説明

用紙切断装置

【課題】 HP検出手段の動作不良により、移動刃キャリアがホームポジションで正確に停止し走行起動することに対する障害が発生することのない用紙切断装置を得る。
【解決手段】 長手方向に真直状に形成したカッタ固定刃と、該カッタ固定刃に当接して回転しながら走行することにより用紙を切断するカッタ移動刃と、前記カッタ移動刃を保持しホームポジションと折り返し位置との間を往復走行する移動刃キャリアと、該移動刃キャリアを往復走行するように駆動する移動刃キャリア駆動装置と、該移動刃キャリア駆動装置を駆動する原動機であるキャリア駆動モータと、前記移動刃キャリアがホームポジションにあることを検知するためのHP検出手段とを有する用紙切断装置において、前記HP検出手段がリードスイッチであり、前記移動刃キャリアがホームポジションに到達したときに前記リードスイッチの接点を閉じさせるための磁石を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はプリンタ、発券機等の装置において、紙およびプラスチックフィルム等のシートを切断するための用紙切断装置の構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のこの種の用紙切断装置としては、移動刃キャリアのホームポジション近傍にマイクロスイッチを設け、前記移動刃キャリアが前記ホームポジションに到達したときに、前記移動刃キャリアの一部に形成されたスイッチ操作端が前記マイクロスイッチの作用端を押して、前記マイクロスイッチの接点を閉じさせるように構成されていた。
【0003】
図13は、従来例における用紙切断装置における正面図、図14は、図13に示すE部を拡大して示す詳細図である。
【0004】
図13、および図14を用いて従来例である「特開2003−89092号公報」の構成について説明する。枠体102には図示せぬ蓋体およびカッタ固定刃104が取り付けられており、カッタ固定刃104は図示せぬ蓋体の上端部によって脱落しないように押さえられている。カッタ固定刃104の左端のホームポジションには移動刃キャリア105が待機しており、移動刃キャリア105には、連結長孔部105a、およびスイッチ操作部105bが形成されていると共にカッタ移動刃106が回転自在に取りつけられ、カッタ固定刃104に圧接された状態で待機している。また、カッタ移動刃106と同軸に用紙押さえローラ107が回転自在に取りつけられている。一方、枠体102にはマイクロスイッチであるHP検出手段114が取り付けられており、HP検出手段114から突出している作用端114aは、移動刃キャリア105に形成されているスイッチ操作部105bによって押されて、内部に接点の形で組み込まれているスイッチが閉じた状態になっている。HP検出手段114は、図示せぬ制御回路に接続されており、スイッチが閉じた状態にあることから、移動刃キャリア105がホームポジションにあることを検知している。
【0005】
枠体102には第1プーリ110aと、第2プーリ110bが互いに間隔をおいて回転自在に取り付けられており、第1プーリ110aと第2プーリ110bとの間には無端ベルトの内側に歯が形成されたキャリア送りベルト112が緊張懸架されている。キャリア送りベルト112には、キャリア連結部材111が取り付けられ、移動刃キャリア105に形成されている連結長孔部105aに上下方向にスライド可能に嵌入している。
【0006】
また、枠体102には、第1プーリ110aを回転させてキャリア送りベルト112を駆動し、移動刃キャリア105を往復走行駆動するためのキャリア駆動モータ108が取り付けられている。キャリア駆動モータ108の回転軸108aには主傘歯車109aが固着され、主傘歯車109aには従傘歯車109bが噛み合っており、従傘歯車109bには第1歯車109cが固着され第1歯車109cには第2歯車109dが噛み合っており、第2歯車109dには第3歯車109eが噛み合っており、第3歯車109eには前述した第1プーリ110aが固着されている。従って、キャリア駆動モータ108を駆動することにより第1プーリ110aを回転させ、第1プーリ110aの回転によってキャリア送りベルト112走行させて移動刃キャリア105を往復走行させるように構成されている。
