説明

画像形成装置

【課題】 外装の美観や使い勝手を損なうことなく、かつ、スタイラスペンが飛び出して紛失するようなことがないペン保持部を具備する画像形成装置を提供する。
【解決手段】
スタイラスペン40によるタッチ操作により入力可能な操作パネルを備えた備える複写機1であって、スタイラスペン40を保持するペン保持部20sを備え、ペン保持部20sは、外部からスタイラスペン40を挿入するために設けられた開口部と、開口部から挿入されたスタイラスペン40が、第1中空部22の底面22aに沿って進んだ後に、底面22aよりも高さの低い底面23aを有する第2中空部23に突入すると共に、スタイラスペン40の重心が第1と底面23aの境界部Pを通過することにより、鉛直方向下向きに姿勢変化が生じて収納されるように形成された収納部21を備える

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関し、特に、操作パネル用のスタイラスペンの収納構造に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、プリンターなどの画像形成装置において、表示画面に直接触れることで、様々な指示や設定を行うことができるタッチパネル式の操作パネルが普及している。
このような画像形成装置において、操作パネルの表示画面に、複数の表示が密集した状態で表示された場合でも、ユーザーが意図する表示に正確に触れることができるように、スタイラスペンが付設されているものがある。
【0003】
通常、スタイラスペンは、操作パネルもしくはその周辺に収納されており、例えば、特許文献1に開示されている画像形成装置においては、操作パネル上面に設けられた挟持部材によりスタイラスペンが着脱自在に挟持されている。
また、特許文献2では、画像形成装置の筐体上面に凹部を設けて、この部分にスタイラスペンを載置するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−175780号公報
【特許文献2】特開2009−33592号公報
【特許文献3】特開平11−305928号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の画像形成装置のように、挟持部材によりスタイラスペンを挟持させる構成では、スタイラスペンを挟持部材から取り外す際、多少なりとも力を要するため、直ぐにスタイラスペンを使用したいユーザーにとっては、使い勝手がよいとは言えない。これは、スタイラスペンを挟持部材に挟持させるときも同様である。
また、同文献では、スタイラスペンは、外部に全部露出された状態で保持されており、操作パネル周辺が煩雑になり美観を損なう虞もある。
【0006】
一方、特許文献2のように凹部にスタイラスペンを載置するだけでは、画像形成装置に大きな振動が与えられた場合などに飛び出す虞があり、スタイラスペンが紛失しやすいという問題がある。また、特許文献1の場合と同様、スタイラスペン全体が露出しているので、外装の美観を損なう虞がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、スタイラスペンを備えた画像形成装置において、外装の美観や使い勝手を損なうことなく、かつ、スタイラスペンが飛び出して紛失するようなことがないペン保持部を具備する画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、スタイラスペンによるタッチ操作により入力可能な操作パネルを備えた画像形成装置であって、前記スタイラスペンを保持するペン保持部を備え、前記ペン保持部は、外部からスタイラスペンを挿入するために設けられた開口部と、前記開口部から挿入されたスタイラスペンが、第1の中空部の第1の底面に沿って進んだ後に、第1の底面よりも高さの低い第2の底面を有する第2の中空部に突入すると共に、スタイラスペンの重心が第1と第2の底面の境界部を通過することにより、鉛直方向下向きに姿勢変化が生じて収納されるように形成された収納部を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
上記構成によれば、スタイラスペンは、開口部から内部に挿入された状態で保持されるので、外部に露出する部分が少なくなり、全部を露出させた場合に比べて美観を損なう虞が小さい。
また、挿入されたスタイラスペンは、まず第1の中空部を通り、その第1の底面よりも高さの低い第2の底面を有する第2の中空部に突入して、当該スタイラスペンの重心が第1と第2の底面の境界部を通過して、スタイラスペンの姿勢が鉛直方向下向きに傾いた状態で保持されるように構成しているので、画像形成装置本体の振動などにより収納部から飛び出しにくくなる。
【0009】
このようにスタイラスペンは、重力の作用による姿勢変更により安定的に収納部に保持されており、他の部材により挟持されていないので、収納・取り出しが容易であり、使い勝手が大変良くなる。
また、第1の底面は、水平であり、第2の底面は、水平面に対して傾斜していることが望ましい。
【0010】
