説明

発光ダイオード印刷バーの長寿命化や画像品質改善用の装置ならびに方法

【課題】発光ダイオード(LED)印刷バーを長寿命化しあるいは画像品質を改善する方法を提供する。
【解決手段】装置は、光受容体202と、LED印刷バーと、装置が動作して画像出力を生成する間に、印刷バー208上のLEDがどれ位の期間通電されるか特定し、第1の複数LEDが第2の複数LEDよりも少ない回数通電されたことを判定し、LEDが文書内領域(IDZ)に整列している際に所定の補正時間期間に亙り第1の複数LEDに通電し、その時間期間に亙り第2の複数LEDへの通電を停止するコンピュータプロセッサとを含む。第2の複数LEDの通電は、画像評価を目的とするLEDの通電とは無関係である。この時間期間は、画像出力を生成する装置の動作と同時並行する。

【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
図1は、発光ダイオード(LED)印刷バー101を用いる先行技術画像記録装置100を概略示すものである。印刷バー101は、LED全幅配列作像器の一例である。LED全幅配列作像器は、直線配列した多数の近接配置LEDの構成からなる。LED印刷バーと光受容体との間に処理方向に相対的な動きを提供し、適切な時刻にLEDを走査方向に選択的に通電することで、記録部材上に所望の静電潜像を生成することができる。所望の潜像の作成は通常、ドライバ回路網を介して印刷バーに印加する画像形成ビデオデータ情報に従い、各LEDが記録媒体上の対応画素を露光することで行なわれる。走査線信号開始後の或る時点で、個別LED駆動回路をそこで選択的に通電し、LEDを流れる電流のオン/オフのタイミングを制御する。LEDは固定時間間隔でもって選択的にオン・オフさせ、光受容体の表面に走査線露光パターンを形成する。完全な画像は、連続する走査線露光により形成される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
図2は、経時的なLED劣化についての典型的な曲線を示す。曲線150は、定格電流での性能を示す。定格電流の2.5倍での曲線152は、加速させた寿命試験を示す。寿命の浅い期間にあっては、多くのLEDは「焼鈍」するにつれ電力を増大させ、その後は時間と共に指数関数的に電力降下することに、留意されたい。かくして、例えば印刷バー101の如く、全処理幅印刷バー内の600ドット・パー・インチ(dpi)あるいは1200dpiの間隔で離間する個別LEDのエミッタでは、長く緩やかな劣化がその後に続く初期増加を伴って電力は経時的に変動することになる。半導体処理に起因するバッチ間の若干のばらつきを伴い、劣化はエミッタの総使用量(時間×デューティサイクル)と電流レベルとに主に依存すると、一般に理解されている。
【0003】
図3は、ドラム102用の光受容体の一部に対するLED印刷バー101についての典型的なLED使用法を示す。印刷バー内のLEDについての総使用時間は、例えば処理方向にLEDが整列する光受容体の部分に応じて実質変動することがある。例えば、光受容体の用紙の余白幅外側の部分154に整列するLEDは0〜1%のデューティサイクルしか持たないことがあり、用紙余白内の光受容体の部分156に整列するLEDは5〜20%のデューティサイクルを有することがある。かくして、部分156に整列したLEDについての等価的に100%デューティサイクルで500時間が経過した後、部分154に整列するLEDはただ50時間もしくは100%デューティサイクル未満を有するに過ぎない。その結果、部分154に整列するLEDは、図2に見てとれるように、時刻0におけるよりも5〜10%は高輝度であり、残りのLEDは10%は劣化している。一例として、余白を一切持たせずに全頁幅中間調画像を印刷する場合、かくして部分154と156とに整列するLEDを用いることで、部分154と156とに関連するLED間の前記の電力レベルの15〜20%の差異に起因し、部分154と156の間の境界位置に目立つ帯が存在することがある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本願明細書に例示する態様によれば、光受容体と第1の複数LED付きLED印刷バーとを含む画像記録装置について発光ダイオード(LED)印刷バーを長寿命化しあるいは画像品質を改善する方法が提供され、それは少なくとも1つの特別にプログラムされたコンピュータ用のプロセッサを用い、前記第1の複数LEDのLEDが前記画像記録装置が動作して画像出力を生成する第1の動作時間期間中にどの程度の頻度で通電されるか特定し、前記プロセッサを用い、前記第1の複数LED内の第2の複数LEDが前記第1の複数LED内の第3の複数LEDよりも少ない回数通電されたことを判定し、前記プロセッサを用い、前記第2の複数LEDが前記光受容体上の文書内領域(IDZ)に整列する際に所定の補正時間期間に亙り前記第2の複数LEDに通電し、前記プロセッサを用い、前記補正時間期間中に前記第3の複数LEDを通電停止することを含むものである。前記補正時間期間は、前記画像記録装置が動作して画像出力を生成する第2の動作時間期間と同時並行し、前記補正時間期間中の前記第2の複数LEDの通電は、前記第2の複数LEDの通電により生成される画像の評価を目的とする前記第2の複数LEDの通電とは無関係である。