【0007】
次に、作用について説明する、カッタ固定刃104の上に図示せぬ用紙を載置し、続いて、図示せぬ制御回路によりキャリア駆動モータ108を駆動するとキャリア送りベルト112が回転して、図13に示すホームポジションに待機していた移動刃キャリア105を右方向に走行させる。移動刃キャリア105がホームポジションから離れると、移動刃キャリア105に形成されているスイッチ操作部105bはHP検出手段114の作用端114aを解放するので、HP検出手段114のスイッチは開いた状態になる。移動刃キャリア105が右方向に走行することにより、用紙押さえローラ107で図示せぬ用紙をカッタ固定刃104に対して押さえながら、カッタ移動刃106はカッタ固定刃104と協働して図示せぬ用紙を剪断する。
【0008】
カッタ移動刃106は右方向に走行しながら図示せぬ用紙を切断し右端に達すると、折り返して左方向に走行しホームポジションに到達する。カッタ移動刃106がホームポジションに到達すると、移動刃キャリア105に形成されているスイッチ操作部105bが、HP検出手段114から突出している作用端114aを押して、開いていた接点スイッチを閉じさせる。HP検出手段114のスイッチが閉じたことから、図示せぬ制御回路は移動刃キャリア105がホームポジションにあることを検知する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
前述したように、従来のHP検出手段114は、作用端114aを押すことにより内部に組み込まれている接点を開閉するように構成されているので、接点部分が酸化等によって接点不良を起こすおそれがあり、また、カッタ移動刃106がカッタ固定刃104と協働しながら図示せぬ用紙を剪断する際に生じる紙粉が接点部分に付着することによっても接点不良を起こすおそれがった。
本発明の目的は、HP検出手段114の動作不良により、移動刃キャリア105がホームポジションで正確に停止し走行起動することに対する障害が発生することのない用紙切断装置を得ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明においては、長手方向に真直状に形成したカッタ固定刃と、該カッタ固定刃に当接して回転しながら走行することにより用紙を切断するカッタ移動刃と、前記カッタ移動刃を保持しホームポジションと折り返し位置との間を往復走行する移動刃キャリアと、該移動刃キャリアを往復走行するように駆動する移動刃キャリア駆動装置と、該移動刃キャリア駆動装置を駆動する原動機であるキャリア駆動モータと、前記移動刃キャリアがホームポジションにあることを検知するためのHP検出手段とを有する用紙切断装置において、前記HP検出手段がリードスイッチであり、前記移動刃キャリアがホームポジションに到達したときに前記リードスイッチの接点を閉じさせるための磁石が前記移動刃キャリアに取り付けられていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明は、HP検出手段としてリードスイッチを採用したので、酸化等あるいは紙粉等の付着によって接点不良を起こすおそれがなく、磁石とHP検出手段とは当接することがないので衝突音の発生や双方の部品が摩耗や損傷することがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
長手方向に真直状に形成したカッタ固定刃と、該カッタ固定刃に当接して回転しながら走行することにより用紙を切断するカッタ移動刃と、前記カッタ移動刃を保持しホームポジションと折り返し位置との間を往復走行する移動刃キャリアと、該移動刃キャリアを往復走行するように駆動する移動刃キャリア駆動装置と、該移動刃キャリア駆動装置を駆動する原動機であるキャリア駆動モータと、前記移動刃キャリアがホームポジションにあることを検知するためのHP検出手段とを有する用紙切断装置において、前記HP検出手段をリードスイッチとし、前記移動刃キャリアがホームポジションに到達したときに前記リードスイッチの接点を閉じさせるための磁石が前記移動刃キャリアに取り付ける。