さらに、前記操作パネルは、画像形成装置の本体部に付設されており、前記保持部は、前記本体部であって、前記操作パネルが付設されている位置の周辺部に設けられていることが望ましい。
そして、前記スタイラスペンの後端部が、前記開口部から外方に突出していることが望ましい。
【0011】
ここで、前記スタイラスペンは、重心の位置から後端へ近づくにつれて、外径が漸減する末細部を有することが望ましい。
また、前記操作パネルは、パネル本体部とこれの上に重ねられた表示部とを有し、前記表示部は、装置正面から眺めたときの左右方向であって、パネル本体部との重なりが多い第1の位置から、重なりの少ない第2の位置に移動自在に設けられており、前記ペン保持部は、前記表示部が第1の位置から第2の位置に向かう方向と反対方向にスタイラスペンを引き出すように形成されていることが望ましい。
【0012】
そして、前記操作パネルを正面から眺めたとき、前記突出方向が右向きとなっていることが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】(a)は、本発明の実施の形態に係る複写機の構成を示す斜視図であり、(b)は、その要部拡大図である。
【図2】(a)および(b)は、上記複写機に設けられた操作パネルにおいて、表示パネル部の動作状態を示す図である。
【図3】上記複写機に設けられたスタイラスペンの収納部の構成を示す一部切欠き図である。
【図4】(a)および(b)は、スタイラスペンを上記収納部に収納しようとした時の姿勢変化を模式的に示した図である。
【図5】(a)および(b)は、本発明の実施の形態に係る上記収納部の変形例に対して、スタイラスペンを収納しようとした時の姿勢変化を模式的に示した図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るスタイラスペンの変形例の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態を、電子写真式の複写機に適用した場合を例にして説明する。
図1(a)は、当該複写機1の外観斜視図であり、図1(b)は、スタイラスペンの収納箇所を示す拡大図である。
同図に示すように、複写機1は、プリンター部2の上に画像読取部8および原稿搬送部9を順に積設してなる。
【0015】
本複写機1は、プリンター部2と画像読取部8の間のスペースを排紙トレイ2aとして利用する、いわゆる胴内排紙型の複写機である。
原稿搬送部9は、原稿を搬送しながらその画像を読み取る、いわゆるシートスルー方式の画像読取りを実行する際に使用されるものであり、原稿給紙トレイ9aにセットされた原稿束の最上のものから1枚ずつ繰り出して画像読取部8の原稿読取位置まで搬送した後に、原稿排紙トレイ9b上に排出する。
【0016】
画像読取部8は、光源(不図示)と、折り返しミラーを保持するスキャナ部(不図示)を備え、当該折り返しミラーにより反射された原稿画像を、光学レンズを介してCCDセンサ(不図示)に受光させて、画像データを生成する公知の構成を有する。
プリンター部2は、電子写真式のものであって、感光体ドラムの露光、現像、一次転写、二次転写及び定着などの一連の動作を実施して、画像読取部8から出力された画像データを用紙に印刷し、筐体上面に形成された胴内排紙トレイ2aに排紙するものである。
【0017】
また、本実施の形態の複写機1には、操作パネル5が、画像読取部8の筐体20(本体部)に手前側に張り出すようにして付設されている。筐体20における操作パネル5のY’方向側には、図1(b)に示すように、表示パネル部52を操作するためのスタイラスペン40を保持するためのペン保持部20sが形成されている。
このように、ペン保持部20sを操作パネル5の周辺部に配置するのは、ユーザーが、操作パネル5を眺めたときに、スタイラスペン40の存在を気づき易いようにして、ユーザーフレンドリー性を高めるためである。
【0018】
操作パネル5は、タッチパネル式の表示パネル部52と、機械式のボタンが設けられた操作パネル本体部51などからなる。
図2(a)および図2(b)は、操作パネル5を上方から眺めた図である。
表示パネル部52は、操作パネル本体部51の上部に重ねられた状態で、X軸方向にスライド自在に設けられており、通常は、図2(a)に示すように、上方(Z方向)から眺めたときに、操作パネル本体部51と表示パネル部52とが重複する状態(操作パネル本体部51と表示パネル部52の重なりが多い状態。以下、「パネル閉鎖状態」という。)となっている。
【0019】
ユーザーは、パネル閉鎖状態においては、自分の指やスタイラスペン40を用いて、表示パネル部52に表示されたアイコンやメッセージなどにタッチして入力操作を行う。
一方、このようなタッチ操作に不馴れなユーザーのために、図2(b)に示すように、パネル閉鎖状態から表示パネル部52を図の矢印方向(X方向)に移動させた状態(操作パネル本体部51と表示パネル部52の重なりが少ない状態。以下、「開放状態」という。)にすることにより、その下に隠れているテンキー51aを外部に露出させて、当該テンキー51aによる入力操作が行えるようになっている。
