説明

泡噴出容器

【課題】流通時等における内容物の不用意な漏れ出しを確実に防止でき、簡単な操作で吐出可能にすることができる泡噴出容器を提案する。
【解決手段】本発明の泡噴出容器は、上部開口31bを有する内筒31、及び内筒31との相互間に環状空間Kを形成する外筒32を備えるベースキャップ30と、ノズル42を一体連結するとともに外筒32の軸線に沿って摺動するヘッド40とを備え、ヘッド40は、上部開口31bと繋がり容器本体10の胴部12の圧搾によって発泡した内容物をノズル42の排出経路Hに送るとともに胴部12の復元によって排出経路H内の残留内容物を環状空間Kに引き戻す中継空間Tを有し、中継空間Tに、ヘッド40の下降姿勢にて上部開口31bを閉鎖する一方、ヘッド40の上昇姿勢にて上部開口31bを開放する栓体44を配設することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、可撓性の胴部を圧搾することにより、流動性を有する内容物(液状、ゲル状等)を発泡させて排出することができる他、排出後ノズル内に残った内容物の垂れ落ちを防止することができるバックサクション機能を設けた泡噴出容器に関し、流通時等における内容物の不用意な漏れ出しを防止でき、しかも使用時においては簡単な操作で吐出可能にすることができるものである。
【背景技術】
【0002】
シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、洗顔料等の各種液体洗浄剤やセットローション等の整髪剤を内容物とする容器としては、泡立て動作を省略して簡便な利用を図る観点から、内容物の流路内に例えばメッシュ等からなる発泡部材を組み入れておき、可撓性を有する胴部を圧搾することで、内容物と空気とを混合させつつこれらを発泡部材に通過させて発泡させ、泡状になった内容物をノズルの噴出口から排出する泡噴出容器が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
上記のような泡噴出容器において、泡状となった内容物は、噴出口から排出された分の他、一部がノズルの排出経路内に残ったままとなるが、残留した内容物は、時間が経つと泡が消えて元の流動性を有する内容物に戻るため、使用後しばらくすると噴出口から内容物が垂れ落ちる(液だれ)こと及び目詰まり(内容物の固化)することがあった。このことは、特にノズルの側面側に噴出口が設けられている横出しタイプの泡噴出容器において顕著であった。
【0004】
このような液だれを回避するものとしては、圧搾された胴部を復元させる外気導入孔を内容物の排出経路内に設けておき、胴部の復元に伴って容器本体内に取り込まれる外気とともに残留内容物も容器本体内に引き戻すバックサクション機能を設けた泡噴出容器が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実開昭58−174272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記のような泡噴出容器においては、例えば流通時等において容器に所期せぬ力が加わると、ノズルの先端から内容物が漏れ出すおそれがあるため、ノズルの先端又はノズル全体を覆うオーバーキャップを設けることが一般的であるが、パーツ数の増加に伴って部品コストが上昇する他、使用する度にオーバーキャップを取り外さなければならず、手間がかかるため、これらの課題を解決できる新たな泡噴出容器の出現が従来から強く望まれている。しかしながら、特にバックサクション機能を設けた泡噴出容器は、内部構造がより複雑化しているため、簡単な操作で確実に内容物の漏れ出しを防止できるものは、未だ実用化されていないのが現状であった。
【0007】
本発明の課題は、バックサクション機能を設けた泡噴出容器に関し、オーバーキャップ等を不要としながら流通時等における内容物の漏れ出しを確実に防止でき、しかも使用時においては簡単な操作で吐出可能にすることができる、使い勝手のよい泡噴出容器を提案するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、可撓性を有する胴部を有し、その内側を内容物の充填空間とする容器本体と、内容物の吸引管を保持するとともに空気の流入路を備え、その内側に内容物と空気とを混合、発泡させる合流空間を区画形成するシリンダーと、該シリンダーを保持するとともに前記合流空間に通じる上部開口を有する内筒、及び該内筒を取り囲み該内筒との相互間に前記充填空間に通じる環状空間を形成する外筒を備え、容器本体の口部に固定保持されるベースキャップと、発泡した内容物をその後端開口から導入しその先端開口から外界に吐出させる排出経路を有するノズルを一体連結するとともに前記外筒の軸線に沿って摺動可能に設けられるヘッドとを備え、
