説明

照明装置

【課題】電源のオン/オフを含む光源の照明光に関する複数の機能の制御を同一部材の同一方向の操作によって行うことができるようにし、構造及び操作の簡略化を実現する。
【解決手段】照明装置10において、筐体11の背面から露出したハンドル8の外周部を把持してハンドル8を回転させると、円筒カム7がハンドル8と一体的に回転する。円筒カム7の前面側端には周面に沿ってカム面が形成されている。操作プレート5,6の背面側端は、円筒カム7のカム面に当接している。円筒カム7がハンドル8とともに回転すると、カム面の変位によって操作プレート5,6がX方向に沿って移動する。操作プレート5の前面側端は、電源スイッチ4の可動接点部4Aに背面側から選択的に当接する。操作プレート6の前面側端は、レンズ保持体3から背面側に延出した軸部3Aの背面に選択的に当接する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、光源の前方に配置したレンズを光軸に沿って移動させることで光源からの光の照射角を変更できるようにした照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
スポットライト等の照明装置では、設置位置と照明対象物との距離に応じて、光源の照射角を変える必要がある。
【0003】
このため、従来の照明装置では、光源の前方でレンズを保持するレンズ保持体を光軸に沿って移動させることで、光源からの光の照射角を変更できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。筐体のネジ部に螺合したレンズ保持体を光軸回りに回転させることで、レンズをレンズ保持体とともにネジ送りして光軸方向に沿って進退させ、光源からの光の照射角を変更することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−221042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載された発明では、レンズ保持体が回転した際のネジ送りによってレンズをレンズ保持体とともに光軸方向に沿って進退させて照射角を変更するため、照射角の変更と電源のオン/オフとを同一部材の同一方向の操作で行うことができない。このため、構造が複雑化するとともに操作が煩雑になる問題がある。
【0006】
この発明の目的は、電源のオン/オフを含む光源の照明光に関する複数の機能の制御を同一部材の同一方向の操作によって行うことができるようにし、構造及び操作の簡略化を実現できる照明装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明に係る照明装置は、筐体、光源、電源部、単一の操作部材を備えている。筐体は、前面が開口部にされている。光源は、筐体の内部に配置されて開口部から筐体の外部に向けて照明光を照射する。電源部は、光源に電源を選択的に供給する。単一の操作部材は、単一方向に操作自在にされ、操作量に応じて電源部のオン/オフを含む光源の照明光に関する複数の機能のそれぞれに対応した複数の部材のそれぞれを個別に動作させる。
【0008】
この構成では、単一の操作部材を単一方向に操作すると、その操作量に応じて光源の照明光に関する複数の機能のそれぞれに対応した複数の部材のいずれかが動作する。光源の照明光に関する複数の機能には、電源部のオン/オフが含まれる。したがって、単一の操作部材を単一方向に操作すると、操作量に応じて、光源に対する電源がオン/オフし、又は他の光源の照明光に関する機能が有効/無効にされる。光源の照明光に関する複数の機能が、単一の操作部材の単一方向の操作によって制御される。
【0009】
なお、単一方向の操作は、例えば、光源の光軸周りの回転操作、又は光源の光軸に沿う押圧操作である。
【0010】
この構成において、電源部のオン/オフ以外の光源の照明光に関する複数の機能には、照明光の照射角の調整を含むことができる。単一の操作部材の単一方向への操作により、光源に対する電源のオン/オフ、又は照明光の照射角の調整を行うことができる。
【0011】
この場合に、光源の前面側で光源の光軸に沿って移動自在にレンズを配置し、第1の伝達部材と第2の伝達部材とを備えることが好ましい。第1の伝達部材は、単一の操作部材の第1の操作量の操作をオフ状態からオン状態へ切り換える動作として電源部に伝達する。第2の伝達部材は、単一の操作部材の第1の操作量より大きい第2の操作量の操作を光源の光軸に沿って移動力としてレンズに伝達する。単一の操作部材の単一方向への操作量に応じて、光源に対する電源がオンされた後、照明光の照射角が調整される。
【0012】
なお、電源部のオン/オフ以外の光源の照明光に関する複数の機能には、照明光の照射角の調整に代えて、又は照明光の照射角の調整とともに、光源の光量の調整や照明光の色相の変更を含むことができる。
【0013】
