説明

支持具および支持具の使用方法

【課題】設置が容易で、かつ、安定的にディスプレイ具を支持することができる支持具を提供する。
【解決手段】端面側1aから他端面側1bにかけて軸A方向に漸次縮径して延びる逆円錐台穴10を有する固定手段1と、固定手段1の逆円錐台穴10に嵌合する逆円錐台面部20および逆円錐台面部20に連通して固定手段1の逆円錐台穴10の端面側1a側から突出して成る突出部21を有する支持手段2と、支持手段2の逆円錐台面部20と固定手段1の逆円錐台穴10との間の軸方向の上下に所望の距離を隔てて形成された環状の弾力性を有する上シール部材22が上側に下シール部材23が下側にそれぞれ介在され、固定手段1に対して支持手段2が着脱可能に形成されているものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、設置が容易で、かつ、安定的にディスプレイ具を支持することができる支持具および支持具の使用方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の支持具は、支柱に脚部を備え、支柱の上部にマネキンなどを設置しているものであった。
【0003】
【特許文献1】特開2003−322294号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の支持具は、容易に移動することができるものの、設置が不安定なため支柱がこけたりしてディスプレイとして不具合が生じるという問題点があった。
【0005】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、設置が容易で、かつ、安定的にディスプレイ具を支持することができる支持具および支持具の使用方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は、端面側から他端面側にかけて軸方向に漸次縮径して延びる逆円錐台穴を有する固定手段と、固定手段の逆円錐台穴に嵌合する逆円錐台面部および逆円錐台面部に連通して固定手段の逆円錐台穴の端面側から突出して成る突出部を有する支持手段と、支持手段の逆円錐台面部と固定手段の逆円錐台穴との間の軸方向の上下に所望の距離を隔てて形成された環状の弾力性を有する上シール部材が上側に下シール部材が下側にそれぞれ介在され、固定手段に対して支持手段が着脱可能に形成されているものである。
【発明の効果】
【0007】
この発明の支持具は、端面側から他端面側にかけて軸方向に漸次縮径して延びる逆円錐台穴を有する固定手段と、固定手段の逆円錐台穴に嵌合する逆円錐台面部および逆円錐台面部に連通して固定手段の逆円錐台穴の端面側から突出して成る突出部を有する支持手段と、支持手段の逆円錐台面部と固定手段の逆円錐台穴との間の軸方向の上下に所望の距離を隔てて形成された環状の弾力性を有する上シール部材が上側に下シール部材が下側にそれぞれ介在され、固定手段に対して支持手段が着脱可能に形成されているので、固定手段に支持手段が上下シール部材を介して嵌合し、安定的に突出部を支持することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
実施の形態1.
以下、本願発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明における実施の形態1の支持具の構成を示す断面図、図2は図1に示した支持具の平面図、正面図、底面図を示した図、図3は図1に示した支持具の固定手段の正面図および断面図を示した図、図4は図1に示した支持具の支持手段の各シール部材装着前と装着後との構成を示す正面図、図5は図1に示した支持具を使用する際に用いる固定具の構成を示す平面図、正面図、底面図および断面図を示した図、図6ないし図10は図1に示した支持具の使用方法を説明する図である。
【0009】
図において、支持具100は固定手段1と、支持手段2とにて構成されている。そして、固定手段1は、端面側1aから他端面側1bにかけて軸A方向に漸次縮径して延びる逆円錐台穴10を有する。この逆円錐台穴10の上部には所望距離分の例えば6mmの高さ分の円柱穴10aが形成されている。さらに、逆円錐台穴10の穴側面の軸A方向の傾きθ(平行移動した軸A’と穴側面とのなす角、図3(b)参照)は3°にて形成されている。この傾きθは、3°±1°程度が適当である。これは、この傾きが大きくすぎても小さすぎても固定手段1と支持手段2とのがたつきを防止する機能が低減するためである。具体的には、逆円錐台穴10は、その端面側1aの径が例えば22.4mmにて他端面側1bの径が例えば17.6mmにて形成されている。さらに、固定手段1は、外観が円柱にて成り下部にはねじ山11が形成されている径が例えば30mmにて成る胴部1cと、この胴部1cの径より大きい径で、例えば径が34mmにて成るつば部1dとにて構成されている。
【0010】