前記ヘッドは、前記上部開口と繋がり前記胴部の圧搾によって発泡した内容物を前記排出経路に送る送給経路をなすとともに、該胴部の復元によって該排出経路内の残留内容物を外気とともに前記環状空間に引き戻す還送経路をなす中継空間を有し、
該中継空間に、該ヘッドの下降姿勢にて該上部開口を閉鎖する一方、該ヘッドの上昇姿勢にて該上部開口を開放する栓体を配設することを特徴とする泡噴出容器である。
【0009】
前記ヘッドは、前記環状空間に伸延する環状壁を有し、前記内筒は、該ヘッドの下降姿勢にて該環状壁と密着して該環状空間を閉鎖する一方、該ヘッドの上昇姿勢にて該環状空間を開放する弾性壁を備えることが望ましい。
【発明の効果】
【0010】
容器本体の口部に装着されるベースキャップに、その内側にて内容物を発泡させるシリンダーを保持するとともにシリンダー内に通じる上部開口を有する内筒、及びこの内筒との相互間に容器本体内の充填空間に通じる環状空間を形成する外筒を設け、ノズルを一体連結したヘッドを外筒の軸線に沿って摺動可能に設け、このヘッドに、上部開口と繋がり胴部の圧搾によって発泡した内容物をノズルの排出経路に送る送給経路をなすとともに、胴部の復元によって排出経路内の残留内容物を環状空間に引き戻す還送経路をなす中継空間を形成し、中継空間に、ヘッドの下降姿勢にて上部開口を閉鎖する一方、ヘッドの上昇姿勢にて上部開口を開放する栓体を配設したので、ヘッドを押し下げておくことで内容物の不用意な漏れ出しを確実に防止できる一方、使用時にはヘッドを引き上げるだけで泡状の内容物を吐出することができ、併せて吐出後の液だれも防止することができる。
【0011】
ヘッドに、環状空間に伸延する環状壁を形成し、内筒に、ヘッドの下降姿勢にて環状壁と密着して環状空間を閉鎖する一方、ヘッドの上昇姿勢にて環状空間を開放する弾性壁を設ける場合は、ヘッドを押し下げておくことで環状空間が閉鎖されて充填空間を密閉することができるので、容器本体に意図しない力が加わっても胴部が容易に変形することがなくなり(充填空間に外気が出入りできないので、胴部の形状が維持される)、内容物の不用意な吐出をより有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に従う泡噴出容器につき、ヘッドを下降姿勢に変移させた部分断面図である。
【図2】図1に示すA−Aに沿う断面図である。
【図3】図1に示す泡噴出容器のヘッドを上昇姿勢に変移させて胴部を圧搾する姿勢を示す部分断面図である。
【図4】図3に示す泡噴出容器の胴部が復元する姿勢を示す部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明に従う泡噴出容器につき、ヘッドを下降姿勢に変移させた部分断面図であって、図2は、図1に示すA−Aに沿う断面図であって、図3は、図1に示す泡噴出容器のヘッドを上昇姿勢に変移させて胴部を圧搾する姿勢を示す部分断面図であって、図4は、図3に示す泡噴出容器の胴部が復元する姿勢を示す部分断面図である。
【0014】
図1において、符号10は容器本体である。容器本体10は、上部を開口させた筒状の口部11を有し、この口部11に図示しない底部につながる筒状の胴部12を連結させて、その内側に内容物の充填空間Mを形成している。ここで胴部12は、例えば合成樹脂等によって形成される可撓性を有するものである。また口部11の外周面には、ねじ部11aが形成されている。さらに口部11の根元には、図2に示すように小突起11bと大突起11cとを周方向に間隔をあけて設けている。
【0015】
符号20は、その内側に内容物及び空気を導入して混合、発泡させるシリンダーである。図示の例でシリンダー20は、シリンダー20の底部をなす下部シリンダー21と、シリンダー20の胴部をなす上部シリンダー22とからなる。
【0016】
下部シリンダー21は、有底筒状をなす下部シリンダー本体21aと、下部シリンダー本体21aの底部を貫く孔21bと、孔21bに適合して設けられ充填空間Mの内容物を吸引する吸引管pを嵌合保持する嵌合部21cとを備えている。また、下部シリンダー本体21aの上部外周面には、溝21dを設けている。
【0017】
上部シリンダー22は、上方から下方へ向けて拡径し下部シリンダー21を取り囲む円錐壁22aと、円錐壁22aの上部にて、この円錐壁22aに一体連結する筒状の上部シリンダー本体22bとを備えている。また、上部シリンダー本体22bの内周側には、円錐壁22aとの間で下部シリンダー21を嵌合保持する筒状の大径部22cと、大径部22cから上方に向けて縮径する傾斜部22dと、傾斜部22dの上方に起立する筒状の小径部22eとを一体連結して設け、これを連結部22fを介して上部シリンダー本体22bの内面に連結している。ここで、大径部22c及び連結部22fには、下部シリンダー21の溝21dに適合する溝22gが設けられていて、これらの溝で充填空間M内の空気をシリンダー20内に導入する流入路mを形成している。さらに、連結部22fの上部には、後述する発泡部材を下方から支持する支持リブ22hを周方向に間隔をあけて複数個設けている。
