説明

磁石を利用した遊具

【課題】 従来の永久磁石や電磁石の吸引力や反発力を利用した装置は重力に対して物体を浮上させることが主体で、ヒト自身が浮遊感を楽しむための遊具としては報告がされなかった。
【解決手段】 電磁石、若しくはネオジム磁石等強力な永久磁石を地上に敷き、ネオジム磁石等強力な永久磁石を靴底に固定した専用靴を履いたヒトが地上に敷かれた磁石の上でバランスを取り、互いの反発力によって磁気浮上する。従来磁気浮上させた物体は位置センサ等によりバランスを保っていたが、ヒト自身のバランス感覚に委ねる事により、スポーツ性が生まれ、遊具となり得る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、板磁石を磁気浮上させる装置に関するもので、靴底に磁石を固定した専用靴を履いたヒト自身が地面に敷かれた靴底と反発する磁石の上でバランスを取ることにより浮遊感を楽しむ遊具としても利用できるようにしたものである。
【背景技術】
【0002】
従来、モーターや回転体などの非接触軸受けや、搬送体の磁気浮上などとして、永久磁石や電磁石の吸引力や反発力を利用した装置、さらにマイスナー効果に基づく反磁性を利用した磁気浮上装置などが多数報告されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、重力に対して物体を浮上させることが主体で、ヒト自身が浮遊感を楽しむための遊具としては報告がされなかった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係わる磁石の反発力を利用した遊具において、地上に敷かれた磁石は電磁石、若しくはネオジム磁石等強力な永久磁石を用い、磁気浮上させる板状磁石を靴底に固定した専用靴にはネオジム磁石等強力な永久磁石を用い、互いの反発力によって磁気浮上させる。従来磁気浮上させた物体は位置センサ等によりバランスを保っていたが、ヒト自身のバランス感覚に委ねる事により、スポーツ性が生まれ、遊具となり得る。
【発明の効果】
【0005】
以上説明したように、従来磁気浮上させたものは位置センサ等によりバランスを保っていたが、ヒト自身のバランス感覚に委ねる事により、スポーツ性が生まれ、遊具となり得る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
スケートリンクのように地上に電磁石若しくはネオジム磁石等強力な永久磁石を張り巡らし、ヒトがそれぞれの体重に合わせた1〜2センチメートル程度の厚さのネオジム磁石等強力な永久磁石を靴底に固定した丈夫な専用靴を履いて自身の身体を数センチ磁気浮上させてバランスを取ることにより、浮遊感を楽しむことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】磁気浮上させた状態を横から見た簡単な図
【符号の説明】
【0008】
1 電磁石若しくはネオジム磁石等の強力な永久磁石
2 ネオジム磁石等強力な永久磁石を固定した靴底
3 丈夫な専用靴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
地上に敷かれた磁石と靴底に磁石を固定した専用靴の反発力によって浮力と推進力を得、且つヒト自身がその専用靴を履いて地上に敷かれた磁石の上でバランスを取ることにより浮遊感を楽しむことの出来る遊具。

【図1】
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【公開番号】特開2006−187373(P2006−187373A)
【公開日】平成18年7月20日(2006.7.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−382975(P2004−382975)
【出願日】平成16年12月28日(2004.12.28)
【出願人】(505038243)
【Fターム(参考)】