【0005】
本願明細書に例示した態様によれば、長寿命化発光ダイオード(LED)印刷バーを有し、あるいは画像品質を改善する画像記録装置が提供され、これは光受容体と、第1の複数LEDを有するLED印刷バーと、少なくとも1つの特別にプログラムされたコンピュータ用のプロセッサとを含む。このプロセッサは、画像記録装置が動作して画像出力を生成している第1の動作時間期間中に前記第1の複数LED内のLEDがどの程度の頻度で通電されるか特定し、前記第1の複数LED内の第2の複数LEDが前記第1の複数LED内の第3の複数LEDよりも少ない回数通電されたことを判定し、前記第2の複数LEDが前記光受容体上の文書内領域(IDZ)に整列する際に所定の補正時間期間に亙り前記第2の複数LEDに通電し、前記補正時間期間中、前記第3の複数LEDを通電停止する。前記補正時間期間中の前記第2の複数LEDの通電は、前記第2の複数LEDの通電により生成される画像の評価を目的とする前記第2の複数LEDの通電とは無関係であり、前記補正時間期間は、前記画像記録装置が動作して画像出力を生成する第2の動作時間期間と同時並行する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】発光ダイオード(LED)印刷バーを用いる先行技術画像記録装置を概略示す。
【図2】経時的なLED劣化の一般的な曲線を示す。
【図3】光受容体の一部に対するLED印刷バー用の一般的なLED使用法を示す。
【図4】長寿命化LED印刷バーを有し、あるいは画像品質を改善する画像記録装置の概略ブロック線図である。
【図5】複数LEDチップを有する図4に示した印刷バーを示す。
【図6】図4に示した印刷バーと光受容体の一部とを示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
さらに、本願明細書に使用する如く、ここで用いる用語「プリンタ」や「プリンタシステム」や「プリンタ装置」や「印刷システム」や「印刷装置」は、任意の目的に合わせ印刷出力機能を果たすデジタル複写機や製本機やファクシミリ機や多機能機械等の任意の装置を包含するものである。
【0008】
さらに、本願明細書に記載するものに類似しあるいは等価なあらゆる方法や装置や材料をこれら実施形態の実施や試験に用いることができるが、ここで方法と装置と材料の若干の実施形態を説明する。
【0009】
図4は、長寿命化発光ダイオード(LED)印刷バーを有するかあるいは画像品質を改善する画像記録装置200の概略ブロック線図である。
【0010】
図5は、複数LEDチップ204を有する図4に示した印刷バー202を示すものである。下記は、図4と図5に照らし考察されたい。装置200は、複数LED206を有するLED印刷バー202と、光受容体208と、少なくとも1つの特別にプログラムしたコンピュータ212用のプロセッサ210とを含んでいる。一実施形態(図示せず)では、コンピュータ212は装置200から離して配置する。複数のチップ204を、直線配列にて配置する。特定数のチップと総LEDが図4に示してあるが、印刷バー202は図示のチップ数や総LEDに限定されず、他の数のチップや総LEDが可能であることは理解されたい。
【0011】
一般に、チップを形成するウェーハ間のばらつきが異なるウェーハから形成されたLED間で相当の差異を生み出すことがある。一般に、特定のLED印刷バー用のLEDチップは同一のウェーハからのものであると見做すことができる。ウェーハ内のばらつき、特にLED印刷バー用のLEDチップ群を形成する領域については、チップ上のLEDの特性と性能が実質類似するとの前提を裏付けるに十分なほど小さなものである。かくして、LED206は類似の個別レートで経年変化し劣化するものと見做すことができる。
【0012】
前記の如く、LEDバー内のLEDの使用量と経年変化の違いが望まぬ結果に通ずることがある。装置200は、LED206の経年変化を等化させ、それによってこれらの望ましからざる結果を緩和するよう動作する。一実施形態では、装置は使用量と経年変化についてLED206の状態を特定し、例えばプロセッサは第1の動作時間期間中に複数LED206内のLEDがどの程度の頻度で通電されるか特定する。動作時間期間とは、その間に装置を動作させて出力画像を生成、例えば装置を動作させて文書を印刷する時間期間を意味するものである。一実施形態では、その特定は画素を計数することでなされる。
【0013】
