説明

瞬発力増強スケートシューズ

【課題】 スピードスケート、フイギュアスケート競技は、スタートダッシュ力、加速力、ジャンプ力、これら全てリンクを蹴る瞬発力は人間の筋力だけである。これでは人間の筋力に限界があることを解決すること。
【解決手段】 スケートリンクの競技では、スピードスケート、フイギュアスケート、アイスホッケーなどがあり、これら全て人間の筋力だけでリンクを蹴っていた。本発明では、スケートシューズをリンクに降ろしたとき人間の体重でバネ部材2を縮め、そこからリンクを蹴るときバネ部材2が伸びようとする力が人間の筋力に加わり瞬発力を増強させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スケートシューズに関し、特に、スケートシューズのブーツ1とブレード5間は伸び縮みさせて、そこにバネ部材2を嵌めて弾力を持たした瞬発力増強スケートシューズの改良に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のスケートシューズは、図1のブーツ1とブレード5は連結されており人間の筋力だけでスケートリンクを蹴っていたためスピード、ジャンプなどに限界があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
スピードスケートは、スタートダッシュ時、スケートリンクを滑る時の瞬発力、フィギュアスケートでは、スケートリンクを蹴ったジャンプ力など人の筋力だけで滑たりジャンプするのに限界があった。瞬発力増強スケートシューズはこれらを解決することを課題とする。
【問題を解決するための手段】
【0004】
請求項1の発明は、瞬発力増強スケートシューズのブーツ1とブレード5間にバネ部材2を嵌めているのでブーツ1とブレード5間は開いた状態から、スケートリンクの上に降ろすと、人間の体重が掛かりブーツ1とブレード5間は縮まる。そこからリンクを蹴るときバネ部材2は伸びようとしブレード5はリンクを押す力が働く、またブーツ1とブレード5間は反発することで人間の体は前におしだされ人間の筋力以上の瞬発力が増強される。
【0005】
請求項2の発明は、ブーツ1とブレード5間は、ストッパー部材4の底穴に引っ掛けシャフト部材3のシャフト部分を通したまま引っ掛けシャフト部材3はブレード5の前後2ヶ所に固定して、ストッパ部材4はブーツ1の前後2ヶ所に固定する。ストッパー部材4と引っ掛けシャフト部材3のシャフト部分がスライドする。これによりバネ部材2は伸びたり縮んだりすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
スケートをするとの瞬発力は、スピードスケート、フィギュアスケートでは、ダッシュ力、加速力、ジャンプ力など、すべて人の筋力だけで滑たりジャンプしていた。本発明は、人の筋力にバネ部材2の伸びようとする瞬発力加わり瞬発力が増強される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
図1は、瞬発力増強スケートシューズ断面図は、ストッパー部材4の底穴に引っ掛けシャフト部材3のシャフト部分を通したままストッパー部材4は、ブーツの前後底部2ヶ所固定している。ストッパー部材4の廻りをバネ部材2が巻くように嵌り引っ掛けシャフト部材3はブレード5の前後上面2ヶ所に固定されている。
【0008】
ストッパー部材4と引っ掛けシャフト部材3のシャフト部分がスライドすることでバネ部材2の伸びる力でブーツ1とブレード5間を反発させている。この状態からスケートリンクの上に人が立ったとき人間の体重が掛かりバネ部材2は縮み、そこから滑りリンクを蹴るときにバネ部材2は伸びようとする力が加わり瞬発力が増強される。
【産業上の利用可能性】
【0009】
本発明に係る瞬発力増強スケートシューズは、工業的に量産する事が可能であるため、産業上の利用可能性を有する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】 瞬発力増強スケートシューズ断面図
【図2】 バネ部材横図
【図3】 引っ掛けシャフト部材斜め上図
【図4】 ストッパ部材斜め上図
【符号の説明】
【0011】
1 ブーツ
2 バネ部材
3 引っ掛けシャフト部材
4 ストッパ部材
5 ブレード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ブーツ1とブレード5間に、バネ部材2を挟める。このバネ部材2は、図1は、蔓巻きバネを使用しているが他に板バネなどがある。また図1は、前後2ヶ所だが2ヶ所以上にしてもよい。ことを特徴とする瞬発力増強スケートシューズ
【請求項2】
ブーツ1とブレード5間は、ストッパー部材4の底穴に引っ掛けシャフト部材3のシャフト部分を通しブーツ1とブレード5間がスライドし開たり狭くなることを特徴とする瞬発力増強スケートシューズ

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−11328(P2009−11328A)
【公開日】平成21年1月22日(2009.1.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−381311(P2005−381311)
【出願日】平成17年12月27日(2005.12.27)
【出願人】(505195465)
【Fターム(参考)】