錠可能な戸先錠19aが設けられるとともに、第2内側サッシ3Bbに、開口部2の幅方向の他方側で施錠可能な戸先錠19bが設けられるのが望ましい。
【0039】
これにより、開口部構造1は、第1外側サッシ3Aa及び第2内側サッシ3Bbが施錠されることにより、図3のように第2外側サッシ3Ab及び第1内側サッシ3Baをスライドして開口させても、外部からの侵入を防ぐことができ、優れた防犯性を発揮しうる。なお、戸先錠19a、19bは、例えば、第2外側サッシ3Abや第1内側サッシ3Baに設けられても良いのは言うまでもない。
【0040】
図4及び図5には、本発明の他の実施形態の開口部構造1が示される。
この実施形態では、網戸15の網面15sをサッシ面3As、3Bsと交差する向きとする使用位置P1(図4(a)に示す)と、網面15sをサッシ面3As、3Bsと平行とする収納位置P2(図4(b)に示す)との間で、網戸15を揺動させる揺動手段21、網戸15の収納位置P2を固定する固定手段22、及び内側サッシ3Bに接して弾性変形するタイト材23が設けられる。
【0041】
本実施形態の揺動手段21は、一対の羽根部21a、21bと、該一対の羽根部21a、21bを垂直軸周りに回転自在に支持する軸部21cとを有する丁番21Aからなる。この揺動手段21は、一方の羽根部21aが、網戸15の縦框16cの一方に固着され、かつ他方の羽根部21bが、第2外側サッシ3Abの縦框9cに固着される。
【0042】
このような網戸15は、第2外側サッシ3Abに、垂直軸周りに揺動可能に取り付けられるため、前記使用位置P1と前記収納位置P2との間で揺動できる。これにより、網戸15は、折り畳んで収納できるため、例えば、掃除やメンテナンス時等において、使い勝手が向上する。
【0043】
本実施形態の固定手段22は、縦長矩形の板状に形成されたマグネットからなり、網戸15の縦框16cの他方、及び第2外側サッシ3Abの縦框9cにそれぞれ配置される。このような固定手段22、22は、収納位置P2において当接し、磁力によって連結される。
【0044】
これにより、網戸15は、網戸15の不使用時の前記収納位置P2において、第2外側サッシ3Abに安定して保持されるため、使い勝手がさらに向上しうる。なお、このような固定手段22、22は、網戸15及び第2外側サッシ3Abの上下方向に、複数個設けられるのが望ましい。これにより、網戸15は、より安定して保持される。
【0045】
本実施形態の固定手段22、22は、網戸15及び第2外側サッシ3Abに設けられるものが例示されたが、例えば、網戸15の縦框16c又は第2外側サッシ3Abの縦框9cがスチール等からなる場合、網戸15又は第2外側サッシ3Abのいずれか一方のみ配されてもよい。また、固定手段22、22としては、マグネットに限定されるわけではなく、例えば面ファスナ等も採用することができる。
【0046】
前記タイト材23は、例えば、弾性変形可能なゴム材からなり、網戸15の縦框16cの端部16ctから厚さを漸減させながら先細状にのびる。また、タイト材23は、網戸15の縦框16cの上下方向に亘って連続して配置される。
【0047】
このようなタイト材23は、網戸15の前記使用位置P1において、その先端側が、第1内側サッシ3Baに接して弾性変形することにより、網戸15と第1内側サッシ3Baとの間に、隙間が形成されるのを抑制でき、虫等の侵入を確実に防止できる。
【0048】
この実施形態では、網戸15が、第2外側サッシ3Abに固着されたものが例示されたが、例えば、第1内側サッシ3Baに固着されてもよいのは言うまでもない。この場合、揺動手段21及び固定手段22は、網戸15及び第1内側サッシ3Baに配置されるのが望ましく、また、タイト材23は、前記使用位置P1において、第2外側サッシ3Abに当接するのが望ましい。
【0049】
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
【符号の説明】
【0050】
1 建物の開口部構造
2 開口部
3A 外側サッシ
3B 内側サッシ
15 網戸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
開口部の屋外側に配された外側サッシと、前記開口部の屋内側に配された内側サッシとを有する二重サッシを具えた建物の開口部構造であって、
前記外側サッシと内側サッシとの間の空間に、サッシ面と交差する向きの網面を有した網戸が設けられたことを特徴とする建物の開口部構造。
【請求項2】
前記外側サッシ及び前記内側サッシは、それぞれ引違い窓を構成するとともに、前記網戸は、サッシ幅の中間位置に設けられる請求項1記載の建物の開口部構造。
【請求項3】
前記網戸の網面は、前記サッシ面と直交する請求項1又は2記載の建物の開口部構造。
【請求項4】
前記網戸は、一対の縦框を有する額縁と、この額縁が囲む空間に配された前記網面を構成する網材とを含み、
前記縦框の一方が、前記内側サッシ又は外側サッシの一方に垂直軸周りに揺動可能に取り付けられることにより、前記網戸は、前記網面をサッシ面と平行とする収納位置と、前記網面を前記サッシ面と交差する向きとする使用位置との間で揺動する請求項1乃至3のいずれかに記載の建物の開口部構造。
【請求項5】
前記縦框の他方には、前記内側サッシ又は外側サッシの他方に接して弾性変形するタイト材が設けられている請求項4記載の建物の開口部構造。
【請求項6】
前記網戸の収納位置を固定する固定手段が前記網戸及び/又は前記内側サッシ又は前記外側サッシの一方に設けられる請求項4又は5に記載の建物の開口部構造。
【請求項7】
前記外側サッシは、開口部の幅方向の一方側に設けた戸先錠で施錠可能であり、前記内側サッシは、開口部の幅方向の他方側に設けた戸先錠で施錠可能である請求項1乃至6のいずれかに記載の建物の開口部構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−96091(P2013−96091A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−237669(P2011−237669)
【出願日】平成23年10月28日(2011.10.28)
【出願人】(000004673)パナホーム株式会社 (319)