【0020】
図3は、スタイラスペン40のペン保持部20sを、装置正面から見たときの部分断面図である。
また、図4(a)および(b)は、スタイラスペン40の収納開始時から収納完了時までの姿勢変化を模式的に示した図である。
ペン保持部20sは、スタイラスペン40を挿入するため、筐体20に開口された開口部20aと、当該開口部20aに連絡している第1中空部22とこれに隣接する第2中空部23とからなる収納部21を有している。
【0021】
第1中空部22の底面22aは、水平となっており、第2中空部23の底面23aは、底面22aのX方向側の端部(以下、「境界部P」という。)から鉛直方向下向きに、水平面を基準として角度θ[°]傾斜している。
ここで、角度θ[°]の値は、本実施の形態における複写機1では、装置本体の振動や、移動させる際の飛び出しを防止するという観点から、5[°]以上が望ましく、筐体20内で鉛直方向におけるスペースを取らずにコンパクトに収納すると共に、ユーザーがほぼ水平方向にスムーズに抜き出せるという観点から、1[°]以下であることが望ましく、本実施の形態においては、3[°]となっている。
【0022】
以上の構成により、スタイラスペン40は、図4(a)に示すように開口部20aに挿入されて、まず第1中空部22の底面22aに沿って進んだ後に、底面22aよりも高さが徐々に低くなって行く底面23aを有する第2中空部23に突入する。
その後、スタイラスペン40の重心Qが底面22aおよび23aの境界部Pを通過すると、図4(b)に示すように、スタイラスペン40は、先端部に鉛直方向下向きに姿勢変化が自然に生じて、重心Qがより低い位置に移動すると共に、先端部が第2中空部23の縦壁23bに当接し、X軸方向の位置決めされ、スタイラスペン40の後端部を開口部20aから露出させた状態で、収納が完了する。
【0023】
ユーザーは、スタイラスペン40の露出部分をその操作位置から容易に視認でき、使用時において速やかに当該露出部分を摘んで外部に引き出すことができる。
加えて、本実施の形態では、操作パネル5を正面から眺めたとき、スタイラスペン40の後端部が右向きに突出しており、右利きの人がとり易い構成としている。
なお、スタイラスペン40の重心Qの位置から後端に至るまでの間には、後端に近づくにつれて外径が漸減する末細部40aが形成され(図3)、スタイラスペン全体的としてほぼ紡錘形状となっており、スタイラスペン40を挿入する際において、スタイラスペン40の後端側が第1中空部22の天井22bと干渉して姿勢変化の妨げにならないようになっている(図4(b)におけるB矢視図参照)、
これにより、第1中空部22の中空部の高さを低く設定することができ、装置サイズのコンパクト化に資する。
【0024】
また、装置の振動などにより、スタイラスペン40をペン保持部20sから飛び出させるような力が作用しても、重心Qが第1と第2の底面22a、23aの境界部Pを乗り越えなければならなので、当該飛び出しが抑止される。
以上の構成により、スタイラスペン40は、重力の作用により水平方向に対し若干下方向に傾いた状態で収納部に保持されているので、開口部20aから飛び出しにくくなると共に、スタイラスペン40が本実施の形態のように紡錘状であり、平坦部に置けば姿勢が不安定となる形状であっても、スタイラスペン40の先端が縦壁23bに当接し、スタイラスペン40の一番太い部分が、第2の底面23aに接しているので、装置が振動しても、スタイラスペン40によるがたつき音が発生しにくい。
【0025】
また、スタイラスペン40が挟持されておらず、重力の作用による姿勢変更を利用して安定的に保持するように構成しているので、その収納および取り出しが極めて容易であり、スタイラスペンの使い勝手を向上させることができる。
また、収納状態において、スタイラスペン40の外部に露出する部分が少なくなり、収納状態において、美観を損なう虞が少なくなる。
【0026】
加えて、スタイラスペン40の保持は、収納部21の内部形状のみによって実現されているため、保持用の挟持部材を別途設ける必要がなく、コストの低減が可能となる。
また、上述のように表示パネル部52は、操作パネル本体部51に対してX軸方向(装置正面から見て左方向)にスライドさせて開放状態にするように構成すると共に、スタイラスペン40は、その反対の右方向に抜き出すように構成しているので、開放状態の表示パネル部52が邪魔になって、スタイラスペン40の着脱操作に支障を来すようなことがない。
<変形例>
本発明は、上述のような実施の形態に限られるものではなく、次のような変形例も実施することができる。
(1)上記実施の形態では、収納部21において、第2中空部23の底面は、水平面を基準として角度θ[°]傾斜しているとしたが、これに限るものではない。
【0027】
図5(a)および(b)は、収納部21の形状を別の形状に置き換えたペン保持部120sに、スタイラスペン40を収納しようとしたときのスタイラスペン40の姿勢変化を示す図であり、収納部21と共通する構成については、これと同一の符号を付与している。