【0018】
そして、上記のように構成される下部シリンダー21及び上部シリンダー22において、それらの内側に区画形成される凹状空間は、内容物及び空気を導入して混合、発泡させる合流空間Gとなっている。
【0019】
符号30は、容器本体10の口部11に装着されるベースキャップである。ベースキャップ30は、上部シリンダー本体22bを嵌合保持する有頂筒状の内筒31と、内筒31を間隔をあけて取り囲む外筒32とを備えていて、内筒31は、周方向に間隔をあけて複数個設けられる接続部33を介して外筒32に繋がっている。そして、内筒31と外筒32の相互間は環状空間Kとなっていて、隣り合う接続部33の間を通して充填空間Mに連通している。また、外筒32の上部には外周側に向けて膨出させた外側凸部32aを設けている。
【0020】
外筒32は、口部11上に設けられるリング状の天壁34上に設けられている。天壁34の外側縁部には、口部11を取り囲む外壁35が設けられていて、外壁35の内面には、口部11のねじ部11aに係合するねじ部35aが形成されている。また、外壁35の下端部には、図2に示すように、回り止めリブ35bが設けられている。これによりベースキャップ30をねじ込むと、ねじ込み終了直前にて、回り止めリブ35bが、小突起11bを乗り越えて、この小突起11bと大突起11cとの間で回り止め保持される。さらに、図1に示すように天壁34の裏面には、口部11の内周面に密着して、容器本体10とベースキャップ30との相互間を気密に保持するシール壁36を設けている。なお図示したところでは、ねじによってベースキャップ30を固定保持する例を示したが、アンダーカットで固定保持するようにしてもよい。
【0021】
また、内筒31は、その頂部から立ち上がる筒状体31aを備えており、筒状体31aの内周側は、内筒31の頂部を貫通してシリンダー20の内側に繋がる上部開口31bとなっている。内筒31の外周側には、下部を内筒31の外周面に連結させるとともに上部は自由端となる環状の弾性壁31cを設けている。
【0022】
符号40は、ベースキャップ30の上方に配設されるヘッドである。ヘッド40は、有頂筒状のヘッド本体41と、先端側を上方に向けて傾斜させるとともにヘッド本体41に一体連結するノズル42とを備えている。ノズル42の内側には、内容物の排出経路Hを形成していて、その後端側の後端開口Haから内容物を導入し、先端開口Hbから外界へ向けて内容物を吐出する。また、ヘッド本体41の下側開口部には、内周側に向けて膨出させた内側凸部41aを設けている。
【0023】
そして、ヘッド本体41の内側には、外筒32の内周面に沿って伸延し、この外筒32に対して摺動する環状壁43を設けている。これによりヘッド本体41を、外筒32の軸線に沿って上昇、下降姿勢に変移させることができる。環状壁43の下方側端部は、図1に示すヘッド本体41の下降姿勢にて、弾性壁31cに密着している。また環状壁43の内周側には、ヘッド本体41の下降姿勢にて筒状体31aの内周面と密着する栓体44を設けている。
【0024】
符号50は、合流空間G内に配設される発泡部材である。図示の例では、支持リブ22h上と、上部シリンダー本体22bの開口端にそれぞれ1個ずつ配設し、上部シリンダー本体22bの内周面に嵌合保持している。発泡部材50は、リング51の端面に固着されたメッシュ52からなり、空気の混在した内容物をこの発泡部材50に通過させることにより発泡させて泡状にすることができる。なお、発泡部材50の設置個数やメッシュ52の目の粗さ等は内容物の種類に応じて適宜変更される。
【0025】
符号60は、環状空間Kと充填空間Mとの間に設けられる逆止弁である。図示の例で逆止弁60は、内筒31の外周面に嵌合保持されている。また逆止弁60は、リング61の外側に弾性変位する環状の弁体62を備えていて、弁体62はベースキャップ30の天壁34の裏面と密着している。これにより、充填空間M側からの空気及び内容物は環状空間Kには排出されない一方で、外気等は、環状空間Kを通して充填空間M内に導入される。
【0026】
上記のように構成される泡噴出容器は、図1に示すように、ヘッド本体41を押し下げて下降姿勢に変移させておくことで、栓体44が筒状体31aの内周面に密着して内容物の吐出が阻止されるので、流通時等における内容物の不用意な漏れ出しを防止できる。特に、図示のように弾性壁31cを設けて環状壁43と密着させる場合は、充填空間Mを密閉することができるので、胴部12の変形がより起こりにくくなり、内容物の不用意な吐出をさらに確実に防止できる。
【0027】
