説明

接点入力制御装置及び接点入力制御方法

【課題】電子連動装置の入力処理タイミングに合わせて入力接点に電流を流すとともに入力接点の表面に形成されている酸化被膜や硫化被膜の破壊処理を行い、かつ故障が発生した場合も必ず安全側に移行してフェールセーフを確保する。
【解決手段】制御論理部4は、接点皮膜破壊ステップと接点入力ステップと電流遮断ステップの順に制御信号を切り替える接点入力制御処理機能を有し、外部の入力接点6からの接点入力電流を読み取るとき、皮膜破壊ステップでは制御信号を一定時間連続して「1」にし、接点入力ステップでは制御信号を短時間だけ「0」,「1」,「0」と切り替え、電流遮断ステップでは制御信号を一定時間連続して「0」にして入力回路制御部3に出力し、入力回路部2から出力する接点入力信号を読込んで接点入力制御処理を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、鉄道信号保安制御用の電子連動システムなどの接点入力制御装置及び接点入力制御方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
鉄道の分野では列車を安全かつ効率的に運行するため、信号機や転てつ機などの相互間で、その取扱いについて一定の順序と制限をつける電子連動装置が使用されている。この電子連動装置に対して信号機や転てつ機などの現場機器の動作状態をリレーを介して取り込むため、特許文献1や特許文献2に示すように入力装置が使用されている。
【0003】
特許文献1に示された入力装置20は、図5に示すように、電源回路21に接続された入力接点6の出力側に接続された第1の接点22aと第2の接点22bを有する切替リレー22と、第1の接点22aに接続された第1の抵抗R11と、第1の抵抗R11より大きな抵抗値を有し、第2の接点22bに接続された第2の抵抗R21と、第1の抵抗R11と第2の抵抗R21に接続されたデジタル入力回路23及びデジタル入力回路23に接続されたオンディレー回路24を有する。そして入力接点6が閉成すると第1の接点22aと第1の抵抗R11を介して第1の電流が流れ、入力接点6の表面に形成されている酸化被膜や硫化被膜を破壊して良好な接触状態にする。第1の電流がデジタル入力回路23に流れ込んでから所定時間遅延後にオンディレー回路24で切替リレー22を第1の接点22aから第2の接点22bに切り替え、第2の接点22bと第2の抵抗R21を介して第1の電流より小さな電流値の第2の電流が流れるようにして消費電流を抑制している。
【0004】
また、特許文献2に示された入力装置30は、図6に示すように、現場機器の動作状態を電源装置5に接続された入力接点6を介して取り込む入力端子間には、第1の抵抗R1と第2の抵抗R2と第1のフォトカプラP1のフォトトランジスタと第2のフォトカプラP2のLEDを直列に接続するとともに、第1の抵抗R1と第3の抵抗R3と第2のフォトカプラP2のフォトトランジスタと第3のフォトカプラP3のLEDを直列に接続し、第1のフォトカプラP1のLEDのアノードには抵抗を介して正電源電圧を印加し、カソードは電子連動装置10からのフェールセーフ検査信号であるオン/オフ信号を入力する入力端子に接続し、第3のフォトカプラP3のフォトトランジスタのコレクタは電子連動装置10に対する出力信号を送り出す出力端子に接続するとともに抵抗を介して正電源電圧を印加し、エミッタを接地している。
【0005】
そして入力接点6が閉成しているとき、フェールセーフ検査信号がオンになると第1のフォトカプラP1をオンにし、第2のフォトカプラP2をオンにさせる。第2のフォトカプラP2がオンになると第3のフォトカプラP3をオンにして出力端子を介して電子連動装置10に出力信号を出力する。また、フェールセーフ検査信号をオフにすると第1のフォトカプラP1はオフになり、第2のフォトカプラP2と第3のフォトカプラP3をオフにして出力信号を遮断する。
【0006】
この入力装置30で、第3の抵抗R3が故障して開放状態に固定されると、フェールセーフ検査信号をオンにしたときとオフにしたときのいずれでも第3のフォトカプラP3はオフになり出力信号は零になって電子連動装置10は入力なしと判定する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に示す入力装置20は、入力接点6が閉成すると入力接点6に連続的に電流が流れるため、装置の入力処理タイミングとは無関係に、不必要に電力が消費され、装置内の温度が上昇し、装置の信頼性や寿命が低下する可能性がある。
【0008】
これに対して特許文献2に示された入力装置30は、入力接点6が閉成されている状態で、装置の入力処理タイミングに合わせて入力接点6に電流を流すようにして不必要に電力を消費することを防いでいるが、入力接点6の表面に形成されている酸化被膜や硫化被膜の破壊処理をしていないため入力接点6を良好な接触状態に保てない可能性がある。
【0009】