単一の操作部材は、筐体の背面側で光源の光軸周りに回転自在に配置し、単一の操作部材と一体に回転する円筒カムであって回転量に応じて回転動作を前記第1及び第2の伝達部材に伝達する円筒カムを備えることで、構造を最も簡略化できる。
【0014】
また、単一の操作部材と一体に回転する円筒カムであって回転量に応じて回転動作を前記第1及び第2の伝達部材に伝達する円筒カムを備え、円筒カムのカム面の変位をレンズの光軸に沿う方向の動作に変換する変換部材を備えることもできる。操作性をさらに向上できる。
【発明の効果】
【0015】
この発明によれば、電源のオン/オフを含む光源の照明光に関する複数の機能の制御を同一部材の同一方向の操作によって行うことができ、照明装置の構造及び操作の簡略化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】この発明の第1の実施形態に係る照明装置の外観図である。
【図2】同照明装置の分解図である。
【図3】(A)〜(C)は、同照明装置の平面断面図である。
【図4】(A)〜(C)は、この発明の第2の実施形態に係る照明装置の平面断面図である。
【図5】この発明の第3の実施形態に係る照明装置の側面断面図である。
【図6】この発明の第4の実施形態に係る照明装置の円筒カム及び操作プレートの外観図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に、この発明の実施形態に係る照明装置について、図を参照しつつ説明する。
【0018】
図1に示すように、この発明の第1の実施形態に係る照明装置10は、筐体11及び支持台12を備えている。筐体11は、支持台12に軸13を介して所定の角度範囲で回転自在に支持されている。支持台12は、例えば天井面又は壁面に固定される。
【0019】
筐体11は、前面に開口部11Aを有し、背面にハンドル8を回転自在に備えている。ハンドル8は、この発明の単一の操作部材である。開口部11Aは、強化ガラス14で被覆されている。照明装置10は、筐体11の内部に光源及びレンズを備えている。光源から照射された光は、レンズを介して開口部11Aから前面側に配光される。
【0020】
図2及び図3(A)に示すように、照明装置10は、筐体11内に一例として4個のパワーLED1、パワーLED1と同数のレンズ2、レンズ保持体3、電源スイッチ4、第1の操作プレート5、第2の操作プレート6、円筒カム7、ハンドル8を備えている。
【0021】
複数のパワーLED1は、この発明の光源であり、光軸方向が筐体11の前面の法線方向に平行な矢印X方向に沿うように配置されている。レンズ2は、レンズ保持体3に保持されて、複数のパワーLED1の前面側に配置されている。レンズ保持体3は、X方向に沿って所定範囲内で往復移動自在にされている。電源スイッチ4は、外部の商用電源から複数のパワーLED1への電源ラインに配置され、可動接点部4Aが背面側にあるときに電源ラインを閉成する。操作プレート5,6は、筐体11内の背面側でX方向に沿って所定範囲内で往復移動自在にされている。円筒カム7は、操作プレート5,6の背面側に配置され、ハンドル8に同軸状に固定されている。ハンドル8は、一部を筐体11の背面から外部に露出して、X方向に平行な軸周りに回転自在に支持されている。
【0022】
筐体11の背面から露出したハンドル8の外周部を把持してハンドル8を回転させると、円筒カム7がハンドル8と一体的に回転する。円筒カム7の前面側端には周面に沿ってカム面が形成されている。操作プレート5,6の背面側端は、円筒カム7のカム面に当接している。円筒カム7がハンドル8とともに回転すると、カム面の変位によって操作プレート5,6がX方向に沿って移動する。操作プレート5の前面側端は、電源スイッチ4の可動接点部4Aに背面側から選択的に当接する。操作プレート6の前面側端は、レンズ保持体3から背面側に延出した軸部3Aの背面に選択的に当接する。
【0023】
図3(A)に示す状態では、操作プレート5が電源スイッチ4の可動接点部4Aを前面側に押圧しており、パワーLED1への電源ラインが開成されている。また、操作プレート6は軸部3Aに当接しておらず、レンズ保持体3は背面側の位置にある。
【0024】
図3(A)に示す状態からハンドル8を例えば45度(第1の操作量)だけ正転させると、図3(B)に示すように、操作プレート5が電源スイッチ4の可動接点部4Aに当接しなくなり、可動接点部4Aが背面側に移動してパワーLED1への電源ラインが閉成される。この結果、パワーLED1が点灯する。図3(B)に示す状態でも、操作プレート6は軸部3Aに当接しておらず、レンズ保持体3は背面側の位置にある。
【0025】
図3(B)に示す状態からハンドル8をさらに45度(第2の操作量)だけ正転させると、図3(C)に示すように、操作プレート5が電源スイッチ4の可動接点部4Aに当接しない状態が維持されてパワーLED1への電源ラインが閉成されたまま、操作プレート6が軸部3Aを押圧し、レンズ保持体3が前面側の位置に移動する。図3(C)に示す状態からハンドル8を45度だけ逆転させると図3(B)に示す状態になり、パワーLED1への電源ラインが閉成されたまま、レンズ保持体3が背面側の位置に移動する。
