説明

時刻記録クリップ

【課題】薬の飲み忘れや二重飲みを防止するために、処方箋袋に取付けて服用した日時を記録することができる簡易時計であり、クリップの開閉だけでリセットすることができて繰り返し使用可能な日時表示器を提供する。
【解決手段】時刻記録クリップの本体1はプラスティック製であり、この本体1の正面には、現在の日時と最終記録日時を表示する液晶パネル2が設置されている。背面には、クリップが突起しており、開閉時にスイッチとして稼働する。クリップの開閉で自動的にリセットされ前回飲用した日時を繰り返し表示させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は薬の飲み忘れや二重飲みを防止するためのもので、処方箋の袋を挟み、開閉時の時刻を記録する開閉時刻記録表示器に関する。
【背景技術】
【0002】
薬を飲んだか飲み忘れたか、薬は無意識に飲んでいる場合もあり、決められた時間に飲用したか悩むことがある。前回の飲用時間を知ることができないという問題もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−109470号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
飲用のため処方箋を開閉する際に、服用の形跡や前回飲用時刻が確認できることが望まれ、処方箋を開閉する際に時刻記録できることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の課題を解決するために、第一発明はクリップを閉じる行為により現在時刻を記録するスイッチ稼働付きクリップである。また、第二発明は、現在の時刻と、記録した時刻を表示する時刻表示器である。
【発明の効果】
【0006】
本発明の時刻記録クリップは、以下に記載されるような効果を有する。
【0007】
前回クリップを開閉した記録時刻から薬の飲み忘れと勘違いした場合等の二重飲みを防止できる。
【0008】
さらにクリップの開閉で記憶日時がリセットされるので操作しやすい。
【0009】
構造が単純なために耐久性がありコストが掛からない等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】この発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】時刻記録クリップの利用図
【発明を実施するための形態】
【0011】
この発明の一実施形態を、図1に示す。
時刻記録クリップの本体1はプラスティック製であり、この本体1の正面には、現在の日時と最終記録日時を表示する液晶パネル2が設置されている。背面には、クリップが突起しており、開閉時にスイッチとして稼働する。
【0012】
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、クリップ3の綴じる働きで、スイッチの誤作動が起こり難い。したがって最終の記録時刻が残る。
【符号の説明】
【0013】
1 時刻記録クリップ本体 2 液晶パネル
3 クリップ(記録・リセットスイッチ)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
開閉時刻を記録し表示することを特長とする時刻記録表示器。
【請求項2】
クリップの開閉で時刻をリセットし、現在時刻を記憶するクリップ型スイッチ。

【図1】
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【図2】
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