この発明は、このような問題を解消し、電子連動装置の入力処理タイミングに合わせて入力接点に電流を流すとともに入力接点の表面に形成されている酸化被膜や硫化被膜の破壊処理を行い、かつ故障が発生した場合も必ず安全側に移行してフェールセーフを確保することができる接点入力制御装置及び接点入力制御方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明の接点入力制御装置は、入力回路制御部と外部の入力接点に接続された入力回路部及び制御論理部を有し、前記入力回路制御部は、前記制御論理部から制御信号として「1」を入力しているとき、前記入力回路部に外部の入力接点からの接点入力電流を流し、前記入力回路部は、接点入力電流が流れているときに、接点入力信号を「1」にして前記制御論理部に出力し、接点入力電流が流れていないときに接点入力信号を「0」にして前記制御論理部に出力し、前記制御論理部は、一定の処理周期で時分割に接点皮膜破壊ステップと接点入力ステップと電流遮断ステップの順に制御信号を切り替える接点入力制御処理機能を有し、前記皮膜破壊ステップでは制御信号を一定時間連続して「1」にして前記入力回路制御部に出力し、前記接点入力ステップでは制御信号を短時間だけ「0」,「1」,「0」と切り替えて前記入力回路制御部に出力し、前記電流遮断ステップでは制御信号を一定時間連続して「0」にして前記入力回路制御部に出力し、前記入力回路部から出力する接点入力信号を読込んで接点入力制御処理を行うことを特徴とする。
【0011】
前記制御論理部は、前記接点入力ステップで制御信号として「1」を出力しているとき、前記入力回路部から接点入力信号として「0」を入力している場合及び制御信号として「0」を出力しているとき、前記入力回路部から接点入力信号として「1」を連続的に入力している場合、外部装置に出力する信号を安全側に制御することを特徴とする。
【0012】
また、前記入力回路制御部は、前記制御論理部からの制御信号を入力するLEDとフォトトランジスタからなるフォトカプラを有し、前記入力回路部は、入力接点を有する外部接点入力部からの接点入力電流を入力する入力端子間に前記入力回路制御部のフォトカプラのフォトトランジスタを介して接続されたLEDと、接点入力信号を出力する出力端子に接続されたフォトトランジスタからなるフォトカプラを有することを特徴とする。
【0013】
この発明の接点入力制御方法は、制御論理部が、制御信号を一定時間連続して「1」にして出力して外部の入力接点に連続して電流を流す皮膜破壊ステップと、制御信号を短時間だけ「0」,「1」,「0」と切り替えて出力して外部の入力接点に電流を断続的に流す接点入力ステップと、制御信号を一定時間連続して「0」にして外部の入力接点に流れる電流を遮断する電流遮断ステップとを一定の処理周期で時分割に実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
この発明は、外部の入力接点からの接点入力電流を読み取るときに、制御論理部は、入力接点に電流を連続して流して入力接点の表面の酸化皮膜や硫化皮膜を破壊する皮膜破壊ステップと、入力接点に断続的に電流を流して入力接点からの接点入力電流を読み込む接点入力ステップと、一定時間連続して入力接点に流れる電流を遮断する電流遮断ステップとを一定の処理周期で時分割に実行することにより、入力接点の表面皮膜を確実に破壊するとともに不要な電力消費を回避することができ省エネルギを図ることができる。
【0015】
また、制御論理部は、接点入力ステップで制御信号として「1」を出力しているとき、接点入力信号として「0」を入力している場合及び制御信号として「0」を出力しているとき、接点入力信号として「1」を連続的に入力している場合、外部装置に出力する信号を安全側に制御することにより、入力回路制御部や入力回路部に連続して継続する固定故障が発生した場合に確実に安全側の「0」に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】この発明の入力制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】入力回路部と入力回路制御部の構成を示す回路図である。
【図3】制御論理部の入力制御処理を示す処理手順図である。
【図4】入力制御処理を示すタイムチャートである。
【図5】従来の入力装置の構成を示すブロック図である。
【図6】従来の他の入力装置の構成を示す回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1は、この発明の入力制御装置の構成を示すブロック図である。図に示すように、入力制御装置1は、入力回路部2と入力回路制御部3及び制御論理部4を有し、信号機や転てつ機などの現場機器の動作状態を、リレーを介して取り込み電子連動装置10に出力する。
【0018】