【0026】
レンズ保持体3とともにレンズ2が背面側の位置と前面側の位置との間で移動すると、パワーLED1とのX方向の距離が変化し、パワーLED1の光の照射角が変化する。ハンドル8を図3(A)に示す状態から45度正転させるか、又は90度正転させるかに応じて、照明装置10の照明光の照射角が変化する。
【0027】
したがって、ハンドル8の回転操作により、その操作量に応じて、パワーLED1に対する電源のオン/オフ、及び照明光の照射角の変更を制御することができ、電源のオン/オフを含む光源の照明光に関する複数の機能の制御を同一部材の同一方向の操作によって行うことができる。
【0028】
また、ハンドル8の回転操作を円筒カム7を介してレンズ保持体3及び電源スイッチ4に伝達するようにしているため、円筒カム7のカム曲線の形状を変更することで、ハンドル8の回転操作に容易にノッチ感を与えることができる。
【0029】
なお、図3(B)に示す状態と図3(C)に示す状態との間における少なくとも1つのハンドル8の回転位置でハンドル8の回転又はレンズ保持体3の移動を弾性的に停止できるようにし、3種類以上の照明光の照射角を選択できるようにしてもよい。円筒カム7のカム曲線を変えることで、図3(B)に示す状態と図3(C)に示す状態との間における少なくとも1つのハンドル8の回転位置でハンドル8の回転又はレンズ保持体3の移動を停止できるようにしてもよい。
【0030】
また、円筒カム7は、ハンドル8に一体的に形成することもできる。レンズ保持体3を背面側に付勢する弾性部材を備え、レンズ保持体3を背面側の位置に円滑に復帰させることができるようにしてもよい。弾性部材によって、レンズ保持体3の位置の固定に耐振動性を与えることもできる。
【0031】
図4(A)〜(C)に示すように、この発明の第2の実施形態に係る照明装置20は、照明装置10のハンドル8に代えてハンドル81を設け、操作プレート5,6並びに円筒カム7を省略したものである。ハンドル81は、筐体11の背面側にX方向に沿って背面側の位置、中間位置及び前面側の位置の3箇所で停止できるようにして往復移動自在に支持されている。ハンドル81には、操作部82,83が形成されている。電源スイッチ41は、外部の商用電源から複数のパワーLED1への電源ラインに配置され、可動接点部41Aが前面側にあるときに電源ラインを閉成する。
【0032】
図4(A)に示すハンドル81が背面側の位置にある状態では、操作部82は、電源スイッチ41の可動接点部41Aに当接しておらず、パワーLED1への電源ラインが開成されている。また、操作部83は軸部3Aに当接しておらず、レンズ保持体3は背面側の位置にある。
【0033】
図4(A)に示す状態からハンドル81を中間位置に押圧すると、図4(B)に示すように、操作部82が電源スイッチ41の可動接点部41Aを前面側に押圧し、パワーLED1への電源ラインが閉成される。この結果、パワーLED1が点灯する。図4(B)に示す状態でも、操作部83は軸部3Aに当接しておらず、レンズ保持体3は背面側の位置にある。
【0034】
図4(B)に示す状態からハンドル81を前面側の位置まで押圧すると、図4(C)に示すように、操作部82による可動接点部41Aの押圧が維持されてパワーLED1への電源ラインが閉成されたまま、操作部83が軸部3Aを押圧し、レンズ保持体3が前面側の位置に移動する。図4(C)に示す状態からハンドル81を中間位置に引き出すと図4(B)に示す状態になり、パワーLED1への電源ラインが閉成されたまま、レンズ保持体3が背面側の位置に移動する。
【0035】
ハンドル81の押圧/引出操作により、その操作量に応じて、パワーLED1に対する電源のオン/オフ、及び照明光の照射角の変更を制御することができ、電源のオン/オフを含む光源の照明光に関する複数の機能の制御を同一部材の同一方向の操作によって行うことができる。
【0036】
図5に示すように、この発明の第3の実施形態に係る照明装置30は、パワーLED1及びレンズ2を収納した上部筐体311の下方に下部筐体312を設け、下部筐体312の前面側に一部を露出してハンドル8を回転自在に備えている。下部筐体312の内部には、電源スイッチ4、円筒カム71、操作プレート50,60が収納されている。上部筐体311及び下部筐体312には、この発明の変換部材であるレバー9が上下方向の中間部分を支点に回転自在に配置されている。電源スイッチ4の可動接点部4Aは、操作プーと50を介して円筒カム7のカム面の一部に当接自在にされている。レバー9の下端部は操作プレート60を介して円筒カム71のカム面の他の一部に当接自在にされており、レバー9の上端部はレンズ保持体3の軸部3Aの背面側に当接自在にされている。
【0037】
