直管形蛍光灯器具
【課題】Ｌ形ダウンライト照明器具において、その部品基板１の縁とダウンライト取付穴８との干渉を最小限に留めることで、Ｌ形ダウンライト照明器具の取り付けを容易にする。
【解決手段】ダウンライト（部品基板１がＬ形を呈するＬ形ダウンライト）とこれを装着する天井材を備え、前記天井材にダウンライト取付穴を形成し、 前記ダウンライトを前記部品基板１が先となり前記反射笠２が後となるように傾けて前記ダウンライト取付穴に挿入する際に、前記挿入が容易となるように、前記部品基板１における前記Ｌ字状の外側のコーナー部Ｑの縁をなだらかな弧状に形成する。前記挿入は片口金形ランプの装着前になされる。
【解決手段】ダウンライト（部品基板１がＬ形を呈するＬ形ダウンライト）とこれを装着する天井材を備え、前記天井材にダウンライト取付穴を形成し、 前記ダウンライトを前記部品基板１が先となり前記反射笠２が後となるように傾けて前記ダウンライト取付穴に挿入する際に、前記挿入が容易となるように、前記部品基板１における前記Ｌ字状の外側のコーナー部Ｑの縁をなだらかな弧状に形成する。前記挿入は片口金形ランプの装着前になされる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明はＬ形ダウンライト照明器具を天井取付穴に挿入する際、その作業性を向上させたダウンライト照明器具の構造に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来の部品基板の形状は多角形で構成されており、Ｌ形ダウンライト照明器具をまわしながら挿入する際、部品基板の縁が天井取付穴に干渉し、取り付けが容易ではない場合があった。
そのため、部品基板前部の一部の形状をアーチ形にすることにより、部品基板と天井取付穴との間隔を広げることが出来る。その結果部品基板の縁と天井取付穴との干渉が少なくなり、Ｌ形ダウンライト照明器具の取り付けを容易にすることができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
本発明の目的は、Ｌ形ダウンライト照明器具において、その部品基板の縁とダウンライト取付穴との干渉を最小限に留めることで、Ｌ形ダウンライト照明器具の取り付けを容易にすることである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本発明は、部品基板前部の一部の形状をなだらかな弧状に形成する。
【発明の効果】
【０００５】
本発明は、部品基板前部の一部の形状をなだらかな弧状に形成ことで部品基板とダウンライト取付穴との間隔が広がり、それにより部品基板の縁と天井取付穴との干渉が最小限に少なくなり、その結果Ｌ形ダウンライト照明器具の取り付けを容易にすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
本発明の実施形態を図１〜図５を用いて説明する。図１〜図３は本発明に係る図面である。図４・図５は従来品に係る図面である。本発明の図１は従来の図４に対応し、本発明の図３は従来の図５に対応する。
本発明においては、下面側に開口し側面にランプ導入孔７を設けた反射笠２を備え、前記反射笠２の頂部に連結されそこからＬ字状に水平に延在する部品基板１を備え、前記部品基板１に連結されそこから垂下するソケット基板４を備え、前記ソケット基板４に固定されるソケット５を備え、前記ソケット５に装着されその主発光部が前記ランプ導入孔７を介して前記反射笠２の中央に位置する片口金形ランプ（図示省略）を備え、前記部品基板１の下面側に配置する点灯用部品３を備え、
以上のように構成されるダウンライト（部品基板１がＬ形を呈するＬ形ダウンライト）とこれを装着する天井材８０を備え、前記天井材８０にダウンライト取付穴８を形成し、
前記ダウンライトを前記部品基板１が先となり前記反射笠２が後となるように傾けて前記ダウンライト取付穴８に挿入する際に、前記挿入が容易となるように、前記部品基板１における前記Ｌ字状の外側のコーナー部Ｑの縁をなだらかな弧状に形成する。前記挿入は片口金形ランプの装着前になされる。
従来のコーナー部ｑには角Ａがあり、前記挿入の際にコーナー部ｑに属する角Ａが前記ダウンライト取付穴８の縁に当たり、スムーズな挿入を阻害する。本発明においてはコーナー部Ｑの縁をなだらかな弧状に形成したので、以上の当たりが緩和されスムーズな挿入が可能となる。
用語ダウンライト装置はダウンライトおよび天井材８０を含む。９は点灯用部品３の後方に配置する端子台である。反射板２の側面前部に一箇所、反射板２の側面後部に二箇所固定される支柱６を備え、支柱６の溝に上下にスライド可能な取付金具１０を備える。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】本発明に係るダウンライトの平面図
【図２】同ダウンライトをダウンライト取付穴に挿入する様子を示す斜視図
【図３】図２の平面図
【図４】図１に対応する従来品の平面図
【図５】図３に対応する同従来品の平面
【符号の説明】
１：部品基板
２：反射笠
３：点灯用部品
４：ソケット基板
５：ソケット
７：ランプ導入孔
８：ダウンライト取付穴
８０：天井材
Ｑ：コーナー部
【技術分野】
【０００１】
本発明はＬ形ダウンライト照明器具を天井取付穴に挿入する際、その作業性を向上させたダウンライト照明器具の構造に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来の部品基板の形状は多角形で構成されており、Ｌ形ダウンライト照明器具をまわしながら挿入する際、部品基板の縁が天井取付穴に干渉し、取り付けが容易ではない場合があった。
そのため、部品基板前部の一部の形状をアーチ形にすることにより、部品基板と天井取付穴との間隔を広げることが出来る。その結果部品基板の縁と天井取付穴との干渉が少なくなり、Ｌ形ダウンライト照明器具の取り付けを容易にすることができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
