説明

玄関ドア用取り付け型荷物掛け

【課題】本発明が解決しようとする課題は両手に荷物を持って玄関を開錠する時、荷物を地面に置かないでも、ドアノブの動作や開錠の邪魔にならない様な場所に簡易的に荷物を掛けることが出来る様にする事である。
【解決手段】解決手段として、本発明はフックやバンド等を用いてドアノブや取っ手にぶら下げることで様々な形状のドアノブに簡単に脱着する事が可能で、ドアノブに直接フックを取り付けず一定の距離をおいた下方に荷物を掛けるフックを取り付けた事でドアノブの動作や開錠の邪魔にならないようにし、上記課題を解決する手段とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は玄関のドアノブや取っ手等に取り付け可能な荷物掛けに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の技術では両手に鞄や買い物袋等の荷物を持ったまま自宅に入る時、地面に荷物を置いて開錠したり、ドアノブに荷物を掛けて開錠する等の方法が用いられた。しかしドアノブに荷物を掛けることが出来ない形状の物では雨天の時荷物を地面に置けない為ドアの開錠が難しく更に傘を畳む作業も困難であった。また、ドアノブに荷物を掛けることが出来る形状の物でも荷物が多ければドアノブの動作や開錠の邪魔になり作業が困難になる。ドアの開閉に関しての考案はあるが(特許文献1参考)開錠することは難しく上記問題の解決には至らない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−320196
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記問題を解決すべく課題としてドアの開錠やドアノブの動作の邪魔にならない玄関前に鞄や買い物袋等の荷物を掛ける場所がある事が望ましい。また賃貸物件等の場合を考えれば出来るだけネジ、ビス、釘の様に穴を開けて取り付けるのではなく、女性や老人でも簡単に取り付け、取り外しが出来る物の方が望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決する為手の手段として本発明はフックやバンド等を用いてドアノブや取っ手にぶら下げることで様々な形状のドアノブに簡単に脱着する事が可能で、ドアノブの動作や開錠の邪魔にならないように一定の距離をおいた下方に荷物を掛けるフックを取り付けた事を最大の特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明は取り付け方法が簡易的である為、様々なドアノブに取り付けが可能であり、今まで荷物を掛けることが難しかった取っ手型の物でも容易に取り付けることが出来て開錠やドアノブの動作の邪魔にならない。(図2参照)(図3参照)(図5参照)
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】図1は本発明第1実施形態の斜視図である。
【図2】図2は本発明第1実施形態を装着時の正面斜め上から見た図である。
【図3】図3は本発明第1実施形態を装着時の正面斜め上から見た図である。
【図4】図4は本発明第1実施形態の使用状況を表した斜視図である。
【図5】図5は本発明第1実施形態を取っ手型のドアに装着時の斜視図である。
【図6】図6は本発明第2実施形態の構造を表した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施形態)本発明の第1実施形態(図1)は上部にドアノブ(3)や取っ手(5)に取り付ける為のフック(1)を有し、下部にもう一つのフック(2)を有し荷物(4)を掛ける事が出来る。(図4)
【0009】
(第2実施形態)本発明の第2実施形態(図6)は、第1実施形態(図1)の上部のフック(1)をバンド状(6)にして強風でも本発明品が落ちない様にした物でドアノブ(3)や取っ手(5)にバンド部分(6)を掛けてボルト(7)とナット(8)で挟み込んでバンドを輪状にして装着する。下部は第1実施形態と同様の構造を持つ。
【符号の説明】
【0010】
1 取り付けフック
2 荷物掛けフック
3 ドアノブ
4 荷物
5 取っ手
6 取り付けバンド
7 ボルト
8 ナット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ドアノブや取っ手に取り付ける事が出来、ドアノブの動作や鍵の開け閉めの邪魔にならない本体の下方に少なくとも1つ以上のフックを取り付け、複数の荷物を掛けることが出来る荷物掛け。
【請求項2】
上部取り付け部分がフック状になっている請求項1に記載の荷物掛け。
【請求項3】
上部取り付け部分がバンド状になっている請求項1に記載の荷物掛け。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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