図2の回路図に示すように、入力回路部2にはフォトカプラP1を有し、入力回路制御部3にもフォトカプラP2を有する。入力回路部2のフォトカプラP1は、LEDのアノードが第1の抵抗R1と第2の抵抗R2を介して入力端子7に接続され、LEDのカソードは入力回路制御部3に有するフォトカプラP2のフォトトランジスタのコレクタに接続されている。第1の抵抗R1と第2の抵抗R2の接続点とフォトカプラP1のLEDのカソードの間には分圧抵抗R3が接続され、フォトカプラP1のLEDに加えられるノイズを低減している。また、フォトカプラP1のLEDと並列に逆方向電流をバイパスさせるためのダイオードDが接続されている。フォトカプラP1のフォトトランジスタのコレクタは反転素子であるインバータIC1を介して出力端子8に接続され、エミッタは接地されている。
【0019】
入力回路制御部3に有するフォトカプラP2のフォトトランジスタのエミッタは直流電源5に接続され、LEDのコレクタには例えばプラス5Vの正電源電圧が抵抗を介して印加され、エミッタはインバータIC2を介して制御信号入力端子9に接続されている。
【0020】
制御論理部4は、一定の処理周期で入力制御処理を行い、制御信号を「1」,「0」と切り替えて入力回路制御部3の制御信号入力端子9に出力する。この入力制御処理は、図3の処理手順図に示すように、接点の皮膜破壊ステップS1と接点入力ステップS2及び電流遮断ステップS3で処理周期Tを構成し、一定の処理周期T毎に繰り返して実行される。
【0021】
この入力制御装置1で入力接点6の接点入力を取り込むときの処理を説明する。
制御論理部4から入力回路制御部3の制御信号入力端子9に制御信号として「1」が出力されるとインバータIC2の出力は「1」から「0」になり、フォトカプラP2のLEDに電流が流れ、フォトカプラP2のフォトトランジスタを導通させる。フォトカプラP2のフォトトランジスタが導通したとき、入力接点6が閉成されていると、入力回路部2のフォトカプラP1のLEDに入力接点6からの電流が流れ、フォトカプラP1のフォトトランジスタを導通させる。フォトカプラP1のフォトトランジスタが導通するとインバータIC1の出力が「0」から「1」になり、出力端子8から出力している接点入力信号を「1」にする。制御論理部4は入力回路制御部3に制御信号として「1」を出力しているとき、入力回路部2から接点入力信号として「1」が入力されると、入力接点6からの「接点入力あり」と判定する。
【0022】
また、制御論理部4から制御信号として「1」が出力されているとき、入力接点6が開放されていると入力回路2から接点入力信号として「0」が出力される。制御論理部4は制御信号として「1」を出力しているとき入力回路部2から接点入力信号として「0」を入力すると「接点入力なし」と判定する。
【0023】
また、制御論理部4から制御信号として「1」が出力されているとき、入力接点6と入力回路部2の間の配線又は入力回路部2の第1の抵抗R1と第2の抵抗R2とフォトカプラP1のLED及び入力回路制御部3のフォトカプラP2のフォトトランジスタの回路に故障が生じて電流が流れないと入力回路2から接点入力信号として「0」が出力される。制御論理部4は制御信号として「1」を出力しているとき入力回路部2から接点入力信号として「0」を入力すると「接点入力なし」と判定する。
【0024】
さらに、制御論理部4から制御信号として「0」を出力しているとき、入力回路2から接点入力信号として「1」が連続的に出力されると、制御論理部4は入力回路部2に接点入力信号「1」側に連続した固定故障が発生していると判定して「接点入力なし」と判定する。
【0025】
このように制御論理部4は制御信号として「1」を出力しているとき、入力回路部2から接点入力信号として「0」を入力して「接点入力なし」と判定した場合及び制御信号として「0」を出力しているとき、入力回路部2から接点入力信号として「1」を連続的に入力して「接点入力なし」と判定した場合は電子連動装置10に出力する信号を安全側に制御する。
【0026】
この入力制御装置1の制御論理部4で皮膜破壊ステップS1と接点入力ステップS2及び電流遮断ステップS3を一定の処理周期Tで行う入力制御処理を、図4のタイムチャートを参照して説明する。
【0027】
制御論理部4は皮膜破壊ステップS1では制御信号を一定時間T1連続して「1」にし入力回路制御部3に出力する。入力回路制御部3のフォトカプラP2は制御信号の「1」が入力するとオンになる。このとき入力接点6が閉成されていると、入力回路部2のフォトカプラP1のLEDに入力接点6からの電流が連続して流れ、入力接点6の表面の酸化皮膜や硫化皮膜を破壊する。このとき入力回路部2の出力端子8から接点入力信号として「1」が連続して制御論理部4に出力される。また、皮膜破壊ステップS1のとき入力接点6が開放していると、入力回路部2の出力端子8から接点入力信号として「0」が制御論理部4に出力される。制御論理部4は制御信号を「1」にして出力してから入力回路制御部3と入力回路部2の回路遅延を考慮したタイミングで入力回路部2から出力している接点入力信号を読込み、制御信号を連続して「1」にしているとき、接点入力信号として「1」を連続して入力すると入力接点6の皮膜破壊処理を実行中と判断する。