図5(a)に示すように、ペン保持部120sの第2中空部123において、底面123aが底面22aよりも低い位置あると共に、水平面に対して平行となっている。即ち、底面22aと底面123aとの間に段差が生じている。
【0028】
このような構成であっても、上記実施の形態の収納部21と同様に、スタイラスペン40を収納することができる。
つまり、外部からスタイラスペン40が、図5(a)に示すように開口部20aに挿入され、第1中空部22の底面22aに沿って進んだ後に、底面22aよりも高さの低い底面123aを有する第2中空部123に突入すると共に、スタイラスペン40の重心Qが底面22aおよび底面123aの境界部Pを通過すると、図5(b)に示すように、先端部に鉛直方向下向きに姿勢変化が生じて、重心Qがさらに低い位置に移動し、先端部が第2中空部123の縦壁123bに当接して、X軸方向の位置決めがなされた状態で収納される構成となっている。
(2)また、上記実施の形態では、スタイラスペン40の先端が第2中空部23の縦壁23bに当接して、X軸方向における位置決めが行われるとしたが、これに限られない。
【0029】
例えば、図6に示すように、例えば、スタイラスペン40の後端部にクリップ140aを付設してなるスタイラスペン140において、クリップ140aの先端部と開口部20aの周縁部の縦壁20bとが当接することにより、X軸方向における挿入深さを規制する挿入深さ規制手段としてもよい。
(3)上記実施の形態においては、本発明を、複写機について説明したが、これに限らず、プリンターやファクシミリなどであってもよく、要するに、タッチパネル式の操作パネルを備えた画像形成装置であれば適用が可能である。
【0030】
また、上記実施の形態および上記変形例の内容を可能な限り、それぞれ組み合わせるとしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明は、画像形成装置に設けられたタッチパネル式の操作パネルを有する画像形成装置に広く適用することができる。
【符号の説明】
【0032】
1 複写機
2 プリンター部
2a 排紙トレイ
5 操作パネル
8 画像読取部
9 原稿搬送部
9a 原稿給紙トレイ
9b 原稿排紙トレイ
20 筐体
20a 開口部
20b 縦壁
20s ペン保持部
21 収納部
22 第1中空部
22a 底面
23 第2中空部
23a 底面
23b 縦壁
40、140 スタイラスペン
51 操作パネル本体部
51a テンキー
52 表示パネル部
120s ペン保持部
123 中空部
123a 底面
123b 縦壁
140a クリップ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
スタイラスペンによるタッチ操作により入力可能な操作パネルを備えた画像形成装置であって、
前記スタイラスペンを保持するペン保持部を備え、
前記ペン保持部は、
外部からスタイラスペンを挿入するために設けられた開口部と、
前記開口部から挿入されたスタイラスペンが、第1の中空部の第1の底面に沿って進んだ後に、第1の底面よりも高さの低い第2の底面を有する第2の中空部に突入すると共に、スタイラスペンの重心が第1と第2の底面の境界部を通過することにより、鉛直方向下向きに姿勢変化が生じて収納されるように形成された収納部を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
第1の底面は、水平であり、
第2の底面は、水平面に対して傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記操作パネルは、画像形成装置の本体部に付設されており、
前記保持部は、前記本体部であって、前記操作パネルが付設されている位置の周辺部に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記スタイラスペンの後端部が、前記開口部から外方に突出していることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記スタイラスペンは、重心の位置から後端へ近づくにつれて、外径が漸減する末細部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記操作パネルは、パネル本体部とこれの上に重ねられた表示部とを有し、
前記表示部は、装置正面から眺めたときの左右方向であって、パネル本体部との重なりが多い第1の位置から、重なりの少ない第2の位置に移動自在に設けられており、
前記ペン保持部は、前記表示部が第1の位置から第2の位置に向かう方向と反対方向にスタイラスペンを引き出すように形成されていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記操作パネルを正面から眺めたとき、前記突出方向が右向きとなっていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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