プロセッサは、第1の複数LED206あるいは第1の小集合LED206が第2の複数LED206あるいは第2の小集合LED206よりも少ない回数通電されてきたかどうか判定する。複数LED206内のLEDが所定の動作期間中にどの程度の頻度で通電されるか(換言すれば、動作時間期間中のLEDの通電回数)の特定は、当分野で公知の任意の仕方で達成することができる。さらに下記に説明する如く、装置は第1の小集合内のLEDを通電し、すなわちオンし、一方で第2の小集合内のLEDを通電停止、すなわちオフし、2つの小集合の経年変化を等化させ、あるいは2つの小集合間の経年変化の差異を低減する。閾値214は、LED206を2つの小集合に分割するのに用いることができ、さらに選択してコンピュータ212用のメモリ素子216に記憶させることができる。例えば、閾値未満のオン回数を有するLEDは第1の小集合に割り当てる。装置200は、任意の特定の閾値に制限はされない。一実施形態では、プロセッサ210は閾値214を動的に算出する。
【0014】
一実施形態では、プロセッサは補正時間218の期間中、第1の小集合のLEDに通電し、第2の小集合のLEDは通電停止する。時間期間218はメモリ素子に記憶させることができ、あるいはプロセッサが時間期間218を動的に算出することができる。一実施形態では、第1の小集合内のLEDは時間期間218の期間中、特定の周波数にてストローブする。すなわち、LEDはその周波数にてオン・オフさせる。この周波数は予め規定してメモリ素子に記憶させることができ、あるいはプロセッサが動的に算出することができる。一実施形態では、時間期間218は動作時間期間と同時並行する。かくして、時間期間218は、装置200が動作して画像出力を生成するとき、すなわち装置の「通常」動作期間中に生ずる。
【0015】
一実施形態では、補正時間期間218の期間中の第1の小集合の通電はこの第1の小集合の通電により生成される画像の評価を目的とする第1の小集合の通電とは無関係である。例えば、第1のLED小集合は、光学密度等の所定の所望の特性の表記材料からなる試験パッチの光受容体上の生成や、試験パッチの実際の特性の計測や、実際の特性と所望の特性の比較といった制御動作の一部として通電はしない。換言するならば、前記した2つのLED小集合の通電と通電停止は別個の独立した動作である。
【0016】
オン回数の追尾と分析ならびにLED206の2つの小集合への分類は、少なくとも下記レベル、すなわち個別LEDかLED群かあるいはチップごとに行なうことができる。これらのレベルのいずれもが、異なる処理ならびに記憶要件を有しており、さらに下記に説明する。個別LEDのレベルでは、一実施形態では、プロセッサはLED206の通電回数の平均値220を特定する。プロセッサは、第1の複数LED206あるいは複数LED206の小集合におけるLEDが第1の動作時間期間中に通電される回数の平均値222が、例えば特定の値224だけ平均値220を下回ることを判定する。この値224は、選択してメモリ素子216に記憶させることができ、あるいはプロセッサ210がこの値224を動的に算出することができる。本例では、第1のLED小集合の通電は平均値222を下回る通電回数をもってLEDを通電することしか必要としない筈であり、一方で第2のLED小集合の通電停止は平均値222を上回る個別通電回数をもってLEDを通電停止することしか必要としない筈である。平均値222に等しいオン回数を有するLEDは、いずれかの小集合に割り当てうる。
【0017】
図6は、図4に示した印刷バー202と光受容体208の一部とを示すものである。図6中、光受容体の一部226は典型的な印刷文書用の用紙余白外側の領域に通常関連しており、一方で部分228は用紙余白内側の領域に関連している。一例として、処理方向Pにおいて部分226に整列するLED206の使用量は通常の動作時間期間の期間中ほぼ0〜1%であり、方向Pにおいて部分228に整列するLED206の使用量は通常の動作時間期間の期間中ほぼ5〜20%である。一実施形態では、第1のLED小集合は部分226に整列しており、第2のLED小集合は部分228に整列している。一実施形態では、第1のLED小集合はLEDが光受容体上の文書内領域(IDZ)230に整列しているときに通電する。かくして、第1のLED小集合の通電は、文書領域232内の印刷動作に干渉はしない。
【0018】
LED群のレベルにおいて、一実施形態では、プロセッサは第1の複数LEDから複数LED群を選択し、複数LED群内の各LED群について各LED群内のLEDが第1の動作時間期間中にどの程度の頻度で通電されるか特定する。次に、プロセッサは、第1群のLEDあるいは第1の複数LED群に関するLEDが、第2群のLEDあるいは第2の複数LED群に関するLEDよりも少ない回数通電されたかどうか判定する。かくして、個別LEDがどの程度の頻度で通電されるかに的を絞るのではなく、プロセッサはLED群の通電に的を絞る。
【0019】