そして、支持手段2は、固定手段1の逆円錐台穴10に嵌合する逆円錐台面部20および逆円錐台面部20に連通して固定手段1の逆円錐台穴10の端面側1aから突出して例えば円柱にて成る突出部21を有する。この逆円錐台面部20の上部には所望距離分の例えば5mmの高さ分の円柱面部20aを有する。この突出部21の径は、逆円錐台面部20の上端の径より小さく形成されている。これは、固定手段1に支持手段2を装着した場合、逆円錐台面部20のみを固定手段1の逆円錐台穴10に挿入すればよいため、逆円錐台面部20と突出部21との径が異なることにより挿入の目安と成るためである。例えば、ここでは突出部21の径を例えば18.2mmにて、逆円錐台面部20の上端部の径を例えば22mmにて形成している。また、突出部21の長さhは突出部21に後述するディスプレイ具の脚部が固着可能な程度の長さがあればよい。ここでは長さhは例えば100mmにて形成されている。また、突出部21を円柱にて形成する例を示したがこれに限られることはなく、角柱などにて形成することも可能であることは言うまでもない。但し、後述するディスプレイ具の脚部の固着が容易な形状で有ることが望ましい。
【0011】
そして、支持手段2の逆円錐台面部20と固定手段1の逆円錐台穴10との間の軸A方向の上下に所望の距離hを隔てて形成された環状の弾力性を有する上シール部材22が上側に下シール部材23が下側にそれぞれ介在され、固定手段1に対して支持手段2が脱着可能に形成されている。この所望の距離hとは、長すぎても短かすぎても固定手段1と支持手段2とのがたつきを防止する機能が低減する。しかしながら、この距離hは逆円錐台面部20の長さHや、固定手段1および支持手段2の材質や、固定手段1および支持手段2の製作のための精度などにおいて左右されるため、適宜設定する必要がある。例えば、ここでは長さHは47mmにて、所望の距離hは34.6mmにて形成されている。
【0012】
ここではこれら上シール部材22および下シール部材23は、支持手段2の逆円錐台面部20の軸A方向の上下に所望の距離を隔てて環状に形成された例えば径が18mm、幅が2.4mmにて成る上側の上溝部24および例えば径が14mm、幅が2.4mmにて成る下側の下溝部25にそれぞれ装着され形成されている。そしてこれら上下シール部材22、23は例えば直径2.4mmのゴム材にて成るOリングにて形成されている。尚、逆円錐台面部20の面部の軸A方向の傾きは、逆円錐台穴10の穴側面の軸A方向の傾きθと同様に形成されている。尚、上シール部材22および下シール部材23は環状全てに形成する例を示したが、これに限られることはなく、環状全てに形成されていなくとも必要な部分のみに設置する場合、例えば環状を2分割し分割した箇所に若干の隙間を形成して設置する方法なども考えられる。その場合、それらシール部材を装着するための各溝部は、環状全て、または、環状を2分割して形成する方法など、それらシール部材の形状に合わせて形成することが可能であることは言うまでもない。
【0013】
そして、これら支持具1を使用する場合に床4や壁面12などに固着させる際に用いる固定具3で、支持具1の固定手段1の胴部1cを挿入可能な開口部30を有し、この開口部30の内側壁には固定手段1のねじ山11を螺合して固定することができるねじ山31が形成されている。また、固定具3は外観が円柱にて成る胴部3aとこの胴部3aの径より大きい径にて成るつば部3bとにて成る。そしてつば部3bにはピン穴が4箇所形成されている。そして、固定手段1および支持手段2および固定具3は例えば鉄、ステンレス、アルミニウムなどの金属材にて成り、例えば、ダイキャスト、ロストワックス、石膏鋳造、金型鋳造等にて形成することが可能である。
【0014】
次に上記のように構成された実施の形態1の支持具の使用方法について説明する。まず、ステージ60の例えば木材にて成る床4に固定手段1の胴部1cが挿入可能で、かつ、つば部1dが挿入不可能な大きさの床開口40を形成する(図6(a))。次に、この床開口40の下面側に固定具3のつば部3b側の開口部30が一致するように配設して、固定具4のつば部3bの周囲のピン穴32を介してピン5を床4に打ち込んで固着する。尚、ここではピン穴32を介してピン5にて床4に固着する例を示したが、これに限られることはなく、接着など他の方法にて固着してもよいことは言うまでもない(図6(b))。
【0015】
次に、床開口40の上面側から固定手段1の胴部1cを挿入し、固定手段1の胴部1cのねじ山11を固定具3の開口部30のねじ山31に、固定手段1のつば部1bが床4に当接するまで螺合して固定する。この際、固定手段1の逆円錐台穴10の端面側1aが外部に開口するように固定されることと成る。また、このように固定具3に対して固定手段1をねじ山31とねじ山11との螺合により固定しているため、床4の厚みが異なる場合でもある程度の厚みまでは同一の構成にて対応することができる。また、使用しなくなった固定手段1を固定具3から外す場合も容易に行うことができる(図6(c)、図8(a))。
【0016】