ハンドル8が回転操作されると、円筒カム71がハンドル8と一体的に回転する。ハンドル8が第1の回転角まで回転操作されたときに、電源スイッチ4の可動接点部4Aが円筒カム71におけるカム面の変位によって動作し、パワーLED1に対する電源ラインが閉成される。ハンドル8が第2の回転角まで回転操作されたときに、レバー9の下端部が円筒カム71のカム面に当接し、レバー9が図5中破線で示す位置まで回転することにより、軸部3Aが前面側に押圧され、レンズ保持体3が前面側の位置に移動する。レバー9は、下部筐体312の前面側におけるハンドル8の回転操作による円筒カムの回転を上部筐体311の内部におけるX方向に沿うレンズ保持体3の移動に変換する。
【0038】
ハンドル8が筐体の前面側に露出しているため、作業者によるハンドル8の操作を容易にすることができる。また、照明装置30を薄型に構成することもできる。
【0039】
なお、ハンドル8は、下部筐体312の前面だけでなく、左右側面、底面又は背面に露出させることもできる。また、上部筐体311と下部筐体312を一体化することもできる。さらに、操作プレート60を省略してレバー9の下端部を円筒カム71のカム面に直接当接自在にしてもよい。
【0040】
図6に示すように、この発明の第4の実施形態に係る照明装置の円筒カム70は、複数の同心円上に4種類のカム曲線の円筒カムを一体的に形成したものである。各カム曲線のそれぞれに対応して合計4個の操作プレート51〜54が備えられる。
【0041】
例えば、操作プレート54によって前述のレンズ保持体3の軸部3Aを押圧することとし、操作プレート51〜53のそれぞれで異なる3個の電源スイッチのそれぞれの可動接点部を押圧する。3個の電源スイッチを、異なる色相の光を照射する3個のパワーLEDの電源ラインのそれぞれに配置する。これによって、単一のハンドルの操作により、レンズの移動による照明光の照射角の変更に加えて、照射光の色相を変更することができる。
【0042】
また、単一のハンドルの操作により、レンズの移動による照明光の照射角の変更に加えて、照明光の光量を変更するものとしてもよい。例えば、同一の色相の光を照射する3個のパワーLEDを備え、円筒カム70のカム曲線を操作プレート51、操作プレート52、操作プレート53が順次重畳して移動する形状とする。
【0043】
なお、上述の第1〜第4の実施形態では光源としてパワーLEDを用いているが、本願はこれに限るものではなく、例えばLED、白熱球又はハロゲンランプ等の任意の光源を用いることができる。
【0044】
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0045】
1−パワーLED(光源)
2−レンズ
3−レンズ保持体
4−電源スイッチ(電源部)
5,6−操作プレート(伝達部材)
7−円筒カム
10−照明装置
11−筐体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前面に開口部を備えた筐体と、
前記筐体の内部に配置されて前記開口部から前記筐体の外部に向けて照明光を照射する光源と、
前記光源に電源を選択的に供給する電源部と、
単一方向に操作自在にされ、操作量に応じて前記電源部のオン/オフを含む前記光源の照明光に関する複数の機能のそれぞれに対応した複数の部材のそれぞれを個別に動作させる単一の操作部材と、を備えた照明装置。
【請求項2】
前記電源部のオン/オフ以外の前記光源の照明光に関する複数の機能に、前記照明光の照射角の調整を含む請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記光源の前面側にレンズを備え、
前記レンズは、前記光源の前面側で前記光源の光軸に沿って往復移動自在に配置され、
前記単一の操作部材の第1の操作量の操作をオフ状態からオン状態へ切り換える動作として前記電源部に伝達する第1の伝達部材と、
前記単一の操作部材の前記第1の操作量より大きい第2の操作量の操作を前記光源の光軸に沿う方向の移動力として前記レンズに伝達する第2の伝達部材と、を備えた請求項1又は2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記単一の操作部材を、前記筐体の背面側で前記光源の光軸周りに回転自在に配置し、
前記単一の操作部材と一体に回転する円筒カムであって回転量に応じて回転動作を前記第1及び第2の伝達部材に伝達する円筒カムを備えた請求項3に記載の照明装置。
【請求項5】
前記単一の操作部材と一体に回転する円筒カムであって回転量に応じて回転動作を前記第1及び第2の伝達部材に伝達する円筒カムと、
前記円筒カムのカム面の変位を前記レンズの前記光軸に沿う方向の動作に変換する変換部材と、を備えた請求項3に記載の照明装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−3504(P2011−3504A)
【公開日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−147759(P2009−147759)
【出願日】平成21年6月22日(2009.6.22)
【出願人】(000000309)IDEC株式会社 (188)
【Fターム(参考)】