また、本発明に従う泡噴出容器は、図3に示すように、ヘッド本体41を引き上げるだけで上部開口31b及び環状空間Kを開放することができるので、簡単な操作で吐出可能な状態にすることができる。ここで、図示のように外側凸部32aと内側凸部41aとを設ける場合は、これらをヘッド本体41の抜け止めとして機能させることができる。
【0028】
そして、胴部12を圧搾すると、逆止弁60の作用下で充填空間Mが加圧され、内容物は吸引管pを通って合流空間G内に導入される。また、同じく加圧された充填空間M内の空気は、流入路mを通って合流空間Gに至る。そして内容物を、空気と混合した状態で発泡部材50に通過させることで、所期した泡質に発泡させることができる。
【0029】
ここで、図3に示すようにヘッド40を上昇させた姿勢において、外筒32及び環状壁43の内側に形成される空間(中継空間T)は、上部開口31bから排出経路Hに向けて発泡した内容物を送る送給経路として機能するので、同図に矢印で示すように、発泡した内容物は、後端開口Haから排出経路Hに導入されて先端開口Hbから吐出される。
【0030】
その後、図4に示すように胴部12の圧搾を解除すると、可撓性の胴部12は元の形状に復元する。これにより充填空間Mは負圧となるため、排出経路H内の発泡した残留内容物は、同図に矢印で示すように、外気とともに中継空間T内に引き戻される。なお、シリンダー20の内側は、発泡部材50及び小径部22eによって、空気等が比較的流れ難くなっている一方、逆止弁60は、環状空間Kから充填空間Mに向かう流れに対しては容易に開放するので、中継空間T内の残留内容物は環状空間Kを通して充填空間Mに戻すことができる。
【0031】
ここで、シリンダー20内に空気を導入する流入路mに引き戻された内容物が入り込むと、シリンダー20内の内容物と空気との混合比が所期した割合から変わってしまい、吐出させる内容物の泡質が悪くなる(泡のきめが粗くなる)おそれがあるところ、図示の例では、円錐壁22aを設けて流入路mを覆い隠しているので、吐出を繰り返して引き戻される残留内容物の量が増えても、所期した通りの泡質を維持することができる。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明によれば、バックサクション機能を備えるとともに、流通時等における内容物の不用意な漏れ出しを防止でき、しかも使用時においては簡単な操作で泡状の内容物を吐出させることができる使い勝手のよい泡噴出容器を提供できる。
【符号の説明】
【0033】
10 容器本体
11 口部
12 胴部
20 シリンダー
30 ベースキャップ
31 内筒
31b 上部開口
31c 弾性壁
32 外筒
40 ヘッド
41 ヘッド本体
42 ノズル
43 環状壁
44 栓体
M 充填空間
p 吸引管
m 流入路
G 合流空間
K 環状空間
H 排出経路
T 中継空間
Ha 後端開口
Hb 先端開口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
可撓性を有する胴部を有し、その内側を内容物の充填空間とする容器本体と、内容物の吸引管を保持するとともに空気の流入路を備え、その内側に内容物と空気とを混合、発泡させる合流空間を区画形成するシリンダーと、該シリンダーを保持するとともに前記合流空間に通じる上部開口を有する内筒、及び該内筒を取り囲み該内筒との相互間に前記充填空間に通じる環状空間を形成する外筒を備え、容器本体の口部に固定保持されるベースキャップと、発泡した内容物をその後端開口から導入しその先端開口から外界に吐出させる排出経路を有するノズルを一体連結するとともに前記外筒の軸線に沿って摺動可能に設けられるヘッドとを備え、
前記ヘッドは、前記上部開口と繋がり前記胴部の圧搾によって発泡した内容物を前記排出経路に送る送給経路をなすとともに、該胴部の復元によって該排出経路内の残留内容物を外気とともに前記環状空間に引き戻す還送経路をなす中継空間を有し、
該中継空間に、該ヘッドの下降姿勢にて該上部開口を閉鎖する一方、該ヘッドの上昇姿勢にて該上部開口を開放する栓体を配設することを特徴とする泡噴出容器。
【請求項2】
前記ヘッドは、前記環状空間に伸延する環状壁を有し、前記内筒は、該ヘッドの下降姿勢にて該環状壁と密着して該環状空間を閉鎖する一方、該ヘッドの上昇姿勢にて該環状空間を開放する弾性壁を備える請求項1に記載の泡噴出容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−112409(P2013−112409A)
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−262941(P2011−262941)
【出願日】平成23年11月30日(2011.11.30)
【出願人】(000006909)株式会社吉野工業所 (2,913)
【Fターム(参考)】