次に、支持手段2の突出部21に、突出部21に嵌合可能な所望のパイプ材にて成るディスプレイ具としての脚部6を溶接等にて固着して、固定手段1の逆円錐台穴10にこの脚部6が固着された支持手段2の逆円錐台面部20を挿入する。尚、ここでは溶接にて突出部2に脚部6を固着する例を示したがこれに限られることはなく、例えばビス穴などを形成してビス止めにて固着する方法も考えられる。また、脚部6にはマネキン7が設置されている。これは着脱可能に形成されていてもよいことは言うまでもない。この際、逆円錐台穴10と逆円錐台面部20との嵌合の間には、上シール部材22および下シール部材23が介在することと成る。このため、逆円錐台穴10と逆円錐台面部20との嵌合により生じる隙間は上シール部材22および下シール部材23が圧縮変形することにより吸収されることと成り、がたつきなく嵌合させて装着することが可能と成る。また、逆円錐面穴10と逆円錐台面部20とにおいて直接接していない箇所を備えるため、金属面同士が直接接することによる固体固着の摩擦を防止できる。これにより、取り外しの力が極端に強くなることを防止している(図7、図8(b))。
【0017】
また、使用しない場合には、脚部6が固着された支持手段2を固定手段1から取り外すことにより、図6(c)、図8(a)などに示す状態と成り、床4上がほぼフラットな状態にて保つことができる。さらには、支持具1を他の場所にて使用する場合などには、固定手段1を取り外して、図6(b)に示すような状態にすることも可能である。
【0018】
次に上記のように構成された実施の形態1の支持具の他の使用方法について説明する。例えば図9に示すように床4に複数の床開口40を形成しておき。その各床開口40のそれぞれに、または、必要箇所のみに上記場合と同様に固定具3を固着しておく。そして、必要な箇所のみに、支持具100の固定手段1を設置する。ここでは2箇所に設置する例にて示している(図9(a))。次に、支持手段2の突出部21にディスプレイ具としてのディスプレイ台9を備えたパイプ材にて成る脚部8を溶接などにて固着して、固定手段1に支持手段2を設置する。そして、ディスプレイ台9上にカバンやアクセサリなどディスプレイすることができる(図9(b))。また、取り外しに関しても上記に示した場合と同様に行うことが可能であることは言うまでもない。
【0019】
次に上記のように構成された実施の形態1の支持具の他の使用方法について説明する。例えば図10に示すように壁面12に複数の壁開口13を形成しておき。その各壁開口13のそれぞれに、または、必要箇所のみに軸の方向は異なるものの上記場合と同様に固定具3を固着しておく。そして、必要な箇所のみに、支持具100の固定手段1およびディスプレイ具200の脚部200aが溶接などにて突出部21に固着された支持手段2を設置する。また、取り外しに関しても上記に示した場合と同様に行うことが可能であることは言うまでもない。そしてこのディスプレイ具200には突部200bが形成されておりハンガーなどを吊して利用することができる(図10(b))。また、複数の設置が可能であることも言うまでもない。尚、このように本発明の支持具の軸を水平方向として使用する場合、上溝部24および上シール部材22の上とは、固定手段1の突出部21側を指し、下溝部25および下シール部材23の下とは、固定手段1の突出部21と相反する側を指し、使用方法によっては必ずしも鉛直方向に対する上下の関係とは異なる場合が存在する。
【0020】
上記のように構成された実施の形態1の支持具によれば、逆円錐台穴と逆円錐台面部との嵌合により生じる隙間は上シール部材および下シール部材が圧縮変形することにより吸収されているため、固定手段に支持手段を装着した際のがたつきが減少し安定的に、かつ、着脱および設置を容易に行うことができる。また、逆円錐台穴と逆円錐台面部との製作において極めて精度の高い製作を行えば、各シール部材を配設していなくとも逆円錐台穴と逆円錐台面部との嵌合の生じる隙間は生じることなくがたつき無く装着することは可能である。しなしながらその場合、金属面同士が直接接することとなり固体固着の摩擦が生じる。そしてこれにより、取り外しの力が極端に強くなったり、または、取り外しが不可能となったり、さらに製作が高コストとなる。しかしながら、本願発明の場合には、各シール部材が介しているため、逆円錐台穴と逆円錐台面部との製作において若干の精度誤差が生じてもよく、容易にかつ安価に形成することが可能となる。また、ディスプレイ具など使用しない場合には突起物が存在しないような状態に容易にかつ敏速に戻すことができ、美観的および作業性に大変優れている。また、床開口または壁開口さえ形成されていれば、支持具を設置場所を容易に変更することも可能である。
【0021】