本発明の目的は、Ｌ形ダウンライト照明器具において、その部品基板の縁とダウンライト取付穴との干渉を最小限に留めることで、Ｌ形ダウンライト照明器具の取り付けを容易にすることである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本発明は、部品基板前部の一部の形状をなだらかな弧状に形成する。
【発明の効果】
【０００５】
本発明は、部品基板前部の一部の形状をなだらかな弧状に形成ことで部品基板とダウンライト取付穴との間隔が広がり、それにより部品基板の縁と天井取付穴との干渉が最小限に少なくなり、その結果Ｌ形ダウンライト照明器具の取り付けを容易にすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
本発明の実施形態を図１〜図５を用いて説明する。図１〜図３は本発明に係る図面である。図４・図５は従来品に係る図面である。本発明の図１は従来の図４に対応し、本発明の図３は従来の図５に対応する。
本発明においては、下面側に開口し側面にランプ導入孔７を設けた反射笠２を備え、前記反射笠２の頂部に連結されそこからＬ字状に水平に延在する部品基板１を備え、前記部品基板１に連結されそこから垂下するソケット基板４を備え、前記ソケット基板４に固定されるソケット５を備え、前記ソケット５に装着されその主発光部が前記ランプ導入孔７を介して前記反射笠２の中央に位置する片口金形ランプ（図示省略）を備え、前記部品基板１の下面側に配置する点灯用部品３を備え、
以上のように構成されるダウンライト（部品基板１がＬ形を呈するＬ形ダウンライト）とこれを装着する天井材８０を備え、前記天井材８０にダウンライト取付穴８を形成し、
前記ダウンライトを前記部品基板１が先となり前記反射笠２が後となるように傾けて前記ダウンライト取付穴８に挿入する際に、前記挿入が容易となるように、前記部品基板１における前記Ｌ字状の外側のコーナー部Ｑの縁をなだらかな弧状に形成する。前記挿入は片口金形ランプの装着前になされる。
従来のコーナー部ｑには角Ａがあり、前記挿入の際にコーナー部ｑに属する角Ａが前記ダウンライト取付穴８の縁に当たり、スムーズな挿入を阻害する。本発明においてはコーナー部Ｑの縁をなだらかな弧状に形成したので、以上の当たりが緩和されスムーズな挿入が可能となる。
用語ダウンライト装置はダウンライトおよび天井材８０を含む。９は点灯用部品３の後方に配置する端子台である。反射板２の側面前部に一箇所、反射板２の側面後部に二箇所固定される支柱６を備え、支柱６の溝に上下にスライド可能な取付金具１０を備える。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】本発明に係るダウンライトの平面図
【図２】同ダウンライトをダウンライト取付穴に挿入する様子を示す斜視図
【図３】図２の平面図
【図４】図１に対応する従来品の平面図
【図５】図３に対応する同従来品の平面
【符号の説明】
１：部品基板
２：反射笠
３：点灯用部品
４：ソケット基板
５：ソケット
７：ランプ導入孔
８：ダウンライト取付穴
８０：天井材
Ｑ：コーナー部
【特許請求の範囲】
【請求項１】
下面側に開口し側面にランプ導入孔を設けた反射笠を備え、前記反射笠の頂部に連結されそこからＬ字状に水平に延在する部品基板を備え、前記部品基板に連結されそこから垂下するソケット基板を備え、前記ソケット基板に固定されるソケットを備え、前記ソケットに装着されその主発光部が前記ランプ導入孔を介して前記反射笠の中央に位置する片口金形ランプを備え、前記部品基板の下面側に配置する点灯用部品を備え、
以上のように構成されるダウンライトとこれを装着する天井材を備え、前記天井材にダウンライト取付穴を形成し、
前記ダウンライトを前記部品基板が先となり前記反射笠が後となるように傾けて前記ダウンライト取付穴に挿入する際に、前記挿入が容易となるように、前記部品基板における前記Ｌ字状の外側のコーナー部の縁をなだらかな弧状に形成したことを特徴とするダウンライト装置。
【請求項１】
下面側に開口し側面にランプ導入孔を設けた反射笠を備え、前記反射笠の頂部に連結されそこからＬ字状に水平に延在する部品基板を備え、前記部品基板に連結されそこから垂下するソケット基板を備え、前記ソケット基板に固定されるソケットを備え、前記ソケットに装着されその主発光部が前記ランプ導入孔を介して前記反射笠の中央に位置する片口金形ランプを備え、前記部品基板の下面側に配置する点灯用部品を備え、
以上のように構成されるダウンライトとこれを装着する天井材を備え、前記天井材にダウンライト取付穴を形成し、
前記ダウンライトを前記部品基板が先となり前記反射笠が後となるように傾けて前記ダウンライト取付穴に挿入する際に、前記挿入が容易となるように、前記部品基板における前記Ｌ字状の外側のコーナー部の縁をなだらかな弧状に形成したことを特徴とするダウンライト装置。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【公開番号】特開２００６−１７３０７１（Ｐ２００６−１７３０７１Ａ）
【公開日】平成１８年６月２９日（２００６．６．２９）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００４−３８２６１３（Ｐ２００４−３８２６１３）
【出願日】平成１６年１２月１７日（２００４．１２．１７）
【出願人】（０００００５４７４）日立ライティング株式会社 (130)
【公開日】平成１８年６月２９日（２００６．６．２９）
【国際特許分類】
【出願日】平成１６年１２月１７日（２００４．１２．１７）
【出願人】（０００００５４７４）日立ライティング株式会社 (130)
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