組立式引出し付き事務棚の機構

【課題】組立式引出し付き事務棚の構造の提供。
【解決手段】本発明は一種の組立式引出し付き事務棚の機構に関わるものである。主に、棚体及び引出し組を有する。該棚体は結合筐体、後部棚板、両側棚板、上部棚板及び下部棚板より組み合わせて構成する。該結合筐体は管部材を囲んで構成し、その四つのフレーム部材は該上・下棚及び前方に接続する端縁に締結し、各該棚板が接続する縁は、それぞれ屈折して掛け合い縁と結合溝などを形成する。該引出しの両側はそれぞれ滑りレールにより該棚体側板内部の所定場所に接続し、その上において摺動可能とし、該引出しは引出し前板、二つの引出し側板、引出し底板より組み合わせて構成する。各引出し板部材が接続する縁は、それぞれ屈折して掛け合い縁と結合溝などを形成し、互いに締結する。
前記の構成要素を組み合わせることにより、該棚体と該引出しの各板部材はそれぞれ単独に形成し、板部材同士は簡単、便利、かつ迅速に組み合わせることができる。全体的に収納と輸送の便利を図る組立式引出し付き事務棚である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は一種の引出し付き事務棚の機構、特に棚体と引出し板体との締結方式により、棚体と引出し機構の部品製造工程の簡素化を図り、迅速に組み立てでき、製品の輸送と収納スペースを軽減できる。
【背景技術】
【０００２】
引出し付き事務棚の機構は、主に棚体と引出し組より構成し、物品を収納する空間を提供し、室内空間を整えて、美観の効果を提供する。現在の事務棚の組立技術は、固定式と組立式に大別できる。固定式は該棚体と引出しの板部材を加工するときに、そのまま使用可能な製品に仕上げる。一方、組立式は該板部材を部品に作り上げて、後に製品実体を組み立てる。
【０００３】
通常の固定式引出し付き事務棚の機構について、該棚体は板部材を連結に必要な板部材を形成した上、各板部材の端縁を連結して組み立てた後、収容空間を備えた棚体を形成する。置物引出し機構の製造技術も同じく、部品の前板、二つの側板、後部板、底板などの板部材を溶接又はねじ込み方式により、各板部材を連結して仕上げる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、公知技術の棚体の機構を製造するときは、各板部材を連結する縁は適宜に屈折加工を行い、連結場所の縁を提供し、該対応した連結の縁部を溶接固定するため、生産コストがアップするほか、棚体と引出し製品の材積に制限を受け、変更できない。収納空間と輸送が不便で、経済効果を見出せない。
【０００５】
本発明は一種の組立式引出し付き事務棚の機構に関わるものである。主に、棚体及び引出し組を有する。該棚体は結合筐体、後部棚板、両側棚板、上部棚板及び下部棚板より組み合わせて構成する。該結合筐体は管部材を囲んで構成し、その四つのフレーム部材は該上・下棚及び前方に接続する端縁に締結し、各該棚板が接続する縁は、それぞれ屈折して締結縁と結合溝などを形成する。該引出しの両側に滑りレールを該棚体側板の所定場所に接続し、その上において摺動する。該引出しは引出し前板、二つの引出し側板、引出し底板及び引出し後部板より組み合わせて構成する。各引出し板部材が接続する縁は、それぞれ屈折して掛け合い縁と結合溝などを形成し、互いに締結する。前記の構成要素を組み合わせることにより、該棚体と該引出しの各板部材はそれぞれ単独に形成し、板部材同士は簡単、便利、かつ迅速に組み合わせることができる。全体的に収納と輸送の便利を図る組立式引出し付き事務棚である。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
請求項１の発明は、棚板及び少なくとも一つの引出しを含み、
該棚板は結合筐体、後部棚板、二つの棚板、上部棚板及び下部棚板より組み合わせて構成し、そのうち、該結合筐体は管部材の囲みにより構成し、その四つのフレームを該上・下及び両側棚板前方に連結する端縁の溝部に締結し、該棚板と結合筐体と結合する端縁は、屈折して掛け合い縁と結合溝などを締結結合し、