尚、上記実施の形態1においては、支持手段2の逆円錐台面部20と固定手段1の逆円錐台穴10との間の軸A方向の上下に所望の距離を隔てて形成された環状の弾力性を有する上シール部材および下シール部材を支持手段に形成する例を示したが、これに限られることはなく、固定手段1の逆円錐台穴10の穴側面に軸A方向の上下に所望の距離を隔てて上溝部および下溝部を形成して、その各溝部に各シール部材を配設して形成すれば、各シール部材の装着が逆円錐台穴10内と成るため装着は困難と成るものの、他の点おいては上記実施の形態1と同様の効果を奏することが可能であることは言うまでもない。
【0022】
また、各部の大きさは製作において使用が行い易いと考えられる一例を示したものでありこれに限られることはなく、適宜設定することにより、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができることは言うまでもない。また、支持手段2の突出部21にディスプレイ具としての脚部6などを固着する例を示したが、これに限られることはなく、突出部自体をディスプレイ具の脚部と兼用可能な構成してもよい。但し、その場合はディスプレイ具の所望な形状毎に突出部の形状を変えて形成する必要があるため合理的ではない。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】この発明における実施の形態1の支持具の構成を示す断面図である。
【図2】図1に示した支持具の平面図、正面図、底面図を示した図である。
【図3】図1に示した支持具の固定手段の正面図および断面図を示した図である。
【図4】図1に示した支持具の支持手段の各シール部材装着前と装着後との構成を示す正面図である。
【図5】図1に示した支持具を使用する際に用いる固定具の構成を示す平面図、正面図、底面図および断面図を示した図である。
【図6】図1に示した支持具の使用方法を説明する図である。
【図7】図1に示した支持具の使用方法を説明する図である。
【図8】図1に示した支持具の使用方法を説明する図である。
【図9】図1に示した支持具の使用方法を説明する図である。
【図10】図1に示した支持具の使用方法を説明する図である。
【符号の説明】
【0024】
1 固定手段、1a 端面側、1b 他端面側、2 支持手段、4 床、
6,8,200a 脚部、10 逆円錐台穴、12 壁面、13 壁開口、
20 逆円錐台面部、21 突出部、22 上シール部材、23 下シール部材、
24 上溝部、25 下溝部、40 床開口、100 支持具、
200 ディスプレイ具。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
端面側から他端面側にかけて軸方向に漸次縮径して延びる逆円錐台穴を有する固定手段と、上記固定手段の逆円錐台穴に嵌合する逆円錐台面部および上記逆円錐台面部に連通して上記固定手段の逆円錐台穴の端面側から突出して成る突出部を有する支持手段と、上記支持手段の逆円錐台面部と上記固定手段の逆円錐台穴との間の軸方向の上下に所望の距離を隔てて形成された環状の弾力性を有する上シール部材が上側に下シール部材が下側にそれぞれ介在され、上記固定手段に対して上記支持手段が着脱可能に形成されていることを特徴とする支持具。
【請求項2】
上記上シール部材および上記下シール部材は、上記支持手段の逆円錐台面部の軸方向の上下に所望の距離を隔てて環状に形成された上側の上溝部および下側の下溝部にそれぞれ装着されていることを特徴とする請求項1に記載の支持具。
【請求項3】
上記上下シール部材はゴム材にて成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の支持具。
【請求項4】
上記逆円錐台穴の穴側面の軸方向の傾きを3°±1°としたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の支持具。
【請求項5】
上記固定手段および上記支持手段は金属材にて成ることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の支持具。
【請求項6】
上記支持具の上記固定手段の逆円錐台穴の端面側が外部に開口するように床または壁面に固定し、上記固定手段の逆円錐台穴に上記支持手段の逆円錐台面部を挿入することを特徴とする請求項1ないし請求項5に記載の支持具の使用方法。
【請求項7】
上記支持具を上記床または壁面に複数個設置することを特徴とする請求項6に記載の支持具の使用方法。
【請求項8】
上記支持具の突出部に嵌合するパイプ材にて成る脚部を有するディスプレイ具を、上記支持具の突出部に上記脚部を固着させて設置することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の支持具の使用方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−45712(P2008−45712A)
【公開日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−224145(P2006−224145)
【出願日】平成18年8月21日(2006.8.21)
【出願人】(500066517)株式会社 ワン・バイ・ワン (5)