【0028】
制御論理部4は皮膜破壊ステップS1の後に接点入力ステップS2を実行する。接点入力ステップS2では制御信号を短時間T2だけ「0」→「1」→「0」で出力し、制御信号を「1」から「0」に切り替えたとき及び制御信号を「0」から「1」に切り替えたときに入力回路制御部3と入力回路部2の回路遅延を考慮したタイミングで入力回路部2から出力している接点入力信号を読込む。読込んだ接点入力信号が制御信号の「0」→「1」→「0」と同じ位相で「0」→「1」→「0」と切り替っている場合は、接点入力ありと判定し、それ以外の場合は「接点入力なし」と判定する。
【0029】
制御論理部4は接点入力ステップS2の後に電流遮断ステップS3に入り、制御信号を一定時間T3連続して「0」にして出力して入力回路制御部3のフォトカプラP2をオフにして入力接点が閉成していても、入力接点6に流れる電流を連続的に遮断する。
【0030】
このように制御論理部4に入力接点6の表面皮膜を破壊する皮膜破壊ステップS1の時間T1と接点入力ステップS2の時間T2及び電流遮断ステップS3の時間T3を適正に設定することにより、入力接点6の表面皮膜を確実に破壊するとともに不要な電力消費を回避することができ省エネルギを図ることができる。
【符号の説明】
【0031】
1;入力制御装置、2;入力回路部、3;入力回路制御部、4;制御論理部、
5;直流電源、6;入力接点、10;電子連動装置、P1,P2;フォトカプラ、
R1,R2,R3;抵抗、IC1,IC2;インバータ、D;ダイオード。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0032】
【特許文献1】特開2002−366274号公報
【特許文献2】特開平8−80851号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力回路制御部と外部の入力接点に接続された入力回路部及び制御論理部を有し、
前記入力回路制御部は、前記制御論理部から制御信号として「1」を入力しているとき、前記入力回路部に外部の入力接点からの接点入力電流を流し、
前記入力回路部は、接点入力電流が流れているときに、接点入力信号を「1」にして前記制御論理部に出力し、接点入力電流が流れていないときに接点入力信号を「0」にして前記制御論理部に出力し、
前記制御論理部は、一定の処理周期で時分割に接点皮膜破壊ステップと接点入力ステップと電流遮断ステップの順に制御信号を切り替える接点入力制御処理機能を有し、前記皮膜破壊ステップでは制御信号を一定時間連続して「1」にして前記入力回路制御部に出力し、前記接点入力ステップでは制御信号を短時間だけ「0」,「1」,「0」と切り替えて前記入力回路制御部に出力し、前記電流遮断ステップでは制御信号を一定時間連続して「0」にして前記入力回路制御部に出力し、前記入力回路部から出力する接点入力信号を読込んで接点入力制御処理を行うことを特徴とする接点入力制御装置。
【請求項2】
前記制御論理部は、前記接点入力ステップで制御信号として「1」を出力しているとき、前記入力回路部から接点入力信号として「0」を入力している場合及び制御信号として「0」を出力しているとき、前記入力回路部から接点入力信号として「1」を連続的に入力している場合、外部装置に出力する信号を安全側に制御することを特徴とする請求項1記載の接点入力制御装置。
【請求項3】
前記入力回路制御部は、前記制御論理部からの制御信号を入力するLEDとフォトトランジスタからなるフォトカプラを有し、
前記入力回路部は、入力接点を有する外部接点入力部からの接点入力電流を入力する入力端子間に前記入力回路制御部のフォトカプラのフォトトランジスタを介して接続されたLEDと、接点入力信号を出力する出力端子に接続されたフォトトランジスタからなるフォトカプラを有することを特徴とする請求項1又は2記載の接点入力制御装置。
【請求項4】
制御論理部が、制御信号を一定時間連続して「1」にして出力して外部の入力接点に連続して電流を流す皮膜破壊ステップと、制御信号を短時間だけ「0」,「1」,「0」と切り替えて出力して外部の入力接点に電流を断続的に流す接点入力ステップと、制御信号を一定時間連続して「0」にして外部の入力接点に流れる電流を遮断する電流遮断ステップとを一定の処理周期で時分割に実行することを特徴とする接点入力制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−42272(P2011−42272A)
【公開日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−192088(P2009−192088)
【出願日】平成21年8月21日(2009.8.21)
【出願人】(000001292)株式会社京三製作所 (324)