該引出しはその両側にそれぞれ滑りレールにより該棚体側板内部の所定場所に接続し、その上において摺動可能とし、該引出しは引出し前板、二つの引出し側板、引出し底板より組み合わせて構成し、各引出し板部材が接続する縁は、それぞれ屈折して掛け合い縁と結合溝などを形成し、互いに締結することを特徴とする組立式引出し付き事務棚の構造としている。
請求項２の発明は、該棚体を組み立てるとき、該側面棚板と下部棚板を締結した上、該結合筐体を該側面棚板と下部棚板との間に締結し、該上部棚板を凹んだ棚体を組み立てた後、該後部棚板を該棚板後部に組み立てることを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造としている。
請求項３の発明は、該上部棚板は該棚体の内側端縁と該側面棚板に向かって、Ｌ字型の固定部材をそれぞれ設け、該上部棚板の側面縁に距離を有する装入溝を形成し、各側面棚板上部の板部材の端縁は該上部棚板が連結する端縁の装入溝に締結し、確実に固定することを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造としている。
請求項４の発明は、そのうち、各側面棚板と上・下棚体周りの前方の内側より囲まれた棚板は、引き込み方式屈折して結合溝を形成し、該結合筐体は該側面棚板と下部棚板と組み立てた溝に穿設した上、該上部棚板を囲んで押さえることにより、該結合筐体を周りの結合溝に締結し、該棚体の連結を安定させることを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造としている。
請求項５の発明は、該側面棚板下部の内側部分は引き込み方式屈折して、結合溝を形成し、該下部棚板両側の端縁は外向きにして引き込み方式により、締結縁を備えた突起状の掛け合い縁を形成し、該結合溝に囲むことができることを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造としている。
請求項６の発明は、該側面棚板及び上・下棚板周りの内側部分に囲まれた棚板は、引き込み方式により、突起状の掛け合い縁を形成し、該後部棚板四つの辺に接続する端縁は、引き込み方式により、外向きにして結合溝を設け、各結合溝を該掛け合い縁の装入に備えることを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造としている。
請求項７の発明は、そのうち、該側面棚板内側の対応する所定場所に、組立孔を備えた固定フレームを設けて、該滑りレールの接続を提供することを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造としている。
請求項８の発明は、該引出し前板の下部は引き込み方式により、結合溝を結合し、該引出し底板前方に連結する端縁は外向きにして、引き込み方式により屈折して掛け合い縁を形成し、該結合溝に締結することを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造としている。
請求項９の発明は、該引出し前板は、引き込み方式により、傾斜角度を有する結合溝を形成し、該引出し側板の前方に、外向きにして引き込み方式により、掛け合い縁を形成し、該結合溝を掛け合い、所定の角度を回して、該掛け合い縁を該結合溝へ確実に固定することを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造としている。
請求項１０の発明は、該引出し側板後部両側は、引き込み方式により、結合縁を形成し、該引出し後部板の両側は、外向きにして引き込み方式により、屈折して掛け合い縁を形成し、上から下へ該結合縁を穿設、確実に固定することを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造としている。