【実施例】
【0013】
以下、本発明の実施の形態を一実施例に基づき図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る第1実施例の用紙切断装置1を斜め上方から見た状態を示す斜視図である。図2は、図1における矢視Aの状態を示す正面図である。
図3は、図2における蓋体3を透視した状態を示す正面図である。図4は、図3におけるC部を拡大して示す詳細図である。図5は、図4におけるD−D線断面の状態を示す断面図である。図6は、図4における用紙切断装置1に用紙19を装着した状態を示す動作説明図である。図7は、図6の状態から移動刃キャリア5が走行しながら用紙19を切断する状態を示す動作説明図である。図8は、図5における用紙切断装置1が用紙19を切断する状態を示す動作説明図である。図9は、移動刃キャリア5が用紙19を切断してホームポジションに戻りつつある状態を示す動作説明図である。図10は、図9におけるHP検出手段14と移動刃キャリア5の状態を示す動作説明図である。図11は、移動刃キャリア5がホームポジションに戻り停止した状態を示す動作説明図である。図12は、図11におけるHP検出手段14と移動刃キャリア5の状態を示す動作説明図である。
【0014】
図1、および図2を用いて、本発明の用紙切断装置1の概要について説明する。枠体2には蓋体3およびカッタ固定刃4が取り付けられており、カッタ固定刃4は蓋体3の上端部によって脱落しないように押さえられている。カッタ固定刃4の図1における右端、および図2における左端のホームポジションには移動刃キャリア5が待機しており、移動刃キャリア5にはカッタ移動刃6が回転自在に取りつけられ、カッタ固定刃4に圧接された状態で待機している。また、カッタ移動刃6と同軸に用紙押さえローラ7が回転自在に取りつけられている。
【0015】
図3、および図4を用いて、図2に示す蓋体3を透視した状態について説明する。枠体2には第1プーリ10aと、第2プーリ10bが互いに間隔をおいて回転自在に取り付けられており、第1プーリ10aと第2プーリ10bとの間には無端ベルトの内側に歯が形成されたキャリア送りベルト12が緊張懸架されている。キャリア送りベルト12には、移動刃キャリア5と連結するためのキャリア連結部材11が取り付けられている。また、枠体2にはカッタ移動刃6を回転自在に保持する移動刃キャリア5が左右往復走行可能に取り付けられている。移動刃キャリア5には連結長孔部5aが形成され、連結長孔部5aにはキャリア連結部材11が上下方向にスライド可能に嵌入している。
【0016】
また、枠体2には、第1プーリ10aを回転させてキャリア送りベルト12を駆動し、移動刃キャリア5を往復走行駆動するための原動機であるキャリア駆動モータ8が取り付けられている。キャリア駆動モータ8の回転軸8aには主傘歯車9aが固着され、主傘歯車9aには従傘歯車9bが噛み合っており、従傘歯車9bには第1歯車9cが固着され第1歯車9cには第2歯車9dが噛み合っており、第2歯車9dには第3歯車9eが噛み合っており、第3歯車9eには前述した第1プーリ10aが固着されている。従って、キャリア駆動モータ8を駆動することにより第1プーリ10aを回転させ、第1プーリ10aの回転によってキャリア送りベルト12を走行させて移動刃キャリア5を往復走行させるように構成されている。このように、主傘歯車9aからキャリア送りベルト12までの動力伝達部材群はキャリア駆動装置を構成している。
【0017】
図5を用いて、移動刃キャリア5の構成について説明する。枠体2に形成されている図示せぬ溝部には、カッタ固定刃4がはめ込まれており、蓋体3によって動かないように抑えられている。カッタ固定刃4には真直刃部4aが形成されている。移動刃キャリア5には、第1摺動部5b、第2摺動部5c、および第3摺動部5dが形成され、第1摺動部5bは蓋体3に当接し、第2摺動部5cは枠体2に当接し、第1摺動部5b、第2摺動部5cが協働して移動刃キャリア5を左右方向に支えている。
