【課題】既製服に付いて来る替えボタンや共布は、決まった置き場がなく、誰の何の洋服のボタンか共布か、見分けがつかなくなり、必要な時に見つけるのが困難だった。
本発明は、この問題を解決する為に考案された物である。
【解決手段】表裏を仕切る布を挟んだポリプロピレン クリア板の両面を４室ないしは、それ以上の室に仕切り、各室上部に切り込みを入れて、そこから替えボタンや共布、メモ書きを挿入する事で、従来、置き場に困った替えボタンや共布を一冊のボタンのアルバムにした。これで、あちらこちら探す手間がなく、新たに買い足す必要もない。

【発明の詳細な説明】
【技術の分野】
【０００１】
本発明は、既製の洋服に付帯する替えボタンや共布の収納に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、既製服に付いてくる替えボタンや共布は、決まった置き場がなく、タンスの引き出しの隅や、ジャムの空き瓶、菓子箱等に入れていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
既製服に付いてくる替えボタンや共布は、決まった置き場がなく、誰の何の洋服のボタンか共布なのか見当がつかなくなり、必要な時に見つけるのが困難だった。
本発明は、以上の問題を解決する為になされた物である。
【課題を解決する為の手段】
【０００４】
仕切り用布を付帯した透明なポリプロピレンポケットを取り付けた台紙を複数枚束ね、それに表紙を付けて留め具で止め、ポケットの中に替えボタンや共布、メモ書き等を挿入出来る様にした冊子様収納具。
【発明の効果】
【０００５】
従来置き場のなかった既製服の替えボタンや共布を、本発明により一冊のボタンのアルバムにする事で整理され、保管する事が出来る。
タンスの引き出しもスッキリし、見つけ出す手間もなくなり、新たにボタンを買う必要もない。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
【図１】本発明の斜視図
【図２】本発明の使用状態を示す斜視図
【発明を実施する為の形態】
【０００７】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）複数枚の台紙（４）は、背表紙（２）に付いたバインダー金具（６）によって束ねられ、表紙（１）裏表紙（３）を付けて冊子にする。
（ロ）各台紙（４）は、表裏を仕切る為の中仕切り布（５）を挟んだポリプロピレンクリア板からなり、両面共４室ないしは、それ以上の室に仕切られる。
（ハ）縦一辺に４穴ないしは、それ以上のバインダー用穴を取り付ける。
（ニ）区切られた各室の上部に切れ込み（７）を入れ、ボタンや共布、メモ書き等の挿入口にする。
【符号の説明】
【０００８】
１ 表紙
２ 背表紙
３ 裏表紙
４ 台紙
５ 中仕切り布
６ バインダー金具
７ 切れ込み挿入口

【特許請求の範囲】
【請求項１】
ポリプロピレン等の材料からなるクリアポケットを取り付けた台紙を、複数枚束ねて表紙を設け、洋服の替えボタンや共布を入れる事を特徴とした収納具。

【図１】

【図２】

【公開番号】特開２０１２−１６２３２０（Ｐ２０１２−１６２３２０Ａ）
【公開日】平成２４年８月３０日（２０１２．８．３０）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−３６４０５（Ｐ２０１１−３６４０５）
【出願日】平成２３年２月４日（２０１１．２．４）
【出願人】（５１１０４７３９８）
【Ｆターム（参考）】