請求項１１の発明は、該引出し側板、引出し後部板の下部と該引出し底板と連結する端縁は、内側に屈折した折れ縁を設けて、該折れ縁に締結することを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造としている。
請求項１２の発明は、該引出し後部板の適切な場所に、引き込んで固定するためのフランジをプレス加工し、該引出し底板の固定に備えることを特徴とする請求項１１記載の組立式引出し付き事務棚の構造としている。
請求項１３の発明は、そのうち、該引出し側板に対応する二つの所定場所に凹字型の連結片を設けることを特徴とする請求項１０記載の組立式引出し付き事務棚の構造としている。
【発明の効果】
【０００７】
前記した説明のとおり、本発明は従来の技術に比べて、以下の効果を有する：
１．生産コストの低減、本発明の各板部材は結合縁に複数の折り曲げ方式により屈折した掛け合い縁又は接合縁を形成する。生産加工のとき、屈折加工により、各板部材の基本形態を形成し、公知技術のような板部材による溶接加工を不要のため、生産コスト低減の効果を有する。２．組立手順の簡素化、本発明は組み立てるとき、該屈折した連結縁を対応して掛け合うだけ、ねじによる連結を減少し、迅速に収容空間を備えた棚体機構を組み立てることができるため、組立フローを有効に簡素化できる。３．産業競争力の向上、本発明の引出し付き事務棚は、順番に掛け合うことにより組み立てるため、組み立てる前、各板部材は重ねて包装でき、製品の輸送と収納空間を減少し、物流コストを軽減し、産業により良い競争力を提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００８】
まず、図１〜６に示すとおり本発明の引出し付き事務棚は主に、棚体１０と複数の該棚体１０内部に摺動可能な引出し２０より構成する。
【０００９】
そのうち、該棚体１０は、結合筐体１１、後部棚板１２、二つの側板１３、１４、上部棚板１５及び下部棚体１６より組み合わせて構成する。該結合筐体１１は管部材を囲んで構成し、その四つのフレーム部材は該上・下棚１５、１６及び側面棚板１３、１４の前方に接続する縁の結合溝に締結する。各棚体１２、１３、１４、１５同士を連結する端縁は、屈折して互いに締結する掛け合い縁と結合溝を形成する。該上部棚板１５は該棚体１０の内側と該側面棚板１３、１４はそれぞれＬ字型の固定部材１５１に連結し、該側面縁に距離を有する装入溝１５２を形成する。前方の内側は、引き込み屈折により、結合溝１５３を形成し、後部に対応する内側場所は、引き込み屈折により、突起状の掛け合い縁１５４を形成する。
【００１０】
該側面棚板１３、１４の上部板部材の端縁は、該上部棚板１５の接続端縁の装入溝１５２に締結し固定する。該二つの側面棚板１３、１４の前方と下方の内側場所は引き込み屈折により、結合溝１３１、１３２、１４１、１４２をそれぞれ形成し、後部の内側場所は、引き込み屈折により、突起状の掛け合い縁１３３、１４３を形成する。各側面棚板１３、１４内側に対応する所定の場所に、二つの固定フレーム１３４、１４４を設け、その間に組立孔１３５、１４５を組み入れて、該滑りレール３０の接続に備える。
【００１１】
該下部棚板１６前方の内側場所に、引き込み屈折により結合溝１６１を形成し、両側の端縁に外向きにして、引き込み屈折により、締結縁１６２を形成し、突起状の掛け合い縁１６３を設けて、各該側面棚板１３、１４下部の結合溝１３２、１４２の装入に備える。さらに、後部内側の場所に、引き込み屈折により突起状の掛け合い縁１６４を設ける。
【００１２】
該後部棚板１２四つの連結端縁は引き込み屈折により、外向きにして、かみ合う結合溝１２１を形成し、該側面棚板１３、１４及び上・下棚板１５、１６の掛け合い縁１３３、１４３、１５４、１６４に掛け合って、若干数の栓部材により締結される。
【００１３】
図１０〜１２に示すとおり、該引出し２０の両側は滑りレール３０により、該棚体側板１３、１４に備える固定フレーム１３４、１４４の組立孔１３５、１４５に連結し、その上において摺動する。該引出し２０は引出し前板２１、二つの引出し側板２２、２３、引出し後部板２４及び引出し底板２５より組み合わせて構成する。該引出し前板２１の下部は引き込み屈折により、結合溝２１１を形成し、両側は引き込み屈折により傾斜角度を有する結合溝２１２を形成する。