【0018】
移動刃キャリア5には第1軸受け部5eと第2軸受け部5fが形成され、第1軸受け部5eと第2軸受け部5fによって移動刃軸15が取り付けられている。移動刃軸15には移動刃ホルダ16が回転自在にはめ合わされ、移動刃ホルダ16には、円盤状で外周に外周刃先部6aが形成されたカッタ移動刃6と、カッタ移動刃6を保持するための移動刃押さえブッシュ17が圧入されて固着されている。
【0019】
移動刃ホルダ16には、つるまき状の圧縮ばねである移動刃押圧部材18がはめ合わされており、移動刃キャリア5に対して移動刃ホルダ16を右方向に押すことにより、カッタ移動刃6の外周刃先部6aをカッタ固定刃4の真直刃部4aに圧接させ、外周刃先部6aと真直刃部4aとの間で後述する用紙19を剪断するように構成されている。
【0020】
移動刃軸15には用紙押さえローラ7が、移動刃ホルダ16とは独立して回転し得るように回転自在にはめ合わされている。用紙押さえローラ7の軸方向の長さと移動刃ホルダ16の軸方向の長さとを加えた長さは、移動刃キャリア5の壁面の内側寸法より充分に短く設定しており、用紙押さえローラ7と移動刃ホルダ16の双方とも余裕を持って独立して回転し得るよう適切な隙間をもって組み付けられている。用紙押さえローラ7は金属もしくはプラスチックによって形成され、外周には回転軸方向へ平坦なローラ外周部7aが形成されている。ローラ外周部7aは僅かな間隙を持ってカッタ固定刃4に対向している。
【0021】
このように用紙押さえローラ7のローラ外周部7aが僅かな間隙を持ってカッタ固定刃4に対向していることにより、用紙押さえローラ7が用紙19をカッタ固定刃4に対して押さえながらカッタ移動刃6とカッタ固定刃4とにより切断するので、用紙19をしわにすることなく切断することができ、カッタ移動刃6の外周刃先部6aはカッタ固定刃4の真直刃部4aに圧接されるので用紙19をきれいに切断することができる。
【0022】
図6、図7および図8において、用紙切断装置1で用紙19を切断する状態を説明する。図6に示すようにしてカッタ固定刃4に用紙19を載置し、続いて、図示せぬ制御回路により図4に示すキャリア駆動モータ8を駆動するとキャリア送りベルト12が回転して、図7に示すようにして移動刃キャリア5をホームポジションHPから移動させて矢印aの方向に走行させる。移動刃キャリア5が矢印aの方向に走行することにより、用紙押さえローラA7で用紙19をカッタ固定刃4に対して押さえながら、図8に示すようにしてカッタ移動刃6はカッタ固定刃4と協働して用紙19を剪断する。剪断された用紙右片19bは、カッタ固定刃4に載置された状態であるが、用紙左辺19cは、移動刃キャリア5によって下側に押し下げられる。
【0023】
図9、および図10を用いて、移動刃キャリア5が用紙19を切断してからホームポジションに戻る動作について説明する。キャリア駆動モータ8の駆動力によって、キャリア送りベルト12を走行させて、移動刃キャリア5を右方向に移動させながら用紙19を切断した後、移動刃キャリア5は、折り返し位置RPで折り返して矢印aの方向に移動する。枠体2には、移動刃キャリア5がホームポジションHPに到達したことを図示せぬ制御回路に知らせるためのHP検出手段14が取り付けられている。HP検出手段14はガラス製の密閉された管体14aの内部に磁性体で形成された第一リード15bと第二リード15cがそれぞれ一端で固定され、他端同士が接触するように構成されている。なお、この時のHP検出手段14は、図10に示すように接点が開いた状態となっている。一方、移動刃キャリア5にはHP検出手段14の接点を閉じさせるための磁石14が図10に示すように取り付けられている。このように、接点を構成する第一リード14bと第二リード14cはガラス製の管体14aの密閉された内部にあるので、酸化等あるいは紙粉等の付着によって、接点不良を起こすおそれがない。
【0024】