処理の複雑さと時間とメモリ/記憶装置の要件は、従来の分類手法を用いて低減することができる。例えば、多数の個別LEDについて通電回数を記憶し比較するのではなく、LED群についてより少数の通電回数を記憶し比較することができる。LED群用の分類基準には、これらに限定はされないが、群内のLEDに関するオン回数の単純平均もしくは当分野で公知の他の任意の統計的関数を含めうる。本例の場合、第1の小集合LEDの通電は第1群のLEDあるいは第1の複数群のLEDの通電を必要とするものであり、一方で第2の小集合のLEDの通電停止は第2群のLEDあるいは第2の複数群のLEDの通電停止を必要とするものである。一実施形態では、プロセッサは、前記各群内のLEDの数が画像記録装置を動作させて画像出力を生成する際の特定の視覚周波数を生成することのできる最小数のLEDとなるよう、複数の群を選択する。
【0020】
一実施形態では、LED206は複数の中間調セルに分類され、プロセッサは各中間調セルごとに各中間調セル内のLEDが第1の動作時間期間中にどの程度の頻度で通電されるか特定する。中間調セルとは、グレースケールあるいは連続的な色調再生をシミュレーションするのに用いるLEDユニットあるいはLED群を意味するものである。すなわち、前記したLED群は個別の中間調セルである。一実施形態では、プロセッサは第1群の中間調セル用のLEDが第2群の中間調セル用のLEDよりも少ない回数通電されてきたことを判定する。本例では、第1の小集合LEDの通電は第1群の中間調セル用のLEDの通電を必要とする筈であり、一方で第2の小集合のLEDの通電停止は第2群の中間調セル用のLEDの通電停止を必要とする筈である。
【0021】
チップレベルにおいて、一実施形態では、プロセッサは各チップ204上のLEDが第1の動作時間期間中にどの程度通電されるかの頻度を特定し、前記した小集合LEDの選択はチップ単位に準拠して行なわれる。例えば、プロセッサは第1のチップ204あるいは第1群のチップ204用のLEDが第2のチップ204あるいは第2群のチップ204用のLEDよりも少ない回数通電されたことを判定する。チップ上のLEDについての比較基準には、これらに限定はされないが、チップ上のLEDについてのオン回数の単純平均値あるいは当分野で公知の他の任意の統計関数を含みうる。処理の複雑さと時間とメモリ/記憶装置の要件は、従来のチップ手法を用いて低減することができる。例えば、多数の個別LEDについての通電回数を記憶し比較するのではなく、チップに対するより少数の通電回数を記憶し比較することができる。本例では、第1の小集合LEDの通電は第1のチップ204上または第1群のチップ内のチップ204、例えば方向Pに部分226に整列する1(または複数)のチップ上の個別LED全ての通電を必要とし、一方で第2の小集合のLEDの通電停止は、第2のチップ204上または第2群のチップ内のチップ204、例えば方向Pに部分228に整列する1(または複数)のチップ上の個別LED全ての通電停止を必要とする。換言すれば、チップ上の全てのLEDは第1と第2の小集合LEDについて前記したプロセスに従い通電されるか通電停止されるかのいずれかである。
【0022】
従来のチップ手法は、チップを形成するウェーハ間のばらつきや、チップを形成するウェーハ内のばらつきや、個別チップ間のばらつきの原因となる。例えば、物理的パラメータのばらつきはウェーハ間で最大となることがある。しかしながら、チップ204は同一ウェーハからのものと見做すことができる。かくして、異なるウェーハに関連する最大のばらつきは検討に値しないようである。同一ウェーハからのチップ間のばらつきは、検討の根拠としては十分であろう。しかしながら、単一チップ内のばらつきは最小のようである。それ故、単一のチップ上のLEDの処理は集約的にはチップ間のばらつきとチップ内の類似性の両方の原因となる。
【0023】
一実施形態では、IDZの一部を個別IDZの一部に作成された画像の評価を目的とする画像記録装置の動作用に用い、例えば前記した如く試験パッチを生成する。プロセッサは、第1の小集合LEDを通電するIDZの別の部分を選択し、IDZの2つの部分が補正時間期間218の期間中に重複しないよう装置を動作させる。かくして、LEDの第1の小集合の通電は装置の他の動作に干渉はしない。一実施形態では、2つの部分に必要な全領域がIDZ内の利用可能領域を上回る場合、プロセッサは2つの部分の間の最適比率を算出して実施する。
【0024】
一実施形態では、時間期間218はプリンタが動作して印刷出力を生成する動作時間期間とは同時並行しない。すなわち、LED206の経年変化の均衡処理は装置の「通常」動作期間中には行なわれない。さらに、光受容体は時間期間218の期間中は固定位置に止まる。LEDの第1の小集合が動作した後、時間期間218中に光受容体上に作成された全ての画像は、装置200を次の動作時間期間に使用する前に予定に組み込まれ、清掃除去される。