【００１４】
該引出し側板２２、２３の前方に連結する端縁は外向きにして、装入縁２２１、２３１を形成し、後部両側は引き込み屈折により結合縁２２２、２３２を形成し、下部は引き込み屈折により、折れ縁２２３、２３３を設ける。該引出し側板２２、２３の対応する所定場所に、凹字型の連結片２２４、２３４をそれぞれ設け、該滑りレール３０の接続に備える。
【００１５】
該引出し後部板２４三つの端縁は外向きにして、引き込み屈折により掛け合い縁２４１を形成し、下部は引き込み屈折により折れ縁２４２を形成する。さらに、板部材の適切な場所に内側に固定用のフランジ２４３をプレス加工する。
【００１６】
該引出し底板２５の前方に連結する端縁は外向きにして、引き込み屈折により掛け合い縁２５１を形成し、該三つの端縁はそれぞれ外向きにして、屈折して折れ目２５２を形成し、それぞれの折れ縁２２３、２３３、２４１に掛け合う。
【００１７】
前記の構成要素を組み合わせることにより、該棚体と引出しの板部材はそれぞれ単独に形成できる。板体同士が互いに接続する端縁により、屈折して形成する掛け合い縁と結合溝を掛け合い、板部材同士の簡単、かつ、迅速に接続及び組立を実現し、収納空間と輸送が便利な組立式引出し付き事務棚の機構を有する。
【００１８】
本発明の構造と特長、応用技術と予期効果のさらなる理解を図るため、本発明の組立方式を以下のとおり詳細説明する。
【００１９】
該棚体１０を組み立てるとき、図７に示すとおり、該側面棚板１３、１４下部の結合溝１３２、１４２の端縁を該下部棚板１６の締結縁１６２に締結し、該掛け合い縁１６３を該結合溝１３２、１４２に挿入固定する。引き続き、該結合筐体１１は該固定フレーム１３４、１４４の誘導により穿設、該結合溝１３１、１４１の外部（図８）に止まる。該上部棚板１５と該両側棚板１３、１４を結合するときは、該両側棚板１３、１４上部の板部材を該上部棚板１５の装入溝１５２にそれぞれ装入し固定する。該上部棚板１５は該結合筐体１１を同時に押さえて、該下部棚板１６の方向に移動した上、該結合筐体１１を各棚板の結合溝１３１、１４１、１５３、１６１に押さえて締結する（図９）。該結合筐体１１と組み合わせて該棚板に装入する構造により、該棚体１０全体機構の強度を強化し、該棚体１０の棚部材の連結をより安定させ、歪みの軽減を図る。最後に、該棚板１２の結合溝１２１を該掛け合い縁１３３、１４３、１５４、１６４に装入し、該棚体１０の組立を完了する。
【００２０】
該引出し２０を組み立てるとき、図１３、１４に示す、該引出し側板２２、２３を該引出し前板２１に平行する状態にして、該装入縁２２１、２３１を該引出し前板２１の結合溝２１２に掛け合い、該引出し前板２１を回し垂直状態にして、該装入縁２２１、２３１を該結合溝２１２へ確実に締結する。引き続き、該引出し後部板２４を上から下へ、該引出し側板２２、２３後部の結合縁２２２、２３２に穿設、該掛け合い縁２４１を該結合縁２２２、２３２へ確実に締結する。最後に、該引出し底板２５を該引出し側板３２、２３、引出し前板２１及び引出し後部板２４より囲まれた底面に組み込み、該引出し底板２５前方の掛け合い縁２５１を該結合溝２１１に掛け合う。一方、その三つの折れ目２５２は該折れ縁２２３、２３３、２４２に締結し、該引出し後部板２４のフランジ２４３によって、該引出し底板２５を固定しておく、該引出し底板２５の引き起し又は変移を防止する。さらに、栓部材を該引出し底板２５前方に設ける掛け合い縁２５１、結合溝２１１、引出し側板２２、２３後部の結合縁２２２、２３２と引出し後部板２４上部の掛け合い縁２４１にねじ込み該引出し２０機構の組立を完了する。
【００２１】
