説明

着脱式マフラー付き帽子

【課題】 帽子にガ−ゼ製マフラーをセットして,風が吹いても飛ばない,暑いときは汗も拭ける
着脱式マフラー付き帽子を提供する。
【解決手段】 帽子本体(1)に,帽子左右の側頭部(2)に穴を設け,更に左右の穴の付近に引き出し具(5)を設け,マフラーの長辺に平行に切れ目を設け(4),帽子の穴にマフラーを入れて,かぶる事により風か吹いても飛ばない,暑いときは汗を拭くことも出来る事を特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は,帽子をかぶって外で仕事をするとき,及び外出をして歩く際に風で飛ばされない
ように,暑いときは汗も拭けるようにした着脱式マフラー付き帽子に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来,帽子は風で飛ばされないように帽子から細いゴムや紐で顎にかけるようにして使用して来た。また,マフラーの中央部に開口穴を作る事により、被った帽子が飛ばされないように使用するマフラーとして提案されている。
(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000−239917図2
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これには次のような欠点があった。
帽子を飛ばないようにするために,紐やゴムで顎にかけて使用してきたが,夏の暑いときに外出すると汗が出ても,いちいちハンカチを取り出して拭くことが面倒であった。
また,帽子の左右の側頭部に穴をあけないでマフラーを使用すると帽子の両耳付近が折れて
しまって形が悪くなる。
本発明は,これらの欠点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
帽子の左右の側頭部に穴をあけ、長方形の長辺に平行に切れ目をいれたマフラーの両端を左右両方の穴から通し、顎で縛ることを可能とした着脱式マフラー付き帽子。
帽子(1)の側頭部に穴(2)を設け,マフラー(3)の長辺に平行に切れ目(4)を設け,引出し具(5)でマフラーの端を挟んで帽子の穴(2)に入れ引き出して使用する。
本発明は,以上の構成によりなる着脱式マフラー付き帽子。
【発明の効果】
【0006】
1.風が吹くと帽子が飛ぶのを防ぐ。
2.暑い時には直ぐ汗を拭くことが出来る。
3.マフラーの洗濯を頻繁にしなければならない場合でも簡単に外せる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】着脱式マフラー付き帽子を使用したことを示す斜視図である。
【図2】帽子の側頭部に穴を開けたことを示した側面図である。
【図3】マフラーの平面図である。
【図4】帽子にマフラーを取り付けた側面図である。
【図5】帽子底面図である。
【図6】引出し具の斜視図である。
【図7】引出し具の収納断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下発明の実施形態について説明する。
本発明は,帽子の左右の側頭部に穴をあけ、長方形の長辺に平行に切れ目をいれたマフラーの端を穴から通し、顎で縛ることを可能とした着脱式マフラー付き帽子である。
帽子(1)の側頭部の穴(2)に,マフラー(3)の端を引き出し具(5)で挟んで引き出し,図1のように使用する。
図6 図7は引き出し具の詳細である。蝶番部分の棒を引き出し具本体より出し、ガイド溝に沿って上下させることにより挟み部分の開閉を可能にした。
【符号の説明】
【0009】
1.帽子
2.帽子側頭部の穴
3.マフラー
4.マフラーの長辺に平行に設けた切れ目
5.マフラーの端を挟んで穴に入れる引出し具
6.引き出し具の挟み部
7.引出し具と帽子を繋ぐ紐
8.上下棒
9.上下棒ガイド溝

【特許請求の範囲】
【請求項1】
帽子本体(1)に帽子左右の側頭部(2)に穴を開け,マフラーの長辺に平行に切れ目(4)を設け,更にマフラーの端を挟む引き出し具(5)を設け着脱式マフラー付き帽子。
【請求項2】
請求項1に記載する着脱式マフラー付き帽子に使用するマフラーを,ガーゼ製マフラー・手ぬぐいまたはタオルに替えて使用する。
【請求項3】
請求項1に記載する着脱式マフラー付き帽子の引き出し具を使用しない時のための,端に硬い布を取りつけて使用するマフラー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−67876(P2013−67876A)
【公開日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−205554(P2011−205554)
【出願日】平成23年9月21日(2011.9.21)
【出願人】(510070843)