【0025】
一実施形態では、補正時間期間218は画像記録装置が動作して画像出力を生成する動作時間期間とは同時並行させず、光受容体に対するトナーの供給は補正時間期間218の期間中は制限もしくは排除する。かくして、第1の小集合LED206の通電期間中の光受容体上の画像の作成は、排除されあるいは最小化される。前述の動作は、トナー使用量を排除しあるいは低減することで装置200を動作させるコストを低減し、第1の小集合LEDの動作により作成される画像を一覧表に書き込み清掃除去する要件を排除あるいは低減することで、装置200の動作を簡単化する。
【0026】
本開示は、選択された文書内領域内の低使用量エミッタをパルス駆動し、あるいは例えば光受容体を固定位置に置いたまま低使用量のエミッタをパルス駆動することにより、LEDエミッタの使用量を等化させることで、前記のLEDやエミッタの目立つ劣化の影響を緩和する。前記した如く、装置200と装置200を用いる方法は、個別エミッタの使用量あるいはLED印刷バーの小ブロックの使用量を追尾する。小ブロックの例は、LED群と上記の中間調セルと、さらに個別チップもまた加えたものである。
【0027】
様々なLED206に対し補正をどの程度の頻度でかつどの程度の量適用すべきかのアルゴリズムは、比較的単純か、または極めて複雑となることがある。一般に、アルゴリズムはLED206を十分に経年変化させ、統計的な異常と短期トレンドを平滑化する均一な使用量を得るよう機能する。比較的単純なアルゴリズムの一例は、画像領域内のエミッタの不要な経年変化を伴うことなく低使用量のエミッタを経年変化させ、例えば図6の部分226に整列するLEDだけに通電する。
【0028】
より複雑なアルゴリズムはより大きな使用領域、例えば図6中の部分228に整列するLEDに関連するLEDの相対的経年変化を追尾しえ、これらLEDをしかるべく経年変化させうる。第1と第2の小群間の分化因子、例えば閾値214を、所定の大きさとし、例えば異なる印刷物/ジョブでの何らかの被覆を結果的には目にすることになりうるLEDの時期尚早の経年変化を阻止すべく十分大きく保つことができる。
【0029】
一実施形態では、プロセッサは平均値220を追尾し、この平均値が特定値を下回って低下した際に、全てのLED206に関するオン回数あるいはストローブ回数を増大させ、LEDの経年変化を補償する。特定値を下回る平均値の低下は、大半のLEDが図2の曲線152の比較的平坦な部分で表わされる仕方で動作しており、一方で低使用量のLEDは曲線152のより急峻な負勾配、あるいは曲線152の正勾配により表わされる仕方で依然動作していそうであることを概ね示すものである。ストローブ時間を増大させることで、低使用量のLEDの動作は曲線152の平坦部に向け移動させられ、一方で大半のLEDの動作はこの平坦部に向けあるいはさらにこれに沿って移動する。すなわち、低使用量のLEDの出力は比較的大量に低下させ、一方で大半のLEDの出力は比較的少量低下させ、そのことが低使用量のLEDと大半のLEDの個別出力を等化させるよう働く。
【0030】
装置200と装置200の使用方法は、少なくとも下記の利点を有する。
1.文書の余白と大量書き込み部分のような領域間の経年変化の差異に起因する可視アーティファクトの除去。
2.たとえ上記の欠陥が、例えば均一な経年変化を伴わずに存在する可視アーティファクトが欠落しているために、最大−10%まで容認可能であるとしても、所定の−10%を上回ってLED印刷バーを長寿命化する。これは、大容量の用途に対する印刷バーの寿命を5倍から10倍増大させ、例えば寿命劣化比を10%対30%としうる。
3.所与のLED印刷バー交換寿命において、本方法を用いて印刷速度を増大させえ、何故ならスポット輪郭上でのより高速の動作(より低いエルグ/cm、すなわちより高速の処理速度を想定するデータ速度を処理することができる)がスポット電力のばらつきを伴って中間調のばらつきに対する感度を増大させるからである。
4.上記の動作は、コストのかかるオンラインのあるいはオフラインのスキャナ/センサ較正を用いることなく実行することができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光受容体と第1の複数LED付きLED印刷バーとを含む画像記録装置について発光ダイオード(LED)印刷バーを長寿命化しあるいは画像品質を改善するコンピュータ準拠方法であって、
少なくとも1つの特別にプログラムされたコンピュータ用のプロセッサを用い、前記第1の複数LEDから複数LED群を選択し、
前記複数LED群内の各LED群ごとに前記プロセッサを用い、前記各LED群内のLEDが前記画像記録装置が動作して画像出力を生成する第1の動作時間期間中にどの程度の頻度で通電されるか特定し、
前記プロセッサを用い、前記第1の複数LED内の第2の複数LEDが前記第1の複数LED内の第3の複数LEDよりも少ない回数通電されたことを判定し、