本発明の棚体と引出し板部材との組立は、該板部材同士が接続する端縁場所に複数又は一つの折り曲げ引き込み方式を運用し、凹み溝状の結合溝又はフランジ形状の掛け合い縁を一体化成型し、各結合溝と掛け合い縁を締結する方式により、隣り合う板部材同士の締結固定機能を実現する。本発明の技術は以下の二つの効果を達成できる。各板部材を生産するとき、板部材の屈折加工のみ、公知技術の板部材の溶接加工を省略し、生産コスト低減の効果を有する。各板部材を組み立てるとき、該掛け合い縁と接合縁を互いに掛け合うことで、組立工程を簡素化と迅速組立の効果を有する。本発明の組立式引出し付き事務棚の機構は該板部材を板部材単体の状態を組み立てる前に、重ねて包装でき、包装材の使用を軽減し、製品の輸送と収納が有利、物流コストを軽減し、産業競争力の強化に寄与する。
【００２２】
前記した説明より、本発明の組立式引出し付き事務棚の機構は、各板部材の引き込み方式により結合溝と掛け合い縁の設計のため、各板部材同士を締結し棚体と引出し機構に結合する。板部材の製造及び組立工程の簡素化を実現しているほか、より良い組立固定方式により、製品の輸送と収納空間を減少し、全体の産業実用性とコスト効果を有する。本発明の機構は書誌又は公開使用が見当たらないため、発明特許の出願要件に合致している。よって、ご審査許可をお願いする。
【００２３】
本発明は一種の引出し付き事務棚の機構、特に棚体と引出し板体との締結方式により、棚体と引出し機構の部品製造工程の簡素化を図り、迅速に組み立てでき、製品の輸送と収納スペースを軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【００２４】
【図１】本発明の引出し付き事務棚の立体外観概略図である。
【図２】本発明の引出し付き事務棚の使用態様概略図である。
【図３】本発明の引出し付き事務棚の立体分解図である。
【図４】本発明の引出し付き事務棚棚体の上、両側の棚体の組立断面概略図である。
【図５】本発明の引出し付き事務棚棚体の下、両側の棚体の組立断面概略図である。
【図６】本発明の引出し付き事務棚棚体の後部、両側の棚体の組立断面概略図である。
【図７】本発明の引出し付き事務棚の組立フロー概略図である。
【図８】本発明の引出し付き事務棚結合筐体の組立作動概略図である。
【図９】本発明の引出し付き事務棚の結合筐体と上部棚板の組立作動概略図である。
【図１０】本発明の引出し付き事務棚引出しの立体分解図である。
【図１１】本発明の引出し付き事務棚引出しの組立断面概略図である。
【図１２】本発明の引出し付き事務棚引出しの局所組立断面概略図である。
【図１３】本発明の引出し付き事務棚引出しの組立フロー概略図である。
【図１４】本発明の引出し付き事務棚の前板と引出し側板の組立作動概略図である。
【符号の説明】
【００２５】
１０棚体
１１結合筐体
１２後部棚板
１２１、１３１、１４１、１３２、１４２、１５３、１６１、２１１、２１２結合溝
１３、１４側面棚板
１３３、１４３掛け合い縁
１３４、１４４固定フレーム
１３５、１４５組立孔
１５上部棚板
１５１固定部材
１５２装入溝
１５４掛け合い縁
１６下部棚板
１６２締結縁
１６３、１６４掛け合い縁
２０引出し
２１引出し前板
２２、２３引出し側板
２２１、２３１装入縁
２２２、２３２結合縁
２２３、２３３折れ縁
２２４、２３４連結片
２４引出し後部板
２４１掛け合い縁
２４２折れ縁
２４３フランジ
２５引出し底板
２５１掛け合い縁
２５２折れ目
３０滑りレール

【特許請求の範囲】
【請求項１】
棚板及び少なくとも一つの引出しを含み、
該棚板は結合筐体、後部棚板、二つの棚板、上部棚板及び下部棚板より組み合わせて構成し、そのうち、該結合筐体は管部材の囲みにより構成し、その四つのフレームを該上・下及び両側棚板前方に連結する端縁の溝部に締結し、該棚板と結合筐体と結合する端縁は、屈折して掛け合い縁と結合溝などを締結結合し、
該引出しはその両側にそれぞれ滑りレールにより該棚体側板内部の所定場所に接続し、その上において摺動可能とし、該引出しは引出し前板、二つの引出し側板、引出し底板より組み合わせて構成し、各引出し板部材が接続する縁は、それぞれ屈折して掛け合い縁と結合溝などを形成し、互いに締結することを特徴とする組立式引出し付き事務棚の構造。