図11、および図12を用いて、移動刃キャリア5がホームポジションHPに戻り停止する状態について説明する。移動刃キャリア5が、図9、および図10の状態から更に矢印aの方向に移動してホームポジションHPに到達し図11に示す状態になると、図12に示すように、移動刃キャリア5に取り付けられている磁石13がHP検出手段14に接近する。図12に示すように磁石13がHP検出手段14に接近すると、磁石13の磁力線により、磁性体で形成された第一リード14aと第二リード14bの自由端同士が吸引し合い接触する。このように、磁石13とHP検出手段14とは当接することがないので、衝突音の発生や双方の部品が摩耗や損傷することがない。従って、経時的に接点不良は起きず、移動刃キャリアは常に正確な位置にて停止し、走行起動することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明に係る第1実施例の用紙切断装置を斜め上方から見た状態を示す斜視図である。
【図2】図1における矢視Aの状態を示す正面図である。
【図3】図2における蓋体3を透視した状態を示す正面図である。
【図4】図3におけるC部を拡大して示す詳細図である。
【図5】図4におけるD−D線断面の状態を示す断面図である。
【図6】図4における用紙切断装置1に用紙19を装着した状態を示す動作説明図である。
【図7】図6の状態から移動刃キャリア5が走行しながら用紙19を切断する状態を示す動作説明図である。
【図8】図5における用紙切断装置1が用紙19を切断する状態を示す動作説明図である。
【図9】移動刃キャリア5が用紙19を切断してホームポジションに戻りつつある状態を示す動作説明図である。
【図10】図9におけるHP検出手段14と移動刃キャリア5の状態を示す動作説明図である。
【図11】移動刃キャリア5がホームポジションHPに戻り停止した状態を示す動作説明図である。
【図12】図11におけるHP検出手段14と移動刃キャリア5の状態を示す動作説明図である。
【図13】従来例における用紙切断装置における正面図、
【図14】図13に示すE部を拡大して示す詳細図である。
【符号の説明】
【0026】
1 用紙切断装置
2 枠体
3 蓋体
4 カッタ固定刃
4a 真直刃部
5 移動刃キャリア
5a 連結長孔部
5b 第1摺動部
5c 第2摺動部
5d 第3摺動部
5e 第1軸受け部
5f 第2軸受け部
6 カッタ移動刃
6a 外周刃先部
7 用紙押さえローラ
8 キャリア駆動モータ
8a 回転軸
9a 主傘歯車
9b 従傘歯車
9c 第1歯車
9d 第2歯車
9e 第3歯車
10a 第1プーリ
10b 第2プーリ
11 キャリア連結部材
12 キャリア送りベルト
13 磁石
14 HP検出手段
14a 管体
14b 第一リード
14c 第二リード
15 移動刃軸
16 移動刃ホルダ
17 移動刃押さえブッシュ
18 移動刃押圧部材
19 用紙
19a 用紙右片
19b 用紙左辺

【特許請求の範囲】
【請求項1】
長手方向に真直状に形成したカッタ固定刃と、該カッタ固定刃に当接して回転しながら走行することにより用紙を切断するカッタ移動刃と、前記カッタ移動刃を保持しホームポジションと折り返し位置との間を往復走行する移動刃キャリアと、該移動刃キャリアを往復走行するように駆動する移動刃キャリア駆動装置と、該移動刃キャリア駆動装置を駆動する原動機であるキャリア駆動モータと、前記移動刃キャリアがホームポジションにあることを検知するためのHP検出手段とを有する用紙切断装置において、前記HP検出手段がリードスイッチであり、前記移動刃キャリアがホームポジションに到達したときに前記リードスイッチの接点を閉じさせるための磁石が前記移動刃キャリアに取り付けられていることを特徴とする用紙切断装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate


【公開番号】特開2006−136949(P2006−136949A)
【公開日】平成18年6月1日(2006.6.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−325774(P2004−325774)
【出願日】平成16年11月10日(2004.11.10)
【出願人】(000124362)シチズンセイミツ株式会社 (120)
【Fターム(参考)】