前記プロセッサを用い、前記第2の複数LEDが前記光受容体上の文書内領域(IDZ)に整列する際に、所定の補正時間期間に亙り前記第2の複数LEDに通電し、
前記プロセッサを用い、前記補正時間期間中に前記第3の複数LEDを通電停止し、前記補正時間期間を前記画像記録装置が動作して画像出力を生成する第2の動作時間期間とは同時並行させ、
前記第2の複数LEDの通電は、前記複数の群からの前記第1の群用LEDの通電を含み、
前記第3の複数LEDの通電停止は、前記複数の群からの第2の群用LEDの通電停止を含み、
前記補正時間期間中の前記第2の複数LEDの通電は、前記第2の複数LEDの通電により生成される画像の評価を目的とする前記第2の複数LEDの通電とは無関係とする、方法。
【請求項2】
前記印刷バーは複数のチップを含んでおり、前記方法はさらに、前記プロセッサを用い、前記複数のチップ内の各チップ上のLEDが前記第1の動作時間期間中にどの程度の頻度で通電されるかの特定を含み、
前記第2の複数LEDの通電は、前記複数のチップからの第1のチップ上のLEDのみの通電を含み、
前記第3の複数LEDの通電停止は、前記複数のチップからの第2のチップ上のLEDのみの通電停止を含み、あるいは
前記第1の複数LED内のLEDは複数の中間調セルに分類され、前記方法はさらに、前記複数の中間調セル内の各中間調セルごとに前記プロセッサを用い、前記各中間調セル内のLEDが前記第1の動作時間期間中にどの程度頻繁に通電されるかの特定を含み、
前記第2の複数LEDの通電には、前記複数の中間調セル内の第1の中間調セルに対するLEDの通電が含まれ、
前記第3の複数LEDの通電停止には、前記複数の中間調セル内の第2の中間調セルに対するLEDの通電停止が含まれ、あるいは
前記方法はさらに、前記プロセッサを用い、前記第1の複数LED内の第4の複数LEDのLEDが前記第1の動作時間期間中に通電される平均回数が前記第1の複数LED内のLEDが前記第1の動作時間期間中に通電される平均回数未満であることを判定し、
前記第2の複数LEDの通電は、前記第4の複数LEDの通電を含み、
前記第3の複数LEDの通電停止は、前記第4の複数LED用のLEDを除く前記第1の複数LED用のLEDの通電停止を含み、あるいは
個別IDZの第1の部分は前記個別IDZの前記第1の部分に作成された画像の評価を目的とする前記画像記録装置の動作用に用いられ、前記方法はさらに、
前記プロセッサを用い、前記第2の複数LEDの通電に必要な前記IDZの第2の部分を選択することと、
前記プロセッサを用いて前記画像記録装置を動作させ、前記IDZの前記第1の部分と前記第2の部分が前記補正時間期間中に重複しないようにすることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
光受容体と複数LED付きLED印刷バーとを含む画像記録装置について発光ダイオード(LED)印刷バーを長寿命化しあるいは画像品質を改善するコンピュータ準拠方法であって、
少なくとも1つの特別にプログラムされたコンピュータ用のプロセッサを用い、前記第1の複数LEDから複数LED群を選択し、
前記複数LED群内の各LED群ごとに前記プロセッサを用い、前記各LED群内のLEDが前記画像記録装置が動作して画像出力を生成する第1の動作時間期間中にどの程度の頻度で通電されるか特定し、
前記プロセッサを用い、前記第1の複数LED内の第2の複数LEDが前記第1の複数LED内の第3の複数LEDよりも少ない回数通電されたことを判定し、
前記プロセッサを用い、補正時間期間に亙り前記第2の複数LEDを通電し、
前記プロセッサを用い、前記補正時間期間中に前記第3の複数LEDを通電停止し、
前記補正時間期間は、前記画像記録装置が動作して画像出力を生成する第2の動作時間期間とは同時並行せず、
前記光受容体は前記補正時間期間中は固定位置に止まり、あるいは
前記補正時間期間は、前記画像記録装置が動作して画像出力を生成する第2の動作時間期間とは同時並行せず、
前記補正時間期間中は前記光受容体に対するトナー供給は制限するか排除し、
前記補正時間期間中の前記第2の複数LEDの通電は、前記第2の複数LEDの通電により生成される画像の評価を目的とする前記第2の複数LEDの通電とは無関係とし、
前記第2の複数LEDの通電は、前記複数の群からの第1の群用のLEDの通電を含み、
前記第3の複数LEDの通電停止は、前記複数の群からの第2の群用のLEDの通電停止を含む、方法。
【請求項4】
前記印刷バーは複数のチップを含んでおり、前記方法はさらに、前記プロセッサを用い、前記複数のチップ内の各チップ上のLEDが前記第1の動作時間期間中にどの程度の頻度で通電されるかの特定を含み、
前記第2の複数のLEDの通電には、前記複数のチップからの第1のチップ上の全てのLEDの通電が含まれ、
前記第3の複数LEDの通電停止には、前記複数のチップからの第2のチップ上の全てのLEDの通電停止が含まれ、あるいは