【請求項２】
該棚体を組み立てるとき、該側面棚板と下部棚板を締結した上、該結合筐体を該側面棚板と下部棚板との間に締結し、該上部棚板を凹んだ棚体を組み立てた後、該後部棚板を該棚板後部に組み立てることを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造。
【請求項３】
該上部棚板は該棚体の内側端縁と該側面棚板に向かって、Ｌ字型の固定部材をそれぞれ設け、該上部棚板の側面縁に距離を有する装入溝を形成し、各側面棚板上部の板部材の端縁は該上部棚板が連結する端縁の装入溝に締結し、確実に固定することを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造。
【請求項４】
そのうち、各側面棚板と上・下棚体周りの前方の内側より囲まれた棚板は、引き込み方式屈折して結合溝を形成し、該結合筐体は該側面棚板と下部棚板と組み立てた溝に穿設した上、該上部棚板を囲んで押さえることにより、該結合筐体を周りの結合溝に締結し、該棚体の連結を安定させることを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造。
【請求項５】
該側面棚板下部の内側部分は引き込み方式屈折して、結合溝を形成し、該下部棚板両側の端縁は外向きにして引き込み方式により、締結縁を備えた突起状の掛け合い縁を形成し、該結合溝に囲むことができることを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造。
【請求項６】
該側面棚板及び上・下棚板周りの内側部分に囲まれた棚板は、引き込み方式により、突起状の掛け合い縁を形成し、該後部棚板四つの辺に接続する端縁は、引き込み方式により、外向きにして結合溝を設け、各結合溝を該掛け合い縁の装入に備えることを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造。
【請求項７】
該側面棚板内側の対応する所定場所に、組立孔を備えた固定フレームを設けて、該滑りレールの接続を提供することを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造。
【請求項８】
該引出し前板の下部は引き込み方式により、結合溝を結合し、該引出し底板前方に連結する端縁は外向きにして、引き込み方式により屈折して掛け合い縁を形成し、該結合溝に締結することを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造。
【請求項９】
該引出し前板は、引き込み方式により、傾斜角度を有する結合溝を形成し、該引出し側板の前方に、外向きにして引き込み方式により、掛け合い縁を形成し、該結合溝を掛け合い、所定の角度を回して、該掛け合い縁を該結合溝へ確実に固定することを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造。
【請求項１０】
該引出し側板後部両側は、引き込み方式により、結合縁を形成し、該引出し後部板の両側は、外向きにして引き込み方式により、屈折して掛け合い縁を形成し、上から下へ該結合縁を穿設、確実に固定することを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造。
【請求項１１】
該引出し側板、引出し後部板の下部と該引出し底板と連結する端縁は、内側に屈折した折れ縁を設けて、該折れ縁に締結することを特徴とする請求項１記載の組立式引出し付き事務棚の構造。
【請求項１２】
該引出し後部板の適切な場所に、引き込んで固定するためのフランジをプレス加工し、該引出し底板の固定に備えることを特徴とする請求項１１記載の組立式引出し付き事務棚の構造。
【請求項１３】
そのうち、該引出し側板に対応する二つの所定場所に凹字型の連結片を設けることを特徴とする請求項１０記載の組立式引出し付き事務棚の構造。

【図１】