前記第1の複数LED内のLEDは複数の中間調セルに分類され、前記方法はさらに、前記複数の中間調セル内の各中間調セルごとに前記プロセッサを用い、前記各中間調セル内のLEDが前記第1の動作時間期間中にどの程度頻繁に通電されるかの特定を含み、
前記第2の複数LEDの通電には、前記複数の中間調セル内の第1の中間調セルに対するLEDの通電が含まれ、
前記第3の含まれのLEDの通電停止には、前記複数の中間調セル内の第2の中間調セルに対するLEDの通電停止が含まれる、請求項4に記載の方法。
【請求項5】
光受容体と第1の複数LED付きLED印刷バーとを含む画像記録装置について発光ダイオード(LED)印刷バーを長寿命化しあるいは画像品質を改善するコンピュータ準拠方法であって、
少なくとも1つの特別にプログラムされたコンピュータ用のプロセッサを用い、前記第1の複数LED内のLEDが前記画像記録装置が動作して画像出力を生成する第1の動作時間期間中にどの程度の頻度で通電されるか特定し、
前記プロセッサを用い、前記第1の複数LED内の第2の複数LEDが前記第1の複数LED内の第3の複数LEDよりも少ない回数通電されたことを判定し、
補正時間期間中に前記プロセッサを用い、前記第2の複数LEDを通電するとともに前記第3の複数LEDを通電停止し、
前記補正時間期間は前記動作時間期間とは同時並行し、
前記第2の複数LEDは前記光受容体の文書内領域(IDZ)に整列しており、あるいは
前記補正時間期間は前記動作時間期間とは同時並行せず、
前記光受容体は前記補正時間期間中は固定位置に止まり、あるいは
前記補正時間期間は前記動作時間期間とは同時並行せず、
前記補正時間期間中は前記光受容体に対するトナー供給は制限するか排除する、方法。
【請求項6】
長寿命化発光ダイオード(LED)印刷バーを有し、あるいは画像品質を改善する画像記録装置であって、
光受容体と、第1の複数LEDを有するLED印刷バーと、
少なくとも1つの特別にプログラムされたコンピュータ用のプロセッサで、
前記画像記録装置が動作して画像出力を生成している第1の動作時間期間中に前記第1の複数LED内のLEDがどの程度の頻度で通電されるか特定し、
前記第1の複数LED内の第2の複数LEDが前記第1の複数LED内の第3の複数LEDよりも少ない回数通電されたことを判定し、
前記第2の複数LEDが前記光受容体上の文書内領域(IDZ)に整列する際に、所定の補正時間期間に亙り前記第2の複数LEDに通電し、
前記補正時間期間中に前記第3の複数LEDを通電停止し、前記補正時間期間は、前記画像記録装置が動作して画像出力を生成する第2の動作時間期間と同時並行し、
前記補正時間期間中の前記第2の複数LEDの通電は、前記第2の複数LEDの通電により生成される画像の評価を目的とする前記第2の複数LEDの通電とは無関係とし、あるいは
前記プロセッサは、
前記第1の複数LEDから複数LED群を選択し、
前記複数LED群中の各LED群ごとに、該各LED群中のLEDが前記第1の時間期間中にどの程度の頻度で通電されるか特定し、
前記第2の複数LEDの通電は、前記複数の群からの第1の群用のLEDの通電を含み、
前記第3の複数LEDの通電停止は、前記複数の群からの第2の群用のLEDの通電停止を含む、画像記録装置。
【請求項7】
前記印刷バーは複数のチップを含み、
前記プロセッサは、前記複数のチップ内の各チップ上のLEDが前記第1の動作時間期間中にどの程度の頻度で通電されるか特定し、
前記第2の複数LEDの通電は、前記複数のチップからの第1のチップ上の全てのLEDの通電を含み、
前記第3の複数LEDの通電停止は、前記複数のチップからの第2のチップの全てのLEDの通電停止を含み、あるいは
第1の複数LED内の前記LEDは複数の中間調セルに分類され、
前記プロセッサは前記複数の中間調セル内の各中間調セルごとに、前記各中間調セル内のLEDが前記第1の動作時間期間中にどの程度の頻度で通電されるか特定し、
前記第2の複数LEDの通電には、前記複数の中間調セル内の第1の中間調セルに対するLEDの通電が含まれ、
前記第3の複数LEDの通電停止には、前記複数の中間調セル内の第2の中間調セルに対するLEDの通電停止が含まれ、あるいは
前記プロセッサは、前記第1の複数LED内の第4の複数LEDのLEDが前記第1の動作時間期間中に通電される平均回数が前記第1の複数LED内のLEDが前記第1の動作時間期間中に通電される平均回数未満であることを判定し、
前記第2の複数LEDの通電は、前記第4の複数LEDの通電を含み、
前記第3の複数LEDの通電停止は、前記第4の複数LEDを除く前記第1の複数LED用のLEDの通電停止を含み、あるいは
個別IDZの第1の部分は該個別IDZの前記第1の部分に作成された画像の評価を目的とする前記画像記録装置の動作用に用いられ、
前記プロセッサは、
前記第2の複数LEDの通電に必要な前記IDZの第2の部分を選択し、
前記画像記録装置を動作させ、前記IDZの前記第1の部分と前記第2の部分とが前記補正時間期間中に重複しないようにする、請求項6に記載の画像記録装置。
【請求項8】
長寿命化発光ダイオード(LED)印刷バーを有し、あるいは画像品質を改善する画像記録装置であって、
光受容体と、
第1の複数LEDを有するLED印刷バーと、
少なくとも1つの特別にプログラムされたコンピュータ用のプロセッサで、
前記画像記録装置が動作して画像出力を生成する第1の動作時間期間中に前記第1の複数LED内のLEDがどの程度の頻度で通電されるか特定し、
前記第1の複数LED内の第2の複数LEDが前記第1の複数LED内の第3の複数LEDよりも少ない回数通電されたことを判定し、
所定の補正時間期間に亙り前記第2の複数LEDを通電し、
前記補正時間期間中、前記第3の複数LEDを通電停止し、
前記補正時間期間は、前記画像記録装置が動作して画像出力を生成する第2の動作時間期間とは同時並行せず、
前記光受容体は前記補正時間期間中は固定位置に止まり、あるいは
前記補正時間期間は、前記画像記録装置が動作して画像出力を生成する第2の動作時間期間とは同時並行せず、
前記補正時間期間中は前記光受容体に対するトナー供給は制限するか排除し、あるいは
前記第1の複数LED内の前記LEDは複数の中間調セルに分類され、
前記プロセッサは前記複数の中間調セル内の各中間調セルごとに、前記各中間調セル内のLEDが前記第1の動作時間期間中にどの程度の頻度で通電されるか特定し、
前記第2の複数LEDの通電には、前記複数の中間調セル内の第1の中間調セルに対するLEDの通電が含まれ、
前記第3の複数LEDの通電停止には、前記複数の中間調セル内の第2の中間調セルに対するLEDの通電停止が含まれる
前記プロセッサとを備える、画像記録装置。
【請求項9】
前記印刷バーは複数のチップを含み、
前記プロセッサは前記複数のチップ内の各チップ上のLEDが前記第1の動作時間期間中にどの程度の頻度で通電されるか特定し、
前記第2の複数LEDの通電は、前記複数のチップからの第1のチップ上のLEDの通電を含み、
前記第3の複数LEDの通電停止は、前記複数のチップからの前記第2のチップのLEDの通電停止を含み、あるいは
前記プロセッサは、
前記第1の複数LEDから複数LED群を選択し、
前記複数LED群中の各LED群ごとに、前記各LED群中のLEDが前記第1の時間期間中にどの程度の頻度で通電されるか特定し、
前記第2の複数LEDの通電は、前記複数の群からの第1の群用のLEDの通電を含み、
前記第3の複数LEDの通電停止は、前記複数の群からの第2の群用のLEDの通電停止を含み、あるいは
前記プロセッサは、前記第1の複数LED内の第4の複数LEDのLEDが前記第1の動作時間期間中に通電される平均回数が前記第1の複数LED内のLEDが前記第1の動作時間期間中に通電される平均回数未満であることを判定し、
前記第2の複数LEDの通電は、前記第4の複数LEDの通電を含み、
前記第3の複数LEDの通電停止は、前記第4の複数LEDを除く前記第1の複数LED用のLEDの通電停止を含む、請求項8に記載の画像記録装置。
【請求項10】
長寿命化発光ダイオード(LED)印刷バーを有し、あるいは画像品質を改善する画像記録装置であって、
光受容体と、
第1の複数LEDを有するLED印刷バーと、
少なくとも1つの特別にプログラムされたコンピュータ用のプロセッサで、
前記画像記録装置が動作して画像出力を生成する第1の動作時間期間中に前記第1の複数LED内のLEDがどの程度の頻度で通電されるか特定し、
前記第1の複数LED内の第2の複数LEDが前記第1の複数LED内の第3の複数LEDよりも少ない回数通電されたことを判定し、
補正時間期間中に、前記第2の複数LEDに通電するとともに前記第3の複数LEDへの通電を停止し、
前記補正時間期間は前記動作時間期間とは同時並行し、
前記第2の複数LEDは前記光受容体の文書内領域(IDZ)に整列しており、あるいは
前記補正時間期間は前記動作時間期間とは同時並行せず、
前記光受容体は前記補正時間期間中は固定位置に止まり、あるいは
前記補正時間期間は前記動作時間期間とは同時並行せず、
前記補正時間期間中は前記光受容体に対するトナー供給は制限するか排除する
前記プロセッサとを備える、画像記録装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−116187(P2012−116187A)
【公開日】平成24年6月21日(2012.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−250183(P2011−250183)
【出願日】平成23年11月15日(2011.11.15)
【出願人】(596170170)ゼロックス コーポレイション (1,961)
【氏名又は名称原語表記】XEROX CORPORATION
【Fターム(参考)】